JP2014225861A - 通信装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ピアツーピアモードで無線通信をする場合、通信を正常に行うことができるようにする。
【解決手段】 アクセスポイントを介する通信を行う第1の通信モードと、通信相手装置とピアツーピアモードで通信を行う第2の通信モードとで無線通信可能な通信装置で以下の処理を行わせる。第2の通信モードにより通信相手装置と通信する際に、第1の通信モードと第2の通信モードとの同時動作を実行するか判定する。第1の通信モードと第2の通信モードとの同時動作を実行すると判定された場合、第2の通信モードにおけるサービスを提供するサービス提供元として動作するよう制御する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、通信装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
無線通信規格の1つとして、Wi−Fi Direct(ダイレクト)(登録商標)と呼ばれるものがある。このWi−Fi Directとは、Wi−Fiアライアンスが認定する無線通信規格(Wi−Fi)の内、通常のWi−Fiの接続方式で用いられるアクセスポイントを必要とせず、端末が直接接続してデータを送受信することができる規格のことである。
Wi−Fi Directは、各電子機器が無線LANアクセスポイントまたは無線LANステーションのいずれとして動作するかを自動的に決定するプロトコルの規定により、アクセスポイント専用機が不要となり、電子機器同士の直接接続を実現している。無線LANにおいて端末同士を直接接続する方式には、Wi−Fi Directの他に「アドホックモード」もある。Wi−Fi Directとアドホックモードの違いとしては、Wi−Fi Directはいずれかの端末が無線LANアクセスポイント(親機)の機能を実現する方式であり、アドホックモードはアクセスポイントを使用しない接続方式である。
特許文献1には、親機が同一グループに属する子機に他のグループの利用周波数、及びび周波数変更のタイミングを通知し、子機と同時に利用周波数を変更し、変更後の周波数を利用して他のグループと接続処理を行う構成を開示している。
特開2011−124980号公報
1つの無線通信部(無線チップ)を使用して2つ以上のインタフェースを同時に(並行して)通信動作させる場合、インタフェース別に異なるチャネルを割り当てると処理が複雑になる。例えば、異なるチャネルで実行される通信を時分割処理するためのソフトウェア構成やハードウェアを含めた装置全体のシステム構成が複雑化してしまう。そのため、1つの無線通信部で構成する通信装置が別々の通信処理を並行して実行する場合(同時通信)は、それぞれの通信のために共通のチャネルを割り当てておくことが望ましい。
1つの通信装置における1つの無線チップで、無線LANの一般的なインフラストラクチャモード(アクセスポイントを介在して通信を行うモード)と、Wi−Fi DirectのようなP2Pモードを同時動作させる場合、次のような課題がある。例えば、通信装置がインフラストラクチャモードのクライアント(STA)として動作する場合、アクセスポイント側が通信装置に一意のチャネルを割り当てる決定権を有する。一方、通信装置がP2Pモードのグループオーナ(アクセスポイント機能を提供する側)として動作する場合、通信装置自身でチャネルを割り当てる決定権を有する。
従って、通信装置がインフラストラクチャモードとP2Pモードの両方のモードで同時通信を行う場合、その通信装置がインフラストラクチャモードで行う通信に先行してP2Pモードのクライアントとして動作するときに、インフラストラクチャモードのアクセスポイント、またはグループオーナとして動作する相手装置が後からP2Pモードで使用するチャネルと別のチャネルを割り当てられてしまうことがある。そのため複数のチャネルで並行して通信が行えない通信装置において同時通信ができなくなる。
また、一つの通信装置が相手装置と複数の通信モードによる同時通信ではなくWi−Fi DirectのP2Pモードでのみ動作する場合、無線接続前の役割決定の段階で、通信装置同士が、どちらか一方がクライアント、他方がグループオーナの役割になる必要がある。
通信装置が同時動作をする場合、あるいはWi−Fi DirectのP2Pモードで動作する場合のいずれにおいても、Wi−Fi Directにおける無線接続前の段階で役割決定をするフェーズがある。このフェーズではどちらかの通信装置がグループオーナとして動作するかオーナーインテントに基づいて決定する。しかし、グループオーナを決定するためにそれぞれの通信装置が宣言するオーナーインテントが同じ場合、役割決定ができず無線接続が行えなくなってしまう。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、ピアツーピアモードで無線通信をする場合、通信を正常に行うことができる通信装置及びその制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による通信装置は以下の構成を備える。即ち、
アクセスポイントを介する通信を行う第1の通信モードと、通信相手装置とピアツーピアモードで通信を行う第2の通信モードとで無線通信可能な通信装置であって、
前記第2の通信モードにより前記通信相手装置と通信する際に、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとの同時動作を実行するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとの同時動作を実行すると判定された場合、前記第2の通信モードにおけるサービスを提供するサービス提供元として動作するよう制御する制御手段と
を備える。
本発明によれば、ピアツーピアモードで無線通信をする場合、通信を正常に行うことができる。
無線通信システムの構成の一例を示す図である。 携帯型通信端末装置の外観を示す図である。 MFPの外観を示す図である。 MFPの操作部の一例を示す図である。 携帯型通信端末装置の構成を示すブロック図である MFPの構成を示すブロック図である。 モードA(ソフトウェアAPモード)の無線接続シーケンスを示す図である。 モードB(WFDモード)の無線接続シーケンスを示す図である。 モードC(WFD拡張モード)の無線接続シーケンスを示す図である。 実施形態1のWFDモードの無線接続フェーズの詳細動作を説明するための図である。 実施形態1のMFPが実行する処理を示すフローチャートである。 実施形態2の動作を説明するための図である。 実施形態2の動作を説明するための図である。 実施形態2のMFPが実行する処理を示すフローチャートである。 実施形態2のMFPが実行する処理を示すフローチャートである。 実施形態3の携帯型通信端末装置が実行する処理を示すフローチャートである。 実施形態3のMFPが実行する処理を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。但し、本実施形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に、特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<システム構成>
まず、以下で説明する各実施形態を実現するためのシステム構成について、図1〜図6を用いて説明する。
図1は携帯型通信端末装置と印刷装置(MFP)を含むシステムの構成を示す図である。
携帯型通信端末装置200は、無線LAN(WLAN)通信部及び近距離無線通信部を有する装置である。尚、近距離無線通信とは、NFCに代表される、通信範囲が、比較的小さい所定範囲(例えば、1メートル〜数センチ以下)となる無線通信を意味する。携帯型通信端末装置200は、PDA(Personal Digital Assistant)等の個人情報端末、携帯電話、デジタルカメラ等でも良い。印刷装置(MFP)300は、携帯型通信端末装置200と無線通信可能であれば良く、その他、読取機能(スキャナ)やFAX機能、電話機能を有していても良い。本実施形態では、読取機能と印刷機能を有するMulti Function Printer(MFP)を例にしている。携帯型通信端末装置200とMFP300は共にNFCによる近距離無線通信部を有し、携帯型通信端末装置200に電力供給が無い状態でも、携帯型通信端末装置200をMFP300にNFC通信可能な所定距離に近づけることで、近距離無線通信が可能である。また、MFP300は、WLAN通信部によって、ネットワーク(TCP/IPに従った通信が可能なネットワーク)上の端末と無線通信可能である。携帯型通信端末装置200とMFP300のいずれか、あるいは両方は、近距離無線通信部を有さずWLAN通信部のみによって無線通信を行うものとしても良い。
図2は携帯型通信端末装置200の外観を示す図である。
本実施形態では、スマートフォンを例にしている。スマートフォンとは、携帯電話の機能の他に、カメラや、ウェブブラウザ、電子メール機能等を搭載した多機能型の携帯電話のことである。NFCユニット201は、NFCを用いて通信を行うユニットであり、NFCユニット201を相手先のNFCユニットに所定距離(例えば、10cm程度)以内に近づけることでNFCによる通信を行うことができる。
WLANユニット202はWLANで通信を行うためのユニットである。WLANユニット202は、例えばIEEE802.11シリーズに準拠したWLANシステムにおけるデータ(パケット)通信が可能であるものとする。また、WLANユニット202を用いた無線通信では、Wi−Fi Direct(WFD)をベースにした通信、ソフトウェアAPモード、アドホックモード、Infrastractureモードによる通信が可能である。表示部203は、例えば、LCD方式の表示機構を備えたディスプレイである。操作部204は、タッチパネル方式の操作機構を備えており、ユーザによる操作を検知する。代表的な操作方法には、表示部203がボタンアイコンやソフトウェアキーボードの表示を行い、ユーザがそれらの箇所に触れることによって操作イベントを検知するものがある。電源キー205は電源のオン及びオフをする際に用いるハードキーである。
図3はMFP300の外観を示す図である。
図3(a)において、原稿台301は、スキャナ(読取部)で読み取らせる原稿を載せるガラス状の透明な台である。原稿蓋302は、スキャナで読取を行う際に原稿を押さえたり、読取の際に原稿を照射する光源からの光が外部に漏れないようにしたりするための蓋である。印刷用紙挿入口303は様々なサイズの用紙をセット可能な挿入口である。印刷用紙挿入口303にセットされた用紙は一枚ずつ印刷部に搬送され、印刷部で印刷を行って印刷用紙排出口304から排出される。
図3(b)において、原稿蓋302の上部には操作表示部305及びNFCユニット306が配置されている。操作表示部305については、図4を用いて詳細に説明する。NFCユニット306は近距離無線通信を行うためのユニットであり、携帯型通信端末装置200をMFP300に近接させる場所である。NFCユニット306から所定距離(約10cm)以内がNFC通信の有効距離である。WLANアンテナ307は、WLANで通信するためのアンテナが埋め込まれている。
図4は操作表示部305の平面図である。
表示部406は、画像や操作メニュー等のユーザインタフェースを表示する表示画面であり、例えば、ドットマトリクスLCDが例に挙げられる。十字キー401は表示部406上のカーソル移動等の操作に用いる。セットキー402は設定入力のためのキーである。機能キー403は機能設定等の操作に用いる。スタートキー404は印刷の開始等の機能の実行指示を行う。
図5は携帯型通信端末装置200の構成を示すブロック図である。
携帯型通信端末装置200は、装置自身のメインの制御を行うメインボード701と、WLAN通信を行うWLANユニット717と、NFC通信を行うNFCユニット718と、Bluetooth(登録商標)通信を行うBTユニット721とを有する。
メインボード701において、CPU(中央演算処理部)702は、システム制御部であり、携帯型通信端末装置200の全体を制御する。以降に示す携帯型通信端末装置200の処理はCPU702の制御によって実行される。ROM703は、CPU702が実行する制御プログラムや組込オペレーティングシステム(OS)プログラム等を記憶する。本実施形態では、ROM703に記憶されている各制御プログラムは、ROM703に記憶されている組込OSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。
RAM704は、SRAM(Static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等のデータを記憶し、また、ユーザが登録した設定値や携帯型通信端末装置200の管理データ等のデータを記憶し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
画像メモリ705は、DRAM(Dynamic RAM)等のメモリで構成され、通信部を介して受信した画像データや、データ蓄積部712から読み出した画像データをCPU702で処理するために一時的に記憶する。ここで、通信部とは、WLANユニット717と、NFCユニット718及びBTユニット721を含む通信機能の総称である。
不揮発性メモリ722は、フラッシュメモリ(flash memory)等のメモリで構成され、電源がオフされてもデータを記憶し続ける。尚、これらのようなメモリ構成はこれに限定されるものではない。例えば、画像メモリ705とRAM704を共有させてもよいし、データ蓄積部712にデータのバックアップ等を行ってもよい。また、本実施形態では、画像メモリ705にDRAMを用いているが、ハードディスクや不揮発性メモリ等の他の記憶媒体を使用する場合もあるのでこの限りではない。
データ変換部706は、種々の形式のデータの解析や、色変換、画像変換等のデータ変換を行う。電話部707は、電話回線の制御を行い、スピーカ部713を介して入出力される音声データを処理することで電話による通信を実現している。操作部708は、操作部204(図2)の信号を制御する。GPS(Global Positioning System)709は、携帯型通信端末装置200の現在の緯度や経度等の位置情報を取得する。表示部710は、表示部203(図2)の表示内容を電子的に制御しており、各種入力操作や、MFP300の動作状況、ステータス状況の表示等を行うことができる。
カメラ部711は、レンズを介して入力された画像を電子的に記録して符号化する機能を有している。カメラ部711で撮影された画像はデータ蓄積部712に保存される。スピーカ部713は電話機能のための音声を入力または出力する機能や、その他、アラーム通知等の機能を実現する。電源部714は、携帯可能な電池であり、装置内への電力供給制御を行う。電源状態には、電池に残量が無い電池切れ状態、電源キー205を押下していない電源オフ状態、通常起動している起動状態、起動しているが省電力になっている省電力状態がある。
携帯型通信端末装置200には無線通信するための通信部が3つ搭載されており、WLAN、NFC、BlueTooth(登録商標)で無線通信することができる。これにより、携帯型通信端末装置200は、MFP等の他デバイスとのデータ通信を行う。この通信部では、データをパケットに変換し、他デバイスにパケット送信を行う。逆に、外部の他デバイスからのパケットを、元のデータに復元してCPU702に対して送信する。WLANユニット717、NFCユニット718及びBTユニット721はそれぞれバスケーブル715、716及び720を介してメインボード701に接続されている。WLANユニット717、NFCユニット718及びBTユニット721はそれぞれの規格に準拠した通信を実現するためのユニットである。
メインボード701内の各種構成要素(703〜714、717、718、721及び722)は、CPU702が管理するシステムバス719を介して、相互に接続されている。
図6はMFP300の構成を示すブロック図である。
MFP300は、装置自身のメインの制御を行うメインボード801と、WLAN通信を行うWLANユニット817と、NFC通信を行うNFCユニット818と、Bluetooth(登録商標)通信を行うBTユニット819とを有する。
メインボード801において、CPU(中央演算処理部)802は、システム制御部であり、MFP300の全体を制御する。以降に示すMFP300の処理はCPU802の制御によって実行される。ROM803は、CPU802が実行する制御プログラムや組込オペレーティングシステム(OS)プログラム等を記憶する。本実施形態では、ROM803に記憶されている各制御プログラムは、ROM803に記憶されている組込OSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。RAM804は、SRAM(Static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等のデータを記憶し、また、ユーザが登録した設定値やMFP300の管理データ等のデータを記憶し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
不揮発性メモリ805は、フラッシュメモリ(flash memory)等のメモリで構成され、電源がオフされてもデータを記憶し続ける。画像メモリ806は、DRAM(Dynamic RAM)等のメモリで構成され、通信部を介して受信した画像データや、符号復号化処理部812で処理した画像データや、メモリカードコントローラ516を介して取得した画像データを蓄積する。また、携帯型通信端末装置200のメモリ構成と同様に、このようなメモリ構成はこれに限定されるものではない。データ変換部807は、種々の形式のデータの解析や、画像データから印刷データへの変換等を行う。
尚、ここでの通信部とは、WLANユニット817と、NFCユニット818及びBTユニット819を含む通信機能の総称である。
読取制御部808は、読取部810(例えば、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ))を制御して、原稿上の画像を光学的に読み取る。次に、これを電気的な画像データに変換した画像信号を出力するこのとき2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施してから出力しても良い。
操作部809及び表示部811は、図4での操作表示部305に対応する。符号復号化処理部812は、MFP300で扱う画像データ(JPEG、PNG等)を符号復号化処理や、拡大縮小処理を行う。給紙部814は印刷のための用紙を保持する。印刷制御部816からの制御で給紙部814から給紙を行うことができる。特に、給紙部814は、複数種類の用紙を一つの装置に保持するために、複数の給紙部を用意することができる。そして、印刷制御部816により、どの給紙部から給紙を行うかの制御を行うことができる。
印刷制御部816は、印刷される画像データに対し、スムージング処理や印刷濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施してから印刷部815に出力する。印刷部815は、例えば、インクタンクから供給されるインクをプリントヘッドから吐出させて画像を印刷するインクジェットプリンタを採用可能である。また、印刷制御部816は印刷部815の情報を定期的に読み出してRAM804の情報を更新する役割も果たす。具体的には、インクタンクの残量やプリントヘッドの状態等のステータス情報を更新することである。
MFP300にも、携帯型通信端末装置200と同様に無線通信するための通信部が3つ搭載されており、機能は同等のため、説明は省略する。ここで、WLANユニット817、NFCユニット818及びBTユニット819はそれぞれバスケーブル820、821及び822を介してメインボード801に接続されている。尚、携帯型通信端末装置200及びMFP300はWFDをベースにした通信が可能であり、ソフトウェアアクセスポイント(ソフトウェアAP)機能を有している。
メインボード801内の各種構成要素(802〜819)は、CPU802が管理するシステムバス823を介して、相互に接続されている。
<P2P(Peer to Peer)方式について>
WLANにおける通信においてP2Pモード(ピアツーピアモード)を実現する方式として、複数のモードが考えられる。それぞれのモードでは探索側の機器が同一の機器探索コマンド(例えば、Probe Requestフレーム)を使用して通信相手となる機器(通信相手装置)を探索して発見する。機器探索コマンドには種々の属性(パラメータ)を付随させて送信することが可能である。機器探索コマンドに対する応答は、探索コマンドに属性が指定された場合に、通常、当該モードの仕様及び前提となる仕様(WFDであればWi−Fi)で規定されている範囲で最大限解釈可能な属性の応答をする事が推奨されている。また、機器探索コマンドに付随する情報(上記属性を含む)に解釈できない情報が含まれる場合であっても、受け取った機器探索コマンドに対して解釈できる情報のみを元に応答することも可能である。
P2Pモードのモードとして、以下の3モードが考えられる。
・モードA(ソフトウェアAPモード)
・モードB(Wi−Fi Direct(WFD)モード)
・モードC(WFD拡張モード)
それぞれのモードは、対応している機器が異なることがあり、また、利用できるアプリケーションも異なることがある。
以下、各モードにおける無線接続シーケンスについて、図7〜図9を用いて説明する。
図7はモードA(ソフトウェアAPモード)の無線接続シーケンスを示す図である。
ソフトウェアAPモードでは、通信を行う機器(例えば、携帯型通信端末装置200とMFP300)との間で、一方の機器(例えば、携帯型通信端末装置200)が、各種サービスを依頼する役割を果たすクライアントとなり、もう一方の機器が、WLANにおけるアクセスポイントの機能をソフトウェアによる設定により実現するソフトウェアAP(例えば、MFP300)となる。
ソフトウェアAPモードでは、クライアントは、機器探索コマンドによりソフトウェアAPとなる機器を探索する。ソフトウェアAPが探索されると、クライアントとソフトウェアAPとの間で残りの無線接続の処理(無線接続の確立等)を経て、その後、IP接続の処理(IPアドレスの割当等)を行うことになる。
尚、クライアントとソフトウェアAPとの間で無線接続を実現する場合に送受信されるコマンドやパラメータについては、Wi−Fi規格で規定されているものを用いればよく、ここでの説明は省略する。
図8はモードB(WFDモード)の無線接続シーケンスを示す図である。
WFDモードでは、機器探索コマンドにより通信相手となる機器が探索された後に、P2Pのグループオーナと、P2Pのクライアントの役割を決定した上で、無線接続を行うことになる。この役割決定は、例えば、P2Pでは、GO Negotiationに対応する。
具体的には、まず、通信を行う機器との間で、一方の機器が、機器探索コマンドを発行し、WFDモードで接続する機器を探索する。通信相手となる他方の機器が探索されると、両者の間で、互いの機器で供給可能なサービスや機能に関する情報を確認する(機器供給情報確認)。尚、この機器供給情報確認はオプションであり、必須ではない。この機器供給情報確認フェーズは、例えば、P2Pでは、Provision Discoveryに対応する。
次に、この機器供給情報を互いに確認することで、その役割として、どちらがP2Pのクライアントとなり、どちらがP2Pのグループオーナとなるかを決定する。次に、P2Pのクライアントとグループオーナが決定したら、両者の間で、Wi−Fi Directによる通信を行うためのパラメータを交換する(パラメータ交換フェーズ)。交換したパラメータに基づいて、クライアントとグループオーナとの間で残りの無線接続の処理、IP接続の処理を行う。このパラメータ交換フェーズは、例えば、Wi−Fi Protected Setupを用いて自動的に無線LANセキュリティのパラメータを交換することに対応する。
図9はモードC(WFD拡張モード)の無線接続シーケンスを示す図である。
WFD拡張モードは、WFDモードを拡張したものであり、WFDモードでオプションとしていた機器供給情報確認を必須とする。また、IP接続の処理の後に、サービス接続の処理を行う。
<実施形態1>
実施形態1では、1つの通信部(WLANユニット717/WLANユニット817)で、インフラストラクチャモード(第1の通信モード)とP2Pモード(第2の通信モード)の2種類の通信モードが同時動作可能な環境を想定する。即ち、WLANユニット717/WLANユニット817は複数の通信モードで並行して通信を行う際、共通のチャネルを介して通信を行う。このような場合に、P2Pモード(WFDモード)でのグループオーナ(サービス提供元)になることを希望する意図の強さを示すOwner Intent(グループオーナ意図指数)を調整する構成について説明する。この調整により、各モードで意図しないチャネルが割り当てられてしまうことを防止する。
尚、Owner Intentは、通信装置が無線接続前に予め設定されているデフォルト値である。その値は通信の製造時にメモリに組み込まれた値、またはユーザが設定することが可能な値である。
尚、Owner Intentは、例えば、0(Min)−15(Max)の値をとり、Owner Intentの高い方がグループオーナとなる。また、インフラストラクチャモードは、アクセスポイントを介する通信を行うモードであり、P2Pモードは、通信相手装置との直接通信を行うモードである。
ここで、WFDモードの無線接続フェーズの詳細動作について、図10を用いて説明する。尚、図10は、図8及び図9に準ずるものである。
P1001:機器探索により、通信相手装置を発見する。これは、例えば、一方の通信装置(例えば、携帯型通信端末装置200)が機器探索要求(Discovery)コマンドを発行し、通信相手装置となる他方の通信装置(MFP300)がこれに応答することで実現する。
P1002:通信相手装置が確定すると、通信を行う機器との間で、互いの機器で供給可能なサービスや機能に関する情報を確認する(機器供給情報確認)。これは、Optional DiscoveryコマンドやProvision Discoveryコマンドを用いて実現する。
P1003:Group Owner Negotiationにより役割として、どちらがクライアントとなり、どちらがグループオーナとなるかを決定する役割決定を行う(Group Formation)。
尚、グループオーナを決定するための処理であるGroup Owner Negotiationは、GO Negotiation Requestフレーム、GO Negotiation Responseフレーム、GO Negotiation Confirmationフレームという、3つ(3−way)の情報の交換から成り立っている。
Group Owner Negotiationが失敗した場合には、パケットキャプチャツールを用いて。GO Negotiation Responseフレームをモニタすることにより、Group Owner Negotiationが成功したか失敗したかを把握することができる。さらに、失敗した場合には、その要因がどのようなものであるかを把握することができる。
または、Group Owner Negotiationが失敗した場合には、ファームウェアで、GO Negotiation Responseフレームを解析する。この解析で、GO Negotiation Responseフレーム中のStatus attributeのStatus Codeの値を調べることにより、Group Owner Negotiationが成功したか失敗したかを把握することができる。さらに、失敗した場合には、その要因がどのようなものであるかを把握することができる。
P1004:クライアントとグループオーナが決定したら、両者の間で、Wi−Fi Directによる通信を行うためのパラメータを交換する(WPSシーケンス)。
P1005:クライアントとグループオーナとの間で残りの無線接続の処理を行う。
P1006:クライアントとグループオーナとの間でIP接続の処理を行う。
P1007:クライアントとグループオーナとの間でネットワークプロトコルによる通信を行う。
実施形態1では、通信装置において、WFDモードによる無線接続を開始する際に、通信モードを確認する。確認の結果、インフラストラクチャモードとP2Pモードが同時動作している場合には、通信装置自身のOwner Intentを15に設定して通信相手装置と接続を行う。一方、確認の結果、P2Pモードだけが動作している場合には、通信装置自身のOwner Intentを14以下に設定して接続を行う。
これにより、インフラストラクチャモードとP2Pモードが同時動作している場合には、通信装置は、P2Pモードにおけるグループオーナとなることができる。つまり、グループオーナとなる通信装置は、インフラストラクチャモードで割り当てられているチャネルを、P2Pモードでも共用するように設定することができるため、各モードを正常に動作させることが可能となる。
以下、実施形態1のMFP300が実行する処理について、図11を用いて説明する。尚、図11では、前提として、MFP300が機器探索要求を発行して、通信相手装置(例えば、携帯型通信端末装置200)を発見した後、自身の通信モードを確認して、その結果に基づいて、自身のOwner Intentを設定する場合を例に挙げて説明する。また、この処理は、MFP300に限定されず、携帯型通信端末装置200においても実現可能である。
図11は実施形態1のMFP300が実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS1101で、MFP300は、P2Pモードによる通信相手装置(携帯型通信端末装置200)を発見する。
ステップS1102で、MFP300は、自身の通信モードとして、インフラストラクチャモードとP2Pモードが同時動作中であるか否かを判定(モード判定)する。同時動作中である場合(ステップS1102でYES)、ステップS1103で、MFP300は、グループオーナとして動作することを示すAutonomous Group Owner情報を通信相手装置(携帯型通信端末装置200)に通知するか否かを判定する。Autonomous Group Owner情報を通知するか否かは、例えば、操作部809からの操作に従って予めRAM804などに登録しておき、それに従って決定する。Autonomous Group Owner情報を通信相手装置(携帯型通信端末装置200)に通知する場合(ステップS1103でYES)、MFP300はグループオーナとなり、通信相手装置との接続が確立する。但し、通信相手装置が、Autonomous Group Owner情報の通知に対し、MFP300がグループオーナとなることを許可しなかった場合はここで通信を終了する。
一方、Autonomous Group Owner情報を通信相手装置(携帯型通信端末装置200)に通知しない場合(ステップS1103でNO)、ステップS1104で、MFP300は、Owner Intentの値を最大値の15に設定する。MFP300に記憶されたデフォルトのOwner Intentの値が15であれば、その値をそのまま設定し、デフォルトの値が15以外であれば15に変更する。尚、このOwner Intentの値は、例えば、不揮発性メモリ805に記憶する。そして、ステップS1105で、MFP300は、役割決定を行う。この場合、MFP300は、自身をグループオーナに設定し、通信相手装置をクライアントに設定する。
一方、同時動作中でない場合(ステップS1102でYES)、ステップS1106で、MFP300は、デフォルトのOwner Intentの値を最大値未満、つまり、14以下の固定値に設定する。この場合、ステップS1105で、MFP300は、役割決定を行う。具体的には、自身のOwner Intentと、通信相手装置のOwner Intentとを比較して、その比較結果に基づいて、どちらか一方をグループオーナに設定し、他方をクライアントに設定する。尚、同時動作中でない場合は、P2Pモードで単独で動作しているので、デフォルトの値が15であればその値を維持したままでもよい。
以上説明したように、実施形態1によれば、インフラストラクチャモードとP2Pモードが同時動作する場合には、通信装置は、P2Pモードにおけるグループオーナとなることができる。つまり、グループオーナとなる通信装置は、インフラストラクチャモードで割り当てられているチャネルを、P2Pモードでも共用するように設定することができるため、各モードを正常に動作させることが可能となる。
<実施形態2>
図10のような無線接続シーケンスにおいて、通信を行う機器のOwner Intentの値が共に最大値の15である場合の動作について、図12を用いて説明する。
例えば、携帯型通信端末装置200とMFP300それぞれのOwner Intentの値が共に最大値の15である場合、フェーズP1003では、携帯型通信端末装置200とMFP300のどちらもグループオーナとなることを意図することになる。つまり、携帯型通信端末装置200とMFP300は、どちらもグループオーナを譲らないことになるため、フェーズP1003でのネゴシエーションが失敗するため、グループオーナとクライアントとの役割決定が不可能となる。
その結果、後続のフェーズであるフェーズP1004〜P1007の続行が不可能となり、WFDによる無線接続は失敗に終わる。
そこで、実施形態2では、通信装置同士Owner Intentの初期値が最大値(15)の場合、通信相手装置のデバイス種類によって、通信装置自身のOwner Intentの値の調整することで、WFDによる接続を正常に行う構成について説明する。
図10で説明したWFDモードの無線接続フェーズでは、図13に示すように、フェーズP1001の通信相手装置の発見の際に、その通信相手装置のデバイス情報として、デバイス種類を取得することが可能である。具体的には、このデバイス種類の取得は、Wi−Fi Directの無線通信規格で規定されるP2P CapabilityのCategory,Subcategory((Probe Request/Response))を利用する。
以下、実施形態2のMFP300が実行する処理について、図14を用いて説明する。尚、図14では、前提として、MFP300が機器探索要求を発行して、通信相手装置(例えば、携帯型通信端末装置200)を発見した後、互いのOwner Intentが15に設定されている場合に、互いのデバイス種類に基づいて、自身のOwner Intentを調整(再設定)する場合を例に挙げて説明する。また、この処理は、MFP300に限定されず、携帯型通信端末装置200においても実現可能である。
図14は実施形態2のMFP300が実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS1401で、MFP300は、P2Pモードによる通信相手装置(携帯型通信端末装置200)を発見する。
ステップS1402で、MFP300は、通信相手装置から受信するデバイス情報から、デバイス種類を取得する。このデバイス種類は、例えば、P2P Attribute IDのP2P Device Info(役割決定処理要求時に、MFP300から返信可能)で、通信装置のカテゴリ(デバイス種類:プリンタ、スキャナ、複合機、コンピュータ、入力装置、ディスプレイ、ストレージ、カメラ等)を取得できる。例えば、通信装置は、通信相手装置がプリンタであると判定した場合、自身のOwnerIntentを下げる。
ステップS1403で、MFP300は、取得したデバイス種類のデバイスをグループオーナにするべきか否かを判定する。尚、この判定は、デバイス種類間で、グループオーナにすべき優先度を管理するテーブルを、例えば、不揮発性メモリ805に記憶しておき、そのテーブルを参照することによって判定する。優先度は、例えば、通信相手装置に対して各種サービス(印刷サービス等)をより多く提供できる装置をより高い優先度に設定する。例えば、MFP300と携帯型通信端末装置200との間では、携帯型通信端末装置200に比べてMFP300が各種サービス(印刷サービス等)をより多く提供できるため、MFP300の優先度のほうが携帯型通信端末装置200の優先度よりも高く設定する。
判定の結果、取得したデバイス種類のデバイスをグループオーナにするべき場合(ステップS1403でYES)、ステップS1404で、MFP300は、自身のOwnerIntentの値を14以下に設定する。尚、このOwner Intentの値は、例えば、不揮発性メモリ805に記憶する。そして、ステップS1405で、MFP300は、役割決定を行う。この場合、MFP300は、自身をクライアントに設定し、通信相手装置をグループオーナとして接続できるようにする。
一方、取得したデバイス種類のデバイスをグループオーナにするべきでない場合(ステップS1403でNO)、ステップS1406で、MFP300は、自身のOwnerIntentの値を15のままに設定する。そして、ステップS1405で、MFP300は、役割決定を行う。この場合、MFP300は、自身をグループオーナに設定し、通信相手装置はクライアントとして設定を行う。
次に、図14のMFP300が実行する処理の応用例として、デバイス種類がサーバ分類である場合の処理について、図15を用いて説明する。デバイス種類がサーバ分類とは、通信相手装置がアクセスポイントのようなサービスを提供するサーバであることを示す。通信相手装置がアクセスポイントである場合、通信装置と、そのアクセスポイントとの間でインフラストラクチャモードが動作中(実行可能)である可能性がある。これに加えて、通信装置がP2Pモードのグループオーナとして動作している場合は、実施形態1と同様に、各モードで意図しないチャネルが割り当てられてしまうがある。そこで、実施形態2では、インフラストラクチャモードとP2Pモードとが同時動作中である場合には、インフラストラクチャモードを一旦切断する。
以下、具体的な処理について、図15を用いて説明する。
図15は実施形態2のMFP300が実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS1501で、MFP300は、P2Pモードによる通信相手装置(携帯型通信端末装置200)を発見する。
ステップS1502で、MFP300は、通信相手装置から受信するデバイス情報から、デバイス種類を取得する。
ステップS1503で、MFP300は、取得したデバイス種類がサーバ分類であるか否かを判定する。尚、この判定は、デバイス種類間で、サーバ分類とする通信相手装置を管理するテーブルを、例えば、不揮発性メモリ805に記憶しておき、そのテーブルを参照することによって判定する。
判定の結果、取得したデバイス種類がサーバ分類である場合(ステップS1503でYES)、ステップS1504で、MFP300は、自身のOwnerIntentの値を14以下に設定する。尚、このOwner Intentの値は、例えば、不揮発性メモリ805に記憶する。
ステップS1505で、MFP300は、自身の通信モードとして、インフラストラクチャモードとP2Pモードが同時動作中であるか否かを判定する。同時動作中である場合(ステップS1505でYES)、ステップS1506で、MFP300は、インフラストラクチャモードでの接続を切断する。そして、ステップS1507で、MFP300は、P2Pモードで動作している通信相手装置のとの間で役割決定を行う。この場合、MFP300は、自身をグループオーナに設定し、通信相手装置はクライアントとして設定を行う。
一方、同時動作中でない場合(ステップS1505でNO)、ステップS1507で、MFP300は、P2Pモードで動作している通信相手装置のとの間で役割決定を行う。この場合、MFP300は、通信相手装置との間との関係で、自身をグループオーナあるいはクライアントに設定することができる。
ステップS1503で、取得したデバイス種類がサーバ分類でない場合(ステップS1503でNO)、ステップS1508で、MFP300は、自身のOwnerIntentの値を15のままに設定する。そして、ステップS1507で、MFP300は、役割決定を行う。この場合、MFP300は、自身をグループオーナに設定し、通信相手装置はクライアントとして設定を行う。
以上説明したように、実施形態2によれば、通信装置同士Owner Intentの初期値が最大値(15)の場合、通信相手装置のデバイス種類によって、通信装置自身のOwner Intentの値を調整することで、WFDによる接続を正常に行うことができる。
尚、実施形態2では、通信装置同士Owner Intentの初期値が最大値(15)の場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されない。例えば、通信装置同士Owner Intentの初期値が同一である場合にも、実施形態2の構成を適用することができる。
<実施形態3>
実施形態3では、実施形態2の応用例として、通信相手装置との関係に基づいて、自身のOwner Intentを維持したまま、通信相手装置のOwner Intentを下げる構成について説明する。尚、本実施形態は同時動作に限定されない。
例えば、MFP300に接続する携帯型通信端末装置200は、MFP300のMACアドレスを参照して、自身と同一ベンダーの機器であるか否かを判定し、同一ベンダーである場合は、自身のOwner Intentを下げる。
以下、実施形態3の携帯型通信端末装置200が実行する処理について、図16を用いて説明する。
図16は実施形態3の携帯型通信端末装置200が実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS1601で、携帯型通信端末装置200は、P2Pモードによる通信相手装置(MFP300)を発見する。
ステップS1602で、携帯型通信端末装置200は、相手通信装置にAutonomous Group Owner情報を通知するか否かを判定する。相手通信装置にAutonomous Group Owner情報を通知する場合(ステップS1602でYES)、ステップS1610で、携帯型通信端末装置200は、相手通信装置もAutonomous Group Ownerであるか否かを判定する。相手通信装置もAutonomous Group Ownerでない場合(ステップS1610でNO)、ステップS1612で、携帯型通信端末装置200は、自身がグループオーナとして、相手通信装置との接続を確立する。一方、相手通信装置もAutonomous Group Ownerである場合(ステップS1610でYES)、ステップS1611で、携帯型通信端末装置200は、接続失敗として処理を終了する。
一方、相手通信装置にAutonomous Group Owner情報を通知しない場合(ステップS1602でNO)、ステップS1603で、携帯型通信端末装置200は、Owner Intentが最大値の15として役割決定処理要求を通信相手装置へ発行する。
ステップS1604で、携帯型通信端末装置200は、役割決定処理要求に応じて通信相手装置から送信されるデバイス情報によって、通信相手装置のOwner Intentの値も最大値の15であるか否かを判定する。通信相手装置のOwner Intentの値が最大値の15でない場合(ステップS1604でNO)、ステップS1609で、携帯型通信端末装置200は、自身をグループオーナに設定する。その後、ステップS1608で、携帯型通信端末装置200は、自身がグループオーナとして通信相手装置との接続を確立する。
一方、通信相手装置のOwner Intentの値も最大値の15である場合(ステップS1604でYES)、ステップS1605、携帯型通信端末装置200は、通信相手装置をグループオーナにするべきか否かを判定する。
尚、この判定は、例えば、通信相手装置のMACアドレスが携帯型通信端末装置200のMACアドレスと同一ベンダーの機器によるものであるか否かを判定し、同一ベンダーである場合には、通信相手装置をグループオーナにするべきと判定する。
あるいは、P2P Attribute IDのP2P Device Info(役割決定処理要求時に、MFP300から返信可能)で、デバイスのカテゴリ(デバイス種類:プリンタ、スキャナ、複合機、コンピュータ、入力装置、ディスプレイ、ストレージ、カメラ等)が所定のデバイス(例えば、プリンタ)である場合に、通信相手装置をグループオーナにするべきと判定するようにしても良い。
また、あるいは、MACアドレスとデバイスのカテゴリとの組み合わせに応じて、通信相手装置をグループオーナにするべきか否かを判定するようにしても良い。
判定の結果、通信相手装置をグループオーナにするべき場合(ステップS1605でYES)、ステップS1606で、携帯型通信端末装置200は、自身のOwnerIntentの値を14以下に下げて、再度、役割決定処理要求を通信相手装置へ発行する。ステップS1607で、携帯型通信端末装置200は、自身をクライアントに設定する。ステップS1608で、携帯型通信端末装置200は、自身がクライアントとして通信相手装置との接続を確立する。
一方、判定の結果、通信相手装置をグループオーナにするべきでない場合(ステップS1605でNO)、ステップS1611で、携帯型通信端末装置200は、接続失敗として処理を終了する。
次に、図16の実施形態3の携帯型通信端末装置200が実行する処理を受けて、実施形態3のMFP300が実行する処理について、図17を用いて説明する。
図17は実施形態3のMFP300が実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS1701で、MFP300は、P2Pモードによる通信相手装置(携帯型通信端末装置200)を発見する。
ステップS1702で、MFP300は、自身の通信モードとして、インフラストラクチャモードとP2Pモードが同時動作中であるか否かを判定する。同時動作中である場合(ステップS1702でYES)、ステップS1703で、MFP300は、相手通信装置にAutonomous Group Ownerを通知するか否かを判定する。相手通信装置にAutonomous Group Ownerを通知しない場合(ステップS1703でNO)、ステップS1704で、MFP300は、Owner Intentを最大値の値を15に設定する。ステップS1705で、MFP300は、役割決定処理を実行する。
ステップS1706で、MFP300は、通信相手装置のOwner Intentが14以下であるか否かを判定する。通信相手装置のOwner Intentが14以下でない場合(ステップS1706でNO)、ステップS1705に戻り、MFP300は、通信相手装置から14以下のOwner Intentが得られるまで、通信相手装置との間で再接続(役割決定処理要求の受信)を行う。一方、通信相手装置のOwner Intentが14以下である場合(ステップS1706でYES)、ステップS1707で、MFP300は、自身をグループオーナに設定する。この場合、ステップS1708で、MFP300は、自身がグループオーナとして通信相手装置との接続を確立する。
一方、相手通信装置にAutonomous Group Ownerを通知する場合(ステップS1703でYES)、ステップS1709で、MFP300は、相手通信装置もAutonomous Group Ownerであるか否かを判定する。相手通信装置もAutonomous Group Ownerである場合(ステップS1709でYES)、ステップS1710で、MFP300は、接続失敗として処理を終了する。一方、相手通信装置がAutonomous Group Ownerでない場合(ステップS1709でNO)、ステップS1707で、MFP300は、自身をグループオーナに設定する。
一方、同時動作中でない場合(ステップS1702でYES)、ステップS1711で、MFP300は、Owner Intentの値を最大値未満、つまり、14以下の固定値に設定する。この場合、ステップS1712で、MFP300は、役割決定処理を実行する。ステップS1713で、MFP300は、自身のOwner Intentと通信相手装置のOwner Intentとを比較して、その比較結果に基づいて、自身をクライアント/グループオーナに設定する。この場合、ステップS1713で、MFP300は、自身がクライアント/グループオーナとして通信相手装置との接続を確立する。また、Autonomous Group Ownerを設定して強制的にグループオーナとして通信相手装置との接続を確立してもよい。
以上説明したように、実施形態3によれば、通信を行う機器との間での、主従関係(例えば、同一ベンダーでのプリンタとデジタルカメラ等)に基づいて、グループオーナとクライアントの関係(Owner Intentの値)を自動的に調整する。これにより、より適切な関係で、グループオーナとクライアントの役割を決定することができる。
尚、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムを実行するコンピュータは、1つであってもよいし、複数のコンピュータが協働してプログラムを実行するものであってもよい。さらに、プログラムの一部を実行する回路等のハードウェアを設け、そのハードウェアと、ソフトウェアを実行するコンピュータが協働して、本実施形態で説明した処理を実行する場合であってもよい。

Claims (9)

  1. アクセスポイントを介する通信を行う第1の通信モードと、通信相手装置とピアツーピアモードで通信を行う第2の通信モードとで無線通信可能な通信装置であって、
    前記第2の通信モードにより前記通信相手装置と通信する際に、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとの同時動作を実行するか判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとの同時動作を実行すると判定された場合、前記第2の通信モードにおけるサービスを提供するサービス提供元として動作するよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記判定手段により、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとの同時動作を実行すると判定された場合、前記第2の通信モードにおけるサービスを提供するサービス提供元として動作することを意図する強さを示す意図指数を最大値に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとの同時動作を実行しないと判定された場合、前記意図指数を最大値未満に設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記通信装置に設定された意図指数が、前記通信相手装置から得られる意図指数より大きかった場合、前記通信装置を前記サービス提供元として動作させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記通信装置に設定された意図指数と前記通信相手装置から得られる意図指数が同じであった場合、前記通信相手装置のデバイス情報に基づき前記サービス提供元として動作させるか決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記デバイス情報は、少なくともデバイスの種類を示す情報及びMACアドレスのいずれか1つを含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記制御手段は、前記通信装置を前記サービス提供元として動作させることを前記通信相手装置に通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  8. 1つの通信部で、アクセスポイントを介する通信を行う第1の通信モードと、通信相手装置とピアツーピアモードで通信を行う第2の通信モードとで無線通信可能な通信装置の制御方法であって、
    前記第2の通信モードにより前記通信相手装置と通信する際に、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとの同時動作を実行するか判定し、
    前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとの同時動作を実行すると判定された場合、前記第2の通信モードにおけるサービスを提供するサービス提供元として動作するよう制御することを特徴とする通信装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法をコンピュータにより実現するためのプログラム。
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