JP7005560B2 - 印刷装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents
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Description
外部のアクセスポイントを介して情報処理装置と無線通信を可能とするための第1の通信モードと、前記外部のアクセスポイントを介さずに前記印刷装置が親局として機能し、子局としての情報処理装置との無線通信を可能とするための第2の通信モードと、を実行可能な通信手段と、
前記通信手段の使用するチャネルを設定し、前記通信手段を制御する制御手段と、
前記制御手段により設定されたチャネルを用いた無線通信により、前記情報処理装置から送信され前記通信手段により受信されたデータに基づき印刷処理を実行する印刷制御手段と、
を備え、
前記第1の通信モードでは、前記通信手段は、前記第1の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれDFS(Dynamic Frequency Selection)機能が適用される必要がある帯域である特定の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれ前記特定の周波数帯域とは異なる周波数帯域のチャネル、のいずれのチャネルを用いても通信可能であり、
前記第2の通信モードでは、前記通信手段は、前記第1の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれ前記特定の周波数帯域とは異なる周波数帯域のチャネル、のどちらのチャネルを用いても通信可能であり、前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて通信しないよう制御される、ことを特徴とする印刷装置が提供される。
また他の側面によれば、第1の周波数帯域を用いた無線通信と前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域を用いた無線通信とをそれぞれ実行可能な印刷装置であって、
外部のアクセスポイントを介して情報処理装置と無線通信を可能とするための第1の通信モードと、前記外部のアクセスポイントを介さずに前記印刷装置が親局として機能し、子局としての情報処理装置との無線通信を可能とするための第2の通信モードと、を実行可能な通信手段と、
前記通信手段の使用するチャネルを設定し、前記通信手段を制御する制御手段と、
前記制御手段により設定されたチャネルを用いた無線通信により、前記情報処理装置から送信され前記通信手段により受信されたデータに基づき印刷処理を実行する印刷制御手段と、
を備え、
前記第1の通信モードと前記第2の通信モードのどちらも有効化される場合、前記制御手段は、前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルに基づいて前記第2の通信モードにおいて使用するチャネルを設定し、
前記通信手段が前記第1の通信モードにおいて、前記第2の周波数帯域に含まれDFS(Dynamic Frequency Selection)機能が適用される必要がある帯域である特定の周波数帯域のチャネルを用いて通信する場合、前記制御手段は、前記通信手段が前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて前記第2の通信モードの通信を実行しないよう制御することを特徴とする印刷装置が提供される。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。但し、本実施形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に、特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
まず、以下で説明する実施形態を実現するためのシステム構成について、図1~図6を用いて説明する。
図5は携帯型通信端末装置200の構成を示すブロック図である。携帯型通信端末装置200は、装置自身のメインの制御を行うメインボード501と、WLAN通信を行うWLANユニット201とを有する。メインボード501において、CPU(中央演算処理部)502は、システム制御部であり、携帯型通信端末装置200の全体を制御する。以降に示す携帯型通信端末装置200の処理はCPU502の制御によって実行される。ROM503は、CPU502が実行する制御プログラムや組込オペレーティングシステム(OS)プログラム等を記憶する。本実施形態では、ROM503に記憶されている各制御プログラムは、ROM503に記憶されている組込OSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。
図6はMFP300の構成を示すブロック図である。MFP300は、装置自身のメインの制御を行うメインボード601と、WLAN通信を行うWLANユニット617とを有する。
WLANにおける通信においてP2P(外部のアクセスポイントを介さずに装置同士がダイレクトで無線LANにより通信する方式)を実現する方式として、複数のモードが考えられる。それぞれのモードでは探索側の機器が同一の機器探索リクエスト(例えば、Probe Requestフレーム)を使用して通信相手となる機器(通信相手装置または対向機という)を探索して発見する。MFP300をP2Pモードで起動する場合、5GHz帯域または2.4GHz帯域の周波数帯域を用いることが可能である。例えばP2Pモードに2.4GHzのみの帯域を設定してMFP300を起動した場合、たとえば携帯型通信端末200などの探索側の機器が5GHz帯域で探索コマンドを送信してもMFP300は応答しない。 P2Pモードのモードとして、以下の2モードが考えられる。
・モードB(Wi-Fi Direct(WFD)(登録商標)モード)
それぞれのモードは、対応している機器と対応していない機器とがあり、また、アプリケーションについても、それぞれのモードで異なることがある。以下、各モードにおける無線の機器探索シーケンスについて、図7、図8を用いて説明する。尚、Wi-Fi Direct(登録商標)による通信機能を有する機器では、その操作部から、その通信機能を実現する専用のアプリケーションを呼び出す。そして、Wi-Fi Direct(登録商標)機器はそのアプリケーションによって提供されるUI(ユーザインターフェース)の画面操作に基づいて、Wi-Fi Direct(登録商標)通信を実行することができる。
図7はモードA(ソフトAPモード)の無線の機器探索シーケンスを示す図である。ソフトAPモードでは、通信を行う機器(例えば、携帯型通信端末装置200とMFP300)との間で、一方の機器(例えば、携帯型通信端末装置200)が、各種サービスを依頼する役割を果たすクライアントとなる。そしてもう一方の機器が、WLANにおけるアクセスポイントの機能をソフトウェアによる設定により実現するソフトAP(例えば、MFP300)となる。
図8はモードB(WFDモード)の無線の機器探索シーケンスを示す図である。WFDモードでは、機器探索リクエスト801により通信相手となる機器が探索される。機器探索リクエスト801はWFD属性を有しており、探索の対象がWFDモードの通信機器であることを特定できる。機器探索リクエスト801を受信したMFP300が機器探索応答802を返信すると、クライアント側で、P2Pの通信相手であるMFP300が検出される。P2Pのグループオーナと、P2Pのクライアントの役割を決定した上で、残りの無線接続の処理を行うことになる。この役割決定は、例えばP2PではGO Negotiationに対応する。しかし、後述する、無線インフラモードとWFDモードとが同時に並行動作する場合の周波数帯域について無線チップセットの制約がある場合は、2つのモードのチャンネルを合わせる必要がある。従って、MFP300はWFDモードの親局(Autonomous Group Owner)として固定的に起動することが望ましい。その場合は、役割を決定するためにGO Negotiationの通信は不要となる。MFP300が、WFDモードのGroup Ownerとして起動される時には、MFP300自らが親局としての周波数帯とチャンネルを決定するため、5GHz、2.4GHzいずれかの周波数帯域およびチャネルを選択して用いることが可能である。ソフトAPモードおよびWFDモードを含むP2Pモードを、本例では第2の無線インターフェース又は第2の通信モードと呼ぶこともある。
図9はモードC(無線インフラモード)の無線の機器探索シーケンスを示す図である。無線インフラモードは、通信を行う機器(例えば、携帯型通信端末装置200とMFP300)を、ネットワークを統括する外部の「アクセスポイント」(例えば、アクセスポイント400)と接続し、機器同士が外部のアクセスポイントを介して通信する形態である。言い換えると、外部のアクセスポイントが構築したネットワークを介して機器同士が通信する形態である。無線インフラモードでは、携帯型通信端末機器200は、機器探索リクエスト901によりアクセスポイント400を探索する。アクセスポイント400が機器探索応答902を返信するとアクセスポイントが発見される。携帯型通信端末機器200とMFP300がそれぞれアクセスポイントを発見し、接続することで、アクセスポイントを中継して各デバイス間の通信ができるようになる。尚、機器とアクセスポイントとの間で無線接続を実現する場合に送受信されるコマンドやパラメータについては、Wi-Fi規格で規定されているものを用いればよく、ここでの説明は省略する。無線インフラモードを、本例では第1の無線インターフェース又は第1の通信モードと呼ぶこともある。
1台の無線デバイスで複数の無線インターフェースが同時並行して動作可能であり、かつ、低コストの無線チップセットのハードウェアに、機能上或いは性能上の制約がある場合でも、ユーザの利便性を損なわずに無線を利用するための方法を詳細に説明する。なお、詳細説明の前に、本実施形態の前提となる制約について説明する。
MFP300は、本体を購入したユーザが初めて電源を投入した際に、工場出荷状態(着荷状態)から初期設定を行うため、通常とは異なる初期起動時専用の処理シーケンス(初期セットアップ)を起動するように構成されている。例えば、MFP300の工場からの出荷時は、印刷部612に、インクタンクやプリントヘッド等が装着されない状態で出荷されている。従って、ユーザが初めて操作する初期起動直後に、同梱されたインクタンクやプリントヘッド等を装着する処理をユーザに促すなど、MFP300を使用可能なように準備する必要があるためである。工場出荷状態のままであることを示す初期起動状態であるかどうかは、不揮発性メモリ605に保存されるフラグ(初期起動フラグ)を用いて制御されており、ユーザ先で使用するための準備が完了すると初期起動フラグの状態が変わり、以後、初期起動時専用の処理シーケンスは起動しないように構成されている。本実施形態では、MFP300では初期起動時に特有の処理を行っていることに着目し、初期起動時の処理に、無線インターフェースの設定を含める。MFP300の初期起動時のIF設定処理シーケンスについて図10および図11を用いて説明する。なお、初期起動時にはIF設定以外の初期セットアップのシーケンスも処理されるが、本実施例に直接関係のないシーケンスについてはここでは図示していない。図11は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。
次に、IFの有効・無効切り替え時における、無線インフラモードとP2Pモードの設定方法について説明する。MFP本体の操作表示部305では、図4(c)に示す本体操作画面あるいはケーブルレスセットアップ経由で、使用するIFの有効/無効を設定可能なように構成されている。本実施形態では、有線LANと無線LANの使用は排他的であり、有線LANを有効にした状態で、同時に無線LANを有効にする事は出来ない。また、逆に無線LANが有効な状態で、同時に有線LANを有効にする事も出来ない。有線LANと無線LANとを同時に無効に設定する事は可能である。USB IFはユーザによる設定で無効には出来ないが、起動時に常に有効化され、有線LANあるいは無線LANと同時に使用可能な構成となっている。無線LANには、P2Pモードと、無線インフラモードの設定があり、個別に独立して有効/無効が設定出来るようになっている。P2Pモードと無線インフラモードを同時に有効に設定する事が可能である。その際にMFP300は、P2Pによる通信と無線インフラによる通信を同時に行う事が出来るようになる。設定した有効/無効の状態は不揮発性メモリ605に保存され、次回の起動時にも参照されて、保存された情報に基づき各IFが有効化される。本体のLAN設定項目を初期化した際には、P2Pモードおよび無線インフラモードは無効となる。また、有線LANも無効となり、有線も無線もLANは使用しない状態となる。LAN設定を初期化したユーザは、所望のIFを個別に有効に設定変更して使用する事になる。
例えば、通信モード設定1から、図4(c)の操作表示部でP2Pモードを無効設定から有効設定に切り替えると通信モード設定4で保存される。また、初期起動時に図11のステップS1105で無線インフラモードをLAN設定値として指定して、ステップS1108で2.4GHz帯域で接続した場合は、ステップ1109でP2Pモードを2.4GHzで起動し、通信モード設定4で保存される。
無線チップセットの制約が、IF切り替えの障壁になるパターンとして、通信モード設定2から別の通信モード設定への切り替えがある。通信モード設定2の状態は無線インフラモードが5GHzになっており、図4(c)の操作表示部で、P2Pモードを無効設定から有効設定に切り替えると、無線チップセットの第一と第2の制約が障壁となる。すなわち第1の制約により、二つのモードを同時並行で動作させるためには、無線インフラモードのチャンネル・周波数帯域に合わせてP2Pモードも5GHzで起動しなければならない。しかしながら、第2の制約により、P2Pモードは5GHzのDFS機能が使えずそのため2.4GHzでしか起動できない。このため、ユーザが明示的に設定したP2Pモードへの設定変更を優先して、P2Pモードが使える通信モード設定3に切り替えるフローチャートが図13である。図13は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。
無線チップセットの制約が、IF切り替えの障壁になるパターンとして、通信モード設定3から別の5GHzを使用する通信モード設定に変更するケースがある。通信モード設定3の状態はP2Pモードが2.4GHzになっており、図4(c)の操作表示部で、過去に5GHz帯でセットアップした無線インフラモードを無効設定から有効設定に切り替えると、無線チップセットの第1と第2の制約が障壁となる。すなわち第1の制約により、無線インフラモードとP2Pモードとを同時並行で動作させるためには、無線インフラモードのチャンネル・周波数帯域に合わせてP2Pも5GHzで起動しなければならない。しかしながら、第2の制約により、P2Pモードは5GHzのDFS機能が使えず2.4GHzでしか起動できない。このため、ユーザが明示的に設定した無線インフラモードへの設定変更を優先して、通信モード設定2に切り替えるフローチャートが図14である。図14は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。
次に、無線の手動セットアップ時における、無線インフラモードとP2Pモードの設定方法について説明する。図15はMFP300で実施する無線インフラの手動セットアップを示すフローチャート図である。手動セットアップでは、ユーザ指示により検索(あるいは探索)した周囲の無線アクセスポイント一覧がMFPの操作表示部305に表示され、ユーザが無線アクセスポイントを検索結果から手動で選択する。図15は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。
次に、無線の自動セットアップ時において2.4GHz帯を優先時における、無線インフラモードとP2Pモードの設定方法について説明する。自動セットアップは、接続先の無線アクセスポイントをプッシュボタンやPINコード方式で自動で選択できるため自動セットアップと呼んでいる。具体的にはWPS(Wi-Fi Protected Setup)(商標)、AOSS(商標)、らくらく無線スタート(登録商標)、等の方法がある。無線の自動セットアップ時には、無線アクセスポイントから取得した無線パラメータの周波数情報の内から、2.4GHz帯域と5GHz帯域とのうちいずれかを優先した順番で接続を試みる必要がある。実施形態1では、無線チップセットの第2の制約があるため、2.4GHzを優先して接続する方が無線インフラモードとP2Pモードの同時利用の条件を満たせる可能性が高められる。従って、まず2.4GHzを優先して接続を試みる方法について説明する。
次に、無線の自動セットアップ時において5GHz帯を優先時における、無線インフラモードとP2Pモードの設定方法について説明する。無線の自動セットアップ時には、無線アクセスポイントから取得した無線パラメータの周波数情報の内から、2.4GHz/5GHzのいずれかの帯域を優先した順番で接続を試みる必要がある。上述の2.4GHz帯優先の例では、無線チップセットの第2の制約があるため、2.4GHzを優先して接続する方が無線インフラモードとP2Pモードの同時利用の条件を満たせる可能性が高められることから、2.4GHz優先で接続した。しかしながら、複数の無線インターフェースの同時利用よりも、5GHzの周波数帯利用を優先したいユーザも存在する。ここでは5GHzを優先して接続を試みる方法について説明する。
1台の無線デバイスで複数の無線インターフェースが同時並行して動作可能であり、かつ、低コストの無線チップセットのハードウェアとして制約がある場合でも、ユーザの利便性を損なわずに無線を利用するための方法を実施形態2で説明する。実施形態1で説明したとおり、無線チップセットが利用するCPUやアンテナが1つしか採用できない、複数の無線インターフェースを同時に動作させるとファームウェアが複雑化する、といったことに起因してこれらの無線利用上の制約が生ずることがある。
本体操作部では、図4の(c)に示す本体操作画面あるいはケーブルレスセットアップ経由で、使用するIFの有効/無効を設定可能なように構成されている。本実施形態では、有線LANと無線LANの使用は排他であり、有線LANを有効にした状態で、同時に無線インフラを有効にする事は出来ない。また、逆に無線LANが有効な状態で、同時に有線LANを有効にする事も出来ない。有線LANと無線LANを同時に無効に設定する事は可能である。USB IFはユーザによる設定で無効には出来ないが、起動時に常に有効化され、有線LANあるいは無線LANと同時に使用可能な構成となっている。
図18を用いて、IFの切り替えについて説明する。図18はLAN設定値として、通信モードと周波数帯域の設定可能な組み合わせである。通信モード設定1、通信モード設定2は、無線インフラモードが有効、P2Pモードが無効に設定されたパターンである。例えば、LAN無効状態から、無線インフラモードで無線アクセスポイントとのセットアップを行い、2.4GHz帯域で無線アクセスポイントと接続完了した時の無線設定を保存した場合は通信モード1になる。通信モード設定1と通信モード設定2は、無線インフラモードとP2PモードのLAN設定(有効・無効)としては同じ設定であるが、無線接続に成功した結果、保存されている周波数帯域が異なっているため、表では明示的に区別して表記している。
図21はMFP300で実施する無線インフラの手動セットアップを示すフローチャート図である。図21は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。手動セットアップでは、ユーザ指示により検索した周囲の無線アクセスポイント一覧がMFPの操作表示部305に表示され、ユーザが無線アクセスポイントを検索結果から手動で選択するため、手動セットアップと呼んでいる。ステップS2101~S2106のフローチャートは、実施形態1の<無線の手動セットアップ>のステップS1501~S1506と同じ処理である。
無線の自動セットアップ時には、無線アクセスポイントから取得した無線パラメータの周波数情報の内から、2.4GHz/5GHzのいずれかを優先した順番で接続を試みる必要がある。実施形態2では、無線チップセットの第2の制約があるが、5GHzのDFS利用バンド以外で接続していれば、無線インフラモードとP2Pモードの同時利用の条件を満たせる。ここでは5GHzの無線インフラ接続を優先して、かつ、無線インフラとP2Pモードについて極力、周波数帯を合わせて動作させる方法について説明する。5GHz優先で無線アクセスポイントに接続する場合も、実施形態1の<無線の自動セットアップ(5GHz優先)>の説明に従い、図16のステップS1601~S1616と同様に無線接続プロファイルの受信と保存処理を行う。その後の処理について、図22を用いて説明する。図22は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。図22のステップS2201~S2204は、図17のステップS1717~S1720を用いて説明した実施形態1の<無線の自動セットアップ(5GHz優先)>の5GHzの接続処理と同じである。
1台の無線デバイスで複数の無線通信インターフェースが同時並行して動作可能であり、かつ、低コストの無線チップセットのハードウェアとして制約がある場合でも、ユーザの利便性を損なわずに無線を利用するための方法を説明する。
本体操作部では、図4の(c)に示す本体操作画面あるいはケーブルレスセットアップ経由で、使用するIFの有効/無効を設定可能なように構成されている。本実施形態では、有線LANと無線LANの使用は排他であり、有線LANを有効にした状態で、同時に無線インフラを有効にする事は出来ない。また、逆に無線LANが有効な状態で、同時に有線LANを有効にする事も出来ない。有線LANと無線LANを同時に無効に設定する事は可能である。USB IFはユーザによる設定で無効には出来ないが、起動時に常に有効化され、有線LANあるいは無線LANと同時に使用可能な構成となっている。
図24はMFP300で実施する無線インフラの手動セットアップを示すフローチャート図である。図24は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。手動セットアップでは、ユーザ指示により検索した周囲の無線アクセスポイント一覧がMFPの操作表示部305に表示され、ユーザが無線アクセスポイントを検索結果から手動で選択するため、手動セットアップと呼んでいる。ステップS2401~S2405のフローチャート前半は、実施形態1の<無線の手動セットアップ>で説明した図15のステップS1501~S1505と同じ処理である。
無線の自動セットアップ時には、無線アクセスポイントから取得した無線パラメータの周波数情報の内から、2.4GHz/5GHzのいずれかを優先した順番で接続を試みる必要がある。実施形態3では、無線チップセットの第2の制約があるため、5GHzのDFS利用バンド以外で接続していれば、無線インフラモードとP2Pモードの同時利用の条件を満たせる。ここでは無線インフラ接続は5GHzを優先して、かつ、P2Pモードについては5GHzのDFS利用バンド以外で動作させる方法について説明する。5GHz優先で無線アクセスポイントに接続する場合も、実施形態1の<無線の自動セットアップ(5GHz優先)>の説明に従い、図16のステップS1601~S1616と同様に無線接続プロファイルの受信と保存処理を行う。その後の処理について、図25を用いて説明する。図25は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。
A:2.4GHz
B:5GHz
C:2.4GHz+5GHz
のいずれかの周波数設定で不揮発性メモリ605に保存することができる。Cの組み合わせは、P2Pモードまたは無線インフラモードが互いに異なる周波数を使用するもので、どちらの通信モードでどちらの周波数を利用するかによって、さらに二通りのプロファイルに分けられる。無線チップセットが2.4GHz、5GHzの周波数帯を利用できて、かつ、第1の制約がある場合は、無線インフラの再接続先アクセスポイントの周波数帯によって意図せずP2Pモードが第1の制約で使えなくなることがある。そのため、無線インフラの接続先に従って「A:2.4GHz」または「B:5GHz」で固定して保存しておくことが望ましい。
1台の無線デバイスで複数の無線通信インターフェースが存在し、かつ、低コストの無線チップセットのハードウェアとして制約がある場合でも、ユーザの利便性を損なわずに無線を利用するための方法を説明する。本実施形態においては複数の無線インターフェースが同時並行で動作しない例(つまり複数の通信モードが単独でのみ動作する例)を説明する。本実施形態では、実施形態1、及び実施形態2に記載した第1の制約が通信上の実質的な制約となることはない。次に、低コストの無線チップセットの第2の制約として、P2Pモード(GroupOwner、もしくはソフトAP)では5GHzのDFS機能を利用できない点を前提とする。なお、以下の説明では、上述の各実施形態と共通する図及びその説明は省略し、異なる点について重点的に説明する。特に、本実施形態のシステムの構成や各装置の構成、無線インフラモード及びP2Pモードの基本的な説明等については第1実施形態と同じであるため説明を省略する。
本体操作部では、図4の(c)に示す本体操作画面あるいはケーブルレスセットアップ経由で、使用するIFの有効/無効を設定可能なように構成されている。本実施形態では、有線LANと無線LANの使用は排他であり、有線LANを有効にした状態で、同時に無線インフラを有効にする事は出来ない。また、逆に無線LANが有効な状態で、同時に有線LANを有効にする事も出来ない。有線LANと無線LANを同時に無効に設定する事は可能である。USB IFはユーザによる設定で無効には出来ないが、起動時に常に有効化され、有線LANあるいは無線LANと同時に使用可能な構成となっている。
図27はMFP300で実施する無線インフラの手動セットアップを示すフローチャート図である。図27は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。手動セットアップでは、ユーザ指示により検索した周囲の無線アクセスポイント一覧がMFPの操作表示部305に表示され、ユーザが無線アクセスポイントを検索結果から手動で選択するため、手動セットアップと呼んでいる。ステップS2701~S2705のフローチャート前半は、実施形態1の<無線の手動セットアップ>で説明した図15のステップS1501~S1505と同じ処理である。
無線の自動セットアップ時には、無線アクセスポイントから取得した無線パラメータの周波数情報の内から、2.4GHz/5GHzのいずれかを優先した順番で接続を試みる必要がある。実施形態4では、無線チップセットの第2の制約があり、これを回避するためにP2Pモードは2.4GHz固定で動作させる。ここでは無線インフラ接続は5GHzを優先して、かつ、P2Pモードについては2.4GHz固定で動作させる方法について説明する。5GHz優先で無線アクセスポイントに接続する場合も、実施形態1の<無線の自動セットアップ(5GHz優先)>の説明に従い、図16のステップS1601~S1616と同様に無線接続プロファイルの受信と保存処理を行う。その後の処理について、図28を用いて説明する。図28は、MFP300の、特にCPU602によって実行される処理である。
無線セットアップ完了時の周波数帯を保存領域に記憶しておき、2.4GHz/5GHzのいずれかに固定している。ただし、実施形態1、実施形態2のように無線が切断された際の再接続後に、意図せず無線チップセットの制約に陥り、無線インフラモードあるいはP2Pモードが使えなくなってしまうことはない。従って、必ずしも無線セットアップ完了時の周波数帯を保存領域に記憶しておき、2.4GHz/5GHzのいずれかに固定する必要はない。
A:2.4GHz
B:5GHz
C:2.4GHz+5GHz
のいずれかの周波数設定で不揮発性メモリ605に保存することができる。無線チップセットが2.4GHz、5GHzの周波数帯を利用できて、かつ、第1の制約が無い場合は、無線インフラの再接続先アクセスポイントの周波数帯によって意図せずP2Pモードが第1の制約で使えなくなることがある。そのため、無線インフラの接続先に従って「A:2.4GHz」または「B:5GHz」で固定して保存しておくことが望ましい。
上述の各実施形態では、使用する周波数帯域の例として、2.4GHz帯域と5GHz帯域の例を挙げて説明した。しかしながら、本発明は、その他の周波数帯域を使用することもできる。例えば、無線LAN通信の規格の追加・変更等により上記以外の周波数帯域が使用可能となった場合にも本発明は適用可能である。
Claims (33)
- 第1の周波数帯域を用いた無線通信と前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域を用いた無線通信とをそれぞれ実行可能な印刷装置であって、
外部のアクセスポイントを介して情報処理装置と無線通信を可能とするための第1の通信モードと、前記外部のアクセスポイントを介さずに前記印刷装置が親局として機能し、子局としての情報処理装置との無線通信を可能とするための第2の通信モードと、を実行可能な通信手段と、
前記通信手段の使用するチャネルを設定し、前記通信手段を制御する制御手段と、
前記制御手段により設定されたチャネルを用いた無線通信により、前記情報処理装置から送信され前記通信手段により受信されたデータに基づき印刷処理を実行する印刷制御手段と、
を備え、
前記第1の通信モードでは、前記通信手段は、前記第1の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれDFS(Dynamic Frequency Selection)機能が適用される必要がある帯域である特定の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれ前記特定の周波数帯域とは異なる周波数帯域のチャネル、のいずれのチャネルを用いても通信可能であり、
前記第2の通信モードでは、前記通信手段は、前記第1の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれ前記特定の周波数帯域とは異なる周波数帯域のチャネル、のどちらのチャネルを用いても通信可能であり、前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて通信しないよう制御される、ことを特徴とする印刷装置。 - 第1の周波数帯域を用いた無線通信と前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域を用いた無線通信とをそれぞれ実行可能な印刷装置であって、
外部のアクセスポイントを介して情報処理装置と無線通信を可能とするための第1の通信モードと、前記外部のアクセスポイントを介さずに前記印刷装置が親局として機能し、子局としての情報処理装置との無線通信を可能とするための第2の通信モードと、を実行可能な通信手段と、
前記通信手段の使用するチャネルを設定し、前記通信手段を制御する制御手段と、
前記制御手段により設定されたチャネルを用いた無線通信により、前記情報処理装置から送信され前記通信手段により受信されたデータに基づき印刷処理を実行する印刷制御手段と、
を備え、
前記第1の通信モードと前記第2の通信モードのどちらも有効化される場合、前記制御手段は、前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルに基づいて前記第2の通信モードにおいて使用するチャネルを設定し、
前記通信手段が前記第1の通信モードにおいて、前記第2の周波数帯域に含まれDFS(Dynamic Frequency Selection)機能が適用される必要がある帯域である特定の周波数帯域のチャネルを用いて通信する場合、前記制御手段は、前記通信手段が前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて前記第2の通信モードの通信を実行しないよう制御することを特徴とする印刷装置。 - 前記通信手段が前記第1の通信モードにおいて前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて通信する場合、前記制御手段は、前記第2の通信モードのチャネルとして、前記異なる周波数帯域のチャネルを設定することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
- 前記第1の通信モードと前記第2の通信モードのどちらも有効化される場合、前記第1の通信モードにおいて前記第1の周波数帯域のチャネルが用いられるなら、前記制御手段は、前記第2の通信モードにおいて使用するチャネルとして、前記第1の通信モードで使用するチャネルと同じチャネルを設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記通信手段が前記第1の通信モードにおいて前記特定の周波数帯域のチャネルで通信する場合、前記制御手段は、前記通信手段が前記第2の通信モードの通信を実行しないよう制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記通信手段が前記第1の通信モードにおいて前記異なる周波数帯域のチャネルを用いて通信する場合、前記制御手段は、前記第2の通信モードにおいて使用するチャネルとして、前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルと同じチャネルを設定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記通信手段が前記第1の通信モードにおいて前記異なる周波数帯域のチャネルで通信する場合、前記制御手段は、前記通信手段が前記第2の通信モードの通信を実行しないよう制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記通信手段は、外部装置との通信により、外部のアクセスポイントとの接続に必要な設定情報を取得し、
前記取得した設定情報に含まれる周波数帯域に関する情報に基づき、前記通信手段は前記外部のアクセスポイントと接続し前記第1の通信モードの通信を実行することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記取得した設定情報に含まれる前記周波数帯域に関する情報が、前記第1の周波数帯域のチャネルを示す場合、前記通信手段は、前記外部のアクセスポイントとの接続に用いるチャネルと同じチャネルを用いて前記第2の通信モードを実行し、
前記取得した設定情報に含まれる周波数帯域に関する情報が、前記特定の周波数帯域のチャネルを示す場合、前記通信手段は、前記第2の通信モードを実行しないことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。 - 前記通信手段は、前記第1の通信モードが有効化されており、かつ前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルとして前記特定の周波数帯域のチャネルが設定されている状態において、前記第2の通信モードを有効化する場合は、前記第1の通信モードを実行せずに、前記第2の通信モードを実行し、
前記通信手段は、前記第1の通信モードが有効化されており、かつ前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルとして前記第1の周波数帯域のチャネルが設定されている状態において、前記第2の通信モードを有効化する場合は、前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルと同じチャネルを用いて前記第2の通信モードを実行することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記通信手段は、前記第2の通信モードが有効化されており、かつ前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルとして前記特定の周波数帯域のチャネルが設定されている状態において、前記第1の通信モードを有効化する場合は、前記第2の通信モードを実行せずに、前記第1の通信モードを実行し、
前記通信手段は、前記第2の通信モードが有効化されており、かつ前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルとして前記第1の周波数帯域のチャネルが設定されている状態において、前記第1の通信モードを有効化する場合は、前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルと同じチャネルを用いて前記第1の通信モードを実行することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記通信手段は、外部のアクセスポイントの探索を行うことにより、前記外部のアクセスポイントから識別情報を含む応答情報を取得し、
前記取得された応答情報に基づき前記印刷装置の表示手段に表示された識別情報の中から、ユーザーにより選択された識別情報に対応する外部のアクセスポイントと前記通信手段は接続し、前記第1の通信モードの通信を実行することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記制御手段は、前記第2の通信モードが有効化されている状態において、前記選択された識別情報に対応する外部のアクセスポイントと前記第1の周波数帯域のチャネルで接続される場合は、前記制御手段は、前記第2の通信モードのチャネルにおいて使用するチャネルを前記第1の通信モードのチャネルと同じチャネルに設定し、
前記第2の通信モードが有効化されている状態において、前記選択された識別情報に対応する外部のアクセスポイントと前記特定の周波数帯域のチャネルで接続される場合、前記通信手段は、前記第2の通信モードを実行しないことを特徴とする請求項12に記載の印刷装置。 - 前記通信手段は、無線の自動セットアップ方式により、外部のアクセスポイントから周波数帯域に関する情報を含む接続情報を取得し、
前記取得された接続情報に前記第1の周波数帯域に関する情報と第2の周波数帯域に関する情報とが含まれる場合、前記通信手段は、前記第1の周波数帯域を優先して前記外部のアクセスポイントと接続することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記無線の自動セットアップ方式は、WPS(Wi-Fi Protected Setup)、AOSS(AirStation One-Touch Secure System)、らくらく無線スタート、のうちいずれかであることを特徴とする請求項14に記載の印刷装置。
- 前記制御手段は、前記第2の通信モードが有効化されている状態において、前記外部のアクセスポイントと前記第1の周波数帯域のチャネルで接続される場合、前記第2の通信モードにおいて使用するチャネルを前記第1の通信モードのチャネルと同じチャネルに設定し、
前記通信手段は、前記第2の通信モードが有効化されている状態において、前記外部のアクセスポイントと前記特定の周波数帯域のチャネルで接続される場合、前記第2の通信モードを実行しないことを特徴とする請求項14又は15に記載の印刷装置。 - 前記第1の通信モードまたは前記第2の通信モードのうちいずれかが無効化される場合には、前記印刷装置の表示手段にメッセージが表示されることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記通信手段は、IEEE802.11シリーズに準拠した通信により、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードとを実行することを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第1の通信モードは、前記外部のアクセスポイントが親局として動作し、前記印刷装置が子局として動作するモードであることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第1の通信モードでは、親局としての前記外部のアクセスポイントから取得した周波数に関する情報に基づいて、前記制御手段が設定するチャネルが決定され、
前記第2の通信モードでは、前記制御手段が設定するチャネルに基づいて、子局である前記情報処理装置が設定するチャネルが決定されることを特徴とする請求項1から19のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記第2の通信モードでは、前記印刷装置は親局として固定的に動作することを特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第2の通信モードでは、役割決定のためのネゴシエーションを実行することにより、前記印刷装置は、親局として動作することを特徴とする請求項1から21のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第2の通信モードは、前記印刷装置のアクセスポイント機能を実行することにより前記印刷装置が親局として動作するモードであることを特徴とする請求項1から22のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第2の通信モードは、前記印刷装置がWi-Fi Direct(登録商標)のGroup Ownerとして動作することにより前記印刷装置が親局として動作するモードであることを特徴とする請求項1から23のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第1の通信モードの通信と前記第2の通信モードの通信とを並行して実行する場合、前記制御手段は、前記第2の通信モードにおいて使用するチャネルとして、前記第1の通信モードのチャネルと異なるチャネルを設定可能であることを特徴とする請求項1から24のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記通信手段が用いる周波数帯域として前記第2の周波数帯域と前記第1の周波数帯域のどちらを用いるかユーザーによる設定が可能であり、前記ユーザーによる設定に基づく周波数帯域のチャネルを用いて前記第2の通信モードの通信が実行されることを特徴とする請求項1から25のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記印刷装置はさらに有線LANによる通信を実行可能であり、
前記通信手段は、前記有線LANが有効に設定されている場合、前記第1の通信モードと前記第2の通信モードのいずれも実行できないことを特徴とする請求項1から26のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記印刷処理を実行されたデータに基づき、インクを吐出して印刷を実行するインクジェット印刷手段を備えることを特徴とする請求項1から27のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記インクジェット印刷手段は、インクタンクから供給されるインクを吐出し、
前記印刷制御手段は、前記インクタンクの残量に関するステータス情報を更新することを特徴とする請求項28に記載の印刷装置。 - 前記通信手段が前記第1の通信モードにおいて前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて通信する場合、前記情報処理装置が前記特定の周波数帯域を用いて通信可能であったとしても、前記制御手段は、前記通信手段が前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて前記第2の通信モードの通信を実行しないよう制御することを特徴とする請求項1から29のいずれか1項に記載の印刷装置。
- コンピュータを、請求項1から30のいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
- 第1の周波数帯域を用いた無線通信と前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域を用いた無線通信とをそれぞれ実行可能な印刷装置の制御方法であって、
外部のアクセスポイントを介して情報処理装置と無線通信を可能とするための第1の通信モードと、前記外部のアクセスポイントを介さずに前記印刷装置が親局として機能し、子局としての情報処理装置との無線通信を可能とするための第2の通信モードと、を通信手段に実行させるステップと、
前記通信手段の使用するチャネルを設定するステップと、
前記設定されたチャネルを用いた無線通信により、前記情報処理装置から送信された前記通信手段により受信されたデータに基づき印刷処理を実行させるステップと、
を備え、
前記第1の通信モードでは、前記通信手段は、前記第1の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれ前記第2の周波数帯域に含まれDFS(Dynamic Frequency Selection)機能が適用される必要がある帯域である特定の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれ前記特定の周波数帯域とは異なる周波数帯域のチャネル、のいずれのチャネルを用いても通信可能であり、
前記第2の通信モードでは、前記通信手段は、前記第1の周波数帯域のチャネルと、前記第2の周波数帯域に含まれ前記特定の周波数帯域とは異なる周波数帯域のチャネル、のどちらのチャネルを用いても通信可能であり、前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて通信しないよう制御されることを特徴とする制御方法。 - 第1の周波数帯域を用いた無線通信と前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域を用いた無線通信とをそれぞれ実行可能な印刷装置の制御方法であって、
外部のアクセスポイントを介して情報処理装置と無線通信を可能とするための第1の通信モードと、前記外部のアクセスポイントを介さずに前記印刷装置が親局として機能し、子局としての情報処理装置との無線通信を可能とするための第2の通信モードと、を通信手段に実行させるステップと、
前記通信手段の使用するチャネルを設定するステップと、
前記設定されたチャネルを用いた無線通信により、前記情報処理装置から送信され前記通信手段により受信されたデータに基づき印刷処理を実行させるステップと、
を備え、
前記第1の通信モードと前記第2の通信モードのどちらも有効化される場合、前記第1の通信モードにおいて使用するチャネルに基づいて前記第2の通信モードにおいて使用するチャネルを設定し、
前記通信手段が前記第1の通信モードにおいて前記第2の周波数帯域に含まれDFS(Dynamic Frequency Selection)機能が適用される必要がある帯域である特定の周波数帯域を用いて通信する場合、前記通信手段が前記特定の周波数帯域のチャネルを用いて前記第2の通信モードの通信を実行しないよう制御することを特徴とする制御方法。
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