JP2014225724A - 画像形成装置及びその起動制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】起動時間を高速化する画像形成装置を提供する。
【解決手段】
本発明の画像形成装置1は、主制御部81と副制御部82とを備えている。制御手段は、画像形成装置1に外部記憶媒体93が接続されていることを検出する。主制御部81の外部記憶媒体検出部810は、外部記憶媒体93が接続されていることが検出する。ロードプログラム格納部820は、起動時に補助記憶部92の副制御部制御プログラム群112から主記憶部91にロードされる副制御部ロードプログラム132を、外部記憶媒体93に記憶させる。副制御部82の外部記憶ロード部830は、起動時に外部記憶媒体93が接続されており、外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132が記憶されている場合、外部記憶媒体93から副制御部ロードプログラム132を読み出して、主記憶部91に記憶させる。これにより、高速起動を実現する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置及びその起動制御方法に係り、特に複数の制御手段を備えてそれぞれの制御手段の起動を制御する画像形成装置及びその起動制御方法に関する。
従来から、複写機や複合機(Multifunctional Peripheral, MFP)等の画像形成装置では、複数のCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えて、CPU毎に異なる処理を行わせるものが存在した。
特許文献1を参照すると、このような複数のCPUを備える画像形成装置の技術が開示されている。
特許文献1の画像形成装置は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発メモリ内に格納されたプログラムをメモリ上にロードし、それを実行することにより動作する。この際、複数のCPUが、特定の一つのCPUのプログラムを、セクション単位でメモリ上に展開する。これにより、特定のCPUのプログラムだけを高速に起動したい場合に、他のCPUが補助して高速に起動でき、CPUに遊び時間が生じない等の効果が得られる。
特開2008−99013号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の画像形成装置では、複数の制御手段を備える場合でも、コスト削減のため、HDDやフラッシュメモリ等の補助記憶部は、一つだけ備えていることが多い。
補助記憶部は、通常、アクセスを同時にすることができないか、できても読み込みや書き込みのパフォーマンスが低下する。このため、従来の画像形成装置では、起動時等、補助記憶部へのアクセスが集中する場合には、複数の制御手段それぞれが、プログラム等を順番にロードする必要があった。つまり、一方の制御手段による補助記憶部へのアクセスを集中して行い、その間、他方の制御手段は補助記憶部へアクセスせずに待つように構成していた。
このため、起動に時間がかかるという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、起動時間を高速化する画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の画像形成装置は、主制御手段と、副制御手段と、主記憶手段と、補助記憶手段とを備える画像形成装置において、初回起動時に、前記補助記憶手段に記憶された前記主制御手段が実行するプログラム及び前記副制御手段が実行するプログラムのそれぞれを、前記補助記憶手段から前記主記憶手段にロードする補助記憶ロード手段と、該補助記憶ロード手段により前記主記憶手段にロードされた、前記副制御手段が実行するプログラムを、接続された外部記憶媒体に格納するロードプログラム格納手段と、次回起動時から、前記補助記憶ロード手段による前記主制御手段が実行するプログラムの前記補助記憶手段からのロードと平行して、前記ロードプログラム格納手段により前記外部記憶媒体に記憶されたプログラムを前記主記憶手段にロードする外部記憶ロード手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、主制御手段と、副制御手段と、主記憶手段と、補助記憶手段とを備える画像形成装置において、初回起動時に、前記補助記憶手段に記憶された前記主制御手段が実行するプログラム及び前記副制御手段が実行するプログラムのそれぞれを、前記補助記憶手段から前記主記憶手段にロードする補助記憶ロード手段と、前記補助記憶手段に記憶されている前記副制御手段が実行するプログラムを、接続された外部記憶媒体に格納するロードプログラム格納手段と、次回起動時から、前記補助記憶ロード手段による前記主制御手段が実行するプログラムの前記補助記憶手段からのロードと平行して、前記ロードプログラム格納手段により前記外部記憶媒体に記憶されたプログラムを前記主記憶手段にロードする外部記憶ロード手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記外部記憶媒体の読み出しの速度に基づいたパフォーマンスを計測するパフォーマンス計測手段を備え、前記ロードプログラム格納手段は、前記パフォーマンス計測手段により計測されたパフォーマンスが所定値より高い場合、前記外部記憶媒体に前記副制御手段が実行するプログラムを格納することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記パフォーマンス計測手段は、複数の前記外部記憶媒体が接続されている場合、それぞれの前記外部記憶媒体についてパフォーマンスを計測し、前記ロードプログラム格納手段は、前記パフォーマンス計測手段により計測されたパフォーマンスが最も高い前記外部記憶媒体に前記副制御手段が実行するプログラムを格納することを特徴とする。
本発明の起動制御方法は、主制御手段と、副制御手段と、主記憶手段と、補助記憶手段とを備える画像形成装置の起動制御方法において、初回起動時に、前記補助記憶手段に記憶された前記主制御手段が実行するプログラム及び前記副制御手段が実行するプログラムのそれぞれを、前記補助記憶手段から前記主記憶手段にロードし、前記主記憶手段にロードされた、前記副制御手段が実行するプログラムを、接続された外部記憶媒体に格納し、次回起動時から、前記補助記憶ロード手段による前記主制御手段が実行するプログラムの前記補助記憶手段からのロードと平行して、前記外部記憶媒体に記憶されたプログラムを前記主記憶手段にロードすることを特徴とする。
本発明の起動制御方法は、主制御手段と、副制御手段と、主記憶手段と、補助記憶手段とを備える画像形成装置の起動制御方法において、初回起動時に、前記補助記憶手段に記憶された前記主制御手段が実行するプログラム及び前記副制御手段が実行するプログラムのそれぞれを、前記補助記憶手段から前記主記憶手段にロードし、前記補助記憶手段に記憶されている前記副制御手段が実行するプログラムを、接続された外部記憶媒体に格納し、次回起動時から、前記主制御手段が実行するプログラムの前記補助記憶手段からのロードと平行して、前記外部記憶媒体に記憶されたプログラムを前記主記憶手段にロードすることを特徴とする。
本発明によれば、初回起動時に補助記憶手段から主記憶手段にロードされるプログラムを外部記憶媒体に保存し、次回起動時から外部記憶媒体からのプログラムの読み出しを補助記憶手段からのプログラムの読み出しと平行して行うことで、起動時間を高速化する画像形成装置を提供できる。
本発明の画像形成装置の実施の形態に係る内部構成を示す概略模式断面図である。 本発明の画像形成装置の実施の形態に係る制御構成を示すブロック図である。 本発明の画像形成装置の実施の形態に係る主記憶部、補助記憶部、及び記憶媒体に記憶されたプログラム及びデータの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る起動制御処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る主制御部起動処理及び副制御部起動処理の概念図である。 本発明の実施の形態に係る副制御部ロードプログラム格納処理の概念図である。 本発明の実施の形態に係る副制御部高速起動処理の概念図である。 本発明の他の実施の形態に係る副制御部ロードプログラム格納処理の概念図である。
<実施の形態>
〔画像形成装置1の構成〕
まず、図1〜図2を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1(情報処理装置)の構成について説明する。
本実施の形態の画像形成装置1は、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部4と、スタックトレイ5と、操作パネル部6とを備えている。
原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。スタックトレイ5は、本体部4に形成された、記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部6は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
原稿読取部2は、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備えている。スキャナー21は、露光ランプ、及びCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像センサー等から構成され、原稿給送部3による原稿の搬送方向に移動可能に構成されている。プラテンガラス22は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
プラテンガラス22に載置された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動されて、プラテンガラス22に載置された原稿を走査しながら原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
また、原稿給送部3により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿は、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に排出される。なお、原稿給送部3は、可倒式に構成され、原稿給送部3を上方に持ち上げることで、プラテンガラス22の上面を開放させることができる。
本体部4は、画像形成部7を備えると共に、給紙部42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44と、排出ローラー45とを備えている。給紙部42は、それぞれサイズ又は向きが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット421と、給紙カセット421から記録紙を1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す給紙ローラー422とを備えている。
給紙ローラー422、搬送ローラー44、及び排出ローラー45は、搬送部として機能する。記録紙は、この搬送部により搬送される。給紙ローラー422によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー44によって画像形成部7に搬送される。
そして、画像形成部7によって記録が施された記録紙は、排出ローラー45によってスタックトレイ5に排出される。
操作パネル部6は、液晶や有機ELディスプレイ等の表示部とテンキーを含むボタン等を備えている。
操作パネル部6は、ユーザーからの指示を取得して、主制御部81に送信する。操作パネル部6は、起動時間を高速化する処理(以下、「高速起動」という。)を行うか否か等の設定等についても取得することができる。また、操作パネル部6は、外部記憶媒体93を高速起動のために使用するか否か等の設定等についても取得することができる。
画像形成部7は、感光体ドラム71と、露光部72と、現像部73と、転写部74と、定着部75とを備えている。露光部72は、レーザ装置やLEDアレイやミラーやレンズ等を備えた光学ユニットであり、画像データに基づいて光等を出力して感光体ドラム71を露光し、感光体ドラム71の表面に静電潜像を形成する。
現像部73は、トナーを用いて感光体ドラム71に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム71上に形成させる。転写部74は、現像部73によって感光体ドラム71上に形成されたトナー像を用紙に転写させる。定着部75は、転写部74によってトナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させることで記録を行う。
記憶媒体接続部13は、外部記憶媒体93と接続される端子やコネクタやインターフェイス回路等を含む手段である。
記憶媒体接続部13は、外部記憶媒体93が接続された場合、USB、PCI Express、SATA等の各種規格により、外部記憶媒体93の読み書きを行う。記憶媒体接続部13は、外部記憶媒体93とのアクセスを制御する物理層回路、通信を制御するインターフェイス等を含んでいてもよい。
記憶媒体接続部13に接続された外部記憶媒体93は、補助記憶部92(図2参照)と同様に、主に不揮発性の記憶手段として機能する。
図1の例では、記憶媒体接続部13は、画像形成装置1の外部に露出したフラッシュメモリカードのリーダ/ライタである例を示している。しかしながら、記憶媒体接続部13は、画像形成装置1の内部の基板に固定されて設けられたSDカードのスロットやMini PCI Expressカードのコネクタ、SATAコネクタ等であってもよい。すなわち、筐体を開けなければ、一般ユーザーが容易に外部記憶媒体93を脱着できないように構成されていてもよい。
なお、記憶媒体接続部13は、無線や光学的な接続にて外部記憶媒体93や各種機器と接続されていてもよい。
外部記憶媒体93は、SDカード/xD/メモリースティック等の各種フラッシュメモリカード、USBメモリ、SSD(Solid State Drive)、HDD、スマートフォン、タブレット、PDA、デジタルカメラやビデオカメラ、RFID(Radio Frequency IDentification)カード等の記憶媒体及び記憶媒体を内蔵した機器等である。
外部記憶媒体93は、後述するように高速起動のために用いられる。
なお、外部記憶媒体93には、高速起動のためのデータ以外にも、文書や写真のファイル等が記憶されていてもよい。
{画像形成装置1の制御構成}
図2には、画像形成装置1の概略制御構成を示すブロック図が示されている。
原稿読取部2、原稿給送部3、搬送部(給紙ローラー422、搬送ローラー44、排出ローラー45)、操作パネル部6、画像形成部7、画像処理部10(画像処理手段)、ネットワーク送受信部12、主制御部81(制御手段)、副制御部82(制御手段)、主記憶部91(主記憶手段)、補助記憶部92(補助記憶手段)、及び記憶媒体接続部13は共通のバスで接続されている。各部は、主制御部81及び副制御部82によって動作制御される。
なお、各部は、いわゆる「チップセット」等のバス制御手段を介して、信号の転送スピードに対応した複数の階層になるように接続されていてもよい。また、主制御部81及び副制御部82にメモリコントローラが内蔵され、直接、主記憶部91と接続されるような構成であってもよい。
主制御部81は、汎用CPU、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ(マイコン)等の情報処理手段である。
主制御部81は、主記憶部91に読み込まれた(ロードされた)プログラムを実行し、通常稼働時の各部の主な制御を行う。主制御部81は、電源投入時や省電力状態からの復帰時に、最初に起動される。
副制御部82も、汎用CPU、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ(マイコン)等の情報処理手段である。
副制御部82も、主制御部81と共有される主記憶部91にロードされたプログラムを実行し、主制御部81と同時に実行したい処理時や省電力稼働時に各部の制御を行う。また、副制御部82は、主制御部81により、起動や停止等を制御される。
主記憶部91は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM、MRAMのような半導体メモリ等の記憶手段で、補助記憶部92よりも高速にアクセス可能である。主記憶部91は、補助記憶部92から読み出されたプログラムやデータを記憶する。主記憶部91は、図2の例では、主制御部81及び副制御部82の共有のメインメモリとして使用される。
なお、主記憶部91は、セルフリフレッシュ等の機能により、省電力状態でも記憶内容の保持が可能である。
起動時に、主制御部81へ記憶されるプログラム等の構成は後述する。
補助記憶部92は、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の半導体メモリやHDD等の記憶手段である。補助記憶部92は、各種プログラムやデータを記憶している。このうち、補助記憶部92の半導体メモリは、EEPROM、NAND型やNOR型フラッシュメモリ、MRAM、ReRAM等の不揮発性メモリを含んでいる。
補助記憶部92は、記憶されたデータにアクセスするためのアクセス手段が少なく、主制御部81と副制御部82とから同時にアクセスされると、読み出し及び書き込みの速度等(パフォーマンス)が低下する。また、補助記憶部92は、記憶されたデータに順次アクセスするシーケンシャルアクセス(Sequential Access)の方が、記憶されたデータをそれぞれ別途参照するランダムアクセス(Random Access)よりもパフォーマンスが高くなる。このため、補助記憶部92は、主制御部81又は副制御部82のいずれか一方からできるだけ、まとめてアクセスするように構成することで、プログラム等のロードを高速化できる。
起動時に読み出し/書き込みされる補助記憶部92のプログラム等の構成については後述する。
なお、補助記憶部92は、各種ジョブ実行用のジョブデータ等も記憶している。ジョブデータは、原稿読取部2によって原稿を読み取ることで取得された画像データ、図示しないPC(Personal Computer)から送信された印刷文書のデータ、ファクシミリ受信データ等の各種ファイル等である。
画像処理部10は、DSP(Digital Signal Processor)やGPU(Graphics Processing Unit)等の制御演算部位である。
画像処理部10は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小、濃度調整、階調調整等の画像改善処理を行う。
ネットワーク送受信部12は、ネットワークに接続するためのLANボードや無線送受信機等を含むネットワーク接続手段である。
ネットワーク送受信部12は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
なお、画像形成装置1は、ファクシミリの送受信を行うFAX送受信部等を備えていてもよい。
{画像形成装置1の機能構成}
次に、図3を参照して、画像形成装置1の主制御部81及び副制御部82の機能を示すブロックと、外部記憶媒体93が記憶媒体接続部13に接続された状態で起動された後の主記憶部91、補助記憶部92、外部記憶媒体93に記憶されたプログラム等の構成とについて説明する。
図3の例では、主制御部81は、補助記憶ロード部801(補助記憶ロード手段)、外部記憶媒体検出部810(外部記憶媒体検出手段)、ロードプログラム格納部820(ロードプログラム格納手段)、及びパフォーマンス計測部840(パフォーマンス計測手段)を備えている。
また、副制御部82は、補助記憶ロード部802(補助記憶ロード手段)、及び外部記憶ロード部830(外部記憶ロード手段)を備えている。
また、起動後、主記憶部91は、起動制御プログラム120、主制御部ロードプログラム131(主制御手段ロードプログラム)、副制御部ロードプログラム132(副制御手段ロードプログラム)を記憶している。また、補助記憶部92は、主制御部ブートコード101、副制御部ブートコード102、主制御部制御プログラム群111(主制御手段制御プログラム群)、副制御部制御プログラム群112(副制御手段制御プログラム群)、起動設定113、及び起動制御プログラム120を記憶している。外部記憶媒体93には、主記憶部91から副制御部ロードプログラム132がコピーされて記憶される。
以下で、これらの各部の詳細について説明する。また、以下において、主制御部81又は副制御部82が起動され、補助記憶部92からの読み出しが始まるまでの処理を「初期ブート」と呼ぶ。また、初期ブート後に、主制御部81又は副制御部82が補助記憶部92からOS(Operating System)を含む各種プログラムを読み出し、主画像形成装置1の各部について少なくとも一部の機能を使用可能にするまでの処理を「起動」と呼ぶ。
補助記憶ロード部801は、通常起動時及び高速起動時に補助記憶部92に記憶された主制御部制御プログラム群111を主記憶部91にロードする手段である。
補助記憶ロード部802は、初回起動時又は外部記憶媒体93が接続されていない場合に、副制御部制御プログラム群112を主記憶部91にロードする手段である。
主制御部81の補助記憶ロード部801は、初回起動時には、補助記憶部92から主制御部制御プログラム群111のいずれかを主記憶部91にロードする。副制御部82の補助記憶ロード部802は、その後、副制御部制御プログラム群112のいずれかを主記憶部91にロードする。つまり、補助記憶ロード部801及び補助記憶ロード部802は、主制御部制御プログラム群111と、副制御部制御プログラム群112とを、順次ロードする。
外部記憶媒体検出部810は、画像形成装置1の記憶媒体接続部13に外部記憶媒体93が接続されていることを検出する。
外部記憶媒体検出部810は、外部記憶媒体93が複数接続されている場合には、この複数の外部記憶媒体93が接続されていることを検出することが可能である。
ロードプログラム格納部820は、外部記憶媒体検出部810により外部記憶媒体93が接続されていることが検出された場合、副制御部ロードプログラム132を外部記憶媒体93に記憶させる。
また、ロードプログラム格納部820は、パフォーマンス計測部840により計測されたパフォーマンスが所定値より高い外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132を格納する。ここで、外部記憶媒体93が複数接続されている場合、ロードプログラム格納部820は、パフォーマンス計測部840により計測されたパフォーマンスが最も高い外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132を格納するとよい。
以下の例では、ロードプログラム格納部820が、副制御部ロードプログラム132を外部記憶媒体93に記憶させる例について説明する。
外部記憶ロード部830は、起動時において記憶媒体接続部13に外部記憶媒体93が接続されており、外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132が記憶されている場合、外部記憶媒体93から副制御部ロードプログラム132を読み出して主記憶部91に記憶させる。
パフォーマンス計測部840は、外部記憶媒体93の読み出しの速度に基づいたパフォーマンスを計測する。
パフォーマンス計測部840は、外部記憶媒体検出部810により複数の外部記憶媒体93が接続されていることが検出された場合、それぞれの外部記憶媒体93についてパフォーマンスを計測する。
主制御部ブートコード101は、主制御部81が起動時に実行するIPL(Initial Program Loader)、ブートローダ、BIOS(Basic Input/Output System)、ファームウェア等、主制御部81及び主制御部81に関連する各部の初期化を行うプログラム等である。主制御部ブートコード101は、NOR型フラッシュメモリ等に記憶され、主記憶部91にロードされなくても主制御部81が実行可能なように構成されてもよい。
副制御部ブートコード102は、主制御部ブートコード101と同様に、副制御部82及び副制御部82に関連する各部の初期化を行うプログラム等である。
主制御部制御プログラム群111は、主制御部81が実行し、画像形成装置1の動作制御を行うためのOS、デバイスドライバー、アプリケーションプログラム、データベース等を含む各種制御プログラム及びデータ群である。
副制御部制御プログラム群112は、副制御部82が実行し、画像形成装置1の動作制御を行うための各種制御プログラム及びデータである。
起動設定113は、主制御部81又は副制御部82により起動時にロードされ実行される主制御部制御プログラム群111又は副制御部制御プログラム群112に含まれるファイル等の種類、順番、ロードや実行の条件等を含むデータである。つまり、起動設定113には、主制御部制御プログラム群111から起動時に選択されて、主制御部ロードプログラム131としてロードされるファイル等の情報が含まれている。また、起動設定113には、副制御部制御プログラム群112から起動時に選択されて、副制御部ロードプログラム132としてロードされるファイル等の情報も含まれている。
また、起動設定113は、起動時に最低限必要なプログラムとデータ、起動後に順次ロードされるプログラムとデータの区分についての情報を含んでいてもよい。また、起動設定113は、使用頻度の高い機能のプログラムとデータの区分についての情報も含んでいてもよい。つまり、起動設定113は、区分についての情報により、起動時に最低限必要又は使用頻度の高い機能のプログラムとデータのみを、副制御部制御プログラム群112として選択することが可能になる。
また、起動設定113には、ファイルシステムの情報やパーティション等の情報も含まれていてもよい。
また、起動設定113には、副制御部82が高速起動を行うか否か通常起動を行うかの指示や設定、副制御部ロードプログラム132の格納されている外部記憶媒体93の種類とそのパーティションの情報、主制御部81又は副制御部82が起動中であることを示す状態の情報等についても含まれている。また、起動設定113には、主制御部81と副制御部82の起動を行う際の起動時間、主記憶部91と補助記憶部92と外部記憶媒体93のパフォーマンスのデータも含まれている。
起動制御プログラム120は、主に主制御部ブートコード101の実行後に、主制御部81又は副制御部82により主記憶部91にロードされて実行されるプログラムである。起動制御プログラム120は、主制御部81の起動、副制御部82の起動、副制御部ロードプログラム132の格納等の制御処理を行うためのプログラムを含んでいる。なお、主制御部81と副制御部82とで、別々の起動制御プログラム120を用意してもよい。
主制御部ロードプログラム131は、起動時に、主制御部81により主制御部制御プログラム群111から選択され主記憶部91にロードされたプログラムやデータである。主制御部ロードプログラム131は、ロード後、主制御部81により実行される。主制御部ロードプログラム131は、主制御部81が各部の制御を行う際に用いられる。
副制御部ロードプログラム132は、起動時に、副制御部82により主記憶部91にロードされたプログラムやデータである。副制御部ロードプログラム132は、ロード後、副制御部82により実行され、各部の制御を行う際に用いられる。副制御部ロードプログラム132は、起動時に最低限必要なプログラムとデータのみ含んでいてもよい。また、副制御部ロードプログラム132は、使用頻度の高い機能のプログラムとデータのみ含んでいてもよい。
上述したように、主制御部81、副制御部82、及び画像処理部10は、補助記憶部92に記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、装置全体の制御を行う。
また、主制御部81、副制御部82、及び画像処理部10は、起動制御プログラム120が補助記憶部92から読み出されて主記憶部91に展開された際に、これを実行することで、外部記憶媒体検出手段、ロードプログラム格納手段、ロードプログラム読み出し手段、パフォーマンス計測手段等として機能する。
なお、主制御部81と副制御部82とは、フラッシュメモリやROM等の記憶手段を内蔵していて、主制御部ブートコード101や副制御部ブートコード102をこのフラッシュメモリやROM等に記憶する構成であってもよい。
〔画像形成装置1による起動制御処理〕
次に、図4〜図7を参照して、本実施形態の起動制御処理について説明する。
本発明の画像形成装置1の実施の形態においては、HDD等の補助記憶部92が一つしかない場合でも、SDカードやSSD等の外部接続された外部記憶媒体93が別途提供される場合に、これを高速起動に用いる。
画像形成装置1は、外部記憶媒体93が装着されていると判断した場合には、初回起動時に、副制御部82の副制御部ブートコード102以外の起動時に必要なプログラム等である副制御部ロードプログラム132を外部記憶媒体93にコピーする。そのコピー後の次回起動時からは、主制御部81が起動中であっても、副制御部82が外部記憶媒体93から副制御部ロードプログラム132を読み出すことで、高速起動を行うことが可能になる。
この本実施形態の起動制御処理は、主に補助記憶部92及び外部記憶媒体93に記憶されたプログラム及び各種設定を基に、主制御部81及び副制御部82がハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図4のフローチャートを参照して、本発明の実施の形態に係る起動制御処理についてステップ毎に詳しく説明する。
(ステップS101)
まず、主制御部81は、主制御部ブート処理を行う。
電源起動時又は省電力状態からの復帰時に、主制御部81が起動される。起動された主制御部81は、補助記憶部92の主制御部ブートコード101を実行して、初期ブートを行う。これにより、主制御部81は、主制御部81自身のマイクロコードの初期化等のような自身の初期化と、バスに接続された各部の初期化とを行う。
また、主制御部81は、副制御部82を起動させる起動信号を送信する(タイミングT101)。
(ステップS201)
ここで、主制御部81からの起動信号を受信した副制御部82は、副制御部ブート処理を行う。
副制御部82は、起動されると、補助記憶部92の副制御部ブートコード102を実行して初期ブートを行い、副制御部82自身の初期化と各部の初期化とを行う。
(ステップS102)
一方、主制御部81は、外部記憶媒体検出部810により、外部記憶媒体93が接続されていないか、又は今回の起動が初回起動時であったか否かについて判定する。
まず、主制御部81は、補助記憶部92から起動制御プログラム120を主記憶部91にロードして実行する。
そして、主制御部81は、記憶媒体接続部13に外部記憶媒体93が接続されているか否かを検出する。主制御部81は、外部記憶媒体93が接続されていなかった場合は、Yesと判定する。
また、主制御部81は、高速起動を行う設定がされてから初めて起動する場合、つまり初回起動時であった場合も、Yesと判定する。
また、主制御部81は、補助記憶部92の起動設定113を参照し、少なくとも起動時にロードされる副制御部制御プログラム群112のバージョンアップ等があった場合も、初回起動時として、Yesと判定する。
主制御部81は、それ以外の場合は、Noと判定する。
Yesの場合、主制御部81は、副制御部82を通常起動させるために、処理をステップS103に進める。
Noの場合、主制御部81は、副制御部82を通常起動させないために、処理をステップS104に進める。
(ステップS103)
副制御部82を通常起動させる場合、主制御部81は、補助記憶ロード部801により副制御部通常起動指示処理を行う。
主制御部81は、副制御部82が補助記憶部92から、副制御部制御プログラム群112の起動に必要なプログラムをロードして起動するよう、副制御部82に指示する。主制御部81は、例えば、起動設定113に、副制御部82が通常起動するような設定を書き込む(タイミングT102)。
なお、主制御部81は、副制御部82が初期ブート後この指示があるまで停止するように設定しておいてもよい。
(ステップS202)
ここで、初期ブート後、副制御部82は、主記憶部91にロードされた起動制御プログラム120を実行する。そして、副制御部82は、補助記憶ロード部802により、主制御部81から通常起動を指示されていたか否かについて判定する。副制御部82は、主制御部81から通常起動を指示されていた場合、Yesと判定する。副制御部82は、例えば、起動設定113に通常起動の指示の設定が記載されていた場合、Yesと判定する。副制御部82は、それ以外の場合は、Noと判定する。なお、副制御部82は、補助記憶部92のアクセス状況を参照等することでも、主制御部81が起動中の状態か否かを判定可能である。
Yesの場合、副制御部82は、通常起動を行うため、処理をステップS203に進める。
Noの場合、副制御部82は、高速起動が可能か否か判定するため、処理をステップS206に進める。
(ステップS203)
通常起動を行うよう指示されていた場合、副制御部82は、補助記憶ロード部802により、主制御部起動待機処理を行う。
上述したように、主制御部81と副制御部82が、同時に補助記憶部92へアクセスすると、読み込みのパフォーマンスが低下する。このため、副制御部82は、主制御部81の起動が完了するまで待機する。
(ステップS204)
次に、副制御部82は、補助記憶ロード部802により、主制御部が起動終了したか否かを判定する。副制御部82は主制御部81が起動終了したという通知がまだないか、所定時間経過していない場合、起動中であると判断し、Yesと判定する。副制御部82はそれ以外の場合には、主制御部81の起動が終了したと判断し、Noと判定する。
Yesの場合、副制御部82は、処理をステップS205に進める。
Noの場合、副制御部82は、処理をステップS203に戻して待機を続ける。
(ステップS104)
一方、主制御部81は、補助記憶ロード部801により、実際の主制御部起動処理を行う。
図5(a)を参照すると、主制御部81は、起動設定113に基づいて、主制御部制御プログラム群111から起動に必要なプログラムやデータのファイルを選択する。主制御部81は、主制御部制御プログラム群111のうち、この選択されたファイルを主記憶部91にロードする。そのロードされたプログラムやデータが主制御部ロードプログラム131となる。
主制御部81は、起動終了した際に、その旨を副制御部82に通知する(タイミングT103)。この際、主制御部81は、主制御部81の起動時間を起動設定113に書き込む。
(ステップS105)
主制御部81は、ロードプログラム格納部820により、起動終了後、外部記憶媒体93が接続されており、今回の起動が初回起動時であったか否かについて判定する。
主制御部81は、記憶媒体接続部13に外部記憶媒体93が接続されており、初回起動時であった場合は、Yesと判定する。主制御部81は、それ以外の場合、Noと判定する。
Yesの場合、主制御部81は、副制御部ロードプログラム132を外部記憶媒体93に格納するため、処理をステップS106に進める。
Noの場合、主制御部81は、起動制御処理における主制御部81の処理を終了して、可動状態となる。
(ステップS205)
一方、主制御部81が起動終了した後、通常起動を指示されていた場合、副制御部82は、補助記憶ロード部802により、副制御部通常起動処理を行う。
図5(b)を参照すると、副制御部82は、起動設定113を参照して副制御部制御プログラム群112から、必要なプログラムやデータを主記憶部91にロードする。そのロードされたプログラムやデータが副制御部ロードプログラム132となる。この際、副制御部82は、起動時に最低限必要なプログラムとデータのみ、副制御部制御プログラム群112からロードしてもよい。
副制御部82は、起動終了後、主制御部81に通知する(タイミングT104)。この際、副制御部82は、副制御部82の起動時間を起動設定113に書き込む。
その後、副制御部82は、処理をステップS208に進める。
(ステップS106)
ここで、副制御部ロードプログラム132を外部記憶媒体93に格納する場合に、主制御部81は、ロードプログラム格納部820により、副制御部起動待機処理を行う。
主制御部81は、副制御部82の通常起動が終了し、副制御部制御プログラム群112からロードされた副制御部ロードプログラム132が主記憶部91に作成されるまで待機する。
(ステップS107)
次に、主制御部81は、ロードプログラム格納部820により、副制御部82が起動終了したか否かを判定する。主制御部81は、副制御部82から起動終了の通知を受け取った等の場合、Yesと判定する。主制御部81は、それ以外の場合、Noと判定する。
Yesの場合、主制御部81は、処理をステップS108に進める。
Noの場合、主制御部81は、処理をステップS106に戻して待機を続ける。
(ステップS108)
ここで、副制御部82が起動終了した場合、主制御部81は、パフォーマンス計測部840により、パフォーマンス計測処理を行う。
主制御部81は、記憶媒体接続部13に接続されている外部記憶媒体93の主に読み出しのスピードをパフォーマンスとして計測する。この際、主制御部81は、例えば、所定の大きさのランダムな数値のデータを外部記憶媒体93に書き込んで、これをシーケンシャルアクセスで読み出すスピードの平均値等の値をパフォーマンスの値として算出する。また、主制御部81は、外部記憶媒体93のパーティションの位置によるパフォーマンスの差、つまりHDD等のディスクの内外差のような値についても算出する。
これにより、主制御部81は、実際に副制御部ロードプログラム132を読み込む際のパフォーマンスと同様の値を算出することが可能である。
また、主制御部81は、記憶媒体接続部13に複数の外部記憶媒体93が複数接続されていることが検出された場合、外部記憶媒体93のそれぞれについて読み出しのパフォーマンスを計測する。
(ステップS109)
主制御部81は、パフォーマンス計測部840により、計測された外部記憶媒体93のパフォーマンスが所定値より高いか否かについて判定する。主制御部81は、少なくとも一つの外部記憶媒体93のパフォーマンスが所定値より高い場合、Yesと判定する。主制御部81は、それ以外の場合、つまり全ての外部記憶媒体93のパフォーマンスが所定値未満だった場合、Noと判定する。なお、主制御部81は、起動設定113から、主制御部81と副制御部82の起動時間を合計した時間を基に所定値を算出してもよい。
Yesの場合、主制御部81は、処理をステップS110に進める。
Noの場合、主制御部81は、起動制御処理における主制御部81の処理を終了して、可動状態となる。この場合、主制御部81は、高速起動を行わないように起動設定113の設定を変更する。
(ステップS110)
計測されたパフォーマンスが所定値より高い外部記憶媒体93があった場合、主制御部81は、ロードプログラム格納部820により、副制御部ロードプログラム格納処理を行う。
図6を参照すると、主制御部81は、計測されたパフォーマンスが所定値より高い外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132を格納する。ここで、主制御部81は、パフォーマンスが所定値より高い外部記憶媒体93が、複数、接続されている場合は、最もパフォーマンスが高い外部記憶媒体93を選択してもよい。この際、主制御部81は、最もパフォーマンスが高いパーティション等に副制御部ロードプログラム132を格納してもよい。
以上により、本実施形態の起動制御処理における主制御部81の処理を終了する。
その後、主制御部81は、操作パネル部6や外部の端末から入力された所定の指示情報等に応じた処理を行う可動状態となる。この際、主制御部81は、主制御部制御プログラム群111の必要なプログラムを、逐次、主記憶部91にロードして実行することも可能である。
(ステップS206)
再び、副制御部82の処理について説明する。
副制御部82は、初回起動ではなく通常起動の指示もなかった場合、外部記憶ロード部830により、高速起動が可能か否かを判定する。
副制御部82は、起動設定113を参照し、起動設定113に高速起動するよう設定されており、その高速起動用の外部記憶媒体93が外部記憶媒体接続部13に接続されており、当該外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132が格納されている場合、Yesと判定する。副制御部82は、それ以外の場合、Noと判定する。
Yesの場合、副制御部82は、処理をステップS207に進める。
Noの場合、副制御部82は、処理をステップS205に戻して、通常起動を行う。
(ステップS207)
高速起動が可能な場合、副制御部82は、外部記憶ロード部830により、副制御部高速起動処理を行う。
図7を参照すると、副制御部82は、外部記憶媒体接続部13に接続されている高速起動用の外部記憶媒体93から、副制御部ロードプログラム132をロードして、主記憶部91上に展開する。この際、主制御部81が補助記憶部92から主制御部制御プログラム群111をロードする間に、副制御部82の副制御部ロードプログラム132のロードを平行で行うことが可能である。これにより、主制御部81と副制御部82とがそれぞれ補助記憶部92にアクセスする必要がなくなり、起動時間が短縮されて、高速起動が可能となる。
また、副制御部82は、起動設定113を参照し、副制御部ロードプログラム132に起動時に最低限必要なプログラムとデータのみが含まれていた場合や、使用頻度の高い機能のプログラムとデータのみ含まれていた場合は、その後、順次、副制御部制御プログラム群112から他に必要なファイルをロードする。この際、副制御部82は、主制御部81による補助記憶部92のアクセス等を参照して、アクセスが空いている時間にロードしてもよい。
(ステップS208)
ここで、副制御部82は、外部記憶ロード部830により、高速起動最適化処理を行う。
副制御部82は、副制御部ロードプログラム132のロード後に可動状態となり、ユーザーの指示に従って、主制御部81と供に各部の制御を行う。副制御部82も、副制御部制御プログラム群112の必要なプログラムを、逐次、主記憶部91にロードして実行する。
起動後、副制御部82は、ユーザーによる機能の使用履歴により使用する機能を解析して、起動時に最低限必要なプログラムとデータや使用頻度の高い機能のプログラムとデータを算出する。副制御部82は、これにより、起動設定113の区分を変更してもよい。また、副制御部82は、起動設定113のロードするファイルの順番を最適化して、起動時間を短縮させることも可能である。この際に、副制御部82は、GUI(Graphical User Interface)等のユーザーのホストインターフェイスの初期化に関するファイルを優先的にロードするように変更することも可能である。また、副制御部82は、このロードするファイルの順番の最適化を、外部記憶媒体93に記憶された副制御部ロードプログラム132に反映させてもよい。このような処理により、使用頻度の高い機能に係るプログラムとデータのロード時間を高速化でき、ユーザーを待たせることなく画像形成装置1の各機能を可動させることができる。
以上により、本実施形態の起動制御処理における副制御部82の処理を終了する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
本発明の画像形成装置1は、主制御部81及び副制御部82と、主制御部81及び副制御部82と接続された主記憶部91及び補助記憶部92とを備え、主制御部81又は副制御部82は、画像形成装置1に外部記憶媒体93が接続されていることを検出する外部記憶媒体検出部810と、外部記憶媒体93が接続されていることが検出された場合、副制御部82により起動時に補助記憶部92から主記憶部91にロードされる副制御部ロードプログラム132を外部記憶媒体93に記憶させるロードプログラム格納部820と、起動時に外部記憶媒体93が接続されており、外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132が記憶されている場合、外部記憶媒体93から副制御部ロードプログラム132を読み出して主記憶部91に記憶させる外部記憶ロード部830とを備えることを特徴とする。
これにより、起動時に補助記憶部92に記憶されたプログラムのロードが重なることによる起動時間の遅延を最小限に抑えて、高速に起動させることができる。
よって、ユーザーが通常より早く画像形成装置1の機能を提供できるという効果も得られる。
また、従来の画像形成装置において、補助記憶手段がエンベッドのフラッシュメモリ等の一つのデバイスに対して同時にアクセスできるアクセス手段が一つに限られる記憶手段であった場合、主制御手段による補助記憶部手段へのアクセスが発生する間は、副制御手段のアクセスが待たされる場合があった。つまり、副制御部手段の起動完了が遅れることにより起動時間か遅くなっていた。
これに対して、本発明の画像形成装置1は、補助記憶部92がフラッシュメモリ等であっても、副制御部82が待たされることなく起動時間を高速化することが可能となる。
また、本発明の画像形成装置1の主制御部81又は副制御部82は、外部記憶媒体93について読み出し速度等のパフォーマンスを計測するパフォーマンス計測部840を備え、ロードプログラム格納部820が、計測されたパフォーマンスが所定値より高い外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132を格納することを特徴とする。
これにより、外部記憶媒体93からの副制御部ロードプログラム132のロードの時間を、確実に補助記憶部92からの通常起動より短くすることが可能となる。よって、主制御部ロードプログラム131と副制御部ロードプログラム132とを順番に読み出すのに比べて、確実に短時間で画像形成装置1を起動させることができる。
また、本発明の画像形成装置1の主制御部81又は副制御部82は、パフォーマンス計測部840が、外部記憶媒体検出部810により複数の外部記憶媒体93が接続されていることが検出された場合、それぞれのパフォーマンスを計測し、ロードプログラム格納部820が、最も高いパフォーマンスの外部記憶媒体93に副制御部ロードプログラム132を格納する。
これにより、パフォーマンスが高い外部記憶媒体93に優先して副制御部ロードプログラム132を格納することで、より起動時間を短縮可能となる。
〔他の実施の形態〕
なお、上述の実施の形態では、主制御部81は、主記憶部91に記憶された副制御部ロードプログラム132を外部記憶媒体93に格納するように記載した。
しかしながら、画像形成装置1は、ロードプログラム格納部830により、補助記憶部92に記憶されている副制御部制御プログラム群112から、直接副制御部ロードプログラム132を作成して、接続された外部記憶媒体93に格納してもよい。
図8の例を参照すると、主制御部81は、ロードプログラム格納部830により、起動設定113を参照して、副制御部制御プログラム群112から直接、起動に必要なプログラムやデータを選択して副制御部ロードプログラム132を作成し、外部記憶媒体93に格納する。
また、主制御部81は、主記憶部91に記憶された副制御部82が実行するプログラム及びデータのメモリイメージを作成して、副制御部ロードプログラム132として外部記憶媒体93に格納してもよい。
また、副制御部ロードプログラム132は、圧縮や暗号化されていてもよい。
また、副制御部ロードプログラム132の格納や読み出しは、DMA(Direct Memory Access)により行われてもよい。
また、副制御部ロードプログラム132は、副制御部82により外部記憶媒体93に格納されてもよい。
また、副制御部ロードプログラム132は、主制御部81により主記憶部91にロードされてもよい。
また、主制御部ロードプログラム131が外部記憶媒体93に格納され、起動時に主制御部81又は副制御部82によりロードされる構成であってもよい。
また、上述の実施の形態では、主制御部81と副制御部82とは、マルチコアCPUやシングルパッケージCPUのように一体的に構成されていてもよい。また、主制御部81及び副制御部82は、それぞれ二つ以上の複数のCPUコアから構成されていてもよい。また、主制御部81が消費電力や処理能力の大きなコア、副制御部82は低消費電力コア等であってもよい。
また、上述の実施の形態では、物理的に別々の制御部を用いるように説明したが、物理コアが一つでも複数スレッドを同時実行可能なハイパースレッディング等が可能な論理コアを複数備える制御部にも適用可能である。また、同じ制御部で複数のプロセスやスレッドの処理の切り換えを行う構成にも用いることが可能である。
また、主制御部81、副制御部82、画像処理部10は、メモリ内蔵CPUやGPU内蔵CPUやチップ・オン・モジュール等のように、一体的に形成されてもよい。つまり、主制御部81と副制御部82と画像処理部10とは、主記憶部91及び/又は補助記憶部92の一部又は全てを内蔵する構成であってもよい。
また、主制御部81と副制御部82とで主記憶部91と補助記憶部92とを共有しているように記載したが、これに限られない。たとえば、主制御部81と副制御部82とが別々に主記憶部を備えて、バスアービタ等で接続されるような構成も可能である。
また、例えば、外部記憶媒体93は、副制御部82にのみ接続されており、副制御部82からのみからアクセス可能であるような構成であってもよい。このような構成の場合、バスの共有によるパフォーマンスの低下を抑えることも可能になる。
なお、本発明の実施の形態に係る起動制御処理は、画像形成装置に限られず、複数のCPU等の制御手段を備える情報処理装置であるPC、スマートフォン、携帯電話、オフィス機器、産業用機器等にも適用可能である。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 スタックトレイ
6 操作パネル部
7 画像形成部
10 画像処理部
12 ネットワーク送受信部
13 記憶媒体接続部
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
41 排出口
42 給紙部
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
71 感光体ドラム
72 露光部
73 現像部
74 転写部
75 定着部
81 主制御部
82 副制御部
91 主記憶部
92 補助記憶部
93 外部記憶媒体
101 主制御部ブートコード
102 副制御部ブートコード
111 主制御部制御プログラム群
112 副制御部制御プログラム群
113 起動設定
120 起動制御プログラム
131 主制御部ロードプログラム
132 副制御部ロードプログラム
801、802 補助記憶ロード部
810 外部記憶媒体検出部
820 ロードプログラム格納部
830 外部記憶ロード部
840 パフォーマンス計測部
421 給紙カセット
422 給紙ローラー

Claims (6)

  1. 主制御手段と、副制御手段と、主記憶手段と、補助記憶手段とを備える画像形成装置において、
    初回起動時に、前記補助記憶手段に記憶された前記主制御手段が実行するプログラム及び前記副制御手段が実行するプログラムのそれぞれを、前記補助記憶手段から前記主記憶手段にロードする補助記憶ロード手段と、
    該補助記憶ロード手段により前記主記憶手段にロードされた、前記副制御手段が実行するプログラムを、接続された外部記憶媒体に格納するロードプログラム格納手段と、
    次回起動時から、前記補助記憶ロード手段による前記主制御手段が実行するプログラムの前記補助記憶手段からのロードと平行して、前記ロードプログラム格納手段により前記外部記憶媒体に記憶されたプログラムを前記主記憶手段にロードする外部記憶ロード手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 主制御手段と、副制御手段と、主記憶手段と、補助記憶手段とを備える画像形成装置において、
    初回起動時に、前記補助記憶手段に記憶された前記主制御手段が実行するプログラム及び前記副制御手段が実行するプログラムのそれぞれを、前記補助記憶手段から前記主記憶手段にロードする補助記憶ロード手段と、
    前記補助記憶手段に記憶されている前記副制御手段が実行するプログラムを、接続された外部記憶媒体に格納するロードプログラム格納手段と、
    次回起動時から、前記補助記憶ロード手段による前記主制御手段が実行するプログラムの前記補助記憶手段からのロードと平行して、前記ロードプログラム格納手段により前記外部記憶媒体に記憶されたプログラムを前記主記憶手段にロードする外部記憶ロード手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記外部記憶媒体の読み出しの速度に基づいたパフォーマンスを計測するパフォーマンス計測手段を備え、
    前記ロードプログラム格納手段は、前記パフォーマンス計測手段により計測されたパフォーマンスが所定値より高い場合、前記外部記憶媒体に前記副制御手段が実行するプログラムを格納する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記パフォーマンス計測手段は、
    複数の前記外部記憶媒体が接続されている場合、それぞれの前記外部記憶媒体についてパフォーマンスを計測し、
    前記ロードプログラム格納手段は、
    前記パフォーマンス計測手段により計測されたパフォーマンスが最も高い前記外部記憶媒体に前記副制御手段が実行するプログラムを格納する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 主制御手段と、副制御手段と、主記憶手段と、補助記憶手段とを備える画像形成装置の起動制御方法において、
    初回起動時に、前記補助記憶手段に記憶された前記主制御手段が実行するプログラム及び前記副制御手段が実行するプログラムのそれぞれを、前記補助記憶手段から前記主記憶手段にロードし、
    前記主記憶手段にロードされた、前記副制御手段が実行するプログラムを、接続された外部記憶媒体に格納し、
    次回起動時から、前記主制御手段が実行するプログラムの前記補助記憶手段からのロードと平行して、前記外部記憶媒体に記憶されたプログラムを前記主記憶手段にロードする
    ことを特徴とする起動制御方法。
  6. 主制御手段と、副制御手段と、主記憶手段と、補助記憶手段とを備える画像形成装置の起動制御方法において、
    初回起動時に、前記補助記憶手段に記憶された前記主制御手段が実行するプログラム及び前記副制御手段が実行するプログラムのそれぞれを、前記補助記憶手段から前記主記憶手段にロードし、
    前記補助記憶手段に記憶されている前記副制御手段が実行するプログラムを、接続された外部記憶媒体に格納し、
    次回起動時から、前記主制御手段が実行するプログラムの前記補助記憶手段からのロードと平行して、前記外部記憶媒体に記憶されたプログラムを前記主記憶手段にロードする
    ことを特徴とする起動制御方法。
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