JP2017126239A - 情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のメモリモジュールを低電力状態から復帰させて処理を開始するまでの復帰時間を短縮すること。
【解決手段】画像処理部102の複数のSRAMのRS信号を、デイジーチェーンで接続し、上流側に係数メモリ(211,231)を配置し、下流側にバッファメモリ(221,241)を配置して、係数メモリ、バッファメモリの順に復帰するようにし、CPU101は、係数メモリ(211,231)が復帰したタイミングで、係数メモリ(211,231)に係数の設定を行うように制御する。
【選択図】図2
【解決手段】画像処理部102の複数のSRAMのRS信号を、デイジーチェーンで接続し、上流側に係数メモリ(211,231)を配置し、下流側にバッファメモリ(221,241)を配置して、係数メモリ、バッファメモリの順に復帰するようにし、CPU101は、係数メモリ(211,231)が復帰したタイミングで、係数メモリ(211,231)に係数の設定を行うように制御する。
【選択図】図2
Description
本発明は、低電力モードを持つ複数のメモリモジュールを有する情報処理装置、情報処理装置の制御方法に関するものである。
特許文献1には、制御信号により低電力モードへの移行と低電力モードからの復帰とが可能なメモリが開示されている。このメモリは、レジュームスタンバイ信号(以下、RS信号)と呼ばれる制御信号を入力する入力ノードを有し、RS信号に従ってレジューム状態に移行したりスタンバイ状態に移行したりする。
また、特許文献1では、複数のメモリをデイジーチェーンで接続して、2つのメモリ間に設けられる遅延回路によって、後段のメモリモジュールに入力される制御信号を遅延させることが開示されている。これにより、複数のメモリモジュールが低電力モードから復帰する際に、突入電流が発生するのを緩和することができる。
ところで、デジタル複合機等の画像処理装置に搭載されるチップは、スキャンやプリント等の各種画像処理回路を備えている。これらの画像処理回路では、ルックアップテーブル(LUT)等に代表される各種画像処理係数用のテーブルを格納しておく係数メモリや、フィルタ処理等を行うための中間画像保持用のバッファとして画像データを格納しておくバッファメモリとして、一般的にSRAMが使用されている。
中間画像保持用のバッファメモリは、係数メモリとは異なり、処理自体が終了した後はメモリ内のデータを保持しておく必要はない。そのため、バッファメモリの電源をオフにすれば、SRAM自体の電力は削減できる。しかし、電源をオフにした場合、低電力モードに移行した場合と比較して、メモリが使用可能な状態に復帰するまで時間が掛かってしまう。つまり、省電力と復帰時間の高速化を両立するという観点では、SRAMの用途に限らず、SRAMを低電力モード状態に移行することが有効であるといえる。
しかし、係数メモリだけでなくバッファメモリを含めたSRAMを低電力モードの対象とすると、全てのSRAMが低電力モードから復帰するには、多くの時間が必要となる。その結果、処理の開始までに多くの時間が必要となる。
また、一般的にLUT等の処理に関しては、処理の内容に応じて係数メモリの係数値を変更する必要がある。例えば、スキャナの読み取りモードがカラーの場合とモノクロの場合で異なる読み取りセンサを用いる場合があり、このような場合、センサの特性を加味した係数を設定する必要がある。つまり、カラー読み取りモードの後で低電力モードに入り、低電力モードからの復帰後の処理がモノクロ読み取りモードであるような、低電力モード復帰後の処理が低電力モード移行前と異なる場合には、係数値の再設定が必要となる。
しかし、複数のSRAMがデイジーチェーンで接続されているため、全てのSRAMがRSモードから復帰しないと係数メモリへの設定が行えないという課題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、複数のメモリモジュールを低電力状態から復帰させて処理を開始するまでの復帰時間を短縮することができる仕組みを提供することである。
本発明は、低電力制御信号により第1電力状態と前記第1電力状態よりも消費電力の低い第2電力状態とを制御可能な複数のメモリモジュールを有する情報処理装置であって、前記複数のメモリモジュールは、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する場合には、設定が必要なメモリモジュール、設定が不要なメモリモジュールの順に復帰し、前記設定が必要なメモリモジュールが復帰したタイミングで、該復帰したメモリモジュールに設定を行うように制御する制御手段を、有することを特徴とする。
複数のメモリモジュールを低電力状態から復帰させて処理を開始するまでの復帰時間を短縮することができる。この結果、メモリモジュールの復帰時間の短縮と省電力を両立することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。ここでは、本発明の一実施形態として、スキャン、プリント、コピーなどの複数の機能を有する画像処理装置(MFP等のデジタル複合機)を例に説明する。しかし、本発明は、後述する低電力制御信号(RS信号)により通常モードと低電力モードとを制御可能な複数のメモリモジュールを有する情報処理装置であれば、どのような装置であってもよい。
図1は、本発明の一実施例を示す画像処理装置の構成を例示するブロック図である。
図1において、1は、本実施例の画像処理装置(MFP;Multifunction Peripheral)である。100は、MFP1の制御部である。
図1において、1は、本実施例の画像処理装置(MFP;Multifunction Peripheral)である。100は、MFP1の制御部である。
制御部100には、画像入力デバイスであるスキャナ部108、画像出力デバイスであるプリンタ部107が、スキャナIF部105、プリンタIF部106を介してそれぞれ接続されている。制御部100は、これらデバイスを制御することで、画像データの読み取りやプリント出力を実現する。制御部100内では、BUS114によって各構成要素が接続されている。
CPU101は、画像処理部102の設定、スキャナ部108から入力される画像データやプリンタ部107へ出力する画像データの制御を行うメインCPUである。CPU101は、ROM109等からDRAM110に展開されたOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションプログラム等を実行する。また、CPU101は、画像処理部102などからの割り込み要求(IRQ)を不図示の割り込みポートにより受けることができる。CPU101は、IRQを受けた場合には、割り込み要求に応じた指定された処理を実行する。
画像処理部102は、各種画像処理を行う回路であり、CPU101によって設定、制御され各種画像処理を行う。画像処理部102の構成の詳細は後述する。画像処理部102が行う画像処理の例としては、画像データの回転や、変倍、色処理、トリミング・マスキング、2値変換、多値変換、白紙判定等の各種画像処理がある。画像処理部102は、プリント画像処理としては、プリント出力する画像データに対して、プリンタ部107に応じた画像処理補正等を行う。また、画像処理部102は、スキャン画像処理としては、スキャナ部108で読み込まれた画像データに対して、補正、加工、編集等の各種処理を行う。
ROM IF部103は、ブートROM109にアクセスするためのI/Fモジュールである。制御部100の電源が投入された時に、CPU101がROM IF部103にアクセスすることで、ブートROM109にアクセスし、CPU101がブートする。
DRAM IF部104は、DRAM110にアクセスするためのI/Fモジュールである。DRAM IF部104は、DRAM110の設定や制御を行うためのレジスタを備えており、このレジスタは、CPU101からアクセス可能である。
操作部IF部112は、ユーザが操作部113を操作した操作指示の受付および操作結果の表示の制御を行う。
ネットワークIF部111は、例えばLANカード等で実現され、図示しないLAN等のネットワークに接続して、外部装置との間でデバイス情報や画像データの入出力を行う。
ネットワークIF部111は、例えばLANカード等で実現され、図示しないLAN等のネットワークに接続して、外部装置との間でデバイス情報や画像データの入出力を行う。
図2は、画像処理部102の構成を例示するブロック図である。
以下、図2を用いて本実施例でのSRAMの低電力モード(RSモード)への移行や通常モードへの復帰制御を行う構成について説明する。
以下、図2を用いて本実施例でのSRAMの低電力モード(RSモード)への移行や通常モードへの復帰制御を行う構成について説明する。
図2(a)は、画像処理部102の詳細構成を説明するための図である。
図2(b)は、画像処理部102内のSRAM(211,221,231,241)、RS制御部207およびRS信号(261〜265)の接続関係を説明するための図である。
図2(b)は、画像処理部102内のSRAM(211,221,231,241)、RS制御部207およびRS信号(261〜265)の接続関係を説明するための図である。
なお、画像処理部102内のSRAMは、動作モード(電力状態)として、通常モードと、通常モードよりも消費電力が低い低電力モードを有する。なお、本実施例では、特に断りが無い限り、以降、SRAMの低電力モードと通常モードをまとめて「SRAMの動作モード」と呼ぶこととする。
図2(a)に示すように、画像処理部102は、画像処理パイプラインを構成するLUT処理部A210、フィルタ処理部A220、LUT処理部B230、フィルタ処理部B240と、ReadDMAC201、WriteDMAC202、RS制御部207を有する。
ReadDMAC201は、DRAM IF部104を介してDRAM110に保持される画像の読み込みを行う。WriteDMAC202は、画像処理部102で処理した結果をDRAM IF部104を介してDRAM110へ書き出す。RS制御部207は、各画像処理部が持つSRAMの電力状態を制御する。
なお、ここでは、画像処理部は4つの画像処理で構成されているが、これは一例であり、これより少なくても、多くてもよく、本発明を実施する上でなんら問題も無い。
なお、ここでは、画像処理部は4つの画像処理で構成されているが、これは一例であり、これより少なくても、多くてもよく、本発明を実施する上でなんら問題も無い。
LUT処理部A210およびLUT処理部B230は、その内部に、画像処理に用いられる画像処理係数のテーブルを保持するためのSRAMである係数メモリ211および係数メモリ231を持つ。また、フィルタ処理部A220およびフィルタ処理部B240は、その内部に、中間画像保持に用いられるSRAMであるバッファメモリ221およびバッファメモリ241を持つ。ここでは、画像処理部102を構成する全ての画像処理がSRAMを保有しているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。なお、係数メモリ211および係数メモリ231は、設定が必要なメモリモジュールである。バッファメモリ221およびバッファメモリ241は、設定が不要なメモリモジュールである。
RS制御部207は、P_RS_in261に出力する信号を制御し、P_RS_in261が接続される係数メモリ211の電力状態を制御する。
係数メモリ211は、P_RS_in261から入力された信号を、所定の遅延量を持って、RS_A262へ出力し、係数メモリ231への入力RS信号とする。
係数メモリ231も、係数メモリ211と同様にして、RS_A262から入力された信号を、所定の遅延量を持って、RS_B263へ出力し、バッファメモリ221への入力RS信号とする。
係数メモリ211は、P_RS_in261から入力された信号を、所定の遅延量を持って、RS_A262へ出力し、係数メモリ231への入力RS信号とする。
係数メモリ231も、係数メモリ211と同様にして、RS_A262から入力された信号を、所定の遅延量を持って、RS_B263へ出力し、バッファメモリ221への入力RS信号とする。
バッファメモリ221も、係数メモリ211、係数メモリ231と同様にして、RS_B263から入力された信号を、所定の遅延量を持って、RS_C264へ出力し、バッファメモリ241への入力RS信号とする。
バッファメモリ241も、係数メモリ211、係数メモリ231,バッファメモリ221と同様にして、RS_C264から入力された信号を、所定の遅延量をもって、P_RS_out265へ出力し、RS制御部207へ入力する。
すなわち、複数のメモリモジュールの低電力制御信号は、デイジーチェーンで接続されている。
バッファメモリ241も、係数メモリ211、係数メモリ231,バッファメモリ221と同様にして、RS_C264から入力された信号を、所定の遅延量をもって、P_RS_out265へ出力し、RS制御部207へ入力する。
すなわち、複数のメモリモジュールの低電力制御信号は、デイジーチェーンで接続されている。
このように、RS制御部207と各SRAM(211,221,231,241)は1つのRS信号をリング状に接続することで、SRAM間で遅延を作り出し、複数SRAMが同時に立ち上がることによるラッシュカレントのピークを押さえる構成となっている。
また、図2(b)に示すように、リング状に接続されるSRAMは、設定が必要なメモリモジュールである係数メモリ(211,231)がリングの上流側に配置され、設定が不要なメモリモジュールであるバッファメモリ(221,241)はリングの下流側に配置される構成となっている。
また、RS信号がリング状に接続されたSRAMの中で、係数メモリの最後段である係数メモリ231から出力されるRS信号(RS_B263)が、IRQ_A250として、画像処理部102から出力され、CPU101の割り込みポート(不図示)に接続される。これにより、CPU101は、RSモード解除時に、画像処理部102内の係数メモリ用のSRAMがRSモードから復帰したことを検知することができる。
また、RS信号がリング状に接続されたSRAMの中で、最後段のSRAMであるバッファメモリ241から出力されるRS信号(P_RS_out265)が、IRQ_B251として、画像処理部102から出力され、CPU101の割り込みポート(不図示)に接続される。これにより、CPU101は、RSモード解除時およびRSモード移行時に、画像処理部102内の全てのSRAMがRSモードから復帰したこと、及びRSモードに移行したことを検知することができる。
図3は、画像処理部102内の画像処理モジュールの構成を例示する図である。なお、ここでは、画像処理モジュールの一例としてLUT処理部A210に関して説明する。
図3に示すように、LUT処理部A210の動作クロックであるCLK_INが、LUT処理部A210内の画像処理コア301および係数メモリ211に入力される。
画像処理コア301は、画像処理(LUT変換)の設定に必要な複数レジスタ(不図示)を備えており、該複数レジスタはCPU101から設定される。また、画像処理コア301は、SRAMコア308と接続され、LUT変換に必要な係数をSRAMコア308から取得する。
画像処理コア301は、画像処理(LUT変換)の設定に必要な複数レジスタ(不図示)を備えており、該複数レジスタはCPU101から設定される。また、画像処理コア301は、SRAMコア308と接続され、LUT変換に必要な係数をSRAMコア308から取得する。
係数メモリ211は、SRAM_RS制御部304、CG部310、SRAMコア308を備える。
SRAM_RS制御部304は、SRAMコア308の動作モードを制御するRS信号であるRS_SRAM307を制御する。SRAM_RS制御部304は、図2で説明したRS制御部207が制御するRSモードへの移行や通常モードへの復帰を制御するRS信号であるP_RS_in261の入力を受け、SRAMコア308へのクロック制御と、SRAMコア308へ供給するRS信号(RS_SRAM307)の制御、そしてRS_A262の出力制御を行うブロックである。
SRAM_RS制御部304は、SRAMコア308の動作モードを制御するRS信号であるRS_SRAM307を制御する。SRAM_RS制御部304は、図2で説明したRS制御部207が制御するRSモードへの移行や通常モードへの復帰を制御するRS信号であるP_RS_in261の入力を受け、SRAMコア308へのクロック制御と、SRAMコア308へ供給するRS信号(RS_SRAM307)の制御、そしてRS_A262の出力制御を行うブロックである。
また、SRAM_RS制御部304は、カウンタ305を備える。
カウンタ305は、カウンタ回路であり、P_RS_in261の入力信号を受けて、SRAMのRSモードを制御する場合に、クロック信号の発振・停止を制御するCLK_EN309の出力タイミングを内部カウンタ回路で計時して制御する。また、カウンタ305は、SRAM_RS制御部304で受けたP_RS_in261を後段のモジュールに対して出力するRS_A262信号の出力するタイミングをカウンタ回路で計時して制御する。また、カウンタ306は、カウント設定レジスタ(不図示)を備え、P_RS_in261の入力信号を受けてCLK_EN309が出力されるまでのタイミングを可変調整できるようにしてもよいし、P_RS_in261が入力されてからRS_A262を出力するまでのタイミングを可変調整できるようにしてもよい。
カウンタ305は、カウンタ回路であり、P_RS_in261の入力信号を受けて、SRAMのRSモードを制御する場合に、クロック信号の発振・停止を制御するCLK_EN309の出力タイミングを内部カウンタ回路で計時して制御する。また、カウンタ305は、SRAM_RS制御部304で受けたP_RS_in261を後段のモジュールに対して出力するRS_A262信号の出力するタイミングをカウンタ回路で計時して制御する。また、カウンタ306は、カウント設定レジスタ(不図示)を備え、P_RS_in261の入力信号を受けてCLK_EN309が出力されるまでのタイミングを可変調整できるようにしてもよいし、P_RS_in261が入力されてからRS_A262を出力するまでのタイミングを可変調整できるようにしてもよい。
SRAMコア308は、以下のブロック(不図示)を有する。すなわち、SRAMコア308は、データを保持するメモリセルアレイや、入力されるメモリ制御信号を受けてメモリの動作タイミング信号を制御するタイミング制御回路、入力されるアドレスから実際にデータを格納するメモリセルを指定するワードドライバ部とカラムドライバ部を備える。
また、SRAMコア308は、図示しない電力制御部を備え、RS信号を受けてRSモードに移行する場合に、SRAMコア308が保持するメモリセルアレイを除く周辺回路への電力を遮断するする電源制御回路を備えている。本実施例では、RS信号がHIGHとして入力された場合に、この電源制御回路が、SRAMコア308内部の周辺回路への電力を遮断する。また、RS信号がLOWとして入力された場合に、この電源制御回路が、SRAMコア308の周辺回路への電力を供給する。
CG部310は、CLK_EN309に基づき、CLK_IN信号をCLK_SRAM311に載せてSRAMコア308に供給するか否かを制御する。CLK_EN309がDISABLEを示す信号であれば、CG部310は、CLK_IN信号をCLK_SRAM311に載せず、SRAMコア308へのCLK信号を止める制御を行う。一方、CLK_EN309がENABLEを示す信号であれば、CG部310は、CLK_IN信号をCLK_SRAM311に載せ、SRAMコア308へのCLK信号を供給する制御を行う。
また、LUT変換のように、画像処理前に予めSRAMに変換係数を書き込んでおく必要がある場合がある。この場合には、CPU101を介してSRAMコア308を強制的に通常モード(RS_SRAM信号307をLOW)にし、所望のデータをCPU101からSRAMコア308へ書き込み可能な構成とする。なお、書き込み完了後に、CPU101からSRAMコア308をRSモードに戻す。
なお、図3に示す画像処理モジュール(LUT処理部A210)においては、SRAMコアのメモリアレイ部には、LUT変換係数が格納・記憶されている。その他の画像処理モジュールにおいても基本的には、その画像処理を達成するための係数や複数ライン参照するためのラインバッファとして画像データが格納され、本ブロック図と同様の構成となる。
図4は、本実施例におけるSRAMの電力モードの制御を説明するタイミングチャートである。
まず、RSモードから通常モードへの復帰シーケンスを説明する。
時間t40において、SRAM_RS制御部304は、P_RS_in261がLOWへ変化することを検知すると、SRAMコア308をRSモードから通常モードへ遷移させるために、RS_SRAM307をLOWに制御し、SRAMコア308をRSモードから通常モードへの遷移状態とする。また、図4の下部に示しているSRAMの状態が遷移状態への移行している。
まず、RSモードから通常モードへの復帰シーケンスを説明する。
時間t40において、SRAM_RS制御部304は、P_RS_in261がLOWへ変化することを検知すると、SRAMコア308をRSモードから通常モードへ遷移させるために、RS_SRAM307をLOWに制御し、SRAMコア308をRSモードから通常モードへの遷移状態とする。また、図4の下部に示しているSRAMの状態が遷移状態への移行している。
時間t41において、SRAM_RS制御部304は、時間t40で入力されたP_RS_in261信号を、RS_A262へ出力する。時間t40から時間t41までの遅延時間は、設計時に予め定めてもよいし、カウンタ305で係数してもよい。時間t40から時間t41までの遅延が存在する理由は、ラッシュカレントによるピーク電流削減のため、次段に接続されるSRAMへのRS信号の到達を必要な時間遅らせる必要があるためである。
時間t42において、SRAM_RS制御部304は、CLK_EN309にHIGH信号を出力し、CG部310で実施していたクロックゲートをDISABLEとする。すなわち、クロックゲートを解除し、CLK_INから入力されるクロック信号のSRAMコア308への供給を開始する。時間t40から時間t42までの遅延時間が必要な理由は、RS信号を操作し、SRAMへの電源供給を再開してから電源が十分に安定するのを待って制御回路の動作を開始する必要があるためである。時間t40から時間t42までの遅延時間は、ハードウェアとしてカウンタ305を用いて制御してもよいし、予め定めた固定タイミングでもよいし、ソフトウェアにより、上記制約を満たした上で任意のタイミングにより出力するよう制御してもよい。クロックの供給が再開されると、SRAMは通常モードで動作する。
次に、通常モードからRSモードへの移行シーケンスを説明する。
時間t43において、SRAM_RS制御部304は、CLK_EN309にLOW信号を出力し、CG部310にクロックゲートをENABLEとして、SRAMコア308へ供給していたCLK_INから入力されるクロック信号の供給を止める制御を行う。時間t43におけるCLK_EN309の操作は、ジョブ実行に必要な時間t42から時間t43までの時間をハードウェアにより割り出して制御してもよいし、ソフトウェアにより制御してもよい。クロックの供給が停止すると、SRAMは再び遷移状態へと移行する。
時間t43において、SRAM_RS制御部304は、CLK_EN309にLOW信号を出力し、CG部310にクロックゲートをENABLEとして、SRAMコア308へ供給していたCLK_INから入力されるクロック信号の供給を止める制御を行う。時間t43におけるCLK_EN309の操作は、ジョブ実行に必要な時間t42から時間t43までの時間をハードウェアにより割り出して制御してもよいし、ソフトウェアにより制御してもよい。クロックの供給が停止すると、SRAMは再び遷移状態へと移行する。
時間t43からtin時間を空けた時間t44において、SRAM_RS制御部304は、P_RS_in261から入力されるRSモード開始を示すHIGH信号を受けて、RS_SRAM307へHIGHを出力し、SRAMコア308をRSモードへと遷移させる。これにより、RSモードに投入する際に、SRAMに入力されるクロックが停止されているので、RSモード投入時の電源揺れを抑えることによってデータ保持を担保することが可能となる。ここで、tin時間は、SRAMの記憶保持容量によって変わり、容量が大きいほど時間が長くなる。また、時間t44においては、P_RS_in261を制御するために、CPU101がシステムバス114を介してRS制御部207のRSモード設定レジスタであるRS_mode_Reg(不図示)に、RSモードENABLEを設定している。
時間t45では、RAM_RS制御部304は、時間t44で入力されたP_RS_in261信号を、RS_A262へ出力する。時間t44から時間t45までの遅延は設計時に予め定めてもよいし、カウンタ305で係数してもよい。
以上説明した制御をRAM_RS制御部304が行うことにより、入力されるRS信号によってSRAMの動作モードが通常モードに変化し、その後RS信号によって再びRSモードに変化することが可能となる。
次に、RS信号の制御方法およびRSモード復帰から画像処理開始までの動作を図5に示すタイミングチャートを用いて説明する。
図5は、画像処理部102におけるRSモード復帰から係数設定までの制御を例示するタイミングチャートであり、CPU101の制御によって、予めRSモードに設定された画像処理部102に備えられる各画像処理モジュールのSRAMをRSモードから通常モードへ復帰し、画像処理を開始するまでのタイミングを示す。
なお、本実施例では、RS信号がHIGHである期間をRSモードとしており、RS信号がLOWである期間を通常モードとして説明する。また、CPU101は、IRQ_A250およびIRQ_B251が変化するエッジを割り込み要求として判断するものとする。しかし、RS信号およびIRQ信号の扱いは、HIGHとLOWが逆でも成り立つ。
図5は、画像処理部102におけるRSモード復帰から係数設定までの制御を例示するタイミングチャートであり、CPU101の制御によって、予めRSモードに設定された画像処理部102に備えられる各画像処理モジュールのSRAMをRSモードから通常モードへ復帰し、画像処理を開始するまでのタイミングを示す。
なお、本実施例では、RS信号がHIGHである期間をRSモードとしており、RS信号がLOWである期間を通常モードとして説明する。また、CPU101は、IRQ_A250およびIRQ_B251が変化するエッジを割り込み要求として判断するものとする。しかし、RS信号およびIRQ信号の扱いは、HIGHとLOWが逆でも成り立つ。
時間t50のタイミングで、CPU101は、BUS114を介してRS制御部207にアクセスし、RSモード設定レジスタであるRS_mode_Reg(不図示)にRSモードDISABLE(通常モード)に設定する。すると、RS制御部207は、P_RS_in261に通常モード示すP_RS_in261をLOWにして出力する。時間t50が発生するタイミングは、例えば、ソフトウェアがジョブを受け付け、ジョブの内容に基づき、当該部位を使用すると判断したタイミングである。
RS制御部207から出力された信号は、係数メモリ211に入力された後、所定の遅延量503を持ってRS_A262へ出力され、係数メモリ231へ入力される。遅延量が必要である理由は、既に述べた通り、同時に通常モードへ遷移するSRAMのサイズをなるべく小さなブロック単位に分割してラッシュカレントのピーク電流を小さくするためである。各SRAMのサイズに応じて、通常モードへの遷移に要する時間が変化するため、各SRAMの状態遷移にかかる所要時間に応じて、遅延量を設計する。遅延量は、設定できるようにしてもよいし、SRAMのサイズから設計時に適切な遅延量となるようなハード構成にしてもよい。
係数メモリ231へ入力された信号は、所定の遅延量を持ってRS_B263へと出力され、バッファメモリ221に入力される。また、RS_B263は、IRQ_A250として、CPU101に入力される。バッファメモリ221に入力されるRS_B263は、所定の遅延量を持ってRS_C264へと出力され、バッファメモリ241に入力される。また、バッファメモリ241に入力されるRS_B264は、所定の遅延量を持ってP_RS_out265へと出力され、RS制御部207へ入力される。また、P_RS_out265は、IRQ_B251として、CPU101に入力される。
時間t51のタイミングで、画像処理部102内の全ての係数メモリ(211,231)がRSモードから復帰する。また、CPU101は、割り込み要求IRQ_A250によって、全ての係数メモリがRSモードから復帰したことを検知する。
次に、時間t52のタイミングで、CPU101は、係数メモリ211および係数メモリ231への係数の設定を開始する。本実施例においては、係数メモリ211および係数メモリ231にはRSモード移行前の係数値(係数Aおよび係数B)が設定されており、係数メモリ211および係数メモリ231に係数Cおよび係数Dを設定するものとする。
時間t53のタイミングで、画像処理部102内の全てのSRAMがRSモードから復帰する。また、CPU101は、割り込み要求IRQ_B251によって、全てのSRAMがRSモードから復帰したことを検知する。
時間t54において、CPU101は、係数メモリ211および係数メモリ231への係数設定が完了した時点で、全てのSRAMがRSモードから復帰しているかどうかを判断し、全てのSRAMがRSモードから復帰するまで待機する。図5に示す例では、時間t53のタイミングで全てのSRAMがRSモードから復帰している状態である。
時間t55のタイミングで、CPU101は、画像処理部102の処理を開始する。
時間t55のタイミングで、CPU101は、画像処理部102の処理を開始する。
なお、本実施例では、全てのSRAMがRSモードから復帰するタイミング(t53)よりも、係数メモリ211および係数メモリ231に対する係数設定が完了するタイミング(t54)が遅い場合について説明した。しかし、t53およびt54が完了した時点で画像処理部102の処理を開始すればt53とt54のタイミングが逆でも成り立つ。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、図5に示した画像処理部102のSRAMをRSモードから通常モードに復帰させ、画像処理を開始するまでのCPU101動作を説明する。
図6は、本実施例の画像処理装置1におけるCPU101の動作を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、CPU101がROM109等に格納されたプログラムを必要に応じてDRAM110にロードして実行することにより実現される。なお、本実施例では、RSモード移行前の画像処理部102は、スキャナ部108からの読み取りモードがカラー読み取りのジョブであり、RSモード復帰後のスキャナ部108からの読み取りモードがモノクロ読み取りのジョブである場合とする。
図6は、本実施例の画像処理装置1におけるCPU101の動作を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、CPU101がROM109等に格納されたプログラムを必要に応じてDRAM110にロードして実行することにより実現される。なお、本実施例では、RSモード移行前の画像処理部102は、スキャナ部108からの読み取りモードがカラー読み取りのジョブであり、RSモード復帰後のスキャナ部108からの読み取りモードがモノクロ読み取りのジョブである場合とする。
S601において、CPU101は、画像処理部102のSRAMのRSモード解除の設定を行う。図5の時間t50がS601のタイミングに対応する。
次に、S602において、CPU101は、画像処理部102内の係数メモリ(211、231)がRSモードから通常モードに復帰したか否かを判定する。そして、未だ通常モードに復帰していないと判定した場合(S602でNoの場合)、CPU101は、通常モードに復帰するまでS602で待機する。
そして、通常モードに復帰したと判定した場合(S602でYesの場合)、CPU101は、S603に処理を進める。図5の時間t50〜t51がS602のタイミングに対応する。
そして、通常モードに復帰したと判定した場合(S602でYesの場合)、CPU101は、S603に処理を進める。図5の時間t50〜t51がS602のタイミングに対応する。
S603において、CPU101は、画像処理部102の処理がRSモード移行前のジョブと異なるかどうかを判定する。例えば、スキャナ部108からの原稿読み取りモードが、RSモード移行前の読み取りモードと異なるかどうかを判断する。
そして、画像処理部102の処理がRSモード移行前のジョブと異なると判定した場合(S603でYesの場合)、CPU101は、S604に処理を進める。
S604において、CPU101は、係数メモリ(211,231)に係数の設定を開始し、S605に処理を進める。図5の時間t52〜t54がS604のタイミングに対応する。このように、全ての係数メモリが復帰したタイミングで係数メモリへの係数の設定を開始することにより、従来より、係数メモリに係数の設定を開始するまでの時間を短縮できる。
そして、画像処理部102の処理がRSモード移行前のジョブと異なると判定した場合(S603でYesの場合)、CPU101は、S604に処理を進める。
S604において、CPU101は、係数メモリ(211,231)に係数の設定を開始し、S605に処理を進める。図5の時間t52〜t54がS604のタイミングに対応する。このように、全ての係数メモリが復帰したタイミングで係数メモリへの係数の設定を開始することにより、従来より、係数メモリに係数の設定を開始するまでの時間を短縮できる。
一方、上記S603において、画像処理部102の処理がRSモード移行前のジョブと同じであると判定した場合(S603でNoの場合)、CPU101は、そのままS605に処理を進める。
S605において、CPU101は、画像処理部102の全てのSRAMがRSモードから通常モードに復帰したか否かを判定する。そして、未だ画像処理部102の全てのSRAMが通常モードに復帰していないと判定した場合(S605でNoの場合)、CPU101は、全てのSRAMが通常モードに復帰するまでS605で待機する。
そして、画像処理部102の全てのSRAMが通常モードに復帰したと判定した場合(S605でYesの場合)、CPU101は、S606に処理を進める。
S606において、CPU101は、画像処理部102の処理を開始する。図5の時間t55がS606のタイミングに対応する。
S606において、CPU101は、画像処理部102の処理を開始する。図5の時間t55がS606のタイミングに対応する。
以上の処理により、低電力モードからの復帰の際に、係数メモリを早く復帰させることが可能となり、係数メモリへの設定を早く開始することで処理の開始および処理の完了を早くすることができる。
なお、上記実施例では、全ての係数メモリが復帰してから、係数メモリに係数を設定する構成について説明した。しかし、全ての係数メモリの復帰を待つことなく、復帰した係数メモリから順次、係数を設定するように構成してもよい。
例えば、係数メモリ211が復帰したタイミングで係数メモリ211に係数を設定し、さらに、係数メモリ231が復帰したタイミングで係数メモリ231に係数を設定するように構成してもよい。
なお、この構成の場合、例えば、RS_A232が、割り込み要求としてCPU101に入力されるように構成する。CPU101は、この割り込み要求によって、係数メモリ211がRSモードから復帰したことを検知可能になる。
このような構成により、より早く係数メモリへの係数の設定を開始することができる。
例えば、係数メモリ211が復帰したタイミングで係数メモリ211に係数を設定し、さらに、係数メモリ231が復帰したタイミングで係数メモリ231に係数を設定するように構成してもよい。
なお、この構成の場合、例えば、RS_A232が、割り込み要求としてCPU101に入力されるように構成する。CPU101は、この割り込み要求によって、係数メモリ211がRSモードから復帰したことを検知可能になる。
このような構成により、より早く係数メモリへの係数の設定を開始することができる。
以上示したように、本実施例は、低電力モードを持つ複数のメモリモジュールがデイジーチェーンで接続されたシステムであって、上流側のメモリモジュールを省電力モードからの復帰時に設定値を書き込む必要があるメモリモジュールとし、下流側のメモリモジュールを省電力モードからの復帰時に設定値を書き込む必要がないメモリモジュールとなるように構成する。また、設定値を書き込む必要があるメモリモジュールが省電力モードから復帰した時点で該メモリモジュールに設定値を書き込むことで、復帰後の処理開始を早くするように制御する。この構成により、複数のメモリモジュールが低電力状態から復帰する際に突入電流が発生するのを緩和しつつ、複数のメモリモジュールを低電力状態から復帰させて処理を開始するまでの復帰時間を従来より早めることができる。この結果、メモリモジュールの復帰時間の短縮と省電力を両立することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 CPU
102 画像処理部
211 係数メモリ
221 バッファメモリ
231 係数メモリ
241 バッファメモリ
207 RS制御部
102 画像処理部
211 係数メモリ
221 バッファメモリ
231 係数メモリ
241 バッファメモリ
207 RS制御部
Claims (6)
- 低電力制御信号により第1電力状態と前記第1電力状態よりも消費電力の低い第2電力状態とを制御可能な複数のメモリモジュールを有する情報処理装置であって、
前記複数のメモリモジュールは、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する場合には、設定が必要なメモリモジュール、設定が不要なメモリモジュールの順に復帰し、
前記設定が必要なメモリモジュールが復帰したタイミングで、該復帰したメモリモジュールに設定を行うように制御する制御手段を、
有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記複数のメモリモジュールの低電力制御信号をデイジーチェーンで接続し、上流側に前記設定が必要なメモリモジュールを配置し、下流側に前記設定が不要なメモリモジュールを配置することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記設定が必要なメモリモジュールから出力される低電力制御信号を入力し、該入力される低電力制御信号を用いて、該設定が必要なメモリモジュールが前記第2電力状態から前記第1電力状態へ復帰したことを検知することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記設定が必要なメモリモジュールが全て前記第1電力状態に復帰したタイミングで、該復帰したメモリモジュールに設定を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記設定が必要なメモリモジュールが前記第1電力状態に復帰したタイミングで、順次、該復帰したメモリモジュールに設定を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 低電力制御信号により第1電力状態と前記第1電力状態よりも省電力な第2電力状態とを制御可能な複数のメモリモジュールを有する情報処理装置の制御方法であって、
前記複数のメモリモジュールが、設定が必要なメモリモジュール、設定が不要なメモリモジュールの順に、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する復帰ステップと、
前記設定が必要なメモリモジュールが復帰したタイミングで、該復帰したメモリモジュールに設定を行う設定ステップと、
有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005773A JP2017126239A (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017126239A true JP2017126239A (ja) | 2017-07-20 |
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ID=59365503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016005773A Pending JP2017126239A (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017126239A (ja) |
-
2016
- 2016-01-15 JP JP2016005773A patent/JP2017126239A/ja active Pending
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