JP2014157432A - 情報処理装置、画像形成装置、データアクセス方法 - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置、データアクセス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】省エネモード時の消費電力の増大を抑制することが可能な情報処理装置を提供すること。
【解決手段】外部の記憶手段にアクセスする情報処理装置100であって、第2の電源制御領域に配置され記憶手段に対しアクセスする記憶手段I/F18と、第1の電源制御領域に配置された第2の記憶手段にアクセスすると共に、記憶手段I/Fにアクセス要求して記憶手段I/Fに記憶手段に対しアクセスさせる、第1の電源制御領域に配置されたデータ使用手段14、12と、第2の電源制御領域への電源が停止された状態で、データ使用手段による記憶手段I/Fへのアクセス要求を監視する第1の電源制御領域に配置されたアクセス監視手段17と、アクセス監視手段が記憶手段I/Fへのアクセス要求を検出した場合、第2の電源制御領域に電源を供給し、所定時間の経過後に第2の電源制御領域への電源供給を停止する電源制御手段44と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源の供給及び停止を個別に制御可能な複数の電源制御領域を有し、外部の記憶手段にアクセスする情報処理装置に関する。
SoC(System On Chip)などの情報処理装置は、消費電力の低減要請に応えるため、内部が複数の電源ドメインに分割されている。電源制御回路などの所定の回路は、消費電力が低減される省エネモード時、予め定められた必要な機能を含む電源ドメイン以外の電源をOFFにすることで、消費電力を低減する。
図16は、SoCの概略構成図の一例を示す。このSoC100はCPU14、SRAM(Static RAM)11、及び、電源制御回路13で1つの電源ドメイン1を形成し、メモリインタフェース回路18で1つの電源ドメイン2を形成している。
電源ドメイン1:常時、電源が供給される
電源ドメイン2:省エネモード時には電源が供給されない
ここで省エネモードの1つとしてSTR(Suspend To RAM)モードが知られている。STRモードの定義は必ずしも定まってないが、CPUなどの状態やプログラム、データをメモリ20に保存したまま、予め定められた電源ドメインの電源を停止するという省エネモードである。図16の省エネモードがSTRモードである場合、メモリ20には電源が供給されるがメモリインタフェース回路18には電源が供給されない状態となる。したがって、電源ドメイン1のCPU14はメモリ20にはアクセスできない。
そこで、図16のSoC100は、STRモードにおいてメモリ20の代わりにSRAM11を使用して、プログラムを実行している。こうすることで、メモリインタフェース回路18への電源を停止したまま、最小限の処理を行えるので、消費電力を低減することが可能になる。
STRモード時にCPU14が何からの処理を行う場合に、SRAM11に記憶されていないプログラムが必要になると、CPU14はメモリ20にアクセスする必要が生じる。この場合、CPU14は電源制御回路13を制御してメモリインタフェース回路18に電源を供給しメモリ20へのアクセスを実行する。したがって、SRAM11でなくメモリ20へのアクセスが生じるほど、STRモード時の消費電力が増大してしまう。
メモリ20へのアクセスを低減するにはSRAM11の容量を大きくすればよい。しかし、SRAM11の容量を大きくすると、チップコストが増大し、また、STRモード時の消費電力が増大するという別の不都合が生じてしまう。
SRAM11の容量を大きくすることなく、省エネモード時の消費電力を低減するために、ソフト的な制御によりメモリインタフェース回路18に電源を供給し、また、メモリ20のアクセスが終了すればメモリインタフェース回路18への電源供給を停止することが検討される。この場合、ソフトウェアは、
・メモリインタフェース回路18に電源供給する必要があるか、及び、メモリ利用後にメモリインタフェース回路18への電源供給を停止してよいか
を判断する必要がある。
しかし、CPU14には本来の処理があるため、例えば1つの命令の実行毎にメモリにアクセスする必要があるか否か、及び、アクセスした場合は電源供給を停止してよいか否かをソフト的に判断することは現実には困難である。
そこで、ハード的に、CPUがアクセスする回路が属する電源ドメインに電源が供給されないことを検出することが検討される。従来から、回路が停止していることを検出する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、関係するデータ処理回路が電力断しているか、または応答しない場合、エラー信号を返す診断インタフェース回路が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、エラー信号でデータ処理回路が電力断しているか否かを判定しているだけで、電源ドメインにどのように電源供給を開始するか、及び、メモリ利用後に電源供給をどのように停止するかについて記載されていないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、記憶素子の容量を増大させずに省エネモード時の消費電力の増大を抑制することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、電源の供給及び停止を個別に制御可能な複数の電源制御領域を有し、外部の記憶手段にアクセスする情報処理装置であって、第2の電源制御領域に配置され前記記憶手段に対しアクセスする記憶手段インタフェースと、第1の電源制御領域に配置された第2の記憶手段にアクセスすると共に、前記記憶手段インタフェースにアクセス要求して前記記憶手段インタフェースに前記記憶手段に対しアクセスさせる、前記第1の電源制御領域に配置されたデータ使用手段(例えば、後述するCPUやDMACが相当する)と、前記第2の電源制御領域への電源が停止された状態で、前記データ使用手段による前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を監視する前記第1の電源制御領域に配置されたアクセス監視手段と、前記アクセス監視手段が前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、前記第2の電源制御領域に電源を供給し、所定時間の経過後に前記第2の電源制御領域に電源供給を停止する電源制御手段と、を有することを特徴とする。
記憶素子の容量を増大させずに省エネモード時の消費電力の増大を抑制することが可能な情報処理装置を提供することができる。
SoCの概略的な特徴を説明する図の一例である。 画像形成装置の全体構成図の一例である。 エンジン部の概略構成図の一例である。 SoCの概略構成図の一例である。 状態遷移について説明する図の一例である。 ステータスレジスタ、割込みステータスレジスタの構成例を示す図である。 SoCのアドレス空間を模式的に説明する図の一例である。 SoCの機能ブロック図の一例である。 STRモード時のSoCがメモリにアクセスする際の動作を示すシーケンス図の一例である。 SoCの動作手順を示すフローチャート図の一例である。 STRモード時にDMACがメモリにアクセスする際の動作を示すシーケンス図の一例である。 ステータスレジスタの構成例、SoCの機能ブロック図の一例を示す図である(実施例2)。 SoCの機能ブロック図の一例である。 STRモードの時間とメモリアクセスのタイミングを模式的に説明する図の一例である。 SoCの動作手順を示すフローチャート図の一例である(実施例3)。 SoCの概略構成図の一例である(従来図)。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本実施例のSoC100の概略的な特徴を説明する図の一例である。本実施例ではSoC(System On Chip)100がトランザクションモニタ回路17を有することが特徴の1つとなっている。トランザクションモニタ回路17は主に以下の処理を行う。
(i) 省エネモード時に、CPU14がメモリにアクセスするか否かを監視する
(ii) CPU14がメモリ20にアクセスする場合、メモリインタフェース回路18の代わりにCPU14に代理応答を通知する
したがって、CPU14はハード的にメモリインタフェース回路18が停止していることを検知できる。
(iii) CPU14はタイマー19にタイムアウト期間を設定する
(iv) CPU14はメモリにアクセスし、その後、タイムアウトによりCPU14はメモリインタフェース回路18への電源供給を停止する。また、トランザクションモニタ回路17はタイムアウト後に監視を再開する。
したがって、CPU14がメモリ20へのアクセスを終わらせると、メモリインタフェース回路18は速やかに省エネモードになるので、消費電力を低減できる。
このように、本実施例のSoC100は、トランザクションモニタ回路17を有することで、メモリ20へのアクセスがある場合にだけメモリインタフェース回路18に電源を供給し、また、タイマー19がタイムアウトするので速やかに電源供給を停止することができる。したがって、SRAM11の容量を増大することなく、省エネモード時の消費電力を抑制できる。
なお、画像形成装置200は一般に多段階の省エネモードを有しているが、本実施例ではメモリ20に電源が供給されている省エネモードを対象に説明する。このため、本実施例の省エネモードをSTR(Suspend To RAM)モードと称するものとする。メモリ20に電源が供給され、メモリ20にアクセスするための回路には電源が供給されない省エネモードであれば、STRモードという呼称でない省エネモードに対しても本実施例の電源制御を好適に適用できる。
〔構成例〕
図2は、画像形成装置200の全体構成図の一例である。画像形成装置200は、エンジン部31、SoC100、メモリ20、HDD(Hard Disk Drive)32、メモリカード装着部33、操作パネル34、及び、NIC(Network Interface Card)35を有している。なお、画像形成装置200は図示する以外にも外部装置とのインタフェースや種々の機能を有するが本実施例の主要部のみが図示されている。
エンジン部31は、アクチュエータやクラッチなどの駆動部を制御して原稿の読み取り・印刷などを行い、SoC100は画像の回転、編集(1in2ページ等)、ビットマップデータの作成などを行う。SoC100は後述するようにCPUを有しており、エンジン部31を含む画像形成装置200の全体を制御して複写、印刷、スキャンなどのジョブを実行する。SoC100は特許請求の範囲の情報処理装置に相当する。
HDD32はOS(Operating System)、プログラム300、画像データ、及び、PC(Personal Computer)36から受信した印刷データなどを蓄積する記憶手段である。このプログラム300はメモリに展開される、コピーアプリ、プリンタアプリ、スキャナアプリなどのアプリケーションだけでなく、SRAMに展開されるプログラムを含んでいる。なお、HDD32はSSD(Solid State Drive)など不揮発性の書き換え可能なメモリにより構成されていてもよい。
メモリカード装着部33は、メモリカード38にデータを書き込み、また、メモリカード38からデータを読み出す。HDD32に記憶されるプログラム300はメモリカード38に記憶された状態で配布されることができる。メモリカード38は、例えば、USBメモリ(フラッシュメモリ)、SDメモリカード(登録商標)などの記憶媒体である。
操作パネル34は、液晶などのFPD(フラットパネルディスプレイ)と、テンキー・アプリ(コピーアプリ、プリンタアプリ、スキャナアプリなど)を選択するジョブ選択キー・ジョブを実行するスタートキーなどのハードキーを備えている。FPDにはタッチパネルが一体に構成されており、アプリに応じたソフトキーが表示される。例えば、コピーアプリやプリンタアプリでは用紙の選択、変倍、集約、片面/両面、カラー/モノクロなどの選択を受け付けるソフトキーなどが表示される。スキャナアプリでは解像度や保存先フォルダの選択を受け付けるソフトキーなどが表示される。
NIC35はネットワーク37を介して又は1対1でPC36と通信するための通信装置である。例えば、イーサネットカード(登録商標)が知られている。PC36がPDL(ページ記述言語:Page Description Language)で記述された印刷データをNIC35に送信すると、画像形成装置200はHDD32に記憶してエンジン部31で印刷する。なお、ネットワーク37はLANやWANなどの公知のネットワークであり、有線又は無線のいずれで構築されていてもよい。また、NIC35が携帯電話網などに接続する機能を有している場合、ネットワーク37には携帯電話網等が含まれる。HDD32に記憶されるプログラム300はNIC35を介して不図示のサーバから画像形成装置200がダウンロードすることで配布されることができる。
PC36は情報処理装置であり、具体的にはノートPC、デスクトップPC、タブレット、及び、スマートフォン、などである。PC36は、ユーザ操作を受け付け、ワープロソフトウェア等を実行し文書データを作成し、ユーザの印刷操作を受け付けてプリンタドライバを実行し印刷データを作成する。
メモリ20はSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)、DRAM、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)などの高速な揮発性の記憶装置である。例えば、SDRAMをさらに高速化したDDR SDRAM(Double-Data-Rate SDRAM)がコスト的・速度的によく使用される。
図3は、エンジン部31の概略構成図の一例を示す。エンジン部31はスキャナ312、プロッタ313、及び、エンジン処理部311を有しており、エンジン処理部311はスキャナ特性補正部314、プロッタ出力処理部315、及び、PCI Express I/F316を有している。スキャナ312はコンタクトガラスやADF(Auto Document Feeder)に載置された原稿を、CCDなどで構成されるラインセンサで光学的に読み取る装置である。CCDではカラーフィルター(RGB)を通過した光が光電変換され、所定の解像度で原稿の濃淡が反映されたカラーの画像データが生成される。
スキャナ312で使用しているCCDの特性の差異により、エンジン処理部311に入ってくる画像データの特性は様々である。エンジン処理部311のスキャナ特性補正部314はこの特性の補正を行う処理を行う。例えば、シェーディング補正や、γ変換、フィルタ処理、色変換などである。補正により、スキャナ312の違いに影響されず同じ原稿から同じ画像データが生成される。なお、ここで行う色変換は、RGBからCMYKへの色変換ではなく、RGBからRGBへの変換である。画像データはPCI Express I/F316に出力される。
プロッタ313は、感光体、帯電器、露光手段、現像器、クリーニング装置、除電器、転写ベルト、紙搬送機構、定着器、給紙トレイ、排紙トレイ、などを有する画像形成手段である。このような電子写真方式の画像形成手段でなくインクジェット方式の画像形成手段でもよい。
電子写真方式のプロッタ313には、CMYKの色毎に感光体等を用意するタンデム方式、4サイクル方式(中間転写体に順次4色のトナー画像を重ねて転写した後,中間転写体上の4色トナー画像を1回で用紙に転写する方式)などがある。
プロッタ出力処理部315は、CMYKのカラー毎に用意されている。プロッタ出力処理部315は、スキュー補正、倍密処理、ジャギー補正、トリミング処理、地紋などの内部パターンの付加処理などを行う。プロッタ出力処理部315はCMYKのそれぞれの画像を、別々のタイミングでプロッタ側のラインメモリへ送信する。
プロッタ313はラインメモリの画像データをライン毎に読み出して、露光器が感光体を露光することで感光体に潜像を形成し、現像器でトナー像を現像するなどして画像を形成する。
PCI Express I/F316は、エンジン部31とPCI Expressを介して接続されるSoC100との間で画像データの授受を行う。複写ジョブの場合、スキャナ312が読み取った画像データはSoC100に送信され、SoC100で画像処理された後、プロッタ出力処理部315に送信される。また、PC36から送信された印刷データはSoC100で画像処理された後、プロッタ出力処理部315に送信される。
図4は、SoC100の概略構成図の一例を示す。SoC100は、バス9を介して接続されたSRAM11、DMAC(Dynamic Memory Access Controller)12、電源制御回路13、CPU14、割込みコントローラ15、ステータスレジスタ16、及び、トランザクションモニタ回路17を有している。バス9にはアドレスバスとデータバスが含まれている。また、SoC100は、メモリ20へのアクセスを行うメモリインタフェース回路18を有しており、トランザクションモニタ回路17がメモリインタフェース回路18と接続されている。CPU14又はDMAC12がメモリ20にアクセスするには、トランザクションモニタ回路17及びメモリインタフェース回路18を経由しなければならない。メモリインタフェース回路18は特許請求の範囲の「記憶手段インタフェース」に相当する。
メモリ20には主にOS、プログラム300及び画像データが記憶されている。画像データは、スキャナ312が読み取った画像データ、PC36から受信してレンダリングされた画像データ、不図示の圧縮回路や回転回路により処理された画像データなどである。画像データは、印刷時にはエンジン部31に送信され、プロッタ313により印刷される。
CPU14はメモリ20にアクセスしてプログラムを実行し、例えばアプリに応じた処理を行う。複写時には、CPU14は、DMAC12にメモリ20のアドレスを指示して、スキャナ312やプロッタ313によるメモリ20へのアクセス先を制御する。また、画像形成装置200がNIC35を介して機器と通信する場合に適切なプロトコルスタックを選択することで外部の様々な機器との通信を可能にしている。なお、通信プロトコルは、通信レイヤー毎に分類されており、セッション層以上では、例えばHTTP(Hypertext Transfer Protocol)、DNS(Domain Name System)、SMB(Server Message Block protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、POP3、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、SNMP(Simple Network Management Protocol)、NTP(Network Time Protocol)が、トランスポート層ではTCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)が、ネットワーク層ではARP(Address Resolution Protocol)、RARP(Reverse address resolution protocol)、ICMP(Internet Control Message Protocol)、IP(Internet Protocol)などが知られている。
メモリ20は、この他、プログラム実行時のスタック領域やヒープ領域としても用いられる。また、画像形成装置200が省エネモードとしてSTRモードになる場合、メモリ20の内容は保持される。
また、CPU14はSRAM11に記憶されたプログラムをSRAM11を作業メモリにして実行する。SRAM11は、フリップフロップを記憶素子とした高速な記憶素子である。SRAM11には、使用頻度の高いプログラムやデータが記憶される。例えば、よく使用される通信プロトコルを処理するプログラム(プロトコルスタック)、データを送受信するプログラムなどが記憶されており、CPU14はこの通信プロトコルで通信する際にはメモリ20にアクセスすることなく処理が可能である。なお、SRAM11は電源ドメイン1に配置されていればよく、DRAMなど別の記憶素子で構成された記憶手段でもよい。
SRAM11の容量はメモリ20の容量に対し小さい。本願の課題にて説明したようにSRAM11の容量を大きくすることは消費電力の増大をもたらすため、画像形成装置200のメーカなどが、よく使用するプログラムのサイズや該プログラムが使用するスタック領域などのサイズ、消費電力、及び、SRAM11のコストなどを考慮してSRAM11の容量を決定している。
DMAC12はデータを入出力する周辺機器に応じて用意されている。図2に示したように、DMAC12には各種の周辺機器が接続されているので、例えばエンジン制御部側のPCI Express I/F316と通信するためのPCI Express I/Fが接続されている(不図示)。同様に、HDD32との間でデータを送受信するHDD I/F、メモリカード装着部33との間でデータを送受信するメモリカード I/F、操作パネル34との間でデータを送受信する操作パネル I/F、NIC35との間でデータを送受信するNIC I/F、が接続されている。DMAC12はこれらI/Fを介して周辺機器と接続されている。
電源制御回路13は、電源ドメイン毎に電源供給のON/OFFを制御する。図ではメモリインタフェース回路18が含まれる領域と、それ以外の機能を含む領域とで電源ドメインが区分されている。電源制御回路13は、STRモードへの移行時に、電源ドメイン1の電源を維持したまま、電源ドメイン2の電源をOFFに制御する。また、STRモードから通常動作モードに復帰する場合、電源制御回路13は、電源ドメイン1の電源を維持したまま、電源ドメイン2の電源のONに制御する。このように、本実施例では、電源ドメイン1に電源が供給されたまま、メモリインタフェース回路18への電源がON/OFFに制御される。また、本実施例においてメモリ20への電源は常にONである。電源制御回路13は電源ドメイン1でなくても、電源ドメイン1より先に電源供給される電源ドメインにあればよい。
なお、画像形成装置200はSTRモードよりも消費電力を低減可能な省エネモードに移行することができ、この場合、電源ドメイン1及びメモリ20への電源供給も停止される。しかし、本実施例の電源制御はこのような細分化された省エネモードへの移行の有無を問わずに適用可能である。
割込みコントローラ15は割込みの種類に応じて対応するビットがONになるレジスタと、割込みをマスクするためのマスクレジスタとを有し、優先的に通知すべき割込みをCPU14に通知する。CPU14は割込みの種類に応じて割込みベクターテーブルを読み出し、割込みベクターに対応するアドレスの割込みハンドラ等を実行する。
ステータスレジスタ16は、STRモード時に、CPU14がメモリ20にアクセスしたことを記憶するレジスタである。トランザクションモニタ回路17はCPU14がメモリ20にアクセスした場合にステータスレジスタ16のビットをONに設定する。本実施例では、STRモード時にCPU14がメモリ20にアクセスしたことを例外発生として扱う。
トランザクションモニタ回路17は、以下のように動作する。
・通常動作モード時(トランザクションモニタ回路の機能がDisable状態)
CPU14がメモリ20にアクセスするトランザクションをそのまま許可する(以下、トランザクション処理を透過させるという)。なお、トランザクション処理とは、メモリ20へひとまとまりのデータを書き込むこと、メモリ20からひとまとまりのデータを読み出すことである。
・STRモード時(トランザクションモニタ回路の機能がEnable状態)
電源が供給されておらず応答ができないメモリインタフェース回路18に代わり、CPU14又はDMAC12からのアクセスに対して代理でエラー応答を返す。また、エラー信号をステータスレジスタ16に出力する。ステータスレジスタ16はエラーステータス(所定のビットがONであること)を保持するので、CPU14はメモリ20へのアクセスがあったことを検出できる。
エラー応答を受け付けたCPU14は、例外の発生要因の特定の為にステータスレジスタ16を参照する。メモリ20へのアクセス以外にも例外処理はあるので、CPU14は例外の種類に対応した例外処理を行う。
トランザクションモニタ回路17が有するタイマー19は、CPU14が例外処理を終えた後にSTRモードに戻るためのタイムアウト時間を測定する。タイマー19は、タイムアウト時間の測定が完了するとCPU14に割り込みする。
メモリインタフェース回路18は、アドレスバスに出力されたアドレスを、メモリ20のバンクアドレス、ロウアドレス、カラムアドレスに変換して、データのメモリ20への書き込み及びメモリ20からの読み出しを行う。例えば、以下のような手順でデータが読み出される。
(i) メモリインタフェース回路18は、ACTコマンド(バンク・アクティブ・コマンド)と共に、Row(ロウ)アドレス及びバンクアドレスをメモリ20に入力して該当バンクの特定ロウアドレスをアクティブにする。
(ii) ACTを入力してからtRCDと呼ばれる時間待ち、カラム・アドレス、バンク・アドレス、及び、READ(リードコマンド)を入力する。
(iii) リードコマンドを入力してからCASレイテンシ後に、上記で指定したアドレスから始まるバーストデータ出力が開始される。メモリ20は、DQS信号(データストローブ信号)と、DQS信号に同期するDQ信号(データ信号)を出力する。メモリインタフェース回路18は、DQS信号の立ち上がり/立ち下がりエッジを参照してDQ信号を取り込む。
(iv) ACTを入力してからtRASと呼ばれる時間待ち、メモリインタフェース回路18がPRE(プリチャージコマンド)を入力する(動作を終了)。
なお、データの書き込みはCASレイテンシが不要になる以外は同様である。このように、メモリインタフェース回路18に電源やクロックが供給されていないと、CPU14やDMAC12はデータの書き込み及び読み出しができない。
〔状態遷移について〕
図5は、状態遷移について説明する図の一例である。この状態遷移は、STRモードのSoC100に着目したものである。つまり、画像形成装置200がSTRモードから通常動作モードに復帰する条件、及び、通常動作モードからSTRモードに移行する条件としては図示する契機に限られない。例えば、STRモードではユーザが操作パネル34に触れたりADFを開閉するなどでも、通常動作モードに復帰する。また、通常動作モードではユーザが省エネボタンを押下したり、ジョブ実行後に所定時間が経過してもSTRモードに移行する場合がある。
I.STRモードのSoC100は、CPU14又はDMAC12がメモリ20にアクセスすることで、通常動作モードに復帰する。
II.メモリ20へのアクセスにより通常動作モードに復帰した場合、SoC100はメモリアクセス後、タイムアウトすることでSTRモードに移行する。
このように本実施例の画像形成装置200は、STRモードからメモリアクセスにより復帰した場合に、メモリアクセスが完了してからタイムアウト時間が経過すると必ずSTRモードに移行できるので省エネモード時の消費電力を低減できる。
〔ステータスレジスタ〕
図6(a)は、ステータスレジスタ16の構成例を示す図の一例である。ステータスレジスタ16は、例えば[31:0]の32bitの容量を有する。bit0がSTRモード時にメモリ20へのアクセスがあったことを示すエラー信号のためのビットである。つまり、電源ドメイン2の電源がOFFの状態で、メモリ20にアクセスが発生したことを示す。なお、エラー信号のビットは0bit〜31bitのどこにあってよい。
SoC100では、このような本実施例に特有のエラー信号だけでなく、従来から、アプリがシステム領域へアクセス違反したり、プログラムの実行エラーなどを検出する機能が備わっている。ステータスレジスタ16にはこれらの例外要因がビットアサインされている。CPU14はステータスレジスタ16を参照して、例外要因に対応した割込みハンドラ又はISR(Interrupt Service Routine)を実行する。
また、ステータスレジスタ16を使用するのでなく、例外が発生したアクセス先のメモリ20のアドレスから例外の発生要因を判断してもよい。メモリ20のアクセス先は、CPU14のレジスタに保持される場合があるので、後述するCPU状態情報により判別できる。この他、アドレスバスに出力されるアドレスを制御するためのレジスタなどに記憶されているアドレスを利用できる。
図6(b)は割込みステータスレジスタの構成例を示す図の一例である。割込みステータススレジスタは、例えば[31:0]の32bitの容量を有する。bit0がタイムアウトしたことを示すタイムアウト割込みを通知するためのタイムアウト割込みビットである。つまり、トランザクションモニタ回路17に設定されたタイムアウト時間、メモリ20に対しアクセスがなかったことを示す。なお、タイムアウト割込みビットは0bit〜31bitのどこにあってよい。
割込みコントローラ15にはタイマー19以外にも各DMAC12や不図示の機能が割込みする。このため、割込みステータスレジスタ16にはタイムアウト割込み以外の割込み要因がビットアサインされている。CPU14は割込みステータスレジスタを参照して、割込み要因に対応した割込みハンドラ又はISRを実行する。
また、本実施例では、STRモード時のメモリアクセスを割込みとは呼ばないため、CPU14がエラーステータスを使用するため、及び、割込みと区別するためにSTRモード時のメモリアクセスをステータスレジスタ16に記録している。しかし、STRモード時のメモリアクセスを割込みとして扱って、割込みステータスレジスタに記録してもよい。これにより、ステータスレジスタ16を不要にしたり、別の例外にステータスレジスタ16のbit0を割り当てることができる。
〔アドレス空間について〕
図7は、SoC100のアドレス空間を模式的に説明する図の一例である。アドレスの小さい領域から順に、ROM領域、メモリ領域、未使用、SRAM領域、及び、レジスタ領域の各領域がマッピングされている。
ROM領域:ROM領域はアドレスの最初(0x0000_0000)に配置されているので、画像形成装置200のメイン電源のONにより、CPU14が最初に読み出す領域である。ROMには例えば起動用のスタートプログラム又はブートローダが記憶されており、これらがHDD32からOSやプログラム300を読み出しメモリ20とSRAM11に転送する。
メモリ領域:メモリ領域には、OS、プログラム300、画像データ、スタック領域/ヒープ領域が記憶される。スタック領域とは、プログラムの変数や引数が記憶される領域であり、予めOSにより確保されている。ヒープ領域は、アプリやOSが動的に割り当てたり解放する領域である。例えば、ネットワーク経由でデータを送受信する際にデータを一時的に保存するために使用される。
SRAM領域:SRAM領域にも、プログラム及びスタック領域/ヒープ領域が記憶される。このプログラムは、STRモード時によく使用されるプログラム、例えばFTPにより起動確認に対しSTRモードであることを応答したり、POP3により電子メールを受信したり、SNMPによりMIB(Management information base)の内容を送信したり、NTPにより時刻を修正したりする、比較的、処理負荷の小さいプログラムである。したがって、SRAM領域に記憶されているプログラムで完結する処理であり、処理対象のデータサイズがスタック領域/ヒープ領域以下であれば、CPU14がメモリ20にアクセスすることがない。
また、SRAM領域には、少なくともSTRモード時にメモリアクセスが発生した場合に、CPU14が例外処理として実行する上記の割込みハンドラやISRが記憶されている。これにより、STRモード時にメモリアクセスが発生した場合、CPU14はメモリインタフェース回路18を起動するなどの処理が可能になる。
レジスタ領域:レジスタ領域はステータスレジスタ16、割込みステータスレジスタなどのレジスタが配置される領域である。
なお、図示された以外にアドレス空間にはDMAC12に接続されたI/O領域が確保されており、画像形成装置200はI/O領域を経由して周辺機器との間でデータを送受信する。
例えば、画像形成装置200はSTRモード時においてもNIC35を介してデータを受信する。この場合、NIC35に接続されたDMAC12は受信したデータをSRAM領域のスタック領域/ヒープ領域に記憶する。また、割込みコントローラ15の割込みステータスレジスタ16の所定のbitをONに操作し、割込みコントローラ15がCPU14に通知する。CPU14は受信したデータのヘッダなどから通信プロトコルを判定し、適切な通信用のプログラムが記憶されているアドレスに処理を分岐させる。この分岐先が、SRAM領域であれば、CPU14はSTRモード時にメモリ20にアクセスしないが、メモリ領域であればCPU14がメモリ20にアクセスすることになる。
また、NIC35を介してDMAC12が受信したデータのサイズがSRAM領域のスタック領域/ヒープ領域より大きい場合、DMAC12はメモリ領域に受信したデータを保存する。
このように、CPU側では制御困難な任意のタイミングで、CPU14又はDMAC12がメモリ20にアクセスすることが起こりうる。STRモードのCPU14には各種の割込みや例外が発生しうるが、上記のようにステータスレジスタ16を参照することで、CPU14はメモリアクセスに対応した例外処理や割込み処理を実行することができる。
〔SRAMに記憶されているプログラムの機能〕
図8(a)は、STRモード時のSoC100の機能ブロック図の一例を示す。各機能ブロックは、CPU14がSRAM11に記憶されているプログラムを実行し、SoC100のハードウェアと協働することで実現される。
トランザクションモニタ回路17からCPU14がエラー応答を受け付けると、エラー発生処理部41が動作する。エラー発生処理部41はSTRモード時にエラー発生した場合にSoC100を制御する。まず、エラー発生処理部41はCPU14のレジスタ(プログラムカウンタ、スタックポインタレジスタ、フラグレジスタ、汎用レジスタなど)などのCPU状態を規定するCPU状態情報をSRAM11に退避する。これにより、CPU14がメモリ20にアクセスした時のアドレスが保存される。
エラーレジスタ判定部43は、ステータスレジスタ16にアクセスし例外の発生要因(本実施例ではメモリアクセス)を特定する。エラー発生処理部41は、例外の発生要因がメモリアクセスなので、電源回路制御部44に電源ドメイン2に対する電源供給を開始させる。電源回路制御部44は、メモリインタフェース回路18を含む電源ドメイン2に電源の供給を開始する。
電源がONになるとメモリインタフェース回路制御部45は、メモリインタフェース回路18を初期化するなどの処理を行う。これによりメモリインタフェース回路18が動作可能になる。タイムアウト設定部46は、タイマー19にタイムアウト時間を設定する。これにより、タイマー19がタイムアウトとすることで、SoC100は再度、STRモードに移行できる。
以上で、CPU14はメモリ20にアクセス可能になったので、CPU状態復帰部47は退避されているCPU状態情報をCPU14に復帰する。これにより、CPU14はメモリアクセスが発生した命令から実行を再開する。例えば、CPU14がSRAM11に記憶されていないプログラムを実行しようとした場合、再開後に実行される命令は例えばメモリ20のプログラムへの分岐命令や関数などの呼び出し命令になる。CPU14はメモリ20にアクセスしメモリ20に記憶されたプログラムを実行できる。また、CPU14がSRAM11に記憶されているプログラムを実行していたが、メモリ20のデータにアクセスしようとした場合、再開後に実行される命令はSRAM11のプログラムである。CPU14はこの命令が指示するメモリ20のアドレスにアクセスして処理を継続することができる。
図8(b)は、STRモードから通常動作モードに復帰した時のSoC100の機能ブロック図の一例を示す。各機能ブロックは、CPU14がSRAM11に記憶されているプログラムを実行し、SoC100のハードウェアと協働することで実現される。
割込みコントローラ15からCPU14が割込み通知を受け付けると、割込み処理部51が動作する。割込み処理部51は割込みが発生した場合にSoC100を制御する。まず、割込み処理部51はCPU状態情報をSRAM11に退避する。
割込みレジスタ判定部52は、割込みステータスレジスタ16にアクセスし割込み要因(本実施例ではタイムアウト割込み)を特定する。割込み処理部51は、割込み要因がタイムアウト割込みなので、STRモード移行部53にSTRモードへの移行を要求する。STRモード移行部53は、メモリ20のリフレッシュの設定(放電で失った電荷を定期的に再充電するための充電周期)を行う。
これで、電源ドメイン2の電源供給を停止できるので、割込み処理部51は電源回路制御部44に電源ドメイン2に対する電源供給を停止させる。電源回路制御部44は、電源制御回路13に対し、メモリインタフェース回路18を含む電源ドメイン2への電源を停止させる。
CPU状態復帰部47は退避されているCPU状態情報をCPU14に復帰する。これにより、CPU14はタイムアウト割込みで中断した命令から実行を再開する。
〔動作手順〕
図9は、STRモード時のSoC100がメモリ20にアクセスする際の動作を示すシーケンス図の一例を示す。図9の手順は移行条件が成立したため、SoC100がSTRモードに移行する処理からスタートする。この移行条件はタイマー19のタイムアウトでもよいし、これ以外でもよい。
S1:まず、STRモードに移行するため、STRモード移行部53はメモリインタフェース回路18にメモリ20のリフレッシュ設定を行う。
S2:電源回路制御部44は、電源制御回路13に電源ドメイン2の電源OFFを指示する。
S3:電源制御回路13はメモリインタフェース回路18を含む電源ドメイン2に供給される電源をOFFに制御する。
S4:また、電源制御回路13はトランザクションモニタ回路17にモニタ機能をEnableにする(有効にする)設定を行う。これにより、トランザクションモニタ回路17はCPU14によるメモリアクセスの監視を開始する。
S5:CPU14がプログラムの実行やデータの読み書きのためメモリ20にアクセスする。すなわち、ソフトウェアは、SRAM11か電源が供給されていないメモリ20かを判別することなくアクセスする。しかし、メモリインタフェース回路18の電源がOFFなので、メモリアクセスはできない。
S6:また、メモリアクセスはトランザクションモニタ回路17の監視対象なので(モニタ機能がEnable)、トランザクションモニタ回路17はCPU14にエラー応答を出力する。これにより、CPU14は例外処理に移行し、CPU状態退避部42がCPU状態情報を退避する。
S6.1:また、トランザクションモニタ回路17はステータスレジスタ16のbit0をONに設定する。エラーレジスタ判定部43は例外要因を特定する。
S7:電源回路制御部44は、電源制御回路13に電源ドメイン2の電源投入を指示する。
S8:電源制御回路13は、電源ドメイン2の電源をONに制御する。
S8.1:電源制御回路13はトランザクションモニタ回路17にモニタ機能をDisableにする(有効にする)設定を行う。これにより、トランザクションモニタ回路17はCPU14によるメモリアクセスの監視を停止する。
S9:電源安定後、メモリインタフェース回路制御部45はメモリインタフェース回路18の初期化処理を行う。
S10:タイムアウト設定部46は、トランザクションモニタ回路17にタイムアウト時間を設定し、タイムアウト割込み機能をEnableする。タイマー19はカウントアップ(又はカウントダウン)を開始する。
S11:CPU状態復帰部47はCPU状態情報を復帰させるので、CPU14は例外処理により中断していた処理を再開する。これにより、CPU14はメモリ20にアクセスする。トランザクションモニタ回路17はメモリアクセスが発生すると、タイマー19をクリアするので、タイマー19はすでに途中まで測定しているタイムアウト時間の測定を停止し、タイムアウト時間の初期値から再び、カウントアップする。なお、タイムアウトによりSTRモードに移行しても、メモリアクセスにより復帰できるので、メモリアクセスの度にタイマー19をクリアしなくてもよい。以降、CPU14は必要な処理(通信処理など)を継続する。
S12:ステップS10で設定したタイムアウト時間、メモリ20へのアクセスが無い場合、トランザクションモニタ回路17は割込みコントローラ経由でCPU14にタイムアウト割込みを通知する。以降は、S1〜S4と同様である。
S13〜S16:CPU14はタイムアウト割込みが発生したことから、CPU14がメモリ20へのアクセスを必要としない(内蔵のSRAM11やCPU14のキャッシュだけで省エネ状態を維持できる状態にある)と判断し、STRモード移行部53がリフレッシュ設定を行う。また、電源制御回路13は、再度、電源ドメイン1(STRモードの維持に必要)を除き、メモリインタフェース回路18を含む電源ドメイン2の電源供給を停止する。また、トランザクションモニタ回路17のモニター機能がEnableされる。
図10は、SoC100の動作手順を示すフローチャート図の一例を示す。図10の動作手順は図9とほぼ同様であるが、CPU14が行う処理として記載したものである。
トランザクションモニタ回路17により、CPU14が電源OFFの電源ドメイン2にアクセスしたか否かが判定される(S10)。
CPU14が電源OFFの電源ドメイン2にアクセスした場合(S10のYes)、CPU14はトランザクションモニタ回路17からエラー応答の通知を受け付ける(S20)。CPU14は例外処理に移行し、CPU状態退避部42がCPU状態情報を退避し、エラーレジスタ判定部43が例外要因を特定する。
電源回路制御部44は電源制御回路13にアクセスし、メモリインタフェース回路18を含む電源ドメイン2の電源をONに制御する(S30)。
タイムアウト設定部46はタイムアウト時間をタイマー19に設定し、タイムアウト割込み機能をEnableに設定する(S40)。
この後、タイムアウトするまで、トランザクションモニタ回路17により、タイムアウト時間内にCPU14がメモリ20にアクセスしたか否かが判定される(S50)。
タイムアウト時間内にCPU14がメモリ20にアクセスした場合(S50のYes)、トランザクションモニタ回路17はタイマー19をクリアする(S60)。これにより、タイムアウト時間の最初から測定される。
タイムアウト時間内にCPU14がメモリ20にアクセスしない場合(S50のNo)、トランザクションモニタ回路17のタイマー19は割込みコントローラ経由でCPU14にタイムアウト割込みを通知する(S70)。
電源回路制御部44は、電源制御回路13を制御して、メモリインタフェース回路18を含む電源ドメイン2の電源OFFに制御する(S80)。
以上説明したように、本実施例のSoC100は、STRモード時にはトランザクションモニタ回路17がメモリ20へのアクセスを代理応答することで、CPU14が例外処理の中でメモリインタフェース回路18に電源供給することができる。よって、必要最小限の場合にだけ電源ドメイン2に電源を供給することができる。また、タイムアウトにより確実にSTRモードに移行できる。したがって、SRAM11の容量を増大することなく、STRモード時の消費電力を抑制できる。
〔DMACがメモリアクセスする場合〕
DMAC12がメモリ20にアクセスしたことを検知してCPU14が動作する場合について説明する。図11は、STRモード時にDMAC12がメモリ20にアクセスする際の動作を示すシーケンス図の一例を示す。
S1〜S4の処理は図9と同様にCPU14が行うので変更はない。
S5:DMAC12がデータの読み書きのためメモリ20にアクセスする。しかし、メモリインタフェース回路18の電源がOFFなので、メモリ20にアクセスできない。
S6:メモリアクセスはCPU14かそれ以外かを問わずにトランザクションモニタ回路17の監視対象なので、トランザクションモニタ回路17はDMAC12にエラー応答を出力する。
S6.1:DMAC12は、CPU14に割り込みして例外が発生したことを通知する。これにより、CPU14は例外処理に移行し、CPU状態退避部42がCPU状態情報を退避する。
S6.2:また、トランザクションモニタ回路17はステータスレジスタ16のbit0をONに設定する。エラーレジスタ判定部43はステータスレジスタ16を参照して例外要因を特定する。
S7:CPU14の電源回路制御部44は、電源制御回路13に電源ドメイン2の電源投入を指示する。
S8:電源制御回路13は、電源ドメイン2の電源をONに制御する。
S8.1:電源制御回路13はトランザクションモニタ回路17にモニタ機能をDisableにする(有効にする)設定を行う。これにより、トランザクションモニタ回路17はCPU14によるメモリアクセスの監視を停止する。
S9:電源安定後、CPU14のメモリインタフェース回路制御部45はメモリインタフェース回路18の初期化処理を行う。
S10:CPU14のタイムアウト設定部46は、トランザクションモニタ回路17にタイムアウト時間を設定し、タイムアウト割込み機能をEnableする。タイマー19はカウントアップ(又はカウントダウン)を開始する。
S10.1:CPU14の例えばエラー発生処理部41は、DMAC12に処理を再開させる。
S11:DMAC12は停止させられた処理を再開する。これにより、DMAC12はメモリ20にアクセスする。
DMAC12がアクセスを終えるとS12〜S16の処理は図9と同様にCPU14が行うので変更はない。
このように、本実施例ではメモリアクセスする回路を問わずに、トランザクションモニタ回路17が代理応答し、メモリインタフェース回路18の電源をONにするのでSRAM11の容量を増大することなく、STRモード時の消費電力を抑制できる。
なお、本実施例では画像形成装置200を例に説明したが、SoC100は種々の装置に適用できる。例えば、プロジェクタ、デジタルカメラ、テレビ会議端末など、種々の装置にSoC100は搭載され、SRAM11のサイズを増大することを抑制してSTRモード時の消費電力を抑制できる。
本実施例では、ステータスレジスタ16の変形例について説明する。ステータスレジスタ16は図6(a)に示したように、最低限1bitあればよいが、適切なデータを記憶させることで、STRモード時のメモリアクセスを後にメーカやサービスマンなどが解析することが可能になる。
図12(a)は、ステータスレジスタ16の構成例を示す図である。ステータスレジスタ16は図6(a)と同じステータスレジスタ16aに加え、アクセス先アドレスレジスタ16bを有する。アクセス先アドレスレジスタ16bはアドレスを記憶する。すなわち、トランザクションモニタ回路17は、STRモード時にCPU14又はDMAC12がアクセスしたアドレスを保持しておき、ステータスレジスタ16のbit0をONに設定すると共に、アクセス先のアドレスをアクセス先アドレスレジスタ16bに設定する。
図12(b)は本実施例のSoCの機能ブロック図の一例を示す。本実施例において、図8において同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。本実施例では例外処理において新たにレジスタ処理部54を有している。レジスタ処理部54は、アクセス先アドレスレジスタのアドレスを読み出してメモリ20やHDD32に記憶することで、STRモード時にメモリアクセスされたアドレスを記録することができる。したがって、アクセスが多いアドレスがあれば、そのアドレスに記憶されているプログラムをSRAM11に移動するなどの処置が可能になり、STRモード時の消費電力をさらに低減できる。
また、アクセス先アドレスだけでなく、トランザクションモニタ回路17がステータスレジスタ16にアクセスが発生した時刻を記録することも有効である。この場合もレジスタ処理部54はステータスレジスタ16に記憶された時刻をメモリ20やHDD32に記憶することで、STRモード時にメモリアクセスされたアドレスと時刻を対応づけて記録することができる。
メーカやサービスマンはアクセス頻度を算出して、アクセス頻度が多ければ、適切なタイムアウト時間を設定することができる。STRモード時のアクセスは、その度に電源ドメイン2の電源をONに制御する必要があるので、却って消費電力を増大する恐れがあるが、適切なタイムアウト時間を設定することでさらに消費電力を低減できる。
実施例1,2ではタイムアウト時間が固定であるとして説明したが、本実施例では動的にタイムアウト時間を変更可能なSoC100について説明する。
図13は本実施例のSoCの機能ブロック図の一例を示す。本実施例ではレジスタ処理部54に加え、タイムアウト時間変更部55を有している。タイムアウト時間変更部55は、STRモード時のメモリアクセス頻度に応じてタイムアウト時間を変更する。
図14(a)はSTRモードが維持される時間とメモリアクセスのタイミングを模式的に説明する図の一例である。例えば、タイムアウト時間が10分であるとする。この場合、メモリアクセスから約10分で(タイムアウトまでに次のメモリアクセスがない場合)、SoC100はSTRモードに移行する。そして、STRモード時に次にメモリアクセスが発生する。
レジスタ処理部54は、2つのメモリアクセスの時刻t1,t2を記録するので、タイムアウト時間変更部55はメモリアクセスの時間間隔を算出できる。時間間隔が10分+αのようにタイムアウト時間より若干長い程度の場合、STRモードに以降後、早期にメモリアクセスが発生するので、タイムアウト時間を長めに変更した方が効率がよい。電源ドメインの頻繁なON/OFFがかえって消費電力を増大したり、電源ドメイン2の電源供給のための待ち時間が生じるためである。
タイムアウト時間変更部55は、例えば
時間間隔−タイムアウト時間 < タイムアウト時間の10〜20% …(1)
を判定し、条件が成立すれば、30〜50%、タイムアウト時間を長くする。こうすることで、電源ドメイン2の電源の頻繁なON/OFFを抑制できる。
逆に、図14に示すように、タイムアウト時間を短く変更することもできる。図14(b)はSTRモードの時間とメモリアクセスのタイミングを模式的に説明する図の一例である。同様に、タイムアウト時間が10分である場合、メモリアクセスから約10分で、SoC100はSTRモードに移行する。そして、STRモード時に次にメモリアクセスが発生する。
2つのメモリアクセスの時間間隔が10分×n(nは2以上の整数)以上のようにタイムアウト時間より充分に長い場合、ほとんどメモリアクセスがないことになるので、いつまでもSoC100が通常動作モードを維持すると消費電力が増大してしまう。
タイムアウト時間変更部55は、例えば
時間間隔−タイムアウト時間 > タイムアウト時間の3倍 …(2)
を判定し、条件が成立すれば、30〜50%、タイムアウト時間を短くする。こうすることで、通常動作モードに復帰した場合の消費電力の増大を抑制できる。
なお、図14(a)(b)のいずれの場合も、1つの時間間隔だけで変更するのでなく、過去の数回の時間間隔の平均を使用するなどすることが好ましい。
図15は、SoC100の動作手順を示すフローチャート図の一例を示す。図15の動作手順は図10とほぼ同様であるが、ステップS30の後でタイムアウト時間が変更されている。
すなわち、電源回路制御部44は電源制御回路13にアクセスし、メモリインタフェース回路18を含む電源ドメイン2の電源をONに制御する(S30)。
これにより、タイムアウト時間変更部55は、必要であればタイムアウト時間を変更する(S35)。すなわち、レジスタ処理部54はメモリ20にアクセスして過去のメモリアクセス時刻を読み出し、時間間隔を算出する。そして、上記(1)(2)の条件が成立するか否かを判定し、成立する場合はタイムアウト時間を変更する。以降は実施例1の図10にて説明した処理が実行される。
したがって、本実施例の画像形成装置200によれば、実施例1,2の効果に加え、タイムアウト時間を最適化することが可能になり、電源ドメインの頻繁なON/OFF、消費電力の増大を抑制できる。
11 SRAM
12 DMAC
13 電源制御回路
14 CPU
15 割込みコントローラ
16 ステータスレジスタ
17 トランザクションモニタ回路
18 メモリインタフェース回路
19 タイマー
20 メモリ
100 SoC
200 画像形成装置
特開2005-267595号公報

Claims (10)

  1. 電源の供給及び停止を個別に制御可能な複数の電源制御領域を有し、外部の記憶手段にアクセスする情報処理装置であって、
    第2の電源制御領域に配置され前記記憶手段に対しアクセスする記憶手段インタフェースと、
    第1の電源制御領域に配置された第2の記憶手段にアクセスすると共に、前記記憶手段インタフェースにアクセス要求して前記記憶手段インタフェースに前記記憶手段に対しアクセスさせる、前記第1の電源制御領域に配置されたデータ使用手段と、
    前記第2の電源制御領域への電源が停止された状態で、前記データ使用手段による前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を監視する、前記第1の電源制御領域に配置されたアクセス監視手段と、
    前記アクセス監視手段が前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、前記第2の電源制御領域に電源を供給し、所定時間の経過後に前記第2の電源制御領域への電源供給を停止する電源制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記アクセス監視手段は、前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、前記第2の電源制御領域への電源が停止された状態で前記記憶手段インタフェースへアクセス要求があったことをアクセス履歴保持手段に記録すると共に、前記電源制御手段に通知し、
    前記電源制御手段は、前記アクセス履歴保持手段に記録されているアクセス要求の記録に基づき、前記記憶手段インタフェースへアクセス要求があったことを検出して前記第2の電源制御領域に電源を供給する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記アクセス監視手段は、前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、前記第2の電源制御領域への電源が停止された状態で前記記憶手段インタフェースへアクセス要求があったことをアクセス履歴保持手段に記録すると共に、時間設定手段に通知し、
    前記時間設定手段は、前記アクセス履歴保持手段に記録されているアクセス要求の記録に基づき、前記記憶手段インタフェースへアクセス要求があったことを検出し、時間測定手段に前記所定時間を設定し、
    前記時間測定手段は、前記所定時間の測定が完了した場合、前記所定時間の測定が完了したことを前記電源制御手段に通知し、
    前記電源制御手段は、前記第2の電源制御領域への電源供給を停止する、
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の電源制御領域に電源が供給されている状態で、前記アクセス監視手段が前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、
    前記時間測定手段は、途中まで測定している前記所定時間の測定を停止し、前記所定時間の測定を初期値から再開する、ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記電源制御手段が前記第2の電源制御領域への電源供給を停止した場合、
    前記アクセス監視手段に、前記データ使用手段による前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求の監視を開始させ、
    前記電源制御手段が前記第2の電源制御領域への電源供給を開始させた場合、
    前記アクセス監視手段に、前記データ使用手段による前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求の監視を終了させる、
    ことを特徴とする請求項2〜4いずれか1項記載の情報処理装置。
  6. 前記アクセス監視手段は、前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、アクセス要求があったアドレスを前記アクセス履歴保持手段に記録すると共に、アドレス退避手段に通知し、
    前記アドレス退避手段は、前記アクセス履歴保持手段に記憶されているアドレスをアドレス記録手段に退避する、
    ことを特徴とする請求項2〜5いずれか1項記載の情報処理装置。
  7. 前記アクセス監視手段は、前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、アクセス要求があった時刻を前記アクセス履歴保持手段に記録すると共に、時間変更手段に通知し、
    前記時間変更手段は、アクセス要求の時間間隔と前記所定時間を比較して、前記所定時間を増減する、
    ことを特徴とする請求項6項記載の情報処理装置。
  8. 前記アクセス監視手段は、前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、前記電源制御手段に通知し、
    前記電源制御手段は、前記データ使用手段がアクセス要求したアドレスに基づき、前記記憶手段インタフェースへアクセス要求があったことを検出し、前記第2の電源制御領域に電源を供給する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  9. 請求項1〜8いずれか1項記載の情報処理装置と、
    記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 電源の供給及び停止を個別に制御可能な複数の電源制御領域を有し、外部の記憶手段にアクセスする情報処理装置のデータアクセス方法であって、
    第1の電源制御領域に配置されたデータ使用手段が、該第1の電源制御領域に配置された第2の記憶手段にアクセスするか、又は、記憶手段インタフェースにアクセス要求して前記記憶手段インタフェースに前記記憶手段に対しアクセスさせるステップと、
    第2の電源制御領域に配置された記憶手段インタフェースが、前記第2の電源制御領域に電源が供給された状態で前記記憶手段に対しアクセスするステップと、
    前記第1の電源制御領域に配置されたアクセス監視手段が、前記第2の電源制御領域への電源が停止された状態で、前記データ使用手段による前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を監視するステップと、
    前記アクセス監視手段が前記記憶手段インタフェースへのアクセス要求を検出した場合、電源制御手段が、前記第2の電源制御領域に電源を供給するステップと、
    電源制御手段が、所定時間の経過後に前記第2の電源制御領域への電源供給を停止するステップと、
    を有することを特徴とするデータアクセス方法。
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