JP2012227821A - 画像処理装置、画像形成装置、省電力方法、省電力プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、省電力方法、省電力プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、利用性を向上させつつ、メモリでの消費電力を削減する。
【解決手段】画像形成装置1は、CPU11が、それぞれ独立して電力の供給/供給遮断が可能な複数のDIMMの14a、14b毎に、動作に必要なプログラム及び該プログラムに関連する情報であるプログラム関連情報と処理対象の画像データ及び該画像データに関連する情報である画像関連情報に分けて記憶させ、省電力モード時に、少なくとも該画像関連情報を記憶するDIMM14bへの電力の供給を遮断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置、省電力方法、省電力プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、非利用時のメモリへの電力制御を適切化して省電力を図る画像処理装置、画像形成装置、省電力方法、省電力プログラム及び記録媒体に関する。
コンピュータ、複写装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置及び複合装置等の画像処理装置及び画像処理装置を搭載する画像形成装置においては、CPU(Central Processing Unit )が、データの保存状態を維持するためにリフレッシュ(再書き込み)の必要なメモリ、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)に、処理対象の画像データやCPUが処理する上で利用した各種データを保存して、画像データに対する画像処理や各種動作処理等を行う。
一方、画像処理装置や画像形成装置においては、近年の省エネルギーの要望から待機状態で所定の待ち時間が経過すると、消費電力の削減を行う省電力状態(省エネルギー状態)に移行し、所定の復帰要因に基づいて電力の供給を再開して通常動作可能な待機状態に復帰する省電力モードを備えている。
そして、画像処理装置や画像形成装置においては、この省電力モードに移行する場合、DRAMのデータをハードディスク等の不揮発性メモリに転送した後に、DRAMを、クロックを非活性にしてデバイスの消費電力を低く抑えるセルフリフレッシュモードに移行させている。
また、従来、携帯デバイスにおいて、ユーザによって頻繁に利用される時間帯に、待機状態に遷移すると、メモリ部の記憶領域のうち、OSにかかるデータを記憶保持する記憶領域に対して電源供給を停止するとともに、メモリ部の記憶領域のうち、OSにかかるデータ以外を記憶保持する記憶領域に対して電源供給を継続し、待機状態が解除されると、メモリ部及び外部記憶部の各記憶領域に電源を供給して、外部記憶部に記憶されているOSにかかるデータのみを前記メモリ部の記憶領域にデータ転送する。そして、ユーザによって頻繁に利用されない時間帯に、待機に遷移すると、メモリ部に記憶保持されたOS以外のデータを外部記憶部にデータ転送するとともに、メモリ部及び外部記憶部の記憶領域に対して電源供給を停止して、待機が解除されると、メモリ部及び外部記憶部の各記憶領域に電源を供給して、外部記憶部に記憶されているデータをメモリ部の記憶領域にデータ転送する技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術にあっては、省電力モード時にメモリへの電源を停止して消費電力を削減することはできるが、省電力モードからの復帰時に、不揮発メモリのOSやアプリケーションプログラムをDRAMに展開する必要があり、復帰にかかる時間がその分長くなって、利用性が悪いだけでなく、画像処理装置や画像形成装置がネットワークに接続されていて、ネットワークからのアクセスによって省電力モードから復帰する場合には、該ネットワークからのアクセスに対する応答が遅れることで、通信エラーが発生するおそれがあった。
そこで、本発明は、メモリによる消費電力を削減しつつ、利用性を向上させることのできる画像処理装置、画像形成装置、省電力方法、省電力プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、それぞれ独立して電力の供給/供給遮断が可能な複数の記憶手段毎または記憶手段の有する複数の記憶領域毎に、動作に必要なプログラム及び該プログラムに関連する情報であるプログラム関連情報と処理対象の画像データ及び該画像データに関連する情報である画像関連情報に分けて記憶させ、所定の省電力時に、少なくとも該画像関連情報を記憶する該記憶手段または該記憶領域への電力の供給を遮断することを特徴としている。
また、本発明は、前記記憶手段が、記憶内容を保持するためにリフレッシュを必要とする記憶手段であり、前記省電力時において、前記プログラム関連情報を記憶する該記憶手段または前記記憶領域に対する該リフレッシュをセルフリフレッシュモードに移行させることを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、画像処理要求の有無を判別して、所定時間画像処理要求がないと、前記画像関連情報を記憶する前記記憶手段または前記記憶領域への電力の供給を遮断することを特徴としてもよい。
また、本発明は、画像処理装置の起動時に、前記画像関連情報を記憶する前記記憶手段または前記記憶領域のうち、使用予定の記憶容量を求めて、不要の該記憶手段または該記憶領域を設定し、不要として設定した該記憶手段または該記憶領域への電力の供給を遮断することを特徴としてもよい。
本発明によれば、メモリによる消費電力を削減することができるとともに、利用性を向上させることができる。
本発明の一実施例を適用した画像形成装置のブロック構成図。 省電力移行前のDIMMの内部データの一例を示す図。 省電力モード時におけるDIMMの内部データの一例を示す図。 CPUと2つのDIMMがそれぞれ独立して配線されている場合の配線図。 図4の場合に電源をOFFにするDIMMにバススイッチを設けた配線図。 CPUと2つのDIMMのバスと制御信号線が共通接続されている場合の配線図。 図6の場合のバススイッチの配線図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図7は、本発明の画像処理装置、画像形成装置、省電力方法、省電力プログラム及び記録媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像処理装置、画像形成装置、省電力方法、省電力プログラム及び記録媒体の一実施例を適用した画像形成装置1のブロック構成図である。
図1において、画像形成装置1は、制御部2、読み取り部3、画像形成部4及び操作部5等を備えており、制御部2は、CPU(Central Processing Unit )11、ROM(Read Only Memory)12、ハードディスク(HDD(Hard Disk Drive))13、2つのDIMM(Dual Inline Memory Module)14a、14b、ネットワークI/F(インターフェイス)15及びUSB(Universal Serial Bus)I/F16等を備えている。画像形成装置1は、省電力モードを備えており、待機状態が予め設定されている待ち時間継続すると、主要各部への電源電力の供給の停止や供給電力の削減を行って消費電力を削減する。
読み取り部3は、例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用したイメージスキャナまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )を用いたスキャナ等が利用されており、ADF(Auto Document Feeder)によってコンタクトガラス上に搬送されてきた原稿や人手でコンタクトガラス上にセットされた原稿を主走査及び副走査して、原稿の画像を所定の解像度で読み取ってRGB(赤(Red)、緑(Green)、青(Blue))の画像データとして制御部2に出力する。
画像形成部3は、所定の画像形成方式、例えば、電子写真方式、インク噴射方式等で、制御部2からの描画データに基づいて、用紙(被記録媒体)に画像を印刷出力する。すなわち、画像形成部3は、電子写真方式の場合、感光体を中心として、帯電部、光書き込み部、現像部、転写部及びクリーニング部等を備えている。この場合、画像形成部3は、描画データ及び制御信号により光書き込み部を動作させて、帯電部によって一様に帯電されている感光体上に静電潜像を形成し、現像部によりトナーを感光体上に供給して静電潜像を現像してトナー画像を形成する。画像形成部3は、給紙部から用紙を感光体と転写部との間に給紙して、感光体上のトナー画像を用紙に転写させ、トナー画像の転写された用紙を定着部に搬送して、定着部で加熱・加圧して用紙上のトナー画像を定着させることで、画像を形成して、排紙トレイ上に排出する。
ROM12は、制御部2内でのデータの処理や管理及び周辺モジュールを制御するためのプログラム、具体的には、画像形成装置1としての基本処理プログラム及び後述するDIMM14a、14bの動作制御を行なって省電力制御する省電力方法を実行する省電力プログラム等の各種プログラムを格納しているとともに、これらの各プログラムを実行するのに必要な各種データを格納している。
CPU(画像処理装置、記憶制御手段、電力制御手段)11は、ROM12に格納されているプログラムに基づいて、DIMM14a、14bをワークメモリとして利用しつつ、画像形成装置1の各部を制御して、印刷処理を行うとともに、後述する上記省電力モードへの移行と復帰及び省電力モードにおけるDIMM14a、14bの利用制御を行う省電力処理を実行する。
DIMM(記憶手段)14a、14bは、CPU11のワークメモリとして利用されるとともに、読み取り部3で読み取った画像データやネットワークI/F15に接続されているホストコンピュータからの画像データをページ単位に管理して一時記憶するバッファ及びバッファに記憶されたデータを実際の印刷パターンに変換した描画データが展開されるビットマップメモリ等として利用される。DIMM14a、14bは、この画像データまたは印刷データから変換された描画データ、あるいは、中間データを、複数ページ分蓄積する容量を有している。
ハードディスク13は、画像形成装置1の電源がオフの際にも保持する必要のあるデータ、画像データ及びOS(Operating System)等がCPU11の制御下で格納される。
操作部5は、テンキー、スタートキー、モードを選択するモード選択キー等の各種操作キーを備えるとともに、タッチパネル付き液晶ディスプレイ等の表示部を備えており、操作キーのキー操作や表示部のタッチ操作によって、プリント操作等の各種命令が入力され、表示部には、操作キーから入力された命令内容や画像形成装置1からユーザに通知する各種情報が表示される。
ネットワークI/F15には、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介してホストコンピュータが接続され、ネットワークI/F15は、ホストコンピュータから送信されてくる制御信号及びデータ(印刷データ等)を受け取るとともに、画像形成装置1からホストコンピュータに送信するステータス信号等の送り出しを行う。
USB I/F16には、コンピュータ端末やUSBメモリ等の外部デバイスが接続され、USB I/F16は、CPU11の制御下で、USB I/F16に接続される外部デバイスとの間でデータの授受を行う。
そして、上記DIMM14a、14bは、記憶内容を保持するためにリフレッシュを必要とする複数のDRAM(Dynamic Random Access Memory)チップをプリント基板上に搭載したメモリモジュールであり、CPU11は、少なくとも省電力モードに移行する前においては、DIMM14a、14bを、図2に示すように、格納するデータ種類を分類して利用する。すなわち、CPU11は、DIMM14aをプログラム領域として利用し、OS自体及びアプリケーションプログラム(プリンタアプリケーションプログラム、スキャナアプリケーションプログラム、ファックスアプリケーションプログラム、オプションアプリケーションプログラム、その他のアプリケーションプログラム及びこれらのOSやアプリケーションプログラムの実行に必要な各種データを格納する。また、CPU11は、DIMM14bを画像領域(データ領域)として利用し、ファイルシステム、プリンタアプリケーション用データ、スキャナアプリケーション用データ、ファックスアプリケーション用データ、回転用バッファ及びその他のメモリデータを格納する。なお、プログラム領域であるDIMM14aは、それぞれのアプリケーションプログラムのワークメモリ領域も確保されている。
そして、プログラム領域であるDIMM14aは、それぞれのアプリケーションプログラムの最大容量が決まっているが、該アプリケーションプログラムを格納するアドレスについては、その都度割り当てることができる。一方、画像領域であるDIMM14bは、高速なDMA(Direct Memory Access)転送を行うため、連続した物理アドレスを必要とし、CPU11は、画像領域であるDIMM14bについては、画像形成装置1の起動時に、ファイルシステム、プリンタアプリケーション用データ、スキャナアプリケーション用データ、ファックスアプリケーション用データ、回転用バッファ及びその他のメモリデータの領域を、例えば、予めフラグを立てておくこと等によって、アドレス空間として連続する領域として確保して、以後、アドレスを変更しない。
CPU11は、省電力モードへの移行においては、図3に示すように、DIMM14aをセルフリフレッシュモード(Self Refresh Mode)に移行させ、DIMM14bを電源電力の供給停止(遮断)状態(電源OFF)とする。
そこで、画像形成装置1は、CPU11とDIMM14a及びDIMM14bとが、図4に示すように、リフレッシュに必要な信号線及び情報の記憶を制御するのに必要な信号線であるクロックClock0、Clock1、時計信号CKE0、CKE1、アドレスバスAddress Bus、データバスData Bus、制御信号CS、DM、BA0、BA1、WE、RAS、CASがそれぞれ別々に接続されており、CPU11から各DIMM14aとDIMM14bに、クロック、アドレス及び各信号を別々に出力制御して、省電力モードにおいて、DIMM14aをセルフリフレッシュモードに、DIMM14bを電源OFFに、それぞれ動作状態を制御する。この場合、画像形成装置1は、電源をOFFにするDIMM14bについては、図5に示すように、データバスData Bus、アドレスバスAddress Bus及び制御信号の電源電力に接続しているバスに関して、流れ込みを防止するために、FET(Field Effect Transistor )等のスイッチ20を電源電力Vttとの間に配設して、DIMM14bの電源をOFFにするときに、電源電力VttとDIMM14bとをスイッチ20で切断する。なお、図5において、21は、抵抗である。
また、画像形成装置1は、CPU11とDIMM14a及びDIMM14bの接続において、図6に示すように、リフレッシュに必要な信号線であるクロックClock0、Clock1、Clock2、Clock3、時計信号CKE0、CKE1、CKE2、CKE3をそれぞれ別々に接続し、情報の記憶を制御する信号線であるその他のアドレスバスAddress Bus、データバスData Bus、制御信号CS、DM、BA0、BA1、WE、RAS、CASを共通して接続してもよく、この場合、CPU11から各DIMM14aとDIMM14bに、クロックと時計信号を別々に出力制御するとともに、アドレス及び各信号を共通に出力制御して、省電力モードにおいて、DIMM14aをセルフリフレッシュモードに、DIMM14bを電源OFFに、それぞれ動作状態を制御する。この場合、画像形成装置1は、DIMM14aとDIMM14bに対して、図7に示すように、データバスData Bus、アドレスバスAddress Bus及び制御信号の電源電力Vttに接続しているバスに関して、流れ込みを防止するために、スイッチ20を電源電力Vttとの間に配設して、DIMM14bの電源をOFFにするときに、DIMM14a及びDIMM14bのデータバスData Bus、アドレスバスAddress Bus及び制御信号と電源電力Vttとをスイッチ20で切断する。なお、図6において、21は、抵抗である。
そして、画像形成装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の省電力方法を実行する省電力プログラムを読み込んでROM12等に導入することで、後述するDIMM14a、14bの利用を制御してメモリでの消費電力を削減しつつ利用性を向上させる省電力方法を実行する画像形成装置1として構築されている。この省電力プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、DIMM14a、14bによる消費電力を削減しつつ、利用性を向上させる。
画像形成装置1は、画像処理装置としてのCPU11が、OSや各種アプリケーションプログラムをDIMM14a、14bに格納して、該OS及びプログラムを実行して、画像形成装置1の各部を制御して画像形成装置1としての処理を実行するとともに、処理対象の画像データや処理済みの画像データをDIMM14a、14bに保存する。
一方、画像形成装置1は、待機状態が予め設定されている待ち時間継続すると、主要各部への電源電力の供給の停止や供給電力の削減を行って消費電力を削減する省電力モードを備えており、この省電力モードにおいて、CPU11は、DIMM14aとDIMM14bをその動作状態を異ならせることで、消費電力の削減を図りつつ、省電力モードからの復帰時間を短縮して利用性を向上させている。
すなわち、CPU11は、図2に示したように、2つのDIMM14a、14bのうち、DIMM14aを、プログラム領域、DIMM14bを、画像領域として保存するデータ種類を分離し、通常動作時に、この分離したデータ種類に基づいてデータ種類を選別して、DIMM14aとDIMM14bに保存する。具体的には、CPU11は、通常動作時に、DIMM14aには、OS自体及びアプリケーションプログラム(プリンタアプリケーションプログラム、スキャナアプリケーションプログラム、ファックスアプリケーションプログラム、オプションアプリケーションプログラム及びその他のアプリケーションプログラムを格納し、DIMM14bには、ファイルシステム、プリンタアプリケーション用データ、スキャナアプリケーション用データ、ファックスアプリケーション用データ、回転用バッファ及びその他のメモリデータを格納する。
そして、CPU11は、省電力モードに移行するときに、図3に示したように、DIMM14aをセルフリフレッシュモード(Self Refresh Mode)に移行させ、DIMM14bを電源電力の供給停止状態(電源OFF)とする。
したがって、画像形成装置1は、このDIMM14aをセルフリフレッシュモードとすることで、クロックを非活性にしてデバイスの消費電力を低く抑えることができるとともに、DIMM14bへの電源電力の供給を停止することで、より一層デバイスでの消費電力を削減することができる。
そして、画像形成装置1は、ネットワークI/F15に接続されている外部装置からのアクセス、読み取り部3への原稿のセット、操作部5でのキー操作等の所定の省電力復帰要因が発生すると、削減や停止していた電源電力の供給を再開して、待機状態に復帰する。CPU11は、この省電力復帰時に、DIMM14a、14bを初期設定するが、このとき、プログラム領域であるDIMM14aは、セルフリフレッシュモードであったため、OSとその他のアプリケーションプログラム及びワークメモリのデータを保存しており、再度、OS、その他のアプリケーションプログラム及びデータを展開する必要がなく、印刷要求等の復帰の場合であっても、特別な処理を行うことなく、画像領域であるDIMM14bを使用することができる。その結果、省電力モードからの復帰時間を短縮することができ、利用性を向上させることができるとともに、復帰要因が外部装置からのネットワークI/F15へのアクセス要求であっても、速やかに応答して、通信が遮断されることを防止して、利用性をより一層向上させることができる。
また、画像形成装置1は、少なくとも省電力モードにおいて電源電力の供給を停止するDIMM14bのデータバスData Bus、アドレスバスAddress Bus及び制御信号の電源電力Vttに接続しているバスに対してスイッチ20を設けて、流れ込みを防止している。したがって、デバイスの安全性を向上させることができる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、CPU11が、それぞれ独立して電力の供給/供給遮断が可能な複数のDIMM(記憶手段)の14a、14b毎に、動作に必要なプログラム及び該プログラムに関連する情報であるプログラム関連情報と処理対象の画像データ及び該画像データに関連する情報である画像関連情報に分けて記憶させ、省電力モード(所定の省電力)時に、少なくとも該画像関連情報を記憶するDIMM(記憶手段)14bへの電力の供給を遮断している。
したがって、省電力モードで使用しない画像関連情報を記憶するDIMM14bへの電源電力の供給を停止して消費電力を削減することができるとともに、プログラム関連情報をDIMM14aに保持し続けて、省電力モード復帰時にOSやアプリケーションプログラムを展開する時間を省いて復帰時間を短縮することができ、利用性を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、記憶手段が、記憶内容を保持するためにリフレッシュを必要とするDIMM14a、14bであり、省電力時において、プログラム関連情報を記憶するDIMM14aに対するリフレッシュをセルフリフレッシュモードに移行させている。
したがって、プログラム関連情報を記憶するDIMM14aでの消費電力をも削減することができ、利用性を向上させつつ、消費電力をより一層削減することができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、CPU11とDIMM14a、14bが、図4に示したように、情報の記憶を制御する各種信号線及びリフレッシュに必要な信号線がそれぞれ別々に接続されている。
したがって、CPU11によって、DIMM14a、14bの電源制御、特に、画像関連情報を記憶するDIMM14bの電源の供給/供給遮断を容易に行うことができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、CPU11とDIMM14a、14bが、図6に示したように、情報の記憶を制御する各種信号線が共通で接続され、リフレッシュに必要な信号線がそれぞれ別々に接続されている。
したがって、同一のバス(信号線)を利用して、DIMM14a、14bの電源制御とリフレッシュを行うことができ、安価に消費電力を削減しつつ、利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、画像処理要求の有無を判別して、所定時間画像処理要求がないと、画像形成装置1の省電力モードでない時であっても、画像関連情報を記憶するDIMM14bへの電力の供給を遮断してもよい。
このようにすると、省電力モードでなくても、画像関連情報が必要でないときには、画像関連情報を記憶するためのDIMM14bへの電源電力の供給を停止して、利用性を向上させつつ、消費電力をより一層削減することができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、CPU11が、画像形成装置1の起動時に、少なくとも画像関連情報を記憶する電源供給/供給遮断を独立して制御することのできるDIMMを複数備えている場合に、使用予定の記憶容量を求めて、不要のDIMMを設定し、不要として設定したDIMMへの電力の供給を遮断してもよい。
このようにすると、例えば、ファクシミリ機能を増設することができる場合に、現在は、ファクシミリ機能を備えていないがその分のDIMMを備えているときに、起動時に、ファクシミリ機能が増設されていないことを確認すると、ファクシミリ用の不要なDIMMへの電源電力の供給を遮断することができ、画像形成装置1の動作時においても消費電力を削減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、メモリでの消費電力を削減するコンピュータ、ファクシミリ装置、複合装置等の画像処理装置、画像処理装置を搭載する画像形成装置、省電力方法、省電力プログラム及び記録媒体に利用することができる。
1 画像形成装置
2 制御部
3 読み取り部
4 画像形成部
5 操作部
11 CPU
12 ROM
13 ハードディスク
14a、14b DIMM
15 ネットワークI/F
16 USB I/F
20 バススイッチ
21 抵抗
特開2004−199339号公報

Claims (10)

  1. それぞれ独立して電力の供給/供給遮断が可能な複数の記憶手段または複数の記憶領域を有する記憶手段と、
    前記記憶手段毎または前記記憶領域毎に、動作に必要なプログラム及び該プログラムに関連する情報であるプログラム関連情報と処理対象の画像データ及び該画像データに関連する情報である画像関連情報とに分けて記憶させる記憶制御手段と、
    所定の省電力時に、少なくとも前記画像関連情報を記憶する前記記憶手段または前記記憶領域への電力の供給を遮断する電力制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記記憶手段は、
    記憶内容を保持するためにリフレッシュを必要とする記憶手段であり、
    前記電力制御手段は、
    前記省電力時において、前記プログラム関連情報を記憶する前記記憶手段または前記記憶領域に対する前記リフレッシュをセルフリフレッシュモードに移行させることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記電力制御手段と前記記憶手段または該電力制御手段と前記記憶領域は、
    前記情報の記憶を制御する各種信号線及び前記リフレッシュに必要な信号線がそれぞれ別々に接続されていることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記電力制御手段と前記記憶手段または該電力制御手段と前記記憶領域は、
    前記情報の記憶を制御する各種信号線が共通で接続され、前記リフレッシュに必要な信号線がそれぞれ別々に接続されていることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記電力制御手段は、
    画像処理要求の有無を判別して、所定時間画像処理要求がないと、前記画像関連情報を記憶する前記記憶手段または前記記憶領域への電力の供給を遮断することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記記憶制御手段は、
    前記画像処理装置の起動時に、前記画像関連情報を記憶する前記記憶手段または前記記憶領域のうち、使用予定の記憶容量を求めて、不要の該記憶手段または該記憶領域を設定し、
    前記電力制御手段は、
    前記記憶制御手段が不要として設定した前記記憶手段または前記記憶領域への電力の供給を遮断することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 画像処理部で画像処理した画像データに基づいて被記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、前記画像処理部として、請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像処理装置を搭載していることを特徴とする画像形成装置。
  8. それぞれ独立して電力の供給/供給遮断が可能な複数の記憶手段毎または記憶手段の有する複数の記憶領域毎に、動作に必要なプログラム及び該プログラムに関連する情報であるプログラム関連情報と処理対象の画像データ及び該画像データに関連する情報である画像関連情報に分けて記憶させる記憶制御処理ステップと、
    所定の省電力時に、少なくとも前記画像関連情報を記憶する前記記憶手段または前記記憶領域への電力の供給を遮断する電力制御処理ステップと、
    を有することを特徴とする省電力方法。
  9. コンピュータに、
    それぞれ独立して電力の供給/供給遮断が可能な複数の記憶手段毎または記憶手段の有する複数の記憶領域毎に、動作に必要なプログラム及び該プログラムに関連する情報であるプログラム関連情報と処理対象の画像データ及び該画像データに関連する情報である画像関連情報に分けて記憶させる記憶制御処理と、
    所定の省電力時に、少なくとも前記画像関連情報を記憶する前記記憶手段または前記記憶領域への電力の供給を遮断する電力制御処理と、
    を実行させることを特徴とする省電力プログラム。
  10. 請求項9記載の省電力プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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