JP4325186B2 - 携帯デバイス,制御部の電源制御方法 - Google Patents

携帯デバイス,制御部の電源制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,携帯デバイスにかかり,特に携帯デバイスに備わる制御部および制御部の電源制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年,コンピュータなどの情報処理装置の高機能・低価格化による広範な普及に伴い,例えば,携帯電話,PDA(Personal Digital Assistant)など,主としてバッテリから電源が供給される持ち運びの可能なモバイル情報処理装置(以下,携帯デバイス)の普及が進んできている。
【0003】
上記携帯デバイスは,電源投入されると利用可能なオン状態(利用時)になるが,携帯デバイスが非利用時の場合,省エネのため携帯デバイスに構成された例えばディスプレイなどの出力部,またはタッチパネルなどの入力部など,各部に対して,電源が供給されていない状態(オフ状態)になる。
【0004】
上記携帯デバイスの特徴として,非利用時から利用時において,携帯デバイスに構成された例えばモニタなどの出力部,またはタッチパネルなどの入力部などの各部に対して,電源が供給されていない状態から直ちに,携帯デバイスの利用可能な状態に遷移することが挙げられる。
【0005】
このため,例えば上記オフ状態の場合,LCD(Liquid Crystal Display)などの液晶画面の表示は停止されるが,CPU(中央演算処理装置),タイマ,およびデータの記憶保持のために,例えばDRAM(Dynamic RAM)などのメモリ部に対する電源供給が継続されているものがある。なお,本願発明に関連する先行技術文献情報には,次のものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−334278号公報
【特許文献2】
特開平7−334278号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,携帯デバイスを利用しない場合であっても,特にリフレッシュを要するDRAMなどメモリ部の電源供給が継続された状態であるため,消費電力を軽減できず,バッテリ駆動時間を伸ばすことが困難であった。また,例えばバッテリの充電が無くなった場合など,電源が切れた場合に,メモリ部の記憶領域内に記憶保持されていたデータは揮発してしまい,復帰することが不可能であった。
【0008】
本発明は,上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,リフレッシュを要するメモリ部に対する消費電力の軽減の可能な,新規かつ改良された携帯デバイスを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,携帯デバイスは,複数の記憶領域を有し,データを記憶保持可能な1又は2以上のメモリ部と;複数の記憶領域を有し,電源供給に因らずデータを記憶保持可能な1又は2以上の外部記憶部と;利用状態に応じて,少なくともメモリ部または外部記憶部に対して,電源供給を制御する制御部とを備えることを特徴としている。
【0010】
本発明によれば,持ち運び可能な携帯デバイスは,携帯デバイスの利用状況に基づき示される利用状態に応じて,少なくともメモリ部と外部記憶部とに対するバッテリからの電源供給を制御する。かかる構成により,リフレッシュの必要な電源供給が絶えず必要であるメモリ部,または電源供給に依存せず記憶保持可能な外部記憶部に対する電源供給を利用状態に応じて停止するなど電源の供給を制御することにより,携帯デバイスに構成される各部に電源を効率的に供給することが可能となる。なお,本発明にかかる制御部は,例えば本実施の形態にかかるCPU(中央演算処理装置)などが例示される。また,本発明にかかるメモリ部またはメモリ部の記憶領域に対する電源供給の停止は,当該メモリ部または記憶領域に対する電源供給の停止により,リフレッシュが停止することも含まれる。
【0011】
上記利用状態は,待機と稼動とから構成されているようにすることができる。かかる構成により,携帯デバイスの利用状況が非利用時であるとき,利用状態を待機に遷移させ,その後,携帯デバイスの利用状況が利用時に切替時,利用状態を稼動に遷移させることができる。その結果,電源の浪費を防ぎ,電源供給が効率的に図れ,携帯デバイスの稼働時間を延長できる。
【0012】
制御部は,メモリ部の記憶領域および外部記憶部の記憶領域ごとに,電源供給を制御するように構成することができる。かかる構成により,メモリ部および外部記憶部単位に電源供給を制御することが可能となり,メモリ部および外部記憶部の記憶領域単位に電源供給を制御することが可能となる。したがって,記憶保持されるデータに応じて,多種多様な電源供給の制御が可能となり,効率的な電源供給が図れ,消費電源の軽減が図れる。
【0013】
制御部は,さらにメモリ部及び/又は外部記憶部の記憶領域に対して,データ転送を制御するように構成することができる。かかる構成により,データ転送を効率的に実行することが可能となり,データ転送に必要な消費電力の最適化を図れる。
【0014】
制御部は,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータのうち,少なくともOSにかかるデータは,データ転送しないように構成することができる。かかる構成により,携帯デバイスを処理動作させるための中枢となるOSにかかるデータは,内容が変更されることは稀であることから,少なくとも外部記憶部に記憶保持させることにより以後,メモリ部および外部記憶部の電源が遮断されてもOSにかかるデータは揮発せず,消費電力の軽減が図れる。したがって,少なくともメモリ部のOSにかかるデータを記憶保持する記憶領域に対して,携帯デバイス非利用時,電源供給を停止可能となり,消費電力の軽減が図れる。
【0015】
制御部は,利用状態の遷移が少なくとも1サイクルの間に生成された差分データを,メモリ部または外部記憶部の記憶領域に,データ転送するように構成することができる。かかる構成により,メモリ部または外部記憶部の記憶領域において,利用状態の遷移が少なくとも1サイクルの間に,記憶保持されたデータのうち更新されたデータに基づき,更新内容を示す差分データを生成し,上記差分データを転送する。したがって,上記記憶領域に記憶保持されたデータ全てを転送せずに,遷移時点のメモリ部または外部記憶部に記憶保持されたデータ内容に更新することができ,データ転送の効率の向上及び消費電力の軽減を図れる。
【0016】
差分データは,待機時のメモリ部の記憶領域に記憶されたデータに基づき,生成されるように構成することができる。かかる構成により,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータ全てを,外部記憶部に転送せずに,待機時のメモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータ内容の状態に,外部記憶部の記憶領域のデータを更新することができ,外部記憶部に転送するデータ転送の効率の向上及び消費電力の軽減を図れる。
【0017】
制御部は,メモリ部または外部記憶部の記憶領域に記憶保持されたデータを圧縮した圧縮データを,転送するように構成することができる。かかる構成により,転送する際,メモリ部または外部記憶部の記憶領域に圧縮データを転送する。したがって,転送するデータの容量を軽減させ,転送に要する消費電力の軽減を図れる。
【0018】
制御部は,利用状態が待機に遷移した場合,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータを,外部記憶部の記憶領域に,データ転送し,メモリ部および外部記憶部の記憶領域に対して,電源供給を停止するように構成することができる。かかる構成により,外部記憶部にデータ転送後,メモリ部および外部記憶部に対して電源を遮断することが可能となり,携帯デバイス非利用時の消費電力を軽減させることができる。
【0019】
制御部は,利用状態が待機に遷移した場合,メモリ部の記憶領域のうち,少なくともOSにかかるデータを記憶保持する記憶領域に対して,電源供給を停止するように構成することができる。かかる構成により,メモリ部の記憶領域のうちOSにかかるデータを記憶保持する記憶領域の電源供給を停止することにより,非利用時において携帯デバイスの消費電力の軽減を図り,さらに利用時にはメモリ部にOSにかかるデータの転送をすれば足りるため,携帯デバイスの利用時/非利用時の切替のレスポンスを維持することが可能となる。なお,メモリ部に対する電源供給をOSにかかるデータを記憶保持している記憶領域だけ遮断することができる。したがって,メモリ部から外部記憶部に対するデータ転送は,不要となり消費電力の軽減が図れる。
【0020】
制御部は,利用状態が待機に遷移した場合,メモリ部における差分データを,外部記憶部の記憶領域にデータ転送し,メモリ部および外部記憶部の記憶領域に対して,電源供給を停止するように構成することができる。かかる構成により,待機時,メモリ部の記憶保持されたデータ全てではなく,差分データを転送することにより,転送に要する消費電力を軽減できる。さらに携帯デバイスの非利用時,メモリ部および外部記憶部の電源を遮断可能となり消費電力の軽減をより一層図れる。
【0021】
制御部は,利用状態が待機に遷移した場合,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータの圧縮データを,外部記憶部の記憶領域にデータ転送し,メモリ部および外部記憶部の記憶領域に対して,電源供給を停止するように構成することができる。かかる構成により,転送時,データが圧縮されていることから,転送に要する消費電力を軽減させることができる。さらにメモリ部および外部記憶部の記憶領域に対して電源を遮断することから,携帯デバイスの非利用時の消費電力の軽減を図れる。さらに上記外部記憶部に転送される圧縮データは,例えば,データ内容の変更が稀であるOSにかかるデータを除くことができ,消費電力の軽減をより一層図れる。
【0022】
メモリ部は,電源供給時に限りデータを記憶保持可能であるように構成してもよく,メモリ部はリフレッシュの必要なDRAMで,外部記憶部はEEPROMであるように構成してもよい。なお,本発明にかかる外部記憶部は,EEPROMに限定されず,例えば,フラッシュメモリ,メモリスティックなどが例示される。
【0023】
メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータうち少なくともOSにかかるデータは,利用状態が待機に遷移した場合,外部記憶部の記憶領域に転送されないように構成してもよい。なお,上記OSにかかるデータ以外のデータが記憶保持されたメモリ部の記憶領域に対して電源供給を継続することにより,メモリ部から外部記憶部に対するデータ転送は不要となり,転送に要する消費電力の軽減を図れる。
【0024】
さらに,本発明の別の観点によれば,携帯デバイスに備わる制御部のデータ制御方法が提供される。上記携帯デバイスに備わる制御部のデータ制御方法は,利用状態が待機に遷移した場合,1又は2以上のメモリ部の複数の記憶領域に記憶されたデータを,電源供給に因らずデータを記憶保持可能な1又は2以上の外部記憶部に構成される複数の記憶領域にデータ転送し;メモリ部および外部記憶部に対する電源供給の制御をすることを特徴としている。
【0025】
本発明によれば,携帯デバイスの利用または非利用である利用状況に基いて示される利用状態を待機に遷移させると,制御部は,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータを外部記憶部の記憶領域に転送し,少なくともメモリ部および外部記憶部に対する電源供給を,停止するなど制御する。かかる構成により,少なくともメモリ部および外部記憶部に対する電源供給を停止することにより,メモリ部および外部記憶部の消費電力が節約できるため,携帯デバイスの非利用時の消費電力が軽減される。なお,本発明にかかる電源供給の対象は,メモリ部または外部記憶部に限定されない。また,本発明にかかる制御部は,例えば本実施の形態にかかるCPU(中央演算処理装置)などが例示される。
【0026】
上記利用状態は,待機と稼動とから構成されているようにすることができる。かかる構成により,携帯デバイスの利用状況が非利用時であるとき,利用状態を待機に遷移させ,その後,携帯デバイスの利用状況が利用時に切替時,利用状態を稼動に遷移させることができる。その結果,電源の浪費を防ぎ,電源供給が効率的に図れ,携帯デバイスの稼働時間を延長できる。
【0027】
制御部は,メモリ部の記憶領域および外部記憶部の記憶領域ごとに,電源供給を制御するように構成することができる。かかる構成により,メモリ部および外部記憶部単位に電源供給することが可能となり,またメモリ部および外部記憶部の記憶領域単位に電源供給することが可能となる。したがって,記憶保持されるデータに応じて,多種多様な電源供給の制御が可能となり,効率的な電源供給が図れ,消費電源の軽減が図れる。
【0028】
制御部は,さらにメモリ部及び/又は外部記憶部の記憶領域に対して,データ転送を制御するように構成することができる。かかる構成により,メモリ部に記憶保持されたデータをメモリ部単位又は記憶領域単位に転送することが可能となり,また外部記憶部に記憶保有されたデータを外部記憶部単位又は記憶領域単位に転送することが可能となる。その結果,データ転送を効率的に実行することが可能となり,データ転送に必要な消費電力の最適化を図れる。
【0029】
制御部は,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータのうち,少なくともOSにかかるデータは,データ転送しないように構成することができる。かかる構成により,携帯デバイスを処理動作させるための中枢となるOSにかかるデータは,内容が変更されることは稀であることから,少なくとも外部記憶部に記憶保有させることにより以後,メモリ部および外部記憶部の電源が遮断されてもOSにかかるデータは揮発せず,消費電力の軽減が図れる。したがって,少なくともメモリ部のOSにかかるデータを記憶保有する記憶領域に対して,携帯デバイス非利用時,電源供給を停止可能となり,消費電力の軽減が図れる。
【0030】
制御部は,利用状態の遷移が少なくとも1サイクルの間に生成された差分データを,外部記憶部の記憶領域に,データ転送するように構成することができる。かかる構成により,メモリ部の記憶領域において,利用状態の遷移が少なくとも1サイクルの間に,記憶保持されたデータのうち更新されたデータに基づき,更新内容を示す差分データを生成し,上記差分データを外部記憶部に転送する。したがって,メモリ部の記憶領域に記憶保持された全データをデータ転送せずに,外部記憶部の記憶保持されたデータの内容を,待機時のメモリ部に記憶保持されたデータ内容に更新することができ,データ転送の効率の向上及び消費電力の軽減を図れる。
【0031】
差分データは,利用状態が待機時のメモリ部の記憶領域に記憶されたデータに基づき,生成されるように構成することができる。かかる構成により,メモリ部の記憶領域に記憶保持された全データを,外部記憶部に転送せずに,待機時のメモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータ内容の状態に,外部記憶部の記憶領域に記憶保持されたデータを更新することができ,外部記憶部に転送するデータ転送の効率の向上及び消費電力の軽減を図れる。
【0032】
制御部は,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータの圧縮データを,転送するように構成することができる。かかる構成により,データ転送する際,メモリ部の記憶領域に対して,圧縮データを転送する。したがって,転送するデータの容量を軽減させ,転送に要する消費電力の軽減を図れる。
【0033】
制御部は,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータを,外部記憶部の記憶領域に,データ転送し,メモリ部および外部記憶部の記憶領域に対して,電源供給を停止するように構成することができる。かかる構成により,外部記憶部にデータ転送後,メモリ部および外部記憶部に対して電源を遮断することが可能となり,携帯デバイス非利用時の消費電力を軽減させることができる。
【0034】
制御部は,メモリ部の記憶領域のうち,少なくともOSにかかるデータを記憶保持する記憶領域に対して,電源供給を停止するように構成することができる。かかる構成により,メモリ部の記憶領域のうちOSにかかるデータを記憶保持する記憶領域の電源供給を停止することにより,非利用時において携帯デバイスの消費電力の軽減を図り,さらに利用時にはメモリ部にOSにかかるデータの転送をすれば足りるため,携帯デバイスの利用時/非利用時の切替のレスポンスを維持することが可能となる。なお,メモリ部に対する電源供給をOSにかかるデータを記憶保持している記憶領域だけ遮断することができ,待機時,メモリ部から外部記憶部に対するデータ転送は不要となり,消費電力の軽減が図れる。
【0035】
制御部は,メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータの圧縮データを,外部記憶部の記憶領域にデータ転送し,メモリ部および外部記憶部の記憶領域に対して,電源供給を停止するように構成することができる。かかる構成により,転送時,データが圧縮されていることから,転送に要する消費電力を軽減させることができ,さらにメモリ部および外部記憶部の記憶領域に対して電源を遮断することから,携帯デバイスの非利用時の消費電力の軽減を図れる。なお,本発明にかかる外部記憶部に転送される圧縮データは,例えば,データ内容の変更が稀であるOSにかかるデータを除いてもよい。
【0036】
制御部は,メモリ部における差分データを,外部記憶部の記憶領域にデータ転送し,メモリ部および外部記憶部の記憶領域に対して,電源供給を停止するように構成することができる。かかる構成により,待機時,メモリ部の記憶保持されたデータ全て転送する必要がなく,差分データを転送すれば足り,転送に要する消費電力を軽減できる。さらに携帯デバイスの非利用時,メモリ部および外部記憶部の電源を遮断可能により消費電力の軽減を図れる。
【0037】
メモリ部は,電源供給時に限りデータを記憶保持可能であるように構成してもよく,メモリ部はリフレッシュの必要なDRAMで,外部記憶部はEEPROMであるように構成してもよい。なお,本発明にかかる外部記憶部は,EEPROMに限定されず,例えば,フラッシュメモリ,メモリスティックなどが例示される。
【0038】
メモリ部の記憶領域に記憶保持されたデータうち少なくともOSにかかるデータは,利用状態が待機に遷移した場合,外部記憶部の記憶領域に転送されないように構成してもよい。なお,上記OSにかかるデータ以外のデータが記憶保持されたメモリ部の記憶領域に対して電源供給を継続することにより,メモリ部から外部記憶部に対するデータ転送は不要となり,転送に要する消費電力の軽減を図れる。
【0039】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下,本発明の好適な実施の形態について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお,以下の説明及び添付図面において,略同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一符号を付することにより,重複説明を省略する。
【0040】
まず,図1を参照しながら,第1の実施の形態にかかる携帯デバイスについて説明する。図1は,第1の実施の形態にかかる携帯デバイスの概略的な構成を示すブロック図である。
【0041】
図1に示すように,携帯デバイス100は,CPU(Central Processing Unit)102と,タイマ104と,メモリ部106と,出力部108と,入力部110と,外部記憶部112と,バス114と,圧縮部116と,比較部118とが備えられている。携帯デバイス100は,少なくともバッテリ(Battery)により電源が供給され,例えば,PDA,携帯電話などのモバイル情報処理装置であるが,かかる例に限定されない。
【0042】
CPU102は,演算処理,制御処理をする携帯デバイス100の中枢部として機能する。例えば,メモリ部106の記憶領域にデータを転送させる,出力部108にデータを表示させるなど,各部の処理の制御および演算処理する。
【0043】
タイマ104は,水晶発信器などを用いて時間を計測する機能を有し,例えば,周期的にCPU102に割り込みを発生させて処理のスケジューリングする,周辺機器などの応答を監視して設定時間を超えた場合CPU102に異常発生を知らせる,またはCPU102の動作を監視し,処理が実行できなくなったことを検出する。
【0044】
上記タイマ104による割り込みにより,CPU102は,携帯デバイス100のオフ状態を解除し,稼動(Wakeup)によりオン状態への遷移を行う。割り込みのタイミングは,例えば,予め時間がタイマ104などに設定されていることにより割り込み発生する,または携帯デバイス100を利用するユーザにより割り込みタイミングを発生させるなどが例示される。なおWakeupについては後述する。
【0045】
メモリ部106は,データを記憶保持可能な記憶装置であり,複数の記憶領域を有する。第1の実施の形態にかかるメモリ部106は,データ記憶保持のために電源を必要とし,定期的にリフレッシュを要するDRAMであるが,かかる例に限定されず,他の記憶装置であっても実施可能である。さらに第1の実施の形態にかかるメモリ部106は,複数の記憶領域を有する場合に限らず,記憶領域が単数であってもよく,複数のメモリ部106を構成する場合であってもよい。
【0046】
出力部108は,CPU102が行った処理の結果を,画面や紙などに出力するものであり,例えば,液晶ディスプレイ,CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ,またはプリンタなどが例示される。
【0047】
入力部110は,携帯デバイス100とのインタフェースとなるものであり,例えば,キーボード,ポインティングデバイス,マウス,タッチパネル,アキュポインタ,またはトラックボールなどが例示される。
【0048】
外部記憶部112は,上記メモリ部106と同様に,データを記憶保持可能な記憶装置であり,複数の記憶領域を有するが,データ記憶保持のために電源は必要とされない。外部記憶部112は,例えば,メモリスティック(MemoryStick),SDメモリカード(Secure Digital Memory Card),マルチメディアカード(MultiMedia Card),フラッシュPROM,コンパクトフラッシュ(登録商標),スマートメディア,EEPROM,または磁気ディスクなどが例示される。
【0049】
なお,第1の実施の形態にかかる外部記憶部112は,複数の記憶領域を有する場合に限らず,記憶領域が単数であってもよく,複数の外部記憶部112を構成する場合であっても実施可能である。
【0050】
圧縮/伸長部116は,メモリ部106または外部記憶部112に記憶保持されたデータを圧縮,または圧縮されたデータを伸長する。なお,第1の実施の形態にかかる圧縮/伸長部116は,CPU102外部に備えられているが,かかる例に限定されず,CPU102内部に備えられる場合であっても実施可能である。
【0051】
比較部118は,メモリ部106もしくは外部記憶部112の記憶領域に記憶されたデータを,例えば,利用状態の状態遷移ごと,または所定時間ごとに比較し,差分データを生成する。なお,第1の実施の形態にかかる比較部118は,CPU102外部に備えられているが,かかる例に限定されず,CPU102内部に備えられる場合であっても実施可能である。
【0052】
次に,図2,図3,および図4を参照しながら,第1の実施の形態にかかる携帯デバイス100の典型的な動作例について説明する。
【0053】
携帯デバイス100は,電源が供給され,オン状態になると,携帯デバイス100の利用可能な状態となり,例えば,ネットワークを介してデータ通信など各種処理を実行することが可能となる。
【0054】
オン状態では,携帯デバイス100に備わる全ての部(CPU102,タイマ104,メモリ部106,出力部108,入力部110,外部記憶部112,圧縮/伸長部116,および比較部118)に電源が供給されている。
【0055】
メモリ部106および外部記憶部112に電源が供給されていると,図2に示すように,メモリ部106は,記憶領域202aにOS(基本ソフト)にかかるデータを記憶保持し,記憶領域202b(一時領域)にキャッシュなどのデータを記憶保持し,記憶領域202c(ユーザ利用領域)にユーザが利用するためのデータを記憶保持する。図2は,第1の実施の形態にかかるSleep時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【0056】
上記OS(Operation System;基本ソフト)は,コンピュータ・システムをできるだけ効率的に使うよう設計されたソフトウェアであり,MS−DOS,Windows(登録商標),WindowsNT,MacOS,Linux,PalmOSなどが例示される。
【0057】
なお,第1の実施の形態にかかるOSは,基本ソフトである場合に限定されず,例えば,基本ソフトウェア(Basic Software)である応用ソフトを作るためのプログラミング言語のコンパイラ,上記コンパイラを効果的に使用するためのライブラリなどであってもよい。
【0058】
なお,第1の実施の形態にかかるメモリ部106は,記憶領域202a,記憶領域202b,記憶領域202cから構成される場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されない。例えば,記憶領域202が単数である場合であっても実施可能であり,さらに上記記憶領域202に記憶されるデータの種類は限定されない。
【0059】
外部記憶部112は,記憶領域206a,記憶領域206b,記憶領域206c,…,記憶領域206mの複数の記憶領域206から構成されている。なお,かかる例に限定されず,単数の記憶領域206から構成される場合であっても実施可能であり,記憶領域206に記憶保持されるデータの種類についても,かかる例に限定されない。また電源供給時には,少なくとも,記憶領域206aにはOSにかかるデータが記憶保持されているものとする。
【0060】
ここで,非利用時,例えば所定時間アクセスされず携帯デバイス100が非利用であることの検知,または携帯デバイス100を利用するユーザからの指示などにより,CPU102は,携帯デバイス100を待機(以下,Sleep)によりオフ状態に遷移させ,省エネとして携帯デバイス100の稼働時間を少しでも延ばすため,図2に示すようにメモリ部106の記憶領域に記憶保持されたデータを外部記憶部112に転送し,上記メモリ部106,出力部108,入力部110,外部記憶部112,圧縮/伸長部116,および比較部118の電源供給を停止する。
【0061】
上記Sleepは,携帯デバイス100の利用可能な状態(オン状態)から電源が供給されていない状態(オフ状態)に遷移することであり,また稼動(以下,Wakeup)は,電源が供給されていない状態(オフ状態)から,携帯デバイス100の利用可能な状態(オン状態)に遷移することである。
【0062】
したがって,図2に示すように,Sleepではメモリ部106の記憶領域202bおよび記憶領域202cに記憶保持されたデータを,図2に示す矢印のように,外部記憶部112の記憶領域206bおよび記憶領域206cに転送され,外部記憶部112に記憶保持される。なお,記憶領域202aに記憶されたOSにかかるデータは,携帯デバイス100の利用時においても変更されないため転送する必要がなく,記憶領域202bおよび記憶領域202cに記憶されたデータを転送すればよい。その結果,全てのデータを転送するよりもデータ転送効率が向上する。
【0063】
第1の実施の形態にかかるメモリ部106から外部記憶部112へのデータ転送は,圧縮されない場合を例にあげて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,圧縮/伸長部116によりデータを圧縮してからデータ転送する場合であっても実施可能である。
【0064】
メモリ部106から外部記憶部112にデータが転送されると,CPU102は,上記メモリ部106および外部記憶部112の電源供給を停止し,さらに出力部108,入力部110,圧縮/伸長部116,および比較部118の電源供給を停止する。なお,第1の実施の形態にかかるメモリ部またはメモリ部の記憶領域に対する電源供給の停止は,当該メモリ部または記憶領域に対する電源供給の停止により,リフレッシュが停止することも含まれる。
【0065】
なお,第1の実施の形態にかかるメモリ部106の電源供給は全ての記憶領域202,つまりメモリ部106全体に対して停止する場合を例にあげて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,記憶領域202b及び/又は記憶領域202cに対する電源供給を継続する場合であっても実施可能である。このことにより,Sleep/Wakeupが頻繁に実行される場合,実行時に消費される電力を軽減することができる。
【0066】
上記メモリ部106の電源供給が停止されたことにより,これまで記憶保持されたデータについては,揮発してしまうが,外部記憶部112の記憶領域206にSleep時のデータが記憶保持されているため,再度メモリ部106に電源供給開始時,外部記憶部112からメモリ部106にデータを転送することにより,データを復帰することが可能となる。
【0067】
従来におけるSleep時の省エネ対策は,携帯デバイス100に備わるメモリ部106に対しては電源が供給されていたため,携帯デバイス100の稼働時間を延ばすことが困難であったが,第1の実施の形態にかかるメモリ部106は,Sleepにより,電源供給が必要ないため,さらに携帯デバイス100の非利用時の消費電力の軽減を図れる。
【0068】
次に,図3を参照しながら,上記Sleep時の携帯デバイス100の電源がオフ状態から,オン状態に遷移するWakeupについて説明する。図3は,第1の実施の形態にかかるWakeup時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【0069】
携帯デバイス100の電源オフ状態から,例えばタイマ104による割り込み発生などにより,CPU102は,携帯デバイス100に備わる各部に電源供給を開始し,外部記憶部112に記憶保持されたデータをメモリ部106に転送する。
【0070】
図2に示すメモリ部106および外部記憶部112が,Sleep時の状態から,図3に示すように,電源供給が開始されると,外部記憶部112の記憶領域206a,記憶領域206b,および記憶領域206cに記憶保持されたデータそれぞれは,メモリ部106の記憶領域202a,記憶領域202b,および記憶領域202cそれぞれに,図3に示す矢印のように,転送される。
【0071】
第1の実施の形態にかかる外部記憶部112からメモリ部106へのデータ転送は,非圧縮データを転送する場合を例にあげて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,圧縮/伸長部116により圧縮され,外部記憶部112に記憶された圧縮データを伸長してからメモリ部106にデータ転送する場合であっても実施可能である。
【0072】
上記データ転送により,記憶領域206aに記憶保持されたOSにかかるデータは,メモリ部106の記憶領域202aに記憶保持され,記憶領域206bに記憶保持されたキャッシュなどのデータは,メモリ部106の記憶領域202bに記憶保持され,記憶領域206cに記憶保持されたユーザの利用領域にかかるデータは,メモリ部106の記憶領域202cに記憶保持される。
【0073】
したがって,上記外部記憶部112からメモリ部106に対するデータ転送により,メモリ部106は,Sleep時にメモリ部106の記憶領域202にデータが記憶された状態に復元される。これによりWakeupによるオン状態への遷移が終了し,携帯デバイス100は電源がオン状態になり,携帯デバイス100を利用できる。
【0074】
次に,図4を参照しながら,第1の実施の形態にかかるSleep時のメモリ部106から外部記憶部112に差分データ400を転送する場合について説明する。図4は,第1の実施の形態にかかる差分データ転送時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【0075】
携帯デバイス100が,例えばSleepからWakeupに切替わり,携帯デバイス100の利用可能な状態になると,比較部118は,あるSleep時から次のサイクル(少なくとも1サイクル)のSleep時に遷移するまでに,各記憶領域202において更新されたデータを検出し,差分データ400として生成する。生成された差分データ400は,CPU102により外部記憶部112の各記憶領域206に転送される。
【0076】
差分データ400は,更新されたデータを対象とし,例えば,記憶領域202に記憶保持されたデータに新たにデータが追加となった場合,上記追加のデータを表す差分データ400が生成される。また,上記記憶保持されたデータのうち一部又は全てのデータが削除された場合,上記削除されたデータを表す差分データ400が生成される。同様にデータの変更の場合も,上記変更されたデータを表す差分データ400が生成される。なお,差分データ400は,データが更新されるごとに生成されるが,かかる例に限定されず,次のSleep時に一括して生成する場合であっても実施可能である。
【0077】
図4に示すように,メモリ部106は,記憶領域202a,記憶領域202b,記憶領域202cを有している。あるSleep時から次のSleep時までの期間内に,例えば携帯デバイス100を使用することで,一部のデータが追加される場合など,記憶領域202に記憶保持されたデータが更新された場合,図4に示すように,比較部118は,記憶領域202ごとに更新されたデータを検出し,差分データ400a,差分データ400b,および差分データ400cを生成する。なお,データが次のSleep時までの期間に変更されない場合は,差分データ400は生成されない。
【0078】
次のSleep時において,差分データ400が生成された場合,CPU102は,上記差分データ400を外部記憶部112に転送する。外部記憶部112に差分データのデータ転送が終了すると,上記説明したように,携帯デバイス100に備わる各部の電源供給を停止する。
【0079】
つまり,図4に示すように,一時領域である記憶領域202bに記憶保持された差分データ400aは,外部記憶部112の当該一時領域である記憶領域206bに転送および記憶保持され,ユーザ利用領域である記憶領域202cに記憶保持された差分データ400bおよび差分データ400cは,外部記憶部112の当該一時領域である記憶領域206cに転送および記憶保持される。なお,上記説明したように記憶領域202aに記憶保持されたOSにかかるデータは変更されないため,差分データ400は生成されず,データ転送されない。
【0080】
上記記憶領域202に記憶保持されたデータに新たにデータの追加又はデータの変更の場合による差分データは,上記説明のように,記憶領域206に記憶保持されるが,データの記憶領域202に記憶保持されたデータのうち一部または全てのデータが削除されたことにより上記差分データ400が生成された場合,CPU102は,上記差分データ400を外部記憶部112の記憶領域206に転送し,差分データ400に指し示された外部記憶部112の記憶領域206に記憶保持された当該削除対象のデータを削除する。上記削除の場合の差分データ400は,記憶領域206に記憶保持されない。なお,かかる例に限定されず,外部記憶部112に転送された差分データ400を記憶領域206に記憶保持する場合などであっても実施可能である。
【0081】
したがって,メモリ部106における差分データ400を,外部記憶部112に転送すればよく,各記憶領域202に記憶保持されたデータ全てを転送する必要がなくなる。その結果,データ転送効率の向上および転送処理による消費電力の軽減が図れる。
【0082】
次に,Sleep時に上記差分データ400を転送した場合における携帯デバイス100を,オフ状態から,オン状態に遷移させるWakeupについて説明するが,上記差分データ400を転送した場合のWakeupは,上記にて既に説明したWakeup処理と比較して,記憶領域206aのOSにかかるデータおよび差分データ400をメモリ部106に転送する点以外は,ほぼ同様な構成であり,詳細な説明は省略する。
(第2の実施の形態)
次に,図5を参照しながら,第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500について説明する。図5は,第2の実施の形態にかかる携帯デバイスの概略的な構成を示すブロック図である。なお,以下に説明する第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500は,第1の実施の形態にかかる携帯デバイス100との相違点について詳述する。
【0083】
図5に示すように,第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500は,第1の実施の形態にかかる携帯デバイス100と比較し,比較部118を構成せず,メモリ部106aと,メモリ部106bとを備えている点で相違する。なお,第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500は,比較部118を備えない場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,CPU102の内部または携帯デバイス500内に備える場合であっても実施可能である。
【0084】
携帯デバイス500は,上記メモリ部106aおよびメモリ部106bを備えていることにより,メモリ部106の記憶容量が増え,さらにメモリ部106単位または記憶領域202単位に多様な電源供給の制御することが可能となる。
【0085】
なお,第2の実施の形態にかかる圧縮/伸長部116は,CPU102外部に備えられているが,かかる例に限定されず,CPU102内部に備えられる場合であっても実施可能である。
【0086】
次に,図6,図7,および図8を参照しながら,第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500の典型的な動作例について説明する。
【0087】
オン状態では,第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500についても,携帯デバイス500に備わる全ての部(CPU102,タイマ104,メモリ部106a,メモリ部106b,出力部108,入力部110,外部記憶部112,および圧縮/伸長部116)に電源が供給されている。
【0088】
メモリ部106a,メモリ部106b,および外部記憶部112に電源が供給されていると,図6に示すように,メモリ部106aの記憶領域202aには,上記説明の第1の実施の形態にかかるOSに関連するデータと同様に,OSにかかるデータが記憶保持されて,メモリ部106bの記憶領域202b(一時領域)にキャッシュなどのデータが記憶保持され,記憶領域202c(ユーザ利用領域)にユーザ利用のためのデータが記憶保持されている。図6は,第2の実施の形態にかかるSleep時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【0089】
なお,第2の実施の形態にかかるメモリ部106の記憶領域202に記憶保持されるデータの種類は,かかる例に限定されず,例えば,記憶領域202bにOSにかかるデータが記憶保持されてもよく,またプログラムとしてのデータなどが記憶領域202に記憶保持されてもよい。
【0090】
さらに,第2の実施の形態にかかるメモリ部106は,メモリ部106aおよびメモリ部106bから構成される場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,3個のメモリ部106(106a,106b,106c)から構成されてもよく,またメモリ部106aおよびメモリ部106bは,記憶領域202a,記憶領域202b,記憶領域202cから構成される場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,メモリ部106aは記憶領域202aを,メモリ部106bは記憶領域202bを,それぞれ1領域ずつ有する場合などであっても実施可能である。
【0091】
図6に示すように,外部記憶部112は,記憶領域206aから構成されているが,かかる例に限定されず,例えば,記憶領域206a,記憶領域206b,記憶領域206c,…,記憶領域206mなど,複数の記憶領域206から構成されている場合であっても実施可能であり,記憶領域206に記憶保持されるデータの種類についても,かかる例に限定されない。なお,電源供給時には少なくとも,記憶領域206aにはOSにかかるデータが記憶保持されているものとする。
【0092】
ここで,携帯デバイス500の非利用時,例えば所定時間アクセスされず携帯デバイス500が非利用であることの検知,または携帯デバイス500を利用するユーザからの指示などにより,CPU102は,携帯デバイス500をSleepして,省エネを目的として携帯デバイス500の稼働時間を少しでも延ばすため,上記メモリ部106a,出力部108,入力部110,外部記憶部112,圧縮/伸長部116,および比較部118の電源供給を停止する。なお,第2の実施の形態にかかる電源供給の制御は,メモリ部106ごとに制御されているが,かかる例に限定されず,例えば,記憶領域202ごとに電源供給を制御する場合であっても実施可能である。また,第2の実施の形態にかかるメモリ部またはメモリ部の記憶領域に対する電源供給の停止は,当該メモリ部または記憶領域に対する電源供給の停止により,リフレッシュが停止することも含まれる。
【0093】
したがって,Sleep時,記憶領域202aにはOSにかかるデータが記憶保持されているためデータ転送が不要であり,さらにメモリ部106bには電源供給が継続されることから,外部記憶部112に一切データ転送する必要がない。その結果,第1の実施の形態にかかる携帯デバイス100と比較すると,データ転送する分の消費電力の軽減を図れる。
【0094】
上記メモリ部106aの電源供給が停止されたことにより,これまで記憶保持されたOSに関するデータは,揮発して存在しないが,外部記憶部112の記憶領域206aにSleep時のデータが記憶保持されているため,再度メモリ部106aの記憶領域202aに電源供給開始時,外部記憶部112からメモリ部106にデータを転送することにより,データを復帰することが可能となる。
【0095】
次に,図7を参照しながら,上記Sleep時の携帯デバイス500の電源がオフ状態から,オン状態に遷移するWakeupについて説明する。図7は,第2の実施の形態にかかる稼動時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【0096】
携帯デバイス500の電源オフ状態から,例えばタイマ104による割り込み発生などにより,CPU102は,携帯デバイス500に備わる各部に電源供給を開始し,外部記憶部112の記憶領域206aに記憶保持されたOSにかかるデータのみを,Sleep時,記憶されていた記憶領域202aに転送する。
【0097】
図7に示すように,メモリ部106bは電源が供給されていたためデータ転送の必要がなく,外部記憶部112の記憶領域206aに記憶保持されたOSにかかるデータのみが,メモリ部106の記憶領域202aに,図7に示す矢印のように,転送され,記憶保持される。
【0098】
したがって,上記外部記憶部112からメモリ部106に対するデータ転送により,メモリ部106aは,Sleep時にメモリ部106aの記憶領域202aにデータが記憶された状態に復活する。これによりWakeupによる遷移が終了し,携帯デバイス500は電源がオン状態になり,携帯デバイス500を利用できる。
【0099】
第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500のWakeupは,第1の実施の形態にかかる携帯デバイス100のWakeupと比べて,OSにかかるデータのみを転送することから,転送するデータ容量が少ない。
【0100】
したがって,Sleep/Wakeupが頻繁に実行される場合,データを転送する容量を軽減させることが可能となり,転送実行時に消費される電力を軽減することができる。
【0101】
次に,図8を参照しながら,第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500のデータが圧縮される際の,典型的な動作例について説明する。図8は,第2の実施の形態にかかる圧縮データ転送時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【0102】
図8に示すように,外部記憶部112の記憶領域206aにはOSにかかるデータが,圧縮/伸長部116により圧縮された圧縮データが記憶保持されている。したがって,Wakeup時には,上記記憶領域206aに記憶保持された圧縮データが,メモリ部106aの記憶領域202aに転送される。
【0103】
上記メモリ部106aの記憶領域202aに転送される際に,圧縮データは,圧縮/伸長部116により伸長されるとともに,記憶領域202aに記憶保持される。
【0104】
データ転送の際に,データが圧縮されているため,非圧縮よりもデータを転送する効率が向上し,外部記憶部112のアクセス速度が遅い場合でもデータ転送時間を短縮することが可能となり,メモリ部106等を有する携帯デバイス500の消費電力の軽減につながる。
【0105】
以上から,第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500は,メモリ部106又はメモリ部106の一部の記憶領域202の電源を遮断せずに,電源供給を継続することにより,Sleep/Wakeupによる状態遷移処理のレスポンスを低下させることなく,オフ状態における消費電力を削減することができる。
【0106】
さらに,第1の実施の形態にかかる携帯デバイス100と第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500とからなる構成要素を組み合わせることで,利用状態に応じて,より効率的に消費電力を削減可能な携帯デバイスとなる。
【0107】
例えば,日常の時間帯において,ユーザにより頻繁に利用される時間帯の場合は,第2の実施の形態にかかる携帯デバイス500のSleep/Wakeupとほぼ同様の構成を有する処理により,レスポンスを低下しない程度に,消費電力を軽減させる。
【0108】
また,夜中の時間帯などユーザにより,ほとんど使用されない場合は,第1の実施の形態にかかる携帯デバイス100のSleep/Wakeupとほぼ同様の構成を有する処理により,全てのメモリ部106の電源を遮断する。なお,上記携帯デバイスの利用状態は,予めユーザにより,例えば利用する時間帯などを設定することができる。
【0109】
したがって,携帯デバイス100および携帯デバイス500の双方の構成を備えた携帯デバイスは,消費電力を軽減させながら,携帯デバイスに備わるバッテリ(図示せず。)に蓄電された電源を最適に活用することが可能となる。
【0110】
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例を想定し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0111】
上記実施形態においては,記憶領域に記憶保持されるデータの種類は,OSに関するデータ,一時領域に関するデータ,ユーザ利用領域に関するデータである場合を例にあげて説明したが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,アプリケーションなどのプログラムデータに関するデータを記憶保持する場合であっても実施することができる。
【0112】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,携帯デバイスの利用状態に応じて,リフレッシュを要するメモリ部への電源供給を制御することによって,携帯デバイスのレスポンス低下せずに,効率的に消費電力を軽減することができ,携帯デバイスの稼働時間を延長することが可能となる。
【0113】
さらに,電源供給が予期せず突然,遮断されてしまった場合など,メモリ部の記憶領域内に記憶保持されたデータが揮発しても,外部記憶部に記憶保持されたデータに基づき,メモリ部の記憶領域にデータを復元させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる携帯デバイスの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる待機時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる稼動時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態にかかる差分データ転送時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる携帯デバイスの概略的な構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施の形態にかかる待機時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態にかかる稼動時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施の形態にかかる圧縮データ転送時のメモリ部および外部記憶部の概略的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 :携帯デバイス
102 :CPU
104 :タイマ
106 :メモリ部
108 :出力部
110 :入力部
112 :外部記憶部
116 :圧縮/伸長部
118 :比較部

Claims (18)

  1. 複数の記憶領域を有し、データを記憶保持可能な1又は2以上のメモリ部と;
    複数の記憶領域を有し、電源供給に因らず前記データを記憶保持可能な1又は2以上の外部記憶部と;
    利用状態およびユーザ操作により予め設定された利用時間帯に応じて、前記メモリ部の記憶領域および前記外部記憶部の記憶領域ごとに電源供給を制御し、さらに、前記メモリ部または前記外部記憶部の記憶領域に対してデータ転送を制御する制御部と;
    を備え、
    前記制御部は、
    前記利用時間帯のうちユーザにより頻繁に利用される時間帯に、前記利用状態が待機に遷移した場合、前記メモリ部の記憶領域のうち、OSにかかるデータを記憶保持する記憶領域に対して前記電源供給を停止し、前記メモリ部の記憶領域のうち、OSにかかるデータ以外を記憶保持する記憶領域に対して電源供給を継続し、前記利用状態の待機が解除された場合に前記メモリ部および前記外部記憶部の各記憶領域に電源を供給し、前記外部記憶部に記憶されているOSにかかるデータのみを前記メモリ部の記憶領域にデータ転送し、
    前記利用時間帯のうちユーザにより頻繁に利用されない時間帯に、前記利用状態が待機に遷移した場合、前記メモリ部の前記記憶領域に記憶保持されたOS以外のデータを前記外部記憶部の前記記憶領域にデータ転送し、前記メモリ部および前記外部記憶部の記憶領域に対して前記電源供給を停止し、前記利用状態の待機が解除された場合に前記メモリ部および前記外部記憶部の各記憶領域に電源を供給し、前記外部記憶部に記憶されているデータを前記メモリ部の記憶領域にデータ転送する、携帯デバイス。
  2. 前記制御部は、前記利用状態の遷移が少なくとも1サイクルの間に生成された差分データを、前記メモリ部または前記外部記憶部の記憶領域に、データ転送する、請求項1に記載の携帯デバイス。
  3. 前記差分データは、前記利用状態が待機時の前記メモリ部の記憶領域に記憶されたデータに基づき、生成される、請求項に記載の携帯デバイス。
  4. 前記制御部は、前記メモリ部の記憶領域または前記外部記憶部の記憶領域に記憶保持された前記データの圧縮データを、転送する、請求項1に記載の携帯デバイス。
  5. 前記制御部は、前記利用状態が待機に遷移した場合、前記メモリ部における前記差分データを、前記外部記憶部の記憶領域にデータ転送し、前記メモリ部および前記外部記憶部の記憶領域に対して、前記電源供給を停止する、請求項1に記載の携帯デバイス。
  6. 前記制御部は、前記利用状態が待機に遷移した場合、前記メモリ部の記憶領域に記憶保持された前記データの圧縮データを、前記外部記憶部の記憶領域にデータ転送し、前記メモリ部および前記外部記憶部の記憶領域に対して、前記電源供給を停止する、請求項1に記載の携帯デバイス。
  7. 前記メモリ部は、前記電源供給時に限りデータを記憶保持可能である、請求項1に記載の携帯デバイス。
  8. 前記メモリ部はDRAMであり、前記外部記憶部はEEPROMである、請求項1に記載の携帯デバイス。
  9. 複数の記憶領域を有し、データを記憶保持可能な1又は2以上のメモリ部と、複数の記憶領域を有し、電源供給に因らず前記データを記憶保持可能な1又は2以上の外部記憶部と、 利用状態およびユーザ操作により予め設定された利用時間帯に応じて、前記メモリ部の記憶領域および前記外部記憶部の記憶領域ごとに電源供給を制御し、さらに、前記メモリ部または前記外部記憶部の記憶領域に対してデータ転送を制御する制御部と、を備える携帯デバイスにおいて、
    前記制御部が、前記利用時間帯のうちユーザにより頻繁に利用される時間帯に、前記利用状態が待機に遷移した場合、前記メモリ部の記憶領域のうち、OSにかかるデータを記憶保持する記憶領域に対して前記電源供給を停止し、前記メモリ部の記憶領域のうち、OSにかかるデータ以外を記憶保持する記憶領域に対して電源供給を継続し、前記利用状態の待機が解除された場合に前記メモリ部および前記外部記憶部の各記憶領域に電源を供給し、前記外部記憶部に記憶されているOSにかかるデータのみを前記メモリ部の記憶領域にデータ転送し、
    前記利用時間帯のうちユーザにより頻繁に利用されない時間帯に、前記利用状態が待機に遷移した場合、前記メモリ部の前記記憶領域に記憶保持されたOS以外のデータを前記外部記憶部の前記記憶領域にデータ転送し、前記メモリ部および前記外部記憶部の記憶領域に対して前記電源供給を停止し、前記利用状態の待機が解除された場合に前記メモリ部および前記外部記憶部の各記憶領域に電源を供給し、前記外部記憶部に記憶されているOS以外のデータを前記メモリ部の記憶領域にデータ転送する、電源制御方法。
  10. 前記制御部は、前記利用状態の遷移が少なくとも1サイクルの間に生成された差分データを、前記メモリ部の記憶領域から前記外部記憶部の記憶領域に、データ転送することを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
  11. 前記差分データは、前記利用状態が待機時の前記メモリ部の記憶領域に記憶されたデータに基づき、生成されることを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
  12. 前記制御部は、前記メモリ部の記憶領域または前記外部記憶部の記憶領域に記憶保持された前記データの圧縮データを、転送することを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
  13. 前記制御部は、前記メモリ部の前記記憶領域に記憶保持された前記データを、前記外部記憶部の前記記憶領域に、データ転送し、前記メモリ部および前記外部記憶部の記憶領域に対して、前記電源供給を停止することを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
  14. 前記制御部は、前記メモリ部の前記記憶領域のうち少なくともOSにかかるデータを記憶保持する記憶領域および前記外部記憶部の記憶領域に対して、前記電源供給を停止することを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
  15. 前記制御部は、前記メモリ部の記憶領域に記憶保持された前記データの圧縮データを、前記外部記憶部の記憶領域にデータ転送し、前記メモリ部および前記外部記憶部の記憶領域に対して、前記電源供給を停止することを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
  16. 前記制御部は、前記メモリ部における前記差分データを、前記前記外部記憶部の記憶領域に前記データ転送を実行し、前記メモリ部および前記外部記憶部の記憶領域に対して、前記電源供給を停止することを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
  17. 前記メモリ部は、前記電源供給時に限りデータを記憶保持可能であることを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
  18. 前記メモリ部はDRAMであり、前記外部記憶部はEEPROMであることを特徴とする、請求項に記載の制御部の電源制御方法。
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