JP2009169871A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力モードからの復帰動作で制御プログラムをハードディスク装置から読み出して揮発メモリに格納する処理を行う情報処理装置において、省電力モードからの復帰動作に要する時間を短くする。
【解決手段】省電力モードへ移行する際に、制御プログラムの記憶された第1のハードディスク装置20aはローパワーアイドル状態に設定し、制御プログラムを記憶していない第2のハードディスク装置20bはスリープ状態に設定する。省電力モードからの復帰動作ではローパワーアイドル状態の第1のハードディスク装置20aから制御プログラムを読み出すので、スピンアップが不要な分だけ復帰時間が短縮される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハードディスク装置を備えた情報処理装置に係り、特に、省電力モードへ移行する機能を備えた情報処理装置に関する。
電子機器に対する省エネルギー化の要求は高まりつつある。省エネルギーの工業規格に対応するために、電子機器内の稼動していないユニットへの電力供給を停止する省電力モードを採用する電子機器が一般的である。
たとえば、原稿のコピー機能やファクシミリ機能などを備えた複合機は、操作パネルからの入力操作、またはネットワークを介したコマンドの受信が所定の時間ないときに省電力モードに移行する。また、省電力モード中に操作パネルからの入力操作もしくはネットワークを介したコマンドの受信があると、省電力モードから通常モードに復帰するようにされている。
近年の複合機は、処理する原稿画像のデータ量が増加しており、この増加に対応するために、安価で大容量な記憶装置であるハードディスク装置(HDD…Hard Disk Drive)を装備している。また、制御プログラムは複合機の機能の量と質の増加に伴って大規模化しており、ハードディスク装置に格納される場合が増えている。
このような複合機では、省電力モードから通常モードに復帰する際にCPUがハードディスク装置から制御プログラムを読み出してRAMにロード(格納)し、その後は、RAM上の制御プログラムを実行するようになっている。たとえば、CPUの初期化、OSの実行、デバイスドライバのロード、周辺デバイスの初期化、アプリケーションプログラムの実行などが行われる。制御プログラムが実行されて、システムの立ち上げが完了すると複合機は機能可能(コピーなどの各種機能を利用可能)な状態になる。
通常、省電力モードにおいてハードディスク装置はスリープ状態にされる。スリープ状態とは、ヘッドをアンロードしかつディスクの回転を停止させた状態である。スリープ状態からハードディスク装置を起動させてデータの書き込みおよび読み出しが可能になるまでにはスピンアップ時間を必要とする。スピンアップ時間とは、ディスクの回転をスタートさせてからその回転数が安定するまでの時間であって、通常は十数秒程度が必要とされる。
したがって、省電力モードから復帰して複合機が機能可能になるまでには、制御プログラムのロードおよび実行といった立ち上げ処理にかかる実時間に加えて、ハードディスク装置自体をスリープ状態からデータの読み書き可能な状態へ立ち上げるためのスピンアップ時間を必要とし、このスピンアップ時間は複合機を省電力モードから通常モードへ高速に復帰させる際の問題になっていた。
この問題を回避する技術として、不揮発メモリを用いてハードディスク装置のデータをキャッシュしておくことにより、見かけ上、起動処理を速やかに実行可能としたディスクキャッシュシステムが開示されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2003−85041号公報
特許文献1に開示された技術では、ハードディスク装置のスピンアップ時間中であっても不揮発メモリに記憶されているデータを用いて起動処理を進めることができる。しかし、ハードディスク装置へのデータの書き込みはスピンアップが完了するまで待たなければならない。このため、立ち上げ処理などでハードディスク装置へのデータの書き込みが必要となる場合には、ハードディスク装置のスピンアップの完了を待たなければならず、省電力モードから通常モードへの高速な復帰は困難になる。また、起動処理用のデータやプログラムを記憶するために不揮発メモリを要するので、その分、装置価格が高騰してしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、省電力モードからの復帰に要する時間を短くすることのできる情報処理装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]第1待機状態と、消費電力は第1待機状態より少なくかつデータの読み書きが可能になるまでに要する時間が第1待機状態より長い第2待機状態を取り得るハードディスク装置と、
揮発メモリと、
省電力モード中は前記揮発メモリへの電源供給をオフにする電力管理部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、省電力モードへ移行する際に前記ハードディスク装置が制御プログラムを記憶しているか否かを判断し、制御プログラムを記憶しているハードディスク装置は前記第1待機状態に設定し、制御プログラムを記憶していないハードディスク装置は前記第2待機状態に設定する
ことを特徴とする情報処理装置。
上記発明によれば、制御部は、省電力モードへ移行する際に、制御プログラムを記憶しているハードディスク装置は第1待機状態に設定し、制御プログラムを記憶していないハードディスク装置は、第1待機状態よりも消費電力は少ないがデータの読み書きが可能になるまでに長い時間を要する第2待機状態に設定する。省電力モードからの復帰動作では、第1待機状態に設定されているハードディスク装置から制御プログラムを読み出して使用できるので、制御プログラムを記憶しているハードディスク装置か否かに係らず省電力モードへの移行時にハードディスク装置を第2待機状態に設定する場合に比べて、省電力モードからの復帰時間を短縮することができる。
[2]前記制御部は、省電力モードからの復帰動作で、前記制御プログラムをハードディスク装置から読み出して前記揮発メモリに格納して実行する
ことを特徴とする[1]に記載の情報処理装置。
[3]第1待機状態と、消費電力は第1待機状態より少なくかつデータの読み書きが可能になるまでに要する時間が第1待機状態より長い第2待機状態を取り得ると共に、制御プログラムが記憶される第1のハードディスク装置と、
前記第1待機状態と第2待機状態を取り得ると共に、制御プログラムが記憶されない第2のハードディスク装置と、
揮発メモリと、
省電力モード中は前記揮発メモリへの電源供給をオフにする電力管理部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、省電力モードへ移行する際に前記第1のハードディスク装置を前記第1待機状態に設定し前記第2のハードディスク装置を前記第2待機状態に設定し、省電力モードからの復帰動作で前記制御プログラムを前記第1のハードディスク装置から読み出して前記揮発メモリに格納して実行する
ことを特徴とする情報処理装置。
上記発明では、制御プログラムの記憶された第1のハードディスク装置は省電力モードへの移行時に第1待機状態に設定され、制御プログラムの記憶されない第2のハードディスク装置は省電力モードへの移行時に第2待機状態に設定される。制御部は、省電力モードからの復帰時は第1のハードディスク装置から制御プログラムを揮発メモリに読み出して実行するので、省電力モードからの復帰時間が短縮される。
[4]前記第1待機状態は、ヘッドは退避させるがディスクの回転を継続させた状態であり、
前記第2待機状態は、ヘッドを退避させかつディスクの回転を停止させる状態である
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、省電力モードからの復帰時間を、ディスクの回転開始からその回転数が安定するまでに要する時間(いわゆる、スピンアップ時間)だけ短縮することができる。
[5]前記制御部は、省電力モードへ移行してから所定時間が経過したとき、前記第1待機状態に設定されているハードディスク装置を前記第2待機状態に変更する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、制御部は、制御プログラムを記憶しているハードディスク装置については、省電力モードへ移行する時点で第1待機状態に設定し、その後、省電力モードが規定時間以上継続した場合は、そのハードディスク装置を第1待機状態から第2待機状態へ遷移させる。省電力モードが長時間続く場合の消費電力の抑制とディスクを回転させるモータや機構の劣化防止が計られる。
[6]前記制御部は、省電力モードへ移行する際に現時点が予め定められた期間に含まれるか否かを調べ、含まれない場合は前記制御プログラムを記憶しているハードディスク装置を前記第1待機状態に設定し、含まれる場合は前記制御プログラムを記憶しているハードディスク装置を第2待機状態に設定する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、省電力モードへ移行する際に現時点が予め定められた期間、たとえば、ユーザのいない夜間や休日に含まれるか否かを調べ、含まれない場合は制御プログラムを記憶しているハードディスク装置を第1待機状態に設定し、含まれる場合は第2待機状態に設定する。省電力モードから当分復帰する見込みのない場合には、制御プログラムを記憶している場合でも第2待機状態に設定する。これにより、省電力モードでの消費電力の抑制とディスクを回転させるモータや機構の劣化を防止することができる。
本発明によれば、省電力モードからの復帰動作で制御プログラムをハードディスク装置から読み出して揮発メモリに格納する場合でも、ハードディスク装置のスピンアップ時間の影響を受けることなく、省電力モードから通常モードへ高速に復帰することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置としての画像処理装置10の構成の概要を示している。画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、不揮発メモリ(Non Volatile RAM)13と、画像入力部14と、画像出力部15と、電力管理部16、I/O(Input/Output)制御部17と、操作表示部18とをシステムバス19に接続して備えている。I/O制御部17の配下には大容量・不揮発の記憶装置であるハードディスク装置20が接続されている。ここではハードディスク装置20ハードディスク装置20として第1のハードディスク装置20aと、第2のハードディスク装置20bを備えている。
CPU11は、OS(Operating System)や制御プログラムを実行することで、画像処理装置10の動作を統括的に制御する機能を果たす。
RAM12は、CPU11の作業用領域として使用される揮発性メモリ(揮発メモリ)である。また電源立ち上げ時や省電力モードからの復帰時に、ハードディスク装置20に記憶されているOSや制御プログラム、処理データなどが読み出されてRAM12に格納される。
不揮発メモリ13は、CPU11に実行させる起動用プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶される。CPU11は電源立ち上げ時や省電力モードからの復帰時にまず不揮発メモリ13に記憶されている起動用プログラムを実行する。この起動用プログラムの実行によりハードディスク装置20からブートローダを揮発性のRAM12にロードする。その後、CPU11はRAM12上のブートローダを実行する。CPU11はブートローダを実行することでOSや各種デバイスドライバ、各種アプリケーションをハードディスク装置20からRAM12に読み出し、さらにそれらRAM12上のプログラムを実行することでシステムの初期化(立ち上げ処理)を行い、画像処理装置10を機能可能(コピーなどの各種機能を利用可能)な状態にする。
画像入力部14は、原稿から画像を読み取って画像データを入力する機能を果す。画像入力部14は、原稿に光を照射する走査光源部、受光した光の強度に応じた電気信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、走査光源部が照射して原稿で反射された光をCCDイメージセンサへ導いてその受光面で結像させるための走査ミラーや結像レンズなどで構成される。画像入力部14は、さらにCCDイメージセンサの出力するアナログ電気信号をディジタル信号の画像データに変換する変換部や、変換後の画像データに階調補正や誤差拡散処理などの各種画像処理を施す処理部などを備えている。
画像入力部14は、プラテンガラス上に置かれた原稿を読み取る機能のほか、読み取り位置へ原稿を順次送り出す自動原稿搬送装置を有し、複数毎の原稿を連続して読み取る機能を備えている。
画像出力部15は、画像データに応じたトナー像を転写紙などの記録材上に形成して、画像が形成された記録材を出力する機能(すなわち、プリント機能)を果す。画像出力部15は、感光体ドラム、帯電器、プリントヘッド、現像器、転写器、定着器、クリーナ、イレーサおよび記録材料を搬送する搬送部などから構成される。
感光体ドラムは、円筒状のドラムの周辺に感光体樹脂を巻き付けたもので、所定の方向に所定の速度で回転する。帯電器は、感光体ドラムの表面を一様に帯電させる。プリントヘッドは光源が発光した光を感光体ドラムの表面に照射することによって感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。プリントヘッドの光源は画像データに応じてオン/オフされる。現像器は、キャリアに運ばれたトナーを感光体ドラムの表面に付着させることによってトナー像を形成する。
転写器は、搬送部により給紙トレイから給紙されて搬送ベルト上を搬送されてきた記録材に、転写ローラを使用してトナー像を転写する。定着器は、定着ローラを使用してトナー像が転写された記録材を加熱または加圧する。トナー像は記録材に定着して画像が形成される。画像が形成された記録材は排紙トレイに排出される。
クリーナは、転写後、感光体ドラムの表面に残ったトナーを除去する。イレーサは、転写後、感光体ドラムの表面に残った電荷を除去する。クリーナとイレーサによって復元された感光体ドラムは再び使用可能となり、帯電器による感光体ドラムの表面の一様な帯電からの一連の画像形成処理を繰り返し行うことができる。
操作表示部18は、ユーザに対して各種の案内画面や操作画面、設定画面を表示する機能およびユーザから各種の操作を受け付ける機能を果す。操作表示部18は、たとえば、押下された位置を認識可能なタッチパネルを表面に備えた液晶ディスプレイやスイッチなどで構成される。
電力管理部16は、画像処理装置10を構成する各部への電力供給をする機能を果す。電力管理部16は、電力回路部と電力入力部から構成される。電力回路部は、画像処理装置10を構成する各部に供給する直流電源を商用電源から生成する。電力入力部は、電力回路部から画像処理装置10を構成する各部への電力の供給を、オン/オフ制御する。
電力回路部は、CPU11の制御に従って各部への電力供給をオン/オフ制御する。詳細には、画像処理装置10が起動される時は、CPU11を動作させるために必要な箇所(たとえば、不揮発メモリ13とCPU11)へのみ電力供給し、その後はCPU11からの指示に基づいて各部(RAM12、不揮発メモリ13、画像入力部14、画像出力部15、I/O制御部17、ハードディスク装置20など)への電力供給を制御する。
I/O制御部17は、ハードディスク装置20とCPU11とのインターフェースを制御するほか、画像処理装置10のCPU11に周辺機器を接続して、画像処理装置と周辺機器との間のデータの入出力を制御する機能を果す。例えば、既存のインターフェース規格のUSB(Universal Serial Bus)やPCI(Peripheral Components Interconnect)によって周辺機器と接続して、周辺機器にデータを送信したり、周辺機器からのデータを入力したりする。
ハードディスク装置20は、ランダムアクセス可能な大容量の記憶装置である。I/O制御部17を介してCPU11に接続され、画像処理装置10が処理する画像データや制御プログラムなどを記憶する。
ここでは、ハードディスク装置20として第1のハードディスク装置20aと第2のハードディスク装置20bを有しており、第1のハードディスク装置20aにOSや制御プログラムなどを格納し、第2のハードディスク装置20bにはOSや制御プログラムを格納しないように取り決めてある。また、第1のハードディスク装置20a、第2のハードディスク装置20bのいずれにも画像データは格納可能にされている。
図2は、ハードディスク装置20の構成の概要を示している。ハードディスク装置20は、磁性材料が塗布されてデータが記憶される円盤状のディスク21と、ディスク21を回転させるスピンドルモータ22と、ディスク21に対してデータの読み書きを行うヘッド23と、先端部に設けられたヘッド23をディスク21の径方向に往来移動させるためのアクチュエータとしてのアーム24と、このアーム24を回転させるアームモータ25と、アーム24を回転させてディスク21の外側へ退避させたヘッド23を保持するためのランプ26とを有している。
また、ハードディスク装置20は、MPU(マイクロプロセッサユニット)31と、ハードディスク制御部32と、データ制御部33と、モータ制御部34と、電源制御部35とを、バス36に接続して備えている。
MPU31は、CPU、ROM(Read Only Memory)、RAM、タイマなどから構成される。MPU31はROMに記録されたプログラムに従って、ハードディスク装置20の各部を制御して、ハードディスク装置20の動作を統括的に制御する。ハードディスク制御部32は、接続されたホスト(ここではCPU11)からのコマンドの受信、書き込みデータの受信、ホストへのステータスの送信、読み出しデータの送信を制御する。
データ制御部33は、ディスク21へのデータの書き込みおよび読み出しを制御する。データ制御部33は、アーム24を介してヘッド23に接続された記録再生回路を動作させて、ディスク21へのデータの書き込みおよび読み出しを行う。モータ制御部34はスピンドルモータ22の回転および停止を制御する。またアームモータ25を制御してアーム24およびヘッド23の移動を制御する。
電源制御部35は、ハードディスク装置20を構成する各部への電力供給を制御する。画像処理装置10の電力管理部16から電源ラインを介して電力の供給を受け、ハードディスク装置20を構成するハードディスク制御部32、データ制御部33、モータ制御部34および各モータ22、25に電力を供給する。
ハードディスク装置20の動作状態は、ヘッド23およびスピンドルモータ22の動作状態に応じて、5つの動作状態に分けられる。詳細には、アクティブ(Active)状態、アクティブアイドル(Active Idle)状態、ローパワーアイドル(Low Power Idle)状態、スタンバイ(Standby)状態、スリープ(Sleep)状態の5つの動作状態の何れかをとる。
アクティブ状態とは、シークや、リードおよびライトを実行している状態のことである。アクティブアイドル状態とは、ヘッド23がディスク21上の最もインナーの位置にロードされている状態のことである。
ローパワーアイドル状態とは、ヘッド23はランプ26上に退避されている(これをヘッド23がアンロードされているという。)が、スピンドルモータ22は回転している状態のことである。ここでは、ローパワーアイドル状態を第1待機状態とする。
スタンバイ状態とは、ヘッド23がアンロードされていて、かつスピンドルモータ22が停止している状態であるが、CPU11など外部からのコマンドは受け付け可能な状態のことである。
スリープ状態とは、ヘッド23がアンロードされていて、かつスピンドルモータ22が停止し、コマンドは受け付け不可能な状態のことである。スリープ状態から他の状態に遷移させるためには、ハードディスク装置20に対してリセット処理が必要となる。ここでは、スリープ状態を第2待機状態とする。
ハードディスク装置20の消費電力は、アクティブ状態、アクティブアイドル状態、ローパワーアイドル状態、スタンバイ状態、スリープ状態の順で小さくなる。ハードディスク装置20は、接続されたホスト(ここではCPU11)からのコマンドを受信すると、そのコマンドに従って、アクティブ状態、アクティブアイドル状態、ローパワーアイドル状態、スタンバイ状態、スリープ状態の各状態に遷移するようになっている。
画像処理装置10は、たとえば、原稿のコピー動作を行う場合、画像入力部14で原稿を読み取って得た画像データを、一旦、I/O制御部17を通じてハードディスク装置20に格納する。その後、ハードディスク装置20に格納されている画像データを読み出して画像出力部15に送り、この画像データに対応した画像を画像出力部15で転写紙上に画像形成し定着させて出力するようになっている。
なお、以後の説明では、OSやデバイスドライバなどを含め、省電力モードからの復帰動作でハードディスク装置20からRAM12に読み出して格納されるプログラムやデータを制御プログラムと呼ぶものとする。
図3は、画像処理装置10が通常モードから省電力モードへ移行する際に、CPU11が行うハードディスク装置20の状態制御に関する動作の流れを示している。なお、通常モードとは、画像処理装置10がコピー機能やプリンタ機能などの機能を実行可能な状態あるいは実行している状態をいう。省電力モードとは通常モードに比べて消費電力が少なくなるように制御された状態である。省電力モードでは、たとえば、操作表示部18の表示をオフにし、RAM12、画像入力部14、画像出力部15、I/O制御部17、ディスク21への電源供給をオフにする。
より詳細には、省電力モードでは、操作表示部18に対する何らかの操作や外部端末からのプリントコマンドの受信など省電力モードから通常モードへ復帰するためのトリガ(契機)を検知する機能は作動し、他の機能は停止させる。また、上記トリガ(契機)を検知する機能に関連する部分には電力供給するがその他の機能のみに関連する部分への電力供給は停止させる。
通常モードにおいて、たとえば、ジョブの実行がなく、かつ操作表示部18に対する操作や外部端末からのプリントデータの受信などのない状態が予め定めた時間以上継続した場合に、省電力モードへの移行条件は満足される。省電力モードへの移行条件はこれに限定されず、任意に定めてよい。
CPU11は、通常モードで動作中、省電力モードへの移行条件が満足されたか否かを監視し(ステップS101;No)、省電力モードへの移行条件が満足したことを検知すると(ステップS101;Yes)、各ハードディスク装置20に制御プログラムが格納されているか否かを確認する(ステップS102)。CPU11は、画像処理装置10の制御プログラムを格納しているハードディスク装置20に対しては(ステップS102;Yes)、ローパワーアイドル状態(第1待機状態)へ遷移させるコマンドを発行する(ステップS103)。
一方、CPU11は、制御プログラムを格納していないハードディスク装置20に対しては、スリープ状態(第2待機状態)へ遷移させるコマンドを発行して(ステップS104)本処理を終了する(エンド)。
ここでは、第1のハードディスク装置20aには制御プログラムを格納し、第2のハードディスク装置20bに制御プログラムを格納しないと予め定めてあるので、CPU11は第1のハードディスク装置20aはローパワーアイドル状態に遷移させ、第2のハードディスク装置20bはスリープ状態に遷移させる。なお、制御プログラムの格納されるハードディスク装置20が変更される場合には、各ハードディスク装置20に制御プログラムが格納されているか否かを、実際のハードディスク装置20の記憶内容を調べて判断してもよい。また、各ハードディスク装置20に対して動作中に制御プログラムを読み書きしたか否かを示す情報をRAM12もしくは不揮発メモリ13に格納しておき、この情報に基づいて各ハードディスク装置20に制御プログラムが格納されているか否かを判断するように構成されてもよい。
ローパワーアイドル状態(第1待機状態)へ遷移させるコマンドを受信したハードディスク装置20(本例では第1のハードディスク装置20a)は、ローパワーアイドル状態に遷移して、ヘッド23はアンロードされるがスピンドルモータ22は回転している状態を維持する。スリープ状態(第2待機状態)へ遷移させるコマンドを受信したハードディスク装置20(本例では第2のハードディスク装置20b)は、スリープ状態に遷移して、ヘッド23がアンロードされ、スピンドルモータ22は停止し、かつコマンドは受け付け不可能な状態を維持する。
図4は、画像処理装置10のCPU11が行なう初期化処理の手順を示している。初期化処理は、画像処理装置10の電源が投入された時と、省電力モードから通常モードに復帰する時に行われる。CPU11は、省電力モードにおいて、通常モードへ復帰するためのトリガの発生、たとえば、操作表示部18に対する何らかの操作や外部端末からのプリントコマンドの受信などを検知すると(ステップS201;Yes)、制御プログラムが格納されているハードディスク装置20の動作状態を確認する(ステップS202)。ここでは、第1のハードディスク装置20aの動作状態を確認する。
なお、電源投入時の初期化処理ではステップS201は省略されてステップS202から実行される。また、CPU11は制御プログラムを格納していないハードディスク装置20については、省電力モードや電源オフからの初期化処理(立ち上げ処理)においてリセット処理およびスピンアップを無条件に行うようになっている。
制御プログラムが格納されたハードディスク装置20がローパワーアイドル状態(第1待機状態)であれば(ステップS202;Yes)、即刻、CPU11はシステムバス19を経由してそのハードディスク装置20からブートローダを読み出してRAM12に格納し、該RAM12上のブートローダを実行する(ステップS206)。
CPU11はブートローダを実行することにより、CPU11のレジスタの初期化を行った後、システムバス19を介してハードディスク装置20からOSを読み出してRAM12に展開する(ステップS207)。OSがRAM12に展開されると、次にCPU11は各種デバイスドライバをハードディスク装置20からRAM12にロードして周辺のデバイスを初期化し、各周辺デバイスを動作可能な状態にする(ステップS208)。さらにCPU11は必要なアプリケーションをハードディスク装置20から読み出してRAM12に順次ロードして、これを実行可能な状態にして(ステップS209)、初期化処理を完了する(エンド)。
初期化処理が完了すると画像処理装置10は機能可能な状態になる。具体的には操作表示部18にジョブの投入操作を受け付ける画面を表示した状態になる。
一方、制御プログラムが格納されたハードディスク装置20がローパワーアイドル状態でなければ(ステップS202;No)、そのハードディスク装置20をリセットし(ステップS203)、スピンドルモータ22の回転を開始させて(ステップS204)、スピンアップの完了を待つ(ステップS205;No)。スピンアップとは、スピンドルモータ22の回転をスタートさせ、ディスク21を所定の回転数で安定に回転する状態にすることである。スピンアップが完了したら(ステップS205;Yes)、CPU11はハードディスク装置20からブートローダを読み出してRAM12に格納し、該RAM12上のブートローダを実行する(ステップS206)。
なお、電源オンで図4の初期化処理を実行した場合は、制御プログラムを記憶しているハードディスク装置20はローパワーアイドル状態ではないので、ステップS202の判断は「No」になる。
図3に示したように、画像処理装置10は、通常モードから省電力モードへ移行する場合に、制御プログラムを格納しているハードディスク装置20はローパワーアイドル状態に遷移させ、制御プログラムを格納していないハードディスク装置20のみをスリープ状態に遷移させる。このため、省電力モードから復帰する場合には、制御プログラムを格納しているハードディスク装置20はローパワーアイドル状態になっているので、スピンアップを開始させてスピンアップの完了を待つ必要がなく、その分、初期化処理が短時間で終了し、早期に画像処理装置10を機能可能な状態にすることができる。通常、ディスク21の回転をスタートさせてからスピンアップが完了するまでには十数秒程度を要する。したがって、制御プログラムの記憶されたハードディスク装置20を省電力モードへの移行時にローパワーアイドル状態に遷移させることで、省電力モードからの復帰に要する時間を十数秒短縮することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態との相違は、省電力モードへの移行時の動作であり、装置構成や省電力モードからの復帰動作などその他の点については第1の実施の形態と同様であり、それらの説明は省略する。
図5は、第2の実施の形態における、通常モードから省電力モードへの移行時の動作の流れを示している。CPU11は、通常モードで動作中に省電力モードへの移行条件が満足されたか否かを監視し(ステップS301;No)、省電力モードへの移行条件が満足したことを検知すると(ステップS301;Yes)、各ハードディスク装置20に制御プログラムが格納されているか否かを確認する(ステップS302)。CPU11は、画像処理装置10の制御プログラムを格納していないハードディスク装置20に対しては、スリープ状態(第2待機状態)へ遷移させるコマンドを発行して(ステップS306)本処理を終了する(エンド)。
制御プログラムを格納しているハードディスク装置20があるときは(ステップS302;Yes)、初期化短縮モードがオンに設定されているか否かを判断する(ステップS303)。初期化短縮モードがオフに設定されている場合は(ステップS303;No)、CPU11は、制御プログラムを格納しているハードディスク装置20に対してスリープ状態(第2待機状態)へ遷移させるコマンドを発行して(ステップS306)本処理を終了する(エンド)。なお、初期化短縮モードのオン/オフ設定は、操作表示部18を通じて受け付けることができ、その設定値は、たとえば、不揮発メモリ13に記憶されてCPU11により参照される。
初期化短縮モードがオンに設定されている場合は(ステップS303;Yes)、制御プログラムを格納しているハードディスク装置20に対して、ローパワーアイドル状態(第1待機状態)へ遷移させるコマンドを発行する(ステップS304)。
その後、CPU11は、省電力モードに移行してから所定の規定時間が経過したか否かを監視し(ステップS305;No)、規定時間が経過した場合は(ステップS305;Yes)、省電力モードへの移行時にローパワーアイドル状態(第1待機状態)へ遷移させたハードディスク装置20に対して、スリープ状態に遷移させるコマンドを発行して(ステップS306)本処理を終了する(エンド)。
第2の実施の形態では、初期化短縮モードをオフに設定している場合は、制御プログラムを格納しているハードディスク装置20についても省電力モードへの移行時にスリープ状態に遷移させるので、省電力モードからの復帰時にはスピンアップ時間を必要として、機能可能な状態になるまでの時間は長くなる。しかし、省電力モードでの消費電力を少なく抑えることができる。また、スピンドルモータ22の劣化を軽減することができる。
初期化短縮モードのオン/オフ設定を操作表示部18から変更可能にしたので、ユーザの希望に合った省電力制御を行うことができる。すなわち、省電力モードからの短時間復帰を希望するユーザは初期化短縮モードをオンに設定すればよく、省電力モードからの短時間復帰より省電力モード中の消費電力削減やハードディスク装置20の劣化防止を希望するユーザは初期化短縮モードをオフに設定すればよい。
また、初期化短縮モードをオンに設定した場合でも、省電力モードへ移行してから規定時間(たとえば、1時間など)が経過した場合は省電力モードの移行時にローパワーアイドル状態にしたハードディスク装置20をスリープ状態に遷移させるので、省電力モードの継続時間が短い場合は省電力モードからの復帰時間が短縮され、省電力モードの継続時間が長くなると復帰時間の短縮よりも消費電力の抑制やスピンドルモータ22の劣化防止が優先されるようになり、それぞれの利点をバランスさせることができる。
なお、規定時間は、操作表示部18を通じて任意に設定変更でき、規定時間の設定値は不揮発メモリ13に記憶される。また、規定時間はCPU11が計時してもよいが、別途のタイマ部を設け、省電力モードへ移行する際にCPU11がタイマ部に規定時間をセットした後、CPU11はローパワーモードあるいは動作停止し、タイマ部で規定時間の経過を監視し、規定時間の経過時にタイマ部が割り込み信号などによって規定時間の経過の事実をCPU11へ通知するように構成されてもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態では、省電力モードへ移行する際に、制御プログラムを格納していないハードディスク装置20をスリープ状態に遷移させるようにしたが、ヘッド23をランプ26に退避させ、かつスピンドルモータ22を停止させるスタンバイ状態に遷移させても構わない。ただし、消費電力の削減量を増やすにはスリープ状態に遷移させることが好ましい。
第2の実施の形態では、省電力モード中におけるハードディスク装置20の状態制御を、初期化短縮モードのオン/オフと省電力モードへ移行後の規定時間との双方に基づいて行うようにしたが、いずれか一方のみでも構わない。
ハードディスク装置20は、ディスクを回転させるものであれば、データの記録方式は問わず、光磁気ディスク装置などでもかまわない。
また実施の形態では、第1のハードディスク装置20aと第2のハードディスク装置20bとを備える装置構成を例示したが、ハードディスク装置20は3台以上でも、1台でも構わない。1台の場合でも、たとえば、制御プログラムをハードディスク装置20に格納するか不揮発メモリ13に格納するか否かを選択可能に構成されている場合や動的にその選択を変更できるなどの場合には、本発明は有効であり効果を奏する。
なお、制御プログラムとしてブートプログラム、OS、デバイスドライバ、アプリケーションなどを例示したが、ハードディスク装置20をローパワーアイドル状態(第1待機状態)に遷移させるかスリープ状態(第2待機状態)に遷移させるかの基準にされる制御プログラムはこれら例示したものに限定されず、その中の1つまたは任意の数のものでもよいし、他のプログラムやデータでも構わない。要するに、省電力モードからの復帰動作(初期化処理)においてハードディスク装置20から読み出されてRAM12に格納される情報であれば、本発明が対象とする制御プログラムに含めることができる。
また、本発明は画像処理装置に限定されず、プリンタやファクシミリ装置など他の種類の情報処理装置であってもかまわない。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 ハードディスク装置の概略構成を示す説明図である。 省電力モードへ移行する際に制御部が行う処理を示す流れ図である。 電源オン時または省電力モードから復帰時に制御部が行う初期化処理を示す流れ図である。 第2の実施の形態の制御部が省電力モードへ移行する際に行う処理を示す流れ図である。
符号の説明
10…画像処理装置
11…CPU
12…RAM
13…不揮発メモリ
14…画像入力部
15…画像出力部
16…電力管理部
17…I/O制御部
18…操作表示部
19…システムバス
20…ハードディスク装置
20a…第1のハードディスク装置
20b…第2のハードディスク装置
21…ディスク
22…スピンドルモータ
23…ヘッド
24…アーム
25…アームモータ
26…ランプ
31…MPU
32…ハードディスク制御部
33…データ制御部
34…モータ制御部
35…電源制御部
36…バス

Claims (6)

  1. 第1待機状態と、消費電力は第1待機状態より少なくかつデータの読み書きが可能になるまでに要する時間が第1待機状態より長い第2待機状態を取り得るハードディスク装置と、
    揮発メモリと、
    省電力モード中は前記揮発メモリへの電源供給をオフにする電力管理部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、省電力モードへ移行する際に前記ハードディスク装置が制御プログラムを記憶しているか否かを判断し、制御プログラムを記憶しているハードディスク装置は前記第1待機状態に設定し、制御プログラムを記憶していないハードディスク装置は前記第2待機状態に設定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、省電力モードからの復帰動作で、前記制御プログラムをハードディスク装置から読み出して前記揮発メモリに格納して実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 第1待機状態と、消費電力は第1待機状態より少なくかつデータの読み書きが可能になるまでに要する時間が第1待機状態より長い第2待機状態を取り得ると共に、制御プログラムが記憶される第1のハードディスク装置と、
    前記第1待機状態と第2待機状態を取り得ると共に、制御プログラムが記憶されない第2のハードディスク装置と、
    揮発メモリと、
    省電力モード中は前記揮発メモリへの電源供給をオフにする電力管理部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、省電力モードへ移行する際に前記第1のハードディスク装置を前記第1待機状態に設定し前記第2のハードディスク装置を前記第2待機状態に設定し、省電力モードからの復帰動作で前記制御プログラムを前記第1のハードディスク装置から読み出して前記揮発メモリに格納して実行する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記第1待機状態は、ヘッドは退避させるがディスクの回転を継続させた状態であり、
    前記第2待機状態は、ヘッドを退避させかつディスクの回転を停止させる状態である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、省電力モードへ移行してから所定時間が経過したとき、前記第1待機状態に設定されているハードディスク装置を前記第2待機状態に変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、省電力モードへ移行する際に現時点が予め定められた期間に含まれるか否かを調べ、含まれない場合は前記制御プログラムを記憶しているハードディスク装置を前記第1待機状態に設定し、含まれる場合は前記制御プログラムを記憶しているハードディスク装置を第2待機状態に設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
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