JP2014225001A - 液浸顕微鏡対物レンズ及びそれを用いた顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】作動距離が長く、赤外域の広い範囲で色収差が十分に補正された液浸顕微鏡対物レンズとそれを用いた顕微鏡を提供する。【解決手段】液浸顕微鏡対物レンズは、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群と正屈折力の第2レンズ群と負屈折力の第3レンズ群とを備え、第1レンズ群は正レンズとメニスカスレンズの接合レンズと少なくとも1つの正の単レンズとからなり、第2レンズ群は発散光束を収斂光束に変え、第3レンズ群は物体側レンズ群と像側レンズ群とからなると共に、各々の凹面が向かい合うように配置され、以下の条件式(1)、(2)を満足する正屈折力レンズを複数有し、1つの正屈折力レンズは負屈折力レンズとの接合面を持ち、以下の条件式(3)を満足する。−0.0065≰(np1129−nps)/(nps−1)≰−0.003(1)0.588≰1/nps≰0.667(2)0.1≰d1/WD≰1(3)【選択図】図1

Description

本発明は、液浸顕微鏡対物レンズ及びそれを用いた顕微鏡に関するものである。
顕微鏡における蛍光観察の手段として、多光子励起による蛍光観察法が知られている。多光子励起では、蛍光体の吸収波長のほぼ整数倍の波長の光を、励起光として蛍光体(試料)に照射する。ここで、多光子励起における励起光の波長は、吸収波長のほぼ整数倍なので、励起光の1つの光子が持つエネルギーは、多光子励起の方が1光子励起に比べて、ほぼ整数分の1になる。そのため、多光子励起では、一つの蛍光体に複数の光子を同時に衝突させる必要がある。
顕微鏡対物レンズで励起光を集光すると、焦点位置で光密度が最も高くなる。よって、複数の光子が同時に蛍光体に衝突する確率は、焦点位置で最も高くなる。多光子励起では、実際、焦点位置(あるいは焦点位置のごく近傍)のみで蛍光が生じる。焦点位置での光密度を高めるためには、焦点位置に形成される光スポットの径をできるだけ小さくする必要がある。このようなことから、顕微鏡対物レンズには、大きな開口数と優れた結像性能が求められる。結像性能が優れていると、諸収差が良好に補正された光スポットが、焦点位置に形成される。
また、多光子励起で用いられる励起光は、赤外光である。光は、波長が長いほど散乱しにくいという性質(レイリー散乱)を有する。そのため、生体試料のような散乱性を持つ試料では、波長が長い赤外光の方がより深い位置まで励起光として到達することができる。この性質を利用して試料の深部を観察するために、顕微鏡対物レンズには長い作動距離が求められる。
更に、赤外光の中でもより波長が長い光の方が、レイリー散乱がより小さいので、より深い位置まで励起光が到達することができる。よって、多光子励起に用いる顕微鏡対物レンズは、より長い波長で優れた結像性能を持つことが好ましい。
また、標本の深い位置の観察では、試料自身の屈折率による収差が無視できなくなる。よって、顕微鏡対物レンズは、このような収差の変動を補正する手段を持つことが好ましい。
開口数が大きく、赤外域において収差が良好に補正された顕微鏡対物レンズとして、特許文献1に開示された液浸顕微鏡対物レンズがある。
特開2010−008989号公報
しかしながら、特許文献1に開示された液浸顕微鏡対物レンズでは、作動距離が十分に長いとはいえず、また、赤外域の広い範囲で収差が良好に補正されているとはいえない。
本発明は、上述に鑑みてなされたものであって、作動距離が長く、赤外域の広い範囲で諸収差、特に色収差が十分に補正された液浸顕微鏡対物レンズ及びそれを用いた顕微鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の液浸顕微鏡対物レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、を備え、
第1レンズ群は、接合レンズと、少なくとも1つの正の単レンズと、からなり、接合レンズは、正レンズとメニスカスレンズとで構成され、
第2レンズ群は、発散光束を収斂光束に変え、
第3レンズ群は、物体側レンズ群と、像側レンズ群と、からなり、
物体側レンズ群では、最も像側の面が像面に凹面を向けており、像側レンズ群では、最も物体側の面が物体面に凹面を向けており、
以下の条件式(1)、(2)を満足する正屈折力レンズを複数有し、
複数の正屈折力レンズのうち、少なくとも1つの正屈折力レンズは負屈折力レンズとの接合面を持ち、
以下の条件式(3)を満足することを特徴とする。
−0.0065≦(np1129−nps)/(nps−1)≦−0.003 (1)
0.588≦1/nps≦0.667 (2)
0.1≦d1/WD≦1 (3)
ここで、
p1129は、正屈折力レンズの波長1129nmにおける屈折率、
psは、正屈折力レンズのs線(波長852.11nm)における屈折率、
WDは、液浸顕微鏡対物レンズの作動距離、
1は、最も物体側に位置するレンズの肉厚、
である。
また、本発明の顕微鏡は、スキャナー部と、本体部と、顕微鏡対物レンズと、を備え、顕微鏡対物レンズに上述の液浸顕微鏡対物レンズが用いられることを特徴とする。
本発明によれば、作動距離が長く、赤外波長域の広い範囲で諸収差、特に色収差が十分に補正された液浸顕微鏡対物レンズ及びそれを用いた顕微鏡を提供できる。
本発明の実施例1にかかる液浸顕微鏡対物レンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 本発明の実施例2にかかる液浸顕微鏡対物レンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 本発明の実施例3にかかる液浸顕微鏡対物レンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例1にかかる液浸顕微鏡対物レンズの収差図である。 実施例2にかかる液浸顕微鏡対物レンズの収差図であって、状態1のときの図である。 実施例2にかかる液浸顕微鏡対物レンズの収差図であって、状態2のときの図である。 実施例2にかかる液浸顕微鏡対物レンズの収差図であって、状態3のときの図である。 実施例3にかかる液浸顕微鏡対物レンズの収差図であって、状態1のときの図である。 実施例3にかかる液浸顕微鏡対物レンズの収差図であって、状態2のときの図である。 実施例3にかかる液浸顕微鏡対物レンズの収差図であって、状態3のときの図である。 結像レンズの断面図である。 実施例の浸顕微鏡対物レンズの色収差の発生量を示す図である。 本発明の液浸顕微鏡対物レンズを用いた顕微鏡の図である。
第1実施形態の液浸顕微鏡対物レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、を備え、第1レンズ群は、接合レンズと、少なくとも1つの正の単レンズと、からなり、接合レンズは、正レンズとメニスカスレンズとで構成され、第2レンズ群は、発散光束を収斂光束に変え、第3レンズ群は、物体側レンズ群と、像側レンズ群と、からなり、物体側レンズ群では、最も像側の面が像面に凹面を向けており、像側レンズ群では、最も物体側の面が物体面に凹面を向けており、以下の条件式(1)、(2)を満足する正屈折力レンズを複数有し、複数の正屈折力レンズのうち、少なくとも1つの正屈折力レンズは負屈折力レンズとの接合面を持ち、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする。
−0.0065≦(np1129−nps)/(nps−1)≦−0.003 (1)
0.588≦1/nps≦0.667 (2)
0.1≦d1/WD≦1 (3)
ここで、
p1129は、正屈折力レンズの波長1129nmにおける屈折率、
psは、正屈折力レンズのs線(波長852.11nm)における屈折率、
WDは、液浸顕微鏡対物レンズの作動距離、
1は、最も物体側に位置するレンズの肉厚、
である。
本実施形態の液浸顕微鏡対物レンズ(以下、適宜、「対物レンズ」という)は、物体側から順に、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、を備えている。そして、第1レンズ群は、全体として正の屈折力を有し、接合レンズと、少なくとも1つの正の単レンズと、からなる。また、接合レンズは、正レンズとメニスカスレンズとで構成されている。なお、物体側とは試料側を意味する。
対物レンズの物体側開口数(以下、単に「開口数」という)を大きくすると、より大きな発散角(回折角)の光を、試料から対物レンズに入射させることができる。その結果、試料の微細構造を、より細かく観察することができる。しかしながら、発散角が大きい光は、第1レンズ群における光線高が高い。このような光線を第1レンズ群で急激に曲げると、第1レンズ群において高次収差が発生しやすくなる。
そこで、本実施形態の対物レンズでは、第1レンズ群を、接合レンズと、少なくとも1つの正の単レンズとで構成することで、発散角が大きい光線を、これらのレンズで徐々に曲げるようにしている。このようにすることで、高次収差が大きく発生することを抑えている。
そして、第2レンズ群が、全体として正の屈折力を有するようにしている。上述のように、第1レンズ群では、発散角が大きい光線を徐々に曲げるようにしている。そのため、第1レンズ群から出射する光束は、収斂光束になっていない。そこで、第2レンズ群で、発散光束を収斂光束に変えている。なお、第2レンズ群での作用の1つは、発散光束を収斂光束に変えることである。よって、このような作用を生じるレンズは、第2レンズ群に含まれる。
また、第3レンズ群は、全体として負の屈折力を有し、物体側レンズ群と、像側レンズ群と、からなり、物体側レンズ群では、最も像側の面が像面に凹面を向けており、像側レンズ群では、最も物体側の面が物体面に凹面を向けている。
物体側レンズ群と像側レンズ群を、例えば、1つの空気間隔を挟んで各々の凹面が向かい合うように配置することで、第3レンズ群のレンズ構成をガウスタイプに近づけることができる。ここで、第2レンズ群で発散光束が収斂光束に変えられているので、物体側レンズ群と像側レンズ群の位置では、光線の高さが低くなっている。よって、物体側レンズ群と像側レンズ群の凹面によって、ペッツバール和を小さくすることができる。また、第2レンズ群からの収斂光束を第3レンズ群により、略平行光束に変更している。
そして、本実施形態の対物レンズでは、以下の条件式(1)、(2)を満足する正屈折力レンズを複数有し、複数の正屈折力レンズのうち、少なくとも1つの正屈折力レンズは負屈折力レンズとの接合面を持ち、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする。
−0.0065≦(np1129−nps)/(nps−1)≦−0.003 (1)
0.588≦1/nps≦0.667 (2)
0.1≦d1/WD≦1 (3)
ここで、
p1129は、正屈折力レンズの波長1129nmにおける屈折率、
psは、正屈折力レンズのs線(波長852.11nm)における屈折率、
WDは、液浸顕微鏡対物レンズの作動距離、
1は、最も物体側に位置するレンズの肉厚、
である。
条件式(1)を満足することで、s線における分散((nps−1)/(nA’−n)、ここでnA’は波長768.19nmにおける屈折率、nは波長1014.00nmにおける屈折率)が適度に小さく、波長1129nmにおけるs線に対する部分分散((np1129−nps)/(nA’−n))が適度に大きい硝材が、正屈折力レンズに用いられることになる。なお、このような硝材では、s線における分散は、s線において適度に小さいだけでなく、800nm〜1000nmの波長域においても適度に小さい。
また、波長1129nmにおけるs線に対する部分分散は、波長1129nmにおいて適度に大きいだけでなく、1129nm以上の波長においても適度に大きい。また、波長1129nmにおけるs線に対する部分分散は、s線に対して適度に大きいだけでなく、800nm〜1000nmの波長域に対しても適度に大きい。そのため、赤外域の広い範囲で、色収差を良好に補正できる。なお、以下の説明では、上述の波長(波長域)における分散や部分分散のことを、適宜、分散あるいは部分分散という。
条件式(1)の上限値を上回ると、正屈折力レンズにおける分散が小さくなりすぎるか、或いは部分分散が大きくなりすぎる。この場合、色収差の補正は容易になる。しかしながら、正屈折力レンズの屈折率が小さくなりやすい。そのため、高次収差の補正が困難になる。
条件式(1)の下限値を下回ると、正屈折力レンズにおける分散が大きくなりすぎるか、或いは部分分散が小さくなりすぎる。そのため、赤外域における広い範囲で、色収差を良好に補正することが困難になる。
また、条件式(2)を満足することで、正屈折力レンズの屈折率を大きくできる。これにより、高次収差の発生を抑えながら開口数を大きくでき、しかも作動距離を長くできる。
条件式(2)の上限値を上回ると、正屈折力レンズの屈折率が小さくなりすぎる。そのため、高次収差の発生を抑えられない。また、開口数を大きくすることが困難になる。
条件式(2)の下限値を下回ると、正屈折力レンズの屈折率が大きくなりすぎる。この場合、高次収差の発生は抑制が容易になる。しかしながら、正屈折力レンズにおける分散を小さくできない。そのため、色収差を良好に補正できない。
また、作動距離が長い対物レンズでは、最も物体側に位置する第1レンズ群のうちの最も物体側の面で、光線高が高くなる。そのため、最も物体側に位置するレンズ群において、高次収差と像面湾曲が発生しやすくなる。そこで、条件式(3)を満足することで、最も物体側に位置するレンズの厚みを作動距離に対して最適にできる。これにより、諸収差の発生を最小に抑えられる。なお、d1は光軸上における肉厚である。
なお、対物レンズの作動距離は、対物レンズの前端から試料(又はカバーガラス)までの距離である。ここで、観察位置が試料の内部である場合、対物レンズの作動距離は、対物レンズの前端から試料の表面までの距離ではなく、対物レンズの前端から試料内部の観察位置までの距離である。
条件式(3)の上限値を上回ると、最も物体側に位置する第1レンズ群のうちの最も像側の面で、光線高が高くなりすぎる。そのため、長い作動距離を得ることが難しい。
条件式(3)の下限値を下回ると、最も物体側に位置するレンズ群で、コマ収差の発生を抑えることが難しくなる。
なお、補正環を有する対物レンズでは、補正環の位置によって作動距離が変化する。このような対物レンズでは、全ての作動距離において条件式(3)を満足することが好ましい。
なお、条件式(1)に代えて、以下の条件式(1’)を満足するのが好ましい。
−0.0063≦(np1129−nps)/(nps−1)≦−0.0055 (1’)
また、条件式(2)に代えて、以下の条件式(2’)を満足するのが好ましい。
0.629≦1/nps≦0.65 (2’)
また、条件式(3)に代えて、以下の条件式(3’)を満足するのが好ましい。
0.3≦d1/WD≦0.7 (3’)
以上のように、本実施形態の対物レンズでは、作動距離を長くでき、しかも、赤外波長域の広い範囲で諸収差、特に色収差を十分に補正できる。
また、本実施形態の対物レンズでは、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
0.8≦r1c/r1i≦1.6 (4)
ここで、
1cは、第1レンズ群の接合レンズの接合面の曲率半径、
1iは、第1レンズ群の接合レンズの像側面の曲率半径、
である。
開口数が大きい対物レンズでは、最も物体側に位置する第1レンズ群のうちの最も像側の面で、光線高が高くなる。そのため、最も物体側に位置する第1レンズ群において、高次の球面収差や高次のコマ収差が発生し易くなる。そこで、条件式(4)を満足することで、第1レンズ群での光線高を最適にできる。これにより、高次の球面収差や高次のコマ収差を、同時に補正できる。
条件式(4)の上限値を上回ると、最も物体側に位置する第1レンズ群の像側で光線高が低くなりすぎる。このため、最も物体側に位置する第1レンズ群よりも像側にあるレンズ群で、高次の球面収差や高次のコマ収差の発生を抑えることが難しくなる。
条件式(4)の下限値を下回ると、最も物体側に位置する第1レンズ群のうちの最も像側の面で、光線高が高くなりすぎる。そのため、開口数を大きくすることが難しくなる。
なお、条件式(4)に代えて、以下の条件式(4’)を満足するのが好ましい。
1.1≦r1c/r1i≦1.5 (4’)
また、本実施形態の対物レンズでは、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
−0.013≦(nn1129−nns)/(nns−1)≦−0.0097 (5)
ここで、
n1129は、負屈折力レンズの波長1129nmにおける屈折率、
nsは、負屈折力レンズのs線(波長852.11nm)における屈折率、
である。
条件式(5)を満足することで、分散が適度に大きく、部分分散が適度に小さい硝材が、負屈折力レンズに用いられることになる。そのため、赤外域の広い範囲で、色収差を良好に補正できる。
条件式(5)の上限値を上回ると、負正屈折力レンズにおける分散が小さくなりすぎるか、或いは部分分散が大きくなりすぎる。そのため、赤外域における広い範囲で、色収差を良好に補正することが困難になる。
条件式(5)の下限値を下回ると、負屈折力レンズにおける分散が大きくなりすぎるか、或いは部分分散が小さくなりすぎる。この場合、色収差の補正は容易になる。しかしながら、負屈折力レンズの屈折率が大きくなりやすい。そのため、十分な内部透過率を持ち、歪の小さい硝材を負レンズに用いることが困難になる。
なお、条件式(5)に代えて、以下の条件式(5’)を満足するのが好ましい。
−0.011≦(nn1129−nns)/(nns−1)≦−0.0098 (5’)
また、本実施形態の対物レンズでは、以下の条件式(6)を満足することが好ましい。
0.29≦|(WD−d1)/r1c|≦0.48 (6)
ここで、
WDは、液浸顕微鏡対物レンズの作動距離、
1は、最も物体側に位置するレンズの肉厚、
1cは、第1レンズ群の接合レンズの接合面の曲率半径、
である。
条件式(6)を満足することで、十分な長さの作動距離を確保しながら、接合レンズの接合面で収差の発生を抑えられる。その結果、開口数を大きくすることと、作動距離を長くすることを両立できる。
条件式(6)の上限値を上回ると、接合レンズの接合面での光線高が高くなる。そのため、接合レンズの最も像側の面で収差が発生し易くなる。
条件式(6)の下限値を下回ると、接合レンズの接合面で収差が発生し易くなる。そのため、開口数を大きくすることと、作動距離を長くすることを両立させることが難しくなる。
なお、補正環を有する対物レンズでは、補正環の位置によって作動距離が変化する。このような対物レンズでは、全ての作動距離において条件式(6)を満足することが好ましい。
なお、条件式(6)に代えて、以下の条件式(6’)を満足するのが好ましい。
0.3≦|(WD−d1)/r1c|≦0.45 (6’)
また、本実施形態の対物レンズでは、第2レンズ群は、光軸に沿って移動する移動レンズ群を含み、以下の条件式(7)、(8)を満足することが好ましい。
−1.1≦mg2≦−0.8 (7)
−0.3≦f/f2m≦0 (8)
ここで、
g2は、第2レンズ群の倍率、
fは、液浸顕微鏡対物レンズの焦点距離、
2mは、移動レンズ群の焦点距離、
である。
第2レンズ群は移動レンズ群を有する。移動レンズ群の倍率が1倍或いは−1倍に近いと、レンズ群を移動させても焦点位置の近軸的な位置が変化しない。そのため、レンズ群の移動による、収差補正が簡単に行えるようになる。特に作動距離が長く、収差補正量の多い対物レンズでは、レンズ群の移動による焦点位置の変化が大きくなりやすい。条件式(7)を満足することで、レンズ群の移動による焦点位置の変化が小さくなる。よって、操作性と収差補正能力に優れた対物レンズが実現できる。
条件式(7)の上限値を上回る、或は下限値を下回ると、レンズ群の移動による焦点位置の変化が大きくなるので、操作性が悪化すると共に、球面収差の補正が十分にできない。
条件式(8)は、移動レンズ群の屈折力が負であることを示している。正屈折力のレンズ群では、負屈折力のレンズ群に比べて光線高が高い。そのため、正屈折力のレンズ群を移動させると、移動による収差の発生が大きくなる。特に球面収差の補正量が多い場合には、移動レンズ群には負屈折力のレンズ群が適している。条件式(8)を満足することで、球面収差以外の諸収差の変動を抑えられる。
条件式(8)の上限値を上回ると、移動レンズ群の物体側レンズ面の負屈折力が強くなりすぎる。この場合、移動レンズ群における光線高を上げてしまうことになる。そのため、移動レンズ群の移動による球面収差の補正が難しくなる。また、物体側レンズ面で、高次の球面収差や高次のコマ収差が発生し易くなる。
条件式(8)の下限値を下回ると、第2レンズ群での光線高が低くなりすぎる。この場合、第2レンズ群から出射する光束が発散し易くなる。そのため、コマ収差の補正が難しくなる。
なお、条件式(7)に代えて、以下の条件式(7’)を満足するのが好ましい。
−1.05≦mg2≦−0.85 (7’)
また、条件式(8)に代えて、以下の条件式(8’)を満足するのが好ましい。
−0.28≦f/f2m≦−0.05 (8’)
また、第3実施形態の液浸顕微鏡対物レンズは、赤外波長域で試料深部まで観察可能であり、800nmから1300nmまでの赤外波長域で色収差が補正されていることを特徴とする。
このようにすることで、赤外域の広い範囲で色収差をより良好に補正できる。
更に、800nmから1650nmまでの赤外波長域で色収差が補正されていることが望ましい。
また、本実施形態の顕微鏡は、スキャナー部と、本体部と、顕微鏡対物レンズと、を備え、顕微鏡対物レンズに上述のいずれかの液浸顕微鏡対物レンズが用いられることを特徴とする。
このようにすることで、赤外域において、良好な試料の観察や撮像等が行える顕微鏡を実現できる。
以下に、本発明に係る液浸顕微鏡対物レンズの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
以下、本発明の液浸顕微鏡対物レンズの実施例1〜3について説明する。実施例1〜3にかかる液浸顕微鏡対物レンズの光学構成を示す光軸に沿う断面を、それぞれ図1〜3に示す。これらの断面図中、L1〜L16は各レンズを示している。また、図11は結像レンズの断面図である。
なお、実施例1〜3の液浸顕微鏡対物レンズは、無限遠補正の顕微鏡対物レンズである。無限遠補正の顕微鏡対物レンズでは、顕微鏡対物レンズから出射する光束が平行になるので、それ自体では結像しない。そのため、この平行光束は、例えば、図11に示すような結像レンズで集光される。そして、平行光束が集光された位置に試料面の像が形成される。
また、各条件式は、いずれの条件式を単独で用いても、自由に組み合わせて用いてもよく、本発明の効果を奏する。また、条件式の上限値、下限値をそれぞれ単独に変更した条件式であってもよく、同様に本発明の効果を奏する。
次に、実施例1に係る対物レンズについて説明する。実施例1の対物レンズは、図1に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、からなる。
第1レンズ群G1は、正の屈折力を有し、物体側から順に、平凸正レンズL1と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、両凸正レンズL3と、からなる。ここで、平凸正レンズL1と正メニスカスレンズL2とが接合されている。
第2レンズ群G2は、正の屈折力を有し、物体側から順に、両凸正レンズL4と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と、両凸正レンズL7と、両凹負レンズL8と、両凸正レンズL9と、両凸正レンズL10と、両凹負レンズL11と、からなる。ここで、両凸正レンズL4と負メニスカスレンズL5とが接合されている。また、負メニスカスレンズL6、両凸正レンズL7及び両凹負レンズL8が接合されている。また、両凸正レンズL10と両凹負レンズL11とが接合されている。第2レンズ群G2は、全体として正の屈折力を有し、発散光束を収斂光束に変えている。
第3レンズ群G3は、負の屈折力を有し、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL14と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL15と、からなる。ここで、正メニスカスレンズL12と負メニスカスレンズL13とが接合されている。第3レンズ群G3は、全体として負の屈折力を有し、収斂光束を略平行光束に変えている。
また、第3レンズ群G3は、物体側レンズ群と像側レンズ群からなる。物体側レンズ群は、接合レンズ(正メニスカスレンズL12と負メニスカスレンズL13)で構成されている。接合レンズでは、最も像側の面(負メニスカスレンズL13の像側面)が像面に凹面を向けている。また、像側レンズ群は、負メニスカスレンズL14と正メニスカスレンズL15で構成されている。負メニスカスレンズL14では、最も物体側の面が試料面に凹面を向けている。
条件式(1)を満足する正屈折力レンズは、両凸正レンズL3、両凸正レンズL4、両凸正レンズL7、両凸正レンズL9及び両凸正レンズL10である。
条件式(2)を満足する正屈折力レンズは、両凸正レンズL3、両凸正レンズL4、両凸正レンズL9、両凸正レンズL10及び正メニスカスレンズL12である。
また、条件式(1)、(2)を満足する正屈折力レンズと負屈折力レンズの接合面の数は2面である。
また、条件式(5)を満足する負屈折力レンズは、負メニスカスレンズL5、負メニスカスレンズL6、両凹負レンズL8、両凹負レンズL11及び負メニスカスレンズL13である。
また、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2及び第3レンズ群G3は、いずれも移動しない(位置が固定である)。
次に、実施例2に係る対物レンズについて説明する。実施例2の対物レンズは、図2に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、からなる。
第1レンズ群G1は、正の屈折力を有し、物体側から順に、平凸正レンズL1と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、両凸正レンズL3と、からなる。ここで、平凸正レンズL1と正メニスカスレンズL2とが接合されている。
第2レンズ群G2は、正の屈折力を有し、物体側から順に、両凸正レンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と、両凸正レンズL8と、両凹負レンズL9と、両凸正レンズL10と、両凸正レンズL11と、両凹負レンズL12と、からなる。ここで、物体側の接合レンズでは、両凸正レンズL4、両凹負レンズL5及び両凸正レンズL6が接合されている。また、中央の接合レンズでは、負メニスカスレンズL7、両凸正レンズL8及び両凹負レンズL9が接合されており、また、像側の接合レンズでは、両凸正レンズL11と両凹負レンズL12が接合されている。第2レンズ群G2は、全体として正の屈折力を有し、発散光束を収斂光束に変えている。
第3レンズ群G3は、負の屈折力を有し、物体側から順に、平凸正レンズL13と、平凹負レンズL14と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL15と、平凸正レンズL16と、からなる。ここで、平凸正レンズL13と平凹負レンズL14とが接合されている。第3レンズ群G3は、全体として負の屈折力を有し、収斂光束を略平行光束に変えている。
また、第3レンズ群G3は、物体側レンズ群と像側レンズ群からなる。物体側レンズ群は、接合レンズ(平凸正レンズL13と、平凹負レンズL14)で構成されている。この接合レンズでは、最も像側の面(平凹負レンズL14の像側面)が像面に凹面を向けている。また、像側レンズ群は、負メニスカスレンズL15と平凸正レンズL16で構成されている。負メニスカスレンズL15では、最も物体側の面が試料面に凹面を向けている。
条件式(1)を満足する正屈折力レンズは、両凸正レンズL3、両凸正レンズL4、両凸正レンズL6、両凸正レンズL8、両凸正レンズL10及び両凸正レンズL11である。
また、条件式(2)を満足する正屈折力レンズは、両凸正レンズL3、両凸正レンズL4、両凸正レンズL6、両凸正レンズL10、両凸正レンズL11及び平凸正レンズL13である。
また、条件式(1)、(2)を満足する正屈折力レンズと負屈折力レンズの接合面の数は3面である。
また、条件式(5)を満足する負屈折力レンズは、両凹負レンズL5、負メニスカスレンズL7、両凹負レンズL9、両凹負レンズL12及び負メニスカスレンズL15である。
また、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は、いずれも移動しない(位置が固定である)。一方、第2レンズ群G2では、像側の接合レンズが光軸に沿って移動する。
次に、実施例3に係る対物レンズについて説明する。実施例3の対物レンズは、図3に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、からなる。
第1レンズ群G1は、正の屈折力を有し、物体側から順に、平凸正レンズL1と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、両凸正レンズL3と、からなる。ここで、平凸正レンズL1と正メニスカスレンズL2とが接合されている。
第2レンズ群G2は、正の屈折力を有し、物体側から順に、両凸正レンズL4と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と、両凸正レンズL7と、両凹負レンズL8と、両凸正レンズL9と、両凸正レンズL10と、両凹負レンズL11と、からなる。ここで、物体側の接合レンズでは、両凸正レンズL4と負メニスカスレンズL5とが接合されている。また、中央の接合レンズでは、負メニスカスレンズL6、両凸正レンズL7及び両凹負レンズL8が接合されている。また、像側の接合レンズでは、両凸正レンズL10と両凹負レンズL11とが接合されている。第2レンズ群G2は、全体として正の屈折力を有し、発散光束を収斂光束に変えている。
第3レンズ群G3は、負の屈折力を有し、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL14と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL15と、からなる。ここで、正メニスカスレンズL12と負メニスカスレンズL13とが接合されている。第3レンズ群G3は、全体として負の屈折力を有し、収斂光束を略平行光束に変えている。
また、第3レンズ群G3は、物体側レンズ群と像側レンズ群からなる。物体側レンズ群は、接合レンズ(正メニスカスレンズL12と負メニスカスレンズL13)で構成されている。接合レンズでは、最も像側の面(両凹負レンズL11の像側面)が像面に凹面を向けている。また、像側レンズ群は、負メニスカスレンズL14と正メニスカスレンズL15で構成されている。負メニスカスレンズL14では、最も物体側の面が試料面に凹面を向けている。
条件式(1)を満足する正屈折力レンズは、両凸正レンズL3、両凸正レンズL4、両凸正レンズL7、両凸正レンズL9、両凸正レンズL10及び正メニスカスレンズL12である。
条件式(2)を満足する正屈折力レンズは、両凸正レンズL3、両凸正レンズL4、両凸正レンズL9、両凸正レンズL10及び正メニスカスレンズL12である。
また、条件式(1)、(2)を満足する正屈折力レンズと負屈折力レンズの接合面の数は3面である。
また、条件式(5)を満足する負屈折力レンズは、負メニスカスレンズL5、負メニスカスレンズL6、両凹負レンズL8、両凹負レンズL11及び負メニスカスレンズL13である。
また、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は、いずれも移動しない(位置が固定である)。一方、第2レンズ群G2では、中央の接合レンズが光軸に沿って移動する。
次に、上述の各実施例の対物レンズを構成する光学部材の数値データを掲げる。なお、各実施例の数値データにおいて、rは各レンズ面の曲率半径(ただし、r1とr2は仮想面)、dは各レンズの肉厚または空気間隔(ただし、d1はカバーガラスの厚み、d2は浸液層の厚み)、n900は各レンズの波長900nmでの屈折率、nsは各レンズのs線での屈折率、n1129は各レンズの波長1129nmでの屈折率、ndは各レンズのd線での屈折率、νdは各レンズのアッべ数、NAは開口数、fは対物レンズ全系の焦点距離、βは倍率を示している。なお、倍率βは、後述の結像レンズ(焦点距離180mm)と組み合わせたときの倍率である。
数値データにおいて、d1の値が0の場合、これは、試料と対物レンズの間にカバーガラスが存在していない状態を示している。この状態では、浸液を介して試料の像が形成される。また、この場合、仮想面r1とr2は、共に浸液と試料面との境界を示している。
一方、d1の値が0でない場合、これは、試料と対物レンズの間にカバーガラス存在している状態を示している。この状態では、カバーガラスと浸液とを介して試料の像が形成される。また、この場合、仮想面r1は試料面とカバーガラスとの境界、r2はカバーガラスと浸液との境界を示している。なお、カバーガラスを試料とみなすと、仮想面r2が浸液と試料面の境界、仮想面r1は試料の内部になる。よって、試料の内部を観察できることは明らかである。
実施例2の対物レンズでは、カバーガラスの有無や浸液の種類の変化に左右されずに、良好な試料像が得られる。そのために、実施例2の対物レンズでは、第2レンズ群が移動レンズ群を含んでいる。同様に、実施例3の対物レンズでも、第2レンズ群が移動レンズ群を含んでいる。
なお、数値実施例2と数値実施例3における面データは、状態1のときの数値である。状態1〜3の違いは以下のとおりである。また、各種データの欄に、状態1〜3の各々について数値を示している。なお、曲率半径r、面間隔dの単位はmmである。

カバーガラス 浸液
状態1 なし 液A
状態2 なし 液B
状態3 あり 液C
数値実施例1
NA=0.95、f=7.2064mm、β=−24.996

面データ
面番号 r d n900 ns n1129 nd νd
1 ∞ 0
2 ∞ 8.05 1.37174 1.37256 1.36825 1.37919 52.4
3 ∞ 3.3000 1.45182 1.45253 1.44894 1.4585 67.83
4 -15.503 3.5043 1.86397 1.86572 1.85776 1.883 40.76
5 -10.9366 0.2
6 70.9239 4.723 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
7 -28.9945 0.2
8 33.6542 8.2116 1.52216 1.52278 1.51982 1.52855 76.98
9 -18.8907 2 1.62408 1.6254 1.6191 1.63775 42.41
10 -72.4466 0.4898
11 27.0592 2.2 1.62408 1.6254 1.6191 1.63775 42.41
12 12.5744 8 1.43436 1.4348 1.43269 1.43875 94.93
13 -19.6835 1.7000 1.71843 1.72021 1.71215 1.7380 32.26
14 25.8438 0.1993
15 26.0963 3.1916 1.58713 1.58791 1.58426 1.5952 67.74
16 -114.2664 0.25
17 18.0405 4.1529 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
18 -154.8247 1.5 1.65754 1.65897 1.65237 1.673 38.15
19 20.3617 0.25
20 7.8324 4.8473 1.59433 1.59519 1.59103 1.603 65.44
21 12.1045 1.2 1.71843 1.72021 1.71215 1.738 32.26
22 4.7298 7.6818
23 -6.4614 1.4993 1.78837 1.78986 1.78284 1.804 46.57
24 -15.0028 7.481
25 -28.8551 3.4221 1.71843 1.72021 1.71215 1.738 32.26
26 -12.9992
数値実施例2
NA=0.9、f=7.223mm、β=−25.001

面データ
面番号 r d n900 ns n1129 nd νd
1 ∞ 0
2 ∞ 8.05 1.37174 1.37256 1.36825 1.37919 52.4
3 ∞ 3 1.45182 1.45253 1.44894 1.45852 67.83
4 -15.503 2.8 1.86397 1.86572 1.85776 1.883 40.76
5 -10.6423 0.2
6 159.1998 3.8057 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
7 -24.9831 0.2
8 30.7784 5.1456 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
9 -30.2878 1.97 1.65754 1.65897 1.65237 1.673 38.15
10 41.5763 3.3218 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
11 -58.5863 (可変)
12 35.2975 1.95 1.65754 1.65897 1.65237 1.673 38.15
13 14.4557 7.2883 1.43436 1.4348 1.43269 1.43875 94.93
14 -14.4557 1.75 1.65754 1.65897 1.65237 1.673 38.15
15 32.7726 (可変)
16 30.1295 2.7279 1.56178 1.56248 1.5592 1.56907 71.3
17 -134.1343 0.25
18 12.7389 6.5092 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
19 -20.7032 1.75 1.60085 1.60206 1.59633 1.6134 44.27
20 20.2108 0.25
21 9.0084 3.5502 1.59433 1.59519 1.59103 1.603 65.44
22 ∞ 1.5 1.78837 1.78986 1.78284 1.804 46.57
23 5.0183 3.9824
24 -6.0016 2.2 1.65754 1.65897 1.65237 1.673 38.15
25 -17.5334 10.1237
26 ∞ 2.9808 1.71843 1.72021 1.71215 1.738 32.26
27 -23.0792

各種データ
状態1
d n900 ns n1129 nd νd
d1 0
d2 8.05 1.37174 1.37256 1.36825 1.37919 52.4
d11 2.4361
d15 2.0921

状態2
d n900 ns n1129 nd νd
d1 0
d2 7.78359 1.32666 1.3274 1.32342 1.33304 55.79
d11 0.40991
d15 4.11833

状態3
d n900 ns n1129 nd νd
d1 0.23 1.51497 1.51587 1.51215 1.52396 54.41
d2 7.98534 1.39737 1.39799 1.39523 1.4042 52.02
d11 3.77834
d15 0.74990
数値実施例3
NA=0.95、f=7.223mm、β=−25.001

面データ
面番号 r d n900 ns n1129 nd νd
1 ∞ 0
2 ∞ 8.05 1.37174 1.37256 1.36825 1.37919 52.40
3 ∞ 3.3000 1.45182 1.45253 1.44894 1.4585 67.83
4 -15.503 3.2744 1.86397 1.86572 1.85776 1.883 40.76
5 -10.8669 0.2
6 122.215 3.8912 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
7 -32.1014 0.2
8 27.265 6.1621 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
9 -29.4419 2 1.62408 1.6254 1.6191 1.63775 42.41
10 -101.0096 (可変)
11 25.7867 2.2 1.62408 1.6254 1.6191 1.63775 42.41
12 14.1247 8 1.43436 1.4348 1.43269 1.43875 94.93
13 -18.2013 1.7000 1.71843 1.72021 1.71215 1.7380 32.26
14 19.097 (可変)
15 47.5661 2.4694 1.58713 1.58791 1.58426 1.5952 67.74
16 -60.7093 0.25
17 17.1062 5.855 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
18 -17.7957 1.5 1.65754 1.65897 1.65237 1.673 38.15
19 33.676 0.25
20 7.979 5.7162 1.58713 1.58791 1.58426 1.59522 67.74
21 70.8221 1.2 1.71843 1.72021 1.71215 1.738 32.26
22 4.7288 6.3016
23 -6.2016 1.4288 1.78837 1.78986 1.78284 1.804 46.57
24 -15.8568 6.7766
25 -49.1597 3.702 1.71843 1.72021 1.71215 1.738 32.26
26 -14.2057

各種データ
状態1
d n900 ns n1129 nd νd
d1 0
d2 8.05 1.37174 1.37256 1.36825 1.37919 52.4
d10 2.10907
d14 2.78783

状態2
d n900 ns n1129 nd νd
d1 0
d2 7.7636 1.32666 1.3274 1.32342 1.33304 54.4
d10 0.48984
d14 4.40706

状態3
d n900 ns n1129 nd νd
d1 0.23 1.51497 1.51587 1.51215 1.52396 54.41
d2 7.99800 1.39737 1.39799 1.39523 1.4042 52.02
d10 3.15900
d14 1.73789
結像レンズ

面データ
面番号 r d n900 ns n1129 nd νd
1 95.2596 5.3317 1.56907 1.56395 1.5592 1.56907 71.3
2 -116.2766 2.8267 1.50847 1.50296 1.49723 1.50847 61.19
3 80.4059 16.3504
4 92.0498 8.7567 1.48749 1.48282 1.47778 1.48749 70.23
5 -73.2447 4.8745 1.62408 1.62540 1.61910 1.63775 42.41
6 -292.408

焦点距離 180mm
図4〜10は、実施例1〜3に係る対物レンズの収差図であって、以下の状態における収差図である。
実施例 状態
図4 実施例1 状態1
図5 実施例2 状態1
図6 実施例2 状態2
図7 実施例2 状態3
図8 実施例3 状態1
図9 実施例3 状態2
図10 実施例3 状態3
また、これらの収差図において、”IM.H”(単位mm)は像高である。また、(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ、球面収差(SA)、正弦条件違反量(OSC)、非点収差(AS)、コマ収差(DZY)を示している。
また、本実施例の対物レンズの色収差の発生量を示す様子を図12に示す。図12において、グラフの縦軸は距離(単位μm)で0が焦点位置、横軸は波長(単位nm)である。また、点線は焦点深度の上限値と下限値、実線と破線と1点鎖線は3つの対物レンズの色収差の発生量を示している。この3つの対物レンズは、いずれも本実施例の対物レンズである。
図12に示すように、約800nm以上の範囲で、実線と破線は、いずれも点線で示す上限値と下限値の内側に位置している。これは、本実施例の対物レンズでは、赤外域の広い範囲で色収差が良好に補正されていることを示している。なお、図12では、1635nmまでしか示していないが、少なくとも1650nmまで、色収差の発生量は焦点深度内になっている。
次に、各実施例における条件式(1)〜(6)の値を掲げる。
条件式 実施例1 実施例2 実施例3
(1) (np1129-nps)/(nps-1) L3 -0.006 L3 -0.006 L3 -0.006
L4 -0.006 L4 -0.006 L4 -0.006
L7 -0.005 L6 -0.006 L7 -0.005
L9 -0.006 L8 -0.005 L9 -0.006
L10 -0.006 L10 -0.006 L10 -0.006
L11 -0.006 L11 -0.006
(2) 1/nps L3 0.630 L3 0.630 L3 0.630
L4 0.657 L4 0.630 L4 0.630
L9 0.630 L6 0.630 L9 0.630
L10 0.630 L10 0.640 L10 0.630
L12 0.627 L11 0.630 L12 0.630
L13 0.627
(3) d1/WD 状態1 0.410 0.373 0.407
状態2 0.385 0.425
状態3 0.365 0.398
(4) r1c/r1i 1.418 1.457 1.427
(5) (nn1129-nns)/(nns-1) L5 -0.010 L5 -0.010 L5 -0.010
L6 -0.010 L7 -0.010 L6 -0.010
L8 -0.011 L9 -0.010 L8 -0.011
L11 -0.010 L12 -0.010 L11 -0.010
L13 -0.011 L15 -0.010 L13 -0.010
(6) (WD-d1)/r1c 状態1 0.306 0.326 0.308
状態2 0.309 0.288
状態3 0.337 0.320
(7) mg2 - -1.014 0.860
(8) f/f2m - -0.222 -0.269
図13は、本実施形態の顕微鏡を示す図である。図13には、顕微鏡の一例として、レーザ走査型共焦点顕微鏡の外観構成例が示されている。図13に示すように、顕微鏡10は、本体部1、対物レンズ2、レボルバ3、対物レンズ上下機構4、ステージ5、透過照明装置6、観察鏡筒7、共焦点スキャナー8(以下、適宜「スキャナー8」という)を有する。また、顕微鏡10には画像処理装置20が接続され、この画像処理装置20に画像表示装置21が接続されている。本実施形態の顕微鏡では、この対物レンズ2に、本実施形態の液浸顕微鏡対物レンズが用いられている。
ステージ5は本体部1に設けられている。このステージ5の上に、試料9が載置される。また、本体部1の上方に、透過照明装置6が設けられている。この、透過照明装置6によって、可視光の透過照明光が試料9に照射される。試料9からの光は、対物レンズ2を通過して観察鏡筒7に到達する。ユーザは、観察鏡筒7を介して、試料9を可視光で観察することができる。
また、本体部1の後方(紙面右側)には、レーザ光源(不図示)とスキャナー8が設けられている。レーザ光源とスキャナー8は、ファイバ(不図示)で接続されている。スキャナー8は、ガルバノスキャナー、ピンホール、及び光検出素子などが内部に配置されており、スキャナー部を構成する。レーザ光源は2光子励起が可能な赤外光を発生するレーザである。レーザ光源からの光は、スキャナー8を通過後、対物レンズ2に入射する。対物レンズ2は、ステージ5の下方に位置している。よって、下方からも試料9の照明が行なわれる。
試料9からの光(反射光や蛍光)は、対物レンズ2を通過後、スキャナー8を介して、光検出素子で検出される。2光子励起では焦点位置のみから蛍光が生じるので、共焦点観察ができる。共焦点観察では、試料9の断面像を得ることができる。よって、2光子励起ではピンホールを用いなくても良い。
レボルバ3には、対物レンズ上下機構4が接続されている。対物レンズ上下機構4は、対物レンズ2(レボルバ3)を、光軸方向に移動させることができる。試料9の光軸方向の断面像を複数得る場合は、対物レンズ上下機構4によって対物レンズ2を移動させればよい。
光検出素子で得られた信号は、画像処理装置20に送信される。画像処理装置20で信号処理が行なわれ、試料9の画像が画像表示装置21で表示される。
上述の例では、本実施形態の液浸顕微鏡対物レンズを、2光子励起観察に用いている。
しかしながら、本実施形態の液浸顕微鏡対物レンズを、例えば、全反射蛍光観察に用いることもできる。その場合は、レーザ光源からの光束径を、液浸顕微鏡対物レンズの有効口径よりも小さくしておく。そして、その光束を、液浸顕微鏡対物レンズの光軸を含まないように、液浸顕微鏡対物レンズに入射させるようにする。また、試料9からの蛍光を、ピンホールを介さずに、光検出素子で検出すればよい。
また、本実施形態では、液浸顕微鏡対物レンズを可視光観察にも用いている。もし可視域での収差性能が充分ではない場合は、可視観察用対物レンズと2光子励起観察用対物レンズの2つをレボルバ3に装着し、観察方法ごとに切り替えて使用してもよい。
なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。
以上のように、本発明は、作動距離が長く、赤外波長域の広い範囲で諸収差、特に色収差が十分に補正された液浸顕微鏡対物レンズ及びそれを用いた顕微鏡に適している。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
1 本体部
2 対物レンズ
3 レボルバ
4 対物レンズ上下機構
5 ステージ
6 透過照明装置
7 観察鏡筒
8 スキャナー
9 試料
10 顕微鏡
20 画像処理装置
21 画像表示装置

Claims (7)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、を備え、
    前記第1レンズ群は、接合レンズと、少なくとも1つの正の単レンズと、からなり、前記接合レンズは、正レンズとメニスカスレンズとで構成され、
    前記第2レンズ群は、発散光束を収斂光束に変え、
    前記第3レンズ群は、物体側レンズ群と、像側レンズ群と、からなり、
    前記物体側レンズ群では、最も像側の面が像面に凹面を向けており、前記像側レンズ群では、最も物体側の面が物体面に凹面を向けており、
    以下の条件式(1)、(2)を満足する正屈折力レンズを複数有し、
    複数の前記正屈折力レンズのうち、少なくとも1つの前記正屈折力レンズは負屈折力レンズとの接合面を持ち、
    以下の条件式(3)を満足することを特徴とする液浸顕微鏡対物レンズ。
    −0.0065≦(np1129−nps)/(nps−1)≦−0.003 (1)
    0.588≦1/nps≦0.667 (2)
    0.1≦d1/WD≦1 (3)
    ここで、
    p1129は、前記正屈折力レンズの波長1129nmにおける屈折率、
    psは、前記正屈折力レンズのs線(波長852.11nm)における屈折率、
    WDは、前記液浸顕微鏡対物レンズの作動距離、
    1は、最も物体側に位置するレンズの肉厚、
    である。
  2. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の液浸顕微鏡対物レンズ。
    0.8≦r1c/r1i≦1.6 (4)
    ここで、
    1cは、前記第1レンズ群の前記接合レンズの接合面の曲率半径、
    1iは、前記第1レンズ群の前記接合レンズの像側面の曲率半径、
    である。
  3. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の液浸顕微鏡対物レンズ。
    −0.013≦(nn1129−nns)/(nns−1)≦−0.0097 (5)
    ここで、
    n1129は、前記負屈折力レンズの波長1129nmにおける屈折率、
    nsは、前記負屈折力レンズのs線(波長852.11nm)における屈折率、
    である。
  4. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液浸顕微鏡対物レンズ。
    0.29≦|(WD−d1)/r1c|≦0.48 (6)
    ここで、
    WDは、前記液浸顕微鏡対物レンズの作動距離、
    1は、前記最も物体側に位置するレンズの肉厚、
    1cは、前記第1レンズ群の前記接合レンズの接合面の曲率半径、
    である。
  5. 前記第2レンズ群は、光軸に沿って移動する移動レンズ群を含み、
    以下の条件式(7)、(8)を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液浸顕微鏡対物レンズ。
    −1.1≦mg2≦−0.8 (7)
    −0.3≦f/f2m≦0 (8)
    ここで、
    g2は、前記第2レンズ群の倍率、
    fは、前記液浸顕微鏡対物レンズの焦点距離、
    2mは、前記移動レンズ群の焦点距離、
    である。
  6. 赤外波長域で試料深部まで観察可能であり、800nmから1300nmまでの赤外波長域で色収差が補正されていることを特徴とする液浸顕微鏡対物レンズ。
  7. スキャナー部と、本体部と、顕微鏡対物レンズと、を備え、
    前記顕微鏡対物レンズに請求項1〜6のいずれか1項に記載の液浸顕微鏡対物レンズが用いられることを特徴とする顕微鏡。
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