JP2006194976A - 対物レンズ - Google Patents

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豊 末永
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Abstract

【課題】 実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)のように瞳位置が内部にある光学系と組み合わせる場合でも、その有効径を大型化せずに、物体側のテレセントリック性を確保できる対物レンズを提供する。
【解決手段】 無限遠補正型の対物レンズ10であって、物体10Aの中間像を形成する第1光学系G1,G2と、中間像をリレーする第2光学系G3とを備え、対物レンズの後側焦点面10Bは、第2光学系のレンズ面のうち最も像側のレンズ面8Aより像側に位置し、最も像側のレンズ面8Aと後側焦点面10Bとの距離Xは、対物レンズの焦点距離fを用いて、条件式「X/f>1.5」を満足する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無限遠補正型の対物レンズに関し、特に、実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)と組み合わせて高倍観察を行う場合に好適な対物レンズに関する。
実体顕微鏡は、左右の変倍系(例えばズーム系)を有し、立体視が可能である。このため、精密機械工業や生物解剖や手術など、細かい処置が必要な分野で使われている。その場合の観察倍率は、主に低倍域〜中倍域である。なお、実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)の物体側はアフォーカルであり、実体顕微鏡の対物レンズは無限遠補正型である。
また、実体顕微鏡での観察中に、実体顕微鏡の対物レンズを退避させて、左右の変倍系(例えばズーム系)の何れか一方の光路上に高倍用の対物レンズ(無限遠補正型)を配置することにより、標本の特定の部分を高倍観察することも提案されている(例えば非特許文献1,2を参照)。この場合、立体視ではなく平面的な観察となる。
Carl Zeiss MicroImaging Inc.「New M2 Mat」カタログ, 2002 Leica Microsystems Inc.「MZ FLIII」カタログ, 2003
しかしながら、高倍用の対物レンズは大きな開口数の肉厚系であり、その後側焦点面が対物レンズの内部に位置する。また、実体顕微鏡の変倍系の瞳は変倍系の内部に位置する。このため、実体顕微鏡の変倍系の光路上に高倍用の対物レンズを配置すると、変倍系の内部で視野周辺の光束がケラレてしまい、良好な高倍観察を行うことは難しい。
また、その高倍観察を工業用に使うためには実体顕微鏡の変倍系の上部に同軸落射照明装置を設けることが必要になるが、物体側のテレセントリック性を確保できないため、照明光束が対物レンズや変倍系でケラレてしまい、画面周辺部が極端に暗くなり、実用的な同軸落射照明を行うことができない。
そこで、高倍用の対物レンズをレトロフォーカスタイプとすることが考えられる。しかし、この構成では、高倍用の対物レンズの有効径が大きくなり、実用的な大きさとすることができない。
本発明の目的は、実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)のように瞳位置が内部にある光学系と組み合わせる場合でも、その有効径を大型化せずに、物体側のテレセントリック性を確保できる対物レンズを提供することにある。
請求項1に記載の対物レンズは、無限遠補正型の対物レンズであって、物体の中間像を形成する第1光学系と、前記中間像をリレーする第2光学系とを備え、前記対物レンズの後側焦点面は、前記第2光学系のレンズ面のうち最も像側のレンズ面より像側に位置し、前記最も像側のレンズ面と前記後側焦点面との距離Xは、前記対物レンズの焦点距離fを用いて、条件式「X/f>1.5」を満足するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の対物レンズにおいて、前記第1光学系は、像側に、正の屈折力を有する第1レンズ群を含み、前記第2光学系は、物体側に、正の屈折力を有する第2レンズ群を含み、前記中間像は、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間に形成されるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の対物レンズにおいて、前記第1光学系のレンズ面のうち最も物体側のレンズ面と前記中間像の形成面との間、または、該中間像の形成面と前記後側焦点面との間に、正立プリズムを配置したものである。
本発明の対物レンズによれば、実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)のように瞳位置が内部にある光学系と組み合わせる場合でも、その有効径を大型化せずに、物体側のテレセントリック性を確保することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の対物レンズ10は、図1に示す通り、物体面10Aの側から順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、正立プリズムPBと、正の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3とで構成される。
本実施形態の対物レンズ10は、無限遠補正型であり、実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)のように物体側がアフォーカルな光学系と組み合わせて、物体面10Aの観察を行う場合に用いられる。
また、本実施形態の対物レンズ10は、高倍用である。このため、実体顕微鏡の観察中に、実体顕微鏡の対物レンズを退避させて、左右の変倍系(例えばズーム系)の何れか一方の光路上に本実施形態の対物レンズ10(図1)を配置することにより、物体面10Aの特定の部分を高倍観察することができる。
さらに、本実施形態の対物レンズ10では、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に比較的大きな空間が存在し、この空間内に中間結像点IMが存在する。中間結像点IMには、第1レンズ群G1と正立プリズムPBと第2レンズ群G2との作用によって、物体面10Aの中間像が形成される。そして、中間結像点IMよりも像側に位置する第3レンズ群G3は、物体面10Aの中間像をリレーする。
ここで、物体面10Aの光軸中心からの光束は、第1レンズ群G1を介して略平行な光束となり、正立プリズムPBに入射する。正立プリズムPBとしては、例えば、ペカンプリズムやアッベプリズムなどを用いることができる。正立プリズムPBを通過した光束は、第2レンズ群G2を介して中間結像点IMに集光される。その後、第3レンズ群G3を介して再び略平行な光束となり、対物レンズ10の後段の光学系に導かれる。
対物レンズ10の後段に、図2に示すようなズーム系(30,40)と光路分割素子PBとが配置される場合、対物レンズ10からの略平行な光束は、ズーム部30を介して変倍され、光路分割素子BSを通過した後、結像部40を介して集光され、像面40Aに到達する。像面40Aには、物体面10Aの最終像が形成される。
ズーム部30は、図2に示す通り、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4とで構成され、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3が変倍用のレンズ群となっている。結像部40は、正の屈折力を有するレンズ群G5からなる。
そして、ズーム部30の第1レンズ群G1と第4レンズ群G4を固定し、結像部40のレンズ群G5を固定した状態で、変倍用のレンズ群(G2,G3)を光軸方向に沿って移動させることにより、物体面10Aの最終像の観察倍率を任意に変更することができる。観察倍率は、本実施形態の対物レンズ10の焦点距離と、ズーム部30と結像部40とを組み合わせた光学系(つまりズーム系(30,40))の焦点距離との比によって決まる。
ズーム系(30,40)は、例えば実体顕微鏡の左右のズーム系の何れか一方に相当する。光路分割素子PBは、本実施形態の対物レンズ10(図1)を実体顕微鏡の左右のズーム系の何れか一方(図2のズーム系(30,40))の光路上に配置する際に、ズーム部30と結像部40との間に挿入され、ズーム部30からの平行光束を左右の結像部(図2には一方の結像部40のみ図示)に振り分ける光学素子である。
また、ズーム系(30,40)が実体顕微鏡のズーム系である場合、ズーム系(30,40)の瞳位置は、ズーム系(30,40)の内部にある。このため、ズーム系(30,40)よりも物体側に配置される対物レンズの後側焦点面が、ズーム系(30,40)の瞳位置から大きく離れ、従来の対物レンズのように対物レンズの内部に位置すると、物体側のテレセントリック性を確保できなくなる。
そこで、本実施形態の対物レンズ10(図1)では、その後側焦点面10Bが、第3レンズ群G3のレンズ面のうち最も像側のレンズ面8Aより像側(つまりレンズ系の外側)に位置するように構成する。また、最も像側のレンズ面8Aと後側焦点面10Bとの距離Xが、対物レンズ10の焦点距離fを用いて次の条件式(1)を満足するように構成する。
X/f>1.5 …(1)
物体面10Aから後側焦点面10Bまでの光路を説明すると、物体面10Aからの平行光束は、第1レンズ群G1を介して正立プリズムPBの内部に一度集光し、正立プリズムPBを通過した後、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3を介して像側にリレーされ、後側焦点面10Bに再び集光される。
上記の条件式(1)を満足する場合、対物レンズ10の後側焦点面10Bは、最も像側のレンズ面8Aより比較的遠い位置(つまり実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)のように瞳位置が内部にある光学系の瞳近傍)に設定されたことになる。
したがって、本実施形態の対物レンズ10によれば、実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)のように瞳位置が内部にある光学系と組み合わせる場合でも、物体側のテレセントリック性を確保することができる。このため、変倍系の内部で視野周辺の光束がケラレることがなく、物体面10Aの高倍観察を良好に行うことができる。
また、物体側のテレセントリック性を確保できるため、実体顕微鏡の変倍系の上部に同軸落射照明装置を設ける場合でも、照明光束が対物レンズ10や変倍系でケラレることはない。したがって、画面周辺部が極端に暗くなるという事態も発生せず、実用的な同軸落射照明を行うことができる。
さらに、本実施形態の対物レンズ10によれば、後側焦点面10Bが最も像側のレンズ面8Aより像側に位置することに加えて、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に中間結像点IMが存在するため、対物レンズ10の有効径(特に最も物体側の第1レンズ群G1の有効径)が大型化することもなく、実用的な大きさとすることができる。
つまり、本実施形態の対物レンズ10によれば、大きな開口数NAの肉厚系であるにも拘わらず、後側焦点面10Bの位置の(上記の条件式(1))と中間結像点IMの存在により、実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)のように瞳位置が内部にある光学系と組み合わせる場合でも、対物レンズ10の有効径を大型化せずに、物体側のテレセントリック性を確保することができる。
なお、上記した第1レンズ群G1と第2レンズ群G2は、総じて、請求項の「第1光学系」に対応する。第2レンズ群G2は請求項の「第1レンズ群」に対応する。第3レンズ群G3は請求項の「第2光学系」,「第2レンズ群」に対応する。
また、本実施形態の対物レンズ10によれば、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間に正立プリズムPBを設けたため、対物レンズ10の内部で1回結像することにより反転する像(つまり中間像)を、さらに反転させて元の正立像に戻すことができる。このため、実体顕微鏡を用いた目視観察のときの使い勝手が向上する。なお、正立プリズムPBとしてペカンプリズムを用いる場合には、アッベプリズムを用いる場合と比べて、対物レンズ10の全長を短くできるため好ましい。
さらに、本実施形態の対物レンズ10では、第1レンズ群G1を介して略平行な光束を得ると共に、その平行光束の光路上に正立プリズムPBを配置するため、正立プリズムPBの有効径を小さくして、プリズム全体の小型化を図ることができる。また、収差の発生も小さく抑えることができる。
次に、本実施形態の対物レンズ10(図1)の具体的な構成例を説明する。
第1レンズ群G1は、平面ガラス11、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ12、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ13と両凸レンズ14との接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、両凸レンズ15と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ16との接合レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ17と両凸レンズ18と両凹レンズ19との接合レンズ、両凸レンズ20と両凹レンズ21との接合レンズからなる。
第3レンズ群G3は、両凹レンズ22と両凸レンズ23との接合レンズ、両凹レンズ24と両凸レンズ25と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ26との接合レンズ、両凸レンズ27と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ28との接合レンズからなる。
また、物点は、対物レンズ10の像点位置が無限遠方となる位置に配置される。中間結像点IMは、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間にある。正立プリズムPBは、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間にある。
上記した具体例の対物レンズ10の諸元値を表1に例示する。
Figure 2006194976
表1において、fは対物レンズ11の焦点距離、NAは最大開口数を示す。面番号0は物体面に対応し、面番号1〜29は物体側から順に付したレンズ面の番号である。レンズ面の曲率半径(r)のマイナス(−)は、レンズ面が像側に向けて凸状であることを表す。面間隔(d)は、光軸上でのレンズ厚または空気間隔である。その他、νはd線(587nm)に対するアッベ数、nはd線に対する屈折率である。作動距離doは物体面(0)から最も物体側のレンズ面(1)までの間隔(=15.0030)に相当する。
また、上記した条件式(1)に対応する値は次の通りである。
X=50.53
f=20.06
X/f=2.52
さらに、本実施形態の対物レンズ10と組み合わせて用いられるズーム系(30,40)と光路分割素子BSの諸元値を表2に例示する。
Figure 2006194976
表2において、fZは作動距離が無限大のときのズーム系(30,40)の焦点距離(mm)、FnoはFナンバーを示す。また、面番号は物体側から数えたレンズ面の番号であり、面番号0は物体面を示す。rはレンズ面の曲率半径、dはレンズ面間隔、νはd線(587nm)のアッベ数、nはd線の屈折率をそれぞれ表している。
本実施形態の対物レンズ10とズーム系(30,40)とを組み合せた場合の観察倍率Mは、対物レンズ10の焦点距離f=20.06とすると、ズーム系(30,40)の焦点距離fZ=200の場合にはM=10倍、fZ=400の場合にはM=20倍、fZ=900の場合にはM=45倍となる。
また、本実施形態の対物レンズ10とズーム系(30,40)とを組み合せる場合、対物レンズ10の最も像側のレンズ面8Aとズーム系(30,40)の最も物体側のレンズ面3Aとの間隔は5mm程度が好ましい。ただし、レンズ面8A,3Aの間はアフォーカルな空間であるため、若干の変動は光学性能に影響しない。
次に、表1の諸元値に基づく対物レンズ10と、表2の諸元値に基づくズーム系(30,40)とを組み合わせた場合において、その諸収差(球面収差,非点収差,歪曲収差,倍率色収差,コマ収差)を図3〜図5に示す。図3は観察倍率M=10、図4はM=20、図5はM=45に対応する。図3〜図5において、NAは開口数、Yは像高、dはd線(λ=587nm)、CはC線(λ=656nm)、FはF線(λ=486nm)を表す。図からも明らかなように、本実施形態の対物レンズ10とズーム系(30,40)とを組み合せる場合、その諸収差が良好に補正されている。
(変形例)
なお、上記した実施形態では、対物レンズ10の第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間(平行光束の光路上)に正立プリズムPBを配置したが、本発明はこれに限定されない。正立プリズムPBは、第1レンズ群G1のレンズ面のうち最も物体側のレンズ面と中間結像点IMとの間、または、中間結像点IMと後側焦点面10Bとの間であれば、どこに配置してもよい。ただし、上記と同様の平行光束の光路上(例えば第3レンズ群G3の最も像側のレンズ面8Aと後側焦点面10Bとの間)に配置することが好ましい。
さらに、上記した実施形態では、対物レンズ10の内部に正立プリズムPBを配置したが、これを省略してもよい。正立プリズムPBを省略した場合には、例えば図2の像面40Aに物体面10Aの倒立像が形成されることになる。上記のような目視観察ではなく、写真撮影やモニタ観察を行う場合には倒立像であっても問題ない。
また、正立プリズムPBを省略した場合、対物レンズ10の内部で2回結像しても(つまり中間結像点を2つ設けても)、反転像を元の正立像に戻すことができる。ただし、正立像を得るためには、正立プリズムPBを用いた方が対物レンズ10の全長を短くでき、収差も小さく抑えられるため好ましい。
さらに、上記した実施形態では、実体顕微鏡の変倍系(例えばズーム系)と組み合わせて高倍観察を行う例について説明したが、本発明はこれに限定されない。瞳位置が内部にある他の光学系と組み合わせて高倍観察を行う場合にも、本発明を適用できる。
本実施形態の対物レンズ10の光路図である。 対物レンズ10と組み合わせて用いられるズーム系(30,40)と光路分割素子BSの光路図である。 対物レンズ10とズーム系(30,40)とを組み合わせた場合の観察倍率M=10における諸収差を示す図である。 対物レンズ10とズーム系(30,40)とを組み合わせた場合の観察倍率M=20における諸収差を示す図である。 対物レンズ10とズーム系(30,40)とを組み合わせた場合の観察倍率M=45における諸収差を示す図である。
符号の説明
10 対物レンズ
10A 物体面
10B 後側焦点面
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
PB 正立プリズム
IM 中間結像点
30 ズーム部
BS 光路分割素子
40 結像部
40A 像面

Claims (3)

  1. 無限遠補正型の対物レンズであって、
    物体の中間像を形成する第1光学系と、前記中間像をリレーする第2光学系とを備え、
    前記対物レンズの後側焦点面は、前記第2光学系のレンズ面のうち最も像側のレンズ面より像側に位置し、
    前記最も像側のレンズ面と前記後側焦点面との距離Xは、前記対物レンズの焦点距離fを用いて、次の条件式を満足する
    X/f>1.5
    ことを特徴とする対物レンズ。
  2. 請求項1に記載の対物レンズにおいて、
    前記第1光学系は、像側に、正の屈折力を有する第1レンズ群を含み、
    前記第2光学系は、物体側に、正の屈折力を有する第2レンズ群を含み、
    前記中間像は、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間に形成される
    ことを特徴とする対物レンズ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の対物レンズにおいて、
    前記第1光学系のレンズ面のうち最も物体側のレンズ面と前記中間像の形成面との間、または、該中間像の形成面と前記後側焦点面との間に、正立プリズムを配置した
    ことを特徴する対物レンズ。
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