JP2014224632A - ガスコンロ用バーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】点火プラグ装着用底面に対する清掃の頻度を減少させて、清掃作業の簡略化を図ることができるガスコンロ用バーナを提供できる。
【解決手段】バーナ本体1の環状の炎口形成部9とバーナキャップ2との間に、複数の炎口E及び点火用炎口Fが周方向に沿って形成され、炎口形成部9が、バーナキャップ2よりも径方向外方に張り出す張出部9Aを備え、炎口形成部9における点火用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部Uが形成され、火プラグPが、点火プラグ装着用凹部Uに入り込ませた状態で且つ点火プラグ装着用凹部Uの底部に対応する点火プラグ装着用底面Utから上方に向けて突出させた状態で設けられ、点火プラグ装着用底面Utが、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている。
【選択図】図7
【解決手段】バーナ本体1の環状の炎口形成部9とバーナキャップ2との間に、複数の炎口E及び点火用炎口Fが周方向に沿って形成され、炎口形成部9が、バーナキャップ2よりも径方向外方に張り出す張出部9Aを備え、炎口形成部9における点火用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部Uが形成され、火プラグPが、点火プラグ装着用凹部Uに入り込ませた状態で且つ点火プラグ装着用凹部Uの底部に対応する点火プラグ装着用底面Utから上方に向けて突出させた状態で設けられ、点火プラグ装着用底面Utが、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている。
【選択図】図7
Description
本発明は、バーナ本体の環状の炎口形成部にバーナキャップが載置されて、前記炎口形成部と前記バーナキャップとの間に、径方向外方に向けて炎を形成する複数の炎口及び点火用炎口が周方向に沿って形成され、
前記炎口形成部が、前記バーナキャップよりも径方向外方に張り出す張出部を備えるように構成され、
前記炎口形成部における前記点火用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部が形成され、
点火プラグが、前記点火プラグ装着用凹部に入り込ませた状態で且つ前記点火プラグ装着用凹部の底部に対応する点火プラグ装着用底面から上方に向けて突出させた状態で設けられ、
前記点火プラグの上方側箇所に、点火スパークターゲットが設けられたガスコンロ用バーナに関する。
前記炎口形成部が、前記バーナキャップよりも径方向外方に張り出す張出部を備えるように構成され、
前記炎口形成部における前記点火用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部が形成され、
点火プラグが、前記点火プラグ装着用凹部に入り込ませた状態で且つ前記点火プラグ装着用凹部の底部に対応する点火プラグ装着用底面から上方に向けて突出させた状態で設けられ、
前記点火プラグの上方側箇所に、点火スパークターゲットが設けられたガスコンロ用バーナに関する。
上記ガスコンロ用バーナは、バーナキャップよりも径方向外方に張り出す張出部を炎口形成部に備えさせることによって、炎口にて形成される炎が、バーナ本体の外周部に沿って上方に流れる二次空気により煽られることを抑制して、良好な燃焼を行えるようにしたものである。
そして、炎口形成部に張出部を備えさせるようにしながらも、炎口形成部における点火用炎口に対応する箇所に点火プラグ装着用凹部を形成して、点火プラグを点火プラグ装着用凹部に入り込ませた状態で設けることにより、径方向において点火プラグを点火用炎口に対して近づけけるようにして、点火用炎口から排出されるガス燃料の点火を適切に行えるようにしたものである。
また、点火プラグ装着用凹部の存在によって、点火プラグと炎口形成部の張出部とが近づき過ぎないようにすることができるため、点火プラグを点火用炎口に対して近づける形態で設けるようにしながらも、点火プラグが炎口形成部の張出部との間でスパークすることを回避して、点火プラグが点火スパークターゲットとの間で適切なスパークを発生できるようにしたものである。
かかるガスコンロ用バーナの従来例として、点火プラグ装着用底面が、水平方向に沿う平面状に形成され、この点火プラグ装着用底面に、点火プラグを上方に突出させる状態で設けたものがある(例えば、特許文献1(図2)参照)。
従来のガスコンロ用バーナにおいては、点火プラグ装着用底面に対する清掃を頻繁に行わなければならないものであり、改善が望まれるものであった。
すなわち、例えば、鍋にて煮物調理を行うときに、鍋から溢れ出した煮汁等の汚物が点火プラグ装着用凹部に流動して、点火プラグ装着用底面に堆積する等、点火プラグ装着用底面は使用に伴って汚れるものであるから、布類等で拭き取る等、点火プラグ装着用底面清掃する必要がある。
すなわち、例えば、鍋にて煮物調理を行うときに、鍋から溢れ出した煮汁等の汚物が点火プラグ装着用凹部に流動して、点火プラグ装着用底面に堆積する等、点火プラグ装着用底面は使用に伴って汚れるものであるから、布類等で拭き取る等、点火プラグ装着用底面清掃する必要がある。
従来では、点火プラグ装着用底面が、水平方向に沿う平面状に形成されているから、鍋から溢れ出した煮汁等の汚物が点火プラグ装着用底面に落下すると、そのままの状態で堆積し易いものであるため、点火プラグ装着用底面の上部には、煮汁等の汚物が早期に堆積する傾向となるものであり、その結果、点火プラグ装着用底面に対する清掃を頻繁に行わなければならない不都合があった。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、点火プラグ装着用底面に対する清掃の頻度を減少させて、清掃作業の簡略化を図ることができるガスコンロ用バーナを提供する点にある。
本発明のガスコンロ用バーナは、バーナ本体の環状の炎口形成部にバーナキャップが載置されて、前記炎口形成部と前記バーナキャップとの間に、径方向外方に向けて炎を形成する複数の炎口及び点火用炎口が周方向に沿って形成され、
前記炎口形成部が、前記バーナキャップよりも径方向外方に張り出す張出部を備えるように構成され、
前記炎口形成部における前記点火用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部が形成され、
点火プラグが、前記点火プラグ装着用凹部に入り込ませた状態で且つ前記点火プラグ装着用凹部の底部に対応する点火プラグ装着用底面から上方に向けて突出させた状態で設けられ、
前記点火プラグの上方側箇所に、点火スパークターゲットが設けられたものであって、その第1特徴構成は、
前記点火プラグ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている点を特徴とする。
前記炎口形成部が、前記バーナキャップよりも径方向外方に張り出す張出部を備えるように構成され、
前記炎口形成部における前記点火用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部が形成され、
点火プラグが、前記点火プラグ装着用凹部に入り込ませた状態で且つ前記点火プラグ装着用凹部の底部に対応する点火プラグ装着用底面から上方に向けて突出させた状態で設けられ、
前記点火プラグの上方側箇所に、点火スパークターゲットが設けられたものであって、その第1特徴構成は、
前記点火プラグ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている点を特徴とする。
すなわち、点火プラグ装着用底面が径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されているから、煮汁等の汚物が点火プラグ装着用底面に落下すると、その汚物が点火プラグ装着用底面の径方向外方側に流動して、外部に流動することになる。
このように、点火プラグ装着用底面に落下した汚物が点火プラグ装着用底面の径方向外方側に流動することになるから、汚物が点火プラグ装着用底面の上部に堆積することを抑制できるため、点火プラグ装着用底面に対する清掃の頻度を減少させて、清掃作業の簡略化を図ることができるのである。
ちなみに、点火プラグ装着用底面には、点火プラグが上方に突出する状態で設けられているから、点火プラグ装着用底面の上部に堆積した汚物を清掃する際には、点火プラグ装着用底面と点火プラグの外周面とのコーナー部分に堆積した汚物をも除去することになるが、このコーナー部分の清掃作業は手間の掛かる煩わしいものとなる。
本第1特徴構成によれば、点火プラグ装着用底面に落下した汚物が点火プラグ装着用底面の径方向外方側に流動することになるから、点火プラグ装着用底面と点火プラグの外周面とのコーナー部分に汚物が堆積することを抑制できるため、このことによっても、点火プラグ装着用底面に対する清掃作業の簡略化を図ることができるのである。
要するに、本発明の第1特徴構成によれば、点火プラグ装着用底面に対する清掃の頻度を減少させて、清掃作業の簡略化を図ることができるガスコンロ用バーナを提供できる。
本発明のガスコンロ用バーナの第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記点火プラグ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において前記点火プラグが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている点を特徴とする。
前記点火プラグ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において前記点火プラグが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている点を特徴とする。
すなわち、点火プラグ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において点火プラグが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されているから、煮汁等の汚物が点火プラグ装着用底面に落下すると、その汚物が点火プラグ装着用底面の径方向外方側に流動することに加えて、周方向において点火プラグが位置する部分から離れる側に流動することになる。
したがって、汚物が点火プラグ装着用底面の上部に堆積することを抑制でき、しかも、点火プラグ装着用底面と点火プラグの外周面とのコーナー部分に、汚物が堆積することを適切に抑制できるため、点火プラグ装着用底面に対する清掃作業の一層の簡略化を図ることができる。
要するに、本発明の第2特徴構成によれば、上記第1特徴構成による作用効果に加えて、点火プラグ装着用底面に対する清掃作業の一層の簡略化を図ることができるガスコンロ用バーナを提供できる。
本発明のガスコンロ用バーナの第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、
前記点火プラグ装着用凹部の前記点火プラグに対向する内面と前記点火プラグ装着用底面との接続部が、湾曲面状に形成されている点を特徴とする。
前記点火プラグ装着用凹部の前記点火プラグに対向する内面と前記点火プラグ装着用底面との接続部が、湾曲面状に形成されている点を特徴とする。
すなわち、点火プラグ装着用凹部の点火プラグに対向する内面と点火プラグ装着用底面との接続部が、湾曲面状に形成されているから、点火プラグ装着用底面の上部に落下した煮汁等の汚物が、点火プラグ装着用凹部の点火プラグに対向する内面と点火プラグ装着用底面との接続部から離脱して流動し易いものとなるため、接続部に付着滞留することが抑制されて、接続部に汚物が堆積することが抑制されることになる。
また、点火プラグ装着用凹部の点火プラグに対向する内面と点火プラグ装着用底面との接続部に、煮汁等の汚物が堆積することがあっても、その接続部が湾曲面状であるため、接続部に堆積した汚物を拭き取り清掃することが行い易いものとなる。
つまり、点火プラグ装着用凹部の点火プラグに対向する内面と点火プラグ装着用底面との接続部に、煮汁等の汚物が付着堆積することを抑制し、しかも、煮汁等の汚物が堆積することがあっても、その清掃作業を容易に行えるようにして、接続部に対する清掃作業の簡略化を図ることができるのである。
要するに、本発明の第3特徴構成によれば、点火プラグ装着用凹部の点火プラグに対向する内面と点火プラグ装着用底面との接続部に対する清掃作業の簡略化を図ることができるガスコンロ用バーナを提供できる。
本発明のガスコンロ用バーナの第4特徴構成は、上記第1〜第3特徴構成のいずかに加えて、
前記炎口形成部における前記炎口のうちの着火検出用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する着火センサ装着用凹部が形成され、
前記着火検出用炎口に火炎が形成されたことを検出する着火センサが、前記着火センサ装着用凹部に入り込ませた状態で且つ前記着火センサ装着用凹部の底部に対応する着火センサ装着用底面から上方に向けて突出する状態で設けられ、
前記着火センサ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている点を特徴とする。
前記炎口形成部における前記炎口のうちの着火検出用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する着火センサ装着用凹部が形成され、
前記着火検出用炎口に火炎が形成されたことを検出する着火センサが、前記着火センサ装着用凹部に入り込ませた状態で且つ前記着火センサ装着用凹部の底部に対応する着火センサ装着用底面から上方に向けて突出する状態で設けられ、
前記着火センサ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている点を特徴とする。
すなわち、炎口形成部における前記炎口のうちの着火検出用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する着火センサ装着用凹部が形成されて、着火検出用炎口に火炎が形成されたことを検出する着火センサが、着火センサ装着用凹部に入り込ませた状態で設けられているから、炎口形成部の張出部からの熱影響を回避しながら、着火センサを着火検出用炎口に近づける形態に配置して、着火検出用炎口に形成された火炎を的確に検出させることが可能となる。
また、着火センサが上方に向けて突出する状態で設けられる着火センサ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されているから、煮汁等の汚物が着火センサ装着用底面に落下すると、その汚物が着火センサ装着用底面の径方向外方側に流動して、外部に流動することになる。
このように、着火センサ装着用底面に落下した汚物が着火センサ装着用底面の径方向外方側に流動することになるから、汚物が着火センサ装着用底面の上部に堆積することを抑制できるため、着火センサ装着用底面に対する清掃作業の簡略化を図ることができるのである。
ちなみに、着火センサ装着用底面には、着火センサが上方に突出する状態で設けられているから、着火センサ装着用底面の上部に堆積した汚物を清掃する際には、着火センサ装着用底面と着火センサの外周面とのコーナー部分に堆積した汚物をも除去することになるが、このコーナー部分の清掃作業は手間の掛かる煩わしいものとなる。
本第4特徴構成によれば、着火センサ装着用底面に落下した汚物が着火センサ装着用底面の径方向外方側に流動することになるから、着火センサ装着用底面と点火プラグの外周面とのコーナー部分に汚物が堆積することを抑制できるため、このことによっても、着火センサ装着用底面に対する清掃作業の簡略化を図ることができるのである。
要するに、本発明の第4特徴構成によれば、上記第1〜第3特徴構成のいずれかによる作用効果に加えて、着火検出用炎口に形成された火炎を着火センサにて的確に検出させることができ、しかも、着火センサ装着用底面に対する清掃作業の簡略化を図ることができるガスコンロ用バーナを提供できる。
本発明のガスコンロ用バーナの第5特徴構成は、上記第4特徴構成に加えて、
前記着火センサ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において前記着火センサが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている点を特徴とする。
前記着火センサ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において前記着火センサが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている点を特徴とする。
すなわち、着火センサ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において着火センサが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されているから、煮汁等の汚物が着火センサ装着用底面に落下すると、その汚物が着火センサ装着用底面の径方向外方側に流動することに加えて、周方向において着火センサが位置する部分から離れる側に流動することになる。
したがって、汚物が着火センサ装着用底面の上部に堆積することを抑制でき、しかも、着火センサ装着用底面と着火センサの外周面とのコーナー部分に、汚物が堆積することを適切に抑制できるため、着火センサ装着用底面に対する清掃作業の一層の簡略化を図ることができる。
要するに、本発明の第5特徴構成によれば、上記第4特徴構成による作用効果に加えて、着火センサ装着用底面に対する清掃作業の一層の簡略化を図ることができるガスコンロ用バーナを提供できる。
本発明のガスコンロ用バーナの第6特徴構成は、上記第4又は第5特徴構成に加えて、
前記着火センサ装着用凹部の前記着火センサに対向する内面と前記着火センサ装着用底面との接続部が、湾曲面状に形成されている点を特徴とする。
前記着火センサ装着用凹部の前記着火センサに対向する内面と前記着火センサ装着用底面との接続部が、湾曲面状に形成されている点を特徴とする。
すなわち、着火センサ装着用凹部の点着火センサに対向する内面と着火センサ装着用底面との接続部が、湾曲面状に形成されているから、着火センサ装着用底面の上部に落下した煮汁等の汚物が、着火センサ装着用凹部の着火センサに対向する内面と着火センサ装着用底面との接続部から離脱して流動し易いものとなるため、接続部に付着滞留することが抑制されて、接続部に汚物が堆積することが抑制されることになる。
また、着火センサ装着用凹部の着火センサに対向する内面と着火センサ装着用底面との接続部に、煮汁等の汚物が堆積することがあっても、その接続部が湾曲面状であるため、接続部に堆積した汚物を拭き取り清掃することが行い易いものとなる。
つまり、着火センサ装着用凹部の点火プラグに対向する内面と着火センサ装着用底面との接続部に、煮汁等の汚物が付着堆積することを抑制し、しかも、煮汁等の汚物が堆積することがあっても、その清掃作業を容易に行えるようにして、接続部に対する清掃作業の簡略化を図ることができるのである。
要するに、本発明の第6特徴構成によれば、着火センサ装着用凹部の着火センサに対向する内面と着火センサ装着用底面との接続部に対する清掃作業の簡略化を図ることができるガスコンロ用バーナを提供できる。
〔実施形態〕
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ガスコンロ用バーナの構成)
図1〜図3に示すように、ガスコンロ用バーナBは、バーナ本体1とバーナキャップ2とを備えるものであって、システムキッチンに組み込まれるビルトインコンロやコンロ台等に載置されるテーブルコンロ等の各種のガスコンロに装備されることになる。
図1においては、ガスコンロに装備する天板3及び五徳4を二点鎖線によって概略的に示すが、ガスコンロ用バーナBの天板3に対する配置構成や五徳4の具体構成は例示する構成に限定されるものではない。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ガスコンロ用バーナの構成)
図1〜図3に示すように、ガスコンロ用バーナBは、バーナ本体1とバーナキャップ2とを備えるものであって、システムキッチンに組み込まれるビルトインコンロやコンロ台等に載置されるテーブルコンロ等の各種のガスコンロに装備されることになる。
図1においては、ガスコンロに装備する天板3及び五徳4を二点鎖線によって概略的に示すが、ガスコンロ用バーナBの天板3に対する配置構成や五徳4の具体構成は例示する構成に限定されるものではない。
本実施形態においては、バーナ本体1及びバーナキャップ2は、アルミダイキャスト製であり、バーナ本体1は、混合管1Aとバーナベース1Bとを備えている。
バーナ本体1の混合管1Aの基端には、ガス燃料を混合管1Aの内部に噴出するガスノズル5が配置されており、ガスノズル5から混合管1Aにガス燃料を噴出する際に、エジェクタ作用によって一次空気が吸引されて、ガス燃料と一次空気とが混合管1Aの内部にて混合され、その混合ガスがバーナベース1Bに供給されるように構成されている。
バーナ本体1の混合管1Aの基端には、ガス燃料を混合管1Aの内部に噴出するガスノズル5が配置されており、ガスノズル5から混合管1Aにガス燃料を噴出する際に、エジェクタ作用によって一次空気が吸引されて、ガス燃料と一次空気とが混合管1Aの内部にて混合され、その混合ガスがバーナベース1Bに供給されるように構成されている。
バーナベース1Bは、図4及び図5に示すように、中央部に二次空気通流孔6を備えた環状に形成されている。
具体的には、バーナベース1Bには、混合管1Aに連設される円盤状の底部7、及び、二次空気通流孔6を形成する内筒部8が設けられ、さらには、円盤状の底部7よりも小径である環状の炎口形成部9が、円盤状の底部7の上部に位置する状態で設けられている。
内筒部8と炎口形成部9との間には、上部が開口した環状のガス供給室10が設けられており、混合管1Aからの混合ガスがガス供給室10を流動するように構成されている。
具体的には、バーナベース1Bには、混合管1Aに連設される円盤状の底部7、及び、二次空気通流孔6を形成する内筒部8が設けられ、さらには、円盤状の底部7よりも小径である環状の炎口形成部9が、円盤状の底部7の上部に位置する状態で設けられている。
内筒部8と炎口形成部9との間には、上部が開口した環状のガス供給室10が設けられており、混合管1Aからの混合ガスがガス供給室10を流動するように構成されている。
バーナキャップ2は、環状に形成されて、ガス供給室10の上部を覆う状態で炎口形成部9に載置されるものであり、図6に示すように、バーナキャップ2の下面側の内周部には、バーナベース1Bの内筒部8に嵌合する嵌合筒部2Aが形成されて、バーナキャップ2を炎口形成部9に載置した状態において、嵌合筒部2Aが内筒部8に嵌合するように構成されている。
尚、嵌合筒部2Aの先端部には、円弧状の板状部2aが設けられており、バーナキャップ2を炎口形成部9に対して適正回転位相にて載置したときに、バーナベース1Bの内筒部8の内部に設けた係合部(図示せず)に板状部2aが係合するように構成されている。
尚、嵌合筒部2Aの先端部には、円弧状の板状部2aが設けられており、バーナキャップ2を炎口形成部9に対して適正回転位相にて載置したときに、バーナベース1Bの内筒部8の内部に設けた係合部(図示せず)に板状部2aが係合するように構成されている。
また、バーナキャップ2の下面には、図6に示すように、ガス供給室10の混合ガスを径方向外方に導く複数の溝状の炎口形成溝11及び溝状の点火用炎口形成溝12が周方向に沿って形成されて、バーナキャップ2を炎口形成部9に載置した状態において、炎口形成部9とバーナキャップ2との間に、径方向外方に向けて炎を形成する複数の炎口E及び点火用炎口Fが形成されている。
尚、炎口形成部9の上面には、環状の段差Dが形成されており、この段差Dを通して混合ガスを通流させることにより、保炎性の向上を図るようになっている。
尚、炎口形成部9の上面には、環状の段差Dが形成されており、この段差Dを通して混合ガスを通流させることにより、保炎性の向上を図るようになっている。
炎口形成部9の外周部には、点火用炎口Fから噴出するガス燃料を点火する点火プラグP及び着火センサQが、バーナベース1Bの底部7に支持される形態で装備されることになるが、その詳細は後述する。
ちなみに、複数の炎口Eのうちの一つは、着火検出用炎口Etとして用いられることになり、着火センサQが、着火検出用炎口Etに火炎が形成されたことを検出することになる。
ちなみに、複数の炎口Eのうちの一つは、着火検出用炎口Etとして用いられることになり、着火センサQが、着火検出用炎口Etに火炎が形成されたことを検出することになる。
また、バーナキャップ2の上部には、二次空気通流用の隙間を隔てる状態で、汁受け皿13が設けられて、煮汁等がバーナキャップ2の上部に付着することを抑制するようになっている。
また、汁受け皿13には、二次空気孔14が形成されている。
また、汁受け皿13には、二次空気孔14が形成されている。
炎口形成部9が、バーナキャップ2よりも径方向外方に張り出す張出部9Aを備えるように構成されており、炎口形成部9の外周に沿って上昇する二次空気によって、複数の炎口Eにて形成される炎が煽られることを抑制するように構成されている。
すなわち、複数の炎口Eから噴出される混合ガスは、炎口形成部9の外周に沿って上昇する空気、バーナベース1Bの二次空気通流孔6を通して上昇したのち、バーナキャップ2と汁受け皿13との間の隙間を通して径方向外方に流動する空気、及び、バーナベース1Bの二次空気通流孔6を通して上昇したのち、汁受け皿13の二次空気孔14から排出される空気を、二次空気として用いて、完全燃焼することになる。
そして、炎口形成部9が張出部9Aを備えることによって、上述の如く、炎口形成部9の外周に沿って上昇する二次空気によって、複数の炎口Eにて形成される炎が煽られることを抑制して、良好に燃焼するように構成されている。
また、本実施形態においては、張出部9Aが、炎口形成部9の上面よりも少し下方に位置するように形成されて、炎口Eにて形成される炎が張出部9Aに張り付いた状態で燃焼することを抑制するように構成されている。
(点火プラグの装着構成)
図2〜図4に示すように、炎口形成部9における点火用炎口Fに対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部Uが形成されている。
そして、点火プラグPが、点火プラグ装着用凹部Uに入り込ませた状態で且つ点火プラグ装着用凹部の底部に対応する点火プラグ装着用底面Utから上方に向けて突出させた状態で設けられている。
図2〜図4に示すように、炎口形成部9における点火用炎口Fに対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部Uが形成されている。
そして、点火プラグPが、点火プラグ装着用凹部Uに入り込ませた状態で且つ点火プラグ装着用凹部の底部に対応する点火プラグ装着用底面Utから上方に向けて突出させた状態で設けられている。
点火プラグPの上方側箇所に、バーナキャップ2から径方向外方に突出する庇部2Bが設けられ、図6に示すように、庇部2Bの下面に、点火プラグPの放電電極Pdとの間でスパークを発生するための点火スパークターゲットGが設けられている。
上述の如く、点火プラグPを点火プラグ装着用凹部Uに入り込ませた状態で設けることにより、炎口形成部9が張出部9Aを備えながらも、点火プラグPを点火用炎口Fに近づけるようにして、点火用炎口Fから噴出される混合ガスを適切に点火できるように構成されている。
図7〜図9に示すように、点火プラグ装着用凹部Uが、点火プラグの背部に対して間隔を隔てて位置する背部側部分Urと、その背部側部分Urにおける周方向の両端の夫々から径方向外方に向けて伸びる一対の延出部分Usとを備える形態に形成されている。
そして、一対の延出部分Usが、径方向外方側ほど周方向での間隔を大きくする形態に形成されている。
そして、一対の延出部分Usが、径方向外方側ほど周方向での間隔を大きくする形態に形成されている。
具体的には、図8に示すように、一対の延出部分Usが、平面視において、それらの先端部を結ぶ仮想線Kが点火プラグPよりも径方向内方に位置する状態となるように形成され、また、一対の延出部分Usの点火プラグPに対向する内面が、平坦面状に形成されている。
すなわち、本実施形態においては、一対の延出部分Usが、平面視において一直線上に並ぶように構成され、背部側部分Urが、点火プラグPの外径と同心の円弧状に形成されている。
すなわち、本実施形態においては、一対の延出部分Usが、平面視において一直線上に並ぶように構成され、背部側部分Urが、点火プラグPの外径と同心の円弧状に形成されている。
上述の如く、一対の延出部分Usが、径方向外方側ほど周方向での間隔を大きくする形態に形成されているので、一対の延出部分Usと点火プラグPとの間には大きな隙間が存在するため、点火プラグ装着用凹部Uの点火プラグPに対向する内面や、点火プラグ装着用底面Utの拭き取り清掃を行い易いものとなっている。
また、一対の延出部分Usが、平面視において、それらの先端部を結ぶ仮想線Kが点火プラグPよりも径方向内方に位置する状態となるように形成されているので、点火プラグ装着用底面Utや点火プラグ装着用凹部Uの内面に対する清掃を行うにあたり、平面視において、点火プラグPと点火プラグ装着用凹部Uの内面との間に、炎口形成部9の接線方向に伸びる状態で布切れ等の清掃体を挿通し、その清掃体を炎口形成部9の接線方向に往復移動させながら清掃する形態を採用することができる。
そして、この清掃形態で清掃を行う際には、清掃体が点火プラグPに接触するものとなるが、一対の延出部分Usが、平面視において、それらの先端部を結ぶ仮想線が点火プラグPよりも径方向内方に位置する状態となるように形成されているため、清掃体が点火プラグPに大きな負荷(力)を与え難いものとなる。
また、図7及び図9に示すように、点火プラグ装着用底面Utが、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている。
本実施形態においては、点火プラグ装着用底面Utが、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において点火プラグPが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている。
本実施形態においては、点火プラグ装着用底面Utが、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において点火プラグPが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている。
したがって、煮汁等の汚物が点火プラグ装着用底面Utに落下すると、その汚物が点火プラグ装着用底面Utの径方向外方側に流動して、点火プラグ装着用底面Utに堆積することを抑制できるため、点火プラグ装着用底面Utに対する清掃作業の簡略化を図ることができる。
加えて、点火プラグ装着用底面Utに落下した汚物が周方向において点火プラグPが位置する部分から離れる側に流動して、点火プラグ装着用底面Utと点火プラグの外周面とのコーナー部分に、汚物が堆積することを抑制できるため、点火プラグ装着用底面Utに対する清掃作業の一層の簡略化を図ることができる。
(着火センサの装着構成)
図2及び図5に示すように、炎口形成部9における着火検出用炎口Etに対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する着火センサ装着用凹部Wが形成されている。
そして、着火センサQが、着火センサ装着用凹部Wに入り込ませた状態で且つ着火センサ装着用凹部Wの底部に対応する着火センサ装着用底面Wtから上方に向けて突出する状態で設けられている。
ちなみに、本実施形態においては、着火センサ装着用凹部Wの着火センサQに対向する内面が、平面視において、着火センサQの外径と同心の円弧状に形成されている。
図2及び図5に示すように、炎口形成部9における着火検出用炎口Etに対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する着火センサ装着用凹部Wが形成されている。
そして、着火センサQが、着火センサ装着用凹部Wに入り込ませた状態で且つ着火センサ装着用凹部Wの底部に対応する着火センサ装着用底面Wtから上方に向けて突出する状態で設けられている。
ちなみに、本実施形態においては、着火センサ装着用凹部Wの着火センサQに対向する内面が、平面視において、着火センサQの外径と同心の円弧状に形成されている。
このように、着火センサQを着火センサ装着用凹部Wに入り込ませた状態で設けることにより、炎口形成部9が張出部9Aを備えながらも、着火センサQを着火検出用炎口Etに近づけるようにして、着火検出用炎口Etにて形成される火炎を適切に検出できるように構成されている。
ちなみに、着火センサQは、温度検出用サーミスタ等の温度検出素子を装備して、火炎の存在を検出することになるが、その構成は周知であるため、本実施形態においては詳細な説明は省略する。
ちなみに、着火センサQは、温度検出用サーミスタ等の温度検出素子を装備して、火炎の存在を検出することになるが、その構成は周知であるため、本実施形態においては詳細な説明は省略する。
図10及び図11に示すように、着火センサ装着用底面Wtが、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている。
本実施形態においては、着火センサ装着用底面Wtが、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において着火センサQが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている。
本実施形態においては、着火センサ装着用底面Wtが、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において着火センサQが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている。
したがって、煮汁等の汚物が着火センサ装着用底面Wtに落下すると、その汚物が着火センサ装着用底面Wtの径方向外方側に流動して、着火センサ装着用底面Wtに堆積することを抑制できるため、着火センサ装着用底面Wtに対する清掃作業の簡略化を図ることができる。
加えて、着火センサ装着用底面Wtに落下した汚物が周方向において着火センサQが位置する部分から離れる側に流動して、着火センサ装着用底面Wtと点火プラグの外周面とのコーナー部分に、汚物が堆積することを抑制できるため、着火センサ装着用底面Wtに対する清掃作業の一層の簡略化を図ることができる。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明するが、この別実施形態は、点火プラグ装着用凹部U及び着火センサ装着用凹部Wの別実施形態を示すものであって、基本的な構成は上記実施形態と同様であるので、以下の説明においては、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
次に別実施形態を説明するが、この別実施形態は、点火プラグ装着用凹部U及び着火センサ装着用凹部Wの別実施形態を示すものであって、基本的な構成は上記実施形態と同様であるので、以下の説明においては、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、図12に示すように、点火プラグ装着用凹部Uの点火プラグPに対向する内面と点火プラグ装着用底面Utとの接続部Uzが、湾曲面状に形成されている。
また、図13に示すように、着火センサ装着用凹部Wの着火センサQに対向する内面と着火センサ装着用底面Wtとの接続部Wzが、湾曲面状に形成されている。
また、図13に示すように、着火センサ装着用凹部Wの着火センサQに対向する内面と着火センサ装着用底面Wtとの接続部Wzが、湾曲面状に形成されている。
したがって、点火プラグ装着用底面Utの上部に落下した煮汁等の汚物が、点火プラグ装着用凹部Uの点火プラグPに対向する内面と点火プラグ装着用底面Utとの接続部Uzから離脱して流動し易いものとなるため、接続部Uzに付着滞留することが抑制されて、接続部Uzに汚物が堆積することが抑制されることになる。
また、接続部Uzに煮汁等の汚物が堆積することがあっても、接続部Uzが湾曲面状であるため、接続部Uzに堆積した汚物を拭き取り清掃することが行い易いものとなる。
また、接続部Uzに煮汁等の汚物が堆積することがあっても、接続部Uzが湾曲面状であるため、接続部Uzに堆積した汚物を拭き取り清掃することが行い易いものとなる。
同様に、着火センサ装着用底面Wtの上部に落下した煮汁等の汚物が、着火センサ装着用凹部Wの着火センサQに対向する内面と着火センサ装着用底面Wtとの接続部Wzから離脱して流動し易いものとなるため、接続部Wzに付着滞留することが抑制されて、接続部Wzに汚物が堆積することが抑制されることになる。
また、接続部Wzに煮汁等の汚物が堆積することがあっても、接続部Wzが湾曲面状であるため、接続部Wzに堆積した汚物を拭き取り清掃することが行い易いものとなる。
〔その他の別実施形態〕
以下、その他の別実施形態を列記する。
また、接続部Wzに煮汁等の汚物が堆積することがあっても、接続部Wzが湾曲面状であるため、接続部Wzに堆積した汚物を拭き取り清掃することが行い易いものとなる。
〔その他の別実施形態〕
以下、その他の別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、点火プラグ装着用凹部Uが、点火プラグPの背部に対して間隔を隔てて位置する背部側部分Urと、その背部側部分Urにおける周方向の両端の夫々から径方向外方に向けて伸びる一対の延出部分Usとを備え、かつ、一対の延出部分Usが、径方向外方側ほど周方向での間隔を大きくする形態に形成されている場合を例示したが、点火プラグ装着用凹部Uの形態としては、点火プラグPの外径と同心の半円状に形成する形態や、点火プラグPの外径と同心の半円状部分の両端から、径方向外方に伸びる部分を備えるU字状形態にする等、各種の形態で実施してもよい。
(2)また、実施形態では、火プラグ装着用凹部Uとして、一対の延出部分Usが、平面視において、一直線上に並ぶように構成する場合を例示したが、例えば、平面視において、一対の延出部分UsがV字状に並ぶように構成する等、一対の延出部分Usを、径方向外方側ほど周方向で間隔を大きくする形態の具体構成は各種変更できる。
(2)上記実施形態では、点火プラグ装着用凹部Uの背部側部分Urが、平面視において、円弧状に構成される場合を例示したが、例えば、平面視において、背部側部分Urを直線状に構成する等、背部側部分Urの形態は各種変更できる。
(3)上記実施形態では、平面視において、一直線上に並ぶ一対の延出部分Usの間に、円弧状の背部側部分Urが存在する形態を例示したが、一対の延出部分Us及び背部側部分Urの全体が、一直線上に並ぶ形態で実施してもよい。
(4)上記実施形態では、点火プラグ装着用底面Utが、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において点火プラグPが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成される場合を例示したが、点火プラグ装着用底面Utを、単に、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成する形態で実施してもよい。
(5)上記実施形態では、着火センサ装着用底面Wtが、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において着火センサQが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成される場合を例示したが、着火センサ装着用底面Wtを、単に、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成する形態で実施してもよい。
1 バーナ本体
2 バーナキャップ
9 炎口形成部
9A 張出部
E 炎口
Et 着火検出用炎口
F 点火用炎口
G 点火スパークターゲット
K 仮想線
P 点火プラグ
Q 着火センサ
U 点火プラグ装着用凹部
Ur 背部側部分
Us 延出部分
Ut 点火プラグ装着用底面
Uz 接続部
W 着火センサ装着用凹部
Wt 着火センサ装着用底面
Wz 接続部
2 バーナキャップ
9 炎口形成部
9A 張出部
E 炎口
Et 着火検出用炎口
F 点火用炎口
G 点火スパークターゲット
K 仮想線
P 点火プラグ
Q 着火センサ
U 点火プラグ装着用凹部
Ur 背部側部分
Us 延出部分
Ut 点火プラグ装着用底面
Uz 接続部
W 着火センサ装着用凹部
Wt 着火センサ装着用底面
Wz 接続部
Claims (6)
- バーナ本体の環状の炎口形成部にバーナキャップが載置されて、前記炎口形成部と前記バーナキャップとの間に、径方向外方に向けて炎を形成する複数の炎口及び点火用炎口が周方向に沿って形成され、
前記炎口形成部が、前記バーナキャップよりも径方向外方に張り出す張出部を備えるように構成され、
前記炎口形成部における前記点火用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する点火プラグ装着用凹部が形成され、
点火プラグが、前記点火プラグ装着用凹部に入り込ませた状態で且つ前記点火プラグ装着用凹部の底部に対応する点火プラグ装着用底面から上方に向けて突出させた状態で設けられ、
前記点火プラグの上方側箇所に、点火スパークターゲットが設けられたガスコンロ用バーナであって、
前記点火プラグ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されているガスコンロ用バーナ。 - 前記点火プラグ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において前記点火プラグが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている請求項1に記載のガスコンロ用バーナ。
- 前記点火プラグ装着用凹部の前記点火プラグに対向する内面と前記点火プラグ装着用底面との接続部が、湾曲面状に形成されている請求項1又は2記載のガスコンロ用バーナ。
- 前記炎口形成部における前記炎口のうちの着火検出用炎口に対応する箇所に、径方向内方に向けて凹入する着火センサ装着用凹部が形成され、
前記着火検出用炎口に火炎が形成されたことを検出する着火センサが、前記着火センサ装着用凹部に入り込ませた状態で且つ前記着火センサ装着用凹部の底部に対応する着火センサ装着用底面から上方に向けて突出する状態で設けられ、
前記着火センサ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となる傾斜状に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスコンロ用バーナ。 - 前記着火センサ装着用底面が、径方向外方側ほど下位となり且つ周方向において前記着火センサが位置する部分から離れるほど下位となる傾斜状に形成されている請求項4に記載のガスコンロ用バーナ。
- 前記着火センサ装着用凹部の前記着火センサに対向する内面と前記着火センサ装着用底面との接続部が、湾曲面状に形成されている請求項4又は5記載のガスコンロ用バーナ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111256123A (zh) * | 2018-11-30 | 2020-06-09 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种用于燃气灶的燃烧器 |
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-
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- 2013-05-15 JP JP2013103361A patent/JP2014224632A/ja active Pending
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