JPS632753Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632753Y2 JPS632753Y2 JP852980U JP852980U JPS632753Y2 JP S632753 Y2 JPS632753 Y2 JP S632753Y2 JP 852980 U JP852980 U JP 852980U JP 852980 U JP852980 U JP 852980U JP S632753 Y2 JPS632753 Y2 JP S632753Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- thermocouple
- burner
- hole
- gas chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000006722 reduction reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、周面の炎孔を備えたバーナの外側に
熱電対を対設し、これによりバーナ失火時の安全
対策を施すようにしたガス器具に関する。元来熱
電対は、これを燃焼炎の内炎に晒すと還元反応に
よる腐食を生じ勝ちで、且つ点火時の予熱に時間
がかかる等の不都合を伴う。
熱電対を対設し、これによりバーナ失火時の安全
対策を施すようにしたガス器具に関する。元来熱
電対は、これを燃焼炎の内炎に晒すと還元反応に
よる腐食を生じ勝ちで、且つ点火時の予熱に時間
がかかる等の不都合を伴う。
従来かかる不都合を解消すべく、例えば熱電対
に対向する炎孔を閉塞し、その両側の炎孔の燃焼
炎外炎により熱電対を加熱するようにしたものは
実開昭53−26275号公報に知られるが、このもの
では炎孔を閉塞する関係でこの部分での火移りが
悪くなる不都合を伴う。又実開昭53−134148号公
報に見られるごとく火移り用の開口面積の小さい
炎口を該熱電対と対向する部分に設けることも考
えられるが、該公報に見られるごとく炎口の外端
で炎口の開口面積を他の部分のそれより小さくす
るときは、該炎口でのガス噴出速度は他の部分の
それより速くなり、鋭く飛火ぎみの炎となり勝ち
でこれによれば、熱電対が該内炎と触れ、腐触す
る恐れがある。従つて単に該熱電対と対向する部
分の炎口を小さくするだけではこれに対処出来な
い。
に対向する炎孔を閉塞し、その両側の炎孔の燃焼
炎外炎により熱電対を加熱するようにしたものは
実開昭53−26275号公報に知られるが、このもの
では炎孔を閉塞する関係でこの部分での火移りが
悪くなる不都合を伴う。又実開昭53−134148号公
報に見られるごとく火移り用の開口面積の小さい
炎口を該熱電対と対向する部分に設けることも考
えられるが、該公報に見られるごとく炎口の外端
で炎口の開口面積を他の部分のそれより小さくす
るときは、該炎口でのガス噴出速度は他の部分の
それより速くなり、鋭く飛火ぎみの炎となり勝ち
でこれによれば、熱電対が該内炎と触れ、腐触す
る恐れがある。従つて単に該熱電対と対向する部
分の炎口を小さくするだけではこれに対処出来な
い。
本考案は、かゝる現状に鑑み、熱電対が炎の内
炎と触れることもなくしかも火移りの良好なガス
器具を提供することを目的とするもので、バーナ
１の周面に内部のガス室２に連る炎孔３の多数個
を配設し、その外側に熱電対４を対設する式のも
のにおいて、該熱電対４に対向する炎孔３の該ガ
ス室２との連通部に通路面積を狭めた狭搾部５を
形成して成る。
炎と触れることもなくしかも火移りの良好なガス
器具を提供することを目的とするもので、バーナ
１の周面に内部のガス室２に連る炎孔３の多数個
を配設し、その外側に熱電対４を対設する式のも
のにおいて、該熱電対４に対向する炎孔３の該ガ
ス室２との連通部に通路面積を狭めた狭搾部５を
形成して成る。
図示のものでバーナ１は、ガス室２を構成する
凹溝を形成した環状のバーナボデイ６と、その上
面に着脱自在に載置されるバーナキヤツプ７とで
構成するものとし、該バーナキヤツプ７の下面に
該バーナボデイ６の外周壁上面に当接する歯形の
多数個を突設して、各歯形間にガス室２に連る周
面の炎孔３が形成されるようにし、更にバーナ１
上に載置する鍋等を引上げたときに上方への吸引
空気流を生じて炎の吹消えを生じないようバーナ
ボデイ６の外周面一側に該空気流を妨げる肉盛部
８を形成して、これに熱電対４を挿通支持させる
ようにし、且つバーナキヤツプ７の下面に該熱電
対４に対向する炎孔３部分において下方への張出
し部を形成し、これにより該炎孔３とガス室２と
の連通部が通路面積を狭めた狭搾部５に形成され
るようにした。尚、図示のものでは該狭搾部５を
形成した炎孔３が確実に熱電対４に対向するよう
に、バーナキヤツプ７の載置位置をその下面のピ
ン９とバーナボデイ６の凹孔１０とで位置決めす
るようにしたが、この場合凹孔１０は器具手前側
に位置させて、バーナキヤツプ７を載置するとき
凹孔１０とピン９との位置合せを目視で容易に確
認し得るようにすることが望まれる。
凹溝を形成した環状のバーナボデイ６と、その上
面に着脱自在に載置されるバーナキヤツプ７とで
構成するものとし、該バーナキヤツプ７の下面に
該バーナボデイ６の外周壁上面に当接する歯形の
多数個を突設して、各歯形間にガス室２に連る周
面の炎孔３が形成されるようにし、更にバーナ１
上に載置する鍋等を引上げたときに上方への吸引
空気流を生じて炎の吹消えを生じないようバーナ
ボデイ６の外周面一側に該空気流を妨げる肉盛部
８を形成して、これに熱電対４を挿通支持させる
ようにし、且つバーナキヤツプ７の下面に該熱電
対４に対向する炎孔３部分において下方への張出
し部を形成し、これにより該炎孔３とガス室２と
の連通部が通路面積を狭めた狭搾部５に形成され
るようにした。尚、図示のものでは該狭搾部５を
形成した炎孔３が確実に熱電対４に対向するよう
に、バーナキヤツプ７の載置位置をその下面のピ
ン９とバーナボデイ６の凹孔１０とで位置決めす
るようにしたが、この場合凹孔１０は器具手前側
に位置させて、バーナキヤツプ７を載置するとき
凹孔１０とピン９との位置合せを目視で容易に確
認し得るようにすることが望まれる。
次いでその作動を説明するに、バーナ１へのガ
ス送気によればガス室２から各炎孔３にガスが噴
出され、バーナ１の一側での点火によればバーナ
１全周への火移りが与えられる。
ス送気によればガス室２から各炎孔３にガスが噴
出され、バーナ１の一側での点火によればバーナ
１全周への火移りが与えられる。
この場合熱電対４に対向する炎孔３には、狭搾
部５で絞られた小量のガスが狭搾部５通過後の通
路面積の拡大で流速を減少して噴出されるから、
横方向に広がつた小炎が形成され、その内炎と熱
電対４との接触は確実に防止され、且つ該炎孔３
の両側の炎孔３，３間の火移りも該小炎を介して
良好に行われ、かくても熱電対４は該両側の炎孔
３，３の燃焼炎外炎に接触して加熱される。
部５で絞られた小量のガスが狭搾部５通過後の通
路面積の拡大で流速を減少して噴出されるから、
横方向に広がつた小炎が形成され、その内炎と熱
電対４との接触は確実に防止され、且つ該炎孔３
の両側の炎孔３，３間の火移りも該小炎を介して
良好に行われ、かくても熱電対４は該両側の炎孔
３，３の燃焼炎外炎に接触して加熱される。
この様に本考案によるときは、熱電対４に対向
する炎孔３とバーナ１内のガス室２との連通部に
狭搾部５を形成し、該炎孔３から噴出されるガス
量と流速を減少させて、これに横広がりの小炎が
形成されるようにしたもので、熱電対への内炎の
接触を断つて、且つ該炎孔３の両側の炎孔３，３
間の火移りも良好にすることが出来、上記した従
来式の不都合を確実に解消し得る効果を有する。
する炎孔３とバーナ１内のガス室２との連通部に
狭搾部５を形成し、該炎孔３から噴出されるガス
量と流速を減少させて、これに横広がりの小炎が
形成されるようにしたもので、熱電対への内炎の
接触を断つて、且つ該炎孔３の両側の炎孔３，３
間の火移りも良好にすることが出来、上記した従
来式の不都合を確実に解消し得る効果を有する。
第１図は本考案実施の一例の平面図、第２図は
第１図の−線截断側面図、第３図はその作動
を説明する第２図の−線截断平面図である。 １……バーナ、２……ガス室、３……炎孔、４
……熱電対、５……狭搾部。
第１図の−線截断側面図、第３図はその作動
を説明する第２図の−線截断平面図である。 １……バーナ、２……ガス室、３……炎孔、４
……熱電対、５……狭搾部。
Claims (1)
- バーナ１の周面に内部のガス室２に連る炎孔３
の多数個を配設し、その外側に熱電対４を対設す
る式のものにおいて、該熱電対４に対向する炎孔
３の該ガス室２との連通部に通路面積を狭めた狭
搾部５を形成して成るガス器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP852980U JPS632753Y2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP852980U JPS632753Y2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56112436U JPS56112436U (ja) | 1981-08-31 |
| JPS632753Y2 true JPS632753Y2 (ja) | 1988-01-23 |
Family
ID=29605207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP852980U Expired JPS632753Y2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS632753Y2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014224632A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社ハーマン | ガスコンロ用バーナ |
| US9014966B2 (en) | 2000-03-02 | 2015-04-21 | Magna Electronics Inc. | Driver assist system for vehicle |
| US9019091B2 (en) | 1999-11-24 | 2015-04-28 | Donnelly Corporation | Interior rearview mirror system |
| US9019090B2 (en) | 2000-03-02 | 2015-04-28 | Magna Electronics Inc. | Vision system for vehicle |
| US9221399B2 (en) | 1998-04-08 | 2015-12-29 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Automotive communication system |
| US9278654B2 (en) | 1999-11-24 | 2016-03-08 | Donnelly Corporation | Interior rearview mirror system for vehicle |
| US9341914B2 (en) | 2002-09-20 | 2016-05-17 | Donnelly Corporation | Variable reflectance mirror reflective element for exterior mirror assembly |
| US9352623B2 (en) | 2001-01-23 | 2016-05-31 | Magna Electronics Inc. | Trailer hitching aid system for vehicle |
| US9545883B2 (en) | 2002-09-20 | 2017-01-17 | Donnelly Corporation | Exterior rearview mirror assembly |
-
1980
- 1980-01-29 JP JP852980U patent/JPS632753Y2/ja not_active Expired
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9221399B2 (en) | 1998-04-08 | 2015-12-29 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Automotive communication system |
| US9481306B2 (en) | 1998-04-08 | 2016-11-01 | Donnelly Corporation | Automotive communication system |
| US9019091B2 (en) | 1999-11-24 | 2015-04-28 | Donnelly Corporation | Interior rearview mirror system |
| US9278654B2 (en) | 1999-11-24 | 2016-03-08 | Donnelly Corporation | Interior rearview mirror system for vehicle |
| US9376061B2 (en) | 1999-11-24 | 2016-06-28 | Donnelly Corporation | Accessory system of a vehicle |
| US9014966B2 (en) | 2000-03-02 | 2015-04-21 | Magna Electronics Inc. | Driver assist system for vehicle |
| US9019090B2 (en) | 2000-03-02 | 2015-04-28 | Magna Electronics Inc. | Vision system for vehicle |
| US9315151B2 (en) | 2000-03-02 | 2016-04-19 | Magna Electronics Inc. | Driver assist system for vehicle |
| US9352623B2 (en) | 2001-01-23 | 2016-05-31 | Magna Electronics Inc. | Trailer hitching aid system for vehicle |
| US9341914B2 (en) | 2002-09-20 | 2016-05-17 | Donnelly Corporation | Variable reflectance mirror reflective element for exterior mirror assembly |
| US9545883B2 (en) | 2002-09-20 | 2017-01-17 | Donnelly Corporation | Exterior rearview mirror assembly |
| JP2014224632A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社ハーマン | ガスコンロ用バーナ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56112436U (ja) | 1981-08-31 |
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