JPH07190316A - ガスこんろ用バーナ - Google Patents
ガスこんろ用バーナInfo
- Publication number
- JPH07190316A JPH07190316A JP33036393A JP33036393A JPH07190316A JP H07190316 A JPH07190316 A JP H07190316A JP 33036393 A JP33036393 A JP 33036393A JP 33036393 A JP33036393 A JP 33036393A JP H07190316 A JPH07190316 A JP H07190316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- burner cap
- cap
- parent
- parent burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はガスこんろ用バーナ関するもので、
親バーナキャップの外炎口と子バーナキャップの内炎口
の火移り炎口にあたるスリット溝に供給される混合気の
量を制限し、リフト現象による火移り不良や黄炎による
すすの付着等を防止し、燃焼性能の低下を防ぐことを目
的とする。 【構成】 本発明のガスこんろ用バーナは、親バーナキ
ャップ14の裏面部に、親バーナヘッド20に設けた漏
斗状の傾斜面23とほぼ平行で、一定の隙間を保つ勾配
部27を有する突起28を設け、この突起28に親バー
ナキャップ14の上面から勾配部27に連通するスリッ
ト溝30を設ける構成を備えたものである。
親バーナキャップの外炎口と子バーナキャップの内炎口
の火移り炎口にあたるスリット溝に供給される混合気の
量を制限し、リフト現象による火移り不良や黄炎による
すすの付着等を防止し、燃焼性能の低下を防ぐことを目
的とする。 【構成】 本発明のガスこんろ用バーナは、親バーナキ
ャップ14の裏面部に、親バーナヘッド20に設けた漏
斗状の傾斜面23とほぼ平行で、一定の隙間を保つ勾配
部27を有する突起28を設け、この突起28に親バー
ナキャップ14の上面から勾配部27に連通するスリッ
ト溝30を設ける構成を備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭等で加熱調理
に使用されるガスこんろ用バーナに関するものである。
に使用されるガスこんろ用バーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガスこんろ用バーナを図
3、図4に示す。
3、図4に示す。
【0003】図3及び図4において、1は外周部2に外
炎口3を連設した親バーナキャップである。4は親バー
ナキャップ1の中心部に設置され、胴部5に内炎口6を
周設した子バーナキャップであり、7は親バーナキャッ
プ1を支承する親バーナヘッドである。親バーナキャッ
プ1には外縁部8から中心部に向かい、かつ、上面1a
から裏面1bに連通するスリット溝9が設けられてい
る。親バーナキャップ1と親バーナヘッド7とにより混
合室10が形成してある。11は点火プラグ、12は点
火炎口、13は凸片である。
炎口3を連設した親バーナキャップである。4は親バー
ナキャップ1の中心部に設置され、胴部5に内炎口6を
周設した子バーナキャップであり、7は親バーナキャッ
プ1を支承する親バーナヘッドである。親バーナキャッ
プ1には外縁部8から中心部に向かい、かつ、上面1a
から裏面1bに連通するスリット溝9が設けられてい
る。親バーナキャップ1と親バーナヘッド7とにより混
合室10が形成してある。11は点火プラグ、12は点
火炎口、13は凸片である。
【0004】燃焼開始時、ガス回路及び点火回路(図示
せず)を開成させると、点火プラグ11から凸片13に
放電して、点火炎口12から放出される混合気が着火
し、点火炎を形成して親バーナキャップ1の外炎口3、
スリット溝9及び子バーナキャップ4の内炎口6から放
出される混合気に火移りするのである。つまり、スリッ
ト溝9は、親バーナキャップ1の外炎口3と子バーナキ
ャップ4の内炎口6の火移り炎口にあたるのである。
せず)を開成させると、点火プラグ11から凸片13に
放電して、点火炎口12から放出される混合気が着火
し、点火炎を形成して親バーナキャップ1の外炎口3、
スリット溝9及び子バーナキャップ4の内炎口6から放
出される混合気に火移りするのである。つまり、スリッ
ト溝9は、親バーナキャップ1の外炎口3と子バーナキ
ャップ4の内炎口6の火移り炎口にあたるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、スリット溝9は通路抵抗が小さく又上方
に開放された状態にあって、混合気の圧力がスリット溝
9に直接かかり混合気の放出量が多くなって、リフト現
象による火移り不良や黄炎によるすすの付着等、燃焼性
能を著しく低下させるという問題を有していた。
うな構成では、スリット溝9は通路抵抗が小さく又上方
に開放された状態にあって、混合気の圧力がスリット溝
9に直接かかり混合気の放出量が多くなって、リフト現
象による火移り不良や黄炎によるすすの付着等、燃焼性
能を著しく低下させるという問題を有していた。
【0006】本発明は、かかる従来の問題点を解消する
もので、親バーナキャップ1の外炎口3と子バーナキャ
ップ4の内炎口6の火移り炎口にあたるスリット溝9に
供給される混合気の量を制限し、リフト現象による火移
り不良や黄炎によるすすの付着等を防止し、燃焼性能の
低下を防ぐことを目的とする。
もので、親バーナキャップ1の外炎口3と子バーナキャ
ップ4の内炎口6の火移り炎口にあたるスリット溝9に
供給される混合気の量を制限し、リフト現象による火移
り不良や黄炎によるすすの付着等を防止し、燃焼性能の
低下を防ぐことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のガスこんろ用バーナは、親バーナキャップの
裏面部に、親バーナヘッドに設けた漏斗状の傾斜面とほ
ぼ平行で、一定の隙間を保つ勾配部を有する突起を設
け、この突起に親バーナキャップの上面から勾配部に連
通するスリット溝を設ける構成を備えたものである。
に本発明のガスこんろ用バーナは、親バーナキャップの
裏面部に、親バーナヘッドに設けた漏斗状の傾斜面とほ
ぼ平行で、一定の隙間を保つ勾配部を有する突起を設
け、この突起に親バーナキャップの上面から勾配部に連
通するスリット溝を設ける構成を備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、スリット溝に
供給される混合気の量を制限し、リフト現象による火移
り不良や黄炎によるすすの付着等を防止し、燃焼性能の
低下を防ぐことができるのである。
供給される混合気の量を制限し、リフト現象による火移
り不良や黄炎によるすすの付着等を防止し、燃焼性能の
低下を防ぐことができるのである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
【0010】図1、図2において、14は外周部15に
外炎口16を連設した親バーナキャップ、17は親バー
ナキャップ14の中心部に設置され、胴部18に内炎口
19を周設した子バーナキャップである。20は親バー
ナヘッドであり、外縁21から内縁22に向かって漏斗
状の傾斜面23を有し、親バーナキャップ14を支承す
ると共に混合室24を形成する。親バーナキャップ14
の裏面部25には親バーナヘッド20の傾斜面23にほ
ぼ平行で、一定の隙間26を保つ勾配部27を有する突
起28を設け、この突起28に親バーナキャップ14の
上面29から勾配部27に連通するスリット溝30が設
けてある。
外炎口16を連設した親バーナキャップ、17は親バー
ナキャップ14の中心部に設置され、胴部18に内炎口
19を周設した子バーナキャップである。20は親バー
ナヘッドであり、外縁21から内縁22に向かって漏斗
状の傾斜面23を有し、親バーナキャップ14を支承す
ると共に混合室24を形成する。親バーナキャップ14
の裏面部25には親バーナヘッド20の傾斜面23にほ
ぼ平行で、一定の隙間26を保つ勾配部27を有する突
起28を設け、この突起28に親バーナキャップ14の
上面29から勾配部27に連通するスリット溝30が設
けてある。
【0011】上記構成において、スリット溝30に供給
される混合気は、親バーナキャップ14の裏面部25に
設けられた突起28の勾配部27と親バーナヘッド20
の傾斜面23との一定の隙間26からのみとなり、か
つ、スリット溝30の通路抵抗が大きくなって圧力が低
下するのである。従ってスリット溝30から放出される
混合気の量が制限され、リフト現象による火移り不良や
黄炎によるすすの付着等を防止し、燃焼性能の低下を防
ぐことができるのである。
される混合気は、親バーナキャップ14の裏面部25に
設けられた突起28の勾配部27と親バーナヘッド20
の傾斜面23との一定の隙間26からのみとなり、か
つ、スリット溝30の通路抵抗が大きくなって圧力が低
下するのである。従ってスリット溝30から放出される
混合気の量が制限され、リフト現象による火移り不良や
黄炎によるすすの付着等を防止し、燃焼性能の低下を防
ぐことができるのである。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明のガスこんろ用バー
ナによれば、次の効果が得られる。
ナによれば、次の効果が得られる。
【0013】スリット溝30から放出される混合気の量
は、親バーナキャップの裏面部に設けられた突起の勾配
部と親バーナヘッドの傾斜面との一定の隙間からのみに
制限され、リフト現象による火移り不良や黄炎によるす
すの付着等を防止し、燃焼性能の低下を防ぐことができ
る。
は、親バーナキャップの裏面部に設けられた突起の勾配
部と親バーナヘッドの傾斜面との一定の隙間からのみに
制限され、リフト現象による火移り不良や黄炎によるす
すの付着等を防止し、燃焼性能の低下を防ぐことができ
る。
【図1】本発明の一実施例におけるガスこんろ用バーナ
の断面図
の断面図
【図2】同上の親バーナキャップの底面図
【図3】従来のガスこんろ用バーナの断面図
【図4】同上の親バーナキャップの底面図
【符号の説明】 14 親バーナキャップ 15 外周部 16 外炎口 17 子バーナキャップ 18 同部 19 内炎口 20 親バーナヘッド 21 外縁 22 内縁 23 傾斜面 25 裏面部 26 隙間 27 勾配部 28 突起 30 スリット溝
Claims (1)
- 【請求項1】外周部に外炎口を連設した親バーナキャッ
プと、前記親バーナキャップの中心部に設置され、胴部
に内炎口を周設した子バーナキャップと、外縁から内縁
に向かって漏斗状の傾斜面を有し、前記親バーナキャッ
プを支承する親バーナヘッドとを備え、前記親バーナキ
ャップの裏面部に前記親バーナヘッドの傾斜面とほぼ平
行で、一定の隙間を保つ勾配部を有する突起を設け、こ
の突起に親バーナキャップの上面から勾配部に連通する
スリット溝を設けたガスこんろ用バーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33036393A JPH07190316A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ガスこんろ用バーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33036393A JPH07190316A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ガスこんろ用バーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07190316A true JPH07190316A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18231777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33036393A Pending JPH07190316A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ガスこんろ用バーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07190316A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140238384A1 (en) * | 2013-02-22 | 2014-08-28 | General Electric Company | Multi-ring gas burner |
JP2014224632A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社ハーマン | ガスコンロ用バーナ |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33036393A patent/JPH07190316A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140238384A1 (en) * | 2013-02-22 | 2014-08-28 | General Electric Company | Multi-ring gas burner |
US9255710B2 (en) * | 2013-02-22 | 2016-02-09 | General Electric Company | Multi-ring gas burner |
JP2014224632A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社ハーマン | ガスコンロ用バーナ |
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