JP6920122B2 - 加熱調理器の燃焼装置 - Google Patents
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Description
なお、前記点火バーナへの点火は、イグナイタ等の点火電極によって行われ、また、種火バーナの燃焼状態(着火又は失火)は、熱電対により検出される。
上記従来の燃焼装置では、熱電対の感熱部が種火バーナに形成される火炎によって充分加熱されて所定以上の発生起電力が検知されると、ガス遮断弁が開弁され、主バーナへガスが供給されて、バーナヘッドの主炎孔にて燃焼が開始される。
主バーナの下方に、前記主バーナの主炎孔に火移りさせるための種火バーナが設けられ、
前記種火バーナは、
燃料ガスと燃焼用一次空気との混合気が流れる混合管と、
前記混合管の下流端に連通し且つ前記下流端から上方に向かって混合気が流れる中空のバーナボディ部と、
前記バーナボディ部の上方に各々開放する複数の炎孔群とからなり、
前記バーナボディ部は、混合管が接続される流入口を有する前板と、前記前板に所定距離離隔して連結される後板により構成され、
前記流入口よりも炎孔群側における前板と後板との間の最大離隔距離は、前記流入口の直径以上に設定されており、
前記炎孔群は、
点火電極のスパーク部に近接して設けられる点火炎孔と、
前記点火炎孔に隣接して又は火移り炎孔を介して設けられる一対の第1、第2炎孔を有し、
前記第1炎孔と第2炎孔との間に、熱電対の感熱部を位置させたことを特徴とする。
種火バーナは、混合管の下流端に中空のバーナボディ部を連通させた構成とし、混合管からバーナボディ部内へ、燃料ガスと燃焼用一次空気からなる混合気が送り込まれると共に、バーナボディ部の上方に開放する各炎孔群へ向かって流れていく。炎孔群のうち、点火炎孔へ流れた混合気は、点火電極のスパーク部により点火され、点火炎孔に火炎が形成される。点火炎孔に隣接して第1、第2炎孔が形成されている場合は、点火炎孔の火炎が直接、第1、第2炎孔に火移りし、または、点火炎孔と第1、第2炎孔との間に火移り炎孔が形成されている場合は、火移り炎孔を介して、第1、第2炎孔に火炎が形成される。熱電対はこれら第1、第2炎孔間に感熱部が位置するように設置されるから、感熱部は、第1、第2炎孔にそれぞれ形成される2つの火炎で両側から挟まれて加熱される。よって、点火用パイロットバーナを別に設ける場合に比べて、確実に、第1、第2炎孔に火炎を形成されることが出来る。また、1つの火炎で加熱させる従来のものに比べて、熱電対の感熱部への加熱が安定し、発生起電力は高く出来る。
前記種火バーナの炎孔群の上方には、主バーナの主炎孔は形成されない構成としたことである。
このものでは、種火バーナのバーナボディ部の上方に開放させた炎孔群の上方には、主バーナの主炎孔は形成されていないから、種火バーナの炎孔群と主バーナの炎孔とが重なり合うことはなく、相互に干渉し合う不都合を防止することが出来る。例えば、加熱調理器としてガス炊飯器を採用し、燃焼装置としてガスバーナを採用した場合、主バーナに具備させる環状のバーナヘッドの全周域にほぼ均等な火炎を形成することが出来る。これにより、炊飯釜の釜底全体を均等に加熱することが出来、ムラのない炊飯が可能となる。
また、点火バーナと種火バーナとを一体に設ける構成とすることで、構造が簡略化される上に、混合管を一つ接続させるだけで良いから、部品点数が削減されて、コストダウンも図ることが出来る上に、組み付けが簡単になるため、生産性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器はガス炊飯器とし、その燃焼装置は、環状の主バーナ(2)が上方に突出するガスバーナ(200)とする。
なお、本発明の実施の形態に係るガス炊飯器は、ガスバーナ(200)を収容する下ケース(41)と、図示しないが、下ケース(41)の上に載置され且つ炊飯釜を収容する上ケースとを備えている。
ガスバーナ(200)は、一端がガス供給装置(4)のガス噴射ノズルに対峙して開口する混合管(23)と、混合管(23)の他端が連通する環状のバーナボディ(21)とその上に載置されるバーナヘッド(22)からなる主バーナ(2)とで構成されている。
主バーナ(2)の主炎孔(20)には、種火バーナ(1)に形成される火炎を火移りさせることに着火させる。
また、前板(11)には、混合管(13)の両側に位置するように、点火電極(3)と、熱電対(40)が取り付けられている。
また、混合管(13)には空気取入れ用の孔(13a)が2つ貫通しており、この孔(13a)から、燃焼用一次空気として外部の空気(フレッシュエアー)が混合管(13)へ取り込まれ、混合管(13)に流れてくる燃料ガスと混合されて、バーナボディ部(10)内にて燃焼用混合気が生成される
本出願人の検討によれば、流入口(11a)よりも炎孔群(30)〜(33)側の前板(11)と後板(12)間の最大離隔距離(L1)が、流入口(11a)の直径(L2)よりも10%程度狭くなると、両者が同一の大きさの場合に比べて、混合管(13)からの混合ガスの圧力損失が、約2%程度大きくなることが確認されている。
点火電極(3)のスパーク部(3a)をスパーク点火させると、スパーク部(3a)に近接して位置する点火炎孔(30)に火炎が形成され、この火炎は、点火炎孔(30)に隣接する火移り炎孔(33)を介して、第1炎孔(31)さらには第2炎孔(32)に火移りしていき、第1、第2炎孔(31)(32)に火炎が形成される。これら第1、第2炎孔(31)(32)の間には、熱電対(40)の感熱部(40a)を位置させているから、感熱部(40a)は、第1、第2炎孔(31)(32)に形成される2つの火炎で両側から加熱され、確実で且つ安定した加熱を得ることが出来る。これにより、発生起電力が高くなり、ガス供給装置(4)内のガス遮断弁を短時間で開弁させることが出来るから、ガスバーナ(200)のバーナボディ(21)へ混合気が迅速に流れ、主バーナ(2)の主炎孔(20)に、種火バーナ(1)から火移りさせて全周にわたって速やかに着火させることが出来る。
なお、上記実施の形態では、種火バーナ(1)をガス炊飯器の燃焼装置として採用したが、他の加熱調理器に採用することも可能である。
(10)・・・・・・・・・バーナボディ部
(13)・・・・・・・・・混合管
(2) ・・・・・・・・・主バーナ
(20)・・・・・・・・・主炎孔
(21)・・・・・・・・・バーナヘッド
(3) ・・・・・・・・・点火電極
(3a)・・・・・・・・・スパーク部
(30)・・・・・・・・・点火炎孔
(31)(32)・・・・・・・第1、第2炎孔
(33)・・・・・・・・・火移り炎孔
(40)・・・・・・・・・熱電対
(40a) ・・・・・・・・感熱部
Claims (2)
- 主バーナの下方に、前記主バーナの主炎孔に火移りさせるための種火バーナが設けられ、
前記種火バーナは、
燃料ガスと燃焼用一次空気との混合気が流れる混合管と、
前記混合管の下流端に連通し且つ前記下流端から上方に向かって混合気が流れる中空のバーナボディ部と、
前記バーナボディ部の上方に各々開放する複数の炎孔群とからなり、
前記バーナボディ部は、混合管が接続される流入口を有する前板と、前記前板に所定距離離隔して連結される後板により構成され、
前記流入口よりも炎孔群側における前板と後板との間の最大離隔距離は、前記流入口の直径以上に設定されており、
前記炎孔群は、
点火電極のスパーク部に近接して設けられる点火炎孔と、
前記点火炎孔に隣接して又は火移り炎孔を介して設けられる一対の第1、第2炎孔を有し、
前記第1炎孔と第2炎孔との間に、熱電対の感熱部を位置させた加熱調理器の燃焼装置。 - 請求項1に記載の加熱調理器の燃焼装置において、
前記種火バーナの炎孔群の上方には、主バーナの主炎孔は形成されない構成とした加熱調理器の燃焼装置。
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