JP2014224566A - 流体圧シリンダ - Google Patents

流体圧シリンダ Download PDF

Info

Publication number
JP2014224566A
JP2014224566A JP2013103981A JP2013103981A JP2014224566A JP 2014224566 A JP2014224566 A JP 2014224566A JP 2013103981 A JP2013103981 A JP 2013103981A JP 2013103981 A JP2013103981 A JP 2013103981A JP 2014224566 A JP2014224566 A JP 2014224566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
fluid pressure
cylinder tube
pressure cylinder
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013103981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5854387B2 (ja
Inventor
野村 健二
Kenji Nomura
健二 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2013103981A priority Critical patent/JP5854387B2/ja
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
Priority to CN201380076593.3A priority patent/CN105229313B/zh
Priority to US14/786,078 priority patent/US9752598B2/en
Priority to RU2015148814A priority patent/RU2622992C9/ru
Priority to KR1020157032773A priority patent/KR101846215B1/ko
Priority to TW102141220A priority patent/TWI535957B/zh
Priority to DE112013007086.3T priority patent/DE112013007086T5/de
Priority to MX2015015597A priority patent/MX365802B/es
Priority to PCT/JP2013/081222 priority patent/WO2014184976A1/en
Priority to BR112015028456A priority patent/BR112015028456A2/pt
Publication of JP2014224566A publication Critical patent/JP2014224566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5854387B2 publication Critical patent/JP5854387B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/1423Component parts; Constructional details
    • F15B15/1438Cylinder to end cap assemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/1423Component parts; Constructional details
    • F15B15/1438Cylinder to end cap assemblies
    • F15B15/1442End cap sealings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

【課題】流体圧シリンダにおいて、簡便にシリンダ径の変更を行うことで、設備投資を抑制しつつ自在に出力を変更して省エネルギー化を図る。
【解決手段】流体圧シリンダ10において、ヘッドカバー14の第1インロー部26に多段状の第1〜第4段部28a、30a、32a、34aを設け、ロッドカバー16の第2インロー部50に多段状の第1〜第4段部28b、30b、32b、34bを同様に設け、第1〜第4段部のいずれか1つに対してシリンダチューブ12を選択的に装着することで、ヘッドカバー及びロッドカバーと同軸で、且つ、軸方向に位置決めされた状態で保持される。これにより、直径の異なる新たなシリンダチューブ12、新たなピストン18を準備し、第1〜第4段部のいずれか1つを選択してシリンダチューブを装着することで、ボア径の異なる流体圧シリンダ10を構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力流体の供給作用下にピストンを軸方向に沿って変位させる流体圧シリンダに関する。
従来から、ワーク等の搬送手段として、例えば、圧力流体の供給作用下に変位するピストンを有する流体圧シリンダが用いられている。
このような流体圧シリンダでは、例えば、特許文献1に開示されるように、筒状のシリンダチューブと、該シリンダチューブの端部に設けられるシリンダカバーと、前記シリンダチューブの内部に変位自在に設けられるピストンとを有し、前記シリンダカバーのポートへ圧力流体を供給することで、前記シリンダチューブ内に導入された圧力流体によってピストンを押圧して軸方向に沿って変位させる。このピストンの軸方向への推力が流体圧シリンダの出力となる。
この流体圧シリンダでは、シリンダカバーの端部に、シリンダチューブ側に向かって突出したインロー部を有し、前記インロー部の外周側に前記シリンダチューブを挿入することで、前記シリンダチューブと前記シリンダカバーとが径方向、且つ、軸方向に位置決めされた状態で組み付けられている。
実開昭56−146105号公報
上述したように流体圧シリンダでは、例えば、搬送するワークの形状や重量等の変更に伴い、要求される出力の大きさが変わるため、出力の大きさが異なる別の流体圧シリンダを準備して対応する必要があるが、設備投資の増加を招くこととなる。
また、近年、省エネルギー化やコスト削減の観点から、ワークの形状や重量等に見合った最適な出力が得られる流体圧シリンダを使用することが望まれている。しかしながら、一般的に、流体圧シリンダは、異なるボア径(シリンダ径)の仕様を細かに設定することが難しく、やむを得ず、所望の出力よりも大きな出力性能を備えた流体圧シリンダを使用していることがある。このような場合には、ワークを搬送するための出力が過大であり、余分な圧力流体を使用しているため、その消費量が本来の消費量より増加してしまい、近年の省エネルギー化の流れとは相反することとなる。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、簡便にシリンダ径の変更を行うことで、設備投資を抑制しつつ出力を自在に変更して省エネルギー化を図ることが可能な流体圧シリンダを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、内部にシリンダ室を有した筒状のシリンダチューブと、前記シリンダチューブの両端部に装着される一組のカバー部材と、前記シリンダ室に沿って変位自在に設けられるピストンとを有する流体圧シリンダにおいて、
前記カバー部材には、前記シリンダチューブが挿入され、該シリンダチューブを軸方向及び径方向に位置決めする位置決め手段が設けられ、前記位置決め手段は、直径の異なる少なくとも2つ以上のインロー部を有し、複数のインロー部のいずれか1つに前記シリンダチューブの内周面又は外周面が選択的に装着されることを特徴とする。
本発明によれば、シリンダ室を内部に有した筒状のシリンダチューブの両端部に一組のカバー部材が設けられ、該シリンダチューブに沿ってピストンが変位自在に設けられる流体圧シリンダにおいて、前記カバー部材には前記シリンダチューブが挿入され軸方向及び径方向に位置決め可能な位置決め手段が設けられ、前記位置決め手段が直径の異なる少なくとも2つ以上のインロー部からなり、複数のインロー部のいずれか1つに前記シリンダチューブの内周面又は外周面が選択的に装着される。
従って、シリンダ室の直径が異なる別のシリンダチューブへと交換する際、前記カバー部材のインロー部からシリンダチューブを取り外し、別のシリンダチューブを直径の異なる別のインロー部へと装着することで、同一のカバー部材に対して直径の異なるシリンダチューブを容易に交換することが可能となる。
その結果、流体圧シリンダで得られる出力を変更する場合に、シリンダチューブ及びその内部に設けられるピストンの直径が異なる別の流体圧シリンダを準備する必要がなく、同一の流体圧シリンダのカバー部材を利用して出力変更が可能となり、所望の出力を得ることが可能となる。すなわち、新たな流体圧シリンダを準備するための設備投資を抑制できると共に、所望の出力を得るために最適な直径(ボア径)のシリンダチューブを選択して流体圧シリンダを構成できるため、例えば、所望の出力に対して過大な出力性能の流体圧シリンダを使用していた場合と比較し、最小限の圧力流体の消費量で駆動させることができ、省エネルギー化を図ることができる。
また、シリンダチューブを新たな別のシリンダチューブへと交換し、流体圧シリンダの出力を変更した場合でも、該流体圧シリンダの長手方向に沿った一組のカバー部材の位置(ピッチ)が変わることがないため、例えば、製造ライン等において従前の取付位置に取り付けることが可能となる。
さらに、インロー部を、カバー部材に形成された環状溝の内周面及び外周面に設けるとよい。
さらにまた、インロー部は、カバー部材の軸方向に沿って互いにオフセットするように形成するとよい。またさらに、インロー部には、シリンダチューブの端部が当接する壁部にシール部材を装着するとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、流体圧シリンダを構成するカバー部材に、直径の異なる少なくとも2つ以上のインロー部からなる位置決め手段を設け、複数のインロー部のうちいずれか1つに選択的にシリンダチューブを装着可能な構成とすることにより、前記位置決め手段からシリンダチューブを取り外し、シリンダ室の直径が異なる別のシリンダチューブを直径の異なる別のインロー部へと装着することで、同一のカバー部材に対して直径の異なるシリンダチューブを容易に交換することが可能となる。
その結果、流体圧シリンダにおいて出力変更をする場合に、シリンダチューブ及びその内部に設けられるピストンの直径が異なる別の流体圧シリンダを準備する必要がなく、同一の流体圧シリンダのカバー部材を利用して出力を変更し、所望の出力を得ることが可能となる。すなわち、新たな流体圧シリンダを準備するための設備投資を抑制でき、しかも、所望の出力を得るために最適な直径を選択して流体圧シリンダを構成できるため、最小限の圧力流体の消費量で駆動させることができ、その結果、省エネルギー化を図ることができる。
また、シリンダチューブを新たな別のシリンダチューブへと交換し、流体圧シリンダの出力を変更した場合でも、該流体圧シリンダの長手方向に沿った一組のカバー部材の位置が変わることがないため、例えば、製造ライン等において従前の取付位置に取り付けることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る流体圧シリンダの全体断面図である。 図2Aは、図1のシリンダチューブの一端部側近傍を示す拡大断面図であり、図2Bは、図1のシリンダチューブの他端部側近傍を示す拡大断面図である。 図1の流体圧シリンダにおいて、直径の異なる新たなシリンダチューブへと交換した場合を示す全体断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る流体圧シリンダの全体断面図である。 図5Aは、本発明の第3の実施の形態に係る流体圧シリンダの一部断面図であり、図5Bは、図5Aの流体圧シリンダに対して直径の異なるシリンダチューブを装着した場合を示す一部断面図である。 図6Aは、本発明の第4の実施の形態に係る流体圧シリンダの一部断面図であり、図6Bは、図6Aの流体圧シリンダに対して直径の異なるシリンダチューブを装着した場合を示す一部断面図である。
本発明に係る流体圧シリンダについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係る流体圧シリンダを示す。
この流体圧シリンダ10は、図1〜図2Bに示されるように、円筒状のシリンダチューブ12と、該シリンダチューブ12の一端部に装着されるヘッドカバー(カバー部材)14と、前記シリンダチューブ12の他端部側に装着されるロッドカバー(カバー部材)16と、前記シリンダチューブ12の内部に変位自在に設けられるピストン18を含む。
シリンダチューブ12は、軸方向(矢印A、B方向)に沿って略一定直径(シリンダ径C1)で延在した円筒体からなり、その内部にはピストン18が収容されるシリンダ室20が形成される。
ヘッドカバー14は、例えば、金属製材料から断面略矩形状に形成され、その四隅には軸方向(矢印A、B方向)に沿って貫通した貫通孔に図示しない連結ロッドが挿通される。
ヘッドカバー14の中央部には、シリンダチューブ12側(矢印A方向)に臨むように凹部22が所定深さで形成され、前記凹部22の内周面に沿って形成された環状溝に第1シールリング24が装着される。この凹部22は、略一定直径からなる断面略円形状に形成され、ヘッドカバー14がシリンダチューブ12の一端部に装着された際にシリンダ室20と連通する。
また、ヘッドカバー14には、シリンダチューブ12側(矢印A方向)となる一端面に、該シリンダチューブ12側(矢印A方向)に向かって突出した第1インロー部26が形成され、該第1インロー部26は、凹部22と同軸で、該凹部22の外周側に環状に形成される。
この第1インロー部26は、例えば、図1及び図2Aに示されるように、直径の異なる第1〜第4段部28a、30a、32a、34aからなる多段状に形成され、前記第1段部28aが最も小径に形成され、第2段部30aが前記第1段部28aより大径で外周側に形成され、第3段部32aが前記第2段部30aより大径でさらに外周側に形成され、第4段部34aが最も外周側に形成される。第1〜第4段部28a、30a、32a、34aは、それぞれ環状に形成され、同軸上に配置される。
第1段部28aは、略一定径で形成され、ヘッドカバー14の端面に対してシリンダチューブ12側(矢印A方向)に向かって所定長さだけ突出して形成され、第2段部30a、第3段部32a、第4段部34aの順番でヘッドカバー14の端面からの突出長さが段階的に小さくなる。
換言すれば、第1段部28aに対して第2〜第4段部30a、32a、34aが、段階的にヘッドカバー14側(矢印B方向)に接近するように軸方向且つ径方向外側にオフセットして形成される。
また、第1〜第4段部28a、30a、32a、34aと直交し、ヘッドカバー14の端面と略平行な各壁部36には、環状溝を介してそれぞれОリング38が装着される。
そして、図1及び図2Aに示されるように、ヘッドカバー14における第2段部30aの外周側にシリンダチューブ12の一端部が挿入され壁部36に当接することで、前記ヘッドカバー14に対して軸方向及び径方向に位置決めされ保持される。この際、シリンダチューブ12の一端部は、壁部36に装着されたОリング38に当接することで、前記シリンダチューブ12とヘッドカバー14との間を通じた圧力流体の漏出が防止される。
一方、ヘッドカバー14の側面には、圧力流体が供給・排出される第1流体ポート40が設けられ、前記第1流体ポート40が凹部22と連通している。そして、図示しない圧力流体供給源から第1流体ポート40へと圧力流体が供給された後、凹部22へと導入される。
ロッドカバー16は、例えば、金属製材料から断面略矩形状に形成され、その四隅に形成された貫通孔に連結ロッド(図示せず)が挿通される。そして、図1に示されるように、ロッドカバー16とヘッドカバー14との間にシリンダチューブ12が装着された状態で、前記ヘッドカバー14及びロッドカバー16に挿通された連結ロッドの両端部にナットを螺合することで、前記ヘッドカバー14とロッドカバー16との間にシリンダチューブ12が挟持され固定される。
また、ロッドカバー16の中央部は、シリンダチューブ12から離間する方向に膨出し、その略中央部には軸方向(矢印A、B方向)に沿って貫通したロッド孔42が形成される。そして、ロッド孔42の内周面には、ブッシュ44及びロッドパッキン46が装着されると共に、該ロッド孔42のシリンダチューブ12側には、環状溝を介して第2シールリング48が装着される。なお、ロッド孔42は、シリンダ室20と連通している。
さらに、ロッドカバー16には、シリンダチューブ12側(矢印B方向)となる一端面に、該シリンダチューブ12側(矢印B方向)に向かって突出した第2インロー部50が形成され、該第2インロー部50は、ロッド孔42と同軸で、該ロッド孔42の外周側に環状に形成される。
この第2インロー部50は、例えば、図1及び図2Bに示されるように、直径の異なる第1〜第4段部28b、30b、32b、34bからなる多段状に形成され、前記第1段部28bが最も小径に形成され、第2段部30bが前記第1段部28bより大径で外周側に形成され、第3段部32bが前記第2段部30bより大径でさらに外周側に形成され、第4段部34bが最も外周側に形成される。第1〜第4段部28b、30b、32b、34bは、それぞれ環状に形成され、同軸に配置されると共に、ヘッドカバー14に形成された第1〜第4段部28a、30a、32a、34aとそれぞれ同一直径で形成される。
第1段部28bは、略一定径で形成され、ロッドカバー16の端面に対してシリンダチューブ12側(矢印B方向)に向かって所定長さだけ突出して形成され、第2段部30b、第3段部32b、第4段部34bの順番でロッドカバー16の端面からの突出長さが段階的に小さくなる。換言すれば、第1段部28bに対して第2〜第4段部30b、32b、34bが、段階的にロッドカバー16側(矢印A方向)に接近するように軸方向且つ径方向にオフセットして形成される。
また、第1〜第4段部28b、30b、32b、34bと直交し、ロッドカバー16の端面と略平行な各壁部36には、それぞれ環状溝を介してОリング38が装着される。
そして、図1及び図2Bに示されるように、ロッドカバー16における第2段部30bの外周側にシリンダチューブ12の他端部が挿入され壁部36に当接することで、前記ロッドカバー16に対して軸方向(矢印A、B方向)及び径方向に位置決めされ保持される。この際、シリンダチューブ12の他端部は、壁部36に装着されたОリング38に当接することで、前記シリンダチューブ12とロッドカバー16との間を通じた圧力流体の漏出が防止される。
すなわち、ヘッドカバー14における第1インロー部26の第1〜第4段部28a、30a、32a、34aと、ロッドカバー16における第2インロー部50の第1〜第4段部28b、30b、32b、34bとが、シリンダチューブ12を挟んで互いに対向するように設けられ、前記第1及び第2インロー部26、50によってシリンダチューブ12の両端部が保持される。
一方、ロッドカバー16の側面には、圧力流体が供給・排出される第2流体ポート52が設けられ、前記第2流体ポート52がロッド孔42と連通している。そして、第2流体ポート52から供給された圧力流体は、ロッド孔42からシリンダ室20へと導入される。
ピストン18は、図1に示されるように、例えば、シリンダチューブ12のシリンダ径C1と略同一直径で形成され、その外周面には、複数の環状溝を介してピストンパッキン54、磁性体56及びウェアリング58が装着されている。
また、ピストン18の中央部には、軸方向(矢印A、B方向)に沿って貫通したピストン孔(図示せず)が形成され、前記ピストン孔にピストンロッド60の一端部が挿通され連結される。このピストンロッド60は、その一端部がピストン18に連結され、他端部がロッド孔42に挿通されブッシュ44によって変位自在に支持される。
また、ピストン18の両端面には、それぞれ第1及び第2クッションリング62、64が装着されている。第1及び第2クッションリング62、64は略同一形状に形成され、前記第1クッションリング62が、ヘッドカバー14側となるピストン18の一端面側(矢印B方向)に配置され、該一端面から突出するように設けられると共に、前記第2クッションリング64が、ロッドカバー16側となるピストン18の他端面側(矢印A方向)に配置され、ピストンロッド60の外周面を覆うように設けられる。
そして、ピストン18の軸方向に沿った変位作用下に第1及び第2クッションリング62、64が凹部22及びロッド孔42へと挿入され、第1及び第2シールリング24、48に摺接することで変位速度が減速される。
本発明の第1の実施の形態に係る流体圧シリンダ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、図1に示されるピストン18がヘッドカバー14側(矢印B方向)に変位し、第1クッションリング62が凹部22に収容された状態を初期位置として説明する。
先ず、図示しない圧力流体供給源から圧力流体を第1流体ポート40へと導入する。この場合、第2流体ポート52は、図示しない切換弁による切換作用下に大気開放状態としておく。これにより、圧力流体が、第1流体ポート40から凹部22へと供給され、前記凹部22からシリンダ室20へと導入された圧力流体によってピストン18がロッドカバー16側(矢印A方向)へと押圧される。そして、ピストン18の変位作用下にピストンロッド60が共に変位し、該ピストンロッド60の端部に装着された第1クッションリング62が第1シールリング24に摺接しながら凹部22から離脱する。
次に、ピストン18の変位作用下に第2クッションリング64がロッド孔42へと挿入されることにより、圧力流体の流量が絞られてシリンダ室20内で圧縮される。その結果、ピストン18が変位する際の変位抵抗となり、該ピストン18の変位速度が変位終端位置に近づくにつれて徐々に低下する。
最後に、ピストン18がロッドカバー16側(矢印A方向)に向かって徐々に変位し、第2クッションリング64が完全にロッド孔42に収容されることにより、ピストン18がロッドカバー16側(矢印A方向)に到達した変位終端位置となる。
一方、ピストン18を前記とは反対方向(矢印B方向)に変位させる場合には、第2流体ポート52に圧力流体を供給すると共に、第1流体ポート40を切換弁(図示せず)の切換作用下に大気開放状態とする。そして、圧力流体が、第2流体ポート52からロッド孔42へと供給され、該ロッド孔42からシリンダ室20へと導入された圧力流体によってピストン18がヘッドカバー14側(矢印B方向)へと押圧される。
そして、ピストン18の変位作用下にピストンロッド60が共に変位し、該ピストンロッド60の端部に装着された第2クッションリング64が第2シールリング48に摺接しながらロッド孔42から離脱する。
次に、ピストン18の変位作用下に第1クッションリング62が凹部22へと挿入されることにより、圧力流体の流量が絞られてシリンダ室20内で圧縮される。その結果、ピストン18が変位する際の変位抵抗となり、該ピストン18の変位速度が徐々に低下する。そして、ピストン18がヘッドカバー14に当接することで初期位置へと復帰する(図1参照)。
次に、上述した流体圧シリンダ10の出力を変更するために、シリンダチューブ12及びピストン18を交換し、ボア径(シリンダ径)を変更する場合について説明する。なお、ここでは、前記ボア径を大きくすることで出力を大きくする場合について説明する。
先ず、連結ロッドに螺合された図示しないナットを緩め、シリンダチューブ12を間としてヘッドカバー14とロッドカバー16との連結状態を解除し、前記シリンダチューブ12に対して前記ヘッドカバー14及びロッドカバー16を軸方向(矢印A、B方向)に互いに離間させる。
次に、図3に示されるように、上述したシリンダチューブ12より大径のシリンダ径C2の新たなシリンダチューブ12aと、前記シリンダ径C2と略同一直径で形成された新たなピストン18aを準備する。この場合、新たなシリンダチューブ12aの軸方向(矢印A、B方向)に沿った長さは、ヘッドカバー14及びロッドカバー16における第4段部34a、34bと第2段部30a、30bとの軸方向に沿った長さの差分(図3中、L参照)だけシリンダチューブ12の長さに対して長く形成されると共に、前記シリンダチューブ12aの装着される第4段部34a、34bに臨む壁部36には、環状溝を介してОリング38をそれぞれ装着しておく。
すなわち、ヘッドカバー14とロッドカバー16との軸方向に沿った離間距離が変化することがないようにシリンダチューブ12の軸方向に沿った長さが設定される。
そして、ヘッドカバー14における第4段部34aの外周にシリンダチューブ12aの一端部を挿入することで、前記ヘッドカバー14に対して前記シリンダチューブ12aの一端部が保持され、このシリンダチューブ12aの内周径に対応した大径のピストン18aを該シリンダチューブ12aの内部に挿通させた状態で、前記シリンダチューブ12aの他端部をロッドカバー16における第4段部34bの外周に挿入する。これにより、シリンダチューブ12aの他端部がロッドカバー16に装着されると共に、該シリンダチューブ12aの両端部がОリング38にそれぞれ当接した状態となる。
この状態で、ヘッドカバー14及びロッドカバー16に連結ロッド(図示せず)を挿通させ、その両端部にナットを螺合させ締結することで、前記シリンダチューブ12aを挟んでヘッドカバー14とロッドカバー16とが連結される。
その結果、流体圧シリンダ10において、シリンダ径C2が大径なシリンダチューブ12a及びピストン18aへと交換され、前記ピストン18aの変位作用下にピストンロッド60から軸方向に出力される出力が大きくなる。このように、例えば、搬送するワークの重量等に応じて出力を大きくする場合、シリンダ径の大きなシリンダチューブ12a、それに対応した大径のピストン18aへと交換することで、前記ワークに応じた最適な出力が得られる。
一方、流体圧シリンダ10におけるボア径を小さくする場合には、シリンダ径の小さなシリンダチューブ12、該シリンダ径に対応した直径のピストン18を準備して組み付けることで容易に出力を減少させることが可能となり、それに伴って、流体圧シリンダ10において使用される圧力流体の消費量を削減することが可能となる。その結果、流体圧シリンダ10において省エネルギー化を図ることができる。
換言すれば、流体圧シリンダ10において、様々なシリンダ径を有したシリンダチューブ12及び該シリンダ径に対応したピストン18を変更することで、ヘッドカバー14及びロッドカバー16を共用化しつつ自在に出力を変更することが可能となる。
なお、上述した流体圧シリンダ10では、4つの第1〜第4段部28a、28b、30a、30b、32a、32b、34a、34bが第1及び第2インロー部26、50にそれぞれ設けられる構成について説明したが、これに限定されるものではなく、前記第1及び第2インロー部26、50における段部の数量及び直径が対応していれば、特にその数量は限定されるものではない。
以上のように、第1の実施の形態では、流体圧シリンダ10を構成するヘッドカバー14の第1インロー部26に直径の異なる第1〜第4段部28a、30a、32a、34aを設け、ロッドカバー16の第2インロー部50にも同様に直径の異なる第1〜第4段部28b、30b、32b、34bを設け、前記第1〜第4段部28a、28b、30a、30b、32a、32b、34a、34bのいずれか1つに選択的にシリンダチューブ12を装着することで、軸方向に位置決めし、且つ、前記ヘッドカバー14及びロッドカバー16と同軸上に保持することができる。そのため、異なるシリンダ径を有した新たなシリンダチューブ12aと、それに対応した直径の新たなピストン18aへと交換することで、同一のヘッドカバー14及びロッドカバー16を用いてボア径(シリンダ径)の異なる流体圧シリンダ10を容易に構成することが可能となる。
その結果、流体圧シリンダ10で得られる出力を変更する場合に、ピストン18の直径、シリンダチューブ12の直径が異なる別の流体圧シリンダ10を準備する必要がなく、同一の流体圧シリンダ10のヘッドカバー14及びロッドカバー16を利用して出力を変更し、所望の出力を得ることが可能となる。
すなわち、新たな流体圧シリンダを準備するための設備投資を抑制できると共に、所望の出力を得るために最適な直径(ボア径)を有したシリンダチューブ12及びピストン18を選択して流体圧シリンダ10を構成できるため、例えば、所望の出力に対して過大な出力性能の流体圧シリンダを使用していた場合と比較し、最小限の圧力流体の消費量で駆動させることができ、それに伴って、省エネルギー化を図ることができる。
また、シリンダ径の異なるシリンダチューブ12a、該シリンダ径に対応したピストン18aを交換し、流体圧シリンダ10におけるシリンダ室20のシリンダ径(C1、C2)を変更した場合でも、第1〜第4段部28a、28b、30a、30b、32a、32b、34a、34bの軸方向に沿った差分に応じた長さの新たなシリンダチューブ12aを用いることで、前記流体圧シリンダ10の長手寸法が変化してしまうことがない。
そのため、例えば、流体圧シリンダ10を製造ライン等で使用し、ヘッドカバー14及びロッドカバー16を介して前記製造ラインに取り付ける場合、その取付位置(取付ピッチ)が変わってしまうことがなく、従前の取付位置に確実に取り付けることが可能となる。その結果、製造ラインで使用されていた流体圧シリンダ10のボア径を容易に変更し、該製造ラインに対して容易且つ確実に設置することが可能となる。
さらに、第1及び第2インロー部26、50において、流体圧シリンダ10の軸方向と直交し、第1〜第4段部28a、28b、30a、30b、32a、32b、34a、34bに対応してそれぞれ形成された各壁部36に、環状溝を介してОリング38を着脱自在に設けることにより、シリンダチューブ12の装着される段部に対応して前記Оリング38を装着することで、該シリンダチューブ12の端部を前記Оリング38へと当接させることができる。その結果、Оリング38によってシリンダチューブ12とヘッドカバー14及びロッドカバー16との間を通じた圧力流体の漏出を確実に防止できる。
次に、第2の実施の形態に係る流体圧シリンダ100を図4に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る流体圧シリンダ10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この流体圧シリンダ100では、図4に示されるように、ヘッドカバー102及びロッドカバー104における第1及び第2インロー部106、108が、それぞれ第5及び第6段部110a、110b、112a、112bからなる2段の段付状に形成される点で、第1の実施の形態に係る流体圧シリンダ10と相違している。
このヘッドカバー102及びロッドカバー104における第5及び第6段部110a、110b、112a、112bは、該第5段部110a、110bが内周側、第6段部112a、112bが外周側となるように形成されると共に、前記ヘッドカバー102及びロッドカバー104の端面に対する突出長さは、第6段部112a、112bに対して第5段部110a、110bが長くなるように形成される。
また、第5段部110a、110bの直径が、例えば、上述した第1の実施の形態の流体圧シリンダ10における第2段部30a、30bと同一直径に設定され、第6段部112a、112bの直径が、前記流体圧シリンダ10における第4段部34a、34bと同一直径に設定される。すなわち、流体圧シリンダ10の第2及び第4段部30a、30b、34a、34bに相当する段部が設けられ、その間の直径となる第3段部32a、32bが設けられていない構成となる。
さらに、ヘッドカバー102及びロッドカバー104には、第5及び第6段部110a、110b、112a、112bと直交し、前記ヘッドカバー102及びロッドカバー104の端面と略平行な壁部114がそれぞれ形成される。この壁部114にはそれぞれ環状溝を介してОリング38が装着される。なお、この壁部114の面積は、第1の実施の形態に係る流体圧シリンダ10の各壁部36と比較し、段部の数量が少ない分だけ大きく確保することが可能となる。詳細には、壁部114の面積を、径方向に大きく確保することができる。
そして、例えば、ヘッドカバー102における第5段部110aの外周側にシリンダチューブ12の一端部を挿入し、前記シリンダチューブ12の他端部を、ロッドカバー104における第5段部110bの外周側に挿入してそれぞれ壁部114に当接させることで、前記シリンダチューブ12がヘッドカバー102及びロッドカバー104に対して軸方向(矢印A、B方向)、且つ、径方向に位置決めされた状態で保持される。この際、シリンダチューブ12の両端部が、壁部114に装着されたОリング38に当接することで、該シリンダチューブ12とヘッドカバー102及びロッドカバー104との間を通じた圧力流体の漏出が防止される。
なお、この流体圧シリンダ100の動作及びボア径の変更作業については、第1の実施の形態に係る流体圧シリンダ10と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
以上のように、第2の実施の形態では、流体圧シリンダ100を構成するヘッドカバー102の第1インロー部106に直径の異なる第5及び第6段部110a、112aを設け、ロッドカバー104の第2インロー部108にも同様に直径の異なる第5及び第6段部110b、112bを設け、前記第5及び第6段部110a、110b、112a、112bのいずれか一方に選択的にシリンダチューブ12を装着することで、該シリンダチューブ12を軸方向(矢印A、B方向)に位置決めし、且つ、前記ヘッドカバー102及びロッドカバー104と同軸上に保持することができる。そのため、異なるシリンダ径を有した新たなシリンダチューブ12と、それに対応した直径の新たなピストン18へと交換することで、同一のヘッドカバー102及びロッドカバー104を用いてボア径(シリンダ径)の異なる流体圧シリンダ100を容易に構成することが可能となる。
その結果、流体圧シリンダ100で得られる出力を変更する場合に、ピストン18の直径、シリンダチューブ12の直径が異なる別の流体圧シリンダを準備する必要がなく、同一の流体圧シリンダ100のヘッドカバー102及びロッドカバー104を利用して出力を変更して、所望の出力を得ることが可能となる。
すなわち、新たな流体圧シリンダを準備するための設備投資を抑制できると共に、所望の出力を得るために最適な直径(ボア径)を有したシリンダチューブ12及びピストン18を選択して流体圧シリンダ100を構成できるため、例えば、所望の出力に対して過大な出力性能の流体圧シリンダを使用していた場合と比較し、最小限の圧力流体の消費量で駆動させることができ、それに伴って、省エネルギー化を図ることができる。
また、第1の実施の形態に係る流体圧シリンダ10と比較し、第1及び第2インロー部106、108における段部の数量が少ないため、シリンダチューブ12の両端部が当接する壁部114の面積を大きく確保できる。その結果、シリンダチューブ12の両端部をヘッドカバー102及びロッドカバー104に対してより一層確実に当接させ、軸方向(矢印A、B方向)に沿った位置決めをより高精度に行うことが可能となる。
次に、第3の実施の形態に係る流体圧シリンダ120を図5A及び図5Bに示す。なお、上述した第1及び第2の実施の形態に係る流体圧シリンダ10、100と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この流体圧シリンダ120では、図5A及び図5Bに示されるように、ヘッドカバー122及びロッドカバー124における端面に、環状に窪んだ第1及び第2インロー部126、128がそれぞれ形成されている点で、第1及び第2の実施の形態に係る流体圧シリンダ10、100と相違している。
第1インロー部126は、ヘッドカバー122においてシリンダチューブ12に臨む端面から所定深さだけ軸方向(矢印B方向)に沿って窪み、且つ、凹部22と同軸上に形成される。
また、第1インロー部126には、その内部に外周側に形成された第1インロー面130aと、内周側に形成された第2インロー面132aを備え、前記第1及び第2インロー面130a、132aは、ヘッドカバー122の軸方向と平行、且つ、互いに平行に形成される。すなわち、第2インロー面132aがヘッドカバー122の中心側に設けられる。この第1インロー面130aと第2インロー面132aとの径方向の離間距離は、シリンダチューブ12の径方向厚さに対して大きく設定される。
さらに、第1インロー部126における第1及び第2インロー面130a、132aに臨む壁部には、それぞれ環状溝を介してОリング38が装着され、シリンダチューブ12の一端部が装着された際に当接することで気密が保持される。
そして、第1インロー部126における第1インロー面130a又は第2インロー面132aのいずれか一方にシリンダチューブ12の外周面又は内周面が当接することで径方向に位置決めされる。
一方、第2インロー部128は、ロッドカバー124においてシリンダチューブ12に臨む端面から所定深さだけ軸方向(矢印A方向)に沿って窪み、且つ、ロッド孔42と同軸上に形成される。
また、第2インロー部128には、第1インロー部126と同様に、その内部に外周側に形成された第1インロー面130bと、内周側に形成された第2インロー面132bを備え、前記第1及び第2インロー面130b、132bは、ロッドカバー124の軸方向と平行、且つ、互いに平行に形成される。すなわち、第2インロー面132bがロッドカバー124の中心側に設けられる。この第1インロー面130bと第2インロー面132bとの径方向の離間距離は、シリンダチューブ12の径方向厚さに対して大きく設定される。
さらに、第2インロー部128における第1及び第2インロー面130b、132bに臨む壁部には、それぞれ環状溝を介してОリング38が装着され、シリンダチューブ12の他端部が装着された際に当接することで気密が保持される。
そして、第2インロー部128における第1インロー面130b又は第2インロー面132bのいずれか一方にシリンダチューブ12の外周面又は内周面が当接することで径方向に位置決めされる。
例えば、図5Aに示される流体圧シリンダ120では、シリンダチューブ12の一端部及び他端部が、それぞれ第1及び第2インロー部126、128において外周側に設けられた第1インロー面130a、130bに当接して径方向に位置決めされ、前記第1及び第2インロー部126、128の壁部に当接することで軸方向(矢印A、B方向)に位置決めされ保持された状態にある。
そして、直径の異なる小径の新たなシリンダチューブ12aへと交換する場合には、図5Bに示されるように、該シリンダチューブ12aの内周面を第1インロー部126における第2インロー面132aに当接させ、径方向に位置決めすると共に、その内部に前記シリンダチューブ12aの直径に対応したピストン18aを挿通させる。この状態で、シリンダチューブ12aの他端部を、ロッドカバー124の第2インロー部128へと挿入し、その第2インロー面132bに当接させた後に壁部へと当接させる。これにより、シリンダチューブ12aが、第2インロー面132a、132bによってヘッドカバー122及びロッドカバー124に対して軸方向(矢印A、B方向)、且つ、径方向に位置決めされた状態で保持される。この際、シリンダチューブ12aの両端部が、壁部に装着されたОリング38に当接することで、該シリンダチューブ12aとヘッドカバー122及びロッドカバー124との間を通じた圧力流体の漏出が防止される。
以上のように、第3の実施の形態では、ヘッドカバー122及びロッドカバー124の端面に、それぞれ環状に窪み、且つ、シリンダチューブ12の径方向厚さより径方向に大きな第1及び第2インロー部126、128をそれぞれ設けることで、その外周側となる第1インロー面130a、130b、又は、内周側となる第2インロー面132a、132bのいずれか一方を用いてシリンダチューブ12の径方向における位置決めを行うことが可能となる。そのため、単一の第1及び第2インロー部126、128によって直径の異なるシリンダチューブ12、12aの位置決めを行うことができる。その結果、直径の異なるシリンダチューブ12、12aの位置決めを行うための複数のインロー部をヘッドカバー122及びロッドカバー124にそれぞれ設ける場合と比較し、それぞれ単一の第1及び第2インロー部126、128で対応できるため、流体圧シリンダ120における製造コストの削減を図ることが可能となる。
次に、第4の実施の形態に係る流体圧シリンダ140を図6A及び図6Bに示す。なお、上述した第1〜第3の実施の形態に係る流体圧シリンダ10、100、120と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この流体圧シリンダ140では、図6A及び図6Bに示されるように、ヘッドカバー142及びロッドカバー144における端面に形成され複数のインローを有した第1及び第2インロー部146、148をそれぞれ備えている点で、第1〜第3の実施の形態に係る流体圧シリンダ10、100、120と相違している。
この第1インロー部146は、例えば、ヘッドカバー142においてシリンダチューブ12に臨む端面から所定深さだけ軸方向(矢印B方向)に沿って窪み、径方向に所定間隔離間した複数(例えば、2つ)の第1インロー150a、150bを有し、前記第1インロー150a、150bは、それぞれ凹部22と同軸上で環状に形成される。外周側に設けられる一方の第1インロー150aは、外部に露呈するように形成され、内周側に設けられる他方の第1インロー150bは、環状で溝状に形成される。
また、各第1インロー150a、150bに臨む壁部には、それぞれ溝部を介してОリング38が装着され、シリンダチューブ12の一端部が装着された際に当接することで気密が保持される。
そして、第1インロー部146における第1インロー150a、150bのいずれか一方にシリンダチューブ12の一端部が挿入され、その内周面が該第1インロー150a、150bの外周面に当接することで径方向に位置決めされる。すなわち、第1インロー部146における第1インロー150a、150bがシリンダチューブ12の径方向への位置決めを行うインロー面として機能する。
一方、第2インロー部148は、例えば、ロッドカバー144においてシリンダチューブ12に臨む端面から所定深さだけ軸方向(矢印A方向)に沿って窪み、径方向に所定間隔離間した複数(例えば、2つ)の第2インロー152a、152bを有し、前記第2インロー152a、152bは、それぞれロッド孔42と同軸上で環状に形成される。外周側に設けられる一方の第2インロー152aは、外部に露呈するように形成され、内周側に設けられる他方の第2インロー152bは、環状で溝状に形成される。
また、各第2インロー152a、152bに臨む壁部には、それぞれ溝部を介してОリング38が装着され、シリンダチューブ12の一端部が装着された際に当接することで気密が保持される。
そして、第2インロー部148における第2インロー152a、152bのいずれか一方にシリンダチューブ12の他端部が挿入され、その内周面が該第2インロー152a、152bの外周面に当接することで径方向に位置決めされる。すなわち、第2インロー部148における第2インロー152a、152bがシリンダチューブ12の径方向への位置決めを行うインロー面として機能する。
例えば、図6Aに示される流体圧シリンダ140では、シリンダチューブ12の一端部及び他端部が、それぞれ第1及び第2インロー部146、148において外周側に設けられた第1及び第2インロー150a、152aに装着され径方向に位置決めされ、且つ、前記第1及び第2インロー部146、148の壁部に当接することで軸方向に位置決めされ保持された状態にある。
そして、例えば、上述したシリンダチューブ12に対して直径の異なる小径の新たなシリンダチューブ12aへと交換する場合には、図6Bに示されるように、該シリンダチューブ12aの一端部を第1インロー部146における内周側の第1インロー150bへ挿入し、その内周面を前記第1インロー150bの外周面へと当接させることで径方向に位置決めする。その後、シリンダチューブ12aの内部に該シリンダチューブ12aの直径に対応した小径のピストン18aを挿通させた状態で、前記シリンダチューブ12aの他端部を、ロッドカバー144における第2インロー部148の内周側の第2インロー152bへと挿入し、その外周面に当接させ、且つ、壁部へと当接させる。
これにより、シリンダチューブ12aが、内周側に設けられた第1及び第2インロー150a、152aによってヘッドカバー142及びロッドカバー144に対して軸方向(矢印A、B方向)、且つ、径方向に位置決めされた状態で保持される。この際、シリンダチューブ12aの両端部が、壁部に装着されたОリング38に当接することで、該シリンダチューブ12aとヘッドカバー142及びロッドカバー144との間を通じた圧力流体の漏出が防止される。
以上のように、第4の実施の形態では、ヘッドカバー142及びロッドカバー144の端部に、互いに径方向に所定間隔離間した複数の第1及び第2インロー150a、150b、152a、152bを有した第1及び第2インロー部146、148を設けることにより、前記第1及び第2インロー150a、150b、152a、152bが径方向にのみ段状で、軸方向(矢印A、B方向)には互いにオフセットしていないため、直径の異なるシリンダチューブ12aへと交換する場合に、該シリンダチューブ12aを同一長さとすることでピストン18、18aのストロークを変更することなく交換することが可能となる。また、それに伴って、流体圧シリンダ140を製造ライン等で設置する際、ヘッドカバー142及びロッドカバー144の取付位置(取付ピッチ)が変わってしまうことがなく、従前の取付位置に確実に取り付けることが可能となる。その結果、製造ラインで使用されていた流体圧シリンダ140のボア径を容易に変更し、該製造ラインに対して容易且つ確実に設置することができる。
なお、上述した第4の実施の形態においては、第1及び第2インロー部146、148における各第1及び第2インロー150a、150b、152a、152bに対してそれぞれ1つのシリンダチューブ12(12a)が装着可能な構成について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、環状に形成された前記第1及び第2インロー150b、152bを径方向に拡大し、前記第1インロー150bにおける内周面及び外周面、前記第2インロー152bにおける内周面及び外周面にそれぞれ前記シリンダチューブ12(12a)を位置決め可能な構成としてもよい。
すなわち、第1及び第2インロー150b、152bに対してそれぞれ直径の異なるシリンダチューブ12を2種類装着して位置決めできるため、第1及び第2インロー150a、152aにシリンダチューブ12を装着して位置決めする場合も含めると、流体圧シリンダ140において直径の異なる3種類のシリンダチューブ12を選択的に装着し、径方向に位置決めして組み付けることが可能となる。
なお、本発明に係る流体圧シリンダは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、100、120、140…流体圧シリンダ
12、12a…シリンダチューブ
14、102、122、142…ヘッドカバー
16、104、124、144…ロッドカバー
18、18a…ピストン 22…凹部
26、106、126、146…第1インロー部
28a、28b…第1段部 30a、30b…第2段部
32a、32b…第3段部 34a、34b…第4段部
36、114…壁部 42…ロッド孔
50、108、128、148…第2インロー部
110a、110b…第5段部 112a、112b…第6段部
130a、130b…第1インロー面 132a、132b…第2インロー面
150a、150b…第1インロー 152a、152b…第2インロー

Claims (4)

  1. 内部にシリンダ室を有した筒状のシリンダチューブと、前記シリンダチューブの両端部に装着される一組のカバー部材と、前記シリンダ室に沿って変位自在に設けられるピストンとを有する流体圧シリンダにおいて、
    前記カバー部材には、前記シリンダチューブが挿入され、該シリンダチューブを軸方向及び径方向に位置決めする位置決め手段が設けられ、前記位置決め手段は、直径の異なる少なくとも2つ以上のインロー部を有し、複数のインロー部のいずれか1つに前記シリンダチューブの内周面又は外周面が選択的に装着されることを特徴とする流体圧シリンダ。
  2. 請求項1記載の流体圧シリンダにおいて、
    前記インロー部は、前記カバー部材の軸方向に沿って互いにオフセットするように形成されることを特徴とする流体圧シリンダ。
  3. 請求項1又は2記載の流体圧シリンダにおいて、
    前記インロー部は、前記カバー部材に形成された環状溝の内周面及び外周面に設けられることを特徴とする流体圧シリンダ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体圧シリンダにおいて、
    前記インロー部には、前記シリンダチューブの端部が当接する壁部にシール部材が装着されることを特徴とする流体圧シリンダ。
JP2013103981A 2013-05-16 2013-05-16 流体圧シリンダ Active JP5854387B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013103981A JP5854387B2 (ja) 2013-05-16 2013-05-16 流体圧シリンダ
PCT/JP2013/081222 WO2014184976A1 (en) 2013-05-16 2013-11-13 Fluid pressure cylinder
RU2015148814A RU2622992C9 (ru) 2013-05-16 2013-11-13 Гидро(пневмо)цилиндр
KR1020157032773A KR101846215B1 (ko) 2013-05-16 2013-11-13 유체압 실린더
TW102141220A TWI535957B (zh) 2013-05-16 2013-11-13 流體壓缸
DE112013007086.3T DE112013007086T5 (de) 2013-05-16 2013-11-13 Fluiddruckzylinder
CN201380076593.3A CN105229313B (zh) 2013-05-16 2013-11-13 流体压力缸
US14/786,078 US9752598B2 (en) 2013-05-16 2013-11-13 Fluid pressure cylinder
BR112015028456A BR112015028456A2 (pt) 2013-05-16 2013-11-13 cilíndro de pressão de fluido
MX2015015597A MX365802B (es) 2013-05-16 2013-11-13 Cilindro de presion de fluido.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013103981A JP5854387B2 (ja) 2013-05-16 2013-05-16 流体圧シリンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014224566A true JP2014224566A (ja) 2014-12-04
JP5854387B2 JP5854387B2 (ja) 2016-02-09

Family

ID=49780275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013103981A Active JP5854387B2 (ja) 2013-05-16 2013-05-16 流体圧シリンダ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US9752598B2 (ja)
JP (1) JP5854387B2 (ja)
KR (1) KR101846215B1 (ja)
CN (1) CN105229313B (ja)
BR (1) BR112015028456A2 (ja)
DE (1) DE112013007086T5 (ja)
MX (1) MX365802B (ja)
RU (1) RU2622992C9 (ja)
TW (1) TWI535957B (ja)
WO (1) WO2014184976A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6712032B2 (ja) * 2017-08-30 2020-06-17 Smc株式会社 バランサシリンダおよびバランサシリンダを用いたワーク搬送装置
JP6751916B2 (ja) * 2018-03-23 2020-09-09 Smc株式会社 流体圧シリンダ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622007A (ja) * 1985-02-18 1987-01-08 Kitagawa Tekkosho:Kk チヤツク用回転流体圧シリンダ
JPH01288603A (ja) * 1988-05-16 1989-11-20 Taiyo Ltd 流体圧シリンダの製造方法
JPH09229019A (ja) * 1996-02-28 1997-09-02 Ckd Corp 流体圧シリンダ
JP2010266054A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Smc Corp 流体圧シリンダ
JP2011052267A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Honda Motor Co Ltd シリンダバレルの表面処理装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2719510A (en) 1951-07-21 1955-10-04 Tomkin Johnson Company Cushion construction for air cylinders
US2755775A (en) 1954-12-27 1956-07-24 Flick Reedy Corp Floating cushion for a piston and cylinder device
US3122063A (en) * 1962-02-26 1964-02-25 Arrow Tools Inc Cylinder with improved sealing and governor means
JPS6021522Y2 (ja) 1980-04-04 1985-06-27 太陽鉄工株式会社 流体圧シリンダのクツシヨン装置
JPS56146105A (en) 1980-04-15 1981-11-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Optical fiber cable
RU2006684C1 (ru) * 1991-06-17 1994-01-30 Производственное объединение "ГАЗ" Пневмоцилиндр
DE4438196A1 (de) * 1994-10-26 1995-10-19 Daimler Benz Ag Zylinder für fluidische Mittel
JP3794157B2 (ja) * 1998-03-20 2006-07-05 株式会社ショーワ 油圧シリンダユニット
JP4482346B2 (ja) 2004-02-16 2010-06-16 定之 中西 ガス・油圧力変換器
DE202004002852U1 (de) 2004-02-24 2004-04-22 Festo Ag & Co. Fluidbetätigter Arbeitszylinder
CN2926621Y (zh) * 2006-05-25 2007-07-25 上海三飞运动用品有限公司 一种可调式双向阻尼液压油缸
JP2008133920A (ja) 2006-11-29 2008-06-12 Smc Corp 流体圧シリンダ
DE102009014817B4 (de) * 2009-03-25 2011-07-21 FESTO AG & Co. KG, 73734 Fluidbetätigter Linearantrieb
RU2440244C2 (ru) * 2010-04-09 2012-01-20 Общество с ограниченной ответственностью "БЛИЗНЕЦЫ" Гидравлический многоэтажный пресс с гидроцилиндрами подъема и нагревательными плитами
CA2756459A1 (en) * 2010-10-29 2012-04-29 Eric G. Keifer Variable bore convertible compressor cylinder
EP2455620B1 (de) 2010-11-06 2014-05-07 FESTO AG & Co. KG Fluidbetätigter Linearantrieb mit Endlagendämpfungseinrichtung
RU118377U1 (ru) * 2012-03-15 2012-07-20 Вячеслав Васильевич Жуков Гидроцилиндр поршневой
CN102767548A (zh) 2012-07-26 2012-11-07 三一矿机有限公司 一种多级液压油缸及矿用自卸车

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622007A (ja) * 1985-02-18 1987-01-08 Kitagawa Tekkosho:Kk チヤツク用回転流体圧シリンダ
JPH01288603A (ja) * 1988-05-16 1989-11-20 Taiyo Ltd 流体圧シリンダの製造方法
JPH09229019A (ja) * 1996-02-28 1997-09-02 Ckd Corp 流体圧シリンダ
JP2010266054A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Smc Corp 流体圧シリンダ
JP2011052267A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Honda Motor Co Ltd シリンダバレルの表面処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
RU2622992C9 (ru) 2017-09-22
JP5854387B2 (ja) 2016-02-09
TWI535957B (zh) 2016-06-01
DE112013007086T5 (de) 2016-01-28
RU2015148814A (ru) 2017-05-17
CN105229313B (zh) 2017-07-11
US9752598B2 (en) 2017-09-05
TW201445063A (zh) 2014-12-01
KR20150142059A (ko) 2015-12-21
KR101846215B1 (ko) 2018-04-06
RU2622992C2 (ru) 2017-06-21
BR112015028456A2 (pt) 2017-07-25
WO2014184976A1 (en) 2014-11-20
CN105229313A (zh) 2016-01-06
US20160076560A1 (en) 2016-03-17
MX2015015597A (es) 2016-03-03
MX365802B (es) 2019-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6098880B2 (ja) 流体圧シリンダ
KR100956590B1 (ko) 유체압 실린더
JP5435434B2 (ja) ピストン組立体、流体圧シリンダ及びピストン組立体の製造方法
US20190170168A1 (en) Method for producing piston assembly and hydraulic fluid device
JP5464408B2 (ja) 流体圧シリンダ
EP2676766B1 (en) Positioning device
JP5854387B2 (ja) 流体圧シリンダ
WO2016151984A1 (ja) スイベルジョイント
JP6524471B2 (ja) 流体圧シリンダ
JP5091879B2 (ja) 流体圧シリンダ
JP6372213B2 (ja) アクチュエータのガイドユニット
US9616535B2 (en) Positioning device and positoning method using the same
JP2008240941A (ja) 流体圧シリンダにおけるピストン組立体
CN114407403A (zh) 一种制作端面o型圈的装置及方法
JP2022036744A (ja) 多段式流体圧シリンダ
JP2010164066A (ja) 流体圧シリンダ
TW201425739A (zh) 流體壓力缸
JP2011075014A (ja) 流体圧シリンダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5854387

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250