JPS6021522Y2 - 流体圧シリンダのクツシヨン装置 - Google Patents

流体圧シリンダのクツシヨン装置

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JPS6021522Y2
JPS6021522Y2 JP4636180U JP4636180U JPS6021522Y2 JP S6021522 Y2 JPS6021522 Y2 JP S6021522Y2 JP 4636180 U JP4636180 U JP 4636180U JP 4636180 U JP4636180 U JP 4636180U JP S6021522 Y2 JPS6021522 Y2 JP S6021522Y2
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JP
Japan
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ring
cushion
hard
small
piston
Prior art date
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Expired
Application number
JP4636180U
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English (en)
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JPS56146105U (ja
Inventor
雅美 鈴木
Original Assignee
太陽鉄工株式会社
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Publication date
Application filed by 太陽鉄工株式会社 filed Critical 太陽鉄工株式会社
Priority to JP4636180U priority Critical patent/JPS6021522Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気圧または油圧等流体圧リングのクッション
装置に関する。
従来のこの種クッション装置としては第1図乃至第3図
に示す構造のものがある。
即ち、ピストン1の端面に突設したクッション用小ピス
トン部2に金属等の硬質クッションリング3を軸方向に
摺接可能に嵌挿し、シリンダカバー4に穿設したクッシ
ョン用小シリンダ部5の内周面に上記硬質クッションリ
ング3を軸方向に若干余裕をもって収容する環状溝6を
設け、且つ硬質クッションリング3の一端面に多数の放
射状の溝7を設けたクッション装置が最新技術として提
案されている。
そしてその作動は、今ピストン1が第1図の右方に移動
するとすれば、硬質クッションリング3は第2図に示す
ように右に移動して環状溝6の右側の壁に接しシリンダ
内の圧流体の流通を阻止するとなし、従って圧流体はク
ッション用調節バルブ8の先端の狭い間隙を通ってポー
ト9に流出できるだけであるから、この流動抵抗がピス
トンにクッション作用を与えるとなし、次にポート9か
らの圧流体に押圧されてピストン1が左方に移動すれば
、硬質クッションリング3は第3図に示すように左に移
動し環状溝6の左側の壁に接するが、この状態では圧流
体は硬質クッションリング3の外周から溝7を通って自
由にシリンダ内に流入することができピストン1を円滑
に移動させることができるとされる。
この構造であれば、これ以前のOリング(油、気密リン
グ)や逆止弁を使用したものに比べて構造が簡単になり
、0リングの飛び出し破損等を防止できる点で秀れてい
るが、而しながらクッション作用に若干欠ける難点があ
る。
戒程第2図に示すようにクッション行程において硬質ク
ッションリング3が図中右に移動して環状溝6の右側の
壁に接すると、圧流体は両者の接当部10においである
程度その流通が阻止されることになるが、而しこのクッ
ションリング3は金属等の硬質材料で形成されているた
め、上記接当部10の油、気密性を充分に保持すること
が困難で、特に空気圧シリンダの場合には圧縮空気が上
記接当部10から簡単に漏れる恐れがあり、これがため
に充分なりッション作用を発揮しない難点があった。
本考案は上記の欠点を解消したものであって、第4図乃
至第10図にその一実施例を示す。
以下、従来技術との相違点のみを説明すれば、第4図に
示すように、クッション用小シリンダ部5の内周面端部
に没段部11を周設し、該没段部11の底部内周面にス
ナップリング等の止めリング12を係止して該没段部1
1と止めリング12とに囲まれる環状凹部13を小シリ
ンダ部内周面に形成し、この環状凹部13に、第6図及
び第7図に示すように多数の貫通孔14を適当間隔に穿
設した断面略Uまたはコ字状の金属または硬質合成樹脂
からなる硬質リング15を軸方向に摺接可能に内嵌挿し
、該硬質リング15のU放向部16に合皮ゴム、軟質合
成樹脂等からなる油、気密Oリング17を該Oリング1
7が若干U状内部からはみ出るようにして収容してなる
ことを特徴とするものである。
従って、ピストン1が第1図の右方に移動すれば、その
圧力によって硬質リング15は油、気密リング17と共
に第4図に示すように右に移動して環状凹部13の右側
の壁に接し、この除油、気密リング17は硬質リング1
5のU放向部16より若干はみ出るよう収容されている
ため、該油、気密リング17は環状凹部13の側壁18
に充分に密着することになりシリンダ内の圧流体の流通
を完全に阻止してピストン1に良好なりッション作用を
与えることができ、次にポート9からの圧流体に押圧さ
れてピストン1が左方に移動すれば、その圧力によって
硬質リング15は油、気密リング17と共に第5図に示
すように左に移動し環状凹部13の止めリング12に接
するが、この状態では圧流体は硬質リング15及び油、
気密リング17の外周からU放向部16及び貫通孔14
を通って自由にシリンダ内に流入することができピスト
ン1の円滑移動を保障することができる。
第8図は本考案の他の実施例を示すもので、断面略U字
状の硬質リング15に穿設される貫通孔は硬質リングの
外周縁を適当間隔に切欠した切欠部14によって形成し
てもよい。
第9図も本考案の他の実施例を示すもので、断面略U字
状の硬質リング15のうち、クッション用小ピストン部
2比接するリング部片15aを上記小ピストン2側に向
って大径のテーパーになるように形成したもので、これ
によれば硬質リング15と小ピストン部2との間の微妙
な間隙誤差を該テーパー状リング部片15aで吸収して
両者間の油、気密性を良好に保持することができ、この
際硬質リング15をばね鋼板等の弾性材で形成すること
によって小ピストン部周面に対して常時弾接し一層油、
気密性を良好にすることができる。
第10図も本考案の他の実施例を示すもので、断面略U
字状の硬質リング15を銅等の塑性変形可能な材料で形
成することによって、小ピストン部2が硬質リング15
に接することによって該硬質リング15の小ピストン部
側リング部片15bが小ピストン部2の周面になじむよ
うに塑性変形し、爾後は該局面になじんだ状態で互に摺
動することになるから両者間の油、気密性が極めて良好
になる利点がある。
以上のように本考案によれば、クッションリングは、断
面が側方へ開口する略U字状であって上記クッション用
小ピストン部の外周面に摺接可能な硬質リングと、硬質
リングのU状内部に該U状内部から若干はみ出るように
収容されて上記環状凹部の奥方の側壁に密着可能な01
Jングとからなり、且つ上記硬質リングには多数の貫通
孔が適当間隔で穿設されてなるので、硬質リングより先
に0リングが環状凹部の側面に接して充分に密着するこ
とになり、これがためにクッション作用時の圧流体の流
出を完全に阻止して良好なりッション効果を発揮するこ
とができ、而も、Oリングが環状凹部の側壁に押圧され
若干弾性変形しても、該Oリングは硬質リング内に収容
されることとなり過度に圧縮変形することがないので、
長期にわたって故障することなく使用することができる
また硬質リングは側壁との間でシール性を要求されない
ため高精度に仕上げる必要がなく、金属板のプレス加工
または樹脂成形等により容易に製造することが可能であ
り、且つOリングは一般に製造や入手が容易で汎用性が
あるため、本考案のクッション装置を比較的容易にしか
も安価に製作することができ保守も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来例を示すもので、そのうち第1
図は縦断正面図、第2図及び第3図はその作動状態を示
す説明図、第4図乃至第10図は本考案を示すもので、
そのうち第4図及び第5図は本考案の一実施例の作動状
態を示す拡大断面図、第6図は同要部の縦断正面図、第
7図は同要部の側面図、第8図は他の実施例の要部側面
図、第9図及び第10図は夫々他の実施例の拡大断面図
である。 1・・・・・・ピストン、2・・・・・・クッション用
小ピストン部、4・・・・・・シリンダカバー、5・・
・・・・クッション用小シリンダ部、13・・・・・・
環状凹部、14,14′・・・・・・貫通孔、15・・
・・・・硬質リング、15a。 15b・・・・・・リング部片、16・・・・・・U放
向部、17・・・・・・Oリング、18・・・・・・側
壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 シリンダカバーに穿設したクッション用小シリンダ
    部の内周面に環状凹部を設け、該環状凹部内に軸方口に
    摺動可能なりッションリングを内嵌挿し、ピストンの端
    面に突設したクッション用小ピストン部が前記クッショ
    ンリングに嵌入してクッション作用を発揮するようにし
    た流体圧シリンダにおいて、上記クッションリングは、
    断面が側方へ開口する略U字状であって上記クッション
    用小ピストン部の外周面に摺接可能な硬質リングと、硬
    質リングのU状内部に該U状内部から若干はみ出るよう
    に収容されて上記環状凹部の奥方の側壁に密着可能な0
    1Jングとからなり、且つ上記硬質リングには多数の貫
    通孔が適当間隔で穿設されてなることを特徴とする流体
    圧シリンダのクッション装置。 2 上記硬質リングは、クッション用小ピストン部側リ
    ング部片が上記小ピストン側に径大のテーパーになるよ
    う形成されてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    クッション装置。 3 上記硬質リングを弾性変形可能な材料で形成してな
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載のク
    ッション装置。 4 上記硬質リングを塑性変形可能な材料で形成してな
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載のク
    ッション装置。
JP4636180U 1980-04-04 1980-04-04 流体圧シリンダのクツシヨン装置 Expired JPS6021522Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56146105U JPS56146105U (ja) 1981-11-04
JPS6021522Y2 true JPS6021522Y2 (ja) 1985-06-27

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