JP2014224523A - 弁装置、及びこの弁装置を用いる高圧ポンプ - Google Patents

弁装置、及びこの弁装置を用いる高圧ポンプ Download PDF

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Shinobu Oikawa
忍 及川
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Tatsuro Koga
達郎 古賀
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Kazuki Terajima
一樹 寺島
敏英 小野
Toshihide Ono
敏英 小野
典也 松本
Noriya Matsumoto
典也 松本
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Seiji Tanizawa
成司 谷澤
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Masatoshi Kuroyanagi
正利 黒柳
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Takehiko Kato
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Abstract

【課題】 簡素な構成により製造工数の低減が可能な弁装置を提供する。【解決手段】 第1吐出弁ボディ51内を第1弁室511と第2弁室512とに区画する共通シート部52が有する吐出通路521及びリリーフ通路522は互いに平行に形成されている。第1弁室511の燃料の圧力、第2弁室512の燃料の圧力、及び、吐出弁スプリング514の付勢力のバランスにより吐出弁部材53が共通シート部52から離間するとき、吐出通路521により第1弁室511と第2弁室512とが連通する。第1弁室511の燃料の圧力、第2弁室512の燃料の圧力、及び、リリーフ弁スプリング551の付勢力のバランスによりリリーフ弁部材54が共通シート部52から離間するとき、リリーフ通路522により第2弁室512と第1弁室511とが連通する。これにより、燃料吐出リリーフ部50の構成を簡素にすることができる。【選択図】 図4

Description

本発明は、弁装置、及び、この弁装置を用いる高圧ポンプに関する。
従来、燃料タンクの燃料を加圧し、燃料噴射弁に接続する高圧通路に高圧の燃料を送る高圧ポンプが知られている。高圧ポンプは、プランジャ、プランジャを往復移動可能に収容し燃料を加圧する加圧室を有するシリンダ、加圧室に燃料を供給する燃料吸入部、及び、加圧室の燃料を高圧通路に吐出する燃料吐出部などを備える。燃料吐出部は、ノーマリクローズタイプの弁装置により構成され、加圧室の燃料の圧力が高まると開弁し加圧室と高圧通路とを連通する。特許文献1には、加圧室から高圧通路への燃料が流れる吐出通路と高圧通路から加圧室への燃料が流れるリリーフ通路とを有する弁シート部を備える弁装置が記載されている。
特開2012−184745号公報
しかしながら、特許文献1に記載の弁装置では、1つの弁シート部に互いに非連通の通路が複数形成されるため、弁シート部に斜め穴や交差穴が多く形成され構成が複雑になる。このため、弁シート部の加工軸が多くなり、製造工数が増加する。
本発明は、簡素な構成により製造工数の低減が可能な弁装置を提供することを目的とする。
本発明は、弁ハウジングと、弁ハウジングの一方の端部内に往復移動可能に収容される第1弁体と、第1弁体を弁ハウジングの他方の端部側に付勢する第1付勢手段と、弁ハウジングの他方の端部内に往復移動可能に収容される第2弁体と、第2弁体を弁ハウジングの一方の端部側に付勢する第2付勢手段と、弁ハウジングの内部を第1弁体が収容される第1弁室と第2弁体が収容される第2弁室とに区画しつつ第1弁体及び第2弁体が当接または離間するよう設けられ、第2弁体が離間すると第1弁室と第2弁室とを連通する第1連通路及び第1弁体が離間すると第1弁室と第2弁室とを連通する第2連通路を有する共通シート部と、を備える弁装置であって、第1連通路と第2連通路とは平行に形成されることを特徴とする。
本発明の弁装置では、共通シート部が有する2つの連通路が弁ハウジングの2つの弁室を独立して連通可能なよう設けられている。第1弁室に収容されている第1弁体は、第1弁室の圧力、第2弁室の圧力、及び、第1付勢手段の付勢力のバランスにより共通シート部に当接または離間する。第1弁体が共通シート部から離間すると、第1弁室と第2弁室とは第2連通路により連通する。また、第2弁室に収容されている第2弁体は、第1弁室の圧力、第2弁室の圧力、及び、第2付勢手段の付勢力のバランスにより共通シート部に当接または離間する。第2弁体が共通シート部から離間すると、第1弁室と第2弁室とは第1連通路により連通する。このように、本発明の弁装置では、第1弁室の圧力、第2弁室の圧力、第1付勢手段の付勢力、及び、第2付勢手段の付勢力のバランスにより、第1弁室から第2弁室への流体の流れと第2弁室から第1弁室への流体の流れとを制御する。共通シート部に形成されている第1連通路と第2連通路とは平行に形成されており、複数の流路の接続により第1弁室と第2弁室とを連通する連通路を形成する場合に比べ共通シート部を製造するときの加工軸が少なくなる。これにより、本発明の弁装置は簡素な構成となり、製造工数を低減することができる。
本発明の第1実施形態による高圧ポンプの断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 本発明の第1実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の断面図である。 本発明の第1実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の作用を示す模式図である。 本発明の第1実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の作用を示す模式図であって、図5とは異なる状態を示す模式図である。 本発明の第2実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の断面図である。 本発明の第3実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の断面図である。 本発明の第4実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の断面図である。 本発明の第5実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の断面図である。 本発明の第6実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の断面図である。 本発明の第7実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の断面図である。 本発明の第8実施形態による高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部の断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による高圧ポンプ1を図1〜図3に示す。高圧ポンプ1は、図示しない燃料タンクから供給される燃料を加圧し、この加圧した燃料を燃焼噴射弁に接続する燃料レールに吐出する燃料供給ポンプである。高圧ポンプ1は、本体部10、燃料供給部30、プランジャ部20、燃料吸入部40および燃料吐出リリーフ部50を備えている。燃料吐出リリーフ部50は、特許請求の範囲に記載の「弁装置」に相当する。以下の説明では、図1の上を「上」、図1の下を「下」として説明する。
本体部10は、下部ハウジング11、シリンダ13および上部ハウジング15から構成されている。
下部ハウジング11は、円筒状のシリンダ保持部111と、シリンダ保持部111の下部から径外方向に突き出す環状のフランジ部112と、フランジ部112から下方に突き出す円筒状のエンジン嵌合部113とを有する。シリンダ保持部111は、シリンダ13が挿通されるシリンダ圧入孔115を有する。シリンダ保持部111は、その外径がエンジン嵌合部113の内径より小さくなるように形成されている。フランジ部112は、シリンダ保持部111とエンジン嵌合部113との間に貫通孔114を有する。
シリンダ13は、プランジャ21を摺動可能に支持する筒部131と、筒部131の上端を塞ぐ底部136と、シリンダ保持部111よりも下方で径外方向に突き出す環状の突起135とを有する。「本体部」としてのシリンダ13は、シリンダ保持部111のシリンダ圧入孔115に圧入により固定されている。突起135は、シリンダ13の上方への移動を規制する。
シリンダ13は、筒部131の内壁、底部136の内壁、及び、プランジャ21の上端面211により区画形成される加圧室14を有する。加圧室14は、プランジャ21の往復移動により容積が変化する。筒部131は、加圧室14に連通する吸入孔141および吐出孔142を有する。吸入孔141および吐出孔142は、プランジャ21の移動方向に対して対称に位置する。
上部ハウジング15は、吸入孔141と吐出孔142とを結ぶ方向が相対的に長い直方体形状をなす。上部ハウジング15は、長手方向の中央にシリンダ圧入孔151を有する。シリンダ13は、上部ハウジング15のシリンダ圧入孔151に圧入により固定されている。
上部ハウジング15は、シリンダ13の吸入孔141に連通する吸入通路152と、上部ハウジング15の内外を貫通する複数の貫通孔153とを有する。吸入通路152には、加圧室14が吸入する燃料が流通可能である。また、上部ハウジング15は、シリンダ13の吐出孔142に連通する吐出通路154を有する。吐出通路154には、加圧室14が吐出する燃料が流通可能である。
燃料供給部30は、カバー31、パルセーションダンパ33および燃料インレット35から構成されている。
カバー31は、有底筒状に形成され、カバー底部311およびカバー筒部312を有する。カバー底部311は、カバー筒部312の上端を塞いでいる。カバー筒部312の下端は、下部ハウジング11のフランジ部112の上面に当接している。カバー31は、上部ハウジング15およびシリンダ13の上部を内部に収容している。
カバー筒部312は、周方向で互いに離間する第1嵌合孔325、第2嵌合孔326、第3嵌合孔327を有する。第1嵌合孔325は吸入通路152に対応する位置に形成される。第1嵌合孔325には、第1吸入弁ボディ42がカバー31の外部側から挿入されている。第2嵌合孔326は吐出通路154に対応する位置に形成される。第2嵌合孔326には、第1吐出弁ボディ51がカバー31の外部側から挿入されている。第3嵌合孔327には、燃料インレット35がカバー31の外部側から挿入されている。
カバー31は、溶接によりフランジ部112に接合されている。また、第1吸入弁ボディ42、第1吐出弁ボディ51および燃料インレット35は、カバー31に溶接により接合されている。こられの溶接により、カバー31の下端とフランジ部112との隙間、第1嵌合孔325と第1吸入弁ボディ42との隙間、第2嵌合孔326と第1吐出弁ボディ51との隙間、及び、第3嵌合孔327と燃料インレット35との隙間は液密に封止されている。
カバー31の内部には、カバー31とフランジ部112とで区画される燃料ギャラリ32が形成される。燃料インレット35から燃料ギャラリ32に供給された燃料は、貫通孔153等を経由して第1吸入弁ボディ42内に供給される。
燃料ギャラリ32内には、パルセーションダンパ33が設けられている。パルセーションダンパ33は、外縁部が接合された2枚の円形皿状のダイアフラム331、332からなり、所定圧の気体を内部に密封している。パルセーションダンパ33は、外縁部が上支持体341と下支持体342とに挟まれるようにしてカバー31の内壁に固定されている。パルセーションダンパ33は、燃料ギャラリ32内の燃料の圧力変化に応じて弾性変形することにより燃料ギャラリ32内の燃料の圧力脈動を低減する。
プランジャ部20は、プランジャ21、オイルシールホルダ22、スプリングシート23およびプランジャスプリング24等から構成されている。プランジャ部20は、カムシャフトの回転に応じてプランジャ21を往復移動させ、加圧室14の容積を変化させる。
プランジャ21は、大径部212および小径部213を有する。大径部212は、シリンダ13によりシリンダ13の軸方向に摺動可能に支持されている。小径部213は、大径部212から下方に延び、下端が図示しないタペット等に当接可能である。タペットは、図示しないカムシャフトに取り付けられたカムに外面を当接させ、カムシャフトの回転によりカムプロファイルに応じて軸方向に往復移動する。
オイルシールホルダ22は、下部ハウジング11のエンジン嵌合部113に固定されている固定部221と、シリンダ13の下方に位置しプランジャ21の小径部213が挿通される筒状のシール保持部222とを有する。シール保持部222は、シール223を保持している。シール223は、径内側のテフロン(登録商標)リングと、径外側のOリングとからなり、小径部213周囲の燃料油膜の厚さを調整する。また、シール保持部222の下端部には、オイルシール225が固定されている。オイルシール225は、小径部213周囲のオイル油膜の厚さを調整する。
スプリングシート23は、プランジャ21の下端部に固定されている。プランジャスプリング24は、一端がスプリングシート23に係止され、他端がオイルシールホルダ22の固定部221に係止されている。プランジャスプリング24は、プランジャ21の戻しばねとして機能し、プランジャ21がタペットに当接するようにプランジャ21を付勢する。
燃料吸入部40は、吸入弁部41および電磁駆動部45から構成されている。
吸入弁部41は、吸入弁ボディ42、シートボディ43、吸入弁部材44、第1スプリングホルダ441、第1スプリング442などを備える。
吸入弁ボディ42は、吸入孔141に例えば圧入されることにより上部ハウジング15に接続している。吸入弁ボディ42は、内部に吸入室421を有する。吸入室421は、貫通孔153を介して燃料ギャラリ32と連通している。吸入室421には、略円筒状のシートボディ43が収容されている。シートボディ43の加圧室14側には、吸入弁部材44と当接可能な弁座が形成されている。
吸入弁部材44は、シートボディ43の加圧室14側に設けられている。吸入弁部材44は、吸入室421内を往復移動する。吸入弁部材44は、シートボディ43の弁座から離間することで吸入室421と加圧室14とを連通し、シートボディ43の弁座に当接することで吸入室421と加圧室14とを遮断する。
第1スプリングホルダ441は、燃料吸入部40の加圧室14側に固定されている。第1スプリングホルダ441は、吸入弁部材44の加圧室14側への移動を規制する。
第1スプリング442は、第1スプリングホルダ441と吸入弁部材44との間に設けられている。第1スプリング442は、吸入弁部材44をシートボディ43に当接する方向に付勢している。
電磁駆動部45は、ケース46、可動コア47、固定コア48、及び、コイル49などを有する。
ケース46は、有底筒状に形成され、吸入弁ボディ42に対して吸入弁ボディ42の上部ハウジング15と接続する側とは反対側に設けられている。ケース46の内部には可動コア47、固定コア48、及び、コイル49などが収容される。
可動コア47は、吸入弁ボディ42の軸方向に対して往復移動可能に設けられている。可動コア47にはニードル471が接続している。ニードル471は、吸入弁ボディ42の内壁に固定されている第2スプリングホルダ472に往復移動可能に支持されている。ニードル471は、一方の端部が可動コア47に固定され、他方の端部が吸入弁部材44に当接可能に設けられている。第2スプリングホルダ472は、第1スプリング442が吸入弁部材44を閉弁方向に付勢する力よりも強い力でニードル471を加圧室14側に付勢する第2スプリング473の一端が当接する。
固定コア48は、可動コア47に対して可動コア47の吸入弁部材44とは反対側に設けられている。固定コア48と吸入弁ボディ42との間に非磁性材料から形成された筒部材481が設けられている。筒部材481は、固定コア48と吸入弁ボディ42との間の磁束の短絡を抑制し、可動コア47と固定コア48との間の磁気ギャップに流れる磁束量を増加する。
コイル49は、固定コア48の径方向外側に樹脂から形成されたボビン491に巻回されている。コイル49は、ケース46の径外方向に延びるように形成されるコネクタ492の端子493を介し外部の電力供給手段に接続する。
コイル49に通電していないとき、可動コア47と固定コア48とは、第2スプリング473の弾性力により互いに離間する。これにより、可動コア47と一体のニードル471が加圧室14側へ移動し、ニードル471の端面が吸入弁部材44を押圧することにより吸入弁部41が開弁する。
コイル49に通電されると、固定コア48、可動コア47及びケース46に形成される磁気回路により可動コア47と固定コア48との間には磁気吸引力が発生し、可動コア47が第2スプリング473の弾性力に抗し、固定コア48側に移動する。これにより、ニードル471は、吸入弁部材44に対する押圧力が解除され、吸入弁部41が閉弁する。
燃料吐出リリーフ部50は、「弁ハウジング」としての第1吐出弁ボディ51、共通シート部52、「第2弁体」としての吐出弁部材53、「第1弁体」としてのリリーフ弁部材54、及び、第2吐出弁ボディ55などから構成されている。
第1吐出弁ボディ51は、円筒状に形成され、内部が吐出通路154に連通するよう上部ハウジング15に固定されている。第1吐出弁ボディ51は、内部に共通シート部52、吐出弁部材53、リリーフ弁部材54、及び、第2吐出弁ボディ55の一部などを収容する。第1吐出弁ボディ51は、共通シート部52により内部を第1弁室511及び第2弁室512に区画されている。
第1弁室511は、第1吐出弁ボディ51の上部ハウジング15に固定される側の「一方の端部」としての端部515内に形成され、リリーフ弁部材54、及び、第2吐出弁ボディ55の一部などを収容する。第1弁室511は、吐出通路154及び吐出孔142を介し加圧室14に連通する。
第2弁室512は、第1吐出弁ボディ51の上部ハウジング15に固定される側とは反対側の「他方の端部」としての端部516内に形成され、吐出弁部材53などを収容する。第2弁室512は、第1吐出弁ボディ51の端部516に形成される燃料吐出口510を介して燃料ポンプ1の外部と連通する。端部515は、特許請求の範囲に記載の「弁ハウジングの一方の端部」に相当する。端部516は、特許請求の範囲に記載の「弁ハウジングの他方の端部」に相当する。
共通シート部52は略有底筒状に形成され、その開口端が吐出通路154側に設けられる。共通シート部52の底部520は、吐出通路521及びリリーフ通路522を有する。吐出通路521及びリリーフ通路522は、それぞれ独立して第1弁室511と第2弁室512とを連通可能である。
吐出通路521は、直線状に複数形成されている。第1実施形態による高圧ポンプ1では、「第1連通路」としての吐出通路521は4個形成されている。吐出通路521は、共通シート部52の中心軸φ1に対して平行に形成され、図4(b)に示すように、第2弁室512側の開口523が中心軸φ1上の点を中心とする同一円周上に等間隔で形成されている。
リリーフ通路522は、共通シート部52の中心軸φ1に対して平行に形成されている。第1実施形態による高圧ポンプ1では、「第2連通路」としてのリリーフ通路522は中心軸φ1上に1個形成されている。すなわち、吐出通路521は、リリーフ通路522の径外方向に形成されている。リリーフ通路522は、その断面積が複数形成される吐出通路521の断面積の総和より小さくなるよう形成されている。
リリーフ通路522は、第1弁室511側の開口524が、共通シート部52の底部520に形成されている凹部内に形成されている。当該凹部には、リリーフ弁部材54の凸部541を挿入可能である。
共通シート部52は、底部520の第2弁室512側の端面に第2弁室512側に突出する環状の突起525、526を有する。突起525、526は、吐出弁部材53が当接可能なように形成されている。「第1突起」としての突起525は、リリーフ通路522の第2弁室512側の開口527を形成する縁に設けられる。突起526は、吐出通路521の開口523の径外方向に設けられる。
吐出弁部材53は、共通シート部52の底部520に対し加圧室14とは反対側に設けられる環状の金属部材である。吐出弁部材53は、「第2付勢手段」としての吐出弁スプリング514により突起525、526に当接するよう付勢されている。吐出弁スプリング514は、第1吐出弁ボディ51の内壁に形成されている段差面513に一端を支持されている。吐出弁部材53は、突起525、526に当接または離間することにより、吐出通路521と第2弁室512とを連通または遮断する。
また、吐出弁部材53は、リリーフ通路522の開口527に対応する位置に貫通孔530が形成されている。貫通孔530は、吐出弁部材53が吐出通路521を閉じているとき、第2弁室512とリリーフ通路522とを連通する。すなわち、吐出弁部材53が突起525、526に当接または離間している状態にかかわらず、第2弁室512とリリーフ通路522とは、常に連通している。
リリーフ弁部材54は、共通シート部52の底部520に対し吐出通路154側に設けられる。リリーフ弁部材54は、球状のシール部材540、凸部541、及び、凸部541より外径が大きいストッパ部542が一体に形成されている本体543から構成されている。
シール部材540は、本体541の略中央に形成されている貫通孔544の第2弁室512側の開口を形成する縁部に当接しつつ、リリーフ通路522の開口524を形成する縁部に当接可能に設けられている。
本体543は、第2吐出弁ボディ55の内壁に支持されている「第1付勢手段」としてのリリーフ弁スプリング551によりシール部材540が開口527を形成する縁部に当接するよう付勢されている。リリーフ弁部材54は、リリーフ通路522と第1弁室511とを連通または遮断する。
第2吐出弁ボディ55は、有底筒状に形成されている。第2吐出弁ボディ55の側壁には、複数の貫通孔552が形成されている。第1実施形態による高圧ポンプ1では、貫通孔552は周方向に4個形成されている。貫通孔552は、吐出通路154と第2弁室512とを連通する。
次に、高圧ポンプ1の作動を説明する。
上述したカムシャフトの回転によりプランジャ21が上死点から下死点に向かって下降するとき、加圧室14の容積が増加するため、加圧室14の圧力が減少する。このとき、吐出通路154と燃料吐出口510とは吐出弁部材53により遮断される。また、コイル49への通電が止められると、ニードル471は、第2スプリング473の付勢力により吸入弁部41側に移動する。これにより、ニードル471が吸入弁部材44を押圧し、吸入弁部材44がシートボディ43から離間する。これにより、吸入室421と加圧室14とが連通し、加圧室14に吸入室421および燃料ギャラリ32の燃料が吸入される。
カムシャフトの回転によりプランジャ21が下死点から上死点に向かって上昇するとき、加圧室14の容積が減少する。このとき、所定の時期までコイル49への通電を止めているため、吸入室421と加圧室14とは連通しており、加圧室14に吸入された低圧燃料の一部が吸入室421に戻る。
プランジャ21が上昇する途中の所定の時期にコイル49に通電すると、固定コア48と可動コア47との間に磁気的吸引力が発生する。この磁気的吸引力が第2スプリング473の付勢力から第1スプリング442の付勢力を引いた合力より大きくなると、可動コア47およびニードル471が固定コア48側に移動する。これにより、ニードル471の吸入弁部材44への押圧力が解除される。吸入弁部材44は、第1スプリング442の付勢力及び燃料の流れにより発生する動圧により第1スプリングホルダ441の弁座に当接し、吸入室421と加圧室14とは遮断される。
吸入室421と加圧室14とが遮断された後、プランジャ21の上昇により加圧室14の容積が減少し、加圧室14内の燃料の圧力が増加する。加圧室14の燃料の圧力は、吐出孔142、吐出通路154、第1弁室511及び吐出通路521を介して吐出弁部材53に作用する。吐出弁部材53に作用する加圧室14の燃料の圧力と吐出通路521の断面積との積の大きさが、第2弁室512の燃料の圧力と吐出弁部材53の燃料吐出口510側の受圧面積S1との積の大きさ、及び、吐出弁スプリング514の付勢力の総和より大きくなると、図5に示すように、吐出弁部材53は燃料吐出口510側に移動し、共通シート部52から離間する。これにより、加圧室14の燃料は、第2弁室512を介し燃料吐出口510に流れる。なお、図5中の矢印Fは、燃料の流れを示している。また、受圧面積S1は、吐出弁部材53の断面積から貫通孔530の断面積を差し引いた面積である。受圧面積S1は、特許請求の範囲に記載の「第2弁室の圧力が作用する第2弁体の受圧面積」に相当する。
また、例えば、高圧ポンプ1の下流側のトラブルにより燃料吐出口510の燃料の圧力が既定値以上の圧力となる場合、燃料吐出口510の燃料の圧力は、第2弁室512及びリリーフ通路522を介してリリーフ弁部材54に作用する。リリーフ弁部材54に作用する燃料吐出口510の燃料の圧力とリリーフ通路522の断面積との積の大きさが、第1弁室511の燃料の圧力とリリーフ弁部材54の吐出通路154側の受圧面積S2との積の大きさ、及び、リリーフ弁スプリング551の付勢力の総和より大きくなると、図6に示すように、吐出弁部材53は吐出通路154側に移動し、共通シート部52から離間する。これにより、燃料吐出口510の燃料は、第1弁室511を介し吐出通路154に流れる。なお、図6中の矢印Fは、燃料の流れを示している。また、受圧面積S2は、リリーフ弁部材54の本体543の断面積である。受圧面積S2は、特許請求の範囲に記載の「第1弁室の圧力が作用する第1弁体の受圧面積」に相当する。
高圧ポンプ1は、このように燃料を加圧室14に吸入する行程、加圧室14の一部を燃料吸入部40に戻す行程、燃料を加圧する行程、及び、加圧した燃料を外部に吐出する工程を繰り返す。このとき、燃料吐出リリーフ部50は、加圧された燃料を燃料吐出口510から吐出する一方、燃料吐出口510の燃料の圧力が既定値以上に高くなると、リリーフ通路522が共通シート部52から離間し第1弁室511と第2弁室512とを連通することにより、燃料吐出口510の燃料を加圧室14に戻す。
(a)第1実施形態による高圧ポンプ1では、共通シート部52に形成されている吐出通路521及びリリーフ通路522がそれぞれ独立して第1弁室511と第2弁室512とを連通する。吐出通路521の第2弁室512側の開口523の縁部には吐出弁部材53が当接可能に設けられており、リリーフ通路522の第1弁室511側の開口524の縁部にはリリーフ弁部材54が当接可能に設けられている。これにより、第1弁室511の燃料の圧力、第2弁室512の燃料の圧力、吐出弁スプリング514の付勢力、及び、リリーフ弁スプリング551の付勢力のバランスにより、第1弁室511から第2弁室512への燃料の流れ、及び、第2弁室512から第1弁室511への燃料の流れを制御する。吐出通路521及びリリーフ通路522は、共通シート部52の中心軸φ1に対して平行に形成されており、第1実施形態による高圧ポンプ1を製造するとき、複数の流路の接続により燃料吐出用の連通路とリリーフ用の連通路を形成する場合に比べ共通シート部52に対する加工軸が少なくなる。これにより、燃料吐出リリーフ部50の構成を簡素にすることができ、高圧ポンプ1の製造工数を低減することができる。
(b)また、吐出通路521及びリリーフ通路522はそれぞれ1本の直線状の流路により形成されるため、複数の流路の接続により連通路を形成する場合に比べ加工時に発生するバリが少なくなり、また、バリを除去しやすい。これにより、高圧ポンプ1の製造コストを低減することができる。
(c)第1実施形態による高圧ポンプ1では、共通シート部52の第2弁室512側の端面に環状の突起525、526を有する。これにより、吐出弁部材53と突起525、526とが当接するとき、吐出通路521と第2弁室512との気密を維持することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による燃料噴射弁を図7に基づいて説明する。第2実施形態は、吐出弁部材の形状が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態による高圧ポンプに設けられている燃料吐出リリーフ部60は、「第2弁体」としての吐出弁部材63の燃料吐出口510側に環状の突起631が形成されている。具体的には、図7に示すように、突起631は貫通孔630を形成する縁部に設けられており、突起631と吐出弁部材63の燃料吐出口510側の端面との間には段差面が形成される。突起631は、特許請求の範囲に記載の「ガイド部」に相当する。
第2実施形態による高圧ポンプでは、吐出弁スプリング514の他端が突起631と吐出弁部材63の燃料吐出口510側の端面との間に形成される段差面に係止されている。これにより、吐出弁部材63に作用する吐出弁スプリング514の付勢力が安定する。したがって、第2実施形態による高圧ポンプは、第1実施形態と同じ効果を奏するとともに、第1弁室511と第2弁室512とが連通するときの第1弁室511の圧力の閾値を安定させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による燃料噴射弁を図8に基づいて説明する。第2実施形態は、吐出弁部材の形状が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態による高圧ポンプに設けられている燃料吐出リリーフ部70は、「第2弁体」としての吐出弁部材73に内径が異なる貫通孔731、732が形成されている。貫通孔731は、吐出弁部材73の共通シート部52側に形成されている。貫通孔732は、吐出弁部材73の燃料吐出口510側に形成されており、内径が貫通孔731より大きい。貫通孔731、732は連通するよう形成され、吐出弁部材73の共通シート部52側と燃料吐出口510側とを連通する。貫通孔731と貫通孔732との間に「ガイド部」としての段差面733が形成される。
第3実施形態による高圧ポンプでは、吐出弁スプリング514の他端が段差面733に係止されている。これにより、吐出弁部材73に作用する吐出弁スプリング514の付勢力が安定する。したがって、第3実施形態による高圧ポンプは、第1実施形態と同じ効果を奏するとともに、第1弁室511と第2弁室512とが連通するときの第1弁室511の圧力の閾値を安定させることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による燃料噴射弁を図9に基づいて説明する。第4実施形態は、吐出弁部材及び共通シート部の形状が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第4実施形態による高圧ポンプに設けられている燃料吐出リリーフ部80は、「第2弁体」としての吐出弁部材83の共通シート部82側に環状の突起831、832が形成されている。「第2突起」としての突起831、832は、共通シート部82に当接可能なよう形成されている。突起831は、共通シート部82の「第2連通路」としてのリリーフ通路822に対応する位置に形成される貫通孔830の共通シート部82側の開口の縁部に設けられる。突起832は、「第1連通路」としての吐出通路821の第2弁室512側の開口の径方向外側に位置するよう形成される。一方、共通シート部82の底部820の第2弁室512側の端面828は平面状に形成されている。
共通シート部82と吐出弁部材83とが当接するとき、共通シート部82の端面828は突起831、832と当接し、吐出通路521と第2弁室512との気密を維持する。
第4実施形態による高圧ポンプでは、共通シート部82の底部820の第2弁室512側の端面828が平面状に形成され、吐出弁部材83に共通シート部82と当接可能な突起831、832が形成される。第4実施形態による高圧ポンプを第1実施形態による高圧ポンプ1と比較すると、共通シート部52の底部520に突起を形成する場合に比べ、吐出弁部材83に突起831、832を形成する方が加工コストを低減できる場合がある。これにより、第4実施形態による高圧ポンプでは、第1実施形態と同じ効果を奏するとともに、加工コストをさらに低減することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態による燃料噴射弁を図10に基づいて説明する。第5実施形態は、共通シート部の形状が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第5実施形態による高圧ポンプでは、燃料吐出リリーフ部90の共通シート部92の底部920の吐出弁部材53側の端面928は平面状に形成されている。共通シート部92と吐出弁部材53とが当接するとき、共通シート部92の端面928と吐出弁部材53の共通シート部92側の端面とが当接する。
第5実施形態による高圧ポンプでは、共通シート部92と吐出弁部材53とが当接するとき、吐出弁部材53の貫通孔530により「第2連通路」としてのリリーフ通路922を介して第1弁室511と第2弁室512とを連通しつつ、共通シート部92の「第1連通路」としての吐出通路921と第2弁室512との間の気密をある程度確保することができる。これにより、第5実施形態による高圧ポンプでは、共通シート部または吐出弁部材に突起を形成する場合に比べ、共通シート部92の加工コストを低減することができる。したがって、第5実施形態による高圧ポンプでは、第1実施形態(a)、(b)と同じ効果を奏するとともに、加工コストをさらに低減することができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態による燃料噴射弁を図11に基づいて説明する。第6実施形態は、吐出弁部材が往復移動可能に収容される第2弁室の形状が第4実施形態と異なる。なお、第4実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第6実施形態による高圧ポンプでは、燃料吐出リリーフ部85の「弁ハウジング」としての第1吐出弁ボディ86は、第2弁室812を有している。第2弁室812の共通シート部82側に位置する吐出弁室861には、吐出弁部材83が往復移動可能に収容されている。吐出弁室861の内壁には、図11(b)に示すように、吐出弁部材83の径方向外側の外壁833に当接する突起862が形成されている。第6実施形態では、突起862は、3個形成されている。吐出弁部材83は、突起862に摺動しつつ吐出弁室861を往復移動する。すなわち、突起862は吐出弁部材83のガイドの役割をする。
吐出弁室861は、突起862が形成されていない吐出弁室861の内壁863の内径R1が吐出弁部材83の外径R2より大きい。これにより、吐出弁室861の内壁863と吐出弁部材83の径方向外側の外壁833との間には隙間864が形成される。
第6実施形態による高圧ポンプでは、吐出弁部材83が共通シート部82から離間し吐出通路821と第2弁室812とが連通すると、燃料は、吐出通路821から吐出弁室861を介して燃料吐出口510に流れる。このとき、燃料は隙間864を通るため、第4実施形態に比べ多くの燃料を流すことができる。これにより、第6実施形態による高圧ポンプは、第1実施形態と同じ効果を奏するとともに、比較的多くの燃料を燃料レールに吐出することができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態による燃料噴射弁を図12に基づいて説明する。第7実施形態は、共通シート部の吐出弁部材側に形成される突起の形状が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第7実施形態による高圧ポンプに設けられている燃料吐出リリーフ部56の共通シート部57は、底部570の第2弁室512側の端面に第2弁室512側に突出する「第1突起」としての突起575を有する。突起575は、図12(b)に示すように、吐出通路571の第2弁室512側に形成される4個の開口573を囲むよう連続して形成されている。また、突起575は、リリーフ通路572の第2弁室512側に形成される開口577を囲まないよう形成されるため、その断面が馬蹄形状となるよう形成されている。
第7実施形態による高圧ポンプでは、吐出弁部材53が突起575に当接することで吐出通路571と第2弁室512とが遮断される。吐出通路571の燃料の圧力が高まると、吐出弁部材53が突起575から離間し、吐出通路571を流れる燃料は第2弁室512に流れる。
連続して形成される突起575は、製造段階においてその高さを容易に揃えることができる。これにより、吐出弁部材53と突起575とが当接するとき、吐出通路571と第2弁室512との液密を確実に維持する。したがって、第7実施形態による高圧ポンプは、第1実施形態と同じ効果を奏するとともに、燃料吐出リリーフ部56のシール性を向上することができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態による燃料噴射弁を図13に基づいて説明する。第8実施形態は、吐出弁部材の形状が第4実施形態と異なる。なお、第4実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第7実施形態による高圧ポンプでは、燃料吐出リリーフ部88の「第2弁体」としての吐出弁部材89は、1枚の板状部材をプレス成形することにより形成されている。吐出弁部材89の共通シート部82側には、共通シート部82に向かって凸状に形成される「第2突起」としての突起891、892が形成されている。突起891、892は、吐出弁部材89の中心を略中心として同心円状に形成されている。また、吐出弁部材89の共通シート部82側とは反対側には、突起891、892に対応する位置に凹み893、894が形成される。凹み893、894は、1枚の板状部材に突起891、892を成形すると同時に成形される。凹み894は、吐出弁スプリング514の一端を支持する。凹み894は、特許請求の範囲に記載の「ガイド部」に相当する。
第8実施形態による高圧ポンプでは、吐出弁部材89が1枚の板状部材から形成されている。これにより、第8実施形態による高圧ポンプは、第1実施形態と同じ効果を奏するとともに、吐出弁部材89の製造が容易になり、また、吐出弁部材89の寸法精度を向上することができる。
また、吐出弁スプリング514の一端は、突起892を設けるときに形成される凹み894に支持されている。これにより、吐出弁スプリング514が伸びる方向と突起891、892とが一直線上設けられるため、吐出弁スプリング514の付勢力が安定する。したがって、第8実施形態による高圧ポンプは、第1弁室511と第2弁室512とが連通するときの第1弁室511の圧力の閾値を安定させることができる。
(他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では、高圧ポンプの燃料吐出リリーフ部に「弁装置」が用いられるとした。しかしながら、「弁装置」が用いられる部位はこれに限定されない。一方の方向側の流体の圧力と他方の方向側の流体の圧力とのバランスにより、一方の方向から他方の方向への流体の流れを制御しつつ、他方の方向から一方の方向への流体の流れを制御する部位に用いられればよい。
(イ)上述の実施形態では、リリーフ通路は第1吐出弁ボディの中心軸上に形成され、吐出通路はリリーフ通路の径外方向に形成されるとした。しかしながら、リリーフ通路と吐出通路とが形成される位置の関係はこれに限定されない。
(ウ)上述の実施形態では、吐出通路は4個形成されるとした。また、リリーフ通路は1個形成されるとした。しかしながら、吐出通路及びリリーフ通路が形成される個数はこれに限定されない。
(エ)上述の実施形態では、リリーフ通路は、その断面積が吐出通論の断面積より小さくなるよう形成されるとした。しかしながら、リリーフ通路と吐出通路との断面積の関係はこれに限定されない。リリーフ通路の断面積が吐出通路の断面積より大きくてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
50、60、70、80、90 ・・・燃料吐出リリーフ部(弁装置)、
51、86 ・・・第1吐出弁ボディ(弁ハウジング)、
511 ・・・第1弁室、
512、812 ・・・第2弁室、
514 ・・・吐出弁スプリング(第2付勢手段)、
515 ・・・端部(弁ハウジングの一方の端部)、
516 ・・・端部(弁ハウジングの他方の端部)、
52、82、92 ・・・共通シート部、
521、571、821、921・・・吐出通路(第1連通路)、
522、572、822、922・・・リリーフ通路(第2連通路)、
53、63、73、83、89 ・・・吐出弁部材(第2弁体)、
54 ・・・リリーフ弁部材(第1弁体)、
551 ・・・リリーフ弁スプリング(第1付勢手段)。

Claims (15)

  1. 弁ハウジング(51、86)と、
    前記弁ハウジングの一方の端部(515)内に往復移動可能に収容される第1弁体(54)と、
    前記第1弁体を前記弁ハウジングの他方の端部(516)側に付勢する第1付勢手段(551)と、
    前記弁ハウジングの他方の端部内に往復移動可能に収容される第2弁体(53、63、73、83、89)と、
    前記第2弁体を前記弁ハウジングの一方の端部側に付勢する第2付勢手段(514)と、
    前記弁ハウジングの内部を前記第1弁体が収容される第1弁室(511)と前記第2弁体が収容される第2弁室(512、812)とに区画しつつ前記第1弁体及び前記第2弁体が当接または離間するよう設けられ、前記第2弁体が離間すると前記第1弁室と前記第2弁室とを連通する第1連通路(521、571、821、921)、及び、前記第1連通路に対して平行に形成され前記第1弁体が離間すると前記第1弁室と前記第2弁室とを連通する第2連通路(522、572、822、922)を有する共通シート部(52、57、82、92)と、
    を備えることを特徴とする弁装置。
  2. 前記第1連通路の断面積と前記第1弁室の圧力との積が、前記第2弁室の圧力が作用する前記第2弁体の受圧面積(S1)と前記第2弁室の圧力との積及び前記第2付勢手段の付勢力の総和に比べ大きいとき、前記第2弁体は前記共通シート部より離間し、
    前記第2弁室の圧力と前記第2連通路の断面積との積が、前記第1弁室の圧力が作用する前記第1弁体の受圧面積(S2)と前記第1弁室の圧力との積及び前記第1付勢手段の付勢力の総和に比べ大きいとき、前記第1弁体は前記共通シート部より離間することを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  3. 前記第1連通路は、前記第2連通路の径方向外側に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の弁装置。
  4. 前記第2連通路は、前記共通シート部の中心軸(φ1)上に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の弁装置。
  5. 前記第1連通路は、断面積が前記第2連通路の断面積より大きいことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の弁装置。
  6. 前記第1連通路は、複数形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の弁装置。
  7. 複数の前記第1連通路は、前記共通シート部の中心軸(φ1)上の点を中心とする同心円上に等間隔に形成されることを特徴とする請求項6に記載の弁装置。
  8. 前記第1連通路の前記第2弁室側の開口(523、573)を形成する縁部には、前記第2弁体と当接可能な第1突起(525、526、575)が形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の弁装置。
  9. 前記第1突起(575)は、前記第1連通路の前記第2弁室側の開口(573)を囲むよう連続して形成されることを特徴とする請求項8に記載の弁装置。
  10. 前記第2弁体の前記共通シート部側のシート面には、前記共通シート部と当接可能な第2突起(831、832、891、892)が形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の弁装置。
  11. 前記第2弁体は、平板状部材をプレス成形することにより形成されることを特徴とする請求項10に記載の弁装置。
  12. 前記第2弁体は、前記第2付勢手段の一端をガイドするガイド部(631、733、894)を有することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の弁装置。
  13. 前記第2弁室(812)は、内径が前記第2弁体の外径より大きくなるよう形成され、
    前記第2弁室の内壁(863)と前記第2弁体の径方向外側の外壁(833)との間には燃料が流れる隙間(864)が形成されることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の弁装置。
  14. 前記第2弁室の内壁には、前記第2弁体の径方向外側の外壁に当接する第3突起(862)が形成されていることを特徴とする請求項13に記載の弁装置。
  15. プランジャ(21)と、
    有底筒状に形成され、前記プランジャを往復移動可能に支持し、前記プランジャが移動すると容積が変化する加圧室(14)を有する本体部(13)と、
    前記加圧室に燃料を供給する燃料供給部(30)と、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の弁装置により構成され、前記加圧室の燃料を外部に吐出する燃料吐出部(50)と、
    を備えることを特徴とする高圧ポンプ。
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