JP2014223966A - エレベータの制御装置およびエレベータの制御方法 - Google Patents

エレベータの制御装置およびエレベータの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、故障等により乗客の閉じ込めが発生した場合に、迅速な救出活動を行うことができるエレベータの制御装置を得る。
【解決手段】同一昇降路内にそれぞれ独立した駆動機構により駆動される複数のかごを配置したワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、この昇降路に隣接して隣接昇降路が設けられたエレベータに対するエレベータの制御装置であって、隣接昇降路において故障かごが発生した場合に、故障かごの隣接昇降路内での位置情報と、故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出作業員の位置情報とに基づいて、昇降路に配置された複数のかごから、故障かごに接続可能な救出作業使用かごを選択する制御部を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、同一昇降路内にそれぞれ独立した駆動機構により駆動される複数のかごを配置したワンシャフトマルチカー式エレベータに係るエレベータの制御装置およびエレベータの制御方法に関する。
近年、エレベータの輸送効率向上および建物内の占有面積削減を目的として、巻上ロープに吊り下げた複数のかごを単一の昇降路に配置し、各かごをそれぞれ独立した巻上機で駆動するワンシャフトマルチカー式エレベータに係るエレベータシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、同一昇降路内にそれぞれ独立して駆動される2台のかごを配置したワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、災害発生時における管制運転を行う場合に、下部かごの管制運転完了後、下部かごを避難階より下方の階へ移動させ、次いで上部かごの管制運転を行うエレベータの運転装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
第1エレベータ昇降路と、2つの扉を設けた第1エレベータかごと、第2エレベータ昇降路と、2つの扉を設けた第2エレベータかごとを備え、第1エレベータかごと第2エレベータかごとを、双方のかごの扉を設けた面を近接して、2つの昇降路に設け、故障等の発生によりかごが階間に拘束された場合に、故障の発生していない昇降路のかごを階間に拘束されたかごに近づけて互いの床を近接して停止させ、閉じ込められた乗客を救出するロープレスエレベータ装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−226048号公報 特開2004−244123号公報 特開平05−338946号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1、2に記載されたワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、複数の昇降路を設け、特許文献3に記載された、階間に拘束されたかごに隣接する昇降路のかごを近接して停止させ、閉じ込められた乗客を救出する場合には、同一昇降路内に配置された他のかごが障害となり、迅速な救出活動を行うことが困難であるという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、故障等により乗客の閉じ込めが発生した場合に、迅速な救出活動を行うことができるエレベータの制御装置およびエレベータの制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの制御装置は、同一昇降路内にそれぞれ独立した駆動機構により駆動される複数のかごを配置したワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、この昇降路に隣接して隣接昇降路が設けられたエレベータに対するエレベータの制御装置であって、隣接昇降路において故障かごが発生した場合に、故障かごの隣接昇降路内での位置情報と、故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出作業員の位置情報とに基づいて、昇降路に配置された複数のかごから、故障かごに接続可能な救出作業使用かごを選択する制御部を備えたものである。
また、この発明に係るエレベータの制御方法は、同一昇降路内にそれぞれ独立した駆動機構により駆動される複数のかごを配置したワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、この昇降路に隣接して隣接昇降路が設けられたエレベータに対するエレベータの制御方法であって、隣接昇降路において故障かごが発生した場合に、故障かごの隣接昇降路内での位置情報と、故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出作業員の位置情報とに基づいて、昇降路に配置された複数のかごから、故障かごに接続可能な救出作業使用かごを選択する制御ステップを有するものである。
この発明に係るエレベータの制御装置およびエレベータの制御方法によれば、制御部(制御ステップ)は、隣接昇降路において故障かごが発生した場合に、故障かごの隣接昇降路内での位置情報と、故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出作業員の位置情報とに基づいて、昇降路に配置された複数のかごから、故障かごに接続可能な救出作業使用かごを選択する。
そのため、隣接昇降路において乗客の閉じ込めが発生した場合に、昇降路に配置されたかごを使用して救出作業を実行する場合に、同じ昇降路内に配置されたかごどうしが衝突することなく、また、故障かごに接続可能な救出作業使用かごが選択されることで、迅速な救出活動を行うことができる。
すなわち、ワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、故障等により乗客の閉じ込めが発生した場合に、迅速な救出活動を行うことができる。
この発明の実施の形態1におけるワンシャフトマルチカー式エレベータに係るエレベータの制御装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータの制御装置による救出運転動作の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るエレベータの制御装置において、故障かごが発生した場合のエレベータ構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータの制御装置による救出作業使用かごの選択動作の一例を示すフローチャートである。
以下、この発明に係るエレベータの制御装置およびエレベータの制御方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
なお、以下の実施の形態では、救出運転スイッチ(後述する)が特定の階床のエレベータ乗り場に設けられている場合を例に挙げて説明するが、これに限定されず、救出運転スイッチは、エレベータの管制室や、エレベータ乗り場等、エレベータのかご以外の単一の、または複数の階床に設けられてもよい。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるワンシャフトマルチカー式エレベータに係るエレベータの制御装置を示すブロック構成図である。図1において、同一昇降路内に配置されたかご(エレベータかご)1A、1B、1C、1Dは、それぞれ独立したエレベータ制御盤(駆動機構)2A、2B、2C、2Dに接続されている。
また、エレベータ制御盤2A、2B、2C、2Dは、エレベータ群管理盤(制御部)3に接続されている。通常運転時、エレベータの目的階は、エレベータ群管理盤3に集約され、エレベータ制御盤2A、2B、2C、2Dを介して、それぞれのかご1A、1B、1C、1Dに、かごの走行または停止のための信号が出力される。
また、エレベータ群管理盤3は、エレベータ制御盤2A、2B、2C、2Dのそれぞれから、かご1A、1B、1C、1Dの昇降路内での位置情報を示す信号を受け取り、相互のかごが衝突しないように、かごの走行または停止のための信号を出力する。
ここで、かご1A、1B、1C、1Dが配置された昇降路に隣接して設けられた昇降路(隣接昇降路)において、故障かご(エレベータ故障かご)4が発生した場合には、特定の階床のエレベータ乗り場10に設けられた救出運転スイッチ11を投入することにより、エレベータ群管理盤3に対して、救出運転スイッチ操作情報を示す信号が出力される。
エレベータ群管理盤3は、救出運転スイッチ操作情報を受信すると、直ちにエレベータ制御盤2A、2B、2C、2Dのそれぞれに対して通常運転を中止するための信号を出力し、かご内やエレベータ乗り場に設けられた操作盤の操作によるエレベータの利用を不可とする。
一方、故障かご4に閉じ込められた乗客を救出する救出作業員が、運転を中止したかご(後述する救出作業使用かご)内に設けられた故障かご接続スイッチ(図示せず)を投入すると、故障かご4に接続されたエレベータ制御盤5からエレベータ群管理盤3に入力される、故障かご4の昇降路内での位置情報に基づいて、故障かご4に近接する位置まで当該かごを走行させ、当該かごを故障かご4と足場等により接続することで、故障かご4に閉じ込められた乗客を救出することができる。
また、詳細については後述するが、救出作業使用かごおよび救出作業使用かごの配車先の情報は、特定の階床のエレベータ乗り場10に設けられたアナウンス装置や表示装置等の報知機器(報知部)12によって、救出作業員に報知される。
続いて、図2のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1に係るエレベータの制御装置による救出運転動作について説明する。なお、図2に示した救出運転動作は、一例であって、救出運転動作は、これに限定されるものではない。
まず、エレベータ群管理盤3により、救出運転スイッチ11が投入されたか否かが判定される(ステップS1)。
ステップS1において、救出運転スイッチ11が投入された(すなわち、Yes)と判定された場合には、エレベータ群管理盤3からエレベータ制御盤2A、2B、2C、2Dのそれぞれに対して、通常運転を中止する信号が出力される(ステップS2)。
このとき、かご1A、1B、1C、1Dのそれぞれは、エレベータ制御盤2A、2B、2C、2Dの制御下で、あらかじめかご毎に設定された帰着階まで走行し、乗客を降車させるために、所定時間かごの扉が開放される(ステップS3)。
また、昇降路内に配置されたすべてのかごのドアが開放されると、それ以降の操作盤の操作によるエレベータの利用を不可とする。このようにして、エレベータの通常運転を中止し、救出運転動作に移行する。
エレベータの通常運転が中止されると、エレベータ制御盤2A、2B、2C、2Dのそれぞれから、エレベータ群管理盤3に対して、休止完了信号が出力される。ここで、エレベータ群管理盤3により、すべてのかごについて、休止完了信号が出力されたか否か(全号機の休止動作が完了したか否か)が判定される(ステップS4)。
ステップS4において、すべてのかごについて、休止完了信号が出力されたわけではない(すなわち、No)と判定された場合には、再度ステップS4に戻って、すべてのかごについて、休止完了信号が出力されたか否かが判定される。
一方、ステップS4において、すべてのかごについて、休止完了信号が出力された(すなわち、Yes)と判定された場合には、エレベータ群管理盤3により、救出作業使用かごが選択される(ステップS5)。なお、救出作業使用かごの選択に係る具体的な内容については、後述する。
続いて、エレベータ群管理盤3により、選択された救出作業使用かごのエレベータ制御盤に対して、救出運転指令信号および配車階床信号が出力され、投入された救出運転スイッチ11の設置場所に最も近いエレベータ乗り場まで、救出作業使用かごが走行される(ステップS6)。
このとき同時に、エレベータ群管理盤3により、救出作業使用かごに選択されていないかごは、救出作業の妨げとならないように、昇降路の上端または下端に退避される(ステップS7)。
具体的には、エレベータ群管理盤3は、救出作業使用かごよりも上方にあるかごのエレベータ制御盤に対して、上方退避指令信号を出力し、当該かごを昇降路の上端に順次走行させる。また、エレベータ群管理盤3は、救出作業使用かごよりも下方にあるかごのエレベータ制御盤に対して、下方退避指令信号を出力し、当該かごを昇降路の下端に順次走行させる。
次に、救出作業員が救出作業使用かごに乗車し、かご内に設けられた故障かご接続スイッチが投入されると、エレベータ群管理盤3から、救出作業使用かごのエレベータ制御盤に対して、故障かご4の昇降路内での位置情報が入力される(ステップS8)。
続いて、救出作業使用かごが選択された後、救出作業使用かごが救出運転スイッチ11の設置場所に最も近いエレベータ乗り場まで走行され(配車が完了し)、救出作業使用かごに選択されていないかごが昇降路の上端または下端に退避されると、エレベータ群管理盤3から、救出運転スイッチ11の設置場所の近傍に設けられた報知機器12(アナウンス装置または表示装置)に対して、救出作業使用かごおよび救出作業使用かごの配車先の情報が出力される(ステップS9)。
これにより、エレベータ群管理盤3から救出作業使用かごおよび救出作業使用かごの配車先の情報を受信した報知機器12が、救出作業員に対して、救出作業使用かご番号および救出作業使用かごの配車先の階床番号を報知する。その後、救出作業使用かごが、故障かご4の真横の位置まで走行し、救出運転動作が実行される。
一方、ステップS1において、救出運転スイッチ11が投入されていない(すなわち、No)と判定された場合には、エレベータ群管理盤3は、通常運転を継続して(ステップS10)、図2の処理が終了する。
以下、図3の模式図および図4のフローチャートを参照しながら、救出作業使用かごの具体的な選択方法について説明する。ここで、図3は、同一昇降路内に4台のかごが配置されたエレベータの制御装置において、故障かごが発生した場合のエレベータ構成を示す模式図である。なお、図4に示した選択動作は、一例であって、選択動作は、これに限定されるものではない。
図4において、まず、エレベータ群管理盤3により、救出作業使用かごの候補が挙げられる(ステップS11)。ここでは、4台のかご1A(n=1)、かご1B(n=2)、かご1C(n=3)およびかご1D(n=4)が挙げられる。
なお、エレベータ群管理盤3は、各かご毎に、当該かごが救出作業使用かごに選択された場合に、昇降路内を他のかごに衝突することなく走行することができる範囲(救出作業時の可動範囲)の最小の高さ(最下端)Hmin(n)、および最大の高さ(最上端)Hmax(n)をあらかじめ記憶している。
続いて、エレベータ群管理盤3により、各かごに対して、グループA抽出判定が実行される(ステップS12)。ここで、この判定条件(条件1)は、救出運転スイッチ11が投入された場合に、かご(n)の救出作業時の可動範囲の最下端Hmin(n)と最上端Hmax(n)との間に、故障かご4のかご位置Hfがあれば、そのかご(n)をグループAに分類するものである。
次に、エレベータ群管理盤3により、グループAに属するかごが抽出される(ステップS13)。ここでは、例えばかご1B(n=2)、かご1C(n=3)およびかご1D(n=4)が上記条件1を満たすものとする。
続いて、エレベータ群管理盤3により、各かごに対して、グループB抽出判定が実行される(ステップS14)。ここで、この判定条件(条件2)は、グループAに属するかご(n)の救出作業時の可動範囲の最下端Hmin(n)と最上端Hmax(n)との間に、救出運転スイッチ設置階の乗り場位置Hsがあれば、そのかご(n)をグループBに分類するものである。
次に、エレベータ群管理盤3により、グループBに属するかごが抽出される(ステップS15)。ここでは、例えばかご1B(n=2)およびかご1C(n=3)が上記条件2を満たすものとする。
続いて、エレベータ群管理盤3により、グループBに属するかごがあるか否かが判定される(ステップS16)。
ステップS16において、グループBに属するかごがある(すなわち、Yes)と判定された場合には、エレベータ群管理盤3により、グループBに属するかごの中から任意に1つのかごが救出作業使用かごとして選択され(ステップS17)、図4の処理が終了する。
一方、ステップS16において、グループBに属するかごがない(すなわち、No)と判定された場合には、エレベータ群管理盤3により、グループAに属するかごから、救出運転スイッチ11が設けられたエレベータ乗り場10の階床(救出作業員の位置情報)に最も近いかごが判定される(ステップS18)。
ここで、この判定条件(条件3)は、グループBに属するかごが1つもなかった場合に、グループAに属するかごの中から、救出運転動作の実行時に、救出運転スイッチ11が設けられた階床のエレベータ乗り場10に最も近づくことができるかごを判定するものである。
具体的には、まず、グループAに属する各かご(ここでは、かご1B(n=2)、かご1C(n=3)およびかご1D(n=4))について、かご(n)の救出作業時の可動範囲の最下端Hmin(n)および最上端Hmax(n)と、救出運転スイッチ設置階の乗り場位置Hsとの差(|Hmin(n)−Hs|および|Hmax(n)−Hs|)をそれぞれ算出し、算出結果の小さい方をM(n)として定義する。
続いて、グループAに属するすべてのかご(ここでは、かご1B(n=2)、かご1C(n=3)およびかご1D(n=4))について、M(n)を算出した後、最小のM(n)が得られるかごを、救出運転スイッチ11が設けられた階床のエレベータ乗り場10に最も近づくことができるかごと判定する。
次に、エレベータ群管理盤3により、上述した条件3を満たすかごが、救出作業使用かごとして選択され(ステップS19)、図4の処理が終了する。
以上のように、実施の形態1によれば、制御部は、隣接昇降路において故障かごが発生した場合に、故障かごの隣接昇降路内での位置情報と、故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出作業員の位置情報とに基づいて、昇降路に配置された複数のかごから、故障かごに接続可能な救出作業使用かごを選択する。
そのため、隣接昇降路において乗客の閉じ込めが発生した場合に、昇降路に配置されたかごを使用して救出作業を実行する場合に、同じ昇降路内に配置されたかごどうしが衝突することなく、また、故障かごに接続可能な救出作業使用かごが選択されることで、迅速な救出活動を行うことができる。
すなわち、ワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、故障等により乗客の閉じ込めが発生した場合に、迅速な救出活動を行うことができる。
また、制御部は、選択された救出作業使用かごを、救出作業員のいる階床に配車するとともに、この場合に、昇降路において、救出作業使用かごに選択されていないかごを、昇降路の上端または下端に退避させる。
そのため、同じ昇降路内に配置されたかごどうしが衝突することを防止することができる。
また、このエレベータの制御装置は、故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出運転動作に移行するための救出運転スイッチと、救出運転スイッチの設置場所の近傍に設けられ、救出作業使用かごおよび救出作業使用かごの配車先を、救出作業員に報知する報知部と、をさらに備えている。
そのため、同一昇降路内に配置された複数のかごのうち、隣接する昇降路にある故障かごに接続可能な救出作業使用かごを、救出作業員のいる階床に配車することが不可能な場合に、乗車すべきかごを救出作業員に報知することができる。
1A〜1D かご、2A〜2D エレベータ制御盤(駆動機構)、3 エレベータ群管理盤(制御部)、4 故障かご、5 エレベータ制御盤、10 エレベータ乗り場、11 救出運転スイッチ、12 報知機器(報知部)。

Claims (5)

  1. 同一昇降路内にそれぞれ独立した駆動機構により駆動される複数のかごを配置したワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、前記昇降路に隣接して隣接昇降路が設けられたエレベータに対するエレベータの制御装置であって、
    前記隣接昇降路において故障かごが発生した場合に、前記故障かごの前記隣接昇降路内での位置情報と、前記故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出作業員の位置情報とに基づいて、前記昇降路に配置された複数のかごから、前記故障かごに接続可能な救出作業使用かごを選択する制御部を備えた
    エレベータの制御装置。
  2. 前記制御部は、選択された救出作業使用かごを、前記救出作業員のいる階床に配車する請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. 前記制御部は、前記救出作業使用かごを配車する場合に、前記昇降路において、前記救出作業使用かごに選択されていないかごを、前記昇降路の上端または下端に退避させる請求項2に記載のエレベータの制御装置。
  4. 前記故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出運転動作に移行するための救出運転スイッチと、
    前記救出運転スイッチの設置場所の近傍に設けられ、前記救出作業使用かごおよび前記救出作業使用かごの配車先を、前記救出作業員に報知する報知部と、
    をさらに備えた請求項1から請求項3までの何れか1項に記載のエレベータの制御装置。
  5. 同一昇降路内にそれぞれ独立した駆動機構により駆動される複数のかごを配置したワンシャフトマルチカー式エレベータにおいて、前記昇降路に隣接して隣接昇降路が設けられたエレベータに対するエレベータの制御方法であって、
    前記隣接昇降路において故障かごが発生した場合に、前記故障かごの前記隣接昇降路内での位置情報と、前記故障かごに閉じ込められた乗客を救出する救出作業員の位置情報とに基づいて、前記昇降路に配置された複数のかごから、前記故障かごに接続可能な救出作業使用かごを選択する制御ステップを有する
    エレベータの制御方法。
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