JP2014217735A - 抗菌剤収容体 - Google Patents

抗菌剤収容体 Download PDF

Info

Publication number
JP2014217735A
JP2014217735A JP2013205427A JP2013205427A JP2014217735A JP 2014217735 A JP2014217735 A JP 2014217735A JP 2013205427 A JP2013205427 A JP 2013205427A JP 2013205427 A JP2013205427 A JP 2013205427A JP 2014217735 A JP2014217735 A JP 2014217735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
antibacterial
antibacterial agent
layer
container according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013205427A
Other languages
English (en)
Inventor
清弘 和氣
Kiyohiro Waki
清弘 和氣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAKI GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
WAKI GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WAKI GIJUTSU KENKYUSHO KK filed Critical WAKI GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP2013205427A priority Critical patent/JP2014217735A/ja
Publication of JP2014217735A publication Critical patent/JP2014217735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • A61L9/04Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating
    • A61L9/12Apparatus, e.g. holders, therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials

Abstract

【課題】抗菌性物質を安定的に放出させる機能を確保しつつ、製造工程を簡素化して生産性の向上並びに低コスト化を図ることができる抗菌剤収容体を提供することを課題とする。【解決手段】抗菌剤収容体1は、抗菌性物質を放出する粒子状の抗菌剤4と、該抗菌剤4を収容する収容体2と、抗菌性物質を大気中に放出するための放出孔3とを備えている。そして、収容体2は、抗菌性物質の非透過性の外層5と、抗菌性物質の透過性の内層6とを有し、外層5に放出孔3が設けられ、その放出子3が内層6で覆われている。放出孔3は、収容体2の表面側から剥離可能なシール7で塞がれている。【選択図】図1

Description

本発明は、抗菌性物質を放出する粒子状の抗菌剤を収容して構成された抗菌剤収容体に関する。
近年、二酸化塩素は塩素に代わる殺菌消毒剤として注目されている。従来、二酸化塩素を発生させる方法としては、亜塩素酸ナトリウム水溶液(安定化二酸化塩素水溶液)と酸(活性化剤)を混合反応させるのが主流であった(特許文献1)。しかしながら、このような方法は、反混合の手間がかかることや副反応を生ずるおそれがあることにより、一般の使用者が手軽に使用できるものではなかった。
このような問題を解決する技術として、多孔性無機質担体に二酸化塩素ガスを吸着保持せしめてなる殺菌消毒剤が開発されている(特許文献2)。この殺菌消毒剤は、容器に収容して保管され、使用時には、容器の上蓋を開放し、その開口部から二酸化塩素ガスを徐々に空気中に拡散させることが記載されている。
一方、抗菌性物質等の薬剤を収納するケースや袋といった収容体としては次のようなものが知られている。例えば、気体不透過性シートからなる袋状の収容体内に徐散性薬剤を収容し、当該収容体に開口部を形成するとともに、該開口部を薬剤放出膜によって覆った徐散性薬剤収容体が知られている(特許文献3)。また、撥水性の不織布に脱臭剤を封入し、これを冷蔵庫内に設置した樹脂製のカセットに収容することが知られている(特許文献4)。
特開昭60−161307号公報 特開平6−233985号公報 特開平10−167323号公報 特開2003−148861号公報
ところで、特許文献2に記載された殺菌消毒剤を携帯に適した抗菌剤収容体として応用しようとする場合、製品に強い振動や衝撃を与えた場合でも、二酸化塩素を担持した担体が漏れ出したり、高濃度の二酸化塩素が一度に発生したりすることなく、二酸化塩素を安定的に継続して放出させることが、安全性の観点、効果の持続性の観点から求められる。
一方、生産性やコストの観点からは、製造工程が少なくて生産性が良く、低コストで提供できることが望まれる。
このような観点から、本出願人は、特願2011−195716号において、振動や衝撃の下でも、安定した量の二酸化塩素等の抗菌性物質を、収容体に設けた放出孔から継続的に放出させることが可能であり、しかも、抗菌剤を収容した袋体を、アルミ蒸着膜を有する扁平な袋体内に収容することで、生産性の向上並びに低コスト化を可能にした抗菌剤収容体を提案した。
しかしながら、この抗菌剤収容体においては、抗菌剤を内袋に詰めた後、内袋の口部を圧着して封印し、これをアルミニウム蒸着シートで制作した外袋に収容し、その外袋の口部を圧着して封印するといった作業を行う必要がある。そのため、生産性や低コスト化の点で、さらに改善すべき課題があった。
本発明は、以上の点に配慮してなされたもので、抗菌性物質を安定的に放出させる機能を確保しつつ、製造工程を簡素化して生産性の向上並びに低コスト化を図ることができる抗菌剤収容体を提供することを課題とする。
前述した課題を解決するために、本発明の抗菌剤収容体は、抗菌性物質を放出する粒子状の抗菌剤と、該抗菌剤を収容する収容体と、前記抗菌性物質を大気中に放出するための放出孔とを備えた抗菌剤収容体であって、前記収容体は、抗菌性物質の非透過性の外層と、抗菌性物質の透過性の内層とを有し、前記外層に前記放出孔が設けられ、その放出孔が前記内層で覆われていることを特徴とする。
本発明によれば、収容体は、抗菌性物質の非透過性の外層と、抗菌性物質の透過性の内層とを有しているので、抗菌剤を収容体に入れて口部を閉じるだけで、抗菌剤収容体を製造することができる。したがって、内袋が不要になるので、内袋の製造工程と、この内袋に抗菌剤を収容する工程を無くすことができる。これにより、製造工程を簡素化して生産性の向上並びに低コスト化を図ることができる。
また、外層に放出孔を設けてあるので、内層はこの放出孔を内側から閉じる大きさであればよい。この結果、内層の面積を小さく設定したり、収容体の外層の相対する内面の一方にだけ内層を設けたりすることも可能になる。これにより内層の使用量を少なくして低コスト化を図ることができる。
本発明に用いる前記抗菌剤としては、抗菌性物質の前駆物質を含み、使用時に他の成分と反応することにより抗菌性物質を発生するものや、抗菌性物質を固形担体に担持したものなどを使用することができる。
本発明の好ましい形態として、前記収容体は、前記外層と内層とを有するラミネートシートにより形成されていることを特徴とする。
このように、収容体を、外層と内層とを有するラミネートシートにより形成することで、収容体の製造を極めて簡素化することができ、これにより、抗菌剤収容体の製造をさらに簡素化して生産性の向上並びに低コスト化を図ることができる。
本発明の好ましい形態では、前記内層が不織布により形成され、前記外層が抗菌性物質の遮蔽用金属層を含むことを特徴とする。
この不織布は、その内部に極めて小さな連続気孔を多数有しているため、粒子状抗菌剤の飛散防止膜として要求される通気性と固体非透過性の機能を容易に確保することができる。
即ち、不織布は微細孔が無数に形成されているので、二酸化塩素等の抗菌性物質は透過するが、粒子状の抗菌剤自体が通過するのを防ぐことができる。また、外層は遮蔽用金属層を含むので、この外層を例えばアルミニウム蒸着シート等で形成することができる。
本発明の好ましい形態では、前記内層が不織布により形成され、前記外層が前記内層との間に位置する樹脂層を含むことを特徴とする。
このように、外層として、内層との間に位置する樹脂層を含む構成とすることで、その樹脂層によって、外層の遮蔽用金属層を保護する層構造とすることができる。
この層構造は、抗菌性物質が二酸化塩素で、遮蔽用金属層がアルミニウムの場合に特に好ましい層構造となる。アルミニウムに二酸化塩素が長期間接触して腐食が進行するのを防ぐことができるからである。
本発明の好ましい形態では、前記外層が、外層の表面を覆う樹脂層を含むことを特徴とする。
このように外層の表面に樹脂層を設けることで、この樹脂層を外層全体の保護層とすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記放出孔が、剥離可能なシールによって塞がれていることを特徴とする。
このように、放出孔を剥離可能なシールで塞ぐことによって、抗菌剤収容体を長期間保護することができる上に、放出孔を容易に開口して使用することができる。
本発明の好ましい形態として、前記外層には、前記放出孔の輪郭に沿って形成された破断用切込みが設けられ、前記シールの剥離時に放出孔が開口されるように、前記破断用切込みの破断強度が設定されていることを特徴とする。
外層が複数の層からなるラミネートシートの場合、長期保管時において、放出孔の口縁部分の切断面から複数の層間に抗菌性物質が侵入する場合があり、その場合には外層に腐食やしわが生じやすくなるが、シールの剥離時に放出孔を開口させるようにしてあるので、層間に抗菌性物質が侵入するのを長期間抑制する効果が得られる。
本発明の好ましい形態として、前記収容体には、該収容体の吊り下げに用いる穴が収容体の上部と下部の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする。
この構成により、抗菌剤収容体の穴に紐やストラップを通したり、クリップつきのストラップを装着する等により、首から吊り下げたり、かばんに吊り下げたりして携帯することができる。また、収容体の上部と下部の両方に穴を設けた場合、収容体の上下を逆にし
て吊り下げることも可能になる。
本発明の好ましい形態として、前記収容体は、前記内層及び外層を有するラミネートシートを重ね合わせ、その周囲を圧着して製造したものであることを特徴とする。
このような構成とすることにより、扁平な形状の抗菌剤収容体を製造することが容易になり、首から吊り下げたり、ポケットに入れたりして携帯するのに適した形態となる。
また、周囲の圧着部分が強固となり、携帯時の振動や衝撃のもとでも形状の変形を起こしにくいので、袋の破損などによる収容した抗菌剤のこぼれ出しなどのリスクを小さく抑えることができる。
本発明の好ましい形態として、前記収容体は、略扁平状に形成されて一対の面を有し、前記一対の面の少なくとも一方の面に、前記抗菌剤を大気中に放出するための放出孔が設けられ、前記内層が、前記収容体の外層の内面の一部に設けられていることを特徴とする。
このように、内層を、前記収容体の外層の内面の一部に設けることで、内層の使用量を低減することができる。例えば内層の使用量が片面だけの場合には半分以下にすることができる。内層で放出孔を塞ぐだけとした場合には、内層の使用量をさらに低減することができる。
この不織布は、その内部に極めて小さな連続気孔を多数有しているため、前記飛散防止膜に要求されている、通気性と固体非透過性の機能を容易に確保することができる。
本発明の好ましい形態では、前記抗菌剤収容体は、さらに、前記収容体を収容する外側収容体を有し、前記収容体は、前記外側収容体によって気密に保持されている。
このような形態とすることにより、抗菌剤に大気中の空気が接触することにより、使用前に二酸化塩素が発生することを抑制することができ、保管期間の長期化を図ることができる。
本発明の好ましい形態では、前記外側収容体の内部は真空である。
本発明の好ましい形態では、前記外側収容体は、その内部に不活性ガスを含む。これにより、外側収容体の内部が減圧となることによる、収容体の変形やしわなどを防ぐことができる。前記不活性ガスは、好ましくは窒素である。
また、前記外側収容体は、その内部を脱気した後に前記不活性ガスが充填されることが好ましい。
本発明によれば、抗菌性物質を安定的に放出させる機能を確保しつつ、製造工程を簡素化して生産性の向上並びに低コスト化を図れる抗菌剤収容体を提供することができる。
また、本発明によれば、使用時に、粒子状の抗菌剤の移動や衝突が阻害されないため、抗菌性物質の放出が効率的になる。
本発明の実施形態1に係る抗菌剤収容体を示す正面図である。 本発明の実施形態1に係る抗菌剤収容体の作用を説明するための正面図である。 本発明の実施形態1に係る抗菌剤収容体の作用を説明するための図である。 本発明の実施形態1に係る抗菌剤収容体の概略縦断面図である。 本発明の実施形態1に係る抗菌剤収容体の部分断面図である。 本発明の実施形態2に係る抗菌剤収容体の部分断面図である。 本発明の実施形態3に係る抗菌剤収容体の部分断面図である。 本発明の実施形態4に係る抗菌剤収容体の部分断面図である。 本発明の実施形態5に係る抗菌剤収容体の部分断面図である。 本発明の実施形態5に係る抗菌剤収容体の作用を説明するための図である。 本発明の実施形態6に係る抗菌剤収容体の正面から見た説明図である。 本発明の実施形態7に係る抗菌剤収容体の正面から見た説明図である。
以下、本発明の抗菌剤収容体の実施形態について、図1ないし図10を参照して説明する。
<実施形態1>
図1〜図5は本発明に係る抗菌剤収容体の実施形態1を示すものである。
実施形態1に係る抗菌剤収容体1は、抗菌性物質を放出する粒子状の抗菌剤4と、該抗菌剤4を収容する収容体2と、抗菌性物質を大気中に放出するための放出孔3とを備えている。
そして、収容体2は、抗菌性物質の非透過性の外層5と、抗菌性物質の透過性の内層6とを有し、外層5に放出孔3が設けられ、その放出子3が内層6で覆われている。放出孔3は、収容体2の表面側から剥離可能なシール7で塞がれている。
次いで、これらの詳細について説明する。
これらの図に示す収容体2は、図4に示すように、外層5と内層6とを有するラミネートシートにより形成されている。内層6は不織布で形成され、外層5はアルミニウム蒸着フィルムで形成されている。
これにより、外層5は、図5に示すように、抗菌性物質の遮蔽用金属層51と、前記内層6との間に位置する樹脂層(保護層)52と、外層5の表面を覆う樹脂層53とを有している。保護層としての樹脂層52はポリエチレンテレフタレート(PET)で形成され、外層の表面を覆う樹脂層53はポリエチレン(PE)で形成されている。
収容体2には、固形の粒子状の抗菌剤が、収容体2の容積の60%程度の充填率で収納されている。収容体2は、抗菌剤4を収納しない状態では、四角形のシート状(縦55mm×横85mm(内部空間形成領域))であり、アルミニウム蒸着フィルムの片面に不織布を積層したラミネートシートを、不織布どうしが重なるように2枚重ねて周囲を圧着して製造したものである。
なお、前記収容体2は、アルミニウムシートと樹脂フィルムと不織布とを貼り合わせたラミネートシートを所定形状に切り出した後、これらのシートの周縁部を熱融着により一体化して袋状に形成することもできる。
不織布で形成された内層6には、その全体に後述するセピオライト微粒子の径より小さい径の微細孔(図示しない)が形成されている。該微細孔は、セピオライト微粒子を透過しないが二酸化塩素分子は透過する。
したがって、不織布からなる内層6が、前記収容体2に形成されている放出孔3を、収容体2の内面から覆う飛散防止膜としての機能も備えている。
また、収容体2の長辺側の圧着部31は、中央が幅広になっていて、その中央にストラップ(図示しない)を取り付けるための長穴8が形成されている。収容体2は抗菌性物質を実質的に透過しない材料で形成されていればよい。また、抗菌性物質の安定性を維持する観点から遮光性の材料であることが好ましい。
前記収容体2には、収容体2の内面と抗菌剤4との間に、適度な隙間を形成することで、抗菌性物質の大気への徐放性を担保することができる。特に、収容体2として扁平なものを用いることで、粒子状の抗菌剤4と収容体2の内面との間に、適度な隙間を形成することができる。
これにより、抗菌剤4の収容体2内での移動を拘束せず、効率的に二酸化塩素を発生させることが可能となる。
前記収容体2として扁平なものを用い、抗菌剤収容体1全体を扁平な形状とすることにより、首から吊り下げたり、ポケットに入れたりすることができ、携帯に便利となる。抗菌剤収容体1の最大厚み(最も厚い部分の厚み、本実施形態では中央付近)は、好ましくは3mm〜10mm程度、さらに好ましくは3mm〜8mm程度である。
また、収容体2は、その形状が扁平であることに加え、周囲の圧着部分が強固であるため、携帯時に衝撃が加わっても、収容体2が大きく変形することがない。そのため、衝撃等に起因する収容体2の変形によって、抗菌剤が漏れ出したり、多量の二酸化塩素分子が一度に放出されたりするリスクが小さい。
収容体2は、略扁平状に形成されて一対の面を有し、その一対の面のうち一方の面に、二酸化塩素を大気中に放出するための放出孔3が多数設けられている。これらの放出孔3は、収容体3を吊り下げた状態において、上下方向に間隔をおいて複数段配置され、各段の放出孔3ごとに、剥離可能なシール7によってふさがれている。
本実施形態においては、直径約4mm前後の放出孔3が上下に2段配置されるとともに、各段ごとに10個の放出孔3が設けられている。そして、それら各段の複数の放出孔3ごとに剥離可能なシール7で塞がれている。したがって、シール7も2段に設けられている。各シール7はこれを順次剥離することができるように、相互に間隔をおいて設けられている。
本実施形態のように、放出孔を収容体2の上部側と下部側にそれぞれ設けることにより、抗菌剤4への空気の接触が均一化され、効率的に二酸化塩素を発生させることが可能となる。
前記抗菌剤4は、セピオライトからなる多孔性の微粒子(平均粒径0.1mm)に二酸化塩素を物理的に吸着、担持させたものである。セピオライト等の無機質固形担体に二酸化塩素を吸着させる方法は公知である(特許文献2参照)。例えば、亜塩酸ナトリウム水溶液に無機酸を添加し、発生した混合体を亜塩素酸ナトリウム水溶液で洗浄することにより、混合体中の塩素を二酸化塩素に転化して二酸化塩素を生成し、これを無機質固形担体に吸着させる。
なお、固形担体は、表面に二酸化塩素等の抗菌性物質を担持できればよく、多孔性のもののみならず、表面に凹凸があるものを使用してもよい。また、固形担体としてゼオライトを使用することも好ましい。また固形担体は、無機材料で形成されたもののみならず、セルロース等の有機材料で形成されたものであってもよい。
また、本発明における二酸化塩素は、安定化二酸化塩素(亜塩素酸塩)を含む概念であり、この場合はクエン酸、酢酸、蟻酸等の有機酸を合わせて担持させることにより二酸化塩素を発生させることができる。この場合、空気中の水分と接触することにより二酸化塩素を発生させることができる。発生した二酸化塩素の少なくとも一部は固形担体に一旦保持された後遊離されることになる。遊離量は、外部の二酸化塩素濃度に応じて変化する。
前記抗菌剤における二酸化塩素は、周囲の空気の振動などの物理的な力や微粒子同士の衝突により、セピオライトから解離する。
なお、抗菌剤4が十分に移動可能なように適度な隙間を設けて収容することが好ましい。これにより、抗菌剤4の粒子に空気が接触し、上記二酸化塩素の固形担体からの解離が効率的になるためである。
また、本発明における抗菌剤として、上記固形担体に亜塩素酸塩を担持させたものであってもよい。この場合、有機酸等の酸性物質を担持しない形態であることも好ましい。この場合、固形担体は水に懸濁させたときにアルカリ性を示すものであることが好ましい。
このような抗菌剤は、多孔質担体に亜塩素酸ナトリウム等の亜塩素酸塩及び水酸化ナトリウム等のアルカリ剤を含む水溶液を固形担体に含浸し、乾燥することにより製造することができる。
このような抗菌剤は、空気と接触させることにより二酸化塩素を発生する。より詳細にいえば、空気中の二酸化炭素及び水蒸気と接触させることにより二酸化塩素を発生する。
ここで、セピオライト等の無機質固形担体の平均粒径(メジアン径)は、0.01〜1mmの範囲にあることが好ましい。なお、本発明において平均粒径は、レーザー回折・散乱法の原理を用いた装置で測定することができる。
平均粒径を一定の範囲とすることにより、抗菌剤の流動性を制御することができ、収容体2からの抗菌性物質の放出を安定的に継続させることができる。
さらに、当該効果をより大きいものとする観点から、前記収容体2における該無機質固形担体の充填率を30〜80%程度、好ましくは40〜70%程度とすることが好ましい。
本発明における充填率は、抗菌剤を非圧縮下で充填したときの見かけ上の体積を、収容体2の容量で除することで求めることができる。流動性が高いほど、また、充填率が低いほど、抗菌性物質の放出が進みやすくなる。
そして、前記飛散防止膜として機能する内層6が、抗菌剤4の通過を防止していることにより、この抗菌剤4が放出孔3から飛散してしまうことはない。
本実施形態によれば、収容体2は、抗菌性物質の非透過性の外層5と、抗菌性物質の透過性の内層6とを有しているので、抗菌剤4を収容体2に入れて口部を閉じるだけで、抗菌剤収容体を製造することができる。したがって、これまで必要であった内袋が不要になるので、内袋の製造工程と、この内袋に抗菌剤を収容する工程を無くすことができる。これにより、製造工程を簡素化して生産性の向上並びに低コスト化を図ることができる。
また、外層5に放出孔3を設けてあるので、内層6はこの放出孔3を内側から閉じる大きさであればよい。この結果、内層6の面積を小さく設定したり、収容体2の外層5の相対する内面の一方にだけ内層6を設けたりすることも可能になる。これにより、不織布からなる内層6の使用量を少なくして低コスト化を図ることができる。
また、収容体2を、外層5と内層6とを有するラミネートシートにより形成することで、収容体2の製造を極めて簡素化することができ、これにより、抗菌剤収容体1の製造をさらに簡素化して生産性の向上並びに低コスト化を図ることができる。
また、不織布は、その内部に極めて小さな連続気孔を多数有しているため、粒子状抗菌剤4の飛散防止膜として要求される通気性と固体非透過性の機能を容易に確保することができる。即ち、不織布は微細孔が無数に形成されているので、二酸化塩素等の抗菌性物質は透過するが、粒子状の抗菌剤自体が通過するのを防ぐことができる。また、外層5は遮蔽用金属層51を含むので、この外層5を例えばアルミニウム蒸着シート等で形成することができる。
また、外層5として、内層6との間に位置する樹脂層52を含む構成とすることで、その樹脂層52によって、外層5の遮蔽用金属層51を保護する層構造とすることができる。この層構造は、抗菌性物質が二酸化塩素で、遮蔽用金属層51がアルミニウムの場合に特に好ましい層構造となる。これは、アルミニウムに二酸化塩素が長期間接触して腐食が進行するのを防ぐことができるからである。
また、このように外層5の表面に樹脂層53を設けることで、この樹脂層53を外層5全体の外側の保護層とすることができる。
また、放出孔3を剥離可能なシール7で塞ぐことによって、抗菌剤収容体1を長期間保護することができる上に、放出孔3を容易に開口して使用することができる。
また、抗菌剤収容体1の穴8に紐やストラップを通したり、クリップつきのストラップを装着する等により、首から吊り下げたり、かばんに吊り下げたりして携帯することができる。また、収容体の上部と下部の両方に穴を設けた場合、収容体の上下を逆にして吊り下げることも可能になる。
また、収容体2は、内層6及び外層5を有するラミネートシートを重ね合わせ、その周囲を圧着して製造することにより、扁平な形状の抗菌剤収容体を製造することが容易になり、首から吊り下げたり、ポケットに入れたりして携帯するのに適した形態となる。
また、周囲の圧着部分が強固となり、携帯時の振動や衝撃のもとでも形状の変形を起こしにくいので、袋の破損などによる収容した抗菌剤のこぼれ出しなどのリスクを小さく抑えることができる。
また、内層6を、前記収容体2の外層5の内面の一部に設けることで、内層6の使用量を低減することができる。例えば内層6の使用量が片面だけの場合には半分以下にすることができる。内層6で放出孔3を塞ぐだけとした場合には、内層6の使用量をさらに低減することができる。
なお、本実施形態では、抗菌性物質として二酸化塩素を用いる場合について説明したが、他にも抗菌性金属等を用いることも可能である。
また、本実施形態では、固形担体として無機材料を用いる場合について説明したが、例えば、セルロース等を用いた有機材料を用いることもできる。
本実施形態の抗菌剤収容体1は、使用時に、シール7を剥離して放出孔3を開口させることによって使用状態となされ、また、長穴8にストラップを取り付けて人が首から吊り下げることもできるし、部屋、車内、冷蔵庫等のあらゆるスペースに置くこともできる。
ここで、特に、首に吊り下げて携帯する場合、使用期間の経過に伴って、上段の放出孔3からの二酸化塩素の放出量が次第に減少することになる。この減少量は、抗菌剤の種類や抗菌性物質を担持する担体の機能等によっても左右されるが、例えば、有効量の二酸化塩素を放出できなくなる使用期間に応じて、次の段のシール7を剥離することで、二酸化塩素の有効な放出量を確保することができる。このようにして、シール7を順次剥離して使用する。
さらに、このように、各段の放出孔3ごとに、剥離可能なシール7によってふさいでいるので、例えば使用の途中において、収容体2の上下を反転させて吊り下げ、その際に上部に位置する放出孔3をふさいでいるシール7を剥離して使用することも可能になる。
<実施形態2>
図6は本発明に係る抗菌剤収容体の実施形態2を示すものである。
この図において、実施形態1と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
この実施形態2に係る抗菌剤収容体1では、その収容体2の放出孔3の内周面を外層5を覆う樹脂層53と同じ樹脂層53aで被覆した構成としたものである。このように放出孔3の内周面を樹脂層53aで被覆することで、金属層51と樹脂層52、53との間に抗菌性物質が侵入するのを防止することができる。
<実施形態3>
図7は本発明に係る抗菌剤収容体の実施形態3を示すものである。
この図において、実施形態1と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
この実施形態3に係る抗菌剤収容体1では、その収容体2の放出孔3の内周面を金属層51の保護層である樹脂層52と同じ樹脂層52aで被覆した構成としたものである。このように放出孔3の内周面を樹脂層52aで被覆することで、金属層51と樹脂層52、53との間に抗菌性物質が侵入するのを防止することができる。
<実施形態4>
図8は本発明に係る抗菌剤収容体の実施形態4を示すものである。
同図において、実施形態1と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
この実施形態4に係る抗菌剤収容体1では、金属層51の下面を覆う保護層としての樹脂層を、樹脂層52と樹脂層54の2重構造としたものである。この場合、樹脂層52をPEで、樹脂層54をPETで構成している。このように金属層51の保護層として、樹脂層52をPEで、樹脂層54をPETで構成することで、保護層の機能をさらに高めることができる。なお、樹脂層52をPETで、樹脂層54をPEで構成してもよい。
<実施形態5>
図9及び図10は本発明に係る抗菌剤収容体の実施形態5を示すものである。これらの図において、実施形態1と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
この実施形態5に係る抗菌剤収容体1では、外層5に、放出孔3の輪郭に沿って形成される破断用切込み55を設け、シール7の剥離時に放出孔3が開口されるように(図10参照)、破断用切込み55の破断強度を設定したものである。
このように、外層5が複数の層からなるラミネートシートの場合、長期保管時において、放出孔3の口縁部分の切断面から複数の層間に抗菌性物質が侵入する場合があり、その場合には外層5の金属層51に腐食が生じたり、外層5にしわが生じたりしやすくなるが、シール7の剥離時に放出孔3を開口させるようにしてあるので、層間に抗菌性物質が侵入するのを長期間抑制する効果が得られる。
<実施形態6> 図11は本発明に係る抗菌剤収容体の実施形態6を示すものである。同図において、実施形態1と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
この実施形態6に係る抗菌剤収容体10は、抗菌剤4を収容した収容体2を、袋状の外側収容体9に収容し、その外側収容体9内の空気を引き抜いて真空にしたものである。これにより、収容体2の抗菌剤4に、大気中の二酸化炭素及び水が接触しないようにして、二酸化塩素の発生を抑制している。
本実施形態6における外側収容体9は、アルミニウムなどの金属からなる膜と樹脂フィルムを積層したシートにより形成されている。なお、その材料としては、気密性の高い材料であればよく、特に制限されない。また、その材料としては、遮光性の材料が好ましい。
また、本実施形態6においては、放出孔3を複数設けているため、真空引きの際に、外側収容体9内の空気を効率よく脱気することができる。特に、本実施形態6のように、脱気する方向(矢印A方向)に沿って、複数の放出孔3を設けることで、外側収容体9内の空気を、効率よく引き抜くことができる。
真空引きは、既知の真空包装機を用いて行うことが可能である。本実施形態においては、外側収容体9を真空包装機のチャンバ内に収容し、チャンバ内部全体を脱気する方法により外側収容体9内の空気を脱気している。
本実施形態の抗菌剤収容体10は、外側収容体9を開封する前は、抗菌剤4に大気中の二酸化炭素及び水が接触するのを防ぎ、外側収容体9を開封することで大気中の二酸化炭素及び水が抗菌剤4に接触し得る状態となるため、従来の抗菌剤収容体に比して、使用前の有効期間が延長されたものである。
<実施形態7>
図12は本発明に係る抗菌剤収容体の実施形態7を示すものである。これらの図において、実施形態1と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
この実施形態7に係る抗菌剤収容体10は、抗菌剤4を収容した収容体2を、袋状の外側収容体9に収容したものである。この収容体2内の抗菌剤4は、ゼオライトからなる多孔質担体に亜塩素酸ナトリウムを保持させたものである。
外側収容体9内には窒素が充填され、気密に保持されている。これにより、収容体2内の抗菌剤4に、大気中の二酸化炭素及び水が接触しないようにして、二酸化塩素の発生を抑制している。また、窒素を充填することにより、外側収容体9内を真空引きする方法に比べて、収容体2を構成するシートにシワが発生するのを防ぐことができる。なお、本実施形態においては、放出孔3を覆うシール7を設けなくともよい。
外側収容体9内の脱気及び窒素ガスの充填は、既知の真空包装機を用いて行うことが可能である。本実施形態においては、外側収容体9を真空包装機のチャンバ内に収容し、チャンバ内部全体を脱気する方法により外側収容体9内の空気を脱気した後に、ノズルにより、窒素を外側収容体9内に充填している。
なお、窒素等の不活性ガスを外側収容体9内に吹き入れることにより、該外側収容体9内の空気を窒素で置換することにより、外側収容体9内に不活性ガスを充填させることもできる。
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法、あるいは、構成については一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
1、10 抗菌剤収容体
2 収容体
3 放出孔
4 抗菌剤
5 外層
51 金属層
52 樹脂層(保護層)
53 樹脂層
54 樹脂層(保護層)
6 内層
7 シール
9 外側収容体

Claims (17)

  1. 抗菌性物質を放出する粒子状の抗菌剤と、該抗菌剤を収容する収容体と、前記抗菌性物質を大気中に放出するための放出孔とを備えた抗菌剤収容体であって、
    前記収容体は、抗菌性物質の非透過性の外層と、抗菌性物質の透過性の内層とを有し、
    前記外層に前記放出孔が設けられ、その放出孔が前記内層で覆われていることを特徴とする、抗菌剤収容体。
  2. 前記収容体は、前記外層と内層とを有するラミネートシートにより形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の抗菌剤収容体。
  3. 前記内層が不織布により形成され、前記外層が抗菌性物質の遮蔽用金属層を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の抗菌剤収容体。
  4. 前記内層が不織布により形成され、前記外層が前記内層との間に位置する樹脂層を含むことを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  5. 前記外層が、外層の表面を覆う樹脂層を含むことを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  6. 前記放出孔は、剥離可能なシールによって塞がれていることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  7. 前記外層には、前記放出孔の輪郭に沿って形成された破断用切込みが設けられ、前記シールの剥離時に前記放出孔が開口されるように、前記破断用切込みの破断強度が設定されていることを特徴とする、請求項6に記載の抗菌剤収容体。
  8. 前記収容体には、該収容体の吊り下げに用いる穴が収容体の上部と下部の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  9. 前記収容体は、前記内層及び外層を有するラミネートシートを重ね合わせ、その周囲を圧着して製造したものであることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  10. 前記収容体は、略扁平状に形成されて一対の面を有し、
    前記一対の面の少なくとも一方の面に、前記抗菌剤を大気中に放出するための放出孔が設けられ、
    前記内層が、前記収容体の外層の内面の一部に設けられていることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  11. 前記抗菌剤は、前記抗菌性物質の前駆物質を含み、該前駆物質は他の成分と反応することにより抗菌性物質を発生することを特徴とする、請求項1〜10の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  12. 前記抗菌剤は、前記抗菌性物質を固形担体に担持したものであることを特徴とする、請求項1〜11の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  13. さらに、前記収容体を収容する外側収容体を有し、
    前記収容体は、前記外側収容体によって気密に保持されていることを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  14. 前記外側収容体の内部が真空であることを特徴とする請求項13に記載の抗菌剤収容体。
  15. 前記外側収容体は、その内部に不活性ガスを含むことを特徴とする、請求項12又は13に記載の抗菌剤収容体。
  16. 前記不活性ガスは、窒素であることを特徴とする、請求項15に記載の抗菌剤収容体。
  17. 前記外側収容体は、その内部を脱気した後に前記不活性ガスが充填されることを特徴とする、請求項15又は16に記載の抗菌剤収容体。
JP2013205427A 2013-04-12 2013-09-30 抗菌剤収容体 Pending JP2014217735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013205427A JP2014217735A (ja) 2013-04-12 2013-09-30 抗菌剤収容体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013084373 2013-04-12
JP2013084373 2013-04-12
JP2013205427A JP2014217735A (ja) 2013-04-12 2013-09-30 抗菌剤収容体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014217735A true JP2014217735A (ja) 2014-11-20

Family

ID=51936768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013205427A Pending JP2014217735A (ja) 2013-04-12 2013-09-30 抗菌剤収容体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014217735A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019058803A1 (ja) * 2017-09-25 2019-03-28 株式会社ユー・イー・エス シート
WO2019131483A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 東洋製罐株式会社 パウチおよび内容液入りパウチ
KR20220150670A (ko) * 2021-05-04 2022-11-11 주식회사 에이치앤에이인터내셔날 휴대용 공간 살균 소독 파우치

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126843U (ja) * 1979-03-06 1980-09-08
JPS57177756A (en) * 1981-04-27 1982-11-01 Kenji Nakamura Perfume sealing body
JPS6121537U (ja) * 1984-07-10 1986-02-07 布義 川島 簡易軽便殺菌消臭パツド
JPS61154566A (ja) * 1984-12-26 1986-07-14 株式会社 レナ−タ 森林香気発生カ−トリツジおよび同カ−トリツジを備えた空気清浄機
JPH06219479A (ja) * 1992-10-31 1994-08-09 Klocke Verpackungs Service Gmbh 芳香物質の収容容器
JPH10167323A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Rengo Co Ltd 揮散性薬剤収納体
JPH11506127A (ja) * 1996-03-08 1999-06-02 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 低接触湿潤度を与える駆虫製品
JPH11196777A (ja) * 1998-01-12 1999-07-27 Arata:Kk 飼料殺菌充填装置及び飼料の殺菌充填方法
JP2001170156A (ja) * 1999-12-21 2001-06-26 Houei:Kk 芳香消臭剤の包装体
JP2012029770A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Rengo Co Ltd 二酸化塩素製剤インジケータ
JP3181977U (ja) * 2012-12-18 2013-02-28 清勝 小田根 携帯用除菌装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126843U (ja) * 1979-03-06 1980-09-08
JPS57177756A (en) * 1981-04-27 1982-11-01 Kenji Nakamura Perfume sealing body
JPS6121537U (ja) * 1984-07-10 1986-02-07 布義 川島 簡易軽便殺菌消臭パツド
JPS61154566A (ja) * 1984-12-26 1986-07-14 株式会社 レナ−タ 森林香気発生カ−トリツジおよび同カ−トリツジを備えた空気清浄機
JPH06219479A (ja) * 1992-10-31 1994-08-09 Klocke Verpackungs Service Gmbh 芳香物質の収容容器
US5518790A (en) * 1992-10-31 1996-05-21 Klocke Verpackungsservice Gmbh. Ag Container to hold aromatic substances
JPH11506127A (ja) * 1996-03-08 1999-06-02 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 低接触湿潤度を与える駆虫製品
JPH10167323A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Rengo Co Ltd 揮散性薬剤収納体
JPH11196777A (ja) * 1998-01-12 1999-07-27 Arata:Kk 飼料殺菌充填装置及び飼料の殺菌充填方法
JP2001170156A (ja) * 1999-12-21 2001-06-26 Houei:Kk 芳香消臭剤の包装体
JP2012029770A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Rengo Co Ltd 二酸化塩素製剤インジケータ
JP3181977U (ja) * 2012-12-18 2013-02-28 清勝 小田根 携帯用除菌装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019058803A1 (ja) * 2017-09-25 2019-03-28 株式会社ユー・イー・エス シート
JP2019059630A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 株式会社大阪ソーダ シート
WO2019131483A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 東洋製罐株式会社 パウチおよび内容液入りパウチ
JPWO2019131483A1 (ja) * 2017-12-25 2020-10-22 東洋製罐株式会社 パウチおよび内容液入りパウチ
KR20220150670A (ko) * 2021-05-04 2022-11-11 주식회사 에이치앤에이인터내셔날 휴대용 공간 살균 소독 파우치
KR102643264B1 (ko) 2021-05-04 2024-03-07 주식회사 진우기술개발 휴대용 공간 살균 소독 파우치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5172002B1 (ja) 袋入り抗菌剤
TW206163B (ja)
JP2014217735A (ja) 抗菌剤収容体
MY165840A (en) A storing package unit and a storing method for micro solder spheres
JP2006527658A (ja) ガス発生のための再利用可能な装置
JP3218872U (ja) 包装袋乾燥食品包装鮮度保持器
JP2017217651A5 (ja)
JP6454688B2 (ja) 紙袋
JP2016117620A (ja) 水素製造装置及び水素発生容器
JP5342054B2 (ja) 袋入り抗菌剤
WO2016006597A1 (ja) 空気清浄用具
JP2016043110A (ja) 水素水含浸物収納体及び水素水含浸物収納体セット
JP2010259967A (ja) 気体吸着デバイス
JP3092193B2 (ja) 薬剤包装体、その供給方法及びその供給装置
JP2015105253A (ja) 抗菌用品およびその製造方法
IT9003429A1 (it) Metodo per l'eliminazione di gas in una confezione ermetica.
JP5824935B2 (ja) 容器
JP2014189507A (ja) 抗菌剤収容体
JP2014198692A (ja) 抗菌剤収容体及びその使用方法
JP2014189508A (ja) 抗菌剤収容体
JP2014200573A (ja) 抗菌剤収容体
WO2011102435A1 (ja) チタン製水素吸蔵材容器
JPH01239002A (ja) 酸素供給用の包装体
JP3273470B2 (ja) ガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造方法及び薬剤包装体の供給方法
US20220126254A1 (en) Gas micro reactor utilizing membrane packaging

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141128

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20141128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150317

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150324

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150818