JP2014200573A - 抗菌剤収容体 - Google Patents

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【課題】抗菌剤を携帯して使用する場合において、二酸化塩素の放出を円滑に行うことのできる抗菌剤収容体を提供することを課題とする。【解決手段】抗菌性物質を含む粒子状の抗菌剤と、該抗菌剤を収容する収容体3とを備えた抗菌剤収容体1であって、前記収容体が、略扁平状に形成されて一対の面を有するとともに、内部に、前記抗菌剤の飛散を防止するとともに前記抗菌性物質の透過を許容する飛散防止膜2を備え、かつ、前記収容体に、前記飛散防止膜を外部へ露出させる拡散孔4が形成され、前記収容体若しくは前記飛散防止膜の少なくとも一方には、前記収容体と前記飛散防止膜との対向面間に隙間を形成する多数の突起9が形成されていることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、抗菌性物質を含む粒子状の抗菌剤を収容して構成された抗菌剤収容体に関する。
近年、二酸化塩素は塩素に代わる殺菌消毒剤として注目されている。従来、二酸化塩素を発生させる方法としては、亜塩素酸ナトリウム水溶液(安定化二酸化塩素水溶液)と酸(活性化剤)を混合反応させるのが主流であった(特許文献1)。しかしながら、このような方法は、反混合の手間がかかることや副反応を生ずるおそれがあることにより、一般の使用者が手軽に使用できるものではなかった。
このような問題を解決する技術として、多孔性無機質担体に二酸化塩素ガスを吸着保持せしめてなる殺菌消毒剤が開発されている(特許文献2)。この殺菌消毒剤は、容器に収容して保管され、使用時には、容器の上蓋を開放し、その開口部から二酸化塩素ガスを徐々に空気中に拡散させることが記載されている。
一方、抗菌性物質等の薬剤を収納するケースや袋といった収容体としては次のようなものが知られている。例えば、気体不透過性シートからなる袋状の収容体内に徐散性薬剤を収容し、当該収容体に開口部を形成するとともに、該開口部を薬剤放出膜によって覆った徐散性薬剤収容体が知られている(特許文献3)。また、撥水性の不織布に脱臭剤を封入し、これを冷蔵庫内に設置した樹脂製のカセットに収容することが知られている(特許文献4)。
特開昭60−161307号公報 特開平6−233985号公報 特開平10−167323号公報 特開2003−148861号公報
ところで、特許文献2に記載された技術によると、使用時に、容器の上蓋を開放し、その開口部から二酸化塩素ガスを徐々に空気中に拡散させるようにしていることから、容器に収納された多孔性無機質担体に吸着されている二酸化塩素ガスの放出が、上方の多孔性無機質担体から徐々に下方の多孔性無機質担体に移行しつつ行なわれることから、その放出条件が徐々に変化し、前記二酸化塩素ガスの拡散が不均一になりやすく、効果的な殺菌作用が損なわれるおそれがある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、収容された全ての抗菌剤において、抗菌性物質の放出をより均一に行なわせるようにする抗菌剤収容体を提供することを課題とする。
前述した課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の抗菌剤収容体は、抗菌性物質を含む粒子状の抗菌剤と、該抗菌剤を収容する収容体とを備えた抗菌剤収容体であって、前記収容体が、略扁平状に形成されて一対の面を有するとともに、内部に、前記抗菌剤の飛散を防止するとともに前記抗菌性物質の透過を許容する飛散防止膜を備え、かつ、前記収容体に、前記飛散防止膜を外部へ露出させる拡散孔が形成され、前記収容体若しくは前記飛散防止膜の少なくとも一方には、前記収容体と前記飛散防止膜との対向面間に隙間を形成する多数の突起が形成されていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、収容された前記抗菌剤から放出された抗菌性物質は、前記飛散防止膜を透過して前記収容体の内部へ拡散した後に、前記拡散孔を介して外気に拡散する。
そして、前記飛散防止膜が、前記抗菌剤の通過を防止していることにより、この抗菌剤が前記拡散孔から飛散してしまうことはない。
そして、前記収容体と飛散防止膜の少なくとも一方に形成された多数の突起によって、これらの対向面間に隙間が形成されていることにより、前記飛散防止膜のほぼ全面にわたって、前記抗菌性物質の均一な拡散空間が形成される。
これによって、収容されている抗菌剤からの抗菌性物質の放出条件を極力均一なものとすることができる。
そして、前記収容体と飛散防止膜との間の空間部に拡散させられた抗菌性物質は、前記空間部を移動して前記拡散孔から外気へ拡散するのであるが、前述したように、前記収容体と飛散防止膜との間に、その対向面のほぼ全面にわたって隙間が形成され、前記飛散防止膜のほぼ全面にわたって拡散空間が形成されていることにより、前記抗菌性物質の拡散孔への移動が円滑に行なわれる。
この結果、前述した抗菌性物質の前記抗菌剤からの拡散が均一化されるのと相まって、前記抗菌剤収容体からの抗菌性物質の放出を円滑かつ効果的に行なって、良好な抗菌作用を得ることができる。
本発明の請求項2に記載の抗菌剤収容体は、請求項1に記載の前記収容体は、遮光性フィルムを2枚重ねて周囲を圧着して製造したものであることを特徴とする。
このような構成とすることにより、扁平な形状の抗菌剤収容体を製造することが容易になり、首から吊り下げたり、ポケットに入れたりして携帯するのに適した形態となる。
また、周囲の圧着部分が強固となり、携帯時の振動や衝撃のもとでも形状の変形を起こしにくいので、袋の破損などによる収容した抗菌剤のこぼれ出しなどのリスクを小さく抑えることができる。
本発明の請求項3に記載の抗菌剤収容体は、請求項1または請求項2の何れかに記載の前記飛散防止膜が、前記収容体の内部に挿入され、前記抗菌剤を包み込む袋状の内部収容体であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、前記抗菌剤を抗菌剤収容体内に収容するに際して、前記抗菌剤を、前記袋状の内部収容体に詰め込んで仮保持し、この内部収容体とともに前記収容体内に詰め込むことができる。
したがって、前記収容体内に抗菌剤を組み込む際の作業が円滑に行なえるとともに、前記内部収容体を収容体内に組み込んだ時点で、この収容体に形成されている前記拡散孔が前記内部収容体によって塞がれることとなり、製造工程が簡素化される。
ここで、前記内部収容体を別個に形成して前記収容体内に挿入する構成としたことにより、前記内部収容体と前記収容体との間に接触部が形成されることが想定される。
しかしながら、前記多数の突起によって前記内部収容体と収容体との間に確実に隙間が確保される。
これによって、前記内部収容体からの抗菌性物質の拡散を阻害するようなことはない。
本発明の請求項4に記載の抗菌剤収容体は、請求項1または請求項2の何れかに記載の前記飛散防止膜が、前記収容体の内面に積層される飛散防止シートであることを特徴とする。
このような構成とすることにより、前記拡散孔のみを塞ぐか、あるいは、前記収容体を、二つのシートを圧着して形成する際に、これらのシート間に前述した圧着行程で一体化することができる。
本発明の請求項5に記載の抗菌剤収容体は、請求項1ないし請求項4の何れかに記載の前記飛散防止膜が、不織布によって形成されていることを特徴とする。
前記不織布は、その内部に極めて小さな連続気孔を多数有しているため、前記飛散防止膜に要求されている、通気性と個体非透過性の機能を容易に確保することができる。
本発明によれば、抗菌性物質を安定して効率よく放出することができ、効果的な抗菌作用を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る抗菌剤収容体を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る抗菌剤収容体を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る抗菌剤収容体の要部の拡大断面図である。 本発明の他の実施形態に係る抗菌剤収容体の縦断面図である。 本発明の他の実施形態に係る抗菌剤収容体の要部の拡大断面図である。 本発明の他の実施形態に係る抗菌剤収容体の変形例を示す要部の拡大断面図である。
以下、本発明の抗菌剤収容体の一実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。
図1に示す抗菌剤収容体1は、不織布からなる内部収容体2とそれを収納するアルミニウム蒸着フィルムからなる収容体3とを備える。
前記内部収容体2には、固形の粒子状の抗菌剤が、内部収容体2の容積の60%程度の充填率で収納されている。
前記内部収容体2は、抗菌剤を収納しない状態では、四角形のシート状(縦45mm×横65mm(内部空間形成領域)であり、1枚の不織布を2つ折りにし、周囲を貼り付けて製造したものである。
そして、前記内部収容体2には、その全体にセピオライト微粒子の径より小さい径の微細孔(図示しない)が形成されている。該微細孔は、セピオライト微粒子を透過しないが二酸化塩素分子は透過する。
したがって、前記内部収容体2が、前記収容体3に形成されている拡散孔4を、前記収容体3の内面から覆う飛散防止膜となされる。
前記収容体3は、前記内部収容体2を収納しない状態では、四角形のシート状(縦55mm×横85mm(内部空間形成領域))であり、アルミニウム蒸着フィルムを2枚重ねて周囲を圧着して製造したものである。
なお、前記収容体3は、図3に示すように、アルミニウムシートAの表裏面に樹脂フィルムRを貼り合わせたラミネートシート7を所定形状に切り出した後、これらのシートの周縁部を熱融着により一体化して袋状に形成することもできる。
また、収容体3の長辺側の圧着部31は、中央が幅広になっていて、その中央にストラップ(図示しない)を取り付けるための長穴5が形成されている。収容体3は抗菌性物質を実質的に透過しない材料で形成されていればよい。また、抗菌性物質の安定性を維持する観点から遮光性の材料であることが好ましい。
前記収容体3は、前記内部収容体2の約1.6倍の体積を有する。なお、本実施形態のような扁平な抗菌剤収容体1を用いる場合の体積は、抗菌剤収容体1正面の面積(内部空間形成領域に相当する部分)で近似することができる。
ここで、前記内部収容体2と前記収容体3の体積比は、1:3〜1:1.2程度、さらには1:2〜1:1.2程度が好ましい。このような範囲とすることにより、内部収容体2と収容体3との間に、適度な隙間を形成することができ、後に詳述する、抗菌性物質の大気への徐放性を担保することができる。特に、前記収容体3として扁平なものを用いることで、前記内部収容体2と収容体3との所定の位置に、適度な隙間を形成することができる。
前記収容体3として扁平なものを用い、抗菌剤収容体1全体を扁平な形状とすることにより、首から吊り下げたり、ポケットに入れたりすることができ、携帯に便利となる。抗菌剤収容体1の最大厚み(最も厚い部分の厚み、本実施形態では中央付近)は、好ましくは3mm〜10mm程度、さらに好ましくは3mm〜8mm程度である。
また、収容体3は、その形状が扁平であることに加え、周囲の圧着部分が強固であるため、携帯時に衝撃が加わっても、収容体3が大きく変形することがない。そのため、衝撃等に起因する収容体3の変形によって、抗菌剤が漏れ出したり、多量の二酸化塩素分子が一度に放出されたりするリスクが小さい。
前記収容体3には、本実施形態においては、図1に示すように、一対の長辺に沿って前記拡散孔4が設けられている。
そして、前記拡散孔4は、前記収容体3の表面に貼着される剥離可能なシール6で塞がれ、この抗菌剤収容体1を使用する際に、前記シール6を剥離して前記拡散孔4を開口する。
前記抗菌剤は、セピオライトからなる多孔性の微粒子(平均粒径0.1mm)に二酸化塩素を物理的に吸着、担持させたものである。セピオライト等の無機質固形担体に二酸化塩素を吸着させる方法は公知である(特許文献2参照)。例えば、亜塩酸ナトリウム水溶液に無機酸を添加し、発生した混合体を亜塩素酸ナトリウム水溶液で洗浄することにより、混合体中の塩素を二酸化塩素に転化して二酸化塩素を生成し、これを無機質固形担体に吸着させる。
なお、固形担体は、表面に二酸化塩素等の抗菌性物質を担持できればよく、多孔性のもののみならず、表面に凹凸があるものを使用してもよい。また固形担体は、無機材料で形成されたもののみならず、セルロース等の有機材料で形成されたものであってもよい。
また、本発明における二酸化塩素は、安定化二酸化塩素(亜塩素酸塩)を含む概念であり、この場合は有機酸を合わせて担持させることにより二酸化塩素を発生させることができる。
前記抗菌剤における二酸化塩素は、周囲の空気の振動などの物理的な力や微粒子同士の衝突により、セピオライトから解離する。
ここで、セピオライト等の無機質固形担体の平均粒径(メジアン径)は、0.01〜1mmの範囲にあることが好ましい。なお、本発明において平均粒径は、レーザー回折・散乱法の原理を用いた装置で測定することができる。
平均粒径を一定の範囲とすることにより、抗菌剤の流動性を制御することができ、第1の収容体からの抗菌性物質の放出を安定的に継続させることができる。さらに、当該効果をより大きいものとする観点から、前記内部収容体2における該無機質固形担体の充填率を30〜80%程度、好ましくは40〜70%程度とすることが好ましい。本発明における充填率は、抗菌剤を非圧縮下で充填したときの見かけ上の体積を、内部収容体2の容量で除することで求めることができる。
流動性が高いほど、また、充填率が低いほど、抗菌性物質の放出が進みやすくなる。
そして、前記飛散防止膜が、前記抗菌剤の通過を防止していることにより、この抗菌剤が前記拡散孔から飛散してしまうことはない。
一方、本実施形態においては、図3に示すように、前記収容体3の内面に、多数の突起9が突設されている。
これによって、前記収容体3内に前記内部収容体2が挿入された状態において、これらの対向面間に連続した隙間が形成され、この隙間が、前記内部収容体2を透過して拡散される抗菌性物質の移動経路となされ、この隙間により前記抗菌性物質が前記拡散孔4へ誘導させられるようになっている。
つぎに、本実施形態における二酸化塩素の放出のしくみについて説明する。
抗菌剤を構成するセピオライト微粒子に担持された二酸化塩素は、抗菌剤収容体1の振動等によって発生する空気の流れ、抗菌剤を構成する微粒子同士の衝突等によって、微粒子表面から解離し、不織布からなる内部収容体2の全面に形成された微細孔から外に放出され、前記収容体3の内部をゆっくりと拡散し、前記収容体3に形成されている前記拡散孔4から外気に拡散される。
ここで、前記収容体3と内部収容体2との対向面には、前記収容体3の内面に突設されている多数の突起9によって、ほぼ全面にわたって連続した隙間が形成され、前記内部収容体2の表面が前記拡散孔4へ連通させられた状態に保持されている。
この結果、前記内部収容体2のほぼ前面において抗菌性物質の拡散経路が確保されて、前記内部収容体2の前面において均一な拡散が確保されるとともに、収容された抗菌剤からの抗菌性物質の放出を円滑かつ効果的に行なって、良好な抗菌作用を得ることができる。
そして、前記突起9の高さや形成密度を調整して前記隙間の大きさ等を調整することにより、前記抗菌性物質の流動抵抗を調整することができ、これによって、前記抗菌性物質の拡散速度を調整することができる。
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法、あるいは、構成については一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
たとえば、前記内部収容体2自体を飛散防止膜として用いた例について示したが、これに変えて、図4および図5に示すように、前記収容体3を構成する前記ラミネートシート7の一面全面を覆うように不織布からなる飛散防止シート10を積層することにより、飛散防止膜を形成するようにしても良い。
この場合、前記飛散防止シート10が積層されたラミネートシート7を所定形状に切り出した後、前記飛散防止シート10同士を対峙させるとともに、これらの飛散防止シート10間に前記抗菌剤を充填し、さらに、これらのシートの周縁部を熱融着により一体化して袋状の抗菌剤収容体1とすることもできる。
このような構成とすることにより、前記抗菌剤収容体1を、二つのシートを圧着して形成する際に、これらのシート間に前述した圧着行程で一体化することができる。
この場合においても、前記ラミネートシート7の、前記飛散防止シート10が積層される面に多数の突起9を形成しておくことにより、これらの間に、抗菌性物質の拡散経路となる隙間を確保することができる。
また、前記突起9を、前記収容体3の内面に形成した例について示したが、これに代えて、図6に示すように、前記内部収容体2の外面に形成することも可能である。
1 抗菌剤収容体
2 内部収容体(飛散防止膜)
3 収容体
4 拡散孔
5 長穴
6 シール
7 ラミネートシート
8 飛散防止膜
9 突起
10 飛散防止シート(飛散防止膜)
31 圧着部
A アルミニウムシート
R 樹脂フィルム

Claims (5)

  1. 抗菌性物質を含む粒子状の抗菌剤と、該抗菌剤を収容する収容体とを備えた抗菌剤収容体であって、
    前記収容体が、略扁平状に形成されて一対の面を有するとともに、内部に、前記抗菌剤の飛散を防止するとともに前記抗菌性物質の透過を許容する飛散防止膜を備え、かつ、前記収容体に、前記飛散防止膜を外部へ露出させる拡散孔が形成され、
    前記収容体若しくは前記飛散防止膜の少なくとも一方には、前記収容体と前記飛散防止膜との対向面間に隙間を形成する多数の突起が形成されていることを特徴とする抗菌剤収容体。
  2. 前記収容体は、遮光性フィルムを2枚重ねて周囲を圧着して製造したものであることを特徴とする請求項1に記載の抗菌剤収容体。
  3. 前記飛散防止膜が、前記収容体の内部に挿入され、前記抗菌剤を包み込む袋状の内部収容体であることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  4. 前記飛散防止膜が、前記収容体の内面に積層される飛散防止シートであることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の抗菌剤収容体。
  5. 前記飛散防止膜が、不織布によって形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の抗菌剤収容体。
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