JP2014216883A - 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】緊急の発信において、無駄な待ち時間を排除する。【解決手段】記憶部110が、複数の発信先を記憶し、制御部140が、複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、所定の入力を受け付けた際、決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、通信を行う通信端末、通信システム、通信方法およびプログラムに関する。
近年、緊急時に、あらかじめ登録された複数の発信先へ、あらかじめ決められた優先順位の高い順に発呼する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。この技術を用いれば、緊急事態が発生した場合、利用者の所望の発信先へ容易に発呼することができ、また発信した先につながらなかった場合は、次に優先順位の高い発信先へ発呼することができる。
特開2003−309667号公報
このような技術においては、優先順位の高い発信先の利用者が、例えば、会議中で電話に出ることができない状態であっても、その発信先への発信が行われる。その利用者は電話に出ることができないため、次に優先順位の高い発信先への発信が行われる。このような場合、電話に出ることができない発信先への発信から次の発信先への発信までの無駄な待ち時間が生じてしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する通信端末、通信システム、通信方法およびプログラムを提供することである。
本発明の通信端末は、
複数の発信先を記憶する記憶部と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信を行う制御部とを有する通信端末。
また、複数の発信先を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶している発信先を表示する表示部と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を前記表示部に表示させ、表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う制御部とを有する。
また、本発明の通信システムは、
発信を行う第1の通信端末と、前記発信の発信先である複数の第2の通信端末とを有する通信システムであって、
記憶手段と、
前記複数の第2の通信端末の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、前記第1の通信端末が所定の入力を受け付けた際、前記記憶手段にて該第1の通信端末と対応付けられて記憶されている複数の第2の通信端末のうち、前記決定された発信先の優先順位の最も高い第2の通信端末へ発信を行う制御手段とを有する。
また、発信を行う第1の通信端末と、前記発信の発信先である複数の第2の通信端末とを有する通信システムであって、
複数の前記発信先を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶している発信先を表示する表示手段と、
前記複数の第2の通信端末の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、前記第1の通信端末が所定の入力を受け付けた際、前記記憶手段にて該第1の通信端末と対応付けられて記憶されている複数の第2の通信端末のうち、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を前記表示手段に表示させ、表示された発信先が選択されると、該選択された発信先である第2の通信端末へ発信を行う制御手段とを有する。
また、本発明の通信方法は、
複数の発信先を記憶する処理と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する処理と、
所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信する処理とを行う。
また、複数の発信先を記憶する処理と、
前記記憶している発信先を表示する処理と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する処理と、
所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を表示する処理と、
前記表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の発信先を記憶する手順と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する手順と、
所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信する手順とを実行させる。
また、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の発信先を記憶する手順と、
前記記憶している発信先を表示する手順と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する手順と、
所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を表示する手順と、
前記表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、緊急の発信において、無駄な待ち時間を排除することができる。
本発明の通信システムの第1の実施の形態を示す図である。 図1に示した発信元の通信端末の内部構成の一例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶されている対象者テーブルの一例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶されている条件テーブルの一例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶されているプレゼンステーブルの一例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶されている順序テーブルの一例を示す図である。 図2に示した記憶部のプレゼンステーブルに記憶されたプレゼンスに基づいて、制御部が発信先の優先順位を決定したときの順序テーブルに記憶された優先順位の第1の例を示す図である。 図2に示した記憶部のプレゼンステーブルに記憶されたプレゼンスに基づいて、制御部が発信先の優先順位を決定したときの順序テーブルに記憶された優先順位の第2の例を示す図である。 図2に示した記憶部のプレゼンステーブルに記憶されたプレゼンスに基づいて、制御部が発信先の優先順位を決定したときの順序テーブルに記憶された優先順位の第3の例を示す図である。 図1に示した発信先の通信端末の内部構成の一例を示す図である。 図1に示した発信先の通信端末におけるプレゼンスの登録(変更)および送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した発信元の通信端末におけるプレゼンスを用いた優先順位の決定の処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した発信元の通信端末における発信の処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の通信システムの第2の実施の形態を示す図である。 図12に示した管理サーバの内部構成の一例を示す図である。 図13に示した記憶部に記憶されたプレゼンステーブルの一例を示す図である。 図13に示した記憶部に記憶された利用者管理テーブルの一例を示す図である。 図13に示した発信元の通信端末の内部構成の一例を示す図である。 図12に示した発信先の通信端末におけるプレゼンスの登録(変更)および送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図12に示した管理サーバにおけるプレゼンスの登録(変更)の処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図12に示した発信元の通信端末におけるプレゼンスを用いた優先順位の決定の処理の一例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の通信システムの第3の実施の形態を示す図である。 図20に示したスケジュールサーバの内部構成の一例を示す図である。 図20に示した発信元の通信端末の内部構成の一例を示す図である。 図22に示した記憶部に記憶されているスケジュールテーブルの一例を示す図である。 図22に示した記憶部に記憶されているイベントテーブルの一例を示す図である。 図20に示した発信元の通信端末におけるプレゼンスの更新の処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図2に示した記憶部に記憶されている対象者テーブルの他の例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶されている条件テーブルの他の例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶されているプレゼンステーブルの他の例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶されている順序テーブルの他の例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の通信システムの第1の実施の形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、通信端末100,200−1〜200−3が、互いに通信ネットワーク300を介して通信可能となっている。また、図1に示した形態においては、通信端末200−1〜200−3が3台である場合を例に挙げて示しているが、その数は規定しない。
通信端末100は、緊急発信機能を具備する通信装置である。例えば、通信端末100は、子供が所持する通信装置(第1の通信端末)である。
通信端末200−1〜200−3は、通信端末100の緊急発信先の対象となる通信装置である。例えば、通信端末200−1〜200−3は、通信端末100を所持する子供の保護者(父親、母親、祖父母等)が所持する通信装置(第2の通信端末)である。
図2は、図1に示した通信端末100の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した通信端末100には図2に示すように、記憶部110と、通信部120と、入力部130と、制御部140と、表示部150とが設けられている。さらに、入力部130には、緊急連絡ボタン131が設けられている。なお、図2には、図1に示した通信端末100に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
記憶部110は、複数のテーブルを記憶し、それぞれのテーブルは、処理に必要な情報を記憶する。記憶部110が記憶しているテーブルには、対象者テーブルと、条件テーブルと、プレゼンステーブルと、順序テーブルとが含まれる。
図3は、図2に示した記憶部110に記憶されている対象者テーブルの一例を示す図である。
図2に示した記憶部110に記憶されている対象者テーブルは図3に示すように、表示名と、対象者IDと、電話番号と、初期設定の優先順位とが対応付けられた構成となっている。対象者IDは、通信端末100からの緊急発信の発信先としてあらかじめ登録された対象者にあらかじめ付与された固有のID(IDentification)である。表示名は、対象者IDが付与された対象者を表示部150が表示する際の対象者の名前である。電話番号は、対象者IDが付与された対象者が所持する通信端末の電話番号である。初期設定の優先順位は、通信端末100が緊急発信するときの発信の初期設定の優先順位である。なお、優先順位は、数字を用いて表現するものであっても良いし、文字や記号を用いて表現するものであっても良い。数字を用いて優先順位を表現する場合、数字の大きなものほど優先順位が高いものを示すものであっても良いし、数字の小さなものほど優先順位が高いものを示すものであっても良い。ここでは、数字の小さなものほど優先順位が高いものを示す場合を例に挙げて説明する。図3に示すように、表示名「パパ」の初期設定の優先順位が「2」であり、表示名「ママ」の初期設定の優先順位が「1」であり、表示名「おじいちゃん」の初期設定の優先順位が「3」である場合、緊急発信の初期設定の優先順位は、「ママ」、「パパ」、「おじいちゃん」の順となる。このように、対象者テーブルには、通信端末100からの緊急発信の発信先に、優先順位があらかじめ付与されて記憶されている。なお、初期設定の優先順位は、複数あり、時間等の条件に応じた初期設定の優先順位が設定されても良い。例えば、6時から15時までの初期設定の優先順位は、「おじいちゃん」、「ママ」、「パパ」の順で設定され、15時から24時までの初期設定の優先順位は、「ママ」、「パパ」、「おじいちゃん」の順で設定されるようにしても良い。
図4は、図2に示した記憶部110に記憶されている条件テーブルの一例を示す図である。
図2に示した記憶部110に記憶されている条件テーブルは図4に示すように、プレゼンスと優先順位とが対応付けられた構成となっている。プレゼンスは、発信先である通信端末200−1〜200−3の状態としてあり得る状態を示す。プレゼンスは、例えば、図4に示すように、通信端末200−1〜200−3が電話できる(電話を受けることができる)状態を「電話可」とし、通信端末200−1〜200−3が電話できない(電話を受けることができない)状態を「電話不可」とする。また、優先順位は、条件テーブルに記憶されているプレゼンスの優先順位を示す。図4に示すように、プレゼンス「電話可」の優先順位が「1」であり、プレゼンス「電話不可」の優先順位が「2」である場合、緊急発信の優先順位は、「電話可」、「電話不可」の順となる。さらに、「電話一部可」を設け、その優先順位を「電話可」と「電話不可」との間の順位とするものであっても良い。
図5は、図2に示した記憶部110に記憶されているプレゼンステーブルの一例を示す図である。
図2に示した記憶部110に記憶されているプレゼンステーブルは図5に示すように、対象者IDとプレゼンスとが対応付けられた構成となっている。このプレゼンステーブルでは、対象者IDが付与された対象者が所持する通信端末200−1〜200−3から送信されてきた状態情報が示す、通信端末200−1〜200−3の状態(プレゼンス)が、対象者IDごとに記憶されている。
図6は、図2に示した記憶部110に記憶されている順序テーブルの一例を示す図である。
図2に示した記憶部110に記憶されている順序テーブルは図6に示すように、優先順位と対象者IDとが対応付けられた構成となっている。この対応付けは、制御部140が、前述した各テーブルに記憶されている情報に基づいて決定したものである。この決定方法については、後述する。
通信部120は、通信ネットワーク300を介して、通信端末200−1〜200−3との間で通信を行う。
入力部130は、通信端末100を所持する利用者の操作に基づいて、所定の情報を入力する。例えば、入力部130は、キーボードに設けられた各キー等のボタンキーや、マウスであっても良いし、表示部150と一体化してタッチパネルを構成するものであっても良い。また、入力部130に設けられている緊急連絡ボタン131は、通信端末100を所持する利用者が、緊急時に、あらかじめ登録された発信先へ発信を行うために押下または選択するボタンである。緊急連絡ボタン131は、緊急連絡専用に物理的に設けられたボタンキーであっても良いし、入力部130が表示部150と一体化してタッチパネルを構成する場合は、表示部150に表示されたボタン画像であっても良い。
制御部140は、記憶部110の条件テーブルおよびプレゼンステーブルに記憶されているプレゼンスに基づいて、対象者テーブルに記憶されている発信先の優先順位を決定する。
制御部140は、条件テーブルに記憶されている状態(プレゼンス)の優先順位とプレゼンステーブルに記憶されているプレゼンスとに基づいて、発信先の優先順位(順序テーブルに記憶される優先順位)を設定(仮に決定)した結果、複数の発信先が同一の優先順位となった場合は、例えば、対象者テーブルに記憶されている初期設定の優先順位や、最近発信した順、表示名の五十音順などの「対処条件」を別途用意しておき、この「対処条件」に基づいて、同一の優先順位となった発信先の優先順位を決定するものであっても良い。
また、制御部140は、条件テーブルに記憶されている状態(プレゼンス)の優先順位とプレゼンステーブルに記憶されているプレゼンスとに基づいて、初期設定の優先順位を変更し、発信先の優先順位(順序テーブルに記憶される優先順位)を決定するものであっても良い。
以下に、「初期設定の優先順位」を用いた場合の具体的な処理について3つの例を挙げて説明する。以下の例では、図2に示した記憶部110に、図3に示したような対象者テーブルおよび図4に示した条件テーブルが記憶されている。
図7Aは、図2に示した記憶部110のプレゼンステーブルに記憶されたプレゼンスに基づいて、制御部140が発信先の優先順位を決定したときの順序テーブルに記憶された優先順位の第1の例を示す図である。
図7Aの上図に示すように、プレゼンステーブルに記憶された、対象者ID「A」、「B」および「C」のプレゼンスのいずれもが、「電話可」である場合、条件テーブルが適用されると、対象者すべてのプレゼンスの優先順位が同じである。そのため、制御部140は、図7Aの下図に示すように、対象者テーブルに記憶されている初期設定の優先順位をそのまま順序テーブルの優先順位「B」、「A」、「C」と決定し、記憶部110に記憶する。
図7Bは、図2に示した記憶部110のプレゼンステーブルに記憶されたプレゼンスに基づいて、制御部140が発信先の優先順位を決定したときの順序テーブルに記憶された優先順位の第2の例を示す図である。
図7Bの上図に示すように、プレゼンステーブルに記憶された、対象者ID「A」および「C」のプレゼンスが「電話可」であり、対象者ID「B」のプレゼンスが「電話不可」である場合、条件テーブルが適用されると、対象者ID「A」および「C」のプレゼンスの優先順位が、対象者ID「B」のプレゼンスの優先順位よりも高くなる。そのため、制御部140は、図7Bの下図に示すように、対象者テーブルに記憶されている初期設定の優先順位を基にして、対象者ID「A」および「C」の初期設定の優先順位の順序「A」、「C」はそのままにして、対象者ID「B」の優先順位を、対象者ID「A」および「C」の優先順位よりも低いものへ変更して、順序テーブルの優先順位「A」、「C」、「B」を決定し、記憶部110に記憶する。
図7Cは、図2に示した記憶部110のプレゼンステーブルに記憶されたプレゼンスに基づいて、制御部140が発信先の優先順位を決定したときの順序テーブルに記憶された優先順位の第3の例を示す図である。
図7Cの上図に示すように、プレゼンステーブルに記憶された、対象者ID「C」のプレゼンスが「電話可」であり、対象者ID「A」および「B」のプレゼンスが「電話不可」である場合、条件テーブルが適用されると、対象者ID「C」のプレゼンスの優先順位が、対象者ID「A」および「B」のプレゼンスの優先順位よりも高くなる。そのため、制御部140は、図7Cの下図に示すように、対象者テーブルに記憶されている初期設定の優先順位を基にして、対象者ID「B」および「A」の初期設定の優先順位の順序「B」、「A」はそのままにして、対象者ID「C」の優先順位よりも低いものへ変更して、順序テーブルの優先順位「C」、「B」、「A」を決定し、記憶部110に記憶する。
また、制御部140は、緊急連絡ボタン131が押下または選択されたとき等、所定の入力を受け付けた際、変更された優先順位、つまり、記憶部110の順序テーブルに記憶された優先順位の最も高い発信先へ発信を行う。また、制御部140は、優先順位の最も高い発信先へ発信を行ってから所定の時間が経過してもその発信先が応答しない、つまり発信先の相手が電話に出ない場合、次に優先順位の高い発信先へ発信を行う。
表示部150は、文字や画像等の情報を表示するディスプレイである。前述したように、表示部150と入力部130とからタッチパネルを構成するものであっても良い。また、表示部150は、あらかじめ登録されている発信先の表示名(電話番号を含むものであっても良い)を、制御部140が決定した優先順位、つまり、順序テーブルに記憶された優先順位で表示する。
図8は、図1に示した通信端末200−1の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した通信端末200−1には図8に示すように、入力部210と、制御部220と、記憶部230と、通信部240と、表示部250とが設けられている。なお、図8には、図1に示した通信端末200−1に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。また、図1に示した通信端末200−2〜200−3についても、これらと同様の構成要素を具備する。
入力部210は、通信端末200−1を所持する利用者の操作に基づいて、所定の情報を入力する。例えば、入力部210は、キーボードに設けられた各キー等のボタンキーや、マウスであっても良いし、表示部250と一体化してタッチパネルを構成するものであっても良い。
制御部220は、入力部210を用いて入力された状態情報を記憶部230に書き込む。また、制御部220は、記憶部230に記憶されている状態情報を、通信部240を用いて通信ネットワーク300上へ送信する。制御部220が状態情報を送信するタイミングは、入力部210が所定の入力を受け付けたタイミングであっても良いし、あらかじめ設定されている時刻や周期を用いたタイミングであっても良い。
記憶部230は、制御部220が書き込んだ情報を記憶する。また、記憶部230は、制御部220が処理を行うために必要なプログラムやデータを記憶する。また、記憶部230は、自身を対象者として設定している緊急発信元の通信端末100の宛先情報(例えば、電子メールアドレス等)を記憶する。
通信部240は、通信ネットワーク300を介して、通信端末100との間で通信を行う。
表示部250は、文字や画像等の情報を表示するディスプレイである。前述したように、表示部250と入力部210とからタッチパネルを構成するものであっても良い。
以下に、図1に示した形態における通信方法について説明する。まずは、通信端末200−1〜200−3におけるプレゼンスの登録(変更)および送信処理について説明する。
図9は、図1に示した通信端末200−1におけるプレゼンスの登録(変更)および送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部220が、記憶部230に記憶されているプレゼンスに変更があったかどうかを判定する(ステップS1)。制御部220が、記憶部230に記憶されているプレゼンスに変更があったと判定した場合、制御部220は、変更後のプレゼンスを示す状態情報を、通信部240を用いて通信ネットワーク300上に通信端末100宛てに送信する(ステップS2)。このとき、制御部220は、通信端末200−1にあらかじめ付与されている対象者IDを状態情報に含めて、前述した宛先情報を用いて送信する。また、この状態情報の送信が、プレゼンスの変更要求であることを通信端末100が認識できる形式とすることは言うまでもない。なお、状態情報の送信のタイミングは、プレゼンスの変更があったときに限らず、入力部210が所定の入力を受け付けたときや、あらかじめ設定された時刻や周期を用いたものであっても良い。
前述したステップS1の判定処理を行うまでの処理は、いくつかのパターンが考えられる。
1つめの処理として、利用者が入力部210を操作してプレゼンスを入力するパターンがある。ここでは、制御部220が専用のアプリケーションを起動して、入力部210がプレゼンスの入力を受け付ける場合を例に挙げて説明する。
まず、利用者が入力部210を操作することで、制御部220がアプリケーションの起動指示を受けると、制御部220は、記憶部230に記憶されているアプリケーションを起動する。すると、起動したアプリケーションの処理に基づいて、表示部250がメニューを表示する。このメニューには、プレゼンスを変更(入力)するための処理を実行させる表示が含まれている。
表示部250がメニューを表示した後、プレゼンスを変更するための表示を選択する入力を入力部210が受け付けると、記憶部230に現在記憶されているプレゼンスと、変更後のプレゼンスを入力するための入力欄と、入力された変更後のプレゼンスを送信するための決定ボタンとを表示部250が表示する。その後、変更後のプレゼンスが入力され、決定ボタンが選択されたことを入力部210が受け付けると、制御部220は、記憶部230に記憶されているプレゼンスを、入力を受け付けたプレゼンスへ変更し、プレゼンスに変更があったと判定する。
2つ目の処理として、記憶部230が利用者のスケジュールをあらかじめ記憶しておき、そのスケジュールに含まれるイベントの開始または終了の時刻にプレゼンスを変更するパターンがある。
まず、利用者が入力部210を操作することで、制御部220が利用者のスケジュールの入力の指示を受けると、制御部220は入力されたスケジュールを記憶部230に書き込む。
その後、記憶部230に記憶されているスケジュールに含まれるイベントの開始または終了の時刻になったとき、制御部220は、記憶部230に記憶されているプレゼンスを、そのイベントに基づいて変更し、プレゼンスに変更があったと判定する。例えば、現在のプレゼンスが「電話可」であり、記憶部230に記憶されているスケジュールにおいて、10時から会議が開始されることが記憶されている場合、制御部220は、10時になると記憶部230に記憶されているプレゼンスを「電話不可」へ変更する。なお、記憶部230が、イベント「会議」に対してプレゼンス「電話不可」というように、イベントに応じたプレゼンスをあらかじめ記憶していることが前提である。
3つ目の処理として、通信端末200−1に赤外線等を用いた人感センサやカメラ(以下、センサと称する)を設けておき、そのセンサの検知結果に基づいて、通信端末200−1近傍に利用者が存在するかどうかを判定し、プレゼンスを変更するパターンがある。
例えば、センサが、通信端末200−1の近傍に利用者が存在することを検知している状態から、通信端末200−1の近傍に利用者が存在することを検知しなくなったとき、制御部220は、記憶部230に記憶されているプレゼンスを「電話可」から「電話不可」へ変更する。
次に、図1に示した通信端末100におけるプレゼンスを用いた優先順位の決定の処理について説明する。
図10は、図1に示した通信端末100におけるプレゼンスを用いた優先順位の決定の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、通信端末200−1〜200−3から送信された状態情報を通信部120が受信すると(ステップS11)、受信した状態情報に含まれるプレゼンスを制御部140が記憶部110に書き込む(ステップS12)。このとき、制御部140は、記憶部110のプレゼンステーブルにおいて、受信した状態情報に含まれる対象者IDと対応付けられているプレゼンスを変更する。続いて、制御部140は、記憶部110が記憶したプレゼンスに基づいて、発信先の優先順位を決定する(ステップS13)。優先順位決定の詳細な処理は、図7A〜7Cを用いて説明した通りである。
次に、図1に示した通信端末100における発信の処理について説明する。
図11は、図1に示した通信端末100における発信の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、緊急連絡ボタン131の選択(押下)を入力部130が受け付けると、制御部140は、記憶部110に記憶されている順序テーブルにて優先順位の最も高い対象者IDを読み出す。続いて、制御部140は、読み出した対象者IDと対応付けられている電話番号を、記憶部110に記憶されている対象者テーブルから読み出して、当該電話番号を発信先に設定する(ステップS21)。そして、制御部140は、設定した電話番号に発信する(ステップS22)。このとき、制御部140は、記憶部110に記憶されている対象者テーブルから、電話番号とともに表示名を読み出し、表示部150が、その表示名の表示と、当該発信先へ発信している状態であることを示す表示とを行うものであっても良い。
発信を行ってから所定の時間(コール数)が経過する前に発信先が応答したかどうか、つまり、発信先の相手が電話に出たかどうかを制御部140が判定する(ステップS23)。発信を行ってから所定の時間が経過する前に発信先が応答した場合、制御部140は通話を開始し(ステップS24)、通話が切断されたら、通話を終了する(ステップS25)。なお、通話中に、通話中であることを示す表示を表示部150が行うものであっても良い。また、通話が終了したとき、その旨を表示部150が表示するものであっても良い。
一方、発信を行ってから所定の時間が経過する前に発信先が応答しない場合は、制御部140は、記憶部110に記憶されている順序テーブル上の当該発信先の対象者IDにフラグを立てておく。ここで、フラグでなくても、この対象者IDの発信先にはすでに発信済みであることが認識できるものでも良い。続いて、制御部140は、記憶部110に記憶されている順序テーブル上のフラグを確認することで、記憶部110に記憶されている順序テーブルの対象者すべてにすでに発信が行われたかどうかを判定する(ステップS26)。
記憶部110に記憶されている順序テーブルの対象者すべてにはまだ発信が行われていない場合、制御部140は、記憶部110に記憶されている順序テーブルにて優先順位の次に高い対象者IDを読み出す。続いて、制御部140は、読み出した対象者IDと対応付けられている電話番号を、記憶部110に記憶されている対象者テーブルから読み出して、当該電話番号を発信先に設定する(ステップS27)。そして、制御部140は、設定した電話番号に発信する。
また、ステップS26にて、記憶部110に記憶されている順序テーブルの対象者すべてにすでに発信が行われていた場合は、表示部150がその旨を表示して、終了する。または、再度ステップS21の処理を行うものであっても良い。
なお、ステップS22の発信の前に、ステップS21またはステップS27にて設定された発信先の表示名および発信ボタンを表示部150が表示し、発信ボタンが選択された場合に、制御部140が当該発信先へ発信を行うものであっても良い。発信ボタンが選択されずに、「次へ」ボタンが選択された場合は、優先順位の次に高い対象者IDに対応する電話番号を発信先に設定し、設定された発信先の表示名および発信ボタンを表示部150が表示する。なお、発信ボタンおよび選択ボタンは、通信端末100にあらかじめ設けられた所定のボタンキーであっても良い。
(第2の実施の形態)
図12は、本発明の通信システムの第2の実施の形態を示す図である。
本形態は図12に示すように、通信端末101,200−1〜200−3と、管理サーバ400とが、互いに通信ネットワーク300を介して通信可能となっている。また、図12に示した形態においては、通信端末200−1〜200−3が3台である場合を例に挙げて示しているが、その数は規定しない。
通信端末101は、緊急発信機能を具備する通信装置である(第1の通信端末)。例えば、通信端末101は、子供が所持する通信装置である。また、通信端末101は、所定のタイミングで管理サーバ400へプレゼンスの問い合わせを行う。
通信端末200−1〜200−3は、通信端末101の緊急発信先の対象となる通信装置である(第2の通信端末)。例えば、通信端末200−1〜200−3は、通信端末101を所持する子供の保護者(父親、母親、祖父母等)が所持する通信装置である。また、第1の実施の形態では、通信端末200−1〜200−3は、入力された状態情報を通信端末100へ送信したが、本形態においては、通信端末200−1〜200−3は、入力された状態情報を管理サーバ400へ送信する。通信端末200−1〜200−3の内部の構成は、第1の実施の形態におけるものと同じである。
管理サーバ400は、通信端末200−1〜200−3から送信されてきた状態情報を記憶する。また、管理サーバ400は、通信端末101からプレゼンスの問い合わせがあったとき、プレゼンスを示す状態情報を通信端末100へ送信する。
図13は、図12に示した管理サーバ400の内部構成の一例を示す図である。
図12に示した管理サーバ400には図13に示すように、通信部410と、制御部420と、記憶部430とが設けられている。なお、図13には、図12に示した管理サーバ400に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
通信部410は、通信ネットワーク300を介して、通信端末101,200−1〜200−3との間で通信を行う。
制御部420は、通信端末200−1〜200−3から送信されてきた状態情報を記憶部430に書き込む。また、制御部420は、通信端末101からプレゼンスの問い合わせがあったとき、記憶部430に記憶されている状態情報を読み出して、通信部410を用いて通信端末101へ送信する。
記憶部430は、制御部420が書き込んだ状態情報を記憶する。また、記憶部430は、発信者IDと対象者IDとをあらかじめ対応付けて記憶する。発信者IDは、緊急発信を行う通信端末を所持する利用者にあらかじめ付与された固有のIDである。対象者IDは、第1の実施の形態におけるものと同じものである。
図14は、図13に示した記憶部430に記憶されたプレゼンステーブルの一例を示す図である。
図13に示した記憶部430には図14に示すように、対象者IDとプレゼンスとを対応付けたプレゼンステーブルが記憶されている。これは、第1の実施の形態で通信端末100の記憶部110が記憶しているもの(図5に示したもの)と同じである。
図15は、図13に示した記憶部430に記憶された利用者管理テーブルの一例を示す図である。
図13に示した記憶部430には図15に示すように、発信者IDと対象者IDとをあらかじめ対応付けた利用者管理テーブルが記憶されている。例えば、発信者IDが付与された発信者(発信元となる通信端末の利用者)と、それと対応付けられた対象者IDが付与された対象者(発信先となる通信端末の利用者)との関係は、子供とその親との関係や、孫とその祖父母との関係、親戚関係、生徒と教師との関係等、緊急時に発信者が大至急連絡を取りたい相手を対象者とする関係が考えられる。
図16は、図12に示した通信端末101の内部構成の一例を示す図である。
図12に示した通信端末101には図16に示すように、記憶部110と、通信部120と、入力部130と、制御部141と、表示部150とが設けられている。さらに、入力部130には、緊急連絡ボタン131が設けられている。なお、図16には、図12に示した通信端末101に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
記憶部110、通信部120、入力部130、表示部150および緊急連絡ボタン131は、図2に示した第1の実施の形態におけるものと同じである。
制御部141は、所定のタイミングで、通信部120を用いてプレゼンスを管理サーバ400へ問い合わせる。このタイミングは、入力部130が所定の入力を受け付けたときであっても良いし、あらかじめ設定された時刻や周期を用いるものや、プレゼンスを管理サーバ400から、発信者IDに対応する対象者IDのプレゼンスに変更があった旨の通知を受け取ったときであっても良い。また、この問い合わせには、自身の発信者IDを含む要求信号の送信が用いられる。また、制御部141は、プレゼンスの問い合わせに対して管理サーバ400から送信されてきた状態情報が示す各対象者のプレゼンスを、記憶部110のプレゼンステーブルに書き込む。このとき、制御部141は、管理サーバ400から送信されてきた状態情報が示すプレゼンスと、記憶部110のプレゼンステーブルにすでに記憶されているプレゼンスとを比較し、それらが互いに異なる場合のみ、管理サーバ400から送信されてきた状態情報が示すプレゼンスを記憶部110のプレゼンステーブルに書き込むものであっても良いし、比較をせずに上書きするものであっても良い。また、制御部141は、記憶部110の条件テーブルおよびプレゼンステーブルに記憶されているプレゼンスに基づいて、対象者テーブルに記憶されている初期設定の優先順位を変更し、発信先の優先順位を決定し、決定した優先順位を順序テーブルに記憶する。具体的な処理は、第1の実施の形態における制御部140における処理と同じである。また、制御部141は、緊急連絡ボタン131が押下または選択されたとき等、所定の入力を受け付けた際、変更された優先順位、つまり、記憶部110の順序テーブルに記憶された優先順位の最も高い発信先へ発信を行う。また、制御部141は、優先順位の最も高い発信先へ発信を行ってから所定の時間が経過してもその発信先が応答しない、つまり発信先の相手が電話に出ない場合、次に優先順位の高い発信先へ発信を行う。
以下に、図12に示した形態における通信方法について説明する。まずは、通信端末200−1〜200−3におけるプレゼンスの登録(変更)および送信処理について説明する。
図17は、図12に示した通信端末200−1におけるプレゼンスの登録(変更)および送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部220が、記憶部230に記憶されているプレゼンスに変更があったかどうかを判定する(ステップS31)。制御部220が、記憶部230に記憶されているプレゼンスに変更があったと判定した場合、制御部220は、変更後のプレゼンスを示す状態情報を、通信部240を用いて通信ネットワーク300上に管理サーバ400宛てに送信する(ステップS32)。このとき、制御部220は、通信端末200−1にあらかじめ付与されている対象者IDを状態情報に含めて送信する。また、この状態情報の送信が、プレゼンスの変更要求であることを管理サーバ400が認識できる形式とすることは言うまでもない。また、前述したステップS31の判定処理を行うまでの処理は、第1の実施の形態にて説明したものと同じである。
次に、図12に示した管理サーバ400におけるプレゼンスの登録(変更)の処理について説明する。
図18は、図12に示した管理サーバ400におけるプレゼンスの登録(変更)の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、通信端末200−1〜200−3から送信された状態情報を通信部410が受信すると(ステップS41)、受信した状態情報に含まれるプレゼンスを制御部420が記憶部430に書き込む(ステップS42)。このとき、制御部420は、記憶部430のプレゼンステーブルにおいて、受信した状態情報に含まれる対象者IDと対応付けられているプレゼンスを変更する。なお、記憶部430のプレゼンステーブルに、受信した状態情報に含まれる対象者IDが記憶されていない場合、制御部420は、受信した状態情報に含まれる対象者IDとプレゼンスとの対応付けをあらたに記憶部430のプレゼンステーブルに追加する。
次に、図12に示した通信端末101におけるプレゼンスを用いた優先順位の決定の処理について説明する。
図19は、図12に示した通信端末101におけるプレゼンスを用いた優先順位の決定の処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
通信端末101が、通信部120を用いてプレゼンスを管理サーバ400へ問い合わせると(ステップS51)、管理サーバ400の制御部420は、その問い合わせの要求信号に含まれる発信者IDと対応付けられた対象者IDを記憶部430の対象者管理テーブルから読み出し、読み出した対象者IDを対応付けられたプレゼンスを記憶部430のプレゼンステーブルから読み出す(ステップS52)。
続いて、制御部420は、読み出したプレゼンスと対象者IDとを含む状態情報を、通信部410を用いて、通信ネットワーク300を介して通信端末101へ送信する(ステップS53)。この送信に用いられる宛先の情報として、通信端末101の電子メールアドレスや、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレス、電話番号等を用いても良い。
ここで、制御部420は、通信端末101へ状態情報を送信した履歴を記憶部430に記憶させておき、前回送信した状態情報が示すプレゼンスから変更がない場合は、状態情報を送信せずに、通信部410を用いてその旨を通信端末101へ通知するものであっても良い。また、制御部420は、前回状態情報を送信した日時を示す情報を状態情報に含めて、通信部410を用いて通信端末101へ送信するものであっても良い。
管理サーバ400から送信された状態情報を通信端末101の通信部120が受信すると、制御部141は、管理サーバ400から送信されてきた状態情報が示すプレゼンスと、記憶部110のプレゼンステーブルにすでに記憶されているプレゼンスとを比較し、それらが互いに異なるかどうか、つまり、プレゼンスが更新されているかどうかを判定する(ステップS54)。制御部141は、プレゼンスが更新されていると判定した場合、管理サーバ400から送信されてきた状態情報が示すプレゼンスを記憶部110のプレゼンステーブルに書き込んで(上書きして)更新する(ステップS55)。なお、制御部141は、ステップS54の比較の処理を行わずに、管理サーバ400から送信されてきた状態情報が示すプレゼンスを記憶部110のプレゼンステーブルに書き込む(上書きする)ものであっても良い。
続いて、制御部141は、記憶部110が記憶したプレゼンスに基づいて、発信先の優先順位を決定する(ステップS56)。優先順位の決定の詳細な処理は、第1の実施の形態で説明したものと同じである。
なお、管理サーバ400が状態情報を通信端末101へ送信するタイミングは、前述したように通信端末101からの要求があったときだけではなく、例えば、あらかじめ設定された時刻や周期を用いたものであっても良いし、記憶部430に記憶されているプレゼンステーブルが更新されたときであっても良い。
また、図12に示した通信端末101における発信の処理については、図1に示した通信端末100における発信の処理と同じである。
(第3の実施の形態)
図20は、本発明の通信システムの第3の実施の形態を示す図である。
本形態は図20に示すように、通信端末102,200−1〜200−3と、スケジュールサーバ500とが、互いに通信ネットワーク300を介して通信可能となっている。また、図20に示した形態においては、通信端末200−1〜200−3が3台である場合を例に挙げて示しているが、その数は規定しない。
通信端末200−1〜200−3は、第1の実施の形態におけるものと同じものである。
スケジュールサーバ500は、通信端末200−1〜200−3の利用者のスケジュールをあらかじめ記憶する。
図21は、図20に示したスケジュールサーバ500の内部構成の一例を示す図である。
図20に示したスケジュールサーバ500には図21に示すように、通信部510と、制御部520と、記憶部530とが設けられている。なお、図21には、図20に示したスケジュールサーバ500に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
通信部510は、通信ネットワーク300を介して、通信端末102,200−1〜200−3との間で通信を行う。
制御部520は、通信端末200−1〜200−3から送信されてきたスケジュール情報を記憶部530に書き込む。また、制御部520は、通信端末102からスケジュール情報の取得要求があったとき、記憶部530に記憶されているスケジュール情報を読み出して、通信部510を用いて通信端末102へ送信する。
記憶部530は、制御部520が書き込んだスケジュール情報を記憶する。このスケジュール情報は、対象となる対象者IDと、その対象者が所持する通信端末から送信されてきた当該対象者のスケジュールとが対応付けられたものである。
図22は、図20に示した通信端末102(第1の通信端末)の内部構成の一例を示す図である。
図20に示した通信端末102には図22に示すように、記憶部111と、通信部120と、入力部130と、制御部142と、表示部150とが設けられている。さらに、入力部130には、緊急連絡ボタン131が設けられている。なお、図22には、図20に示した通信端末102に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
通信部120、入力部130、表示部150および緊急連絡ボタン131は、図2に示した第1の実施の形態におけるものと同じである。
制御部142は、所定のタイミングで、通信部120を用いてスケジュールサーバ500へスケジュール情報の取得を要求する。このタイミングは、入力部130が所定の入力を受け付けたときであっても良いし、あらかじめ設定された時刻や周期を用いるものや、スケジュールサーバ500から、発信者IDに対応する対象者IDのスケジュールに変更があった旨の通知を受け取ったときであっても良い。また、この要求には、対象者IDを含む要求信号の送信が用いられる。また、スケジュールサーバ500にアクセスするためのIDやパスワードを用いた認証処理が行われ、この認証に成功した場合に、スケジュールサーバ500が当該要求を受け付けるものであっても良い。また、制御部142は、スケジュール情報の取得の要求に対してスケジュールサーバ500から送信されてきたスケジュール情報を、記憶部111のスケジュールテーブルに書き込む。また、制御部142は、時計を具備し、記憶部111のスケジュールテーブルが記憶しているスケジュールに含まれるイベントの開始または終了の時刻になったとき、開始または終了したスケジュールに応じた状態に基づいて、プレゼンスを変更し、変更したプレゼンスに基づいて、優先順位を決定する。具体的な処理については、後述する。
記憶部111は、複数のテーブルを記憶し、それぞれのテーブルは、処理に必要な情報を記憶する。記憶部111が記憶しているテーブルには、図2に示した記憶部110が記憶している、対象者テーブルと、条件テーブルと、プレゼンステーブルと、順序テーブルとに加えて、スケジュールテーブルおよびイベントテーブルが含まれる。対象者テーブル、条件テーブル、プレゼンステーブルおよび順序テーブルについては、図2に示した記憶部110が記憶しているものと同じものである。
図23は、図22に示した記憶部111に記憶されているスケジュールテーブルの一例を示す図である。
図22に示した記憶部111に記憶されているスケジュールテーブルは図23に示すように、対象者IDと、スケジュールとが対応付けられた構成となっている。また、スケジュールは、イベントと、そのイベントの開始時刻および終了時刻とが対応付けられている。
例えば、図23に示すように、対象者ID「A」と、スケジュールの開始時刻「10:00」と、スケジュールの終了時刻「12:00」と、イベント「社内会議」とが対応付けられている。これは、対象者IDが「A」である対象者は、10時から12時までの間、社内会議を行う予定であることを示している。また、対象者ID「A」と、スケジュールの開始時刻「15:00」と、スケジュールの終了時刻「17:00」と、イベント「客先打ち合わせ」とが対応付けられている。これは、対象者IDが「A」である対象者は、15時から17時までの間、客先打ち合わせを行う予定であることを示している。
図24は、図22に示した記憶部111に記憶されているイベントテーブルの一例を示す図である。
図22に示した記憶部111に記憶されているイベントテーブルは図24に示すように、イベントと、プレゼンスとが対応付けられた構成となっている。
図23に示したスケジュールテーブルと、図24に示したイベントテーブルとが記憶部111に記憶されている場合、制御部142は、10時になると、記憶部111に記憶されているプレゼンステーブル上の対象者ID「A」のプレゼンスを「電話可」から「電話不可」へ変更する。また、制御部142は、12時になると、記憶部111に記憶されているプレゼンステーブル上の対象者ID「A」のプレゼンスを「電話不可」から「電話可」へ変更する。また、制御部142は、15時になると、記憶部111に記憶されているプレゼンステーブル上の対象者ID「A」のプレゼンスを「電話可」から「電話不可」へ変更する。また、制御部142は、17時になると、記憶部111に記憶されているプレゼンステーブル上の対象者ID「A」のプレゼンスを「電話不可」から「電話可」へ変更する。
以下に、図20に示した通信端末102におけるプレゼンスの更新の処理について説明する。
図25は、図20に示した通信端末102におけるプレゼンスの更新の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
制御部142が、現在の時刻が記憶部111に記憶されているスケジュールテーブルのイベントの開始時刻または終了時刻になったかどうかを判定する(ステップS61)。制御部142が、現在の時刻が記憶部111に記憶されているスケジュールテーブルのイベントの開始時刻または終了時刻になったと判定した場合、制御部142は、当該イベントの開始または終了でプレゼンステーブルに記憶されているプレゼンスの更新(変更)が必要かどうかを判定する(ステップS62)。例えば、図24に示したイベントテーブルが記憶部111に記憶されており、プレゼンスが同じイベントが続いている場合(例えば、社内会議の終了時刻が12時であり、客先打ち合わせの開始時刻が12時である場合)、制御部142は、プレゼンスの更新(変更)は不要であると判定する。
制御部142は、当該イベントの開始または終了でプレゼンステーブルに記憶されているプレゼンスの更新(変更)が必要であると判定した場合、プレゼンステーブルのプレゼンスを更新する(ステップS63)。
プレゼンスを更新した後の優先順位の決定方法および発信方法は、第1の実施の形態におけるものと同じである。
なお、第2の実施の形態のように、管理サーバ400を設け、管理サーバ400がスケジュールテーブルおよびイベントテーブルを記憶し、記憶部430に記憶されているプレゼンステーブルのプレゼンスを更新するものであっても良い。
(他の発信の例)
以上、発信が電話の発呼の場合を例に挙げて説明したが、メッセージの送信であっても良い。以下、発信がメッセージの送信である場合の処理について説明する。ここでは、図1に示した形態を使用して説明する。
図26は、図2に示した記憶部110に記憶されている対象者テーブルの他の例を示す図である。
図2に示した記憶部110に記憶されている対象者テーブルは図26に示すように、表示名と、対象者IDと、種別と、電話番号/アドレスと、初期設定の優先順位とが対応付けられた構成となっている。対象者IDは、通信端末100からの緊急発信の発信先としてあらかじめ登録された対象者にあらかじめ付与された固有のIDである。表示名は、対象者IDが付与された対象者を表示部150が表示する際の対象者の名前である。種別は、発信が電話であるかメッセージであるかを示す。電話番号/アドレスは、対象者IDが付与された対象者が所持する通信端末の電話番号またはメッセージの送信先のアドレスである。このアドレスは、例えば、電子メールアドレス、IPアドレス、SMS(Short Message Service)アドレス、SNS(Social Networking Service)アカウントで良い。初期設定の優先順位は、通信端末100が緊急発信するときの対象者の優先順位の基となる初期設定の優先順位である。
図27は、図2に示した記憶部110に記憶されている条件テーブルの他の例を示す図である。
図2に示した記憶部110に記憶されている条件テーブルは図27に示すように、プレゼンスと優先順位とが対応付けられた構成となっている。プレゼンスは、発信先である通信端末200−1〜200−3の状態としてあり得る状態を示す。プレゼンスは、例えば、図27に示すように、通信端末200−1〜200−3が(メッセージを受けることができるかできないかに関わらず、)電話できる(電話を受けることができる)状態を「電話可」とし、通信端末200−1〜200−3が(電話を受けることができないが、)メッセージを受けることができる状態を「メッセージ可」とし、通信端末200−1〜200−3が電話できない(電話を受けることができない)状態であり、かつ、メッセージを受けることもできない状態を「電話不可、メッセージ不可」とする。また、優先順位は、条件テーブルに記憶されているプレゼンスの優先順位を示す。図27に示すように、プレゼンス「電話可」の優先順位が「1」であり、プレゼンス「メッセージ可」の優先順位が「2」であり、プレゼンス「電話不可、メッセージ不可」の優先順位が「3」である場合、緊急発信の優先順位は、「電話可」、「メッセージ可」、「電話不可、メッセージ不可」の順となる。
図28は、図2に示した記憶部110に記憶されているプレゼンステーブルの他の例を示す図である。
図2に示した記憶部110に記憶されているプレゼンステーブルは図28に示すように、対象者IDとプレゼンスとが対応付けられた構成となっている。このプレゼンステーブルでは、対象者IDが付与された対象者が所持する通信端末200−1〜200−3から送信されてきた状態情報が示す、通信端末200−1〜200−3の状態(プレゼンス)が、対象者IDごとに記憶されている。また、アドレスとしてSNSアカウントを用いる場合、通信端末200−1〜200−3がそのSNSサービスにIDやパスワード等を用いてログインしているか否かに基づいて、プレゼンスを「メッセージ可」または「メッセージ不可」に設定するものであっても良い。
図29は、図2に示した記憶部110に記憶されている順序テーブルの他の例を示す図である。
図2に示した記憶部110に記憶されている順序テーブルは図29に示すように、優先順位と対象者IDとが対応付けられた構成となっている。この対応付けは、制御部140が、前述した各テーブルに記憶されている情報に基づいて決定したものである。
図26に示した対象者テーブルから、対象者ID「B」の電話(以下、B電話とする)およびメッセージ(以下、Bメッセージとする)の初期設定の優先順位が、対象者ID「A」の電話(以下、A電話とする)およびメッセージ(以下、Aメッセージとする)の初期設定の優先順位よりも高い。
以下、優先順位の高低を「>」または「<」で示すと、
B電話、Bメッセージ>A電話、Aメッセージ
となる。また、図27に示した条件テーブルから、
電話可>メッセージ可>電話不可、メッセージ不可
となる。また、図28に示したプレゼンステーブルから、対象者ID「A」の対象者は、電話を受けることができる状態でもあり、メッセージを受けることができる状態でもある。また、対象者ID「B」の対象者は、電話を受けることができない状態であるが、メッセージを受けることが状態である。これに条件テーブルを当てはめると、
A電話>Aメッセージ=Bメッセージ>B電話
となり、AメッセージとBメッセージとが同一順位であるため、これに、対象者テーブルの初期設定の優先順位「Bメッセージ>Aメッセージ」を当てはめる。
以上から、制御部140は、
A電話>Bメッセージ>Aメッセージ>B電話
という優先順位と決定し、制御部140は、この順位を順位テーブルに書き込む(図29)。
なお、送信されるメッセージは、「要連絡」等のあらかじめ設定されたメッセージで良い。また、メッセージが送信されてから所定の時間が経過しても、発信先から返信や電話がない場合は、次に優先順位の高いものへの発信が行われる。
また、電話をかけたが発信先が話中である場合は、次に優先順位の高いものへの発信が行われるものであっても良いし、所定の時間が経過した後、当該発信先へ再度発信が行われるものであっても良い。
以上説明したように、本発明においては、発信先となる対象者の通信端末の状態に基づいて、緊急発信を行う優先順位を決定するため、緊急の発信において、無駄な待ち時間を排除することが可能となる。
上述した通信端末100〜102に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を通信端末100〜102にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを通信端末100〜102に読み込ませ、実行するものであっても良い。通信端末100〜102にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、通信端末100〜102に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、通信端末100〜102に設けられた制御部140〜142にて読み込まれ、制御部140〜142の制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、制御部140〜142は、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)複数の発信先を記憶する記憶部と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信を行う制御部とを有する通信端末。
(付記2)前記記憶部は、前記複数の発信先ごとに、該複数の発信先から送信されてきた該複数の発信先の状態を示す状態情報を記憶し、
前記制御部は、前記記憶部が記憶している状態情報に基づいて、前記発信先の優先順位を決定することを特徴とする、付記1に記載の通信端末。
(付記3)前記記憶部は、前記発信先の対象者のスケジュールをあらかじめ記憶し、
前記制御部は、前記記憶部が記憶しているスケジュールに含まれるイベントの開始または終了の時刻になったとき、該開始または終了したスケジュールに応じた状態に基づいて、前記発信先の優先順位を決定することを特徴とする、付記1に記載の通信端末。
(付記4)緊急連絡ボタンを有し、
前記制御部は、前記緊急連絡ボタンが押下または選択されたとき、前記所定の入力を受け付けることを特徴とする、付記から3のいずれか1項に記載の通信端末。
(付記5)前記決定された優先順位で前記発信先を表示する表示部を有することを特徴とする、付記1から4のいずれか1項に記載の通信端末。
(付記6)前記制御部は、前記優先順位の最も高い発信先へ発信を行ってから所定の時間が経過しても該発信先が応答しない場合、次に優先順位の高い発信先へ発信を行うことを特徴とする、付記1から5のいずれか1項に記載の通信端末。
(付記7)前記記憶部は、前記複数の発信先の初期設定の優先順位と、発信先の状態の優先順位とを記憶し、
前記制御部は、前記記憶部が記憶している状態情報と、発信先の状態の優先順位とに基づいて、前記複数の発信先の初期設定の優先順位を変更することで、発信先の優先順位を決定することを特徴とする、付記1から6のいずれか1項に記載の通信端末。
(付記8)前記記憶部は、前記複数の発信先の初期設定の優先順位と、発信先の状態の優先順位とを記憶し、
前記制御部は、前記記憶部が記憶している状態情報と、発信先の状態の優先順位とに基づいて、発信先の優先順位を設定し、複数の発信先が同一の優先順位となった場合、該同一の優先順位の発信先に対して、前記複数の発信先の初期設定の優先順位を用いて、発信先の優先順位を決定することを特徴とする、付記1から7のいずれか1項に記載の通信端末。
(付記9)複数の発信先を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶している発信先を表示する表示部と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を前記表示部に表示させ、表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う制御部とを有する通信端末。
(付記10)発信を行う第1の通信端末と、前記発信の発信先である複数の第2の通信端末とを有する通信システムにおいて、
記憶手段と、
前記複数の第2の通信端末の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、前記第1の通信端末が所定の入力を受け付けた際、前記記憶手段にて該第1の通信端末と対応付けられて記憶されている複数の第2の通信端末のうち、前記決定された発信先の優先順位の最も高い第2の通信端末へ発信を行う制御手段とを有する通信システム。
(付記11)発信を行う第1の通信端末と、前記発信の発信先である複数の第2の通信端末とを有する通信システムにおいて、
複数の前記発信先を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶している発信先を表示する表示手段と、
前記複数の第2の通信端末の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、前記第1の通信端末が所定の入力を受け付けた際、前記記憶手段にて該第1の通信端末と対応付けられて記憶されている複数の第2の通信端末のうち、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を前記表示手段に表示させ、表示された発信先が選択されると、該選択された発信先である第2の通信端末へ発信を行う制御手段とを有する通信システム。
(付記12)複数の発信先を記憶する処理と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する処理と、
所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信する処理とを行う通信方法。
(付記13)複数の発信先を記憶する処理と、
前記記憶している発信先を表示する処理と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する処理と、
所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を表示する処理と、
前記表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う処理とを行う通信方法。
(付記14)コンピュータに、
複数の発信先を記憶する手順と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する手順と、
所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信する手順とを実行させるためのプログラム。
(付記15)コンピュータに、
複数の発信先を記憶する手順と、
前記記憶している発信先を表示する手順と、
前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する手順と、
所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を表示する手順と、
前記表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う手順とを実行させるためのプログラム。
100〜102,200−1〜200−3 通信端末
110,111,230,430,530 記憶部
120,240,410,510 通信部
130,210 入力部
131 緊急連絡ボタン
140〜142,220,420,520 制御部
150,250 表示部
300 通信ネットワーク
400 管理サーバ
500 スケジュールサーバ

Claims (15)

  1. 複数の発信先を記憶する記憶部と、
    前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信を行う制御部とを有する通信端末。
  2. 請求項1に記載の通信端末において、
    前記記憶部は、前記複数の発信先ごとに、該複数の発信先から送信されてきた該複数の発信先の状態を示す状態情報を記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部が記憶している状態情報に基づいて、前記発信先の優先順位を決定することを特徴とする通信端末。
  3. 請求項1に記載の通信端末において、
    前記記憶部は、前記発信先の対象者のスケジュールをあらかじめ記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部が記憶しているスケジュールに含まれるイベントの開始または終了の時刻になったとき、該開始または終了したスケジュールに応じた状態に基づいて、前記発信先の優先順位を決定することを特徴とする通信端末。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の通信端末において、
    緊急連絡ボタンを有し、
    前記制御部は、前記緊急連絡ボタンが押下または選択されたとき、前記所定の入力を受け付けることを特徴とする通信端末。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の通信端末において、
    前記決定された優先順位で前記発信先を表示する表示部を有することを特徴とする通信端末。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の通信端末において、
    前記制御部は、前記優先順位の最も高い発信先へ発信を行ってから所定の時間が経過しても該発信先が応答しない場合、次に優先順位の高い発信先へ発信を行うことを特徴とする通信端末。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の通信端末において、
    前記記憶部は、前記複数の発信先の初期設定の優先順位と、発信先の状態の優先順位とを記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部が記憶している状態情報と、発信先の状態の優先順位とに基づいて、前記複数の発信先の初期設定の優先順位を変更することで、発信先の優先順位を決定することを特徴とする通信端末。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の通信端末において、
    前記記憶部は、前記複数の発信先の初期設定の優先順位と、発信先の状態の優先順位とを記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部が記憶している状態情報と、発信先の状態の優先順位とに基づいて、発信先の優先順位を設定し、複数の発信先が同一の優先順位となった場合、該同一の優先順位の発信先に対して、前記複数の発信先の初期設定の優先順位を用いて、発信先の優先順位を決定することを特徴とする通信端末。
  9. 複数の発信先を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶している発信先を表示する表示部と、
    前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を前記表示部に表示させ、表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う制御部とを有する通信端末。
  10. 発信を行う第1の通信端末と、前記発信の発信先である複数の第2の通信端末とを有する通信システムにおいて、
    記憶手段と、
    前記複数の第2の通信端末の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、前記第1の通信端末が所定の入力を受け付けた際、前記記憶手段にて該第1の通信端末と対応付けられて記憶されている複数の第2の通信端末のうち、前記決定された発信先の優先順位の最も高い第2の通信端末へ発信を行う制御手段とを有する通信システム。
  11. 発信を行う第1の通信端末と、前記発信の発信先である複数の第2の通信端末とを有する通信システムにおいて、
    複数の前記発信先を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶している発信先を表示する表示手段と、
    前記複数の第2の通信端末の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定し、前記第1の通信端末が所定の入力を受け付けた際、前記記憶手段にて該第1の通信端末と対応付けられて記憶されている複数の第2の通信端末のうち、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を前記表示手段に表示させ、表示された発信先が選択されると、該選択された発信先である第2の通信端末へ発信を行う制御手段とを有する通信システム。
  12. 複数の発信先を記憶する処理と、
    前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する処理と、
    所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信する処理とを行う通信方法。
  13. 複数の発信先を記憶する処理と、
    前記記憶している発信先を表示する処理と、
    前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する処理と、
    所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を表示する処理と、
    前記表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う処理とを行う通信方法。
  14. コンピュータに、
    複数の発信先を記憶する手順と、
    前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する手順と、
    所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の最も高い発信先へ発信する手順とを実行させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、
    複数の発信先を記憶する手順と、
    前記記憶している発信先を表示する手順と、
    前記複数の発信先の状態に基づいて、発信先の優先順位を決定する手順と、
    所定の入力を受け付けた際、前記決定された発信先の優先順位の順番に発信先を表示する手順と、
    前記表示された発信先が選択されると、該選択された発信先へ発信を行う手順とを実行させるためのプログラム。
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