JP2014216203A - レドックスフロー電池用電解液、およびレドックスフロー電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池特性の低下を抑制することができるレドックスフロー電池用電解液と、それを用いたレドックスフロー電池を提供する。【解決手段】炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素からなる部位を有する有機物の含有量が5mg/リットル以下であるレドックスフロー電池用電解液である。但し、1−tetradecene、n−decane、1−octanethiol、および炭素数が8の脂肪族炭化水素からなる部位を有するエステル系有機物の少なくとも1種を含有するレドックスフロー電池用電解液は除く。【選択図】図1

Description

本発明は、レドックスフロー電池用電解液、およびそのレドックスフロー電池用電解液を用いたレドックスフロー電池に関する。
昨今、地球温暖化への対策として、太陽光発電、風力発電といった自然エネルギー(所謂、再生可能エネルギー)を利用した発電が世界的に活発に行なわれている。これらの発電出力は、天候などの自然条件に大きく左右される。そのため、電力系統に占める自然エネルギーの割合が増えると、電力系統の運用に際しての問題、例えば周波数や電圧の維持が困難になるといった問題が予測される。この問題の対策の一つとして、大容量の蓄電池を設置して、出力変動の平滑化、余剰電力の蓄電、負荷平準化などを図ることが挙げられる。
大容量の蓄電池の一つにレドックスフロー電池がある。レドックスフロー電池は、正極電極と負極電極との間に隔膜を介在させた電池セルに正極電解液及び負極電解液をそれぞれ供給して充放電を行う二次電池である。このようなレドックスフロー電池に用いられるレドックスフロー電池用電解液は通常、酸化還元により価数が変化する金属元素を活物質として利用している。例えば、正極活物質としてFeイオンを、負極活物質としてCrイオンを用いた鉄(Fe2+/Fe3+)−クロム(Cr3+/Cr2+)系レドックスフロー電池や、両極の活物質にVイオンを用いたバナジウム(V2+/V3+−V4+/V5+)系レドックスフロー電池を挙げることができる。
レドックスフロー電池では、電極上の電気化学反応(電極反応)により充放電が行なわれている。そのため、電極が設計時の仕様通りに機能しないと、電池出力の低下や電池容量の低下などの電池特性の低下を招く。例えば、電極の表面に不純物が付着して電極上の反応活性点が覆われると、実質的に電極の表面積が減じられ、電池出力の低下、電池容量の低下に繋がる。そのような不純物のうちの特定の有機物は、電解液における含有量が非常に微量であったとしても電極反応を大きく阻害することが知られている。例えば、特許文献1ではその特定の有機物として1−tetradecene(C1428)や1−octanethiol(C18S)、あるいはエステル類を挙げている。また、特許文献2ではn−decane(C1022)が特定の有機物として挙げられている。
特開2007−12468号公報 特開2004−119311号公報 特開2004−111182号公報
上記特許文献に開示される特定の有機物の含有量を減じたレドックスフロー電池用電解液を利用した場合でも電池特性が低下する場合があった。即ち、レドックスフロー電池用電解液における電極反応の低下に大きな影響を与える不純物を特定しきれていない可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的の一つは、電池特性の低下を抑制することができるレドックスフロー電池用電解液を提供することにある。また、本発明の別の目的は、本発明のレドックスフロー電池用電解液を用いたレドックスフロー電池を提供することにある。
本発明者らは、レドックスフロー電池用電解液に含まれる不純物のうち、どのような物質が特に電極反応の低下に大きな影響を与えるかを鋭意検討した。その結果、炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素からなる部位を有する有機物(炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素そのものも含む)が電極反応の低下に大きな影響を与えることが判った。この知見に基づいて本発明を以下に規定する。
本発明のレドックスフロー電池用電解液は、正極電極、負極電極、および両電極間に介在される隔膜を備える電池セルを備えるレドックスフロー電池に用いられるレドックスフロー電池用電解液であって、炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素からなる部位を有する有機物の含有量が5mg/リットル以下であるレドックスフロー電池用電解液。但し、1−tetradecene、n−decane、1−octanethiol、および炭素数が8の脂肪族炭化水素からなる部位を有するエステル系有機物の少なくとも1種を含有するレドックスフロー電池用電解液は除く。
本発明のレドックスフロー電池用電解液によれば、レドックスフロー電池における電池特性の低下を抑制することができる。
活物質としてバナジウムイオンを用いたレドックスフロー電池の概略構成図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
[1]本実施形態のレドックスフロー電池用電解液(以下、RF電解液)は、炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素からなる部位を有する有機物の含有量が5mg/リットル以下であるRF電解液である。但し、1−tetradecene、n−decane、1−octanethiol、および炭素数が8の脂肪族炭化水素からなる部位を有するエステル系有機物の少なくとも1種を含有するRF電解液は除く。
上記RF電解液によれば、レドックスフロー電池(以下、RF電池)の電池出力や電池容量などの電池特性の低下を抑制することができる。それは、RF電解液において、電極反応に極めて深刻な影響を与える有機物が所定濃度以下に抑えられているからである。その有機物とは即ち、炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素からなる部位を有する有機物である。
[2]本実施形態のRF電解液として、脂肪族炭化水素からなる部位の炭素数が8以上、19以下であるRF電解液を挙げることができる。
特に、炭素数が8以上、19以下の脂肪族炭化水素からなる部位は、電極反応を阻害し易い。そのため、RF電池において上記炭素数の部位を有する有機物の含有量を制限すれば、経時的なRF電池の電池性能の低下を抑制できる。
[3]本実施形態のRF電解液として、脂肪族炭化水素は、脂肪族飽和炭化水素であるRF電解液を挙げることができる。
飽和炭化水素は不飽和炭化水素よりも化学的に安定しており、分解され難い。つまり、脂肪族飽和炭化水素からなる部位を有する有機物は、過剰に存在すると長期にわたって殆ど分解されることなく電極反応を阻害し続ける恐れがある。そのため、RF電解液において脂肪族飽和炭化水素からなる部位を有する有機物の含有量を制限すれば、経時的なRF電池の電池性能の低下を抑制できる。
[4]本実施形態のRF電解液として、上記有機物は、脂肪族炭化水素とそれ以外の部位とが酸素原子を介して結合した有機物であるRF電解液を挙げることができる。
上記有機物は特に、電極反応を阻害し易い。そのため、RF電解液においてそのような有機物の含有量を制限すれば、経時的なRF電池の電池性能の低下を抑制できる。
[5]本実施形態のRF電解液として、正極活物質および負極活物質として機能するバナジウムイオンを含むRF電解液を挙げることができる。
バナジウムイオンは、正極側にあっては正極活物質として機能し、負極側にあっては負極活物質として機能する。即ち、同じRF電解液を、正極側の電解液として利用することもできるし、負極側の電解液として利用することもできる。正極側にあっては充電時に4価のバナジウムイオン(V4+)が5価のバナジウムイオン(V5+)に酸化され、放電時にV5+がV4+に還元される。一方、負極側にあっては充電時に3価のバナジウムイオン(V3+)が2価のバナジウムイオン(V2+)に還元され、放電時にV2+がV3+に酸化される。
[6]活物質としてバナジウムイオンを含む本実施形態のRF電解液として、バナジウムイオン濃度が1.5M以上、1.9M以下、硫酸イオン濃度が4.1M以上、4.5M以下であるRF電解液を挙げることができる。
バナジウムイオン濃度と硫酸イオン濃度を上記範囲とすることで、RF電解液の平均価数はおよそ3.3以上、3.7以下となる。このような平均価数のRF電解液は、正極側の電解液としても負極側の電解液としても各価数のバナジウムイオン濃度のバランスが良い。そのため、このような平均価数のRF電解液を用いてRF電池を構成した場合、RF電池の容量を非常に高くすることができる。
[7]本実施形態のRF電池は、本実施形態のRF電解液を備えるRF電池である。
上記RF電池は、経時的に安定した電池特性を発揮するRF電池である。それは、RF電池に使用するRF電解液において、電極反応を阻害し易い有機物が所定濃度以下に抑えられているからである。
[8]本実施形態のRF電池に備わるRF電解液として、有機物の含有量が、0.0005×電極の質量α(g)÷RF電解液の体積β(リットル)以下となるように調整したRF電解液を挙げることができる。
RF電池の種類や出力・容量によって用いる電極の質量及び電解液の量(体積)は異なるが、電極の質量に対して500ppmを超える量(質量)の有機物が付着すると電池抵抗が増大する。即ち、RF電池に使用する電極の質量をα(g)、電解液量(体積)をβ(リットル)とするとき、有機物の含有量γ(g/リットル)が、γ≦0.0005×α(g)÷β(リットル)を満たすようなRF電解液を含むRF電池とすれば、電池抵抗の増大が抑制されたRF電池となる。
[本発明の実施形態の詳細]
本実施形態に係るRF電解液、およびそれを用いたRF電池を以下に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるわけではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内の全ての変更が含まれることを意図する。
<実施形態1>
実施形態1では、図1を参照し、正極活物質および負極活物質にVイオンを使用したRF電池1を例に用いて説明する。なお、図1において、実線矢印は充電時の価数変化、破線矢印は放電時の価数変化を示す。また、図1において、金属元素(金属イオン)は代表的な形態のみを示しており、図示する以外の形態もとり得る。
≪RF電池の全体構成≫
図1に示すRF電池1は、代表的には、交流/直流変換器を介して、発電部(例えば、太陽光発電装置や風力発電装置、その他一般の発電所など)と負荷(需要家など)との間に接続され、発電部で発電した電力を充電して蓄え、又は、蓄えた電力を放電して負荷に供給する。このRF電池1は、従来のRF電池と同様に、電池セル100と、この電池セル100に電解液を供給する循環機構(タンク、配管、ポンプ)とを備える。
(電池セル及び循環機構)
RF電池1における電池セル100は、正極電極104を内蔵する正極セル102と、負極電極105を内蔵する負極セル103と、両セル102,103を分離すると共にイオンを透過する隔膜101とを備える。正極セル102には、正極電解液を貯留する正極用タンク106が配管108,110を介して接続されている。負極セル103には、負極電解液を貯留する負極用タンク107が配管109,111を介して接続されている。また、配管108,109にはそれぞれ、両極の電解液を循環させるポンプ112,113が設けられている。電池セル100は、配管108〜111とポンプ112,113によって、正極セル102(正極電極104)及び負極セル103(負極電極105)にそれぞれ正極用タンク106の正極電解液及び負極用タンク107の負極電解液を循環供給して、両極における電解液中の活物質となる金属イオン(本実施形態ではVイオン)の価数変化に伴って充放電を行う。
電池セル100は通常、正極電極104(正極セル102と)と負極電極105(負極セル103)と隔膜101とを構成要素とする単セルを複数積層したセルスタックと呼ばれる形態で利用される。セルスタックには、一面に正極電極104、他面に負極電極105が配置される双極板(図示せず)と、電解液を供給する給液孔及び電解液を排出する排液孔を有し、上記双極板の外周に形成される枠体(図示せず)とを備えるセルフレームが利用される。複数のセルフレームを積層することで、上記給液孔及び排液孔は電解液の流路を構成し、この流路は配管108〜111に接続される。セルスタックは、セルフレーム、正極電極104、隔膜101、負極電極105、セルフレーム、…の順に積層して構成される。なお、RF電池の基本構成は、公知の構成を適宜利用することができる。
(RF電解液)
本実施形態のRF電解液は、溶媒中に活物質となるイオンを含有させた液体であって、特定の有機物の含有量が非常に低い。図1に示す例では、正極電解液および負極電解液とで、Vイオンを含有する共通のRF電解液を使用している。正極電解液および負極電解液の平均価数は3.3以上、3.7以下、Vイオン濃度は1M以上、3M以下とすることが好ましい。より好ましい平均価数は3.4以上、3.6以下、Vイオン濃度は1.5M以上、1.9M以下である。
RF電解液の溶媒としては、例えば、HSO、KSO、NaSO、HPO、H、KHPO、NaPO、KPO、HNO、KNO、HCl及びNaNOから選択される少なくとも1種の水溶液を用いることができる。その他、RF電解液の溶媒として有機酸溶媒を利用することもできる。
RF電解液における特定の有機物とは、炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素からなる部位を有する有機物である。この有機物には、脂肪族炭化水素そのものも含まれる。また、この有機物における脂肪族炭化水素からなる部位には、直鎖構造を有するものも、分岐鎖構造を有するものも含まれる。
脂肪族炭化水素としては、例えば以下のものを挙げることができる。
・Undecane(C1124
・Nonadecane(C1940
・Hexadecane(C1634
・Heptadecane(C1736
・5−Octadecene(C1836
・Eicosane(C2042
・Heneicosane(C2144
また、脂肪族炭化水素からなる部分を有する有機物としては、脂肪族炭化水素の末端が酸素や、窒素、硫黄、リンなどで置換された置換系有機物を挙げることができる。その他、脂肪族炭化水素からなる部位とそれ以外の部位とが酸素原子を介して結合したエステル系有機物も本実施形態の有機物に含まれる。このような有機物の一例を以下に列挙する。
[置換系の有機物]
・Hexadecanenitrile(C1631N、脂肪族炭化水素からなる部位の炭素数は15)
・Octadecanenitrile(C1835N、脂肪族炭化水素からなる部位の炭素数は17)
[エステル系有機物]
・Benzoic acid,2−ethylhexyl ester(C1522、脂肪族炭化水素からなる部位の炭素数は8)
・1,2−Benzenedicarboxylic acid,butyl octyl ester(C2030、脂肪族炭化水素からなる部位が二つあり、一方の炭素数は4、他方の炭素数は8)
・2−propenoic acid,3−(4−methoxyphenyl)−,2−ethylhexyl ester(C1826、脂肪族炭化水素からなる部位の炭素数は8)
また、上記有機物の含有量は、5mg/リットル以下とする。有機物の含有量は、好ましくは1mg/リットル以下とする。RF電池1の電極との関係で言えば、上記有機物の含有量は、0.0005×α÷β以下、好ましくは0.0001×α÷β以下とする(但し、αは電極の質量(g)であり、βはRF電解液の体積(リットル)である)。
(タンクおよび配管)
正極用タンク106、負極用タンク107、および配管108〜111は、上記RF電解液が接触する部材である。そのため、これらの部材106〜111に脂肪族炭化水素からなる部位を有する有機物が含有されていたり付着したりしていると、RF電池1の運転に伴いRF電解液における上記有機物の含有量が上昇する可能性がある。そこで、これらの部材106〜111として、上記有機物を含まない物、あるいは製造工程において上記有機物を使用しない物(例えば、部材を作製する金型の離型剤に上記有機物を使用しない物)を利用することが好ましい。例えば、部材106〜111は、密度(ASTM D 1505)が0.080g/cm以上、0.960g/cm以下の範囲内にあり、メルトフローレート(ASTM D 1238,測定条件:190℃、荷重2.16kg)が0.01g/10分以上、20g/10分以下の範囲内にあるエチレン単独重合体、あるいは上記範囲の密度とメルトフローレートのエチレン・αオレイン共重合体などで作製すれば良い。なお、RF電解液を輸送する輸送タンクにおいても、上記部材106〜111と同様のことが言える。
<試験例1>
正負極の電極として、市販の炭素フェルト(3×3cm,0.3g)を複数用意し、これらの電極をそれぞれ、特定の有機物の含有量が異なるエタノール溶液3mlに浸した。上記特定の有機物は次の二種類である。
・Hexadecane;炭素数16の脂肪族炭化水素そのもの(以下、規制対象有機物と呼ぶ)
・p−Xylene;炭素数8の芳香族炭化水素(炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素からなる部位を有さない有機物であって、以下、非規制対象有機物と呼ぶ)
次に、電極に含まれるエタノールを乾燥させて、上記特定の有機物を電極に吸着させ、有機物を含有した複数の電極を作製した。これらの電極を用いて上記構成のRF電池1を構築した。当該RF電池1では、正極電解液としてバナジウムイオン濃度が1.7Mで平均価数が3.5、硫酸イオン濃度が4.3Mの硫酸溶液、負極電解液としてバナジウムイオン濃度が1.7Mで平均価数が3.5、硫酸イオン濃度が4.3Mの硫酸溶液を用いた。これら電解液は、上記特定の有機物が予め含有されていないもの、即ち、意図的に上記特定の有機物を含有させていないものを用いた。この電解液中における上記特定の有機物の含有量の測定は、ヘリウム雰囲気中で300℃×5分の前処理を施してガスクロマトグラフ分析装置により行った。当該装置の検出限界は1×10−6mg/リットルであり、上記特定の有機物の含有量が検出限界以下のRF電解液は、実質的に上記特定の有機物を含まないものとする。
特定の有機物の吸着量が異なる電極を備えるRF電池1を以下の充放電条件で充放電を行った後、セル抵抗率(Ω・cm)を測定した。セル抵抗率は、『電極面積×(充電電圧カーブの中点電圧−放電電圧カーブの中点電圧)÷(2×電流)』により求めた。その結果を表1に示す。また、本例で用いた電池を10時間放電容量の電池とした場合、1時間放電容量の電池とした場合において、それぞれ電解液中の有機物の含有量(濃度,mg/リットル)を表1に示す。
(充放電条件)
充放電方法 :定電流
電流密度 :70(mA/cm
充電終了電圧:1.55(V)
放電終了電圧:1.00(V)
温度 :25℃
Figure 2014216203
Figure 2014216203
表1に示すように、規制対象有機物を含むRF電解液を用いたRF電池では、RF電解液に含有される規制対象有機物の含有量が少ないほどセル抵抗率の上昇が少ないことがわかる。特に、10時間容量のRF電池および1時間容量のRF電池のいずれにおいても、RF電解液中の規制対象有機物の濃度が5mg/リットル以下、さらに1mg/リットル以下であれば、セル抵抗率の上昇が小さいことがわかる。また、表1に示すように電極に吸着された規制対象有機物の含有量が少ないほどセル抵抗率の上昇が小さいことがわかる。特に、規制対象有機物の含有量が電極質量に対して500ppm以下、さらに100ppm以下であれば、セル抵抗率の上昇が小さいことがわかる。このように、電解液中における規制対象有機物の含有量を5mg/リットル以下(好ましくは1mg/リットル以下)とする、或いは、規制対象有機物の含有量を電極の質量に対して500ppm以下(好ましくは100ppm以下)とすれば、電池出力の低下や電池容量の低下を低減することができると推測される。
一方、表2に示すように、炭素数が8以上であるが脂肪族炭化水素ではない非規制対象有機物を含むRF電解液を用いたRF電池では、顕著なセル抵抗率の増加が認められなかった。
なお、本例では、電極に規制対象有機物を吸着させておらず、また予め規制対象有機物を含まないRF電池用電解液を利用した試料No.1,6では、電池抵抗が最も小さかった。しかし、このような電池であっても、電池構成部材から規制対象有機物が分解・溶出してRF電解液中の規制対象有機物の含有量が5mg/リットル超、あるいは電極の質量に対して500ppm超となる可能性がある。従って、電池使用時において、適宜規制対象有機物の含有量を測定し、規制対象有機物の含有量が5mg/リットル以下、或いは電極の質量に対して500ppm以下となるように適宜ろ過するなどの操作を行うとよい。
<試験例2>
試験例2では実際の運用に供するRF電池を想定して充放電試験を行なった。まず、電極面積が500cmの炭素フェルト製の正極電極と負極電極を用意した。両電極の合計質量は約35gであった。また、RF電解液として、規制対象有機物の含有量が異なる二種類のRF電解液を用意し、それぞれのRF電解液を用いて2時間容量のRF電池を作製した。用意した電解液は以下の通りである。
[A]…規制対象有機物であるHexadecane(C1634)と、Hexadecanenitrile(C1631N)と、Octadecanenitrile(C1835N)と、の総含有量が0.5mg/リットルのバナジウム系RF電解液
[B]…上記[A]に記載される3種の規制対象有機物の総含有量が2.5mg/リットルのバナジウム系RF電解液
※RF電解液のバナジウムイオンの価数と濃度、および硫酸イオンの濃度は、試験例1と同様である
上記[A]のRF電解液を用いた2時間容量のRF電池と、上記[B]のRF電解液を用いた2時間容量のRF電池を作製し、各RF電池に対して1600サイクルの充放電試験を行なった。上記[A]のRF電解液のRF電池では、電極に対する規制対象有機物の質量は100ppmであり、上記[B]のRF電解液のRF電池では、電極に対する規制対象有機物の質量は500ppmであった。充放電試験における充放電条件は試験例1と同じとし、1サイクル目のセル抵抗率(Ω・cm)と、1600サイクル目のセル抵抗率(Ω・cm)とを求めた。その結果、[A]のRF電解液を用いたRF電池のセル抵抗率は、1サイクル目で約1.24Ω・cm、1600サイクル目で約1.26Ω・cmとなっていた。一方、[B]のRF電解液を用いたRF電池のセル抵抗率は、1サイクル目で約1.31Ω・cm、1600サイクル目で約1.45Ω・cmとなっていた。以上のことから、2時間容量において、規制対象有機物の含有量が2.5mg/リットルのRF電解液よりも、同含有量が0.5mg/リットルのRF電解液の方が、サイクル特性に優れたRF電池を得られることが判った。
本発明のレドックスフロー電池用電解液は、レドックスフロー電池といった二次電池の電解液として好適に利用することができる。また、本実施形態のレドックスフロー電池は、負荷平準用途や瞬低・停電対策用の電池として好適に利用することができる。
1 レドックスフロー電池(RF電池)
100 電池セル
101 隔膜 102 正極セル 103 負極セル
104 正極電極 105 負極電極
106 正極用タンク 107 負極用タンク
108〜111 配管
112,113 ポンプ

Claims (8)

  1. 炭素数が8以上、24以下の脂肪族炭化水素からなる部位を有する有機物の含有量が5mg/リットル以下であるレドックスフロー電池用電解液。
    但し、1−tetradecene、n−decane、1−octanethiol、および炭素数が8の脂肪族炭化水素からなる部位を有するエステル系有機物の少なくとも1種を含有するレドックスフロー電池用電解液は除く。
  2. 前記炭素数が8以上、19以下である請求項1に記載のレドックスフロー電池用電解液。
  3. 前記脂肪族炭化水素は、脂肪族飽和炭化水素である請求項1または請求項2に記載のレドックスフロー電池用電解液。
  4. 前記有機物は、前記脂肪族炭化水素とそれ以外の部位とが酸素原子を介して結合した有機物である請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のレドックスフロー電池用電解液。
  5. 正極活物質および負極活物質として機能するバナジウムイオンを含む請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のレドックスフロー電池用電解液。
  6. バナジウムイオン濃度が1.5M以上、1.9M以下、硫酸イオン濃度が4.1M以上、4.5M以下である請求項5に記載のレドックスフロー電池用電解液。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のレドックスフロー電池用電解液を備えるレドックスフロー電池。
  8. 前記有機物の含有量が、0.0005×α÷β以下となるように調整した請求項7に記載のレドックスフロー電池。
    但し、αは電極の質量であって単位はgであり、βはレドックスフロー電池用電解液の体積であって単位はリットルである。
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