JP2014213866A - 保持部材 - Google Patents

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和樹 伊藤
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Abstract

【課題】 金型を必要とせず、シート材の切り抜き加工および折り線加工(罫線加工)のみでカートン内の個装を弾性的に固定することができる保持部材を安価に作成可能であり、個装の回転防止やカ−トンの安定性を向上することが可能となる保持部材を提供する。【解決手段】 保持部材はシートから構成され、該シートの少なくとも1箇所に切り込み部を設け、該シートの少なくとも一部を折り込み、前記切り込み部に挟むことにより弾性を付与し、物品とカートンの一部に接触させカートン内の物品を固定する保持部材。【選択図】図1

Description

本発明は、製品等の物品を包装する収容カートン内に製品保持用に介装する保持部材に関する。
従来、カートンに装填された個装(単体の製品を包装する)において、カ−トンと個装の形状や寸法が異なる際、輸送時や店頭陳列時にカ−トン内の個装が回転したり傾いたりした場合に、カ−トン自体の安定性が低下するという不具合が生じていた。
これらの課題を解決する手段として(1)成形トレイの装填(例えば特開2006−160331号(特許文献1)参照)、(2)カ−トン内に仕切り板を設置、(3)カ−トンフラップ部の延長折り込み等で、個装の固定を行っている。また、(4)カ−トンの底部に足を設け、安定化を図るものも存在する。
上記(1)に関しては、カ−トンおよび個装形状に合わせて成形トレイの設計や成形用金型が必要となることから単価が高くなる課題がある。
また、上記(2)に関しては、カ−トン自体の生産工程が複雑化し、カ−トン生産設備の制約やカ−トンの単価が高くなる課題がある。
上記(3)に関しては、個装をカ−トンに装填した後、サイドフラップを折り込み、切り込み部に個装の位置を合わせながら封緘する必要があり、包装作業が複雑化する課題がある。
上記(4)に関しては、個装重量のある製品の場合にカ−トン足部が破損し、安定性が逆に低下するという課題があった。
なお、カートンに関する先行文献として、前記(3)に関連し、特開2011−11749号(特許文献2)では保持部材の天面に穴を配置し、穴の周囲に切り込みを付けて個装を保持する構造が開示されている。保持部材作成時の抜きカスが発生し、ヒンジキャップなどの個装を装填する場合に取り出し時にキャップ蓋部が開く可能性がある。
また、特開2010−202223号(特許文献3)では、カートンのサイドフラップを延長して封函時に内側へループ状に折り込み、個装に接触することで個装を固定するものが開示されている。しかし、ループ状のサイドフラップの先端部はカートン内で固定されているため装填性が複雑でありまた各ループの形状も制御が難しいため、意図する弾力性が出せず、かつばらつきが生じる可能性も高い。
前記(1)の成形トレイではなく、折り込みトレイに関して、特開2010−274948号(特許文献4)では、1枚の部材を折り込み、トレイを形成したものが開示されている。しかし、このトレイは弾性を有していないため1枚のシートから形成されるトレイにすぎない。
また、特開2010−100316号(特許文献5)では、折り込んでトレイを形成すると共に四隅の折り込みにより形成される凸部面で個装を固定するものが開示されている。しかし、この構成において、トレイ底面付近では、弾性による個装の固定が困難であり、また、トレイの組立が複雑である。さらには、弾性の調整を折り込み線の角度で調整するため個装への接触面積が変化し、意図する個装安定性が確保できない可能性が高い。
また、実開平6−20218号(特許文献6)では、1枚の部材に折り線や切り込みを入れ、トレイを形成して個装を固定するものが開示されている。しかし、この構成において、折り線の折り込みのみで弾性付与しているため、折り込み時の強さによって弾性にばらつきが生じる可能性が高く、意図する弾性が付与できない可能性が高い。
また、特開2007−153370号(特許文献7)では、1枚の部材から個装の保持部(リング状)とずれ止め板を構成し、ケース内での個装の回転を防止するものが開示されている。しかし、この構成において、ケースと個装との隙間がある場合、個装の位置に偏りが生じ、個装の安定化(傾き)が図れない可能性が高い。
特開2006−160331号 特開2011−11749号 特開2010−202223号 特開2010−274948号 特開2010−100316号 実開平6−20218号 特開2007−153370号
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、金型を必要とせず、シート材の切り抜き加工および折り線加工(罫線加工、ミシン目加工)のみでカートン内の個装を弾性的に固定することができる保持部材を安価に作成可能であり、個装の回転防止やカ−トンの安定性を向上することが可能となる保持部材を提供するものである。
また、廃棄時も容易に分解してシート状態に戻すことができるため廃棄の点でも優れた保持部材を提供するものである。
本発明は、物品用の収容カートン内で物品を固定・安定化させるために該カートン内面と物品との間に介装する保持部材において、
保持部材はシートから構成され、
該シートの少なくとも1箇所に切り込み部を設け、該シートの少なくとも一部を折り込み、前記切り込み部に挟むことにより弾性を付与し、物品とカートンの一部に接触させカートン内の物品を固定することを特徴とした保持部材である。
本発明において、前記保持部材のシートには、物品を載置する載置パネルを有すると共に、該載置パネルから第1の折罫を介して延び立設する保持パネルを少なくとも1つ有し、
前記保持パネルには切り込み部を設け、
前記保持パネルの切り込み部よりも延長した箇所に第2の折罫を設けた差し込みパネルを有し、
前記差し込みパネルを第2の折罫で折返したときに、先端が前記切り込み部に差し込まれることで前記差し込みパネルが湾曲して保持され、
前記湾曲した部分の弾性力で物品を弾性的に保持可能にしたことが好適である。
また、本発明においては、保持パネルは物品を対向する方向から挟んで保持できるように、載置パネルから対向する方向に少なくとも2つ延設されていることが好適である。
本発明においては、少なくとも1枚のシートから構成されることが好適である。
本発明の保持部材によれば、保持部材のシートに弾性を付与し、シートを物品とカートンの一部に接触させ前記弾性によりカートン内の物品を固定するので簡単な構成で確実にカートン内で固定できるという優れた効果を奏し得る。
本発明の第1実施形態に係るカートン用の保持部材の説明図で、(a)が展開図、(b)が使用状態説明図、(c)が他の使用状態説明図である。 本発明の第2実施形態に係るカートン用の保持部材の説明図で、(a)が展開図、(b)が組立状態の説明図、(c)が使用状態説明図である。 本発明の第3実施形態に係るカートン用の保持部材の説明図で、(a)が展開図、(b)が使用状態説明図である。 本発明の第4実施形態に係るカートン用の保持部材の説明図で、(a)が展開図、(b)が使用状態説明図、(c)が他の使用状態説明図である。 本発明の第5実施形態に係るカートン用の保持部材を説明する展開図である。 本発明の第6実施形態に係るカートン用の保持部材を説明する展開図である。 本発明の第7実施形態に係るカートン用の保持部材を説明する展開図である。 本発明の第8実施形態に係るカートン用の保持部材を説明する展開図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1〜図8は本発明の第1〜8実施形態を説明する各実施形態である。
各実施形態の共通する部分を説明する。図1〜図8に示すように、第1〜第8実施形態のカートン用の保持部材10は物品12用のカートン(収容カートン、ケース)14内で物品12を固定・安定化させるために該カートン14内面と物品12との間に介装する保持部材10である。
各展開図に示すように、実施形態の保持部材10は単一のシートから構成される。そして、該シートの少なくとも1箇所に切り込み線やミシン線等の切り込み部16を設け、該切り込み部16に該シートの少なくとも一部を折り込む。その折り込んだ部分(差し込みパネル24)先端を前記切り込み部16に挟むことにより差し込みパネル24または保持パネル22に弾性を付与し、差し込みパネル24または保持パネル22を物品12とカートンの一部に接触させ当該弾性によってカートン内の物品12を固定するものである。
詳しくは、前記保持部材10のシートには、カートン14内に収容した物品12が上方から載る載置パネル20を有すると共に、該載置パネル20から第1の折罫10aを介して延び立設する保持パネル22を少なくとも1つ有している。前記保持パネル22には切り込み部16を設け、前記保持パネル22の切り込み部16よりも延長した箇所に第2の折罫(折線)10bを設けた差し込みパネル24を有し、前記差し込みパネル24を第2の折罫10bで折返したときに、前記差し込みパネル24の先端が前記切り込み部16に差し込まれることで前記差し込みパネル24が湾曲して保持され、前記湾曲した部分の弾性力で物品を弾性的に保持可能にしたものである。
前記保持パネル22は、物品12を対向する方向から挟んで保持できるように、載置パネル20から対向する方向に少なくとも2つ延設されている。また、保持部材10は、少なくとも1枚のシートから構成される。
また、保持部材10は、弾性を有するシートが好ましく、シート材として例えば紙単層材、紙と樹脂の積層材、紙層と樹脂層と金属層の積層材、樹脂単層材、樹脂積層材を使用することができる。保持部材10の弾性を利用して柔軟にカートン内での物品の固定が可能である。
以下に各実施形態を詳しく説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る保持部材は、図1(a)に示すようにシートは幅に比較して長さ方向に長い帯状に形成されており、長さ方向の中央部に載置パネル20があり、その両側に第1の折罫10a、10aを境に保持パネル22、22が延びる。第1実施形態体では、単一の物品12を、カートン14内に収容する個装としたものである。
該保持パネル22、22には、円弧を描いて切り込み部16、16が形成され、該切り込み部16、16の先方に第2の折罫10b、10bを設けた差し込みパネル24が形成される。前記差し込みパネル24を第2の折罫10b、10bで載置パネル20側に谷折りして折返したときに、図1(b)に示すように、前記差し込みパネル24の先端が載置パネル20側の内側から前記切り込み部16に差し込み、第1の折罫10a、10aから保持パネル22,22を載置パネル20側に90°谷折りすることによって保持部材10を組み立てる。前記差し込みパネル24が湾曲して保持されるので、カートン14内面と物品12との間に保持部材10を装着することによって、前記湾曲した部分の弾性力で物品12を両側から弾性的に保持可能にしたものである。
なお、本発明は、これに限定されず、前記差し込みパネル24を第2の折罫10bから外側に折返して(外側向きに谷折りして)に、図1(c)に示すように、前記差し込みパネル24の先端を前記切り込み部16に載置パネル20の外側から差し込むことで、前記差し込みパネル24が湾曲してカートン14内面を押圧して、両保持パネル22、22によって物品12を挟み付けて保持する構成にできる。なお、物品12がキャップ付きのチューブ容器を一例として挙げたが、物品はこれに限定されない。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る保持部材を図2に基づき説明する。
図2(a)に示すように、第2実施形態の保持部材10は、図1(a)に示した第1実施形態の保持部材10に比較して、切り込み部の位置が第2の折罫10b側に近づき、かつ、差し込みパネル24が短いものである。
そして差し込みパネル24を第2の折罫10bから谷折りして、切り込み部16に差し込むと、図2(b)に示すように図1(a)に示した第1実施形態の保持部材10に比較して、保持パネル22が短くなり、図2(c)に示すように、載置パネルに対して保持パネル22を第1の折罫10aから90°谷折りしてカートン14内で物品12に接触する位置が第1実施形態に比較して上方に位置する。
したがって、切り込み部16の設定で、本発明の保持部材は所望する位置で適切に保持することができる。
その他は、第1実施形態と同様であり、同一符号を付している。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る保持部材を図3に基づき説明する。
図3(a)に示すように、第3実施形態の保持部材10は、保持パネル22に2つの切り込み部16a、16bを設けている。そして、第2の折罫10bから先方の差し込みパネル24には、コ字形の切り込み線26を設け、この切り込み線26から差し込みパネル24を2つの部分24a及び24bに分けたものである。
図3(b)に示すように、差し込みパネル24の外側の部分24aを載置パネル20に近い側の切り込み部16aに差し込み、内側部分を載置パネル20から遠い側の切り込み部16bに差し込む。
これによって、差し込みパネル24の湾曲した弾性部分が2箇所でき、物品12の上下部で弾性を付与して両側から保持することができる。
その他は、第1実施形態と同様であり、同一符号を付している。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る保持部材を図4に基づき説明する。
図4(a)に示すように、第4実施形態の保持部材10は、カートン内に1つの物品を収容するものであって(個装)、単数物品とカートンとの間に介装する保持部材10である。保持部材10は、載置パネル20を挟んでそれぞれに保持パネル22A、22B及び差し込みパネル24A、24Bが対向して延びるが、それら保持パネル22A、22B及び差し込みパネル24A、24Bの長さが互いに異なるものである(図4では22A<22B、24A<24B)。
したがって、前記差し込みパネル24A、24Bを第2の折罫10bで載置パネル20側に谷折りして折返したときに、図4(b)に示すように、前記差し込みパネル24A、24Bの先端を前記切り込み部16に差し込むことで、前記差し込みパネル24A、24Bが湾曲して保持されるが、それら湾曲した部分の湾曲度合いや長さが異なる。
よって、保持パネル22A、22B及び差し込みパネル24A、24Bの弾性力で物品12を両側から弾性的に保持する際に、保持長さ、保持深さ、保持力がそれぞれ異なる。
図4(c)に示すように、保持パネル22A、22B及び差し込みパネル24A、24Bの一方の長さをさらには短くして、保持パネル22Aから差し込みパネル24Aの湾曲度合いを大きくする等、保持の設定を種々に行うことができる。
その他は、第1実施形態と同様であり、同一符号を付している。
(第5実施形態)
次に第5実施形態を図5に基づき説明する。
前記第1実施形態〜第4実施形態の保持部材が一個の物品を収容するカートンに対してのものであったが(個装)、第5実施形態の保持部材10は、2つのシート28A、28Bが共通した載置パネル20から対向して延び、図5に示すように、各シート28A、28Bで個々に物品を保持する、2個装のカートン用の保持部材10である。シート28A、28Bは、同形状を呈し、それぞれが前記第4実施形態と同様に、保持パネル22A、22B及び差し込みパネル24A、24Bの長さが互いに異なるものである。
図5に示すように、シート28A、28B間の分割線30で分割して、個々のシート28A、28Bを前記第4実施形態の保持部材と同様の組み立てをしてカートン14内の保持部材として使用できる。
その他は、第4実施形態と同様であり、同一符号を付している。
(第6実施形態)
次に第6実施形態を図6に基づき説明する。
第6実施形態の保持部材は、図6に示すように、2つのシート28A、28Bが共通した載置パネル20から対向して延びて、各シート28A、28Bで個々に物品を保持する、2個装のカートン用の保持部材10である。そして、第5実施形態と異なり、載置パネル20から延びる保持パネル22と差し込みパネル24の長さがシート28A、28Bで互いに異なることである。
図6に示すように、シート28A、28B間の分割線30で分割して、個々のシート28A、28Bを前記第4実施形態の保持部材と同様の組み立てをするが、カートン内に収容した大きさの異なる2個の物品に対して、共通する保持部材として使用できる。
その他は、第4実施形態や第5実施形態と同様であり、同一符号を付している。
(第7実施形態)
次に第7実施形態を図7に基づき説明する。
第7実施形態の保持部材10は、前記第1実施形態〜第4実施形態の保持部材が一個の物品を収容するカートンに対してのものである点が共通する(個装)。しかしながら、第7実施形態の保持部材10は、図7に示すように、載置パネル20を中間にしてそれぞれに4つの保持パネル22A〜22D及び差し込みパネル24A〜24Dが四方に等角度間隔で延びる構造である。
前記差し込みパネル24A〜24Dを保持パネル22A〜22Dの前記切り込み部16に差し込むことで、前記差し込みパネル24A〜24Dが湾曲して保持され、前記湾曲した部分の弾性力で物品12を四方から弾性的に保持可能にしたものである。
この第7実施形態の保持部材によれば、第1〜第4実施形態に比較して四方から物品を確実に保持できる。したがって、この保持部材10は、断面が四角の箱用の保持部材に適している。
その他は、シートの長さや切り込み部16の数を変える等、前記第1〜4実施形態と同様に適用できる、同様部分に同一符号を付している。
(第8実施形態)
次に第8実施形態を図8に基づき説明する。
第8実施形態の保持部材10は、載置パネル20を中間にしてそれぞれに3つの保持パネル22A〜22C及び差し込みパネル24A〜24Cが三方に等角度間隔で延びる構造である。
第8実施形態の保持部材10によれば、載置パネル20を中心に第1の折罫10aから保持パネル22A〜22Cを90°折り曲げて、前記差し込みパネル24A〜24Cを保持パネル22A〜22Cの前記切り込み部16に差し込むことで、前記差し込みパネル24A〜24Cが湾曲して保持され、前記湾曲した部分の弾性力で物品12を三方から弾性的に保持可能にしたものである。
上方視で三角形形状を呈するため、断面が三角の箱用等のデザイン化されたカートンの保持部材10に適合して使用することができる。
その他は、シートの長さや切り込み部16の数を変える等、前記第1〜4実施形態と同様に適用できる、同様部分に同一符号を付している。
なお、上記各第1〜第8実施形態は、本発明の好適な実施態様を説明するものであるが、カートンに収容する物品に応じて形態を種々に変更実施できることはもちろんである。
例えば、載置パネル20は、第7実施形態では四角形形状、第8実施形態では三角形形状であったが本発明はこれに限定されず、五角形形状等任意の多角形形状とすることができる。
本発明の保持部材は、物品として化粧品、薬品、口腔清浄製品等の収容容器を収容するカートン内に装着して物品保持に用いることができる。
10 保持部材
10a 第1の折罫
10b 第2の折罫
12 物品
14 カートン
16 切り込み部
20 載置パネル
22 保持パネル
24 差し込みパネル
26 切り込み線(第3実施形態)
28A、28B 各シートの部分(第5、第6実施形態)

Claims (4)

  1. 物品用の収容カートン内で物品を固定・安定化させるために該カートン内面と物品との間に介装する保持部材において、
    保持部材はシートから構成され、
    該シートの少なくとも1箇所に切り込み部を設け、該シートの少なくとも一部を折り込み、前記切り込み部に挟むことにより弾性を付与し、物品とカートンの一部に接触させカートン内の物品を固定することを特徴とした保持部材。
  2. 前記保持部材のシートには、物品を載置する載置パネルを有すると共に、該載置パネルから第1の折罫を介して延び立設する保持パネルを少なくとも1つ有し、
    前記保持パネルには切り込み部を設け、
    前記保持パネルの切り込み部よりも延長した箇所に第2の折罫を設けた差し込みパネルを有し、
    前記差し込みパネルを第2の折罫で折返したときに、先端が前記切り込み部に差し込まれることで前記差し込みパネルが湾曲して保持され、
    前記湾曲した部分の弾性力で物品を弾性的に保持可能にしたことを特徴とした請求項1に記載の保持部材。
  3. 保持パネルは物品を対向する方向から挟んで保持できるように、載置パネルから対向する方向に少なくとも2つ延設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保持部材。
  4. 少なくとも1枚のシートから構成されることを特徴とする請求項1から3のうちの1項に記載の保持部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016216111A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 村角工業株式会社 容器

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