JP3191088U - 包装体およびカートンブランク - Google Patents

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弘明 原
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【課題】複数の包装体が収納される箱体への収納および箱体からの取り出しを円滑に行うことができ、頂壁や底壁が破断してしまうことを防止する包装体を提供する。【解決手段】包装体1は両端に端部開口2を有し、内部に複数の被収納物3を収納する筒状のカートン6を有している。カートン6の内部に収納される被収納物3として、蓋部3a、円筒状の首部3b、首部3bの下端に連なり下方向に膨出するように傾斜する肩部3c、肩部3cの下端に連なる円筒状の胴部3d、および胴部3dの下端に連なる底部3eを有する首長状の缶3を用いるが、被収納物3はこれに限定されるものではない。また、包装体1に係るカートン6の構成材料としては主に厚紙が用いられるが、厚紙に限定されるものではない。カートン6は、頂壁5Eを含む複数の壁パネル5を有している。【選択図】図1

Description

本考案は、両端が開口されたカートンを有する包装体、および両端が開口されたカートンを構成するカートンブランクに関する。
従来より、両端が開口された筒状のカートンの内部に首長形状のボトル等の複数の被収納物をまとめて収納する包装体が、複数の物品の保管・運搬の容易性等の観点から用いられている。
従来より、円筒状の缶、首長状の缶や瓶、さらにはペットボトル等の複数の物品をまとめて運搬する手段として、複数の被収納物の運搬が容易かつ便利であり、軽量であり、さらに製造コストも低い等の種々の観点から、内部に複数の物品としての被収納物が収納される筒状のカートンが多用されている。
ここで従来より多用されているカートンは、例えば特許文献1や特許文献2に示すように、ほぼ矩形状の頂壁、対向して配置される一対の側壁、および底壁がそれぞれ連結されて両端に端部開口を備えた筒状に形成されている。また、特許文献1や特許文献2に示すような首長状の缶や瓶等の被収納物を収納する場合には、頂壁に開口形成された複数の支持開口部によって、被収納物の首部および蓋部をカートンから露出させるとともに首部を支持するようになっている。さらに、カートンの内部に収納された被収納物が端部開口から落下してしまうことを防止するためにカートンの内部における端部開口側に配置された被収納物の下端部を被覆する支持壁が、底壁の端部開口側の端縁に立設されているカートンも多用されている。
また、より多くの物品を運搬するため、前述のカートン内部に被収納物が収納された包装体は、さらに大きな箱体に複数個が並列して収納されて、まとめて運搬されるようになっている。
特表2003−529496号公報 特表2009−502684号公報
しかし、前述のように複数の包装体を箱体によって運搬するにあたり、既に箱体に収納された1つの包装体の上方から他の包装体を端部開口が相互に対向するように隣位させて収納する場合、または箱体に収納された複数の包装体のうち端部開口が相互に対向して配置されている包装体の一方を上方に引き抜いて箱体から取り出す際、隣位する各包装体の頂壁と底壁とが緩衝して取り出しづらくなる場合があるという問題を有していた。特に、カートンの内部における端部開口側に配置された被収納物の下端部を被覆する支持壁が底壁の端部開口側の端縁に立設されている包装体の場合、前述のように1つの包装体を箱体から取り出す際に、隣位する各包装体の一方の包装体の支持壁の上端縁が他の包装体の頂壁と緩衝して取り出しづらいという問題があった。さらには、前記両包装体の頂壁と底壁や支持壁との緩衝により、支持壁や頂壁が破断してしまうおそれもあった。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、両端に端部開口を備えたカートンの内部に複数の被収納物が収納された包装体について、箱体への収納および箱体からの取り出しを円滑に行うことができ、頂壁や底壁、さらには支持壁が破断してしまうことを防止することができる包装体、およびこのような包装体のカートンを構成するカートンブランクを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る包装体の特徴は、頂壁を含む複数の壁パネルが筒状に連設され、両端に端部開口を備えたカートンを有しており、前記カートンの内部に複数の被収納物が収納される包装体において、前記頂壁における前記端部開口側の開口端縁に、該開口端縁の両端部または両端部近傍を基端とし、前記頂壁における内側方向に凹入する形状の頂壁凹部が形成されている点にある。
本考案に係る包装体によれば、頂壁の開口端縁に頂壁凹部が形成されている。これにより、前記包装体は、複数の包装体が収納される箱体の内部に包装体に収納する際または前記箱体の内部から包装体を取り出す際に、カートンの頂壁が、端部開口が対向する位置に隣位して配置される包装体の頂壁や他の壁パネルと緩衝してしまうことを防止することができる。
また、前記頂壁に隣位して連設される前記壁パネルを傾斜壁とし、前記頂壁凹部の両基端部を、前記傾斜壁の開口端縁に至って形成することにより、頂壁の開口端縁全体が頂壁凹部となる。これにより、前記包装体は、カートンの頂壁が、箱体の内部において相互に端部開口が対向する位置に隣位して配置される包装体の頂壁や他の壁パネルと緩衝してしまうことをより確実に防止することができる。
さらに、前記頂壁に対向して配置される前記壁パネルを底壁とし、前記底壁の開口端縁に、前記カートンの内部において前記開口側に配置された被収納物の側面の下端部を支持する支持壁を立設し、前記支持壁の開放端縁に、該開放端縁の両端部または両端部近傍を基端として前記底壁の方向に凹入する形状の支持壁凹部を形成することにより、支持壁の開放端縁がカートンの外側に膨出してしまうことを防止することができる。これにより、前記包装体は、箱体の内部に包装体を収納する際または箱体の内部から包装体を取り出す際に、カートンの支持壁が、開口が対向する位置に隣位して配置される包装体の頂壁と緩衝してしまうことを防止することができる。
また、本考案に係るカートンブランクの特徴は、頂壁を含む複数の壁パネルが一列に配されており、前記壁パネルを筒状に連設し両端に端部開口を備えたカートンを形成するカートンブランクにおいて、前記頂壁における前記カートンを形成した際に前記端部開口側に配置される開口端縁に、該開口端縁の両端部又は両端部近傍を基端とし前記頂壁における内側方向に凹入する形状の頂壁凹部を形成する点にある。
本考案に係るカートンブランクによれば、頂壁の開口端縁に頂壁凹部が形成されているので、このカートンブランクによって形成されたカートンを備えた包装体は、複数の包装体が収納される箱体の内部に包装体を収納する際または前記箱体の内部から包装体を取り出す際に、カートンの頂壁が、開口が対向する位置に隣位して配置される包装体の頂壁や他の壁パネルと緩衝してしまうことを確実に防止することができる。
以上述べたように、本考案に係る包装体によれば、被収納物の箱体への収納および箱体からの取り出しを円滑に行うことができ、頂壁や他の壁パネルが破断してしまうことを防止することができる。また、本考案に係るカートンブランクによれば、複数の包装体が収納される箱体の内部に包装体を収納しまたは前記箱体の内部から包装体を取り出す際に、カートンの頂壁が、開口が対向する位置に隣位して配置される包装体の頂壁や他の壁パネルと緩衝してしまうことを防止することができる包装体のカートンを構成することができる。
本考案に係る包装体の一実施形態を示す斜視図 図1に示す包装体の平面図 図1に示す包装体におけるカートンを構成するカートンブランクの平面図 図1に示す包装体の正面図 図1に示す包装体に形成された頂壁凹部の他の実施形態を示す平面図
以下、本考案に係る包装体の実施形態を、図1乃至図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る包装体を示す斜視図であり、図1に示すように、本実施形態に係る包装体1は両端に端部開口2を有し、内部に複数の被収納物3を収納する筒状のカートン6を有している。ここで、本実施形態においては、カートン6の内部に収納される被収納物3として、蓋部3a、円筒状の首部3b、首部3bの下端に連なり下方向に膨出するように傾斜する肩部3c、肩部3cの下端に連なる円筒状の胴部3d、および胴部3dの下端に連なる底部3eを有する首長状の缶3を用いて説明するが、本考案における被収納物3はこれに限定されるものではない。また、本考案の包装体1に係るカートン6の構成材料としては主に厚紙が用いられるが、厚紙に限定されるものではなく種々の材料を用いることが可能である。
カートン6は、頂壁5Eを含む複数の壁パネル5を有している。本実施形態においては、壁パネル5として複数の缶3(本実施形態においては6本)の底部3eが載置される底壁5A、底壁5Aの両側縁にそれぞれ連設される下側傾斜壁5B、下側傾斜壁5Bにそれぞれ連設され相互に対向配置される一対の側壁5C、両側壁5Cの側縁にそれぞれ連設される上側傾斜壁5D、および上側傾斜壁5Dに連設され底壁5Aに対向配置される頂壁5Eを有している。
図2に示すように、頂壁5Eの端部開口2側の開口端縁には、頂壁5Eの内側方向に凹入する形状の頂壁凹部7が形成されている。頂壁凹部7は、頂壁5Eの開口端縁の両端部または両端部近傍を基端として形成されており、また他の壁パネル5A〜5Dの開口端縁のうち最も外側に配置される開口端縁よりも頂壁5Eにおける内側方向に凹入する形状に形成されている。本実施形態において頂壁凹部7は、両基端部が上側傾斜壁5Dの開口端縁に至り、全体的に緩やかな円弧状に形成されている。
図3は、図1に示す包装体1のカートン6を構成するカートンブランク9の平面図であり、本実施形態に係るカートン6の一実施例として、図3に示すように、頂壁5Eの端縁方向の幅寸法が93mm、側壁5Cの側縁方向の最大長さ寸法が180mmにそれぞれ形成され、頂壁凹部7は、頂壁5Eの開口端縁の両端部から10mm離間した上部側板5Caの端部開口2側の開口端縁の途中部を基端とし、頂壁5Eの中央方向への凹入寸法が3mmとなるように形成されている。
頂壁5Eには、カートン6の内部に収納される缶3の外周面を支持する支持開口部10が、カートン6の内部に収納される缶3の数に対応して形成されている。本実施形態において支持開口部10は、ほぼ240度程度の円弧の両端に双曲線の直線部分をそれぞれ接続して全体として閉鎖曲線としたものである。したがってこの形状は落下中の滴のような形状をなしている。そして、この支持開口部10は、支持開口部10の直線部分が頂壁5Eに隣位する上側傾斜壁5Dの一部分に至り、缶3における首部3bおよび肩部3cの外周面の一部を支持可能な大きさに形成されている。これにより、各缶3は、蓋部3a、首部3bおよび肩部3cの一部がカートン6から支持開口部10を介して露出され、首部3bが支持開口部10の円弧部分によって支持されるとともに肩部3cが支持開口部10の直線部分によって支持されながらカートン6の内部に収納されるようになっている。
また、頂壁5Eの中央部分には、側縁方向(長さ方向)に対向して配置される一対の指挿入片11が形成されている。両指挿入片11は、頂壁5Eの長手方向に直交するように配置される直線状の折曲線11aを有しており、両指挿入片11の折曲線11aは、両指挿入片11の内側において相互に対向するように配置されている。また両指挿入片11は、それぞれ折曲線11aの両端部を基端として頂壁5Eの開口端縁の方向にそれぞれ膨出するほぼ半円状の切り取り線11bを有し、頂壁5Eと折曲線11aを介して連結されている。
両側壁5Cは、それぞれカートン6の上下方向に並列される上部側板5Caと下部側板5Cbとを備えており、各側板5Ca、5Cbは折曲可能に連設されている。上部側板5Caには、一対の切断線12がそれぞれ一方の開口端縁から他方の開口端縁に至るように対向して配置され、両切断線12の間に形成される長片は、切断片13とされている。
底壁5Aの開口端縁には、カートン6の内部において端部開口2側に配置された缶3における胴部3dの外周面の下端部を支持する支持壁15が立設されており、支持壁15の一側縁は、底壁5Aの開口端縁に折曲可能に連設されている。
支持壁15の開放端縁には、該開放端縁の両端部または両端部近傍を基端として底壁5Aの方向に凹入する支持壁凹部15aが形成されている。本実施形態において支持壁凹部15aは、図4に示すように、両基端部が支持壁15の開放端縁の両端部に至り、全体的に緩やかな円弧状に形成されている。
本実施形態に係るカートン6の一実施例として、支持壁15は、底壁5A側の側縁方向の長手方向の寸法が111mm、開放端縁側の側縁方向の長さ寸法が108mm、端縁方向の幅寸法が25mmにそれぞれ形成され、支持壁凹部15aは、底壁5A方向への凹入寸法が3mmとなるように形成されている。
なお、本考案に係る包装体1における頂壁凹部7および支持壁凹部15aの凹入寸法や形状は、本実施形態の寸法や形状に限定されるものではなく、複数の包装体1が収納される箱体の内部に包装体1を収納しまたは前記箱体の内部から包装体1を取り出す際に、相互に端部開口2が対向する位置に隣位して配置される包装体1のカートン6との緩衝防止や頂壁5Eの強度等を考慮して決定される。例えば、頂壁凹部7および支持壁凹部15aの形状は、全体的に緩やかな円弧状であることに限定されず、図5(a)〜(c)に示すように、直線辺を有する形状であってもよい。
支持壁15は、両側縁がウェブ片18を介して折り返し片19に折曲可能に連設されており、折り返し片19は、下部側板5Cbの端部開口2側の開口端縁に折曲可能に連設されている。
本実施形態における包装体1のカートン6を構成するカートンブランク9は、図3に示すように、底壁5Aの一側縁に下側傾斜壁5Bを介して側壁5Cが連設され、側壁5Cの一側縁に頂壁5Eが連設され、頂壁5Eの一側縁に側壁5Cが連設され、側壁5Cの一側縁に下側傾斜壁5Bを介して連結板16が連設されている。また、底壁5Aの両開口端縁には支持壁15が連設され、支持壁15の一側縁にはウェブ片18を介して折り返し片19が連設されており、折り返し片19の一側縁は、下部側板5Cbの開口端縁に連設されている。さらに、連結板16の両端縁には連結片17が連設され、連結片17の一側縁にはウェブ片18を介して折り返し片19が連設されており、折り返し片19の一側縁は、下部側板5Cbの開口端縁に連設されている。
このカートンブランク9によってカートン6の内部に各缶3を収納して包装体1とするには、まず、所定の位置に並列配置された各缶3の蓋部3aおよび首部3bを支持開口部10に通し、頂壁5E、上側傾斜壁5D、側壁5C、下側傾斜壁5B、底壁5Aの間の折曲線11aを山折りにする。また、連結板16の外面を底壁5Aの内面に接着等により連結するとともに、連結片17の外面を支持壁15の側縁部分の内面に接着等により連結する。さらに、下部側板5Cbと折り返し片19の間の折曲線11aを山折りにし、ウェブ片18と折り返し片19の間の折曲線11aを谷折りにし、さらにウェブ片18と支持壁15との間の折曲線11aを山折りにして、折り返し片19の外面、ウェブ片18の内面、さらに支持壁15の内面を、カートン6の内部における端部開口2側に配置された缶3における胴部3dの外周面の一部分に対向させる。これにより、カートンブランク9は、カートン6の内部に各缶3が収納された包装体1を構成するようになっている。また、包装体1は、折り返し片19およびウェブ片18が缶3における胴部3dの外周面によって下側側板5Cbの内面に押さえつけられ、支持壁15が底壁5Aの開口端縁に立設されて、缶3がカートン6の内部から端部開口2を介して抜け落ちないように支持壁15によって缶3が支持されるようになっている。
次に本実施形態に係る包装体1の作用について説明する。
本実施形態に係る包装体1によれば、頂壁5Eの開口端縁に頂壁凹部7が形成されており、頂壁5Eの開口端縁が他の壁パネル5A〜5Dの開口端縁のうち最も外側に配置される開口端縁よりも頂壁5Eにおける内側に配置されることとなる。これにより、包装体1は、複数の包装体1が収納される箱体の内部に包装体1を収納する際または前記箱体の内部から包装体1を取り出す際に、カートン6の頂壁5Eが、端部開口2が対向する位置に隣位して配置される包装体1の頂壁5Eや底壁5Aと緩衝してしまうことを防止することができる。
また、本実施形態に係る包装体1によれば、支持壁15の開放端縁に支持壁凹部15aが形成されているので、支持壁15の開放端縁がカートン6の外側に膨出してしまうことを防止することができる。これにより、包装体1は、箱体の内部に包装体1を収納したりまたは箱体の内部から包装体1を取り出す際に、カートン6の支持壁15が、端部開口2が対向する位置に隣位して配置される包装体1の頂壁5Eと緩衝してしまうことを防止することができる。
したがって、本実施形態に係る包装体1は、箱体への収納および箱体からの取り出しを円滑に行うことができ、頂壁5Eや底壁5Aが破断してしまうことを防止することができる。
また、頂壁凹部7の両基端部を上側傾斜壁5Dの開口端縁に至るように形成することにより、頂壁5Eの開口端縁全体が、他の壁パネル5A〜5Dの開口端縁のうち最も外側に配置される開口端縁よりも頂壁5Eの内側に配置されることとなるので、包装体1は、カートン6の頂壁5Eが、箱体の内部において相互に端部開口2が対向する位置に隣位して配置される包装体1の頂壁5Eや底壁5Aと緩衝してしまうことをより確実に防止することができる。
さらに、本実施形態に係るカートンブランク9によれば、複数の包装体1が収納される箱体の内部に包装体1を収納する際または前記箱体の内部から包装体1を取り出す際に、カートン6の頂壁5Eが、端部開口2が対向する位置に隣位して配置される包装体1の頂壁5Eや底壁5Aと緩衝してしまうことを防止することができる包装体1のカートン6を構成することができる。
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
例えば、本実施形態に係るカートンブランク9は、側壁5Cに連設された連結板16を底壁5Aに接続することにより筒状のカートン6を形成するようになっているが、カートンブランク9の構成は本実施形態に限定されるものではなく、頂壁5E、一対の側壁5C、底壁5Aによって筒状のカートン6を形成可能な構成であればよい。
さらに、本実施形態においては、頂壁5Eが上側傾斜壁5Dを介して側壁5Cに連設されているが、本考案はこの構成に限定されず、例えば、頂壁5Eが側壁5Cに直接連設され、頂壁凹部7の基端部が側壁5Cに至るように形成してもよい。
また、本考案に係る包装体1におけるカートン6の内部に収納される被収納物3は、本実施形態の説明に用いた首長状の缶3や瓶に限定されず、両端に端部開口2を備えたカートン6に収納可能な円筒形状の缶3や、ペットボトル等の種々の被収納物3に適用することが可能である。
1 包装体
2 開口
3 被収納物(缶)
5 壁パネル
5A 底壁
5B 下側傾斜壁
5C 側壁
5Ca 上部側板
5Cb 下部側板
5D 上側傾斜壁
5E 頂壁
6 カートン
7 頂壁凹部
10 支持開口部
11 指挿入辺
11a 折曲線
11b 切り取り線
12 切断線
13 切断片
15 支持壁
15a 支持壁凹部

Claims (4)

  1. 頂壁を含む複数の壁パネルが筒状に連設され、両端に端部開口を備えたカートンを有しており、前記カートンの内部に複数の被収納物が収納される包装体において、
    前記頂壁における前記端部開口側の開口端縁に、該開口端縁の両端部または両端部近傍を基端とし、前記頂壁の内側方向に凹入する形状の頂壁凹部が形成されていることを特徴とする包装体。
  2. 前記頂壁に隣位して連設される前記壁パネルを傾斜壁とし、
    前記頂壁凹部の両基端部が、前記傾斜壁の開口端縁に至って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
  3. 前記頂壁に対向して配置される前記壁パネルを底壁とし、前記底壁の開口端縁に、前記カートンの内部において前記開口側に配置された被収納物の側面の下端部を支持する支持壁が立設されており、
    前記支持壁の開放端縁に、該開放端縁の両端部または両端部近傍を基端として前記底壁の方向に凹入する形状の支持壁凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装体。
  4. 頂壁を含む複数の壁パネルが一列に配されており、前記壁パネルを筒状に連設し両端に端部開口を備えたカートンを形成するカートンブランクにおいて、
    前記頂壁における前記カートンを形成した際に前記開口側に配置される開口端縁に、該開口端縁の両端部又は両端部近傍を基端とし、前記頂壁の内側方向に凹入する頂壁凹部が形成されていることを特徴とするカートンブランク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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