JP3212678U - 酒瓶用包装箱 - Google Patents

Abstract

【課題】杯（盃）を同梱する酒瓶用包装箱を提供する。【解決手段】上部を開口した外形直方体状の有底の箱本体１と、箱本体の蓋２とからなる酒瓶用包装箱において、箱本体内に中仕切り３を設けて、箱本体を酒瓶２０の収容部と杯２１の収容部とに分割することで、酒瓶と杯（盃）を一緒に包装することを可能とする。これにより酒類贈答品としての商品価値を大きく向上させることができる。【選択図】図１

Description

本考案は、瓶詰めの日本酒やワインなどを入れる包装箱に関するものである。

贈答用の酒類包装箱として、上部を開口した箱本体と蓋から成り、酒瓶を箱本体に横向きに収納するタイプ（例えば、特許文献１を参照。）や酒瓶を箱の上部から縦向きに収納するタイプ（例えば、特許文献２を参照。）が知られている。

実用新案登録第３０４３３９４号公報 実用新案登録第３０７０５４９号公報

しかしながら、従来の酒瓶包装容器は、酒類のみを収納するだけであり、杯（盃）を同梱するような包装箱はなかった。

本考案は、上部を開口した外形直方体状の有底の箱本体と、箱本体の蓋とからなる酒瓶用包装箱において、箱本体内に中仕切りを設けて、箱本体を酒瓶の収容部と杯の収容部とに分割することにより、または、上部を開口した外形直方体状の有底の箱本体と、箱本体の蓋とからなる酒瓶用包装箱において、箱本体内部を箱本体の長手方向に２分割する仕切壁を設けて、酒瓶の収容部と杯の収容部とを形成することにより、前述の課題を解決するものである。

上述の様に、本考案の酒瓶用包装箱は箱本体に酒瓶の収容部と杯の収容部とを設けることにより、酒瓶だけでなく杯（盃）をも同梱することができるようになり、贈答用や葬祭用としての商品価値の向上をもたらすものである。

第一の実施例に係る包装箱の斜視図である 第一の実施例に係る包装箱の平面図である 第一の実施例に係る包装箱の横断面図である 第二の実施例に係る包装箱の斜視図である

この包装箱は、図１乃至図３に示すように、箱本体１、蓋２、中仕切り３、緩衝材４から成っている。箱本体１は、底板５と、底板５の周辺部に形成された一対の長尺壁６と一対の短尺壁７から成る上部が開口した外形直方体形状を成す。箱本体１の内部に中仕切り（仕切壁）３を設けることで、箱本体１を２つの部屋に分割し、酒瓶収容部８と杯収容部９とを形成する。酒瓶収容部８には緩衝材４を介して酒瓶２０が収納される。また杯収容部９には杯が収納される。図面では図示していないものの、杯収容部９にも緩衝材を設けることも可能である。また杯が杯収容部９内で自由に動くことを防止するためには、杯収容部９の収納する杯２１の高さに合わせたサイズに設定することが望ましい。箱本体を長手方向に２分割する中仕切り（仕切壁）３を短尺壁７と平行に設けて、酒瓶収容部８と杯収容部９とを形成する。これにより酒瓶２０の頭部側に杯２１が収納されることとなる。なお、酒瓶２０と杯２１との位置関係は逆も可能である。

以上、図１乃至図３に基づき、日本酒の酒瓶と盃の場合について説明したが、図４に示すように、ワイン瓶とワイングラスの場合も同様に利用できるものである。
また本考案の包装箱は、桐等の木材や紙やその他プラスチック等の素材であっても適用可能である。
また、以上の説明においては、酒瓶を１本と盃１個の場合を説明したが、それぞれ複数の場合にも応用が可能である。
また、以上の説明で「杯」と表記しているものは、日本酒用の盃やワイン等に用いるグラス等を含むものである。

１ 箱本体
２ 蓋
３ 中仕切り（仕切壁）
４ 緩衝材
５ 底板
６ 長尺壁
７ 短尺壁
８ 酒瓶収容部
９ 杯収容部
２０ 酒瓶
２１ 杯（盃）

第一の実施例に係る包装箱の斜視図である 第一の実施例に係る包装箱の平面図である 第一の実施例に係る包装箱の横断面図である 第二の実施例に係る包装箱の斜視図である

Claims (2)

1. 上部を開口した外形直方体状の有底の箱本体と、箱本体の蓋とからなる酒瓶用包装箱において、箱本体内に中仕切りを設けて、箱本体を酒瓶の収容部と杯の収容部とに分割したことを特徴とする酒瓶用包装箱。
2. 上部を開口した外形直方体状の有底の箱本体と、箱本体の蓋とからなる酒瓶用包装箱において、箱本体内部を箱本体の長手方向に２分割する仕切壁を設けて、酒瓶の収容部と杯の収容部とを形成したことを特徴とする酒瓶用包装箱。

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