JP3221361U - 瓶包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩衝効果を備え、異なる胴径の瓶に対応可能な瓶包装体を提供する。【解決手段】円筒形状の胴部である瓶の包装体において、異なる胴径の瓶を収容可能とするシート材からなる包装体11であって、瓶を載置する四角形の底板部21と、瓶の胴部側に起立する第一側板部22とを備え、第一側板部22は、第一外側板23と、第一外側板23に対向する位置に第一内側板25と、第一外側板23と第一内側板25との間に空間部Kとを備え、第一内側板25は、下辺部から上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立し、収容可能とする胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶の胴部と接触して変形し得る。【選択図】図2

Description

本考案は、円筒形状の胴部である瓶の包装体に関する。
従来、ガラス等の瓶は衝撃に弱く、運搬の際には緩衝性のある包装体が用いられる。
また、瓶類は様々な形状や大きさのものが存在するため、各種の形状や大きさに合せた包装体が必要となる。
そこで、中仕切りの一部を切り離す構造とすることで瓶の高さ及び胴径に合せるように寸法調整可能とすることにより、異なった瓶形状であっても同一の化粧箱内に収容できるようにし、内箱とその蓋体となる外箱とを共用できるようにした包装体が知られている(特許文献1参照)。
しかし、このような中仕切りは、構成パーツを切除することで寸法調整を行っているため、切除の手間がかかる他、パーツ切除により緩衝性が失われるという問題がある。
特開H11−236036号公報
本考案は前記課題に鑑みてなされたものであって、緩衝効果を備え、異なる胴径の瓶に対応可能な瓶包装体の提供を課題とする。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
第1の考案では、円筒形状の胴部である瓶の包装体において、異なる胴径の瓶を収容可能とするシート材からなる包装体であって、瓶を載置する四角形の底板部と、瓶の胴部側に起立する第一側板部とを備え、前記第一側板部は、第一外側板と、前記第一外側板に対向する位置に第一内側板と、前記第一外側板と前記第一内側板との間に空間部とを備え、前記第一内側板は、下辺部から上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立し、収容可能とする胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶の胴部と接触して変形し得ることを特徴とする瓶包装体である。
第2の考案では、第1の考案であって、前記第一内側板は、収容可能とする異なる胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶の胴部が接触する位置付近に、前記第一内側板の一方の側辺部から他方の側辺部に至る線状の弱化部を備え、前記弱化部が前記第一外側板側に近づくように屈曲して変形し得ることを特徴とする瓶包装体である。
第3の考案では、第1又は第2の考案であって、前記第一外側板と前記第一内側板との間に第一端板を備えることを特徴とする瓶包装体である。
第4の考案では、第1から第3の考案のいずれかの考案であって、収容する瓶の胴底側及び頭部側に起立する第二側板部を有し、前記底板部と前記第一側板部と前記第二側板部とによって上方に開口部を有する収容部とし、前記開口部を塞ぐ閉塞部を備えることを特徴とする瓶包装体である。
第5の考案では、第4の考案であって、前記閉塞部は、天板部と、天板部の端縁から垂下する側板部とを備え、前記天板部は、前記収容部に瓶を収容して開口部を塞いだ状態において、瓶を上方から押さえて移動を阻止する突部を有する押さえ部材を備えることを特徴とする瓶包装体である。
第6の考案では、第5の考案であって、前記押さえ部材は、収容される瓶が胴部よりも細い瓶首部を有する場合においては瓶首部を押さえる位置に前記突部を有することを特徴とする瓶包装体である。
本考案によれば、緩衝効果を備え、異なる胴径の瓶に対応可能な瓶包装体とすることができる。
第一実施形態に係る瓶包装体11の収容部12の展開体1の平面図。 第一実施形態に係る瓶包装体11の収容部12の一部を切り欠いた斜視図。 第一実施形態に係る瓶包装体11の収容部12の組み立て完成後の斜視図。 第一実施形態に係る瓶包装体11の閉塞部13の展開体2の平面図。 第一実施形態に係る瓶包装体11の閉塞部13の組み立て完成後の斜視図。 第一実施形態に係る瓶包装体11の押さえ部材14の展開体3の平面図。 第一実施形態に係る瓶包装体11の押さえ部材14の組み立て完成後の斜視図。 第一実施形態に係る閉塞部13に押さえ部材14を設置した状態の一部を切り欠いた斜視図。 第一実施形態に係る瓶包装体11の収容部12において、(a)瓶X1を収容した状態を示す、図3おけるA―A方向の拡大端面図。(b)瓶X2を収容した状態を示す、図3おけるA―A方向の拡大端面図。 第一実施形態に係る瓶包装体11の収容部12に閉塞部13を被せた状態を簡略に示す透過斜視図。 第二実施形態に係る瓶包装体111の収容部112の展開体4の平面図。 第二実施形態に係る瓶包装体111の仕切体15の展開体5の平面図。 第二実施形態に係る瓶包装体111の収容部112、及び仕切体15の組み立て完成後の斜視図。 第二実施形態に係る瓶包装体111の収容部112、及び仕切体15の組み立て完成後の斜視図。 第二実施形態に係る瓶包装体111の収容部112において、(a)瓶X1を収容した状態を示す、図14おけるB―B方向の拡大端面図。(b)瓶X3を収容した状態を示す、図14おけるB―B方向の拡大端面図。 第二実施形態に係る瓶包装体111の収容部112に閉塞部113を被せた状態を示す斜視図。 本考案に係る他の実施形態を示す斜視図。
〔第一実施形態〕
本考案の第一実施形態に係る瓶包装体11について、図1から図10を用いて説明する。
以下に説明する本実施形態の瓶包装体11は、円筒形状の胴部である瓶の包装体である。
本実施形態における瓶包装体11は、異なる胴径の瓶、具体的には、胴径φ75mm〜胴径φ96mmの瓶であって、胴部よりも細い瓶首部を有する瓶1本を収容可能とするものである。
瓶包装体11は、段ボールシートを用いて作成されるものであるが、板紙など他のシート材で形成することもできる。
瓶包装体11は、収容部12と、閉塞部13と、閉塞部13に設置される押さえ部材14とからなる。
収容部12は図1に示す展開体1を図2に示すように折り曲げ組み立てて、図3に示す組み立て完成状態とする。
閉塞部13は図4に示す展開体2を組み立てて、図5に示す組み立て完成状態とする。
そして、図6に示す押さえ部材14の展開体3を組み立てて、図7に示す組み立て完成状態として閉塞部13に設置すれば、図8に示す状態となる。
図9は、収容部12に収容可能とする胴径の瓶を収容した状態を示す、図3おけるA―A方向の拡大端面図である。
図10は、収容部12に瓶を収容して、押さえ部材14を設置した閉塞部13を被せた状態を簡略に示した透過斜視図である。
まず、収容部12の構成について、図1に示す展開体1に従って説明する。図1は収容部内面側を紙面手前側として示している。
収容部12の展開体1は、底板部21の左右側に第一側板部22を備える。第一側板部22は、第一外側板23、第一額縁板24、第一内側板25、第一端板26によって構成される部分である。
具体的には、底板部21の左右側の端縁には、折曲部41を介して第一外側板23を連設している。第一外側板23の折曲部41と対向する側の端縁には、折曲部42を介して第一額縁板24を連設している。第一額縁板24の折曲部42と対向する側の端縁には、折曲部43を介して第一内側板25を連設している。第一内側板25の折曲部43と対向する側の端縁には、折曲部44を介して第一端板26を連設している。
図1における展開体1では、底板部21の左右幅を111mmに設計している。また、第一外側板23の左右幅を99mm、第一内側板25の左右幅を98mm、第一額縁板24の左右幅を10mm、第一端板26の左右幅を21mmに設計している。
第一内側板25には、第一内側板25の一方である前側の端縁(折曲部45)から他方の後側の端縁(折曲部45)に至る弱化部Y1、Y2を線状に設けている。本実施形態における弱化部Y1、Y2は押罫線で形成している。
弱化部Y1は、第一内側板25の左右側の端縁(折曲部44)から30mm離れた位置に形成している。弱化部Y2は、第一内側板25の左右側の端縁(折曲部44)から50mm離れた位置に形成している。
また、第一内側板25の前後側の端縁には折曲部45を介して延出板27を連設している。延出板27は、組み立て完成状態において、後述する第二外側板29と第二内側板31との間に配置する部分である。折曲部45付近には、切込部を設けている。
展開体1は、底板部21の前後側に第二側板部28を備える。第二側板部28は、第二外側板29、第二額縁板30、第二内側板31によって構成される部分である。
具体的には、底板部21の前後側の端縁には、折曲部46を介して第二外側板29を連設している。第二外側板29の折曲部46と対向する側の辺部には、折曲部47を介して第二額縁板30を連設している。第二額縁板30の折曲部47と対向する側の端縁には、折曲部48を介して第二内側板31を連設している。第二内側板31の左右側の端縁には突部を有しており、組み立て完成状態において切込部に係止される。
また、展開体1は、第一外側板23と第二外側板29との間に折曲部49、折曲部50を介して連結板32を備える。連結板32には、底板部21の隅部を始点として連結板32を略二等分する折曲部51を形成している。連結板32は、組み立て完成状態において、第二外側板29と第二内側板31との間に配置する部分である。
次に、収容部12の組み立てについて、図1〜図3に従って説明する。
収容部12は、第一側板部22、第二側板部28を底板部21に対して起立し、延出板27、連結板32を第二外側板29と第二内側板31との間に配置し、突部を切込部に係止して、第一内側板25、第二内側板31の揺動を規制することで組み立てが完成する。
さらに、具体的に説明する。
まず、底板部21と第一外側板23との間の折曲部41を折り曲げて、第一外側板23と、これに連続する第一額縁板24、第一内側板25、第一端板26を底板部21に対して起立するとともに第二外側板29と連結板32との間の折曲部49を折り曲げて、連結板32を第二外側板29に対して起立する。
続いて、第一外側板23と第一額縁板24との間の折曲部42、第一額縁板24と第一内側板25との間の折曲部43を折り曲げて、第一額縁板24を介して第一内側板25を第一外側板23と対向する位置に起立する。そして、第一内側板25の側辺部の折曲部45を折り曲げて、延出板27を第二外側板29側へ配置する。
次に、第一内側板25と第一端板26との間の折曲部44を折り曲げて、第一端板26の自由端縁を第一外側板23に付き当て、底板部21と重ねる。この状態において、第一外側板23と第一内側板25との間に第一端板26が配置され、第一外側板23と第一内側板25との間には空間部Kが形成される。
この状態において、第一内側板25は折曲部43を有する側が上辺部、折曲部44を有する側が下辺部である。また、組み立て完成状態において第二内側板31と隣接する辺部が側辺部である。
第一内側板25は、この状態において下辺部となる折曲部44から上辺部となる折曲部43に向かって外側方向に傾斜して起立している。また、弱化部Y1、Y2は、第一内側板25の一方の側辺部(折曲部45)から他方の側辺部(折曲部45)に至る位置に配置される。
続いて、底板部21と第二外側板29との間の折曲部46を折り曲げて、第二外側板29と、これに連続する第二額縁板30、第二内側板31を底板部21に対して起立するとともに、第一外側板23と連結板32との間の折曲部50、連結板32を略二等分する折曲部51を折り曲げ、折曲部51を介して連結板32の表面同士を重ね合わせて第二外側板29側に配置する。
次に、第二外側板29と第二額縁板30との間の折曲部47、第二額縁板30と第二内側板31との間の折曲部48を折り曲げ、第一額縁板30を介して第二内側板31を第二外側板29と対向する位置に起立し、延出板27、及び連結板32を第二外側板29と第二内側板31との間に配置し、第二内側板31の側辺部に形成した突部を第一内側板25の折曲部45付近に設けた切込部に係止して、第一内側板25、第二内側板31の揺動を規制する。図2は左右側の第一側板部22、及び後側の第二側板部28を立ち上げた状態であって、構造を明らかにするために一部を切り欠いた斜視図である。
組み立てられた収容部12に瓶を収容した状態を図3に示す。
底板部21に載置した瓶の胴部側には第一側板部22が起立し、胴底側及び頭部側には第二底板部28が起立し、上方に開口部を有する収容部12を形成している。
組み立てが完成した状態では、右側の第一内側板25と左側の第一内側板25との間幅(左右幅)は底板部21付近において69mmであり、上方の開口部付近において91mmである。
次に、閉塞部13の構成について、図4に示す展開体2に従って説明する。図4は閉塞部13内面側を紙面手前側として示している。
閉塞部13の展開体2は、天板部61の左右側に第一閉塞側板部62を備える。第一閉塞側板部62は、第一閉塞外側板63、第一閉塞内側板64、第一閉塞端板65によって構成される。
具体的には、天板部61の左右側の端縁には、折曲部81を介して第一閉塞外側板63を連設している。第一閉塞外側板63の折曲部81と対向する側の端縁には、折曲部82を介して第一閉塞内側板64を連設している。また、第一閉塞内側板64の折曲部82と対向する端縁には、折曲部83を介して第一閉塞端板65を連設している。
また、第一閉塞内側板64の前後側の端縁には折曲部84を介して延出板66を連設している。延出板66は、組み立て完成状態において、後述する第二閉塞外側板68と第二閉塞内側板69との間に配置する部分である。折曲部84付近には切込部を設けている。
また、展開体2は、天板部61の前後側に第二閉塞側板部67を備える。第二閉塞側板部67は、第二閉塞外側板68、第二閉塞内側板69、第二閉塞端板70によって構成される。
具体的には、天板部61の前後側の端縁には、折曲部85を介して第二閉塞外側板68を連設している。第二閉塞外側板68の折曲部85と対向する側の端縁には、折曲部86を介して第二閉塞内側板69を連設している。また、第二閉塞内側板69の折曲部86と対向する側の端縁には、折曲部87を介して第二閉塞端板70を連設している。
また、第二閉塞内側板69の左右端縁、第二閉塞端板70の左右端縁には突部を設けており、組み立て完成状態において前述の切込部に係止される。
また、展開体2は、第一閉塞外側板63と第二閉塞外側板68との間に折曲部88、折曲部89を介して連結板71を備える。連結板71には、天板部61の隅部を始点として連結板71を略二等分する折曲部90を形成している。連結板71は、組み立て完成状態において、第二閉塞外側板68と第二閉塞内側板69との間に配置する部分である。
次に、閉塞部13の組み立てについて、図4、図5に従って説明する。
閉塞部13は、第一閉塞側板部62、第二閉塞側板部67を天板部61から垂下させ、延出板66、連結板71を第二閉塞外側板68と第二閉塞内側板69との間に配置し、第一閉塞端板65、第二閉塞端板70を天板部61に重ねるとともに、第二閉塞内側板69の左右端縁、及び第二閉塞端板70の左右端縁に形成した突部を折曲部84付近の切込部に係止して、第一閉塞内側板64、第二閉塞内側板69の揺動を規制し形態を保持することで組み立てが完成する。
具体的に説明すると、まず、展開体2の天板部61と第一閉塞外側板63との間の折曲部81を折り曲げて、第一閉塞外側板63と、これに連続する第一閉塞内側板64、第一閉塞端板65を天板部61から起立させるとともに第二閉塞外側板68と連結板71との間の折曲部88を折り曲げて、連結板71を第二蓋外側板68から起立させる。
続いて、天板部61と第二閉塞外側板68との間の折曲部85を折り曲げて、第二閉塞外側板68と、これに連続する第二閉塞内側板69、第二閉塞端板70を天板部61から起立させるとともに、第一閉塞外側板63と連結板71との間の折曲部89、連結板71を略二等分する折曲部90を折り曲げ、折曲部90を介して連結板71の表面同士を重ね合わせて第二閉塞外側板68側に配置する。
続いて、第一閉塞外側板63と第一閉塞内側板64との間の折曲部82を折り曲げて、第一閉塞内側板64を第一閉塞外側板63と対向する位置に配置する。続いて、第一閉塞内側板64と第二閉塞端板65との間の折曲部83を天板部61の内側方向に折り曲げて第一閉塞端板65を天板部61に重ねる。
次に、第一閉塞内側板64と延出板66の間の折曲部84を折り曲げて、延出板66を第二閉塞外側板68側へ配置する。
次に、第二閉塞外側板68と第二蓋内側板69との間の折曲部86を折り曲げ、第二閉塞内側板69を第二閉塞外側板68と対向する位置に配置し、延出板66、連結板71を第二閉塞外側板68と第二閉塞内側板69との間に配置し、第二閉塞内側板69と第二閉塞端板70との間の折曲部87を天板部61の内側方向へ折り曲げて第二閉塞端板70を天板部61に重ねる。
そして、第二閉塞内側板69の左右端縁、及び第二閉塞端板70の左右端縁に形成した突部を折曲部84付近の切込部に係止して、第一閉塞内側板64、第二閉塞内側板69の揺動を規制すれば、組み立てが完成する。
次に、押さえ部材14について説明する。押さえ部材14は、閉塞部13の天板部61内面側に組み込まれる部材である。
まず、押さえ部材14の構成について、図6に示す展開体3に従って説明する。図6は突部92が突出を有する面を紙面手前側として示している。
押さえ部材14の展開体3は、重合部91a、重合部91bと、突起部92とによって構成される。
具体的には、押さえ部材14は、突部92の前後側に重合部91a、重合部91bを設けている。
突部92は、左右側の側縁部93と、側縁部93の前後側の端部同士を結ぶ折曲部94と、折曲部94の前後間に設けられた折曲部95によって構成される。折曲部94と折曲部95との間の領域は突部92を形成する。
重合部91a、重合部91bの左右幅は、閉塞部13の天板部61の左右幅と略同一である。また、重合部91aの前後幅と、重合部91bの前後幅の和は、閉塞部13の天板部61の前後幅の長さと略同一である。
次に、押さえ部材14の組み立てについて図7を用いて説明する。
押さえ部材14を組み立てるには、折曲部94を谷折りし、折曲部95を山折りして、突部92を重合部91aと重合部91bから突出させればよい。この状態においては、重合部91aの前端縁と重合部91bの後端縁とが接触する。
押さえ部材14を閉塞部13に設置するには、図8に示すように、閉塞部13の天板部61と第一閉塞端板65との間、及び天板部61と第二閉塞端板70との間に、重合板91a、重合板91bを挟み込んで天板部61の内面と重ね合わせ、突部92を突出させればよい。
次に、使用状態について説明する。
本実施形態における瓶包装体11は、異なる胴径の瓶、具体的には、胴径φ75mm〜胴径φ96mmの瓶を1本収容可能である。
例えば、収容部12に胴径φ75mmである瓶X1を収容した状態を、図9(a)において、図3おけるA―A方向の拡大端面図として示している。
本実施形態では、収容部12に胴径φ75mmである瓶X1を収容すると、左右側の第一内側板25の間に瓶X1の胴部が接触して丁度よく収まるように設計している。
このとき、第一内側板25は、下辺部からから上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立しているため、瓶X1の胴部の半径となる高さ(H1)37.5mmよりもやや下側と接触する。瓶X1の胴部と左右の第一内側板25とが接触する箇所における左側の第一内側板25と右側の第一内側板25との間の左右幅は約74.4mmである。
このとき、瓶X1の胴部と第一内側板25とは隙間なく接しているが、弱化部Y1、Y2は変形していない。
次に、収容部12に胴径φ96mmである瓶X2を収容した状態を、図9(b)において、図3おけるA―A方向の拡大端面図として示している。
本実施形態における収容部12は、上述のように胴径φ75mmである瓶X1を丁度よく収容できる寸法に設定されている。そのため、胴径φ96mmである瓶X2を収容すると第一内側板25には瓶X2の圧がかかり、第一内側板25の収容した瓶X2の胴部付近に押罫線で形成された弱化部Y1、Y2が第一外側板23側へ屈曲して、第一内側板25が変形しつつ瓶を収容する。
このとき、第一内側板25は、下辺部からから上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立しているため、瓶X2の胴部の半径となる高さ(H2)48mmよりもやや下側で最大圧を受けて変形しつつ瓶を収容する。
瓶X1、瓶X2のいずれかを収容部12に収容した後は、図10に示すように、閉塞部13を被せて開口部を閉塞する。
閉塞部13は、この状態において天板部61の端縁から第一閉塞側板部62、及び第二閉塞側板部67が垂下している。
そして、押さえ部材14の突部92は、収容した瓶の瓶首部付近に突き当たっている。
上記のように、本考案の瓶包装体11は、円筒形状の胴部である瓶の包装体において、異なる胴径の瓶(本実施形態においては、胴径φ75mm〜胴径φ96mmの瓶)を収容可能とするシート材からなる包装体であって、瓶を載置する四角形の底板部21と、瓶の胴部側に起立する第一側板部22とを備え、第一側板部22は、第一外側板23と、第一外側板23に対向する位置に第一内側板25と、第一外側板23と第一内側板25との間に空間部Kとを備え、第一内側板25は、下辺部から上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立し、収容可能とする異なる胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶(本実施形態においては、瓶X2)の胴部と接触して変形し得る瓶包装体である。
このため、胴径φ75mmである瓶X1を丁度よく収容する収容部12において、瓶X2の胴部の半径となる高さ(H2)48mmにおける右側の第一内側板25と左側の第一内側板25との間幅(左右幅)は約80mmであって瓶X2の胴径よりも狭いが、第一内側板25が第一外側板23側へ変形して瓶の収容を許容し、第一外側板23と第一内側板25との間の空間部Kが緩衝効果を発揮する。
さらに第一内側板25は、下辺部から上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立しているので、瓶の胴部に斜面で接して変形する。そのため、仮に第一内側板25が傾斜しておらず垂直に起立する場合に同じ胴径の瓶を収容した場合と比較して、第一内側板25の変形量を少なくして緩衝効果を高めることができる。
また、本考案の瓶包装体11は、第一内側板25は、収容可能とする異なる胴径の瓶(本実施形態においては、胴径φ75mm〜胴径φ96mmの瓶)のうち少なくとも一の瓶(本実施形態においては、瓶X2)の胴部が接触する位置付近に、第一内側板25の一方の側辺部(折曲部45)から他方の側辺部(折曲部45)に至る線状の弱化部Y1、Y2を備え、弱化部Y1、Y2が第一外側板23側に近づくように屈曲して変形し得る瓶包装体である。
このため、上記効果に加え、第一内側板25は収容可能とする胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶(本実施形態においては、胴瓶X2)の胴部と接触した際に、弱化部Y1、Y2が屈曲して容易に変形する。
また、本考案の瓶包装体11は、第一外側板23と第一内側板25との間に第一端板26を備えている。
このため、上記効果に加え、第一内側板25に収容する瓶の圧がかかっても、第一端板26が突っ張り、第一外側板23と第一内側板25との間の空間部Kを保持して緩衝効果を得ることができる。
また、本考案の瓶包装体11は、収容する瓶の胴底側及び頭部側に起立する第二側板部28を有し、底板部21と第一側板部22と第二側板部28とによって上方に開口部を有する収容部12とし、開口部を塞ぐ閉塞部13を備える瓶包装体である。
このため、上記効果に加え、収容部12と閉塞部13によって例えば贈答用の包装箱としても使用することができる。
また、閉塞部13は、天板部61と、天板部61の端縁から垂下する第一閉塞側板部62、第二閉塞側板部67とを備え、天板部61は、収容部12に瓶を収容して開口部を塞いだ状態において、瓶を上方から押さえて移動を阻止する突部92を有する押さえ部材14を備える。
このため、上記効果に加え、収容した瓶の移動を押さえて保護することができる。
また、押さえ部材14は、瓶首部を押さえる位置に突部92を有する。
このため、上記効果に加え、特に前後方向への瓶の移動を押さえて保護することができる。
〔第二実施形態〕
本考案の第二実施形態に係る瓶包装体111について、図11から図16を用いて説明する。本実施形態において、第一実施形態と同様の部分については説明を簡略とし、異なる部分を中心に説明する。
以下に説明する本考案の瓶包装体111は、円筒形状の胴部である瓶の包装体であって、異なる胴径の瓶、具体的には、胴径φ75mm〜胴径φ85mmの瓶であって胴部よりも細い瓶首部を有する瓶を2本収容可能とするように構成されている。
本実施形態における瓶包装体111は、主には、仕切体15を有する構成、及び閉塞部113の構成において、第一実施形態に係る瓶包装体11と異なる。
瓶包装体111は、収容部112と、閉塞部113、及び仕切体15とからなる。
収容部112は図11に示す展開体4を組み立てて完成させる。
仕切体15は図12に示す展開体5を組み立てて完成させ、収容部112に設置する。
図13は、収容部112、仕切体15の組み立て完成状態を示している。
図14は、組み立てた収容部112に仕切体15を設置して、瓶を収容した状態を示す斜視図である。
図15は、収容部112に収容可能とする胴径の瓶を収容した状態を示す、図14おけるB―B方向の拡大端面図である。
閉塞部113はスリーブ状であり、図16に示すように、瓶を収容した収容部112が差し込まれ、収容部112の開口部を閉塞する。
まず、収容部112の構成について、図11に示す展開体4に従って説明する。図11は収容部内面側を紙面手前側として示している。
収容部112の展開体4は、底板部21の左右側に第一側板部22を備える。第一側板部22は、第一外側板23、第一額縁板24、第一内側板25、第一端板26によって構成され、第一内側板25の前後側の側辺部には延出板27を連設している。
また、底板部21の前後側に第二側板部28を備える。第二側板部28は、第二外側板29、第二額縁板30、第二内側板31によって構成される。第一外側板23と第二外側板29との間には連結板32を備える。これらの構成は、第一実施形態に係る収容部12と同様であるので、詳細な説明は省略する。
また、本実施形態においては、第一外側板23、第一内側板25、第一額縁板24、第一端板26の左右幅は第一実施形態に係る収容部12と同じ幅である。
第一内側板25には弱化部Y1、Y2を設けているが、位置や形状は第一実施形態に係る収容部12と同様である。
ただし、底板部21の左右幅を217mmに設計しているところが第一実施形態に係る収容部12とは異なる構成である。
収容部112を組み立てるには、第一実施形態に係る収容部12と同様に、第一側板部22、第二側板部28を底板部21に対して起立し、延出板27、連結板32を第二外側板29と第二内側板31との間に配置し、突部を切込部に係止すれば、図13に示す組み立て完成状態となる。
組み立てられた収容部112に瓶を収容した状態を図14に示す。底板部21に載置した瓶の胴部側には第一側板部22が起立し、胴底側及び頭部側には第二側板部28が起立し、上方に開口部を有する収容部112を形成している。
組み立てが完成した状態では、右側の第一内側板25と左側の第一内側板25との間幅(左右幅)は底板部21付近において175mmであり、上方の開口部付近において197mmである。
次に、仕切体15について説明する。
仕切体15は、収容部112に設置される部材である。
まず、仕切体15の構成について、図12に示す展開体5に従って説明する。図12は仕切部102が起立を有する面を紙面手前側として示している。
仕切体15の展開体5は、主には、重合部101a、101b、仕切部102、瓶首固定部103によって構成される。
具体的には、仕切体15は、仕切部102の左右側に折曲部111を介して重合部101aを設けている。折曲部111付近には仕切部102を切り込んで突っ張り部を設けている。
仕切部102には、折曲部111の間に折曲部112を設けている。折曲部112に挟まれた領域は、組み立て完成状態において、上縁部102aを形成する。
重合部101aの後端縁には、折曲部113を介して瓶首保持部103を設けている。瓶首保持部103には瓶首受部103aを孔状に穿っており、その左右側には折曲部114を設けている。
また、瓶首保持部103の折曲部113と対向する端縁には、折曲部115を介して重合部101bを設けている。
次に、仕切体15の組み立てについて図12、図13を用いて説明する。
仕切体15を組み立てるには、まず、折曲111を谷折りし、折曲部112を山折りして仕切部102を重合部101aから起立させる。この状態において、仕切部102は、図13に示すように突っ張り部が左右の仕切部102に当たって突っ張るため、頂部を上縁部102aとして下辺部に向かって広がる山形に起立する。
次に、折曲部113を谷折りし、折曲部114を山折りし、さらに、折曲部115を谷折りして、瓶首保持部103を重合部101a、101bから起立させれば、組み立てが完成する。この状態において、瓶首保持部103は、折曲部114を頂部として介して山形に起立し、瓶首受部103aは図13に示すように、略U字形状に凹んだ形状となる。
組み立てられた仕切体15は、収容部112に設置される。
次に、閉塞部113について説明する。閉塞部113の展開体については図示を省略する。
閉塞部113は、図16に示すように底板部121、左右の側板部122、天板部123からなるスリーブ状の閉塞部である。収容部112に瓶を収容した後、閉塞部113に差し込めば、開口部が閉塞される。
次に、使用状態について説明する。
本実施形態における瓶包装体111は、異なる胴径の瓶、具体的には、胴径φ75mm〜胴径φ85mmの瓶を2本収容可能である。
収容された瓶の瓶首部は仕切体15の瓶首固定部103によって保持される。
例えば、収容部112に胴径φ75mmである瓶X1を収容した状態を、図15(a)において、図14おけるB―B方向の拡大端面図として示している。
本実施形態では、収容部112に胴径φ75mmである瓶X1を収容すると、第一内側板25と仕切部102との間に瓶X1の胴部が接触して丁度よく収まるように設計している。
このとき、第一内側板25は下辺部(折曲部44)からから上辺部(折曲部43)に向かって外側方向に傾斜して起立し、及び仕切部102は下辺部(折曲部111)から上辺部(折曲部112)に向かって収容部12の中央方向に傾斜しているため、瓶X1の胴部の半径となる高さ(H1)37.5mmよりもやや下側と接触する。瓶X1の胴部と第一内側板25及び仕切部102とが接触する箇所における、第一内側板25と仕切部102との間の左右幅は約74.4mmである。
このとき、瓶X1の胴部と第一内側板25及び仕切部102とは隙間なく接しているが、弱化部Y1、Y2は変形していない。
次に、収容部112に胴径φ85mmである瓶X3を収容した状態を、図15(b)において、図14おけるB―B方向の拡大端面図として示している。
本実施形態における収容部112は、上述のように胴径φ75mmである瓶X1を丁度よく収容できる寸法に設定されている。そのため、胴径φ85mmである瓶X3を収容すると第一内側板25には瓶X3の圧がかかり、第一内側板25の収容した瓶X3の胴部付近に押罫線で形成された弱化部Y1、Y2が第一外側板23側へ屈曲して、第一内側板25が変形しつつ瓶を収容する。
このとき、第一内側板25は、下辺部からから上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立しているため、瓶X3の胴部の半径となる高さ(H3)42.5mmよりもやや下側で最大圧を受けて変形しつつ瓶を収容する。同様に、仕切部102にも圧はかかるが、第一内側板25に形成した弱化部Y1、Y2が先に屈曲するため仕切部102への圧は第一内側板25への圧よりは軽く、撓みが生ずる程度である。
瓶X1、瓶X3のいずれかを収容部112に収容した後は、図16に示すように、閉塞部113に差し込んで開口部を閉塞する。
上記のように、本考案の瓶包装体111は、円筒形状の胴部である瓶の包装体において、異なる胴径の瓶(本実施形態においては、胴径φ75mm〜胴径φ85mmの瓶)を収容可能とするシート材からなる包装体であって、瓶を載置する四角形の底板部21と、瓶の胴部側に起立する第一側板部22とを備え、第一側板部22は、第一外側板23と、第一外側板23に対向する位置に第一内側板25と、第一外側板23と第一内側板25との間に空間部Kとを備え、第一内側板25は、下辺部から上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立し、収容可能とする異なる胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶(本実施形態においては、瓶X3)の胴部と接触して変形し得る瓶包装体である。
このため、胴径φ75mmである瓶X1を丁度よく収容する収容部112において、瓶X3の胴部の半径となる高さ(H3)42.5mmにおける第一内側板25と仕切部102との間幅(左右幅)は約78mmであって瓶X3の胴径よりも狭いが、第一内側板25が第一外側板23側へ変形してこれらの瓶の収容を許容し、第一外側板23と第一内側板25との間の空間部Kが緩衝効果を発揮する。
さらに第一内側板25は、下辺部から上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立しているので、瓶の胴部に斜面で接して変形する。そのため、仮に第一内側板25が傾斜しておらず垂直に起立する場合に同じ胴径の瓶を収容した場合と比較して、第一内側板25の変形量を少なくして緩衝効果を高めることができる。
また、本考案の瓶包装体111は、第一内側板25は、収容可能とする異なる胴径の瓶(本実施形態においては、胴径φ75mm〜胴径φ85mmの瓶)のうち少なくとも一の瓶(本実施形態においては、瓶X3)の胴部が接触する位置付近に、第一内側板25の一方の側辺部(折曲部45)から他方の側辺部(折曲部45)に至る線状の弱化部Y1、Y2を備え、弱化部Y1、Y2が第一外側板23側に近づくように屈曲して変形し得る瓶包装体である。
このため、上記効果に加え、第一内側板25は収容可能とする胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶(本実施形態においては、瓶X3)の胴部と接触した際に、弱化部Y1、Y2が屈曲して容易に変形する。
また、本考案の瓶包装体111は、第一外側板23と第一内側板25との間に第一端板26を備えている。
このため、上記効果に加え、第一内側板25に収容する瓶の圧がかかっても、第一端板26が突っ張り、第一外側板23と第一内側板25との間の空間部Kを保持して緩衝効果を得ることができる。
また、本考案の瓶包装体111は、収容する瓶の胴底側及び頭部側に起立する第二側板部28を有し、底板部21と第一側板部22と第二側板部28とによって上方に開口部を有する収容部112とし、開口部を塞ぐスリーブ状の閉塞部113を備える瓶包装体である。
このため、上記効果に加え、収容部112と閉塞部113によって例えば贈答用の包装箱としても使用することができる。
以上、本考案の第一実施形態である瓶包装体11、第二実施形態である瓶包装体111について説明したが、本考案の技術的範囲はこれらの実施形態に限定されるものではない。
例えば、瓶包装体11は瓶1本を収容する構成とし、瓶包装体111は瓶2本を収容する構成としているが、3本以上を収容する構成としてもよい。
また、弱化部は1箇所でも、あるいは複数箇所設けてもよく、第一内側板25が収容する瓶の圧によって第一外側板23側に屈曲しやすくするために弱化させる手段であれば、押罫線以外にもミシン線や切線で形成してもよい。
また、閉塞部は、収容部とは別体に設けても、収容部と一体に設けてもよく、形式は限定されない。
図17に他の実施形態の例を示す。図示する瓶包装体211は、底板部221の左右側に第一側板部222を起立している。第一側板部222は、底板部221の左右端縁に連続して第一内側板223を設け、第一内側板223と対向する位置に第一外側板224を連続して設け、第一外側板224に第一端板225を連続して設け、第一端板225の自由端縁を第一内側板23に突き当てて、第一内側板223と第一外側板224との間に空間部Kを設けている。第一内側板223には、ミシン線によって弱化部Y3が設けられている。
このように構成した瓶包装体211を、所謂、蓋身式包装箱の身箱に設置して瓶を収容してもよい。
1、2、3、4、5 展開体
11、111、211 瓶包装体
12、112、 収容部
13、113 閉塞部
14 押さえ部材
15 仕切体
21 底板部
22、222 第一側板部
23、224 第一外側板
24 第一額縁板
25、223 第一内側板
26、225 第一端板
27 延出板
28 第二側板部
29 第二外側板
30 第二額縁板
31 第二内側板
32 連結板
41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51 折曲部
61 天板部
62 第一閉塞側板部
63 第一閉塞外側板
64 第一閉塞内側板
65 第一閉塞端板
66 延出板
67 第二閉塞側板部
68 第二閉塞外側板
69 第二閉塞内側板
70 第二閉塞端板
71 連結板
81、82、83、84、85、86、87、88、89、90 折曲部
91a、91b 重合部
92 突部
93 側縁部
94、95 折曲部
101a、101b 重合部
102 仕切部
102a 上縁部
103 瓶首保持部
103a 瓶首受部
111、112、113、114、115 折曲部
K 空間部
Y1、Y2、Y3 弱化部
X1 胴径φ75mmの瓶
X2 胴径φ96mmの瓶
X3 胴径φ85mmの瓶

Claims (6)

  1. 円筒形状の胴部である瓶の包装体において、異なる胴径の瓶を収容可能とするシート材からなる包装体であって、瓶を載置する四角形の底板部と、瓶の胴部側に起立する第一側板部とを備え、前記第一側板部は、第一外側板と、前記第一外側板に対向する位置に第一内側板と、前記第一外側板と前記第一内側板との間に空間部とを備え、前記第一内側板は、下辺部から上辺部に向かって外側方向に傾斜して起立し、収容可能とする胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶の胴部と接触して変形し得ることを特徴とする瓶包装体。
  2. 前記第一内側板は、収容可能とする異なる胴径の瓶のうち少なくとも一の瓶の胴部が接触する位置付近に、前記第一内側板の一方の側辺部から他方の側辺部に至る線状の弱化部を備え、前記弱化部が前記第一外側板側に近づくように屈曲して変形し得ることを特徴とする、請求項1に記載する瓶包装体。
  3. 前記第一外側板と前記第一内側板との間に第一端板を備えることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載する瓶包装体。
  4. 収容する瓶の胴底側及び頭部側に起立する第二側板部を有し、前記底板部と前記第一側板部と前記第二側板部とによって上方に開口部を有する収容部とし、前記開口部を塞ぐ閉塞部を備えることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載する瓶包装体。
  5. 前記閉塞部は、天板部と、天板部の端縁から垂下する側板部とを備え、前記天板部は、前記収容部に瓶を収容して開口部を塞いだ状態において、瓶を上方から押さえて移動を阻止する突部を有する押さえ部材を備えることを特徴とする、請求項4に記載する瓶包装体。
  6. 前記押さえ部材は、収容される瓶が胴部よりも細い瓶首部を有する場合においては瓶首部を押さえる位置に前記突部を有することを特徴とする、請求項5に記載する瓶包装体。
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