JP2014208628A - ニトリル化合物の製造方法 - Google Patents

ニトリル化合物の製造方法 Download PDF

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JP2014208628A JP2014063276A JP2014063276A JP2014208628A JP 2014208628 A JP2014208628 A JP 2014208628A JP 2014063276 A JP2014063276 A JP 2014063276A JP 2014063276 A JP2014063276 A JP 2014063276A JP 2014208628 A JP2014208628 A JP 2014208628A
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Abstract

【課題】式(1)で示される化合物から、式(4)で示されるニトリル化合物をより少ない工程で製造する。
【解決手段】式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物と式(3)で示される化合物とを反応させる式(4)で示されるニトリル化合物の製造方法。
Figure 2014208628

Figure 2014208628

【選択図】なし

Description

本発明は、ニトリル化合物の製造方法に関する。
特許文献1には、式(4)
Figure 2014208628
(式中、Rはハロゲン原子を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基を表す。Rは炭素数1〜6のアルキル基を表す。)
で示されるニトリル化合物は有害昆虫類及び有害節足動物に対して有用であることが記載されている。
特許文献1には、式(1)
Figure 2014208628
(式中、Rは上記と同じ意味を表す。)
で示される化合物と1,4−シクロヘキサンジオンモノエチレンアセタールとを反応させ、生成したオレフィン化合物を還元した後、生成物のエチレンアセタール部をメトキシイミノ基へ変換する、式(4)で示されるニトリル化合物の製造方法が記載されている。
特開2009−256302号公報
特許文献1に記載の製造方法は、式(1)で示される化合物を出発物質とする、少なくとも4つの工程を含む方法であり、工程数の点で、工業的に必ずしも満足できるものではなかった。
本発明は、以下の通りである。
[1]式(1)
Figure 2014208628
(式中、Rはハロゲン原子を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基を表す。)
で示される化合物と式(2)
Figure 2014208628
(式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を表す。)
で示される化合物と式(3)
Figure 2014208628
(式中、R、R及びRはそれぞれ独立して炭素数1〜20のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜20のアルキル基又は置換基を有していてもよいベンジル基を表し、Rはそれぞれ独立して炭素数1〜20のアルキル基を表す。)
で示される化合物とを反応させる式(4)
Figure 2014208628
(式中、R及びRは上記と同じ意味を表す。)
で示されるニトリル化合物の製造方法。
[2] Rが、炭素数1〜20のアルキル基又はベンジル基である[1]に記載の製造方法。
[3]式(5)
Figure 2014208628
(式中、R、R、R及びRは上記と同じ意味を表す。Xは水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオンを表す。)
で示される化合物と式(6)
Figure 2014208628
(式中、Rは上記と同じ意味を表す。Mはアルカリ金属イオンを表す。)
で示される化合物とを反応させて、式(3)で示される化合物を得、得られた式(3)で示される化合物と式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物とを反応させる[1]又は[2]記載の製造方法。
[4]式(5)
Figure 2014208628
(式中、R、R、R及びRは上記と同じ意味を表す。Xは水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオンを表す。)
で示される化合物と式(7)
Figure 2014208628
(式中、Mはアルカリ金属イオンを表す。)
で示される化合物と式(8)
Figure 2014208628
(式中、Rは上記と同じ意味を表す。)
で示される化合物とを反応させて、式(3)で示される化合物を得、得られた式(3)で示される化合物と式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物とを反応させる[1]又は[2]に記載の製造方法。
[5]式(5)で示される化合物と式(7)で示される化合物と式(8)で示される化合物とを非水系で反応させる[4]に記載の製造方法。
[6]式(5)
Figure 2014208628
(式中、R、R、R及びRは上記と同じ意味を表す。Xは水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオンを表す。)
で示される化合物と式(7)
Figure 2014208628
(式中、Mはアルカリ金属イオンを表す。)
で示される化合物とを混合し、得られた混合物に、式(8)
Figure 2014208628
(式中、Rは上記と同じ意味を表す。)
で示される化合物を混合して、式(3)で示される化合物を得、得られた式(3)で示される化合物と式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物とを反応させる[1]又は[2]に記載の製造方法。
[7]式(7)
Figure 2014208628
(式中、Mはアルカリ金属イオンを表す。)
で示される化合物と式(8)
Figure 2014208628
(式中、Rは上記と同じ意味を表す。)
で示される化合物とを反応させて、式(6)
Figure 2014208628
(式中、Rは上記と同じ意味を表す。Mはアルカリ金属イオンを表す。)
で示される化合物を得、得られた(6)で示される化合物と式(5)
Figure 2014208628
(式中、R、R、R及びRは上記と同じ意味を表す。Xは水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオンを表す。)
で示される化合物とを反応させて、式(3)で示される化合物を得、得られた式(3)で示される化合物と式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物とを反応させる[1]又は[2]に記載の製造方法。
本発明によれば、式(1)で示される化合物から、式(4)で示されるニトリル化合物をより少ない工程で製造することができる。
<式(1)で示される化合物(以下、化合物(1)という場合がある。)>
で示される炭素数1〜6のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基等が挙げられ、好ましくは、炭素数1〜4のアルキル基であり、より好ましくは、メチル基である。該アルキル基は、ハロゲン原子を有していてもよい。
は、好ましくはハロゲン原子を有する炭素数1〜6のアルキル基である。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられ、好ましくは、フッ素原子である。
ハロゲン原子を有する炭素数1〜6のアルキル基としては、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、1,1−ジフルオロエチル基、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル基、1,1−ジフルオロプロピル基、2,2−ジフルオロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブチル基、1,1−ジフルオロブチル基、2,2―ジフルオロブチル基、1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,5−ウンデカフルオロペンチル基、3,3,4,4,4−ペンタフルオロプロピル基、3−(トリフルオロメチル)−3,4,4,4−ペンタフルオロブチル基、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシル基、1,1−ジフルオロペンチル基及び2,2−ジフルオロペンチル基等のフッ素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基:
クロロメチル基、ジクロロメチル基、トリクロロメチル基、1,1,2,2,2−ペンタクロロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、1,1−ジクロロエチル基、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタクロロプロピル基、1,1−ジクロロプロピル基、2,2−ジクロロプロピル基、3,3,3−トリクロロプロピル基、1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナクロロブチル基、1,1−ジクロロブチル基、2,2―ジクロロブチル基、1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,5−ウンデカクロロペンチル基、3,3,4,4,4−ペンタクロロプロピル基、3−(トリクロロメチル)−3,4,4,4−ペンタクロロブチル基、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナクロロヘキシル基、1,1−ジクロロペンチル基及び2,2−ジクロロペンチル基等の塩素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基:
ブロモメチル基、ジブロモメチル基、トリブロモメチル基、1,1,2,2,2−ペンタブロモエチル基、2,2,2−トリブロモエチル基、1,1−ジブロモエチル基、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタブロモプロピル基、1,1−ジブロモプロピル基、2,2−ジブロモプロピル基、3,3,3−トリブロモプロピル基、1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナブロモブチル基、1,1−ジブロモブチル基、2,2―ジブロモブチル基、1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,5−ウンデカブロモペンチル基、3,3,4,4,4−ペンタブロモプロピル基、3−(トリブロモメチル)−3,4,4,4−ペンタブロモブチル基、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナブロモヘキシル基、1,1−ジブロモペンチル基及び2,2−ジブロモペンチル基等の臭素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基:
ヨードメチル基、ジヨードメチル基、トリヨードメチル基、1,1,2,2,2−ペンタヨードエチル基、2,2,2−トリヨードエチル基、1,1−ジヨードエチル基、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタヨードプロピル基、1,1−ジヨードプロピル基、2,2−ジヨードプロピル基、3,3,3−トリヨードプロピル基、1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナヨードブチル基、1,1−ジヨードブチル基、2,2―ジヨードブチル基、1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,5−ウンデカヨードペンチル基、3,3,4,4,4−ペンタヨードプロピル基、3−(トリヨードメチル)−3,4,4,4−ペンタヨードブチル基、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナヨードヘキシル基、1,1−ジヨードペンチル基及び2,2−ジヨードペンチル基等のヨウ素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基:
クロロジフルオロメチル基、1,2−ジクロロ−1,2,2−トリフルオロエチル基、1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロエチル基、1−クロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロピル基、2,3−ジクロロ−2,3,3−トリフルオロプロピル基及び2,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロピル基等のフッ素原子及び塩素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基:
2,2−ジブロモ−3,3,3−トリフルオロプロピル基、2−ブロモ−3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,3−ジブロモ−3,3−ジフルオロプロピル基、3−ブロモ−3,3−ジフルオロプロピル基、1−ブロモ−1,3,3,3−テトラフルオロプロピル基、1−ブロモ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、1,3−ジブロモ−2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、3−ブロモ−2,3,3−トリフルオロプロピル基、3−ブロモ−2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、2,3−ジブロモ−2,3,3−トリフルオロプロピル基及び3−ブロモ−3,3−ジフルオロプロピル基等のフッ素原子及び臭素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基:
2,2−ジヨード−3,3,3−トリフルオロプロピル基、2−ヨード−3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,3−ジヨード−3,3−ジフルオロプロピル基、3−ヨード−3,3−ジフルオロプロピル基、1−ヨード−1,3,3,3−テトラフルオロプロピル基、1−ヨード−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、1,3−ジヨード−2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、3−ヨード−2,3,3−トリフルオロプロピル基、3−ヨード−2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、2,3−ジヨード−2,3,3−トリフルオロプロピル基及び3−ヨード−3,3−ジフルオロプロピル基等のフッ素原子及びヨウ素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基:
2,2−ジブロモ−3,3,3−トリクロロプロピル基、2−ブロモ−3,3,3−トリクロロプロピル基、2,3−ジブロモ−3,3−ジクロロプロピル基、3−ブロモ−3,3−ジクロロプロピル基、1−ブロモ−1,3,3,3−テトラクロロプロピル基、1−ブロモ−2,2,3,3,3−ペンタクロロプロピル基、1,3−ジブロモ−2,2,3,3−テトラクロロプロピル基、3−ブロモ−2,3,3−トリクロロプロピル基、3−ブロモ−2,2,3,3−テトラクロロプロピル基、2,3−ジブロモ−2,3,3−トリクロロプロピル基及び3−ブロモ−3,3−ジクロロプロピル基等の塩素原子及び臭素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基:
等が挙げられる。ハロゲン原子を有する炭素数1〜6のアルキル基は、好ましくは、1種のハロゲン原子を有する炭素数1〜6のアルキル基であり、より好ましくは、フッ素原子を有する炭素数1〜6のアルキル基である。
化合物(1)は、例えば特許文献1に記載されている方法により得ることができる。
化合物(1)としては、メチルスルホニルアセトニトリル、エチルスルホニルアセトニトリル、プロピルスルホニルアセトニトリル:
フルオロメチルスルホニルアセトニトリル、ジフルオロメチルスルホニルアセトニトリル、トリフルオロメチルスルホニルアセトニトリル、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチルスルホニルアセトニトリル、2,2,2−トリフルオロエチルスルホニルアセトニトリル、1,1−ジフルオロエチルスルホニルアセトニトリル、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル、1,1−ジフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル、2,2−ジフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル、3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル、1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブチルスルホニルアセトニトリル、1,1−ジフルオロブチルスルホニルアセトニトリル、2,2―ジフルオロブチルスルホニルアセトニトリル、1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,5−ウンデカフルオロペンチルスルホニルアセトニトリル、3,3,4,4,4−ペンタフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル、3−(トリフルオロメチル)−3,4,4,4−ペンタフルオロブチルスルホニルアセトニトリル、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシルスルホニルアセトニトリル、1,1−ジフルオロペンチルスルホニルアセトニトリル、2,2−ジフルオロペンチルスルホニルアセトニトリル:
クロロメチルスルホニルアセトニトリル、ジクロロメチルスルホニルアセトニトリル、トリクロロメチルスルホニルアセトニトリル、1,1,2,2,2−ペンタクロロエチルスルホニルアセトニトリル、2,2,2−トリクロロエチルスルホニルアセトニトリル、1,1−ジクロロエチルスルホニルアセトニトリル、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタクロロプロピルスルホニルアセトニトリル、1,1−ジクロロプロピルスルホニルアセトニトリル、2,2−ジクロロプロピルスルホニルアセトニトリル、3,3,3−トリクロロプロピルスルホニルアセトニトリル:
クロロジフルオロメチルスルホニルアセトニトリル、1,2−ジクロロ−1,2,2−トリフルオロエチルスルホニルアセトニトリル、1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロエチルスルホニルアセトニトリル、1−クロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル、2,3−ジクロロ−2,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル及び2,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル等が挙げられる。
<式(2)で示される化合物(以下、化合物(2)という場合がある。)>
で示される炭素数1〜6のアルキル基としては、Rで示される炭素数1〜6のアルキル基と同じのものが挙げられ、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であり、より好ましくはメチル基である。
化合物(2)は、例えば、Vogel,Cresswell,Jeffery.and Leicester: J. Chem. Soc. 1952. 514-549に記載されている方法により得ることができる。
化合物(2)としては、1,4−シクロヘキサンジオンモノメチルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノエチルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノプロピルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノイソプロピルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノブチルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノsec-ブチルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノtert−ブチルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノペンチルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノネオペンチルオキシムエーテル、1,4−シクロヘキサンジオンモノヘキシルオキシムエーテル等が挙げられる。
<式(3)で示される化合物(以下、化合物(3)という場合がある。)>
、R及びRで示される炭素数1〜20のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘブタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基等が挙げられ、好ましくは炭素数1〜12のアルキル基であり、より好ましくは炭素数1〜6のアルキル基である。
、R及びRは全て同一の基であることが好ましい。
で示される炭素数1〜20のアルキル基としては、R、R及びRにおける炭素数1〜20のアルキル基と同じものが挙げられる。
ベンジル基の置換基としては、ハロゲン原子、ハロゲン原子を有していてもよいアルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、シアノ基が挙げられる。
ハロゲン原子としては、Rにおいて例示したハロゲン原子と同じものが挙げられる。
ハロゲンを有していてもよいアルキル基としては、Rで示される炭素数1〜6のアルキル基と同じものおよびハロゲン原子を有する炭素数1〜6のアルキル基と同じものが挙げられる。
アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブチルオキシ基、sec−ブチルオキシ基、イソブチルオキシ基、tert−ブチルオキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシ基が挙げられる。
アルキルアミノ基としては、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルアミノ基、ジエチルアミノ基等の炭素数1〜4のアルキルアミノ基が挙げられる。
アルキルチオ基としては、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基等の炭素数1〜4のアルキルチオ基が挙げられる。
アルキルスルホニル基としては、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基等の炭素数1〜4のアルキルスルホニル基が挙げられる。
は、炭素数1〜12のアルキル基又はベンジル基であることが好ましく、炭素数1〜6のアルキル基又はベンジル基であることがより好ましく、メチル基又はベンジル基であることがさらに好ましく、ベンジル基であることが特に好ましい。
で示される炭素数1〜20のアルキル基としては、R、R及びRにおける炭素数1〜20のアルキル基と同じものが挙げられ、好ましくは炭素数1〜12のアルキル基であり、より好ましくは炭素数1〜6のアルキル基である。Rは、全て同一の基であることが好ましい。
化合物(3)は、好ましくは、Rがメチル基であり、より好ましくはRがメチル基であり、かつR、R及びRがそれぞれ独立して、炭素数1〜6のアルキル基である化合物(3)であり、さらに好ましくは、Rがメチル基であり、かつR、R及びRが全て同一の炭素数1〜6のアルキル基である化合物(3)であり、特に好ましくはRがメチル基であり、R、R及びRが全て同一の炭素数1〜6のアルキル基であり、かつRがベンジル基である化合物(3)である。
化合物(3)としては、テトラメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、テトラエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、テトラプロピルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、テトラブチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、テトライソブチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、テトラペンチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、エチルトリメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、プロピルトリメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ブチルトリメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ペンチルトリメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ヘキシルトリメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ベンジルトリメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、メチルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、プロピルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ブチルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ペンチルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ヘキシルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ベンジルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、メチルトリプロピルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、エチルトリプロピルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ブチルトリプロピルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ペンチルトリプロピルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ヘキシルトリプロピルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ベンジルトリプロピルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、メチルトリブチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、エチルトリブチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、プロピルトリブチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ペンチルトリブチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ヘキシルトリブチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ベンジルトリブチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、メチルトリペンチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、エチルトリペンチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、プロピルトリペンチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ブチルトリペンチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ヘキシルトリペンチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ベンジルトリペンチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、メチルトリヘキシルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、エチルトリヘキシルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、プロピルトリヘキシルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ブチルトリヘキシルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ペンチルトリヘキシルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド、ベンジルトリヘキシルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド等のトリアセトキシボロヒドリド化合物;
テトラメチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、テトラエチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、テトラプロピルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、テトラブチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、テトライソブチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、テトラペンチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、エチルトリメチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、プロピルトリメチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ブチルトリメチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ペンチルトリメチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリメチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ベンジルトリメチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、メチルトリエチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、プロピルトリエチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ブチルトリエチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ペンチルトリエチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリエチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ベンジルトリエチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、メチルトリプロピルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、エチルトリプロピルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ブチルトリプロピルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ペンチルトリプロピルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリプロピルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ベンジルトリプロピルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、メチルトリブチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、エチルトリブチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、プロピルトリブチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ペンチルトリブチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリブチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ベンジルトリブチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、メチルトリペンチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、エチルトリペンチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、プロピルトリペンチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ブチルトリペンチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリペンチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ベンジルトリペンチルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、メチルトリヘキシルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、エチルトリヘキシルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、プロピルトリヘキシルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ブチルトリヘキシルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ペンチルトリヘキシルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ベンジルトリヘキシルアンモニウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド等のトリプロピオニルオキシボロヒドリド化合物;
テトラメチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、テトラエチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、テトラプロピルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、テトラブチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、テトライソブチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、テトラペンチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリメチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリメチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリメチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリメチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリメチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリメチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリエチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリエチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリエチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリエチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリエチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリエチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリプロピルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリプロピルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリプロピルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリプロピルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリプロピルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリプロピルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリブチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリブチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリブチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリブチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリブチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリブチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリペンチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリペンチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリペンチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリペンチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリペンチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリペンチルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリヘキシルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリヘキシルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリヘキシルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリヘキシルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリヘキシルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリヘキシルアンモニウムトリブタノイルオキシボロヒドリド等のトリブタノイルオキシボロヒドリド化合物;
テトラメチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、テトラエチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、テトラプロピルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、テトラブチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、テトライソブチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、テトラペンチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリメチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリメチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリメチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリメチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリメチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリメチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリエチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリエチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリエチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリエチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリエチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリエチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリプロピルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリプロピルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリプロピルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリプロピルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリプロピルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリプロピルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリブチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリブチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリブチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリブチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリブチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリブチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリペンチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリペンチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリペンチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリペンチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリペンチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリペンチルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリヘキシルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリヘキシルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリヘキシルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリヘキシルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリヘキシルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリヘキシルアンモニウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド等のトリペンタノイルオキシボロヒドリド化合物;
テトラメチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、テトラエチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、テトラプロピルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、テトラブチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、テトライソブチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、テトラペンチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、エチルトリメチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリメチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリメチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリメチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリメチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリメチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、メチルトリエチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリエチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリエチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリエチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリエチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリエチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、メチルトリプロピルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、エチルトリプロピルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリプロピルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリプロピルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリプロピルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリプロピルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、メチルトリブチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、エチルトリブチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリブチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリブチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリブチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリブチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、メチルトリペンチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、エチルトリペンチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリペンチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリペンチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリペンチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリペンチルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、メチルトリヘキシルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、エチルトリヘキシルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリヘキシルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリヘキシルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリヘキシルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリヘキシルアンモニウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド等のトリヘキサノイルオキシボロヒドリド化合物;
テトラメチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、テトラエチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、テトラプロピルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、テトラブチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、テトライソブチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、テトラペンチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、テトラヘキシルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリメチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリメチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリメチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリメチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリメチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリメチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリエチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリエチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリエチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリエチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリエチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリエチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリプロピルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリプロピルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリプロピルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリプロピルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリプロピルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリプロピルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリブチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリブチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリブチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリブチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリブチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリブチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリペンチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリペンチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリペンチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリペンチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ヘキシルトリペンチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリペンチルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、メチルトリヘキシルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、エチルトリヘキシルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、プロピルトリヘキシルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ブチルトリヘキシルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ペンチルトリヘキシルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド、ベンジルトリヘキシルアンモニウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド等のトリヘプタノイルオキシボロヒドリド化合物が挙げられる。
<式(4)で示される化合物(以下、化合物(4)という場合がある。)の製造方法>
化合物(1)、化合物(2)及び化合物(3)の反応は、化合物(1)、化合物(2)及び化合物(3)を混合することにより実施される。
化合物(1)、化合物(2)及び化合物(3)の反応は、溶媒の存在下で反応が行われることが好ましい。
溶媒としては、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族溶媒、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、2−プロパノール等のアルコール溶媒が挙げられ、好ましくは、エステル溶媒であり、より好ましくは酢酸エチルである。
溶媒の使用量は、化合物(1)1重量部に対して、通常1〜10重量部であり、好ましくは2〜5重量部である。
化合物(2)の使用量は、化合物(1)1モルに対して、通常1〜5モルであり、好ましくは1〜2モルである。
化合物(3)の使用量は、化合物(1)1モルに対して、通常1〜5モルであり、好ましくは1〜2モルである。
化合物(1)、化合物(2)及び化合物(3)の反応の反応時間は、通常10〜48時間であり、好ましくは10〜24時間である。該反応の反応温度は、通常0〜50℃であり、好ましくは10〜40℃である。
反応終了後、通常、化合物(4)を含む溶液が得られる。得られた化合物(4)を含む溶液を、必要に応じて、濃縮、再結晶により精製することにより、化合物(4)を得ることができる。
化合物(4)としては、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリル、2−〔4−(エトキシイミノ)シクロヘキシル〕−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリル、2−[4−(プロキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリル、2−[4−(ブトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリル、2−〔4−(tert−ブトキシイミノ)シクロヘキシル〕−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリル、2−[4−(ペントキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリル、2−[4−(ヘトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,4,4,4−ペンタフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリル等が挙げられる。
[化合物(3)の取得方法]
<式(5)で示される化合物(以下、化合物(5)という場合がある。)と式(6)で示される化合物(以下、化合物(6)という場合がある。)とを反応させる化合物(3)の取得方法>
化合物(3)は、市販のものを使用してもよいし、化合物(5)と化合物(6)とを反応させることにより得ることもできる。
<化合物(5)>
水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオン(以下、1価の陰イオンという場合がある)としては、フッ化物イオン、塩化物イオン、臭化物イオン及びヨウ化物イオン等のハロゲン化物イオン;シアン化物イオン、チオシアン酸イオン、セノシアン酸イオン、テルロシアン酸イオン、アジドジチオ炭酸イオン、シアン酸イオン、雷酸イオン及びアジ化物イオン等のハロゲノイドイオン;メタンスルホナート、トリフルオロメタンスルホナート等のフッ素原子を有していてもよいアルカンスルホナートイオン;トリフルオロアセテート及びトリクロロアセテートイオン等のハロゲン原子を有していてもよいアセテートイオン;硝酸イオン;過塩素酸イオン;テトラフルオロボレート及びテトラクロロボレート等のテトラハロボレートイオン;ヘキサフルオロホスファート等のヘキサハロホスファートイオン;ヘキサフルオロアンチモナート及びヘキサクロロアンチモナート等のヘキサハロアンチモナートイオン;ペンタフルオロスタンナート及びペンタクロロスタンナート等のペンタハロスタンナートイオン;テトラフェニルボレート、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート及びテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート等の置換基を有していてもよいテトラアリールボレート;及び炭酸イオン等が挙げられる。
1価の陰イオンは、ハロゲン化物イオンであることが好ましい。
化合物(5)としては、テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウムクロリド、テトラプロピルアンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムクロリド、テトライソブチルアンモニウムクロリド、テトラペンチルアンモニウムクロリド、テトラヘキシルアンモニウムクロリド、エチルトリメチルアンモニウムクロリド、プロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ブチルトリメチルアンモニウムクロリド、ペンチルトリメチルアンモニウムクロリド、ヘキシルトリメチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、メチルトリエチルアンモニウムクロリド、プロピルトリエチルアンモニウムクロリド、ブチルトリエチルアンモニウムクロリド、ペンチルトリエチルアンモニウムクロリド、ヘキシルトリエチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド、メチルトリプロピルアンモニウムクロリド、エチルトリプロピルアンモニウムクロリド、ブチルトリプロピルアンモニウムクロリド、ペンチルトリプロピルアンモニウムクロリド、ヘキシルトリプロピルアンモニウムクロリド、ベンジルトリプロピルアンモニウムクロリド、メチルトリブチルアンモニウムクロリド、エチルトリブチルアンモニウムクロリド、プロピルトリブチルアンモニウムクロリド、ペンチルトリブチルアンモニウムクロリド、ヘキシルトリブチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロリド、メチルトリペンチルアンモニウムクロリド、エチルトリペンチルアンモニウムクロリド、プロピルトリペンチルアンモニウムクロリド、ブチルトリペンチルアンモニウムクロリド、ヘキシルトリペンチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリペンチルアンモニウムクロリド、メチルトリヘキシルアンモニウムクロリド、エチルトリヘキシルアンモニウムクロリド、プロピルトリヘキシルアンモニウムクロリド、ブチルトリヘキシルアンモニウムクロリド、ペンチルトリヘキシルアンモニウムクロリド及びベンジルトリヘキシルアンモニウムクロリドが挙げられる。
化合物(5)は、市販のものを使用してもよい。
<化合物(6)>
アルカリ金属イオンとしては、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、ルビジウムイオン等が挙げられ、好ましくは、ナトリウムイオンである。
化合物(6)は、市販のものを使用してもよいし、式(7)で示される化合物(以下、化合物(7)という場合がある。)と式(8)で示される化合物(以下、化合物(8)という場合がある。)とを反応させることにより得たものを使用してもよい。
化合物(6)としては、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド、ナトリウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ナトリウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ナトリウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ナトリウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ナトリウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド:
リチウムトリアセトキシボロヒドリド、リチウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、リチウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、リチウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、リチウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、リチウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド:
カリウムトリアセトキシボロヒドリド、カリウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、カリウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、カリウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、カリウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、カリウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド:
ルビジウムトリアセトキシボロヒドリド、ルビジウムトリプロピオニルオキシボロヒドリド、ルビジウムトリブタノイルオキシボロヒドリド、ルビジウムトリペンタノイルオキシボロヒドリド、ルビジウムトリヘキサノイルオキシボロヒドリド、ルビジウムトリヘプタノイルオキシボロヒドリド等が挙げられる。
化合物(6)は、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリドであることが好ましい。
化合物(7)としては、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素カリウム等が挙げられ、好ましくは、水素化ホウ素ナトリウムである。
化合物(8)としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸等が挙げられ、好ましくは、酢酸である。
化合物(7)と化合物(8)の反応は、化合物(7)と化合物(8)とを混合することにより実施される。
反応時間は通常1〜48時間、好ましくは3〜24時間である。また、反応温度は通常0〜50℃であり、好ましくは0〜20℃である。
化合物(8)の使用量は、化合物(7)1モルに対して、通常3〜5モルであり、好ましくは3〜4モルである。
反応は、溶媒の存在下で行われることが好ましい。
溶媒としては、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル溶媒;トルエン、キシレン等の芳香族溶媒;tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル溶媒;アセトニトリル等のニトリル溶媒;2−プロパノール等のアルコール溶媒が挙げられる。好ましくは、エステル溶媒であり、より好ましくは、酢酸エチルである。
溶媒の使用量は、化合物(7)1重量部に対して、通常1〜10重量部であり、好ましくは1〜3重量部である。
得られた化合物(6)を含む反応混合物と化合物(5)とを反応させてもよいし、化合物(6)を取り出してから化合物(5)と反応させてもよい。例えば、得られた反応混合物を濃縮することにより、化合物(6)を取り出すことができる。
化合物(5)と化合物(6)との反応は、化合物(5)と化合物(6)とを混合させることにより実施される。反応時間は通常1〜48時間、好ましくは3〜24時間である。また、反応温度は通常0〜80℃であり、好ましくは20〜50℃である。
化合物(5)の使用量は、化合物(6)1モルに対して、通常1〜5モルであり、好ましくは1〜2モルである。
化合物(5)と化合物(6)との反応は、溶媒の存在下で反応が行われることが好ましい。
溶媒としては、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族溶媒、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、2−プロパノール等のアルコール溶媒が挙げられ、好ましくは、エステル溶媒であり、より好ましくは、酢酸エチルである。
溶媒の使用量は、化合物(5)1重量部に対して、通常1〜10重量部であり、好ましくは1〜3重量部である。
得られた反応混合物から化合物(3)を取り出し、化合物(1)及び化合物(2)と混合してもよいし、反応混合物をそのまま、化合物(1)及び化合物(2)と混合してもよい。
例えば、反応混合物を濃縮することにより、化合物(3)を取り出すことができる。取り出した化合物(3)は、洗浄、再結晶等の通常の精製手段により精製することができる。
<化合物(5)と化合物(7)と化合物(8)とを反応させる化合物(3)の取得方法>
化合物(3)は、化合物(5)と化合物(7)と化合物(8)とを反応させることによっても得ることができる。
化合物(5)、化合物(7)及び化合物(8)の反応は、化合物(5)、化合物(7)及び化合物(8)を混合させることにより実施される。
反応は、非水系で行うことが好ましい。非水系とは、溶媒として水を用いないことを意味する。
化合物(5)、化合物(7)及び化合物(8)の反応は、溶媒の存在下で反応が行われることが好ましい。
溶媒は、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族溶媒、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、2−プロパノール等のアルコール溶媒が挙げられる。好ましくは、エステル溶媒であり、より好ましくは、酢酸エチルである。
溶媒の使用量は、化合物(5)1重量部に対して、通常1〜10重量部であり、好ましくは1〜3重量部である。
反応時間は通常1〜48時間、好ましくは3〜24時間である。また、反応温度は通常0〜80℃であり、好ましくは10〜50℃である。
化合物(5)の使用量は、化合物(7)1モルに対して、通常1〜5モルであり、好ましくは1〜2モルである。
化合物(8)の使用量は、化合物(7)1モルに対して、通常2〜5モルであり、好ましくは3〜4モルである。
得られた反応混合物から化合物(3)を取り出し、化合物(1)及び化合物(2)と混合してもよいし、反応混合物をそのまま、化合物(1)及び化合物(2)と混合してもよい。
例えば、反応混合物を濃縮することにより、化合物(3)を取り出すことができる。取り出した化合物(3)は、洗浄、再結晶等の通常の精製手段により精製することができる。
<化合物(5)と化合物(7)とを混合し、得られた混合物に、化合物(8)を混合する化合物(3)の取得方法>
化合物(3)は、化合物(5)と化合物(7)とを混合し、得られた混合物に、化合物(8)を混合することにより得ることができる。
混合は、非水系で行うことが好ましい。
化合物(5)と化合物(7)との混合は、溶媒の存在下で行われることが好ましい。
溶媒としては、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル溶媒;トルエン、キシレン等の芳香族溶媒;tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル溶媒;アセトニトリル等のニトリル溶媒;2−プロパノール等のアルコール溶媒が挙げられ、好ましくは、エステル溶媒であり、より好ましくは、酢酸エチルである。
溶媒の使用量は、化合物(5)1重量部に対して、通常1〜10重量部であり、好ましくは1〜3重量部である。
化合物(5)と化合物(7)とを混合した後、化合物(8)を混合する、合計の混合時間は通常1〜48時間、好ましくは3〜24時間である。また、混合温度は通常0〜80℃であり、好ましくは10〜50℃である。
化合物(5)の使用量は、化合物(7)1モルに対して、通常1〜5モルであり、好ましくは1〜2モルである。
化合物(8)の使用量は、化合物(7)1モルに対して、通常2〜5モルであり、好ましくは3〜4モルである。
得られた反応混合物から化合物(3)を取り出し、化合物(1)及び化合物(2)と混合してもよいし、反応混合物をそのまま、化合物(1)及び化合物(2)と混合してもよい。
例えば、反応混合物を濃縮することにより、化合物(3)を取り出すことができる。取り出した化合物(3)は、洗浄、再結晶等の通常の精製手段により精製することができる。
<化合物(7)と化合物(8)とを反応させて化合物(6)を得、得られた化合物(6)と化合物(5)とを反応させる、化合物(3)の取得方法>
化合物(3)は、化合物(7)と化合物(8)とを反応させて化合物(6)を得、得られた化合物(6)と化合物(5)とを反応させることにより得ることができる。
反応は、非水系で行うことが好ましい。
反応は、溶媒の存在下で行われることが好ましい。
溶媒としては、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル溶媒;トルエン、キシレン等の芳香族溶媒;tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル溶媒;アセトニトリル等のニトリル溶媒;2−プロパノール等のアルコール溶媒が挙げられ、好ましくは、エステル溶媒であり、より好ましくは、酢酸エチルである。
溶媒の使用量は、化合物(5)1重量部に対して、通常1〜10重量部であり、好ましくは1〜3重量部である。
合計の反応時間は通常1〜48時間、好ましくは3〜24時間である。また、反応温度は通常0〜80℃であり、好ましくは10〜50℃である。
化合物(5)の使用量は、化合物(7)1モルに対して、通常1〜5モルであり、好ましくは1〜2モルである。
化合物(8)の使用量は、化合物(7)1モルに対して、通常2〜5モルであり、好ましくは3〜4モルである。
化合物(5)の使用量は、化合物(6)1モルに対して、通常1〜5モルであり、好ましくは1〜2モルである。
得られた反応混合物から化合物(3)を取り出し、化合物(1)及び化合物(2)と混合してもよいし、反応混合物をそのまま、化合物(1)及び化合物(2)と混合してもよい。
例えば、反応混合物を濃縮することにより、化合物(3)を取り出すことができる。取り出した化合物(3)は、洗浄、再結晶等の通常の精製手段により精製することができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
(実施例1)
テトラメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリド201.8gを酢酸エチル300gに懸濁させ、混合物を得た。酢酸エチル200gに3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル100g(含量97.7%)と1,4−シクロヘキサンジオンモノオキシムエーテル123.1g(含量78.0%)とを溶解させ、溶液を得た。30℃にて、得られた溶液を得られた混合物に6時間かけて滴下した。得られた混合物を15.5時間攪拌した。得られた反応混合物を酢酸エチルで希釈した。30℃にて、得られた混合物を5%塩酸水、1%酢酸水、23%水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した。得られた混合物を濃縮し、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリルの酢酸エチル溶液245.1g得た(含量61.2%、収率94.7%)。
(実施例2)
テトラメチルアンモニウムクロリド14.5gと水素化ホウ素ナトリウム5.0gとを酢酸エチル32.5gに懸濁させ、混合物を得た。10℃にて、酢酸23.3gを得られた混合物に滴下した。得られた混合物を40℃に昇温し、16時間攪拌した。得られた反応混合物を28℃まで冷却し、3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル45g(含量36.1%)及び1,4−シクロヘキサンジオンモノオキシムエーテル26.6g(含量64.2%)を含む酢酸エチル溶液を6時間かけて滴下した。得られた混合物を20時間攪拌した。得られた反応混合物を酢酸エチルで希釈し、5%塩酸水、15%水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した。得られた混合物を濃縮し、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリルの酢酸エチル溶液56.9gを得た(含量44.2%、収率95.6%)。得られた酢酸エチル溶液に2-ブタノールを加えて濃縮し、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリルの2-ブタノール溶液51.1gを得た(含量46.5%)。
得られた2-ブタノール溶液に、ヘプタン48.8gと2-ブタノール34.2gとを加え、60℃まで昇温し、溶液を得た。得られた溶液を10℃/hrにて5℃まで冷却し、懸濁液を得た。得られた懸濁液にヘプタン48.8gを2時間かけて滴下した。得られた混合物をろ過し、結晶を得た。得られた結晶を10%2-ブタノール/ヘプタン溶液で洗浄した後、減圧乾燥し、2−〔4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル〕−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリル21.9g得た(含量99.7%)。
(実施例3)
水素化ホウ素ナトリウム7.0gを酢酸エチル46.2gに混合させ、混合物を得た。10℃にて、酢酸33.1gを得られた混合物に滴下した。得られた混合物を40℃に昇温し、12時間攪拌した。ナトリウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を得た。同温度にて、得られた反応混合物に、テトラメチルアンモニウムクロリド20.2gを加え、18時間攪拌した。テトラメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を得た。得られた反応混合物に、3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル65.0g(含量35.5%)及び1,4−シクロヘキサンジオンモノオキシムエーテル37.4g(含量65.0%)を含む酢酸エチル溶液を6時間かけて滴下した。得られた混合物を22時間攪拌した。得られた反応混合物を酢酸エチルで希釈し、5%塩酸水、24%水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリルを含む酢酸エチル溶液226.4g得た。(含量15.8%、収率95.2%)
(実施例4)
水素化ホウ素ナトリウム11.9gを酢酸エチル78.9gに混合させ、混合物を得た。10℃にて、酢酸56.6gを得られた混合物に滴下した。ナトリウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を得た。テトラメチルアンモニウムクロリド34.5gを酢酸エチル47.6gに混合させ、得られた混合物を40℃に昇温し、同温にて、先に調製したナトリウムアルコキシボロヒドリドを含む反応混合物を滴下した。さらに3時間攪拌しテトラメチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を得た。得られた反応混合物を27.5℃に冷却し、3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル83.3g(含量39.9%)及び1,4−シクロヘキサンジオンモノオキシムエーテル53.7g(含量65.2%)を含む酢酸エチル溶液を6時間かけて滴下した。得られた混合物を36時間攪拌した。得られた反応混合物を酢酸エチルで希釈し、5%塩酸水、24%水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリルを含む酢酸エチル溶液343.2g得た。(含量12.8%、収率90.1%)
(実施例5)
水素化ホウ素ナトリウム5.5g及びベンジルトリエチルアンモニウムクロリド33.4gを酢酸エチル72.5gに混合させ、混合物を得た。10℃にて酢酸26.3gを得られた混合物に滴下した。得られた混合物を40℃に昇温し、13時間攪拌した。ベンジルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を得た。得られた反応混合物に、27.5℃にて、3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル49.4g(含量39.5%)及び1,4−シクロヘキサンジオンモノオキシムエーテル32.6g(含量58.9%)を含む酢酸エチル溶液を6時間かけて滴下した。得られた混合物を15時間攪拌した。得られた反応混合物を酢酸エチルで希釈し、5%塩酸水、24%水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリルを含む酢酸エチル溶液179.7g得た。(含量17.1%、収率96.9%)
(実施例6)
水素化ホウ素ナトリウム9.8gを酢酸エチル54.6gに混合させ、混合物を得た。10℃にて、酢酸46.5gを得られた混合物に滴下した。ナトリウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を得た。ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド59.9gを酢酸エチル53.2gに混合させ、得られた混合物を40℃に昇温した。40℃にて、得られた混合物に、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を滴下した。得られた混合物を3時間攪拌し、ベンジルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を得た。得られた反応混合物を27.5℃に冷却した。得られた混合物に、3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル70.0g(含量39.0%)及び1,4−シクロヘキサンジオンモノオキシムエーテル44.1g(含量65.2%)を含む酢酸エチル溶液を6時間かけて滴下した。得られた混合物を36時間攪拌した。得られた反応混合物を酢酸エチルで希釈し、5%塩酸水、24%水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリルを含む酢酸エチル溶液245.2g得た。(含量17.4%、収率96.4%)
(実施例7)
水素化ホウ素ナトリウム4.8g及びベンジルトリエチルアンモニウムクロリド29.0gを酢酸エチル68.1gに混合させ、混合物を得た。10℃にて、酢酸22.8gを得られた混合物に滴下した。得られた混合物を40℃に昇温し、18時間攪拌した。ベンジルトリエチルアンモニウムトリアセトキシボロヒドリドを含む反応混合物を得た。10℃にて、得られた反応混合物に、3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニルアセトニトリル49.0g(含量39.8%)及び1,4−シクロヘキサンジオンモノオキシムエーテル28.1g(含量58.9%)を含む酢酸エチル溶液を6時間かけて滴下した。得られた混合物を15時間攪拌した。得られた反応混合物を酢酸エチルで希釈し、5%塩酸水、24%水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、2−[4−(メトキシイミノ)シクロヘキシル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)アセトニトリルを含む酢酸エチル溶液176.7g得た。(含量16.9%、収率94.6%)
本発明によれば、式(1)で示される化合物から、式(4)で示されるニトリル化合物をより少ない工程で製造することができる。

Claims (7)

  1. 式(1)
    Figure 2014208628
    (式中、Rはハロゲン原子を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基を表す。)
    で示される化合物と式(2)
    Figure 2014208628
    (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を表す。)
    で示される化合物と式(3)
    Figure 2014208628

    (式中、R、R及びRはそれぞれ独立して炭素数1〜20のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜20のアルキル基又は置換基を有していてもよいベンジル基を表し、Rはそれぞれ独立して炭素数1〜20のアルキル基を表す。)
    で示される化合物とを反応させる式(4)
    Figure 2014208628
    (式中、R及びRは上記と同じ意味を表す。)
    で示されるニトリル化合物の製造方法。
  2. が、炭素数1〜20のアルキル基又はベンジル基である請求項1に記載の製造方法。
  3. 式(5)
    Figure 2014208628
    (式中、R、R、R及びRは上記と同じ意味を表す。Xは、水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオンを表す。)
    で示される化合物と式(6)
    Figure 2014208628
    (式中、Rは上記と同じ意味を表す。Mはアルカリ金属イオンを表す。)
    で示される化合物とを反応させて、式(3)で示される化合物を得、得られた式(3)で示される化合物と式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物とを反応させる請求項1又は2記載の製造方法。
  4. 式(5)
    Figure 2014208628
    (式中、R、R、R及びRは上記と同じ意味を表す。Xは水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオンを表す。)
    で示される化合物と式(7)
    Figure 2014208628
    (式中、Mはアルカリ金属イオンを表す。)
    で示される化合物と式(8)
    Figure 2014208628
    (式中、Rは上記と同じ意味を表す。)
    で示される化合物とを反応させて、式(3)で示される化合物を得、得られた式(3)で示される化合物と式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物とを反応させる請求項1又は2に記載の製造方法。
  5. 式(5)で示される化合物と式(7)で示される化合物と式(8)で示される化合物とを非水系で反応させる請求項4に記載の製造方法。
  6. 式(5)
    Figure 2014208628
    (式中、R、R、R及びRは上記と同じ意味を表す。Xは水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオンを表す。)
    で示される化合物と式(7)
    Figure 2014208628
    (式中、Mはアルカリ金属イオンを表す。)
    で示される化合物とを混合し、得られた混合物に、式(8)
    Figure 2014208628
    (式中、Rは上記と同じ意味を表す。)
    で示される化合物を混合して、式(3)で示される化合物を得、得られた式(3)で示される化合物と式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物とを反応させる請求項1又は2に記載の製造方法。
  7. 式(7)
    Figure 2014208628
    (式中、Mはアルカリ金属イオンを表す。)
    で示される化合物と式(8)
    Figure 2014208628
    (式中、Rは上記と同じ意味を表す。)
    で示される化合物とを反応させて、式(6)
    Figure 2014208628
    (式中、Rは上記と同じ意味を表す。Mはアルカリ金属イオンを表す。)
    で示される化合物を得、得られた(6)で示される化合物と式(5)
    Figure 2014208628
    (式中、R、R、R及びRは上記と同じ意味を表す。Xは水酸化物イオン及びアルコキシドイオンを除く1価の陰イオンを表す。)
    で示される化合物とを反応させて、式(3)で示される化合物を得、得られた式(3)で示される化合物と式(1)で示される化合物と式(2)で示される化合物とを反応させる請求項1又は2に記載の製造方法。
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