JP2014208413A - ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量であるとともに変形しにくいケースを提供する。【解決手段】ケース10は、本体12及び蓋体14を含む。本体12は、本体主面部20、本体主面部20の周囲に形成された本体側面部23、および本体主面部20に形成され、蓋体14を本体に取り付けるための本体側取付部21を含み、本体主面部20、本体側面部23および本体側取付部21は、合成樹脂で一体的に形成される。蓋体14は、合成樹脂シートにより一体的に形成された蓋体主面部材16と、蓋体側面部材18とを含み、蓋体主面部材16は、本体主面部20に対向する蓋体主面部22と、蓋体主面部22に連設された折り曲げ可能な部分24と、折り曲げ可能な部分24に連設された蓋体側取付部25とを含む。蓋体側面部材23は、蓋体主面部22の端縁に固着されており、本体12と蓋体14とは、蓋体側取付部25を本体側取付部21に取り付けることによって連結されている。【選択図】図1

Description

この発明は、ケースに関し、特に、たとえば、合成樹脂で形成された本体主面部および本体側面部を含む本体と蓋体主面部材および蓋体側面部材を含む蓋体とを有し、本体側面部および蓋体側面部材の内側の収納部に用紙などを収納することができる箱形ケースや筆記用具などを収納部に収納することができるケースに関する。
この発明の背景となる従来の書類用ホルダの一例が、たとえば国際公開第2007/132522号に開示されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示されている書類用ホルダは、書類の一部が挿入される収容部と、前記収容部に回動自在に結合された表紙部と、前記書類の閲覧時に外部からの力により前記収容部の一部が変形して前記収容部に挿入された書類の一部を押圧する固定手段と、を備えるものである。この書類ホルダは、書類に穴を開けることなく書類の閲覧及び書類の保管ができる書類用ホルダを提供することを課題として考え出されたものである。
また、従来のケースの一例が、たとえは特開2012−61763号公報に開示されている(特許文献2参照)。特許文献2に開示されているケースは、主面部材と、主面部材を固定して箱形の収納部を形成する側面部材とを有するケースであって、主面部材は、シートにより形成され、側面部材は、収納部を形成するように、主面部材の適宜な位置に接合して固定された、ケースである。このケースは、多品種少量生産に好適であり、しかも、コスト的に安価に製造することができる、ケースを提供することを課題として考え出されたものである。
国際公開第2007/132522号 特開2012−61763号公報
特許文献1に開示されている書類用ホルダは、全体が合成樹脂で一体成型によって形成されるならば、大量生産により比較的安価に製造することができる。
しかしながら、特許文献1に開示されている書類用ホルダは、全体を合成樹脂で一体成型をするならば、成形材料を書類用ホルダの各部分に広範囲に流動させるために、書類用ホルダの各部分の厚みとして比較的厚い厚みが必要となる。そのために、書類用ホルダ全体の重量が重くなり、書類用ホルダの材料コストも高くなる。
一方、特許文献2に開示されているケースは、本体主面部および蓋体主面部に相当する主面部材が薄い合成樹脂シートにより形成された場合、ケース全体の重量が軽くなる。
しかしながら、特許文献2に開示されているケースは、本体主面部および蓋体主面部に相当する主面部材を薄い合成樹脂シートにより形成した場合、ケース全体の強度が弱くなり、全体が変形しやすくなる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、軽量であるとともに変形しにくい、ケースを提供することである。
この発明にかかるケースは、本体と、前記本体に開閉可能に取り付けられ、閉じることによって前記本体と協働して箱形の収納部を形成する蓋体とを有するケースであって、前記ケースは、方形の胴部と、前記胴部の周辺に、方形の天部と、前記天部に対向する底部と、前記天部と前記底部の両端に形成される方形の襠部とを有し、前記本体は、平面視略方形の本体主面部、前記本体主面部の周囲に形成された本体側面部、および前記本体主面部に形成され、前記本体主面部の1つの端縁近辺に、前記蓋体を前記本体に取り付けるための平面視略帯状の本体側取付部を含み、前記本体主面部、前記本体側面部および前記本体側取付部は、合成樹脂で一体的に形成され、前記蓋体は、合成樹脂シートにより一体的に形成された蓋体主面部材と、前記蓋体主面部に接合して固定された蓋体側面部材とを含み、前記蓋体主面部材は、前記本体主面部に対向する前記本体主面部と同形同大の蓋体主面部と、前記蓋体主面部の長手端に連設された折り曲げ可能な部分と、前記折り曲げ可能な部分の長手端に連設された前記本体側取付部と同形同大の蓋体側取付部とを含み、前記蓋体側面部材は、前記蓋体主面部の前記折り曲げ可能な部分を形成されていない端縁に、前記蓋体主面部から垂直に立ち上がるように固着されており、前記本体と前記蓋体とは、前記蓋体の前記蓋体側取付部を、前記本体の前記本体側取付部に、取り付けることによって連結され、前記本体主面部と前記蓋体主面部とは、前記ケースの前記胴部を構成し、前記本体と前記蓋体とは、前記折り曲げ可能な部分を介して連結され、前記折り曲げ可能な部分は、前記ケースの前記底部を構成し、前記本体側面部と前記蓋体側面部材とは、前記本体と前記蓋体とが閉じたときに、前記ケースの前記天部、前記底部及び前記襠部を構成し、前記本体に対して前記蓋体を閉じることによって、前記本体側面部および前記蓋体側面部材の内側に前記収納部が形成される、ケースである。
この発明の請求項2にかかるケースにおいては、前記ケースは、全体が直方体であって、前記折り曲げ可能な部分は、前記本体主面部に対して垂直な方向に、前記本体側面部及び蓋体側面部材が重ね合わさったものの前記本体主面部からの高さと同じ高さを備える、請求項1に記載のケースである。
この発明の請求項3にかかるケースにおいては、前記蓋体側面部材は、前記蓋体主面部において前記折り曲げ可能な部分が形成される1辺を除いた3辺にそれぞれ形成される3つの側面部材を含み、前記3つの側面部材は、一体的に形成され、または、個別に形成されて接合された、請求項2に記載のケースである。
この発明の請求項4にかかるケースにおいては、前記本体側面部は、前記本体主面部の4辺に沿って形成され、前記本体主面部の手前側端縁に形成された手前側壁部と、前記手前側壁部の右端に形成され、前記本体主面部の右側端縁に形成された右側壁部と、前記手前側壁部の左端に形成され、前記本体主面部の左側端縁に形成された左側壁部と、前記右側壁部の下端に形成され、前記本体主面部の向こう側端縁に形成された右向こう側壁部と、前記左側壁部の下端に形成され、前記本体主面部の向こう側端縁に形成された左向こう側壁部とを含み、前右側壁部の反対側に位置する前記右向こう側壁部の一方端縁と、前左側壁部の反対側に位置する前記左向こう側壁部の一方端縁と、前記本体主面部とによって、前記右向こう側壁部と左向こう側壁部との間に、側面開口部が形成された、請求項1ないし請求項3に記載のケースである。
この発明の請求項5にかかるケースにおいては、前記右向こう側壁部及び前記左向こう側壁部のうちの少なくとも1つの側壁部は、前記側面開口部を形成する端縁側に、前記本体主面部から上方に向かって前記側面開口部が広がるように、前記側壁部の上方の端縁と前記側面開口部を形成する前記端縁との間に、切り欠き部を有する、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のケースである。
この発明の請求項6にかかるケースにおいては、前記蓋体側面部材は、前記蓋体主面部の手前側端縁、右側端縁、及び左側端縁の3つの端縁において接し合わされ、密着される、主面部材固定部と、前記蓋体主面部の4つの端縁のうち、隣り合う第1の端縁及び第2の端縁から構成される角部において接し合わされ、密着される、主面部材補強部とを含み、前記主面部材固定部と前記主面部材補強部とは、前記主面部材の端縁の中央から、前記主面部材の前記角部にかけて連続しており、前記主面部材固定部及び前記主面部材補強部は、同一平面上で前記主面部材に接触し、前記主面部材固定部は、平面視して前記主面部材の外側に位置する固定部外縁と、平面視して前記主面部材の内側に位置する固定部内縁とを含み、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に位置する前記主面部材補強部は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁のうち少なくとも1つに位置する前記主面部材固定部の前記固定部内縁と連続する補強部縁を有し、前記補強部縁は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に拡がる、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のケースである。
この発明の請求項7にかかるケースにおいては、本体と、前記本体に開閉可能に取り付けられ、閉じることによって前記本体と協働して箱形の収納部を形成する蓋体とを有するケースであって、前記本体及び前記蓋体のうちの少なくとも1つは、合成樹脂シートにより形成された主面部材と、前記主面部材の適宜な位置に接合して固定された接合部材とを含み、前記接合部材は、前記主面部材の手前側端縁、右側端縁、及び左側端縁の3つの端縁において密着される、それぞれの端縁に位置する平面視略帯状の3つの主面部材固定部と、前記主面部材の4つの端縁のうち、隣り合う第1の端縁及び第2の端縁から構成される角部において密着される、主面部材補強部とを含み、前記主面部材固定部と前記主面部材補強部とは、前記主面部材の端縁の中央から、前記主面部材の前記角部にかけて連続しており、前記主面部材固定部及び前記主面部材補強部は、同一平面上で前記主面部材に接触し、前記主面部材固定部は、平面視して前記主面部材の外側に位置する固定部外縁と、平面視して前記主面部材の内側に位置する固定部内縁とを含み、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に位置する前記主面部材補強部は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁のうち少なくとも1つに位置する前記主面部材固定部の前記固定部内縁と連続する補強部縁を有し、前記補強部縁は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に拡がる、ケースである。
この発明の請求項8にかかるケースにおいては、前記主面部材固定部は、前記主面部材固定部が位置する前記主面部材の端縁と平行であって、平面視して前記主面部材の外側に位置する固定部外縁と、前記主面部材固定部が位置する前記主面部材の端縁と平行であって、平面視して前記主面部材の内側に位置する固定部内縁とを含み、前記補強部縁は、前記固定部内縁を含む直線によって分かれる2つの領域のうち、前記固定部外縁とは反対側に位置する、ケースである。
この発明の請求項9にかかるケースにおいては、前記主面部材補強部の形状は、2つの直線と、1つの曲線若しくは直線よって囲まれた形状であって、前記2つの直線のうちの第1の直線は、前記第1の端縁と平行であり、前記2つの直線のうちの第2の直線は、前記第2の端縁と平行であり、前記曲線は、前記補強部縁を含み、平面視して前記蓋体主面部上に配置される、請求項7に記載のケースである。
この発明にかかるケースによれば、本体と、前記本体に開閉可能に取り付けられ、閉じることによって前記本体と協働して箱形の収納部を形成する蓋体とを有するケースであって、前記ケースは、方形の胴部と、前記胴部の周辺に、方形の天部と、前記天部に対向する底部と、前記天部と前記底部の両端に形成される方形の襠部とを有し、前記本体は、平面視略方形の本体主面部、前記本体主面部の周囲に形成された本体側面部、および前記本体主面部に形成され、前記本体主面部の1つの端縁近辺に、前記蓋体を前記本体に取り付けるための平面視略帯状の本体側取付部を含み、前記本体主面部、前記本体側面部および前記本体側取付部は、合成樹脂で一体的に形成され、前記蓋体は、合成樹脂シートにより一体的に形成された蓋体主面部材と、前記蓋体主面部に接合して固定された蓋体側面部材とを含み、前記蓋体主面部材は、前記本体主面部に対向する前記本体主面部と同形同大の蓋体主面部と、前記蓋体主面部の長手端に連設された折り曲げ可能な部分と、前記折り曲げ可能な部分の長手端に連設された前記本体側取付部と同形同大の蓋体側取付部とを含み、前記蓋体側面部材は、前記蓋体主面部の前記折り曲げ可能な部分を形成されていない端縁に、前記蓋体主面部から垂直に立ち上がるように固着されており、前記本体と前記蓋体とは、前記蓋体の前記蓋体側取付部を、前記本体の前記本体側取付部に、取り付けることによって連結され、前記本体主面部と前記蓋体主面部とは、前記ケースの前記胴部を構成し、前記本体と前記蓋体とは、前記折り曲げ可能な部分を介して連結され、前記折り曲げ可能な部分は、前記ケースの前記底部を構成し、前記本体側面部と前記蓋体側面部材とは、前記本体と前記蓋体とが閉じたときに、前記ケースの前記天部、前記底部及び前記襠部を構成し、前記本体に対して前記蓋体を閉じることによって、前記本体側面部および前記蓋体側面部材の内側に前記収納部が形成されるので、蓋体の蓋体主面部などが合成樹脂シートにより形成されているので、全体が合成樹脂で一体成型によって形成されるケースと比べて、ケース全体の重量が軽量であり、また、本体主面部および蓋体主面部に相当する主面部材を薄い合成樹脂シートにより形成されるケースに比べて、ケース全体の強度が強いため、軽量であるとともに全体が変形しにくいケースを提供することができる。
この発明の請求項2にかかるケースによれば、前記ケースは、全体が直方体であって、前記折り曲げ可能な部分は、前記本体主面部に対して垂直な方向に、前記本体側面部及び蓋体側面部材が重ね合わさったものの前記本体主面部からの高さと同じ高さを備えるので、ケース全体の形状が直方体であって、軽量であるとともに変形しにくいケースを提供することができる。
この発明の請求項3にかかるケースによれば、前記蓋体側面部材は、前記蓋体主面部において前記折り曲げ可能な部分が形成される1辺を除いた3辺にそれぞれ形成される3つの側面部材を含み、前記3つの側面部材は、一体的に形成され、または、個別に形成されて接合されるので、側面部材を作るための金型のコストを抑えることができる。
この発明の請求項4にかかるケースによれば、前記本体側面部は、前記本体主面部の4辺に沿って形成され、前記本体主面部の手前側端縁に形成された手前側壁部と、前記手前側壁部の右端に形成され、前記本体主面部の右側端縁に形成された右側壁部と、前記手前側壁部の左端に形成され、前記本体主面部の左側端縁に形成された左側壁部と、前記右側壁部の下端に形成され、前記本体主面部の向こう側端縁に形成された右向こう側壁部と、前記左側壁部の下端に形成され、前記本体主面部の向こう側端縁に形成された左向こう側壁部とを含み、前右側壁部の反対側に位置する前記右向こう側壁部の一方端縁と、前左側壁部の反対側に位置する前記左向こう側壁部の一方端縁と、前記本体主面部とによって、前記右向こう側壁部と左向こう側壁部との間に、側面開口部が形成されるので、ケースを開けたときに、側面に開きがあることにより被収納物を取り出しやすくなり、また、被収納物の取り出しやすさをよくするために収納スペースの大きさを被収納物に対して広めにとっているケースに比べて、コンパクトなケースを提供することができる。
この発明の請求項5にかかるケースによれば、前記右向こう側壁部及び前記左向こう側壁部のうちの少なくとも1つの側壁部は、前記側面開口部を形成する端縁側に、前記本体主面部から上方に向かって前記側面開口部が広がるように、前記側壁部の上方の端縁と前記側面開口部を形成する前記端縁との間に、切り欠き部を有するので、被収納物をより取り出しやすくなる。
この発明の請求項6にかかるケースによれば、前記蓋体側面部材は、前記蓋体主面部の手前側端縁、右側端縁、及び左側端縁の3つの端縁において接し合わされ、密着される、主面部材固定部と、前記蓋体主面部の4つの端縁のうち、隣り合う第1の端縁及び第2の端縁から構成される角部において接し合わされ、密着される、主面部材補強部とを含み、前記主面部材固定部と前記主面部材補強部とは、前記主面部材の端縁の中央から、前記主面部材の前記角部にかけて連続しており、前記主面部材固定部及び前記主面部材補強部は、同一平面上で前記主面部材に接触し、前記主面部材固定部は、平面視して前記主面部材の外側に位置する固定部外縁と、平面視して前記主面部材の内側に位置する固定部内縁とを含み、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に位置する前記主面部材補強部は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁のうち少なくとも1つに位置する前記主面部材固定部の前記固定部内縁と連続する補強部縁を有し、前記補強部縁は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に拡がっているので、柔軟なシート状である蓋体主面部が、ケース開閉時に変形しにくいケースを提供することができる。
この発明の請求項7にかかるケースによれば、本体と、前記本体に開閉可能に取り付けられ、閉じることによって前記本体と協働して箱形の収納部を形成する蓋体とを有するケースであって、前記本体及び前記蓋体のうちの少なくとも1つは、合成樹脂シートにより形成された主面部材と、前記主面部材の適宜な位置に接合して固定された接合部材とを含み、前記接合部材は、前記主面部材の手前側端縁、右側端縁、及び左側端縁の3つの端縁において密着される、それぞれの端縁に位置する平面視略帯状の3つの主面部材固定部と、前記主面部材の4つの端縁のうち、隣り合う第1の端縁及び第2の端縁から構成される角部において密着される、主面部材補強部とを含み、前記主面部材固定部と前記主面部材補強部とは、前記主面部材の端縁の中央から、前記主面部材の前記角部にかけて連続しており、前記主面部材固定部及び前記主面部材補強部は、同一平面上で前記主面部材に接触し、前記主面部材固定部は、平面視して前記主面部材の外側に位置する固定部外縁と、平面視して前記主面部材の内側に位置する固定部内縁とを含み、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に位置する前記主面部材補強部は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁のうち少なくとも1つに位置する前記主面部材固定部の前記固定部内縁と連続する補強部縁を有し、前記補強部縁は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に拡がっているので、柔軟なシート状である蓋体主面部が、ケース開閉時に変形しにくいケースを提供することができる。
この発明の請求項8にかかるケースによれば、前記主面部材固定部は、前記主面部材固定部が位置する前記主面部材の端縁と平行であって、平面視して前記主面部材の外側に位置する固定部外縁と、前記主面部材固定部が位置する前記主面部材の端縁と平行であって、平面視して前記主面部材の内側に位置する固定部内縁とを含み、前記補強部縁は、前記固定部内縁を含む直線によって分かれる2つの領域のうち、前記固定部外縁とは反対側に位置するので、柔軟なシート状である蓋体主面部が、ケース開閉時に変形しにくいケースを提供することができる。
この発明の請求項9にかかるケースによれば、前記主面部材補強部の形状は、2つの直線と、1つの曲線若しくは直線よって囲まれた形状であって、前記2つの直線のうちの第1の直線は、前記第1の端縁と平行であり、前記2つの直線のうちの第2の直線は、前記第2の端縁と平行であり、前記曲線は、前記補強部縁を含み、平面視して前記蓋体主面部上に配置されるので、柔軟なシート状である蓋体主面部が、ケース開閉時に変形しにくいケースを提供することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明の一実施の形態であるケースの開いた状態を示す斜視図解図である。 図1に示すケースを構成する本体を示す斜視図解図である。 図1に示すケースを構成する本体を示す斜視図解図である。 蓋体側面部材を構成する部材を示す斜視図解図である。 蓋体側面部材を構成する部材を示す斜視図解図である。 蓋体側面部材を示す斜視図解図である。 蓋体側面部材を示す斜視図解図である。 図1に示すケースを構成する蓋体主面部材の図解図である。 図1に示すケースを構成する本体の図解図である。 図1に示すケースを構成する本体の図解図である。 図1に示すケースを構成する本体の図解図である。 図1に示すケースを構成する本体の図解図である。 図1に示すケースを構成する本体の断面図解図である。 図4に示す蓋体側面部材を構成する手前側面部材の図解図である。 手前側面部材の連結部を示す図解図である。 図4に示す蓋体側面部材を構成する右側面部材の図解図である。 図4に示す蓋体側面部材を構成する左側面部材の図解図である。 別の実施形態である蓋体側面図を示す斜視図解図である。 別の実施形態である蓋体側面図を示す図解図である。 ケースを説明する斜視図解図である。
図1は、この発明の一実施の形態であるファイル形ケースを示す斜視図解図である。
ケース10は、本体12及び蓋体14を含む。ケース10は、全体が直方体であって、方形の胴部(主面板)の周辺に、正面視長方形の天部、背面視長方形の底部、及び側面視長方形の襠部を構成する側面部が連設されている。
本体12は、本体12を構成する本体主面部20と本体側面部23とにより囲繞された内側に、用箋、ノート、書籍、文房具等の被収納物を収納するための収納部12Sを形成され、蓋体14は、蓋体主面部材16と蓋体側面部材18とにより囲繞された内側に収納部14Sを形成されている。
本体12は、本体12の主面部を構成する長方形状の本体主面部20と、本体主面部20の4つの端辺に、ほぼ直交する向きに延びるように、本体12の側面部を構成する本体側面部23とを含む。
蓋体14は、蓋体14の主面部を構成する平面視略方形状の蓋体主面部材16と、蓋体14の側面部を構成する平面視略コ字形の蓋体側面部材18とを含む。
蓋体主面部材16は、平面視略方形状の蓋体主面部22と、前記蓋体主面部22の長手端に連設された方形状の接続部材24と、前記接続部材の長手端に連設された略方形状の蓋体側取付部25とを含む。
蓋体側面部材18は、前記蓋体主面部22の接続部材24が連設されていない3つの端辺に、ほぼ直交する向きに延びるように、蓋体14の側面部を構成する。前記蓋体主面部22と前記本体主面部20とは、対称であって、対向して前記ケース10の胴部を構成する。
蓋体側面部材18は、前記蓋体主面部22の接続部材24を形成されていない端縁に、前記蓋体主面部22から垂直に立ち上がるように固着される。
ケース10の底部を構成する接続部材24と、ケース10の天部及び襠部を構成する本体側面部23及び蓋体側面部材18とは、本体主面部20に対して垂直である。
接続部材24は、本体主面部20に対して垂直な方向に、本体側面部23及び蓋体側面部材18が重ね合わさったものの本体主面部20からの高さと同じ高さを備える。
本体12と蓋体14とは、蓋体14の留め部72とは反対側の長手端縁の蓋体側取付部25を、本体12の留め部42とは反対側の長手端縁の本体側取付部21に、接し合わせて、固着することによって連結される。
本体12と蓋体14とは、接続部材24を介して連結され、接続部材24は、ケース10の底部を構成する。
本体12と接続部材24との間には、ヒンジ部26があり、蓋体14と接続部材24との間には、ヒンジ部28がある。
ヒンジ部26は、接続部材24の長手方向にのび、接続部材24の一端から他端に亘って連続する。
ヒンジ部28は、接続部材24の長手方向にのび、接続部材24の一端から他端に亘って連続する。
而して、ヒンジ部26とヒンジ部28とにより、本体12と蓋体14とが開閉できる。
本体12の開口部12aと蓋体14の開口部14aとは、略々同形であり、本体12の開口部12aと蓋体14の開口部14aとは、本体12と蓋体14を閉じたときに本体12の開口部12aの口縁と蓋体14の開口部14aの口縁とが重なり合い、本体12の内側の収納部12Sと蓋体14の内側の収納部14Sとを密閉する。
本体12を構成する前記本体主面部20と前記本体側面部23とは、ポリプロピレン等の合成樹脂により、一体的に形成され、それぞれの厚さは、約1.0mmに成形されたものである。
蓋体主面部材16は、ポリプロピレン等の薄い合成樹脂シートにより形成され、押し出し成形(シーティング)により、厚さ0.4〜0.6mmに成形された、柔軟なシート状体である。
前記蓋体主面部材16は、蓋体14の表面側に配置される平面視略長方形状の蓋体主面部22と、前記蓋体主面部22の向こう側端縁において形成された平面視略帯状の接続部材24と、さらに向こう側端縁において形成された蓋体側取付部25とを含む。前記蓋体主面部22、接続部材24、および蓋体側取付部25は、一体的に成形される。
前記蓋体主面部材16の蓋体主面部22と前記本体の本体主面部20とは、略々同一の形状及び大きさであり、主として、ケース10の胴部を構成するように形成されている。
前記蓋体主面部材16の前記接続部材24は、ケース10の向こう側の側面で、前記蓋体側面部材18に並置され、底部を構成するように形成されている。
前記蓋体主面部材16の前記蓋体側取付部25は、前記本体12における本体主面部20の一部である本体側取付部21と超音波溶着等により接合される。
蓋体主面部22と接続部材24との境界線部は、蓋体主面部材16を構成するシート状体を折り曲げられて形成された、直線状のヒンジ部26を構成し、蓋体側取付部25と接続部材24との境界線部は、蓋体主面部材16を構成するシート状体を折り曲げられて形成された、直線状のヒンジ部28を構成する。そして、蓋体主面部22と接続部材24とは、ヒンジ部26を介して折り曲げ自在に連結され、蓋体側取付部25と接続部材24とは、ヒンジ部28を介して折り曲げ自在に連結されている。
この実施の形態においては、ケース10の幅方向における接続部材24の長さは、蓋体主面部22及び蓋体側取付部25の長さと同一又はそれ以下であるように形成されている。
この実施形態において、蓋体主面部材16は、接続部材24のケース10の幅方向の右側の端縁を補強するために、右側端縁補強部24aを有し、接続部材24のケース10の幅方向の左側の端縁を補強するために、左側端縁補強部24bを有する。
右側端縁補強部24aと接続部材24との境界線部は、蓋体主面部材16を構成するシート状体を折り曲げられて形成された、直線状のヒンジ部27を構成し、左側端縁補強部24bと接続部材24との境界線部は、蓋体主面部材16を構成するシート状体を折り曲げられて形成された、直線状のヒンジ部29を構成する。そして、左側端縁補強部24aは、ヒンジ部27を介して折り曲げられ、接続部材24に溶着され、左側端縁補強部24bは、ヒンジ部29を介して折り曲げられ、接続部材24に溶着される。
ケース10の側面部は、本体12の天部、底部及び襠部を構成する平面視略ロ字形若しくはコ字形の本体側面部23と、蓋体14の天部、底部及び襠部を構成する平面視略コ字形の蓋体側面部材18とを含む。
本体12は、ケースの胴部を構成する長方形状の本体主面部20と、本体主面部20の4つの端辺に、本体主面部20とはほぼ直交する向きに延びるように、ケースの天部、底部及び襠部を構成する本体側面部23とを含む。
本体12を構成する本体主面部20と本体側面部23とは、ポリプロピレン等の合成樹脂で一体成形されている。
前記本体側面部23は、前記本体主面部20の手前側端縁に形成された手前側壁部32と、前記本体主面部20の右側端縁に形成された右側壁部34と、前記本体主面部20の左側端縁に形成された左側壁部36と、前記本体主面部20の向こう側端縁に形成された向こう側壁部37とを含み、前記向こう側壁部37は、右向こう側壁部38と左向こう側壁部40とを有する。
手前側壁部32と向こう側壁部37とは、平行に対向するように形成されている。また、右側壁部34と左側壁部36とは、平行に対向するように形成されている。
前記手前側壁部32は、正面視略方形状で断面略直線状であり、前記手前側壁部32の右端に、側面視略方形状で断面略直線状の右側壁部34が形成され、さらに、前記右側壁部34の下端に、断面略直線状の右向こう側壁部38が形成される。
また、前記手前側壁部32の左端に、側面視略方形状で断面略直線状の左側壁部36が形成され、さらに、前記左側壁部36の下端に、断面略直線状の左向こう側壁部40が形成される。
この実施の形態においては、手前側壁部32と右側壁部34との境界部は、平面視略半円弧状であり、手前側壁部32と左側壁部36との境界部は、平面視略半円弧状である。
また、右側壁部34と右向こう側壁部38との境界部は、平面視略半円弧状であり、左側壁部36と左向こう側壁部40との境界部は、平面視略半円弧状である。
そして、本体側面部23は、手前側壁部32の長手方向における中央を中心として左右対称に形成されている。
本体側面部23を構成する手前側壁部32、右側壁部34、左側壁部36、および向こう側壁部37は、本体主面部20を平面視したときに、コ字形若しくはロ字形を形成する。
向こう側壁部37を構成する前記右向こう側壁部38及び前記左向こう側壁部40は、本体主面部20を平面視したときに、一直線上に並置される。
右向こう側壁部38と左向こう側壁部40は、被収納物の取りやすさを考慮して、右向こう側壁部38と左向こう側壁部40との間に、ある程度の間隔を有して並置されており、右向こう側壁部38の一方端縁38bと左向こう側壁部40の一方端縁40bと本体主面部20とによって、凹部状の側面開口部37aが形成される。
この実施形態において、右向こう側壁部38及び左向こう側壁部40は同形同大であり、手前側壁部32の長手方向における中央を中心として左右対称に形成されている。また、向こう側壁部37の長手方向に沿った右向こう側壁部38及び左向こう側壁部40の長さと側面開口部37aの長さとは、略々同じである。
右向こう側壁部38及び左向こう側壁部40は異なる形状であってもよく、また、向こう側壁部37の長手方向に沿った、右向こう側壁部38、左向こう側壁部40、および側面開口部37aの長さは、それぞれ異なる長さであってもよい。また、右向こう側壁部38と左向こう側壁部40は、右向こう側壁部38と左向こう側壁部40の間に、本体主面部20からの高さが、右向こう側壁部38及び左向こう側壁部40よりも低い側壁部によって連続していてもよい。
被収納物を収納するために形成された収納部12Sは、本体12を構成する本体主面部20と本体側面部23によって形成されており、本体主面部20を底面とみたときに、上方に開口部12aを有し、側面に、向こう側壁部37が有する側面開口部37aを有する。
側面開口部37aは、本体12と蓋体14を閉じたときに、蓋体主面部材16の一部の面が外から覆う形で、蓋体主面部材16により塞がれて、本体12の内側の収納部12Sと蓋体14の内側の収納部14Sとを密閉にする。
この実施形態において、側面開口部37aは、本体12と蓋体14を閉じたときに、蓋体主面部材16の接続部材24によって塞がれ、本体12の内側の収納部12Sと蓋体14の内側の収納部14Sとを密閉にする。
右向こう側壁部38は、本体主面部20から上方に向かって、側面開口部37aが広がるように、右向こう側壁部38における上方端縁38cと前記側面開口部37a側の端縁38bとの間に切り欠き部44を有し、また、左向こう側壁部40は、本体主面部20から上方に向かって、側面開口部37aが広がるように、左向こう側壁部40における上方端縁40cと前記側面開口部37a側の端縁40bとの間に切り欠き部45を有する。
この実施形態において、右向こう側壁部38は、背面視して略々方形状のものから、側面開口部37aを形成する端縁38bと右向こう側壁部38の上方端縁38cに斜交する斜線により角部分を切り取った形状を有し、左向こう側壁部40は、背面視して略々方形状のものから、側面開口部37aを形成する端縁40bと左向こう側壁部40の上方端縁40cに斜交する斜線により角部分を切り取った形状を有する。
右向こう側壁部38の側面開口部37aを形成する端縁38b及び左向こう側壁部40の側面開口部37aを形成する端縁40bは、本体主面部20から上方に向かって、前記側面開口部37aが広がるように、円弧状や曲線状であってもよく、本体主面部20に対して斜交してもよい。
手前側壁部32は、蓋体14を本体12に被せて締めておくための留め部42を、長手方向の中央に備えている。留め部42は、手前側壁部32の上縁から手前側に突出され、手前側壁部32の手前側面に向けて接離するように折り曲げ自在に形成された、突出片42aを備える。該突出片42aは、正面視略長方形状の板片であり、蓋体14の留め部72に係止させる突起部42bを、先端において留め部72側に向けて突き出し設けられている。
本体12の主面部を構成する本体主面部20は、本体主面部20の向こう側端縁に、蓋体主面部材16の蓋体側取付部25に取り付けられるための、平面視して蓋体側取付部25と略々同一の形状の略帯状の本体側取付部21を有する。本体12と蓋体14とは、本体側取付部21と蓋体側取付部25とが重ね合わされて、超音波溶着等により接合されて、一体のケース10を構成する。
本体側取付部21は、本体側取付部21と蓋体側取付部25とを重ね合わせたときに、本体主面部20の外表面と蓋体側取付部25の一方表面とが略々同一の水平面となるようにして、ケース10の胴部表面を構成するように、本体主面部20の向こう側端縁近辺の一部の表面を蓋体側取付部25の厚さだけ凹設されて形成される。
この実施形態において、蓋体14を構成する蓋体側面部材18は、平面視略直線状で断面略L字形の手前側面部材18aと、手前側面部材18aの右端に連結された、平面視略直線状で断面略L字形の右側面部材18bと、手前側面部材18aの左端に連結された、平面視略直線状で断面略L字形の左側面部材18cとの3つの部材から構成される。
手前側面部材18a、右側面部材18b、および左側面部材18cは、それぞれ別々に、ポリプロピレン等の合成樹脂で略直線状に成形される。
また、蓋体側面部材18は、手前側の側面を構成する中央より左右にのびる平面視直線状の第1壁部60Aと、蓋体側面部材18の右側の側面を構成する、前記第1壁部60Aの右端から下方にのびる第2壁部60Bと、蓋体側面部材18の左側の側面を構成する、前記第1壁部60Aの左端から下方にのびる第3壁部60Cとを含む。
手前側面部材18aは、第1壁部60Aの一部を構成する蓋体手前壁部62を含む。
右側面部材18bは、第2壁部60Bを構成する蓋体右壁部64と、第1壁部60Aの一部を構成する前記蓋体右手前壁部67と、接続部材24の下端に連結された蓋体右向こう壁部68とを含む。
左側面部材18cは、第3壁部60Cを構成する蓋体左壁部66と、第1壁部60Aの一部を構成する前記蓋体左手前壁部69と、接続部材24の下端に連結された蓋体左向こう壁部70とを含む。
蓋体手前壁部62、蓋体右手前壁部67、および蓋体左手前壁部69は、略々同一水平面上にある。蓋体右壁部64と蓋体右手前壁部67とは、直交しており、蓋体右壁部64と蓋体右向こう壁部68とは、直交している。蓋体左壁部66と蓋体左手前壁部69とは、直交しており、蓋体左壁部66と蓋体左向こう壁部70とは、直交している。また、蓋体右手前壁部67と蓋体右向こう壁部68とは、平行に対向しており、蓋体左手前壁部69と蓋体左向こう壁部70とは、平行に対向している。
右側面部材18bと左側面部材18cとは、同一形状であって、前記蓋体手前壁部62の長手方向における中央を中心として左右対称な位置で、平行に対向している。
この実施の形態においては、蓋体右手前壁部67と蓋体右壁部64との境界部は、平面視略半円弧状であり、蓋体左手前壁部69と蓋体左壁部66との境界部は、平面視略半円弧状である。
また、蓋体右壁部64と蓋体右向こう壁部68との境界部は、平面視略半円弧状であり、蓋体左壁部66と蓋体左向こう壁部70との境界部は、平面視略半円弧状である。
蓋体側面部材18は、蓋体手前壁部62の長手方向における中央を中心として左右対称に形成されている。
この実施の形態においては、第1連結部82及び第2連結部84は、手前壁部62の長手方向の中央より左右にのびる第1壁部60Aを分割している。
第1連結部82は、第1壁部60Aを分割しており、第1壁部60Aの第1連結部82より右側で境界部より中央側において手前壁部62と右壁部64とが連結される。
そして、第2連結部84は、第1壁部60Aを分割しており、第1壁部60Aの第2連結部84より左側で境界部より中央側において手前壁部62と左壁部66とが連結される。
蓋体側面部材18は、蓋体14の開口部14aを構成する側とは反対側の外縁の内側に、蓋体主面部材16の蓋体主面部22を超音波溶着等で接合し固定するための主面部材固定部を形成されている。
手前側面部材18aは、外縁の内側に、断面略L字形の手前主面部材固定部50を段差状に形成されている。手前主面部材固定部50は、蓋体14を平面視したとき、蓋体手前壁部62の一方端縁から他方端縁にかけて連続した、略帯状である。
右側面部材18bは、外縁の内側に、断面略L字形の右主面部材固定部52を段差状に形成されている。また、右主面部材固定部52は、蓋体14を平面視したとき、蓋体右壁部64の一方端縁から他方端縁にかけて連続した、略帯状である。
左側面部材18cは、外縁の内側に、断面略L字形の左主面部材固定部54を段差状に形成されている。また、左主面部材固定部54は、蓋体14を平面視したとき、蓋体左壁部66の一方端縁から他方端縁にかけて連続した、略帯状である。
右側面部材18bは、蓋体右壁部64と蓋体右手前壁部67で構成される角部に、断面略L字形の主面右上補強部56を有する。主面右上補強部56は、蓋体右壁部64と蓋体右手前壁部67で構成される角部の外縁の内側に、段差状に形成されている。
また、右側面部材18bは、蓋体右壁部64と蓋体右向こう壁部68で構成される角部に、断面略L字形の主面右下補強部58を有する。主面右下補強部58は、蓋体右壁部64と蓋体右手前壁部67で構成される角部の外縁の内側に、段差状に形成されている。
左側面部材18cは、蓋体左壁部66と蓋体左手前壁部69で構成される角部に、断面略L字形の主面左上補強部57を有する。主面左上補強部57は、蓋体左壁部66と蓋体左手前壁部69で構成される角部の外縁の内側に、段差状に形成されている。
また、左側面部材18cは、蓋体左壁部66と蓋体左向こう壁部70で構成される角部に、断面略L字形の主面左下補強部59を有する。主面左下補強部59は、蓋体左壁部66と蓋体左向こう壁部70で構成される角部の外縁の内側に、段差状に形成されている。
右側面部材18bは、右主面部材固定部52の一端に、蓋体14を平面視したとき、右主面部材固定部52の幅よりも大きい主面右上補強部56が連続されており、右主面部材固定部52の他端に、蓋体14を平面視したとき、右主面部材固定部52の幅よりも大きい主面右下補強部58が連続されている。
左側面部材18cは、左主面部材固定部54の一端に、蓋体14を平面視したとき、左主面部材固定部54の幅よりも大きい主面左上補強部57が連続されており、左主面部材固定部54の他端に、蓋体14を平面視したとき、左主面部材固定部54の幅よりも大きい主面左下補強部59が連続されている。
前記主面部材固定部50,52,54と前記主面部材補強部56,58,57,59とは、蓋体主面部22の端縁の中央から、蓋体主面部22の端縁の両端の角部にかけて連続しており、前記右主面部材固定部52,54と前記主面部材補強部56,58,57,59は、同一平面上で前記蓋体主面部22と接し合う。
手前主面部材固定部50は、蓋体14を平面視して前記主面部材の内側の端縁である手前固定部内縁50aと、蓋体14を平面視して蓋体主面部22の外側の端縁である手前固定部外縁50bとを含む。
右主面部材固定部52は、蓋体14を平面視して前記主面部材の内側の端縁である右固定部内縁52aと、蓋体14を平面視して蓋体主面部22の外側の端縁である右固定部外縁52bとを含む。
左主面部材固定部54は、蓋体14を平面視して前記主面部材の内側の端縁である左固定部内縁54aと、蓋体14を平面視して蓋体主面部22の外側の端縁である左固定部外縁54bとを含む。
手前固定部内縁50aは、右端において、主面右上補強部56の有する右上補強部縁56aと連続し、前記右上補強部縁56aは、手前固定部内縁50aとは反対側の端縁で、右固定部内縁52aと連続する。さらに、右固定部内縁52aは、前記右上補強部縁56aとは反対側の端縁で、主面右下補強部58の有する右下補強部縁58aと連続し、前記右下補強部縁58aは、蓋体右向こう壁部68まで連続する。
手前固定部内縁50aは、左端において、主面左上補強部57の有する左上補強部縁57aと連続し、前記左上補強部縁57aは、手前固定部内縁50aとは反対側の端縁で、左固定部内縁54aと連続する。さらに、左固定部内縁54aは、前記左上補強部縁57aとは反対側の端縁で、主面左下補強部59の有する左下補強部縁59aと連続し、前記左下補強部縁59aは、蓋体左向こう壁部70まで連続する。
主面右上補強部56は、蓋体右壁部64と蓋体右手前壁部67で構成される角部に拡がっており、主面右下補強部58は、蓋体右壁部64と蓋体右向こう壁部68で構成される角部に拡がっており、主面左上補強部57は、蓋体左壁部66と蓋体左手前壁部69で構成される角部に拡がっており、主面左下補強部59は、蓋体左壁部66と蓋体左向こう壁部70で構成される角部に拡がっている。
主面右上補強部56、主面右下補強部58、主面左上補強部57、および主面左下補強部59は、蓋体主面部22の4隅に位置し、シート状である蓋体主面部22がケース開閉時に変形すること、特に、右側面部材18bとそれに平行である左側面部材18cとがねじれの位置関係に変形することを抑制し、蓋体14全体の強度が高まる。これら補強部56,58,57,59は、蓋体主面部22の4隅に位置すればよく、右側面部材18b及び左側面部材18cの代わりに、手前側面部材18aが、主面右上補強部56及び主面左上補強部57を備えていてもよい。
主面右上補強部56、主面右下補強部58、主面左上補強部57、および主面左下補強部59は、互いに同じ形状である必要はなく、形状も実施形態に限定されない。
主面部材補強部が、例えば、蓋体主面部材の4つの端縁のうち、隣り合う第1の端縁及び第2の端縁から構成される角部において密着される場合、前記主面部材補強部の形状は、2つの直線と1つの曲線によって囲まれた形状でありえる。この場合、前記2つの直線の一方直線は、前記第1の端縁と平行であり、前記2つの直線の他方直線は、前記第2の端縁と平行であり、前記第1の直線と前記第2の直線とは直交し、前記曲線は、平面視して前記蓋体主面部上に配置された形状、例えば扇形状でありえる。
また、主面部材補強部の形状は、例えば、3つの直線によって囲まれた三角形状でありえる。この場合、前記3つの直線のうちの第1の直線は、第1の端縁と平行であり、3つの直線のうちの第2の直線は、第2の端縁と平行であり、第1の直線と第2の直線とは直交し、3つの直線のうちの第3の直線は、平面視して蓋体主面部22上に配置され、前記第1の直線及び前記第2の直線に斜交する。
主面右上補強部56、主面右下補強部58、主面左上補強部57、および主面左下補強部59の大きさは、シート状である蓋体主面部の大きさや厚み等に応じて、適宜変更される。
当該主面部材補強部56,58,57,59は、蓋体14だけでなく、本体12及び蓋体14の両方ともが、合成樹脂シートにより形成された主面部材と、前記主面部材の適宜な位置に接合して固定された接合部材とによって構成されたケースにおいても、備えられる。
この実施の形態においては、蓋体主面部材16を固定する面は、手前主面部材固定部50、右主面部材固定部52、主面右上補強部56、主面右下補強部58、左主面部材固定部54、主面左上補強部57、主面左下補強部59が連なった水平の平面状に形成され、蓋体主面部材16を密着させるように構成されている。
この実施の形態においては、主面部材固定部は、蓋体側面部材18の外表面から下方に向けて、垂直面を形成され且つ該垂直面から内部に向けて水平面を形成され、垂直面は蓋体主面部材16の厚さと同じ0.5mm程度の深さに凹設されている。
別の実施形態において、右上補強部縁56aは、手前固定部内縁50aに対して、手前固定部外縁50bとは反対側に膨出しており、右固定部内縁52aに対して、右固定部外縁52bとは反対側に膨出し、左上補強部縁57aは、手前固定部内縁50aに対して、手前固定部外縁50bとは反対側に膨出しており、左固定部内縁54aに対して、左固定部外縁54bとは反対側に膨出し、右下補強部縁58aは、右固定部内縁52aに対して、右固定部外縁52bとは反対側に膨出し、左下補強部縁59aは、左固定部内縁54aに対して、左固定部外縁54bとは反対側に膨出している。
この実施の形態においては、手前側面部材18aと右側面部材18bとは、手前側面部材18a側の右端の近傍に形成された連結部80を構成する第1連結部82で連結され、手前側面部材18aと左側面部材18cとは、手前側面部材18a側の左端の近傍に形成された連結部80を構成する第2連結部84で連結されている。
手前側面部材18aの右端には、第1連結部82において右側面部材18bと連結するための差込部82aを有し、手前側面部材18aの左端には、第2連結部84において左側面部材18cと連結するための差込部84aを有する。
右側面部材18bの上端には、第1連結部82において手前側面部材18aと連結するための差込孔82bを有し、左側面部材18cの上端には、第2連結部84において手前側面部材18aと連結するための差込孔84bを有する。
差込部82aは、手前側面部材18aの右端において、手前側面部材18aの長手方向に突出しており、差込部84aは、手前側面部材18aの左端において、手前側面部材18aの長手方向に突出している。
差込孔82bは、右側面部材18bの上端において、右側面部材18bの左側から差し込めるように、右側面部材18bの蓋体右手前壁部67の長手方向に形成され、差込孔84bは、左側面部材18cの上端において、左側面部材18cの右側から差し込めるように、左側面部材18cの蓋体左手前壁部69の長手方向に形成される。
そして、蓋体主面部22を蓋体側面部材18に固着するときは、手前側面部材18aの第1連結部82における差込部82aを、右側面部材18bの第1連結部82における差込孔82bに差し込んで密着させ、手前側面部材18aの第2連結部84における差込部84aを、左側面部材18cの第2連結部84における差込孔84bに差し込んで密着させ、平面視略コの字形に成形する。
そして、手前主面部材固定部50、右主面部材固定部52、左主面部材固定部54、主面部材固定部68a及び主面部材固定部70aに、蓋体主面部22の手前側端縁22aの近傍、右側端縁22bの近傍、左側端縁22cの近傍、そしてヒンジ部28の近傍を溶着する。
而して、連結部80で分割されていた手前側面部材18a、右側面部材18b及び左側面部材18cは、連結部80を密着されて、蓋体14を成形する。
蓋体手前壁部62は、蓋体14を本体12に被せて締めておくための留め部72を、長手方向の中央に備えている。留め部72は、蓋体手前壁部62の手前側面に形成された係止段部ないし係止穴部によって構成されている。
この実施の形態においては、留め部72は、蓋体手前壁部62の手前側面より突設された係止凸部72aによって係止段部を構成し、係止凸部72aは、その先端に本体12の留め部42を垂直に止めるための係合凸部72bを突設されている。
蓋体主面部材16の接続部材24は、本体12及び蓋体14の向こう側において、本体側面部23の右向こう側壁部38及び左向こう側壁部40と蓋体側面部材18の蓋体右向こう壁部68及び蓋体左向こう壁部70との間に跨る。
この実施の形態においては、接続部材24は、本体12の右向こう側壁部38及び左向こう側壁部40の向こう側面と蓋体14の蓋体右向こう壁部68及び蓋体左向こう壁部70の向こう側面とに接合し、右向こう側壁部38と蓋体右向こう壁部68との間及び左向こう側壁部40と蓋体左向こう壁部70との間に跨って固定される。
この実施の形態においては、右向こう側壁部38の主面部材固定部38aと右向こう側壁部38の向こう側面とは直交し、左向こう側壁部40の主面部材固定部40aと左向こう側壁部40の向こう側面とは直交し、蓋体右向こう壁部68の主面部材固定部68aと蓋体右向こう壁部68の向こう側面とは直交し、蓋体左向こう壁部70の主面部材固定部70aと蓋体左向こう壁部70の向こう側面とは直交している。
而して、蓋体主面部22と接続部材24とは、ヒンジ部26において直角に折り曲げられ、本体主面部20と接続部材24とは、ヒンジ部28において直角に折り曲げられる。
而して、接続部材24は、右向こう側壁部38及び左向こう側壁部40の下縁にヒンジ部26を接し且つ蓋体右向こう壁部68及び蓋体左向こう壁部70の上縁にヒンジ部28を接して、本体12の開口部12aに蓋体14の開口部14aを被せ、開口部12aの留め部42を蓋体14の留め部72に係止させて、被蓋する。
本体12と蓋体14とを開口するときには、留め部42を留め部72から外し、ヒンジ部28及びヒンジ部26を中心にして蓋体14を開く。
本体12の開口部12aの開口縁と蓋体14の開口部14aの開口縁とは、蓋体14を閉じたときに、手前側と向こう側との間において、ずれを生じさせないようにするための段差によるずれ防止部90を、右側壁部34と左側壁部36及び蓋体右壁部64と蓋体左壁部66に形成されている。
また、本体12の開口部12aの開口縁と蓋体14の開口部14aの開口縁とは、蓋体14を閉じたときに、右側縁と左側縁との間において、ずれを生じさせないようにするための段差によるずれ防止部92を、手前側壁部32及び蓋体手前壁部62に形成されている。
この実施の形態においては、ずれ防止部90は、本体12の開口部12aに蓋体14を被せたとき、本体12を構成する右側壁部34及び左側壁部36に突設されたずれ防止係止凸部90aに、蓋体14を構成する蓋体右壁部64及び蓋体左壁部66に穿設されたずれ防止係止凹部90bを、嵌合させるように構成されている。
また、ずれ防止部90は、本体12を構成する右側壁部34及び左側壁部36に穿設されたずれ防止係止凹部90cに、蓋体14を構成する蓋体右壁部64及び蓋体左壁部66に突設されたずれ防止係止凸部90dを、嵌合させるように構成されている。
また、ずれ防止部92は、本体12の開口部12aに蓋体14を被せたとき、本体12を構成する手前側壁部32に穿設されたずれ防止係止凹部92aに、蓋体14を構成する蓋体手前壁部62に突設されたずれ防止係止凸部92bを、嵌合させるように構成されている。
ずれ防止係止凹部90b,ずれ防止係止凹部90c及びずれ防止係止凹部92aの内側には、被収納物が収納部12S及び収納部14Sからこぼれ落ちないようにするための隔壁94及び隔壁96を形成されている。
別の実施形態において、図16及び図17に示すように、蓋体114を構成する蓋体側面118は、手前側面部材18a、右側面部材18b、および左側面部材18cの別部材が合わさって構成されるのではなく、手前壁部162と、右壁部164と、左壁部166と、右向こう壁部168及び左向こう壁部170とに分割されており、上から下に亘って連続する薄肉状の連結部180で連結されるように構成され、合成樹脂により一体成形されている。
この実施の形態においては、手前壁部162と右壁部164とは、手前壁部162側の右端の近傍に形成された連結部180を構成する第1連結部182で連結され、手前壁部162と左壁部166とは、手前壁部162側の左端の近傍に形成された連結部180を構成する第2連結部184で連結されている。そして、右壁部164と右向こう壁部168とは、右壁部164の右向こう壁部168側寄りに形成された連結部180を構成する第3連結部186で連結され、左壁部166と左向こう壁部170とは、左壁部166の左向こう壁部170側寄りに形成された連結部180を構成する第4連結部188で連結されている。
この実施の形態においては、第1連結部182及び第2連結部184は、手前壁部162の長手方向の中央より左右にのびる第1壁部160Aを分割している。
第1連結部182は、第1壁部160Aを分割しており、第1壁部160Aの第1連結部182より右側で境界部より中央側において手前壁部162と右壁部164とが連結される。
そして、第2連結部184は、第1壁部160Aを分割しており、第1壁部160Aの第2連結部184より左側で境界部より中央側において手前壁部162と左壁部166とが連結される。
第3連結部186は、第2壁部160Bを分割しており、第2壁部160Bの第3連結部186より向こう側で境界部より手前壁部側において右壁部164と右向こう壁部168とが連結される。そして、第4連結部188は、第3壁部160Cを分割しており、左壁部166の第4連結部188より向こう側で境界部より手前壁部側において左壁部166と左向こう壁部170とが連結される。
蓋体側面118は、蓋体114の開口部114aを構成する側とは反対側の外縁の内側に、蓋体主面部材16の蓋体主面部22を超音波溶着等で接合し固定するための主面部材固定部を形成されている。
手前壁部162は、外縁の内側に、断面略L字形の主面部材固定部150を段差状に形成され、右壁部164は、外縁の内側に、断面略L字形の主面部材固定部152を段差状に形成され、左壁部166は、外縁の内側に、断面略L字形の主面部材固定部154を段差状に形成され、右向こう壁部168は、外縁の内側に、断面略L字形の主面部材固定部168aを段差状に形成され、左向こう壁部170は、外縁の内側に、断面略L字形の主面部材固定部170aを段差状に形成されている。
この実施の形態においては、蓋体主面部材16を固定する面は、主面部材固定部150と主面部材固定部152と主面部材固定部154と主面部材固定部168aと主面部材固定部170aとが連なった水平の平面状に形成され、蓋体主面部材16を密着させるように構成されている。
そして、蓋体主面部22を蓋体側面118に固着するときは、手前壁部162の第1連結部182における右側端縁と右壁部164の第1連結部182における手前側端縁とをつき合わせて密着させ、手前壁部162の第1連結部182における左側端縁と左壁部166の第2連結部184における手前側端縁とをつき合わせて密着させ、右壁部164の第3連結部186における向こう側端縁と右向こう壁部168の第3連結部186における右側端縁とをつき合わせて密着させ、左壁部166の第3連結部186における向こう側端縁と左向こう壁部170の第4連結部188における左側端縁とをつき合わせて密着させ、平面視略コの字形に成形する。
そして、主面部材固定部150,主面部材固定部152,主面部材固定部154,主面部材固定部168a及び主面部材固定部170aに、蓋体主面部22の手前側端縁22aの近傍,右側端縁22bの近傍,左側端縁22cの近傍,そしてヒンジ部28の近傍を溶着する。
而して、連結部180で分割されていた、手前壁部162と右壁部164と左壁部166と右向こう壁部168と左向こう壁部170とは、連結部180を密着して、蓋体114を成形される。
本体12と蓋体14とは、使用者の嗜好等によって、蓋体14を下にし本体12を上にして用いてもよく、前述したように本体12を下にし蓋体14を上にして机等の表面に載置する使用方法に限定されるものではない。
而して、このケース10は、蓋体主面部材16のために、色形や表面形状の変化した種々のシート状体を作製しておき、一方、側面部材18のために一定のものを作製しておき、マーケティング等に対応して種々の色形や表面形状のケースを作製して提供することができる。
この発明にかかるケースは、たとえば用紙などを収納することができる箱形ケースや筆記用具などを収納することができるペンケースなど種々のものを収納できるケースに適用できる。
10,110 ケース
12,112 本体
12S,14S 収納部
12a 開口部
14、114 蓋体
14a 開口部
16 蓋体主面部材
18、118 蓋体側面部材
18a 手前側面部材
18b 右側面部材
18c 左側面部材
20 本体主面部
21 本体側取付部
22 蓋体主面部
22a 手前側端縁
22b 右側端縁
22c 左側端縁
22d 向こう側端縁
23 本体側面部
24 接続部材
24a 右側端縁補強部
24b 左側端縁補強部
25 蓋体側取付部
26,27,28,29 ヒンジ部
32 手前側壁部
34 右側壁部
36 左側壁部
37 向こう側壁部
37a 側面開口部
38 右向こう側壁部
40 左向こう側壁部
42,72,142,172 留め部
42a,142a 突出片
42b 突起部
44,45 切り欠き部
50、150 手前主面部材固定部
52、152 右主面部材固定部
54、154 左主面部材固定部
56 主面右上補強部
56a 右上補強部縁
57 主面左上補強部
57a 左上補強部縁
58 主面右下補強部
58a 右下補強部縁
59 主面左下補強部
59a 左下補強部縁
60A 第1壁部
60B 第2壁部
60C 第3壁部
62、162 蓋体手前壁部
64、164 蓋体右壁部
66、166 蓋体左壁部
67 蓋体右手前壁部
68、168 蓋体右向こう壁部
68a、168a 主面部材固定部
69 蓋体左手前壁部
70、170 蓋体左向こう壁部
70a、170a 主面部材固定部
72、172 留め部
72a、172a 係止凸部
72b、172b 係合凸部
82 第1連結部
84 第2連結部
82a,84a 差込部
82b,84b 差込孔
90,92 ずれ防止部
90b,90c,92a ずれ防止係止凹部
90a,90d,92b ずれ防止係止凸部
94,96 隔壁
160A 第1壁部
160B 第2壁部
160C 第3壁部
182 第1連結部
184 第2連結部
186 第3連結部
188 第4連結部

Claims (9)

  1. 本体と、前記本体に開閉可能に取り付けられ、閉じることによって前記本体と協働して箱形の収納部を形成する蓋体とを有するケースであって、
    前記ケースは、方形の胴部と、前記胴部の周辺に、方形の天部と、前記天部に対向する底部と、前記天部と前記底部の両端に形成される襠部とを有し、
    前記本体は、
    平面視略方形の本体主面部と、
    前記本体主面部の周囲に形成された本体側面部と、
    前記本体主面部に形成され、前記本体主面部の1つの端縁近辺に、前記蓋体を前記本体に取り付けるための平面視略帯状の本体側取付部とを含み、
    前記本体主面部、前記本体側面部および前記本体側取付部は、合成樹脂で一体的に形成され、
    前記蓋体は、
    合成樹脂シートにより一体的に形成された蓋体主面部材と、
    前記蓋体主面部材に接合して固定された蓋体側面部材とを含み、
    前記蓋体主面部材は、
    前記本体主面部に対向する前記本体主面部と同形同大の蓋体主面部と、
    前記蓋体主面部の長手端に連設された折り曲げ可能な部分と、
    前記折り曲げ可能な部分の長手端に連設された前記本体側取付部と同形同大の蓋体側取付部とを含み、
    前記蓋体側面部材は、前記蓋体主面部における前記折り曲げ可能な部分が形成されていない端縁に、前記蓋体主面部から垂直に立ち上がるように固着されており、
    前記本体と前記蓋体とは、前記蓋体の前記蓋体側取付部を、前記本体の前記本体側取付部に、取り付けることによって連結され、
    前記本体主面部と前記蓋体主面部とは、前記ケースの前記胴部を構成し、
    前記本体と前記蓋体とは、前記折り曲げ可能な部分を介して連結され、前記折り曲げ可能な部分は、前記ケースの前記底部を構成し、
    前記本体側面部と前記蓋体側面部材とは、前記本体と前記蓋体とが閉じたときに、前記ケースの前記天部、前記底部及び前記襠部を構成し、
    前記本体に対して前記蓋体を閉じることによって、前記本体側面部および前記蓋体側面部材の内側に前記収納部が形成される、ケース。
  2. 前記ケースは、全体が直方体であって、前記折り曲げ可能な部分は、前記本体主面部に対して垂直な方向に、前記本体側面部及び蓋体側面部材が重ね合わさったものの前記本体主面部からの高さと同じ高さを備える、請求項1に記載のケース。
  3. 前記蓋体側面部材は、前記蓋体主面部において前記折り曲げ可能な部分が形成される1辺を除いた3辺にそれぞれ形成される3つの側面部材を含み、前記3つの側面部材は、一体的に形成され、または、個別に形成されて接合された、請求項2に記載のケース。
  4. 前記本体側面部は、前記本体主面部の4辺に沿って形成され、
    前記本体主面部の手前側端縁に形成された手前側壁部と、
    前記手前側壁部の右端に形成され、前記本体主面部の右側端縁に形成された右側壁部と、
    前記手前側壁部の左端に形成され、前記本体主面部の左側端縁に形成された左側壁部と、
    前記右側壁部の下端に形成され、前記本体主面部の向こう側端縁に形成された右向こう側壁部と、
    前記左側壁部の下端に形成され、前記本体主面部の向こう側端縁に形成された左向こう側壁部とを含み、
    前右側壁部の反対側に位置する前記右向こう側壁部の一方端縁と、前左側壁部の反対側に位置する前記左向こう側壁部の一方端縁と、前記本体主面部とによって、前記右向こう側壁部と左向こう側壁部との間に、側面開口部が形成された、請求項1ないし請求項3に記載のケース。
  5. 前記右向こう側壁部及び前記左向こう側壁部のうちの少なくとも1つの側壁部は、前記側面開口部を形成する端縁側に、前記本体主面部から上方に向かって前記側面開口部が広がるように、前記側壁部の上方の端縁と前記側面開口部を形成する前記端縁との間に、切り欠き部を有する、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のケース。
  6. 前記蓋体側面部材は、
    前記蓋体主面部の手前側端縁、右側端縁、及び左側端縁の3つの端縁において接し合わされ、密着される、主面部材固定部と、
    前記蓋体主面部の4つの端縁のうち、隣り合う第1の端縁及び第2の端縁から構成される角部において接し合わされ、密着される、主面部材補強部とを含み、
    前記主面部材固定部と前記主面部材補強部とは、前記主面部材の端縁の中央から、前記主面部材の前記角部にかけて連続しており、
    前記主面部材固定部及び前記主面部材補強部は、同一平面上で前記主面部材に接触し、
    前記主面部材固定部は、平面視して前記主面部材の外側に位置する固定部外縁と、平面視して前記主面部材の内側に位置する固定部内縁とを含み、
    前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に位置する前記主面部材補強部は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁のうち少なくとも1つに位置する前記主面部材固定部の前記固定部内縁と連続する補強部縁を有し、
    前記補強部縁は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に拡がる、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のケース。
  7. 本体と、前記本体に開閉可能に取り付けられ、閉じることによって前記本体と協働して箱形の収納部を形成する蓋体とを有するケースであって、
    前記本体及び前記蓋体のうちの少なくとも1つは、
    合成樹脂シートにより形成された主面部材と、
    前記主面部材の適宜な位置に接合して固定された接合部材とを含み、
    前記接合部材は、
    前記主面部材の手前側端縁、右側端縁、及び左側端縁の3つの端縁において密着される、それぞれの端縁に位置する平面視略帯状の3つの主面部材固定部と、
    前記主面部材の4つの端縁のうち、隣り合う第1の端縁及び第2の端縁から構成される角部において密着される、主面部材補強部とを含み、
    前記主面部材固定部と前記主面部材補強部とは、前記主面部材の端縁の中央から、前記主面部材の前記角部にかけて連続しており、
    前記主面部材固定部及び前記主面部材補強部は、同一平面上で前記主面部材に接触し、
    前記主面部材固定部は、平面視して前記主面部材の外側に位置する固定部外縁と、平面視して前記主面部材の内側に位置する固定部内縁とを含み、
    前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に位置する前記主面部材補強部は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁のうち少なくとも1つに位置する前記主面部材固定部の前記固定部内縁と連続する補強部縁を有し、
    前記補強部縁は、前記第1の端縁及び前記第2の端縁から構成される前記角部に拡がる、ケース。
  8. 前記固定部外縁は、前記固定部外縁を含む前記主面部材固定部が位置する前記主面部材の端縁と平行な直線であって、
    前記固定部内縁は、前記固定部外縁を含む前記主面部材固定部が位置する前記主面部材の端縁と平行な直線であって、
    前記固定部内縁と連続する前記補強部縁は、前記固定部内縁を含んで延長した直線によって分かれる2つの領域のうち、前記固定部外縁とは反対側に位置する、ケース。
  9. 前記主面部材補強部の形状は、2つの直線と、1つの曲線若しくは直線よって囲まれた形状であって、前記2つの直線のうちの第1の直線は、前記第1の端縁と平行であり、前記2つの直線のうちの第2の直線は、前記第2の端縁と平行であり、前記曲線は、前記補強部縁を含み、平面視して前記蓋体主面部上に配置される、請求項7に記載のケース。
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