JP2014207757A - モータ制御装置 - Google Patents

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【課題】部品の追加を要さずに電源の瞬断に対処できるモータ制御装置を提供する。【解決手段】マイコンは、モータの電源に瞬断が生じた場合は、モータ回転速度がブレーキ停止移行回転速度Vs未満になるまでモータのステータの全コイルへの通電を停止する全相オフOaを行う。さらにマイコンは、ブレーキ停止時間Tsの間に全コイルに同時に通電するブレーキ通電を行ってモータの回転を停止させた後に他制駆動Dhによるモータの回転の制御を再開する。【選択図】図2

Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
回転速度の制御のために、ブラシレスモータ(以下、「モータ」と略記)ではロータの位置検出が必要であり、磁界を検出し当該磁界の大きさに比例したアナログ信号を出力するホール素子がロータの位置検出に用いられる。しかしながら、ホール素子は高温に弱いという難点がある。そのため、自動車用エンジンのオイルポンプ又はウォーターポンプ等の動力源として高温の環境下で用いられるモータは、ホール素子のセンサを用いずに、ロータが回転することでコイルに発生する起電力(誘起電圧)の波形によりロータの位置を特定している。
しかしながら、ホール素子を用いずに誘起電圧の波形によりロータの位置を特定するセンサレスのモータでは、何らかの原因で電源から供給される電力が一瞬途切れるいわゆる瞬断が発生すると、モータの制御装置がロータの位置を検出できなくなる。その直後に電源が復帰し、かつ瞬断前と同じく外部からモータを回転させる指令(回転指令)がモータ制御装置に入力されている場合、モータ制御装置はモータを始動させるシーケンスを開始する。
モータを始動させるシーケンスは、ロータが停止していることを前提として指定のコイルに強制的に電流を流してロータを特定の位置まで移動させる他制駆動と呼ばれるものである。しかしながら、瞬断後ではロータ自体は回転しているのでコイルには誘起電圧が発生する。その結果、コイルに強制的に流される電流と誘起電圧とにより、コイルには過電流が流れることになり、電源から供給される電力が正常になってもモータの回転は正常に復帰せず、モータが小刻みに正回転と逆回転を繰り返す脱調と呼ばれる現象が生じる場合があった。
特許文献1には、電源の瞬断時に電力の供給が可能なバックアップ回路を備えた無整流子電動機の制御方法およびその装置に係る技術が開示されている。
特開平7−170782号公報
しかしながら、バックアップ回路を備えるとモータの制御装置は小型化が困難になり、前述のオイルポンプ又はウォーターポンプ等の車載機器の動力源として用いるには適しないという問題があった。また、バックアップ回路に必要な部品が増え、かつそれらの部品を組み付けるための工数も要するので、モータの制御装置の製造コストが増加するという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、部品の追加を要さずに電源の瞬断に対処できるモータ制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のモータ制御装置は、ロータ及び複数のステータコイルを備えたモータのロータの回転によって前記ステータコイルの各々に生じた誘起電圧を検知する誘起電圧検知手段と、前記誘起電圧検知手段の検知結果から導出した前記モータの回転速度及び前記ロータの位置並びに外部から入力された指令に基づいた前記複数のステータコイルの各々に対する通電の制御により前記モータの回転を制御すると共に、前記モータの電源に瞬断が生じた場合は、前記モータの回転速度が所定の値未満になるまで前記複数のステータコイルの各々への通電を停止してから制動によって前記モータの回転を停止させた後に前記モータの回転の制御を再開する制御手段と、を有している。
このモータ制御装置は、電源の瞬断が発生した場合に、モータの回転速度が所定の値未満になるまでステータコイルの各々への通電を停止した後に制動によってモータの回転を停止させている。モータが回転している状態では、各ステータコイルに誘起電圧が発生しており、制動によってモータの回転を止めると誘起電圧の急激な変化による過電流がステータコイルに流れ、ステータコイル及びモータ制御装置の回路を焼損するおそれがある。このような焼損を回避するには、ステータコイル及び回路の耐熱容量を向上させる必要があるが、ステータコイル及び回路の耐熱容量を向上させると、モータ及びモータ制御装置が大型化すると共に、部品の追加又は変更が必要となりモータ及びモータ制御装置の製造コストが嵩む。
しかしながら、モータの回転速度が所定の値未満まで低下した場合であれば、制動によってモータの回転を停止しても誘起電圧による過電流の悪影響を排除できるので、ステータコイル及び回路の耐熱容量を向上させるような部品の追加を要しない。
また、このモータ制御装置は、制動によってモータの回転が停止してからモータの回転の制御を開始しているので、制御手段は強制的に指定のステータコイルに電流を流し停止したロータを特定の位置まで移動させる他制駆動の制御が可能になる。
このように、このモータ制御装置は、電源の瞬断後にモータの回転速度が所定の値未満になってから制動によりモータの回転を停止させ、かつ停止後にモータの回転の制御を再開するので、部品の追加を要さずに電源の瞬断に対処できる。
請求項2に記載のモータ制御装置は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記制動として前記ステータコイルの各々に同時に通電する制御を行う。
このモータ制御装置によれば、ステータコイルの各々に同時に通電することによりモータの回転を停止できるので、部品の追加を要さずに電源の瞬断に対処できる。
請求項3に記載のモータ制御装置は、請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置において、前記制御手段は、再起動された直後に前記誘起電圧検知手段が前記誘起電圧を検出した場合に前記電源の瞬断が生じたと判定する。
このモータ制御装置によれば、瞬断を検知する手段を別途設けなくても、制御手段が電源オンになった直後における誘起電圧の検出の有無により瞬断か否かを判定できるので、部品の追加を要さずに電源の瞬断に対処できる。
請求項4に記載のモータ制御装置は、前記制御手段は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、前記モータの回転の制御を再開する際に、予め指定されたステータコイルに強制的に通電して前記ロータを特定の位置まで移動させてから一定周期で順番に前記複数のステータコイルの各々に通電する他制駆動を行う。
このモータ制御装置によれば、制動によってモータの回転が停止した後に所定のステータコイルに強制的に通電する他制駆動を行っている。その結果、ロータの回転による誘起電圧と他制駆動の通電とによる過電流の発生がないので、過電流対策のための部品の追加を要さずに電源の瞬断に対処できる。
請求項5に記載のモータ制御装置は、請求項4に記載のモータ制御装置において、前記制御手段は、前記他制制御によって前記誘起電圧による前記ロータの位置の検出が可能になるまで前記モータの回転速度が上昇した時は、前記誘起電圧検知手段の検知結果から導出した前記ロータの位置に対応した前記複数のステータコイルに通電する自制駆動を行う。
このモータ制御装置によれば、モータの回転を停止した状態で他制駆動を開始したことにより、ロータの位置の検出に基づいたモータの回転の制御である自制駆動へ円滑に移行できる。
本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の回路の概略を示す図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置における電源電圧、マイコンのリセット、各相への駆動指令、誘起電圧検出信号、モータ回転速度、及び通電状況のシーケンスの一例を示した概略図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の瞬断後のマイコンの処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係るモータ制御装置の回路の概略を示す図である。図1の本実施の形態に係るモータ制御装置10は、一例として自動車用エンジンのオイルポンプ又はウォーターポンプ等の流体を搬送する装置の動力源として用いられる流体搬送用モータの制御装置に本発明を適用したものである。
本実施の形態に係るモータ制御装置10は、例えば自動車用エンジンのオイルポンプを駆動するモータ12を制御するECU(Electronic Control Unit)の一種である。本実施の形態に係るモータ制御装置10は、車両用エンジン等の制御を行う上位ECU14から入力された回転指令に基づいて、モータ12の回転速度を制御する。
図1において、モータ制御装置10は、モータ12の回転速度の制御に係るPWM(Pulse Width Modulation)の駆動指令を出力するマイコン20と、インバータ22と、インバータ22を駆動するプリドライバ24と、コンパレータ28とを含んでいる。
コンパレータ28は、モータ12の回転に伴ってU、V、Wの各相のコイルに発生した誘起電圧に基づいた誘起電圧コンパレート結果を出力する。誘起電圧は正弦波状の波形を有しており、コンパレータ28は、当該正弦波の振幅の1/2となった時を検出して誘起電圧コンパレート結果としてマイコン20に出力する。なお、誘起電圧を検出する相はマイコン20からの誘起電圧入力切り替えに従って選択される。マイコン20はプリドライバ24に駆動指令を出力すると共に、誘起電圧を検出可能な通電していない相の指示である誘起電圧入力切り替えをコンパレータ28に出力する。
マイコン20は、上位EUC14からの回転指令をマイコン20の仕様に適合した電圧に変換する電圧変換回路30を介して取得し、当該回転指令とコンパレータ28からの誘起電圧コンパレート結果とに基づいてモータ12の駆動指令を出力する。具体的には、上位ECU14からの回転指令を指令算出によって解釈すると共に、コンパレータ28から取得した誘起電圧コンパレート結果から回転数及びロータの位置を導出する。回転数は誘起電圧コンパレート結果の検出頻度から導出され、ロータの位置は誘起電圧コンパレート結果におけるU、V、Wの各相のコイルに発生した誘起電圧が、当該誘起電圧の振幅の1/2となった時に基づいて導出する。さらにマイコン20は、回転指令と回転数とロータの位置とに基づいてモータ12の動作状態及び速度制御を行うためのPWMによる通電制御の駆動指令をプリドライバ24に出力する。
プリドライバ24は、マイコン20が出力した駆動指令を、インバータ22を駆動可能な制御信号に変換する増幅回路の一種である。車載のバッテリ16からインバータ22を構成するFET(Field Effect Transistor)に印加される電圧は略12Vに達するので、インバータ22を構成するFET(Field Effect Transistor)をオン又はオフさせる制御信号も相応の電圧が必要になるからである。
インバータ22は、インバータFET26A〜26Fの計6個のFETで構成され、プリドライバ24が出力した制御信号に基づいてモータ12のステータのコイルに供給する電力をスイッチングする。例えば、インバータFET26A、26DはU相のコイルに供給される電力のスイッチングを行い、インバータFET26AはU相上側、インバータFET26DはU相下側のスイッチングを各々行う。また、インバータFET26B、26EはV相のコイルに供給される電力のスイッチングを行い、インバータFET26BはV相上側、インバータFET26EはV相下側のスイッチングを各々行う。また、インバータFET26C、26FはW相のコイルに供給される電力のスイッチングを行い、インバータFET26CはW相上側、インバータFET26FはW相下側のスイッチングを各々行う。
インバータFET26A、26B、261Cの各々のドレインは、イグニッションスイッチ等の車載のスイッチ34を介して電源であるバッテリ16の正極に接続されている。また、インバータFET26D、26E、26Fの各々のソースは、バッテリ16の負極と共に接地されている。
本実施の形態では、バッテリ16の電力はプリドライバ24とマイコン20にも供給される。しかしながら、バッテリ16の電圧は前述のように略12Vに達するので、本実施の形態では電源回路32によってバッテリ16の電圧をマイコン20の動作に適した電圧に変換している。マイコン20の動作に適した電圧はマイコン20の仕様によるが、一例として3.3V程度である。
図2は、本実施の形態に係るモータ制御装置10における電源電圧、マイコン20のリセット、各相への駆動指令、誘起電圧検出信号、モータ12の回転速度、及び通電状況のシーケンスの一例を示した概略図である
図2では、電源瞬断Sm直前までは、誘起電圧から導出されたロータの位置及び回転速度によってモータ12の回転速度を目標回転速度Voに維持する自制駆動Da1が行われている。電源瞬断Smが起こると、動作中だったマイコン20への電力供給が途絶え、マイコン20はリセットされる。かかる電源瞬断Sm直後に電力供給が復帰してマイコン20が再起動(リブート)すると、マイコン20はU、V、W相の全相への通電をオフにする全相オフOaをモータ回転速度がブレーキ停止移行回転速度Vs未満になるまで実行する。
なお、マイコン20が電源瞬断Smを検知する方法は、種々考えられる。本実施の形態では、一例として、電源がオンになった直後にもかかわらずロータが回転していることを示す誘起電圧検出信号が検出された場合を電源瞬断Smの直後の状態と判定して、全相オフOaを実行する。
モータ回転速度がブレーキ停止移行回転速度Vs未満になったら、ブレーキ停止時間TsにおいてU、V、W相の全相へ同時に通電するブレーキ通電を行う。ブレーキ通電は全相に通電するため、ロータが回転して誘起電圧が発生する場合では、モータ12に対して過電流の負荷がかかるおそれがある。本実施の形態では、モータ回転速度がブレーキ停止移行回転速度Vs未満になって誘起電圧が許容できるレベルまで低下した時にブレーキ通電を行っている。したがって、ブレーキ停止移行回転速度Vsは、発生する誘起電圧がブレーキ通電で通電される電流と一緒になった際にモータ12が過電流にならないレベルの回転速度以下に設定する必要がある。モータ12にとって過電流になるか否かのレベルはステータのコイル及びモータ制御装置10を構成する回路の耐熱容量等のモータ制御装置10及びモータ12の仕様による。
ステータのコイル及びモータ制御装置10を構成する回路の耐熱容量を向上させれば、ブレーキ停止移行回転速度Vsを高めに設定でき、迅速にモータ12の回転を停止させることが可能になる。しかしながら、ステータのコイル及びモータ制御装置10を構成する回路の耐熱容量を向上させると、モータ12及びモータ制御装置10が大型化し、製造コストが嵩むという難点がある。本実施の形態では、モータ回転速度がコイル及び回路の耐熱容量を考慮したブレーキ停止移行回転速度Vs未満となった時にブレーキ通電を行うことで、モータ12及びモータ制御装置10の小型化を担保し、製造コストの上昇を回避する。
また、ブレーキ通電を行うブレーキ停止時間Tsは、モータ回転速度が0になるのに十分な時間であることが必要である。ブレーキ停止時間Tsはブレーキ停止移行回転速度Vs及びモータ12の回転軸のトルク等によって左右されるので、これらの要素に基づいて推定し、さらには実験を通じて決定することが望ましい。
ブレーキ停止時間Tsの後は、再起動時Trにおいて、モータ12の再起動を行う。本実施の形態では、モータ12が確実に停止してから起動させることが好ましいので、ブレーキ停止時間Tsの終了から若干の時間差をもって再起動時Trを設定している。
再起動時Trでは、強制的に指定のコイルに電流を流しロータを特定の位置まで移動させ、次いで低速の一定周期で順番にコイルに電流を流し、電圧を徐々に上げながらロータを回転させる他制駆動Dhが行われる。
その後、誘起電圧によるロータの位置検出が可能になるまでモータ回転速度が上がった時は、検出したロータ位置に対応したコイルに電流を流す自制駆動Da2に移行し、目標回転速度Voで回転させる。
図3は、本実施の形態に係るモータ制御装置10の瞬断後のマイコン20の処理の一例を示すフローチャートである。図3は電源瞬断後に全相オフが実行された後の処理で、ステップ300では、モータ12の回転速度が規定値であるブレーキ停止移行回転速度未満となったか否かが判定される。
ステップ300で肯定判定の場合には、ステップ300でU、V、Wの全相に同時に通電するブレーキ通電を実行し、ステップ304では、所定時間であるブレーキ停止時間が経過したか否かが判定される。
ステップ304で肯定判定の場合には、ステップ306で上位EUC14等からの回転指令の指令値の有無が判定される。ステップ306で肯定判定の場合には、ステップ308で他制駆動の通電を行って処理を終了する。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、マイコン20が電源の瞬断後にモータ12の回転を完全に停止させた後に改めて他制駆動を行ってモータの回転を再開させるので、部品の追加を要さずに電源の瞬断に対処できる。
10・・・モータ制御装置、12・・・モータ、14・・・上位ECU、16・・・バッテリ、20・・・マイコン、22・・・インバータ、24・・・プリドライバ、26A,26B,26C,26D,26E,26F・・・インバータFET、28・・・コンパレータ、30・・・電圧変換回路、32・・・電源回路、34・・・スイッチ、70・・・モータ、72・・・ロータ、74・・・ロータハウジング、76・・・ロータマグネット、78・・・底部、80・・・嵌合部、82・・・ステータ、84・・・ステータコイル、86・・・ステータコア、88・・・回転軸、90・・・第1玉軸受、90A・・・内輪、90B・・・外輪、92・・・第2玉軸受、92A・・・内輪、92B・・・外輪、94・・・制動手段、96・・・制動部材、Da1,Da2・・・自制駆動、Dh・・・他制駆動、Oa・・・全相オフ、Sm・・・電源瞬断、Tr・・・再起動時、Ts・・・ブレーキ停止時間、Vo・・・目標回転速度、Vs・・・ブレーキ停止移行回転速度

Claims (5)

  1. ロータ及び複数のステータコイルを備えたモータのロータの回転によって前記ステータコイルの各々に生じた誘起電圧を検知する誘起電圧検知手段と、
    前記誘起電圧検知手段の検知結果から導出した前記モータの回転速度及び前記ロータの位置並びに外部から入力された指令に基づいた前記複数のステータコイルの各々に対する通電の制御により前記モータの回転を制御すると共に、前記モータの電源に瞬断が生じた場合は、前記モータの回転速度が所定の値未満になるまで前記複数のステータコイルの各々への通電を停止してから制動によって前記モータの回転を停止させた後に前記モータの回転の制御を再開する制御手段と、
    を有するモータ制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記制動として前記ステータコイルの各々に同時に通電する制御を行う請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記制御手段は、再起動された直後に前記誘起電圧検知手段が前記誘起電圧を検出した場合に前記電源の瞬断が生じたと判定する請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記モータの回転の制御を再開する際に、予め指定されたステータコイルに強制的に通電して前記ロータを特定の位置まで移動させてから一定周期で順番に前記複数のステータコイルの各々に通電する他制駆動を行う請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記他制制御によって前記誘起電圧による前記ロータの位置の検出が可能になるまで前記モータの回転速度が上昇した時は、前記誘起電圧検知手段の検知結果から導出した前記ロータの位置に対応した前記複数のステータコイルに通電する自制駆動を行う請求項4に記載のモータ制御装置。
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