JPH11235066A - モーター駆動装置 - Google Patents

モーター駆動装置

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Publication number
JPH11235066A
JPH11235066A JP10038356A JP3835698A JPH11235066A JP H11235066 A JPH11235066 A JP H11235066A JP 10038356 A JP10038356 A JP 10038356A JP 3835698 A JP3835698 A JP 3835698A JP H11235066 A JPH11235066 A JP H11235066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
current
rotation speed
mode
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP10038356A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Nakai
伸郎 中井
Naoki Nomura
奈緒己 野村
Yoshio Fujino
喜夫 藤野
Akihiro Ashida
明広 蘆田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH11235066A publication Critical patent/JPH11235066A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ディスクモーターが高速化されているCD−R
OMドライブでの減速時のモーター駆動部の温度上昇の
低減を図る。 【解決手段】モーターとそれを駆動するための駆動部2
と、モーターの回転数を検出するための回転数検出部3
と、モーターの回転数を判定する回転数判定部5とモー
ター制御信号発生部を含む制御部6からなるモーター駆
動装置において、モータの減速時、回転速度を減速させ
るための電流を駆動部2からモーターに流すモードと、
モーターに電流を流さないモードを併用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にCD-ROMドライ
ブ装置のディスクモーター駆動部のようにモーターとそ
れを駆動するための駆動部と、モーターの回転数を検出
するための回転数検出部と、速度を判定したり、モータ
ーの制御信号を発生させる等の制御を行う制御部からな
るモーター駆動装置を有する機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モーターの減速方法として、減速
時にモーターに減速方向の電流を流す方法と、回転して
いるモーターが発生する速度起電力を利用し、モーター
のコイルの両端をショートする方法がある。
【0003】モーターに減速方向電流を流す方式は、CD
-ROMドライブ等の場合、近年の高速化に伴ったディスク
モーターの回転数上昇のため、高速回転から停止などの
ような急激な減速を行う場合、減速方向電流を長時間流
し続ける必要があり、このためモーター駆動部の温度上
昇が大きくなってしまうことが問題となっている。
【0004】また、モーターのコイルの両端をショート
させて減速させる方式では、CD-ROMドライブ等の場合、
ディスクモーターの高速回転化に伴う速度起電力の増
加、ならびにモーターの巻き線抵抗の低インピーダンス
化により、ショート時に流れる電流がモーター駆動部の
定格を超えてしまうことが問題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式を採用した
場合、モーター停止のためにモーターに減速方向の電流
を長時間流し続ける状態が続き、駆動部の温度が上昇し
続けてしまったり、ショートのため定格以上の電流が流
れ続けたりして、最悪の場合駆動部が破損する恐れがで
てくる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、モーター減速時にフリーランモード(電流をモータ
ーに流さない状態)をいれる。これによってモーター減
速時のモーター駆動部の温度上昇が防げ、且つモーター
のコイルの両端をショートさせたときのようにモーター
駆動部に定格以上の電流が流れるようなことのない装置
を安価に実現することが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の要旨をCD-ROMドラ
イブを例にして説明する。
【0008】図1はこの発明を説明するためのCD-ROMド
ライブのディスクモーター制御部のブロック図である。
【0009】図1において、1はディスクモーター等の
モーター、2はディスクモータードライバIC等のモータ
ー駆動部、3はモーター駆動部内の回転数検出部、4は
マイコン等の制御部、5は制御部内の回転数判定部、6
は制御部内のモーター制御信号発生部、7はモーターの
加速、減速、フリーランモードを切り替えるための切り
替えスイッチを示す。
【0010】CD-ROMドライブにおいて、ディスク排出な
どの時にディスクの減速を行う場合、ディスクを回転さ
せているディスクモーター1に減速のための減速方向電
流を流す。その際、CD-ROMディスク再生時などのように
回転数が高いとディスクが停止するまでの間、長時間電
流を流し続ける必要があり、その間ディスクモータード
ライバIC2内に電流が流れ続ける。それによってディス
クモータードライバIC2のジャンクション温度が上昇
し、ジャンクション温度がディスクモータードライバIC
2の定格を超えると、最悪の場合ディスクモータードラ
イバIC2が熱によって破損する恐れが出てくる。
【0011】そこで、減速処理中に回転数が一定数に減
少したとき、フリーランモード(減速のための電流を流
さない状態)をいれることによってディスクモータード
ライバIC2の温度上昇を防ぐ。
【0012】減速の際、まずモード切り替えスイッチ7
が減速モードになり、減速モードにするための制御信号
をディスクモータードライバIC2に対して発行し、ディ
スクモーター1を減速させる。次に減速中にディスクモ
ータードライバIC2内の回転数検出部3でディスクモー
ター1の回転数を検出し、マイコン4内の回転数判定部5
で回転数が一定数に減少したことを判定し、モード切り
替えスイッチ7を切り替えて、フリーランモードにする
ための制御信号をディスクモータードライバIC2に発行
し、ディスクモーター1をフリーランモードにする。ま
た、もし一定時間経ってもモーター回転数が一定数以下
にならなかった場合にも、マイコン4にて経過時間を判
定し、自動的にモード切り替えスイッチ7を切り替えて
フリーランモードにする。フリーランモードの間、惰性
によってディスクモーター1の回転数を減少させるとと
もにディスクモータードライバIC2の温度を自然放熱に
よって下げる。
【0013】長時間フリーランモードを続けていると、
特にディスクモーターが高速回転している場合、停止す
るまでの時間が長くなってしまうので、フリーランモー
ドにしてから一定時間後に再びモード切り替えスイッチ
7を減速モードに切り替える。
【0014】減速モードの間、再びモーター回転数検出
部3で回転数を検出し、回転が一定数まで減速したとこ
ろで再びフリーランモードにする。
【0015】以上の処理を適当な回数繰り返してディス
クモーター1を停止させる。
【0016】上記の処理を、使用しているICのジャンク
ション温度の仕様等にあわせてフリーランモードを継続
させる時間等を調整しながら適時行うことによって、デ
ィスクモータードライバIC2のジャンクション温度が定
格の温度を超えないようにすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によって、モーター減速中のモー
ター駆動部の温度上昇を抑えることができ、モーター駆
動部の温度上昇による破壊等を防ぐことができる。又、
フリーランモードに切り替えるときのモーターの回転数
や、フリーラン処理を行う回数、フリーラン処理を続け
る時間等を変えることによってさまざまな仕様にも対応
することが可能になる。
【0018】また、本装置を実現するにあたっては、従
来の方式に比較し、新たに追加する部品はなく、安価に
信頼性の高いモーター駆動装置を実現することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例としてのCD-ROMドライブ
のディスクモータ制御部の簡単なブロック図である。
【図2】図2は上から、減速時のモーター駆動電圧のタ
イミングチャート、モーターの回転数のグラフ、モータ
ードライバICのジャンクション温度のグラフである。
【符号の説明】
1…モーター (ディスクモーター) 2…モーター駆動部 (ディスクモータードライバIC) 3…モーター回転数検出部 4…制御部 (マイコン) 5…回転数判定部 6…モーター制御信号発生部 7…モード切り替えスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 蘆田 明広 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーターとそれを駆動するための駆動部
    と、モーターの回転数を検出するための回転数検出部
    と、モーターの回転数を判定する回転数判定部とモータ
    ー制御信号発生部を含む制御部からなるモーター駆動装
    置において、モーターの回転速度を減速させるための電
    流をモーターに流すモードと、モーターに電流を流さな
    いモードを併用する制御方式を持つことを特徴としたモ
    ーター駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、モーター減速の際、モ
    ーターに電流を流すモードと流さないモードを繰り返す
    ことを特徴としたモーター駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、モーター減速の際、モ
    ーター回転速度がある一定値に下がるまでモーターに減
    速のための電流を流し、モーター回転速度が一定値まで
    下がったら、モーターに電流を一定時間流さないことを
    特徴としたモーター駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、モーターに減速のため
    の電流を流す際、モーター回転速度がある一定値に下が
    らなくても、電流を流して一定時間経過すると自動的に
    モーターに電流を一定時間流さなくなることを特徴とし
    たモーター駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1のようなモーター駆動装置をディ
    スクモーターに利用したCD-ROM/DVD-ROM/DVD-RAMドライ
    ブ装置。
JP10038356A 1998-02-20 1998-02-20 モーター駆動装置 Pending JPH11235066A (ja)

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