JP2001155417A - ディスク装置及びディスク装置のディスク減速停止方法 - Google Patents

ディスク装置及びディスク装置のディスク減速停止方法

Info

Publication number
JP2001155417A
JP2001155417A JP33353999A JP33353999A JP2001155417A JP 2001155417 A JP2001155417 A JP 2001155417A JP 33353999 A JP33353999 A JP 33353999A JP 33353999 A JP33353999 A JP 33353999A JP 2001155417 A JP2001155417 A JP 2001155417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
deceleration
stop
disk device
stop operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33353999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4553429B2 (ja
Inventor
Yorio Takahashi
頼雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33353999A priority Critical patent/JP4553429B2/ja
Priority to TW089124923A priority patent/TW519622B/zh
Priority to IDW00200101835A priority patent/ID29977A/id
Priority to CNB008030219A priority patent/CN1179342C/zh
Priority to US09/889,893 priority patent/US6611658B1/en
Priority to PCT/JP2000/008322 priority patent/WO2001039187A1/ja
Priority to KR10-2001-7008972A priority patent/KR100432005B1/ko
Publication of JP2001155417A publication Critical patent/JP2001155417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4553429B2 publication Critical patent/JP4553429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/22Brakes other than speed-regulating brakes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P3/00Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
    • H02P3/06Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter

Abstract

(57)【要約】 【課題】 急速な減速を必要としないときには消費電力
の少ない減速方法を選択でき、消費電力の少ない方法で
ディスクを減速させている途中で、ディスクを停止させ
る必要が生じた場合でも、迅速かつ確実にディスクを停
止することができるディスク装置及びディスク装置のデ
ィスク減速停止方法を提供する。 【解決手段】 回転しているディスク2の減速または停
止を行う機能を有するディスク装置1において、減速ま
たは停止を行う際の命令の種類に応じて、ディスク2を
回転させるディスクモータ3に対して逆方向電圧を印加
して強制的に減速または停止させる強制減速停止動作を
行わせるか、この強制動作より消費電力の少ない省電力
減速停止動作により減速または停止させるかを切り替え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROMなど
のディスク(ディスク状の記録媒体)のドライブに関
し、特にそのディスクを回転させるモータの減速及び停
止制御に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示す構成要素を有するCD−RO
Mドライブなどのディスク装置20では、ディスク装置
20の制御手段(CPU)21からディスク22の回転
を減速または停止させる命令をディスクモータドライバ
23が受けた場合に、このディスクモータドライバ23
からディスクモータ24に逆方向電圧を印加して強制的
な制動力を与えることで急減速させている。このように
ディスクモータ24に逆方向電圧を与えてブレーキをか
ける、いわゆるノーマルモードでディスクモータ24の
回転を減速させる場合、その消費電流は相当大きなもの
で、節電を要求される携帯型コンピュータに使用するデ
ィスク装置20としては、影響が大きい。なお、図2に
おける25は、ディスク装置20に設けられている信号
処理系、26は、ディスク装置20を管理するホストコ
ンピュータである。
【0003】また、在来のディスク装置20には節電効
果を高める観点から低回転モード、スタンバイモードと
いう節電機能が付加されている。これは、リードコマン
ドやシークコマンドなどのアクセス命令がホストコンピ
ュータ26から所定時間発生されない場合に、CPU2
1の判断でディスクモータ24の回転速度を落とした
り、停止状態としたりして消費電力を抑制する機能であ
る。そのため、携帯型コンピュータでは頻繁に低回転モ
ードやスリープモードへ移行することとなるが、その度
にディスクモータ24の減速による大電流が消費されて
いたのでは具合が悪い。
【0004】そこで、特開平11−96649号公報に
開示されている構成のディスクドライブ装置では、ディ
スクを回転させるディスクモータに対して逆方向電圧を
印加して強制停止を行うディスクドライブ装置におい
て、節電モードでは逆方向電圧の印加を抑止してディス
クモータを惰性回転させて停止させることが示されてい
る。また、ディスクへのアクセスが所定時間行われない
場合にはノーマルモードからスリープモードへ移行して
ディスクモータを停止状態とするディスクドライブにお
いても、スリープモードでディスクモータを惰性回転さ
せるようにすることでスリープモード移行時ごとに大電
流を消費することがなく節電効果をより高める方法が示
されている。
【0005】また、消費電力を少なくし、かつ迅速にデ
ィスクを減速または停止する方法としては、特開平9−
285174号公報に、減速時にモータドライバICの
コイルをショート状態にしてモータの逆起電力を利用し
てディスク回転速度を減速する方法と、回転停止時に逆
転ブレーキと組み合わせて低回転時の逆起電力が小さく
なる部分での制動力の低下を補う方法とが開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−96649号公報に開示されている構成のデ
ィスクドライブ装置では、節電モードでのディスク停止
時には惰性回転させて節電を行っているが、ドライブは
これ以外にも低回転モードに移行する際等にモータに逆
電圧を印加して強制減速を行っており、このような場合
には余分な電力を消費してしまう。
【0007】また、モータに逆電圧を印加して停止させ
る際に、現在の回転速度とディスク重量とに応じて適切
な時間および電圧で逆電圧を印加しないと、完全にディ
スクが停止しなかったり、逆方向に回転してしまったり
する場合がある。すなわち、特開平11−96649号
公報に開示されている構成のディスクドライブ装置で
は、節電モードでのディスク停止時には惰性回転させて
いるが、ディスクの回転数を検出するための信号はFG
と呼ばれるディスクモータのホール素子からの出力をパ
ルスに変換したものが一般的で、その分解能は、ディス
ク装置で一般的な三相モータではディスク1回転あたり
6パルスで、回転の停止直前では正確な回転速度を検出
するのが困難であり、このとき排出命令が出されると、
上記理由により、速やかに、かつ確実にディスクを停止
する事ができない場合がある。ディスクが確実に停止し
ないままに排出されると、CD−ROM、DVD−RO
M装置は現在トレー方式が一般的であるため、記録面に
傷がついてしまう可能性があり、より確実に、かつ迅速
に、更にはより低消費電力でディスク回転を停止する方
法が必要とされている。
【0008】更に、消費電力を少なく、かつ迅速にディ
スクを減速または停止する方法として、特開平9−28
5174号公報に開示されているところの、減速時にモ
ータドライバICのコイルをショート状態にしてモータ
の逆起電力を利用してディスク回転速度を減速する方
法、及び回転停止時に逆転ブレーキと組み合わせて低回
転時の逆起電力が小さくなる部分での制動力の低下を補
う方法では、モータに逆電圧を印可して強制減速する方
法ほどではないものの、モータの逆起電力をドライバI
C内部で消費するためにドライバICの発熱が発生する
という問題があり、小型機器等で極力発熱を抑えたい場
合には単純にこの方法を用いることが最適ではないとい
う課題を生じる。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、急速
な減速を必要としないときには消費電力の少ない減速方
法を選択でき、消費電力の少ない方法でディスクを減速
させている途中で、ディスクを停止させる必要が生じた
場合でも、迅速かつ確実にディスクを停止することがで
きるディスク装置及びディスク装置のディスク減速停止
方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、回転しているディスクの減速または停止を
行う機能を有するディスク装置において、減速または停
止を行う際の命令の種類に応じて、ディスクを回転させ
るディスクモータに対して逆方向電圧を印加して強制的
に減速または停止させる強制減速停止動作を行わせる
か、この強制動作より消費電力の少ない省電力減速停止
動作により減速または停止させるかを切り替えるもので
ある。また、省電力減速停止動作によりディスクを停止
させる際には、ディスク回転速度が一定回転数となった
後、一定時間逆方向電圧を印加して、ディスクを確実に
停止させることを特徴とするものである。これにより、
急速な減速を必要としないときには消費電力の少ない省
電力減速停止動作を選択でき、消費電力の少ない方法で
ディスクを減速させている途中で、ディスクを停止させ
る必要が生じた場合でも、迅速かつ確実にディスクを停
止させることができる。
【0011】更に、省電力減速停止動作として、より速
く減速することができるショートブレーキと、減速に時
間がかかるもののモータ駆動手段の発熱量の少ない惰性
回転とを必要に応じて選択的に切り替えることで、発熱
を押さえたい場合や、迅速に減速したい場合の各必要性
に応じた減速方法を選択できる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、回転し
ているディスクの減速または停止を行う機能を有するデ
ィスク装置において、減速または停止を行う際の命令の
種類に応じて、ディスクを回転させるディスクモータに
対して逆方向電圧を印加して強制的に減速または停止さ
せる強制減速停止動作を行わせるか、この強制減速停止
動作よりも消費電力の少ない省電力減速停止動作にて減
速または停止させるかを切り替える制御手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、回転しているディ
スクの減速または停止を行うディスク装置のディスク減
速停止方法であって、減速または停止を行う際の命令の
種類に応じて、ディスクを回転させるディスクモータに
対して逆方向電圧を印加して強制減速または停止させる
強制減速停止動作を行わせるか、この強制減速停止動作
よりも消費電力の少ない省電力減速停止動作にて減速ま
たは停止させるかを切り替えて実行させることを特徴と
する。
【0014】これらのディスク装置及びディスク装置の
ディスク減速停止方法によれば、減速または停止を行う
際の命令の種類に応じて、迅速なディスクの減速または
停止を必要としないときには、より消費電力の少ない方
法を選択してディスク回転を減速または停止させるので
余分な電力を消費することなくディスク回転を減速また
は停止させることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のディスク装置において、制御手段は、省電力減速停止
動作にてディスクを減速または停止させる際に、減速ま
たは停止を命令する指示命令手段に対して即座に命令実
行完了の応答を返させるように制御することを特徴とす
る。請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のディス
ク装置のディスク減速停止方法において、省電力減速停
止動作にてディスクを減速または停止させる際に、減速
または停止を命令する指示命令手段に対して即座に命令
実行完了の応答を返すことを特徴とする。
【0016】これらのディスク装置及びディスク装置の
ディスク減速停止方法によれば、迅速なディスクの減速
または停止を必要としないときには、消費電力の少ない
省電力減速停止動作を選択してディスク回転を減速また
は停止させるので、余分な電力を消費することなくディ
スク回転を減速または停止させることができるととも
に、省電力減速停止動作を選択した場合でも、命令終了
待ち時間を短縮することができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1または
3に記載のディスク装置において、ディスクモータにお
けるモータコイルの入力端子を短絡状態にしてモータコ
イルの逆起電圧を利用して減速または停止させるショー
トブレーキを行う手段を設け、制御手段は、省電力減速
停止動作として、前記ショートブレーキを行わせること
により実行させることを特徴とする。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項2または
4に記載のディスク装置のディスク減速停止方法におい
て、省電力減速停止動作を、ディスクモータにおけるモ
ータコイルの入力端子を短絡状態にしてモータコイルの
逆起電圧を利用して減速または停止させるショートブレ
ーキを行うことにより実行することを特徴とする。これ
らのディスク装置及びディスク装置のディスク減速停止
方法によれば、省電力減速停止動作をショートブレーキ
を行うことにより実行するため、余分な電力を消費する
ことなくディスク回転を減速または停止させることがで
きる。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項1または
3に記載のディスク装置において、ディスクを惰性回転
させながら回転の際の摩擦で減速または停止させる手段
を設け、制御手段は、省電力減速停止動作として、前記
ディスクの惰性回転による減速または停止動作を実行さ
せることを特徴とする。請求項8に記載の発明は、請求
項2または4に記載のディスク装置のディスク減速停止
方法において、省電力減速停止動作を、ディスクを惰性
回転させながら回転の際の摩擦で減速または停止させる
ことにより実行させることを特徴とする。
【0020】これらのディスク装置及びディスク装置の
ディスク減速停止方法によれば、迅速なディスクの減速
または停止を必要としないときには、ディスクを惰性回
転により、余分な電力を消費することなくディスク回転
を減速または停止させることができる。請求項9に記載
の発明は、請求項1または3に記載のディスク装置にお
いて、ディスクモータにおけるモータコイルの入力端子
を短絡状態にしてモータコイルの逆起電圧を利用して減
速または停止させるショートブレーキを行う手段と、デ
ィスクを惰性回転させながら回転の際の摩擦で減速また
は停止させる手段とを設け、制御手段は、省電力減速停
止動作として、前記ショートブレーキまたは前記ディス
クの惰性回転のうちの何れかを選択的に切り替えて実行
させることを特徴とする。
【0021】請求項10に記載の発明は、請求項2また
は4に記載のディスク装置のディスク減速停止方法にお
いて、省電力減速停止動作として、ディスクモータにお
けるモータコイルの入力端子を短絡状態にしてモータコ
イルの逆起電圧を利用して減速または停止させるショー
トブレーキを用いた方法と、ディスクを惰性回転させな
がら回転の際の摩擦で減速または停止させて行う方法と
の、何れかの方法を選択的に切り替えて実行させること
を特徴とする。
【0022】これらのディスク装置及びディスク装置の
ディスク減速停止方法によれば、迅速なディスクの減速
または停止を必要としないとき、より早く減速できるが
発熱を伴うショートブレーキと、減速には時間がかかる
が発熱量の少ない惰性回転とを選択できるので、余分な
電力の消費及び発熱を押さえながら、ディスク回転を減
速または停止させることができる。
【0023】請求項11に記載の発明は、請求項7また
は9に記載のディスク装置において、制御手段は、省電
力減速停止動作として、ディスクを惰性回転させながら
回転の際の摩擦で所定の回転速度まで減速させた後、逆
方向電圧を一定時間印加して、ディスクを停止させるこ
とを特徴とする。請求項12に記載の発明は、請求項8
または10に記載のディスク装置のディスク減速停止方
法において、省電力減速停止動作を、ディスクを惰性回
転させながら回転の際の摩擦で所定の回転速度まで減速
させた後、逆方向電圧を一定時間印加して、ディスクを
停止させることにより実行させることを特徴とする。
【0024】これらのディスク装置及びディスク装置の
ディスク減速停止方法によれば、ディスクを消費電力の
少ない省電力減速停止動作により停止させる際でも、確
実にディスクを停止することができる。請求項13に記
載の発明は、請求項11に記載のディスク装置におい
て、ディスクの重量係数を測定するディスク重量係数測
定手段を備え、逆方向電圧を一定時間印可する電圧およ
び時間の基準を前記ディスク重量係数測定手段の測定結
果をもとに決定することを特徴とする。
【0025】請求項14に記載の発明は、請求項12に
記載のディスク装置のディスク減速停止方法において、
ディスクの重量係数を測定し、逆方向電圧を一定時間印
可する電圧および時間の基準を、前記ディスク重量係数
の測定結果をもとに決定することを特徴とする。これら
のディスク装置及びディスク装置のディスク減速停止方
法によれば、ディスクを消費電力の少ない方法で停止さ
せる際に、ディスク重量が異なるディスクを使用した場
合でも確実にディスクを停止することができる。
【0026】請求項15に記載の発明は、請求項1、
3、5、7、9、11、13の何れかに記載のディスク
装置において、省電力減速停止動作を行っている最中に
命令を受け取った場合に、制御手段は、命令の種類に応
じて、命令の実行に現在の速度から減速または停止が必
要であるかどうかを判定し、減速または停止が必要であ
ると判定した場合には、逆方向電圧を印加して強制的に
減速または停止するか、省電力減速停止動作で減速また
は停止するかを切り替えて選択することを特徴とする。
【0027】請求項16に記載の発明は、請求項2、
4、6、8、10、12、14の何れかに記載のディス
ク装置のディスク減速停止方法において、省電力減速停
止動作を行っている最中に命令を受け取った場合に、命
令の種類に応じて、命令の実行に現在の速度から減速ま
たは停止が必要であるかどうかを判定し、減速または停
止が必要であると判定した場合には、逆方向電圧を印加
して強制的に減速または停止するか、省電力減速停止動
作で減速または停止するかを切り替えて選択することを
特徴とする。
【0028】これらのディスク装置及びディスク装置の
ディスク減速停止方法によれば、迅速なディスクの減速
または停止を必要としないときには、消費電力の少ない
省電力減速停止動作を選択してディスク回転を減速また
は停止させるので余分な電力を消費することがなく、省
電力減速停止動作で減速または停止を行っている最中に
迅速な減速または停止が必要となった場合には迅速に減
速または停止を行うことができる。
【0029】請求項17に記載の発明は、請求項1、
3、5、7、9、11、13、15の何れかに記載のデ
ィスク装置において、読み取ったデータを一定量一時的
に保存しておくための記憶手段を備え、省電力減速停止
動作によりディスクを減速させる際に、前記記憶手段内
に蓄えられたデータを読み出す命令を受け取った場合に
は、制御手段は、その後にディスクの強制減速の命令が
あった場合でも、データの読み出しが終了するまでディ
スクの強制減速を行わないように制御することを特徴と
する。
【0030】請求項18に記載の発明は、請求項2、
4、6、8、10、12、14の何れかに記載のディス
ク装置のディスク減速停止方法において、前記ディスク
装置は読み取ったデータを一定量一時的に記憶手段にて
保存しておき、省電力減速停止動作によりディスクを減
速させる際に、前記記憶手段内に蓄えられたデータを読
み出す命令を受け取った場合には、その後にディスクの
強制減速の命令があった場合でも、データの読み出しが
終了するまでディスクの強制減速を行わないことを特徴
とする。
【0031】これらのディスク装置及びディスク装置の
ディスク減速停止方法によれば、迅速なディスクの減速
または停止を必要としないときには、消費電力の少ない
省電力減速停止動作を選択してディスク回転を減速また
は停止させるので余分な電力を消費することなくディス
ク回転を減速または停止させることができ、しかも、デ
ータの読み出しを確実に行うことができる。
【0032】請求項19に記載の発明は、請求項1、
3、5、7、9、11、13、15の何れかに記載のデ
ィスク装置であって、このディスク装置はCD−RO
M、DVD−ROM装置等の音声や映像データを再生し
て直接出力する機能と、記録媒体から読み出したデータ
をインターフェイス手段を介して外部に出力する機能と
を備えているディスク再生装置であり、強制減速停止動
作を行う際の特定の命令は、前記音声や映像データを再
生して直接出力する命令と、ディスクから読み出したデ
ータをインターフェイス手段を介して外部に出力する命
令と、ディスク排出命令とを含むことを特徴とする。
【0033】これらのディスク装置及びディスク装置の
ディスク減速停止方法によれば、迅速なディスクの減速
または停止を必要としないときには、消費電力の少ない
省電力減速停止動作を選択してディスク回転を減速また
は停止させるので余分な電力を消費することなくディス
ク回転を減速または停止させることができる。以下に、
本発明にかかる実施の形態について図1を用いて説明す
る。
【0034】図1は、本発明を光ディスク再生装置に応
用した場合のブロック図で、1はディスク装置である。
2はディスク状の記録媒体からなるディスク、たとえば
光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスクなどで、デ
ィスク装置1の外部から内部へ挿入され、ディスクモー
タ3で回転される。4はディスクモータ駆動手段で、制
御手段7からの回転指令を受け取り、必要に応じてディ
スクモータ3に対して回転、加速、減速、停止等の動作
を行わせる。また、ディスクモータ駆動手段4において
は、制御手段7に対してディスク2の回転速度を検出し
て出力する機能が付加されている。5は再生手段で、た
とえば光ピックアップ、磁気ヘッドなどとヘッドアン
プ、信号処理回路とで構成され、ディスク2の信号を再
生処理してデータ処理手段9に送る。
【0035】記録されているデータの種類がたとえば音
声データや映像データの様なディスク装置1が直接再生
可能なフォーマットで記録されているものであり、これ
らのデータを再生する命令をディスク装置1がホストコ
ンピュータ13から受け取った場合には、データ処理手
段9は読み取ったデータを処理して、音声映像出力手段
12を介してディスク装置1の外部に出力する。音声、
映像信号を再生する場合には、通常は、あらかじめ音
声、映像の再生に必要なデータ再生速度が決まっている
のでこの速度で全データを再生する場合と、これよりも
速い速度でデータの読み取りを行い、データ記憶手段9
に蓄えたデータを順次、音声映像出力手段12に送り、
ディスク装置1の外部に出力する場合があるが、いずれ
にしても、ディスク装置1の持つ最大再生速度は音声、
映像信号の再生速度を遙かに超えているため、最大再生
速度より遅い速度で読み取りを行う場合がほとんどであ
る。
【0036】記録されているデータをインターフェイス
手段10を介してホストコンピュータ13に送信する命
令を受け取った場合には、データ処理手段9は、データ
記憶手段8に一時的にデータを蓄えながら、たとえばエ
ラー訂正、スクランブル解除などの処理を行い、処理の
終了したデータをインターフェイス手段10を介してホ
ストコンピュータ13に送信する。
【0037】次に、ディスク2の回転を減速または停止
させるディスク減速停止方法について説明する。制御手
段7は、ディスク回転速度を減速または停止させる必要
が生じた場合に現在実行中の命令の種類に応じて、ディ
スクモータ3に逆電圧を印加して強制的に減速または停
止させる強制減速停止動作による減速停止方法と、この
強制減速停止動作よりも消費電力の少ない省電力減速停
止動作による減速停止方法との何れかを選択する。省電
力減速停止動作としては、たとえばディスクモータ3に
おけるモータコイルの端子間をショートしてディスクモ
ータ3の逆起電圧を使って減速または停止させるショー
トブレーキを採用したり、ディスク2を惰性回転させて
摩擦のみで徐々に停止させる方法を採用したりする。ま
た、複数種類の省電力減速停止動作による減速停止方法
を用意しておいて、更に実行中の命令のディスク回転速
度減速の緊急度に応じてこれら複数の省電力減速停止動
作を選択的に切り替えてもよい。
【0038】ディスクモータ3に逆電圧を印加して強制
減速、または強制停止させる命令としては、たとえば、
できるだけ早くデータを返送する必要のあるデータ読み
取り命令、できるだけ早く音声、映像信号を出力する必
要のある音声、映像再生命令、迅速かつ確実にディスク
2の回転を停止させ装置外部に排出するディスク排出命
令などがある。逆に、省電力減速停止動作による減速停
止方法を選択する場合は、たとえば、ドライブの動作を
停止して、低消費電力モードに移行する命令を受け取っ
た場合、なにも命令を受け取っておらず、ドライブが一
定時間命令を受け取らない場合に低回転モードに移行す
る場合、更に一定時間命令を受け取らず、ドライブが自
発的に動作を停止して低消費電力モードに移行する場合
などである。また、ディスク装置1の種類、データの再
生速度等に応じてこれらのいずれかの命令を受け取った
場合でも省電力減速停止動作により減速または停止させ
てもよいし、これらの以外の命令を受け取った場合にも
逆電圧を印加して強制減速させてもよい。要は、ディス
ク装置1の種類やディスク2の回転速度、命令の種類に
応じて迅速な減速または停止が必要な度合いとドライブ
の消費電力、発熱等を考慮して、何れかの減速停止動作
を選択すればよい。
【0039】次に、省電力減速停止動作による減速停止
方法でディスク回転を停止する場合の動作について説明
する。この省電力減速停止動作による減速停止方法とし
て、惰性回転を選択した場合には、摩擦により回転速度
が緩やかに減速してゆく。このまま、電力を消費せずに
緩やかに回転が停止するのを待っても良いし、減速して
一定回転速度になった時点で、ディスクモータ3に逆方
向電圧を一定時間印加して確実に回転を止めても良い。
この方法を採用することで、ディスクモータ3に逆方向
電圧を印加する際には、ディスク2の回転速度が十分低
下しているので少ない消費電力で確実にディスク2を停
止させることができる。また、逆方向電圧を印可する電
圧、時間は事前に測定したディスク2の重量係数をもと
に決定することが望ましい。ディスク2の重量係数を測
定する方法としては、ディスク加速時に一定時間、一定
電圧の加速指令を加えた場合のディスク速度変化をもと
に測定する方法や、一定電圧を加え続けて一定速度に到
達するまでの時間をもとに測定する方法などがあるが、
ディスク挿入の度に測定を行うことで、ディスク重量の
ばらつき、ドライブの電源電圧、ディスクモータ等のば
らつきを吸収して確実にディスク2の停止を行うことが
できるようにする。
【0040】省電力減速停止動作による減速停止方法と
して、ショートブレーキを選択した場合にも、惰性回転
の場合と同様の動作を行うようにする。これは、ショー
トブレーキがディスクモータ3の逆起電力を利用してい
るため、ディスクモータ3の回転速度が低下すると逆起
電力が低下し、制動力も低下する問題を補うためのもの
である。
【0041】省電力減速停止動作による減速停止方法で
ディスク回転を減速または停止する場合には、一般にデ
ィスクモータ3に逆電圧を印加して減速または停止する
場合に比べて時間がかかることが多い。ディスク装置1
がインターフェイス手段10を介してホストコンピュー
タ13に接続されている場合には、ホストコンピュータ
13は、減速または停止の命令をディスク装置1に出し
た後、減速または停止完了の応答を待っており、新たな
命令を発行できずに待機している場合がある。このよう
な場合を考慮して、省電力減速停止動作でディスク回転
を減速または停止し、その完了までに時間がかかること
が予想される場合にはディスク装置1がホストコンピュ
ータ13よりディスク減速または停止の指令を受け取
り、減速または停止を開始した時点で命令完了の応答を
返すことが望ましい。
【0042】次に、省電力減速停止動作によりディスク
回転速度を減速または停止している最中に、他の命令を
受け取った場合の動作について説明する。減速または停
止中に他の命令を受け取った場合にも、基本的な動作は
同じである。つまり、新たに受け取った命令の種類に応
じて、ディスク回転速度を変化させる方法を選択する。
【0043】たとえば、減速または停止動作中にディス
ク排出の指令を受け取った場合には速やかにディスク2
の回転を停止して、ディスク2を排出する必要が発生す
る。このような場合には、ディスクモータ3に逆電圧を
印加して急速に減速する方法に切り替えることが望まし
い。ただし、より低消費電力が優先される機器の場合に
は、省電力減速停止動作の中でもより速くディスク2を
停止できる方法、たとえばショートブレーキで一定回転
速度まで減速し、その後、逆方向電圧を印加して速やか
に減速する方法を選択することも可能である。
【0044】また、たとえばデータ読み取り命令を受け
取った場合には、以下のような動作になる。通常、ディ
スク再生装置、特にCD−ROM装置やDVD−ROM
装置では、読み取るデータの種類に応じてディスク2の
回転速度を変化させる場合がある。たとえば、より高レ
ベルのエラー訂正情報を含んでいる種類のデータは、シ
ステムの最高速度で回転、再生させ、エラー訂正情報レ
ベルの低いデータはシステムの最高速度よりも遅い再生
速度で回転、再生させ、オーディオや映像等の再生速度
が決まっており、一定以上の再生速度であれば、高速で
読み出す必要のないデータは、より低い再生速度で回
転、再生させるといった具合である。
【0045】減速または停止中に、これらのデータ再生
命令を受け取った場合には、現在のディスク回転速度を
検出し、目的の速度まで加速若しくは減速を行う。ここ
で、減速が必要な場合には、前の例で説明したディスク
排出の場合と同様に、ディスクモータ3に逆電圧を印加
して強制減速する方法と、より消費電力の少ない減速方
法の中でもより速くディスクを減速できる方法とに切り
替える方法を採用する。
【0046】通常、ディスク装置1は読み出したデータ
を一時的に記憶するデータ記憶手段8を持っている。こ
れは、読み出したデータを一時的に記憶し、エラー訂正
等の処理をした後、処理の終了したデータを順にインタ
ーフェース手段10を介してホストコンピュータ13に
送り出す働きをするものであるが、ディスク回転減速、
または停止動作中にこのデータ記憶手段内8に残ってい
る既に読み取り済みのデータを読み出す命令を受け取っ
た場合には、そのままより消費電力の少ない方法でディ
スク2の減速または停止動作を続け、データ記憶手段8
内のデータをそのままインターフェース手段10を介し
てホストコンピュータ13に送信すればよい。これによ
り、データ記憶手段8内に蓄えられたデータを読み出す
命令を受け取った後にディスク2の強制減速の命令があ
った場合でも、データの読み出しが終了するまでディス
ク2の強制減速を行わないので、データの読み出しを確
実に行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスク
回転速度の減速または停止を行う際に、実行中の命令の
種類に応じて、迅速なディスクの減速または停止を必要
としないときには、消費電力の少ない省電力減速停止動
作を選択してディスク回転を減速または停止させるの
で、余分な電力消費、発熱を抑えることができ、特にC
D−ROM、DVD−ROM等を備える携帯型コンピュ
ータをバッテリー駆動する場合には、その駆動時間をよ
り長く延ばすことが可能となる。また、ディスク回転の
減速または停止を行う際に、迅速なディスクの減速また
は停止を必要としないときには、ディスクモータに強制
制動をかけることがないため、ディスクモータの寿命を
長くすることにも繋がる。
【0048】さらに、省電力減速停止動作にてディスク
を減速または停止させる際に、減速または停止を命令す
るホストコンピュータなどの指示命令手段に対して即座
に命令実行完了の応答を返すことにより、省電力減速停
止動作により停止動作を待って命令終了の応答を返す場
合に比べて、命令終了待ち時間を短縮することができ
る。
【0049】また、省電力減速停止動作を、ディスクを
惰性回転させながら回転の際の摩擦で所定の回転速度ま
で減速させた後、逆方向電圧を一定時間印加して、ディ
スクを停止させることにより実行させることにより、デ
ィスクを消費電力の少ない省電力減速停止動作により停
止させる際でも、確実にディスクを停止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を光ディスク再生装置に応用した場合の
実施の形態を示すブロック図
【図2】従来のディスク再生装置のブロック図
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 ディスク 3 ディスクモータ 4 ディスクモータ駆動手段 5 再生手段 7 制御手段 8 データ記憶手段 9 データ処理手段 10 インターフェイス手段 12 音声映像出力手段 13 ホストコンピュータ(指示命令手段)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転しているディスクの減速または停止
    を行う機能を有するディスク装置において、減速または
    停止を行う際の命令の種類に応じて、ディスクを回転さ
    せるディスクモータに対して逆方向電圧を印加して強制
    的に減速または停止させる強制減速停止動作を行わせる
    か、この強制減速停止動作よりも消費電力の少ない省電
    力減速停止動作にて減速または停止させるかを切り替え
    る制御手段を備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 回転しているディスクの減速または停止
    を行うディスク装置のディスク減速停止方法であって、
    減速または停止を行う際の命令の種類に応じて、ディス
    クを回転させるディスクモータに対して逆方向電圧を印
    加して強制減速または停止させる強制減速停止動作を行
    わせるか、この強制減速停止動作よりも消費電力の少な
    い省電力減速停止動作にて減速または停止させるかを切
    り替えて実行させることを特徴とするディスク装置のデ
    ィスク減速停止方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のディスク装置におい
    て、制御手段は、省電力減速停止動作にてディスクを減
    速または停止させる際に、減速または停止を命令する指
    示命令手段に対して即座に命令実行完了の応答を返させ
    るように制御することを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のディスク装置のディス
    ク減速停止方法において、省電力減速停止動作にてディ
    スクを減速または停止させる際に、減速または停止を命
    令する指示命令手段に対して即座に命令実行完了の応答
    を返すことを特徴とするディスク装置のディスク減速停
    止方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または3に記載のディスク装置
    において、ディスクモータにおけるモータコイルの入力
    端子を短絡状態にしてモータコイルの逆起電圧を利用し
    て減速または停止させるショートブレーキを行う手段を
    設け、制御手段は、省電力減速停止動作として、前記シ
    ョートブレーキを行わせることにより実行させることを
    特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または4に記載のディスク装置
    のディスク減速停止方法において、省電力減速停止動作
    を、ディスクモータにおけるモータコイルの入力端子を
    短絡状態にしてモータコイルの逆起電圧を利用して減速
    または停止させるショートブレーキを行うことにより実
    行するディスク装置のディスク減速停止方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または3に記載のディスク装置
    において、ディスクを惰性回転させながら回転の際の摩
    擦で減速または停止させる手段を設け、制御手段は、省
    電力減速停止動作として、前記ディスクの惰性回転によ
    る減速または停止動作を実行させることを特徴とするデ
    ィスク装置。
  8. 【請求項8】 請求項2または4に記載のディスク装置
    のディスク減速停止方法において、省電力減速停止動作
    を、ディスクを惰性回転させながら回転の際の摩擦で減
    速または停止させることにより実行させることを特徴と
    するディスク装置のディスク減速停止方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または3に記載のディスク装置
    において、ディスクモータにおけるモータコイルの入力
    端子を短絡状態にしてモータコイルの逆起電圧を利用し
    て減速または停止させるショートブレーキを行う手段
    と、ディスクを惰性回転させながら回転の際の摩擦で減
    速または停止させる手段とを設け、制御手段は、省電力
    減速停止動作として、前記ショートブレーキまたは前記
    ディスクの惰性回転のうちの何れかを選択的に切り替え
    て実行させることを特徴とするディスク装置。
  10. 【請求項10】 請求項2または4に記載のディスク装
    置のディスク減速停止方法において、省電力減速停止動
    作として、ディスクモータにおけるモータコイルの入力
    端子を短絡状態にしてモータコイルの逆起電圧を利用し
    て減速または停止させるショートブレーキを用いた方法
    と、ディスクを惰性回転させながら回転の際の摩擦で減
    速または停止させて行う方法との、何れかの方法を選択
    的に切り替えて実行させることを特徴とするディスク装
    置のディスク減速停止方法。
  11. 【請求項11】 請求項7または9に記載のディスク装
    置において、制御手段は、省電力減速停止動作として、
    ディスクを惰性回転させながら回転の際の摩擦で所定の
    回転速度まで減速させた後、逆方向電圧を一定時間印加
    して、ディスクを停止させることを特徴とするディスク
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項8または10に記載のディスク
    装置のディスク減速停止方法において、省電力減速停止
    動作を、ディスクを惰性回転させながら回転の際の摩擦
    で所定の回転速度まで減速させた後、逆方向電圧を一定
    時間印加して、ディスクを停止させることにより実行さ
    せることを特徴とするディスク装置のディスク減速停止
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のディスク装置にお
    いて、ディスクの重量係数を測定するディスク重量係数
    測定手段を備え、逆方向電圧を一定時間印可する電圧お
    よび時間の基準を前記ディスク重量係数測定手段の測定
    結果をもとに決定することを特徴とするディスク装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のディスク装置のデ
    ィスク減速停止方法において、ディスクの重量係数を測
    定し、逆方向電圧を一定時間印可する電圧および時間の
    基準を、前記ディスク重量係数の測定結果をもとに決定
    することを特徴とするディスク装置のディスク減速停止
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項1、3、5、7、9、11、1
    3の何れかに記載のディスク装置において、省電力減速
    停止動作を行っている最中に命令を受け取った場合に、
    制御手段は、命令の種類に応じて、命令の実行に現在の
    速度から減速または停止が必要であるかどうかを判定
    し、減速または停止が必要であると判定した場合には、
    逆方向電圧を印加して強制的に減速または停止するか、
    省電力減速停止動作で減速または停止するかを切り替え
    て選択することを特徴とするディスク装置。
  16. 【請求項16】 請求項2、4、6、8、10、12、
    14の何れかに記載のディスク装置のディスク減速停止
    方法において、省電力減速停止動作を行っている最中に
    命令を受け取った場合に、命令の種類に応じて、命令の
    実行に現在の速度から減速または停止が必要であるかど
    うかを判定し、減速または停止が必要であると判定した
    場合には、逆方向電圧を印加して強制的に減速または停
    止するか、省電力減速停止動作で減速または停止するか
    を切り替えて選択することを特徴とするディスク装置の
    ディスク減速停止方法。
  17. 【請求項17】 請求項1、3、5、7、9、11、1
    3、15の何れかに記載のディスク装置において、読み
    取ったデータを一定量一時的に保存しておくための記憶
    手段を備え、省電力減速停止動作によりディスクを減速
    させる際に、前記記憶手段内に蓄えられたデータを読み
    出す命令を受け取った場合には、制御手段は、その後に
    ディスクの強制減速の命令があった場合でも、データの
    読み出しが終了するまでディスクの強制減速を行わない
    ように制御することを特徴とするディスク装置。
  18. 【請求項18】 請求項2、4、6、8、10、12、
    14の何れかに記載のディスク装置のディスク減速停止
    方法において、前記ディスク装置は読み取ったデータを
    一定量一時的に記憶手段にて保存しておき、省電力減速
    停止動作によりディスクを減速させる際に、前記記憶手
    段内に蓄えられたデータを読み出す命令を受け取った場
    合には、その後にディスクの強制減速の命令があった場
    合でも、データの読み出しが終了するまでディスクの強
    制減速を行わないことを特徴とするディスク装置のディ
    スク減速停止方法。
  19. 【請求項19】 請求項1、3、5、7、9、11、1
    3、15の何れかに記載のディスク装置であって、この
    ディスク装置はCD−ROM、DVD−ROM装置等の
    音声や映像データを再生して直接出力する機能と、記録
    媒体から読み出したデータをインターフェイス手段を介
    して外部に出力する機能とを備えているディスク再生装
    置であり、強制減速停止動作を行う際の特定の命令は、
    前記音声や映像データを再生して直接出力する命令と、
    ディスクから読み出したデータをインターフェイス手段
    を介して外部に出力する命令と、ディスク排出命令とを
    含むことを特徴とするディスク装置。
JP33353999A 1999-11-25 1999-11-25 ディスク装置 Expired - Fee Related JP4553429B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33353999A JP4553429B2 (ja) 1999-11-25 1999-11-25 ディスク装置
TW089124923A TW519622B (en) 1999-11-25 2000-11-23 Disc device and method for slowing down the disc of the disc device
CNB008030219A CN1179342C (zh) 1999-11-25 2000-11-24 盘片装置以及盘片装置的盘片减速停止方法
US09/889,893 US6611658B1 (en) 1999-11-25 2000-11-24 Disk device and disk decelerating and stopping method for the same
IDW00200101835A ID29977A (id) 1999-11-25 2000-11-24 Peranti disk dan metoda penghentian dan perlambatan disk untuk piranti tersebut
PCT/JP2000/008322 WO2001039187A1 (fr) 1999-11-25 2000-11-24 Dispositif a disque et procede de deceleration/d'arret de disque dans un dispositif a disque
KR10-2001-7008972A KR100432005B1 (ko) 1999-11-25 2000-11-24 디스크장치 및 디스크장치의 디스크감속정지방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33353999A JP4553429B2 (ja) 1999-11-25 1999-11-25 ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001155417A true JP2001155417A (ja) 2001-06-08
JP4553429B2 JP4553429B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=18267188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33353999A Expired - Fee Related JP4553429B2 (ja) 1999-11-25 1999-11-25 ディスク装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6611658B1 (ja)
JP (1) JP4553429B2 (ja)
KR (1) KR100432005B1 (ja)
CN (1) CN1179342C (ja)
ID (1) ID29977A (ja)
TW (1) TW519622B (ja)
WO (1) WO2001039187A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004201485A (ja) * 2002-11-29 2004-07-15 Sony Corp モータ、並びにアクチュエータの制御器
US7291996B2 (en) 2002-09-30 2007-11-06 Mitsumi Electric Co., Ltd. Optical disc drive and brake control method thereof
US7561505B2 (en) 2005-10-05 2009-07-14 Funai Electric Co., Ltd. Disk apparatus

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100399451C (zh) * 2002-08-23 2008-07-02 联发科技股份有限公司 用于光驱的马达转速控制方法和马达转速控制装置
JP2004229462A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Rohm Co Ltd 電動機の制御装置
WO2004104816A2 (en) * 2003-05-22 2004-12-02 Koninklijke Philips Electronics N.V. Communication method and system
WO2005066963A1 (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理装置および情報処理装置の電源供給制御方法
US7054099B2 (en) * 2004-10-04 2006-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Methods and systems for moving a read/write head to a velocity and position where it is useful to switch from a deceleration phase to a settling phase of a seek operation
US7009807B1 (en) 2004-10-04 2006-03-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Methods and systems for improved deceleration control for a disk drive
JP2006164012A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv データ記憶装置及びそのパワー・セーブ・モードの制御方法
US7683559B2 (en) * 2005-07-15 2010-03-23 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of recovering energy from the turntable motor in an optical disc drive and optical device
JP2007226919A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクドライブ装置およびその運転制御方法
US7986483B1 (en) * 2007-11-07 2011-07-26 Marvell International Ltd. Speed control systems and methods for decreasing power consumption in rotating storage devices
TWI393123B (zh) * 2008-01-25 2013-04-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 光碟播放設備及其馬達控制方法
JP5132388B2 (ja) * 2008-03-28 2013-01-30 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
US8281343B2 (en) * 2009-05-19 2012-10-02 Cisco Technology, Inc. Management and display of video content
KR101008514B1 (ko) * 2010-01-01 2011-01-14 (주)대호테크 108배용 전자 방석

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141114A (en) * 1978-04-25 1979-11-02 Sharp Corp Turntable braking device
JPS58131194U (ja) * 1982-02-26 1983-09-05 株式会社東芝 モ−タの回転停止装置
JPH05151700A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Nec Ic Microcomput Syst Ltd デイスク・ドライバ
JPH0778409A (ja) * 1993-09-07 1995-03-20 Hitachi Ltd モータの回転数制御方法
JPH1196649A (ja) * 1997-09-08 1999-04-09 Samsung Electron Co Ltd ディスクドライブ
JPH11235066A (ja) * 1998-02-20 1999-08-27 Hitachi Ltd モーター駆動装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58131194A (ja) 1982-01-29 1983-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 酸性結露水の処理装置
JP2858542B2 (ja) * 1994-06-03 1999-02-17 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション コンピュータ用ディスク・ドライブの電力消費を節減する方法及び装置
JPH08273291A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータの回転制御方法及びモータの回転制御装置及びディスク再生装置
JP3387709B2 (ja) * 1995-10-31 2003-03-17 ミネベア株式会社 情報記録装置
JP3363306B2 (ja) * 1996-04-05 2003-01-08 三菱電機株式会社 モータ駆動回路
US6198590B1 (en) * 1998-07-21 2001-03-06 Western Digital Corporation Disk drive employing method of spinning down its spindle motor to reduce the time required for subsequently spinning it up
US6285521B1 (en) * 1999-03-25 2001-09-04 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive employing power source modulation for reducing power consumption

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141114A (en) * 1978-04-25 1979-11-02 Sharp Corp Turntable braking device
JPS58131194U (ja) * 1982-02-26 1983-09-05 株式会社東芝 モ−タの回転停止装置
JPH05151700A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Nec Ic Microcomput Syst Ltd デイスク・ドライバ
JPH0778409A (ja) * 1993-09-07 1995-03-20 Hitachi Ltd モータの回転数制御方法
JPH1196649A (ja) * 1997-09-08 1999-04-09 Samsung Electron Co Ltd ディスクドライブ
JPH11235066A (ja) * 1998-02-20 1999-08-27 Hitachi Ltd モーター駆動装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7291996B2 (en) 2002-09-30 2007-11-06 Mitsumi Electric Co., Ltd. Optical disc drive and brake control method thereof
JP2004201485A (ja) * 2002-11-29 2004-07-15 Sony Corp モータ、並びにアクチュエータの制御器
US7365508B2 (en) 2002-11-29 2008-04-29 Sony Corporation Motor, actuator and controller thereof
US7561505B2 (en) 2005-10-05 2009-07-14 Funai Electric Co., Ltd. Disk apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US6611658B1 (en) 2003-08-26
KR100432005B1 (ko) 2004-05-22
CN1179342C (zh) 2004-12-08
CN1338101A (zh) 2002-02-27
JP4553429B2 (ja) 2010-09-29
KR20010089596A (ko) 2001-10-06
ID29977A (id) 2001-10-25
TW519622B (en) 2003-02-01
WO2001039187A1 (fr) 2001-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4553429B2 (ja) ディスク装置
US6215609B1 (en) Recording/reproducing method and recording/reproducing apparatus
US5001578A (en) Method and system for controlling disk recording and reproduction apparatus for reduced power consumption
JP3961142B2 (ja) ディスクドライブの制御方法及び制御装置
US6836454B2 (en) Method and apparatus for reading and writing information onto and from information recording disks
US6909675B2 (en) Method for switching an optical disc apparatus to different accessing speeds
US7289411B2 (en) Optical disc apparatus
JP4763376B2 (ja) ディスク装置
JP3818158B2 (ja) 情報記録再生装置の制御方法
JPH0696517A (ja) 磁気ディスク装置
JP2006230068A (ja) モータ制御装置
JP2001210001A (ja) 再生システム及び光ストレージ装置
JPH0636482A (ja) ヘッド駆動装置
JP3227302B2 (ja) 記録媒体再生装置
EP2194642A1 (en) Direct current motor controlling apparatus and method thereof
JPH10340518A (ja) 光ディスク再生装置
JPH05325401A (ja) 磁気ディスク装置
KR19990001712A (ko) 비디오 카세트 레코더의 저속 재생시 캡스턴 모터 구동 전압 제어 방법
JP2005085410A (ja) 光ディスク装置及びその制御方法
JPH09330551A (ja) データアクセス方法およびディスク再生装置
JPH02250692A (ja) モータ制御装置
US20020012524A1 (en) Process for controlling the capstan in a video tape recorder (VTR)
JP2003187516A (ja) 磁気記録装置
JPH0855417A (ja) 情報記録再生装置
JPH04177649A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees