JPH07184390A - 無整流子電動機の制御方法およびその装置 - Google Patents
無整流子電動機の制御方法およびその装置Info
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- JPH07184390A JPH07184390A JP5346683A JP34668393A JPH07184390A JP H07184390 A JPH07184390 A JP H07184390A JP 5346683 A JP5346683 A JP 5346683A JP 34668393 A JP34668393 A JP 34668393A JP H07184390 A JPH07184390 A JP H07184390A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無整流子電動機の制御装置への悪影響を抑
え、制御装置の部品の破損を防止する。 【構成】 直流電源Vccをドライバ部2でスイッチン
グして無整流子電動機1の電機子巻線U,V,Wに印加
し、同無整流子電動機1を回転制御する無整流子電動機
の制御方法およびその装置において、同直流電源Vcc
を電源電圧低下検出回路5で検出して所定値と比較し、
この比較結果信号を制御回路7に入力しており、制御回
路7は直流電源Vssが基準値以下となったとき、無整
流子電動機の電機子巻線間に配置した短絡回路6a,6
b,6cのスイッチSa,Sb,Scをオンとし、その
電機子巻線間に抵抗を介して閉回路を形成し、無整流子
電動機1に発生する発電エネルギーをその短絡回路6
a,6b,6cの抵抗Ra,Rb,Rcで消費する。
え、制御装置の部品の破損を防止する。 【構成】 直流電源Vccをドライバ部2でスイッチン
グして無整流子電動機1の電機子巻線U,V,Wに印加
し、同無整流子電動機1を回転制御する無整流子電動機
の制御方法およびその装置において、同直流電源Vcc
を電源電圧低下検出回路5で検出して所定値と比較し、
この比較結果信号を制御回路7に入力しており、制御回
路7は直流電源Vssが基準値以下となったとき、無整
流子電動機の電機子巻線間に配置した短絡回路6a,6
b,6cのスイッチSa,Sb,Scをオンとし、その
電機子巻線間に抵抗を介して閉回路を形成し、無整流子
電動機1に発生する発電エネルギーをその短絡回路6
a,6b,6cの抵抗Ra,Rb,Rcで消費する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の圧縮機等
に用いる無整流子電動機(ブラシレスモータ)を回転制
御する制御技術に係り、特に詳しくは無整流子電動機の
制御装置を保護する無整流子電動機の制御方法およびそ
の装置に関するものである。
に用いる無整流子電動機(ブラシレスモータ)を回転制
御する制御技術に係り、特に詳しくは無整流子電動機の
制御装置を保護する無整流子電動機の制御方法およびそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この無整流子電動機(ブラシレスモー
タ)を回転制御するためには、例えば図2に示す制御装
置を必要とする。図2において、この制御装置は、無整
流子電動機1の電機子巻線U,V,Wを励磁するため、
電圧直流電源Vccをスイッチングして電機子巻線U,
V,Wに印加するドライブ部2と、このドライブ部2の
複数のトランジスタUa,Va,Wa,Xa,Ya,Z
aをオン、オフするための駆動信号を出力する制御回路
3とを備えている。
タ)を回転制御するためには、例えば図2に示す制御装
置を必要とする。図2において、この制御装置は、無整
流子電動機1の電機子巻線U,V,Wを励磁するため、
電圧直流電源Vccをスイッチングして電機子巻線U,
V,Wに印加するドライブ部2と、このドライブ部2の
複数のトランジスタUa,Va,Wa,Xa,Ya,Z
aをオン、オフするための駆動信号を出力する制御回路
3とを備えている。
【0003】また、無整流子電動機1がセンサレスブラ
シレスモータである場合、制御装置は、無整流子電動機
1の電機子巻線の端子電圧により同無整流子電動機1の
回転子の位置を検出するための位置検出信号を制御回路
3に出力する位置検出部4を備えている。
シレスモータである場合、制御装置は、無整流子電動機
1の電機子巻線の端子電圧により同無整流子電動機1の
回転子の位置を検出するための位置検出信号を制御回路
3に出力する位置検出部4を備えている。
【0004】上記構成の制御装置は、直流電源Vccを
スイッチングして無整流子電動機1の電機子巻線に印加
する一方、ドライブ部2の各トランジスタUa,Va,
Wa,Xa,Ya,Zaを所定にオン、オフして電機子
巻線の印加電圧を調節し、無整流子電動機1の回転数を
制御する。また、無整流子電動機1の回転子の位置を検
出し、かつこの位置検出信号に基づいてドライブ部2の
駆動信号のタイミングを決定し、この駆動信号により各
電機子巻線を適切に励磁し、同無整流子電動機1を効率
よく回転制御する。
スイッチングして無整流子電動機1の電機子巻線に印加
する一方、ドライブ部2の各トランジスタUa,Va,
Wa,Xa,Ya,Zaを所定にオン、オフして電機子
巻線の印加電圧を調節し、無整流子電動機1の回転数を
制御する。また、無整流子電動機1の回転子の位置を検
出し、かつこの位置検出信号に基づいてドライブ部2の
駆動信号のタイミングを決定し、この駆動信号により各
電機子巻線を適切に励磁し、同無整流子電動機1を効率
よく回転制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記無整流
子電動機1にあっては、例えば電源オフ等により直流電
源Vccが遮断したとき、磁石の回転子がその遮断と同
時に停止しないことから、無整流子電動機1には発電エ
ネルギーが発生する。特に、空気調和機の圧縮機等のよ
うな負荷(重負荷)の場合には確実にその発電エネルギ
ーが発生するが、この発電エネルギーはドライブ部2で
消費される。
子電動機1にあっては、例えば電源オフ等により直流電
源Vccが遮断したとき、磁石の回転子がその遮断と同
時に停止しないことから、無整流子電動機1には発電エ
ネルギーが発生する。特に、空気調和機の圧縮機等のよ
うな負荷(重負荷)の場合には確実にその発電エネルギ
ーが発生するが、この発電エネルギーはドライブ部2で
消費される。
【0006】しかしながら、上記無整流子電動機1に発
生する発電エネルギーが大き過ぎたり、ドライブ部2の
許容値(トランジスタの定格値)を越えることもあり、
この場合制御装置の部品、特にドライブ部2に悪影響を
与え、最悪としてドライブ部2を破損することにもな
り、その結果、制御装置の信頼性を損なうことにもな
る。
生する発電エネルギーが大き過ぎたり、ドライブ部2の
許容値(トランジスタの定格値)を越えることもあり、
この場合制御装置の部品、特にドライブ部2に悪影響を
与え、最悪としてドライブ部2を破損することにもな
り、その結果、制御装置の信頼性を損なうことにもな
る。
【0007】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は電源電圧の低下時(電源の遮断時)に
おける制御装置の部品(ドライブ部)への悪影響を抑
え、かつ同部品の破損を防止することができ、ひいては
制御装置の信頼性の向上を図ることができるようにした
無整流子電動機の制御方法およびその装置を提供するこ
とにある。
あり、その目的は電源電圧の低下時(電源の遮断時)に
おける制御装置の部品(ドライブ部)への悪影響を抑
え、かつ同部品の破損を防止することができ、ひいては
制御装置の信頼性の向上を図ることができるようにした
無整流子電動機の制御方法およびその装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は直流電源を駆動手段でスイッチングして
無整流子電動機の電機子巻線に印加し、前記無整流子電
動機を回転制御する無整流子電動機の制御方法およびそ
の装置において、前記直流電源の電圧を検出し、該検出
した電圧が所定以下となったとき、前記電機子巻線間を
抵抗を介して短絡するようにしたことを要旨とする。
に、この発明は直流電源を駆動手段でスイッチングして
無整流子電動機の電機子巻線に印加し、前記無整流子電
動機を回転制御する無整流子電動機の制御方法およびそ
の装置において、前記直流電源の電圧を検出し、該検出
した電圧が所定以下となったとき、前記電機子巻線間を
抵抗を介して短絡するようにしたことを要旨とする。
【0009】
【作用】上記手段としたので、電源オフ等により上記直
流電源が遮断すると、同直流電源が所定値以下となるた
め、無整流子電動機の電機子巻線間が抵抗を介して閉回
路が形成され、つまりその電機子巻線間が抵抗を介して
短絡される。
流電源が遮断すると、同直流電源が所定値以下となるた
め、無整流子電動機の電機子巻線間が抵抗を介して閉回
路が形成され、つまりその電機子巻線間が抵抗を介して
短絡される。
【0010】これにより、無整流子電動機に発電エネル
ギーが発生しても、その発電エネルギーがその抵抗で消
費されることになり、制御装置、特に駆動手段に悪影響
を及ぼすこともなくなる。
ギーが発生しても、その発電エネルギーがその抵抗で消
費されることになり、制御装置、特に駆動手段に悪影響
を及ぼすこともなくなる。
【0011】
【実施例】直流電源をスイッチングして無整流子電動機
の電機子巻線に印加する際、同直流電源の電圧を検出し
て所定値と比較し、この検出した電圧が所定値以下とな
ったとき、無整流子電動機の電機子巻線間を抵抗を介し
て短絡し、同無整流子電動機に発生する発電エネルギー
をその抵抗で消費する。
の電機子巻線に印加する際、同直流電源の電圧を検出し
て所定値と比較し、この検出した電圧が所定値以下とな
ったとき、無整流子電動機の電機子巻線間を抵抗を介し
て短絡し、同無整流子電動機に発生する発電エネルギー
をその抵抗で消費する。
【0012】そのため、この発明の無整流子電動機の制
御装置は図1に示す構成になっている。なお、図中、図
2と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
御装置は図1に示す構成になっている。なお、図中、図
2と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0013】図1において、この制御装置は、例えば商
用電源を交流/直流変換して得た直流電源Vcc(ドラ
イブ部(駆動手段)2の電源)の電圧を検出し、この検
出した電圧と所定値(基準電圧)とを比較して同直流電
源Vccの低下を検出する電源電圧低下検出回路5と、
無整流子電動機(例えば三相モータ)1の電機子巻線
U,V,Wのライン間(電圧供給ライン間)を抵抗を介
して短絡するために、抵抗Ra,Rb,Rcとスイッチ
Sa,Sb,Scとをそれぞれ直列に接続した短絡回路
6a,6b,6cと、図2に示す制御回路3の機能の他
に、電源電圧低下検出回路5からの電圧低下の検出信号
により短絡回路6a,6b,6cの各スイッチSa,S
b,Scをオンに制御する制御回路(マイクロコンピュ
ータ)7とを備えている。
用電源を交流/直流変換して得た直流電源Vcc(ドラ
イブ部(駆動手段)2の電源)の電圧を検出し、この検
出した電圧と所定値(基準電圧)とを比較して同直流電
源Vccの低下を検出する電源電圧低下検出回路5と、
無整流子電動機(例えば三相モータ)1の電機子巻線
U,V,Wのライン間(電圧供給ライン間)を抵抗を介
して短絡するために、抵抗Ra,Rb,Rcとスイッチ
Sa,Sb,Scとをそれぞれ直列に接続した短絡回路
6a,6b,6cと、図2に示す制御回路3の機能の他
に、電源電圧低下検出回路5からの電圧低下の検出信号
により短絡回路6a,6b,6cの各スイッチSa,S
b,Scをオンに制御する制御回路(マイクロコンピュ
ータ)7とを備えている。
【0014】具体的には、電源電圧低下検出回路5は、
直流電源Vccより低い電圧(基準電圧)を発生する基
準電圧発生部5aと、直流電源Vccとその基準電圧と
を比較し、同直流電源Vccが基準電圧以下のとき電圧
低下の検出信号を出力するコンパレータ5bとを備えて
いる。また、抵抗RaとスイッチSaとを直列に接続し
た短絡回路6aは電機子巻線U,Vのライン間に配置さ
れ、抵抗RbとスイッチSbとを直列に接続した短絡回
路6bは電機子巻線U,Wのライン間に配置され、抵抗
RcとスイッチScとを直列に接続した短絡回路6cは
電機子巻線V,Wのライン間に配置されている。
直流電源Vccより低い電圧(基準電圧)を発生する基
準電圧発生部5aと、直流電源Vccとその基準電圧と
を比較し、同直流電源Vccが基準電圧以下のとき電圧
低下の検出信号を出力するコンパレータ5bとを備えて
いる。また、抵抗RaとスイッチSaとを直列に接続し
た短絡回路6aは電機子巻線U,Vのライン間に配置さ
れ、抵抗RbとスイッチSbとを直列に接続した短絡回
路6bは電機子巻線U,Wのライン間に配置され、抵抗
RcとスイッチScとを直列に接続した短絡回路6cは
電機子巻線V,Wのライン間に配置されている。
【0015】上記構成の無整流子電動機の制御装置にお
いて、まず制御回路7は無整流子電動機1を所定回転数
とするために所定の駆動信号(例えばPWM信号)を出
力し、同無整流子電動機1を回転制御しているものとす
る。
いて、まず制御回路7は無整流子電動機1を所定回転数
とするために所定の駆動信号(例えばPWM信号)を出
力し、同無整流子電動機1を回転制御しているものとす
る。
【0016】このとき、例えば無整流子電動機1を圧縮
機のモータとしている空気調和機の電源がオフにされる
と、直流電源Vccが急峻に低下して基準電圧以下とな
る。すると、電源電圧低下検出回路5は電圧低下の検出
信号を出力し、この電圧低下の検出信号を入力した制御
回路7は短絡回路6a,6b,6cの各スイッチSa,
Sb,Scをオンとする制御信号を出力する。これによ
り、各電機子巻線U,V,W間にはそれぞれ抵抗Ra,
Rb,Rcを介して閉回路が形成され、つまり各電機子
巻線U,V,W間が抵抗Ra,Rb,Rcを介して短絡
される。なお、各スイッチSa,Sb,Scは通常オフ
状態のままになっている。
機のモータとしている空気調和機の電源がオフにされる
と、直流電源Vccが急峻に低下して基準電圧以下とな
る。すると、電源電圧低下検出回路5は電圧低下の検出
信号を出力し、この電圧低下の検出信号を入力した制御
回路7は短絡回路6a,6b,6cの各スイッチSa,
Sb,Scをオンとする制御信号を出力する。これによ
り、各電機子巻線U,V,W間にはそれぞれ抵抗Ra,
Rb,Rcを介して閉回路が形成され、つまり各電機子
巻線U,V,W間が抵抗Ra,Rb,Rcを介して短絡
される。なお、各スイッチSa,Sb,Scは通常オフ
状態のままになっている。
【0017】このようなことから、直流電源Vccの遮
断時には、無整流子電動機1の各電機子巻線U,V,W
に発電エネルギーが発生しても、この発電エネルギーを
各抵抗Ra,Rb,Rcで消費することができる。な
お、各抵抗Ra,Rb,Rcの抵抗値はその発電エネル
ギーを消費可能とするために無整流子電動機1の電機子
巻線抵抗値やドライブ部2のトランジスタUa,Va,
Wa,Xa,Ya,Zaの規格等を加味してある程度高
い値とすればよい。
断時には、無整流子電動機1の各電機子巻線U,V,W
に発電エネルギーが発生しても、この発電エネルギーを
各抵抗Ra,Rb,Rcで消費することができる。な
お、各抵抗Ra,Rb,Rcの抵抗値はその発電エネル
ギーを消費可能とするために無整流子電動機1の電機子
巻線抵抗値やドライブ部2のトランジスタUa,Va,
Wa,Xa,Ya,Zaの規格等を加味してある程度高
い値とすればよい。
【0018】また、制御回路7は各スイッチSa,S
b,Scをオン状態とした後、所定時間経過後に各スイ
ッチSa,Sb,Scをオフ状態に戻し、次回の動作を
可能とする。
b,Scをオン状態とした後、所定時間経過後に各スイ
ッチSa,Sb,Scをオフ状態に戻し、次回の動作を
可能とする。
【0019】このように、直流電源Vccをスイッチン
グして無整流子電動機1の電機子巻線に印加する際、同
直流電源Vccの低下時(電源の遮断時)には電機子巻
線のライン間をそれぞれ抵抗を介して短絡し、無整流子
電動機の電機子巻線に発生する発電エネギーをその抵抗
で消費するようにしたので、無整流子電動機1の制御装
置の部品、特にドライブ部2への悪影響を抑え、かつ同
ドライブ部2のトランジスタUa,Va,Wa,Xa,
Ya,Zaの破損を防止し、ひいては制御装置の信頼性
の向上を図ることができる。
グして無整流子電動機1の電機子巻線に印加する際、同
直流電源Vccの低下時(電源の遮断時)には電機子巻
線のライン間をそれぞれ抵抗を介して短絡し、無整流子
電動機の電機子巻線に発生する発電エネギーをその抵抗
で消費するようにしたので、無整流子電動機1の制御装
置の部品、特にドライブ部2への悪影響を抑え、かつ同
ドライブ部2のトランジスタUa,Va,Wa,Xa,
Ya,Zaの破損を防止し、ひいては制御装置の信頼性
の向上を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、直流電源をスイッチングして無整流子電動機の電機
子巻線に印加する際、同直流電源の電圧を検出して所定
値と比較し、この検出した電圧が所定値以下となったと
き、無整流子電動機の電機子巻線間を抵抗を介して短絡
し、無整流子電動機の発電エネルギーをその抵抗で消費
するようにしたので、電源電圧の低下時(電源の遮断
時)における制御装置の部品、特にドライブ部への悪影
響を抑え、かつ同部品の破損を防止することができ、ひ
いては制御装置の信頼性の向上を図ることができるとい
う有用な効果がある。
ば、直流電源をスイッチングして無整流子電動機の電機
子巻線に印加する際、同直流電源の電圧を検出して所定
値と比較し、この検出した電圧が所定値以下となったと
き、無整流子電動機の電機子巻線間を抵抗を介して短絡
し、無整流子電動機の発電エネルギーをその抵抗で消費
するようにしたので、電源電圧の低下時(電源の遮断
時)における制御装置の部品、特にドライブ部への悪影
響を抑え、かつ同部品の破損を防止することができ、ひ
いては制御装置の信頼性の向上を図ることができるとい
う有用な効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示し、無整流子電動機の
制御方法を適用する制御装置の概略的ブロック線図であ
る。
制御方法を適用する制御装置の概略的ブロック線図であ
る。
【図2】従来の無整流子電動機の制御装置の概略的ブロ
ック線図である。
ック線図である。
1 無整流子電動機(ブラシレスモータ) 2 ドライブ部(駆動手段) 3 制御回路 5 電源電圧低下検出回路 6a,6b,6c 短絡回路 7 制御回路(マイクロコンピュータ) Ra,Rb,Rc 抵抗 Sa,Sb,Sc スイッチ U,V,W 電機子巻線(無整流子電動機1の) Ua,Va,Wa トランジスタ(ドライブ部2の)
Claims (3)
- 【請求項1】 直流電源を駆動手段でスイッチングして
無整流子電動機の電機子巻線に印加し、前記無整流子電
動機を回転制御する無整流子電動機の制御方法におい
て、 前記直流電源の電圧を検出し、該検出した電圧が所定値
以下となったとき、前記電機子巻線間を抵抗を介して短
絡するようにしたことを特徴とする無整流子電動機の制
御方法。 - 【請求項2】 直流電源を駆動手段でスイッチングして
無整流子電動機の複数の電機子巻線に印加し、前記無整
流子電動機を回転制御する無整流子電動機の制御方法に
おいて、 前記各電機子巻線間にそれぞれ抵抗とスイッチとを直列
に接続しており、前記直流電源の電圧を検出し、該検出
した電圧が所定値以下となったとき、前記スイッチをオ
ンとして前記各電機子巻線間を抵抗を介して短絡するよ
うにしたことを特徴とする無整流子電動機の制御方法。 - 【請求項3】 直流電源を駆動手段でスイッチングして
無整流子電動機の複数の電機子巻線に印加し、前記無整
流子電動機を回転制御する無整流子電動機の制御装置に
おいて、 前記各電機子巻線間にそれぞれ抵抗とスイッチとを直列
に接続した短絡手段と、前記直流電源の電圧を検出し、
該検出した電圧と所定値とを比較して前記直流電源低下
の検出信号を出力する電源電圧低下検出手段と、該検出
信号により前記短絡手段のスイッチをオンとする制御手
段とを備え、前記直流電源が基準値以下となったとき、
前記各電機子巻線間を抵抗を介して短絡するようにした
ことを特徴とする無整流子電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5346683A JPH07184390A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 無整流子電動機の制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5346683A JPH07184390A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 無整流子電動機の制御方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184390A true JPH07184390A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18385115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5346683A Withdrawn JPH07184390A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 無整流子電動機の制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07184390A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6239566B1 (en) | 1998-05-12 | 2001-05-29 | Mannesmann Sachs Ag | Drive system for a permanently excited electric motor having at least one phase winding |
KR20040006280A (ko) * | 2002-07-11 | 2004-01-24 | 엘지전자 주식회사 | 세탁모터의 제동방법 |
JP2011223781A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導電動機の制御装置、及び誘導電動機の制御方法 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5346683A patent/JPH07184390A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6239566B1 (en) | 1998-05-12 | 2001-05-29 | Mannesmann Sachs Ag | Drive system for a permanently excited electric motor having at least one phase winding |
KR20040006280A (ko) * | 2002-07-11 | 2004-01-24 | 엘지전자 주식회사 | 세탁모터의 제동방법 |
JP2011223781A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導電動機の制御装置、及び誘導電動機の制御方法 |
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