JP2014206679A - レンズ鏡筒、及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ズームの高倍率化とともにレンズ鏡筒ひいては撮像装置の薄型化を図りつつ、収納時に径方向外方に退避するレンズのレンズ径を小さくすることなくレンズ鏡筒の径方向寸法を小さくする仕組みを提供する。【解決手段】ズーム式のレンズ鏡筒15は、撮像装置の装置本体の正面側に設けられ、撮像素子24に被写体光を結像させる複数のレンズ14,16,1をそれぞれ保持する複数のレンズ保持部15a,17,2が対応するカム筒19,20,21のカム溝に追従して撮影位置と収納位置との間で光軸方向に移動して撮影倍率を変更するとともに、複数のレンズ保持部15a,17,2の一部を退避レンズ保持部2として前記収納位置で光軸に対して径方向外方に退避させる。退避レンズ保持部2は、前記収納位置において、撮像素子24の側面の外側で、かつカム筒19,20,21の背面側に配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるズーム式のレンズ鏡筒、及びレンズ鏡筒を備える撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒では、複数のレンズの光軸方向の間隔を変化させることにより、撮影画角を変化させるズーム機構を備えるものがある。この種のレンズ鏡筒では、ズームの高倍率化とともにカメラの薄型化の要請から、できるだけレンズ群の移動ストロークを大きくし、かつ光軸方向の小型化を図ることが求められている。
そこで、レンズ鏡筒の収納時において、レンズ鏡筒の一部のレンズを光軸中心から径方向外方に退避させることで、ズームの高倍率化とともにレンズ鏡筒ひいてはカメラの薄型化を可能にした技術が提案されている(特許文献1及び2)。
特開2008−46504号公報 特開2012−58354号公報
しかし、上記特許文献1では、レンズ鏡筒の収納時に退避するレンズを他のレンズの径方向外側に配置するため、レンズ鏡筒の径方向寸法を小さくするには、レンズ径をできるだけ小さくする必要があり、設計上の制約が大きい。一方、上記特許文献2では、退避するレンズの全体をレンズ鏡筒の径方向外側まで回動させるため、撮像装置の大型化を避けられない。
そこで、本発明は、ズームの高倍率化とともにレンズ鏡筒ひいては撮像装置の薄型化を図りつつ、収納時に径方向外方に退避するレンズのレンズ径を小さくすることなくレンズ鏡筒の径方向寸法を小さくする仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、撮像装置の装置本体の正面側に設けられ、撮像素子に被写体光を結像させる複数のレンズをそれぞれ保持する複数のレンズ保持部が対応するカム筒のカム溝に追従して撮影位置と収納位置との間で光軸方向に移動して撮影倍率を変更するとともに、前記複数のレンズ保持部の一部を退避レンズ保持部として前記収納位置で光軸に対して径方向外方に退避させるズーム式のレンズ鏡筒であって、前記退避レンズ保持部は、前記収納位置において、前記撮像素子の側面の外側で、かつ前記カム筒の背面側に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、ズームの高倍率化とともにレンズ鏡筒ひいては撮像装置の薄型化を図りつつ、収納時に径方向外方に退避するレンズのレンズ径を小さくすることなくレンズ鏡筒の径方向寸法を小さくすることができるので、撮像装置の小型化を図ることができる。
(a)は本発明のレンズ鏡筒を備える撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側から見た外観斜視図、(b)は(a)に示すデジタルカメラを背面側から見た図である。 デジタルカメラの制御系の概略ブロック図である。 レンズ鏡筒の収納位置での断面図である。 レンズ鏡筒の撮影位置での断面図である。 レンズ鏡筒の中間位置での断面図である。 レンズ鏡筒の収納位置における退避レンズの状態を説明するための斜視図である。 レンズ鏡筒の撮影位置における退避レンズの状態を説明するための斜視図である。 退避レバーと被退避レバーとの関係を示す概略図である。 第1レンズ保持枠、第2レンズ保持枠、及び移動部材の光軸方向の移動軌跡を示す概略図である。 移動カム筒の斜視図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明のレンズ鏡筒を備える撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側から見た外観斜視図、図1(b)は図1(a)に示すデジタルカメラを背面側から見た図である。
図1(a)に示すように、本実施形態のデジタルカメラは、カメラ本体32の正面側に、被写体の構図を決めるファインダ30、測光測距を行う場合の補助光源29、ストロボ31、及びレンズ鏡筒15が設けられる。レンズ鏡筒15は、撮影位置と収納位置との間を光軸方向に移動して撮影倍率を高倍率で変更するズーム式とされている。
カメラ本体32の上面側には、レリーズボタン26、電源切換えボタン28、及びズームレバー27が設けられる。また、図1(b)に示すように、カメラ本体32の背面側には、操作ボタン35〜40、LCD等のディスプレイ34、及びファインダ接眼部33が設けられる。ここで、カメラ本体32は、本発明の装置本体の一例に相当する。
図2は、本実施形態のデジタルカメラの制御系の概略ブロック図である。図2において、バス52には、CPU54、ROM53、RAM55、メモリ48、圧縮伸張部49、メモリカードドライブ50、ディスプレイ34、及び駆動回路51が接続される。また、バス52には、レリーズボタン26、操作ボタン35〜40、電源切換えボタン28、及びズームレバー27の各スイッチ類が接続される。
駆動回路51には、レンズ鏡筒15をズーム駆動するズーム機構25、フォーカスレンズ(退避レンズ)1を駆動するフォーカス駆動機構10、シャッタ42を駆動するシャッタ駆動機構41、及び絞り43を駆動する絞り駆動機構44が接続される。
また、駆動回路51には、撮影光学系を通過した被写体光が結像するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子24及びストロボ31が接続される。駆動回路51に接続された各ユニットは、CPU54からの信号に基づいて駆動回路51を介して駆動が制御される。
ROM53には、各種制御プログラム等が記憶され、RAM55には、各種制御プログラムに必要なデータが記憶されている。アナログ信号処理部45は、撮像素子24から出力された画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部46に出力する。
A/D変換部46は、撮像素子24から取り込んだアナログデータをデジタルデータに変換して、デジタル信号処理部47に出力する。デジタル信号処理部47は、A/D変換部46で変換されたデジタルデータに対して所定の処理を行い、画像データとしてメモリ48に出力する。
メモリ48に記憶された画像データは、圧縮伸張部49によりJPEGやTIFF等の圧縮処理等が施された後、メモリカードドライブ50に装着されたメモリカードに出力されて記憶される。
また、メモリ48に記憶された画像データやメモリカードに記憶された画像データを圧縮伸張部49によって伸張処理を行い、その後、バス52を介してディスプレイ34に表示させることができる。ディスプレイ34に表示された画像をユーザが見て不要と判断した場合は、操作ボタン36の操作によって消去することができる。
次に、図3乃至図10を参照して、レンズ鏡筒15ついて詳述する。図3はレンズ鏡筒15の収納位置での断面図、図4はレンズ鏡筒15の撮影位置での断面図、図5はレンズ鏡筒15の中間位置(収納位置と撮影位置との間)での断面図である。
図3乃至図5に示すように、第1レンズ14を保持する第1レンズ保持枠15aの背面側(像面側)には、第2レンズ16を保持する第2レンズ保持枠17が配置されている。第2レンズ16の像面側には、退避レンズ保持枠2が配置され、退避レンズ保持枠2には、フォーカスレンズを構成する退避レンズ1が保持されている。
退避レンズ1の像面側には、撮像素子24が配置され、撮像素子24は、素子保持枠13に保持されている。ここで、第1レンズ保持枠15a、第2レンズ保持枠17及び退避レンズ保持枠2は、本発明の複数のレンズ保持部の一例に相当し、退避レンズ保持枠2は、本発明の退避レンズ保持部の一例に相当する。
第1レンズ保持枠15aの外周側には、移動カム筒19が配置され、第1レンズ保持枠15aの内周側には、直進筒18が配置されている。移動カム筒19と直進筒18とはバヨネット結合され、移動カム筒19は、回転しながら直進筒18と一体に光軸方向に移動可能とされている。
移動カム筒19の外周側には、固定カム筒20が配置されている。固定カム筒20の外周側には、駆動カム筒21が配置され、駆動カム筒21の外周側には、保持筒22が配置されている。
そして、ズーム機構25からの動力の伝達により駆動カム筒21が回転すると、その回転力が移動カム筒19を回転させる。移動カム筒19は、固定カム筒20の内周部に形成されたカム溝に追従することで回転しながら光軸方向に移動する。このとき、直進筒18も移動カム筒19と一体となって光軸方向に移動するが、直進筒18は、固定カム筒20によって回転が規制された状態で、光軸方向に移動する。
第1レンズ保持枠15a及び第2レンズ保持枠17は、直進筒18により回転が規制された状態で、それぞれ対応する移動カム筒19の内周部に形成された異なるカム軌跡のカム溝に追従して光軸方向に移動する。
図6は、レンズ鏡筒15の収納位置(図3)での退避レンズ1の状態を説明するための斜視図である。図7は、レンズ鏡筒15の撮影位置(図4)での退避レンズ1の状態を説明するための斜視図である。
図6及び図7に示すように、素子保持枠13の被写体側には、移動部材3が配置され、移動部材3の被写体側には、移動ベース部材4が配置されている。移動ベース部材4には、光軸と平行な回動軸7が設けられている。
回動軸7には、退避レンズ保持枠2が、移動ベース部材4の像面側で、退避レンズ1が光軸中心に配置される位置(図7)と退避レンズ1が光軸中心から径方向外方に退避する位置(図6)との間で回動可能に支持されている。また、退避レンズ保持枠2は、トーションばね8によって、移動ベース部材4に対して退避レンズ1が光軸中心に保持される方向に付勢されている。
移動部材3の外周部には、径方向外方に突出するフォロア9が設けられている。移動部材3は、フォロア9が対応する駆動カム筒21の内周部に形成されたカム溝に追従することで光軸方向に移動することができる。このとき、移動部材3は、固定カム筒20により回転が規制された状態で光軸方向に移動する。
移動部材3には、フォーカス駆動機構としてステッピングモータ等のアクチュエータ10(図3等参照)が設けられている。アクチュエータ10には、リードスクリュー11が光軸と平行に被写体側に延設されている。リードスクリュー11には、ナット12が螺合され、ナット12は、移動ベース部材4に保持されている。また、移動部材3には、移動ベース部材4を光軸方向に案内する2本のガイドバー5,6が光軸と平行に被写体側に延設されている。
そして、図7に示すレンズ鏡筒15の撮影位置でアクチュエータ10を駆動することで、リードスクリュー11が回転してリードスクリュー11とナット12とのねじ作用により、移動ベース部材4が光軸方向に移動する。これにより、フォーカスレンズである退避レンズ1を光軸中心に位置させた状態で退避レンズ保持枠2が移動ベース部材4と一体に光軸方向に移動してフォーカス動作が行われる。
また、退避レンズ1の像面側に配置される素子保持枠13には、退避レバー13aが設けられ、退避レンズ保持枠2には、被退避レバー2aが設けられている。レンズ鏡筒15の収納動作に伴って、退避レバー13aが被退避レバー2aに回転力を与えることで、退避レンズ保持枠2を退避レンズ1が光軸中心に配置される位置(図7)から退避レンズ1が光軸中心から径方向外方に退避する位置(図6)に回動させる。ここでの退避レンズ保持枠2の回動動作について、図8を参照して詳述する。
図8は、退避レバー13aと被退避レバー2aとの関係を示す概略図である。図8に示すように、退避レバー13aには、被退避レバー2aが追従する第1のカム面13b及び第2のカム面13cが形成されている。第1のカム面13bは、光軸と交差する方向に沿う斜面形状とされ、第2のカム面13cは、光軸と平行な面とされている。
そして、レンズ鏡筒15の収納動作に伴って、被退避レバー2aが退避レバー13aの第1のカム面13bに接触して第1のカム面13bに追従することで、被退避レバー2aと第1のカム面13bとのカム作用により退避レンズ保持枠2が退避方向に回動する。この状態が図5の退避途中の状態となる。
その後、被退避レバー2aは、第1のカム面13bの追従を終了して第2のカム面13cに沿って収納位置に向けて光軸方向に移動する。これにより、アクチュエータ10の駆動力で退避レンズ保持枠2を回動させる必要がないため、比較的小型のアクチュエータ10を用いることができる。なお、レンズ鏡筒15が収納位置から撮影位置に移動する場合は、上記と逆の動作となる。
ここで、被退避レバー2aが第1のカム面13bを追従する際には、退避レバー13aが退避レンズ保持枠2を押し上げて移動ベース部材4を被写体側に浮き上がらせようとする力が発生する。この移動ベース部材4の浮き上がりは、ガイドバー6によって保持されている部分が顕著になる。
そこで、本実施形態では、移動ベース部材4の被写体側に配置される第2レンズ保持枠17にレンズ鏡筒15の収納動作の際に移動ベース部材4を像面側に押圧するばね部材23(図3)を設けて移動ベース部材4の被写体側への浮き上がりを防止している。
図9は、第1レンズ保持枠15a、第2レンズ保持枠17、及び移動部材3の光軸方向の移動軌跡を示す概略図である。
図9に示すように、レンズ鏡筒15の収納動作の際には、移動部材3と第2レンズ保持枠17とが互いに接近した状態で略同一軌跡をたどりながら光軸方向に移動する。本実施形態では、被退避レバー2aが退避レバー13aに接触する前に、移動部材3と第2レンズ保持枠17とが互いに接近した状態で略同一軌跡をたどるようにしている。
このようにすると、移動部材3に保持される移動ベース部材4と第2レンズ保持枠17との光軸方向の間隔を一定に保つことができる。従って、この間隔を常に狭い状態に維持することで、第2レンズ保持枠17で移動ベース部材4の被写体側への浮き上がりを防止することもできる。
レンズ鏡筒15の撮影位置から収納位置への動作としては、まず、アクチュエータ10の駆動により退避レンズ保持枠2が光軸方向の像面側に移動する。このとき、退避レバー13aが被退避レバー2aに回転力を与えて退避レンズ保持枠2が退避位置に回動する。
その後、駆動カム筒21の回転により移動部材3が収納動作を行い、この動作に連動して退避レンズ保持枠2が図3に示す収納位置に光軸と平行に移動する。これにより、レンズ鏡筒15が収納状態となる。
このとき、退避レンズ保持枠2は、退避位置で撮像素子24の短辺側側面(図3の上側面)の外側に配置され、退避レンズ保持枠2の光軸方向の被写体側は、移動カム筒19及び固定カム筒20で覆われることになる。
図10は、移動カム筒19の斜視図である。図10に示すように、移動カム筒19の内周部には、第1レンズ保持枠15aが光軸方向に追従する第1のカム溝19aと、第2レンズ保持枠17が光軸方向に追従する第2のカム溝19bが形成されている。
移動カム筒19の像面側端部において、第1のカム溝19aのカム軌跡の第1レンズ保持枠15aの収納領域、及び第2のカム溝19bのカム軌跡の第2レンズ保持枠17の収納領域の像面側には、切り欠き部19cが形成されている。
また、図3に示すように、固定カム筒20の像面側端部にも、切り欠き部20aが形成され、駆動カム筒21の像面側端部にも、切り欠き部21aが形成され、保持筒22の像面側端部にも、切り欠き部22aが形成されている。
そして、レンズ鏡筒15の収納位置で、光軸に対して径方向外方に退避した退避レンズ保持枠2が切り欠き部19c,20a,21a,22aに挿入されて、本実施形態では、退避レンズ保持枠2の一部がレンズ鏡筒15の外周部から突出する。
この状態では、退避レンズ保持枠2は、カメラ本体32の内部において、撮像素子24の短辺の側面とカム筒19,20,21の背面とカメラ本体32の背面に設けられたディスプレイ34とで囲まれる空間に配置される。これにより、退避レンズ保持枠2の直径、即ち、退避レンズ1の直径を大きくしてもレンズ鏡筒15の径方向寸法が大きくなるのを回避することができる。
以上説明したように、本実施形態では、ズームの高倍率化とともにレンズ鏡筒15ひいてはデジタルカメラの薄型化を図りつつ、収納時に径方向外方に退避するレンズ1のレンズ径を小さくすることなくレンズ鏡筒15の径方向寸法を小さくすることができる。これにより、デジタルカメラの更なる小型化を図ることができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、アクチュエータ10としてステッピングモータを例示したが、ボイスコイルモータを用いてもよい。
1 退避レンズ
2 退避レンズ保持枠
2a 被退避レバー
4 移動ベース部材
5,6 ガイドバー
7 回動軸
8 トーションばね
10 アクチュエータ
13a 退避レバー
19 移動カム筒
20 固定カム筒
21 駆動カム筒

Claims (8)

  1. 撮像装置の装置本体の正面側に設けられ、撮像素子に被写体光を結像させる複数のレンズをそれぞれ保持する複数のレンズ保持部が対応するカム筒のカム溝に追従して撮影位置と収納位置との間で光軸方向に移動して撮影倍率を変更するとともに、前記複数のレンズ保持部の一部を退避レンズ保持部として前記収納位置で光軸に対して径方向外方に退避させるズーム式のレンズ鏡筒であって、
    前記退避レンズ保持部は、前記収納位置において、前記撮像素子の側面の外側で、かつ前記カム筒の背面側に配置されることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記退避レンズ保持部は、前記収納位置において、前記装置本体の内部における前記撮像素子の側面と前記カム筒の背面と前記装置本体の背面側に配置されたディスプレイとで囲まれる空間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記退避レンズ保持部は、前記収納位置において、前記撮像素子の短辺側の側面の外側で、かつ前記カム筒の背面側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記退避レンズ保持部は、前記収納位置において、前記カム筒の背面側の端部に形成された切り欠き部に挿入されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記切り欠き部は、前記カム筒における前記カム溝のカム軌跡の前記レンズ保持部の収納領域の背面側に形成されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記退避レンズ保持部は、光軸から径方向外方に退避した後、光軸と平行に移動して前記撮像素子の側面の外側に配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記退避レンズ保持部は、退避レンズとしてフォーカスレンズを保持するとともに、対応する前記カム筒の前記カム溝に追従して光軸方向に移動する移動部材に光軸方向に移動可能にガイドされる移動ベース部材に対して前記退避レンズが光軸中心に配置される位置と前記退避レンズが光軸中心から径方向外方に退避する位置との間で回動可能に支持されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 装置本体の正面側にレンズ鏡筒を備える撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒として、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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