JP2017146331A - レンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置 - Google Patents
レンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017146331A JP2017146331A JP2016025422A JP2016025422A JP2017146331A JP 2017146331 A JP2017146331 A JP 2017146331A JP 2016025422 A JP2016025422 A JP 2016025422A JP 2016025422 A JP2016025422 A JP 2016025422A JP 2017146331 A JP2017146331 A JP 2017146331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- cam
- cylinder
- cam groove
- optical element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
【課題】外力に対する強度確保とスムーズなズーム動作を鏡筒を大型化せずに実現する。【解決手段】沈胴状態と撮影状態を移動可能なレンズ鏡筒であって、レンズを保持するための光学要素を光軸に沿って直進移動可能に案内する直進筒と、直進筒と一体に光軸に沿って直進移動し、直進筒に光軸を中心に回動可能に保持され、光学要素を保持するカム筒104を備え、カム筒104には、光学要素と係合する第1のカム溝104jと第1のカム溝104jと同一軌跡で光軸方向に異なる位置に配置された第2のカム溝104dが形成され、第1のカム溝104jの撮影状態において光学要素と係合するカム溝部前方104rが開放され、第2のカム溝104dの沈胴状態において光学要素と係合するカム溝部後方104sが開放され、第1のカム溝104j、第2のカム溝104dともに、撮影状態においてはカム溝部後方が開放されていないことを特徴とする。【選択図】図11
Description
本発明は、例えばフィルムカメラやデジタルカメラ等の撮像装置に設けられるレンズ鏡筒及び該レンズ鏡筒を備える撮像装置に関する。
従来のレンズ鏡筒として、複数のレンズをそれぞれ保持する複数のレンズ保持枠をカム筒の回転により光軸方向に移動させつつ、直進筒によりレンズ保持枠の回転方向の移動を規制してレンズを所定の位置に移動させるズーム機構を備えるものがある。
ところで、近年の撮影倍率の高倍率化の要請に伴ってレンズの数が増加し、繰出し全長が長くなる傾向にある。
一方、カメラの薄型化の要求もあり、レンズ鏡筒の収納時のカメラの厚さを極力薄くすることが求められている。
カメラの薄型化のためには光軸方向の寸法を短くした鏡筒を多段構成でつなげることが考えられるが、鏡筒に複数のカム溝を交差することなく配置するにはスペース的に多くの制約がある。
そこで、特許文献1では、光学要素を光軸に沿って移動させるためのカム溝を、前方と後方に分けて並べて配置することによって、鏡筒の薄型化を実現している。
しかし、上記の特許文献1では、前方のカムと光学要素が係合しているときは後方のカムと光学要素が係合しておらず、後方のカムと光学要素が係合しているときは前方のカムと光学要素が係合していない。そのため、光学要素は2種類のカムと係合するが、どちらか一方としか係合していおらず、光学要素が外力を受けた時に鏡筒の強度を確保できない。
また、撮影状態で前方のカムと後方のカムの乗り移り区間が存在するためスムーズなズーム動作が困難である。
そこで、本発明は、鏡筒の小型化を阻害することなく、外力に対し安定した強度を確保しながらスムーズなズーム動作が可能なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るレンズ鏡筒は、
沈胴状態と撮影状態を移動可能なレンズ鏡筒であって、
撮影光学系の一部をなすレンズを保持するための光学要素を光軸に沿って直進移動可能に案内する直進筒と、
前記直進筒と一体的に光軸に沿って直進移動し、前記直進筒に光軸を中心に回動可能に保持され、前記光学要素を保持するカム筒を備え、
前記カム筒には、前記光学要素と係合する第1のカム溝と前記第1のカム溝と略同一軌跡で光軸方向に異なる位置に配置された第2のカム溝が形成され、
前記第1のカム溝の撮影状態において前記光学要素と係合するカム溝部前方が開放され、
前記第2のカム溝の沈胴状態において前記光学要素と係合するカム溝部後方が開放され、
前記第1のカム溝、前記第2のカム溝ともに、撮影状態においてはカム溝部後方が開放されていないことを特徴とする。
沈胴状態と撮影状態を移動可能なレンズ鏡筒であって、
撮影光学系の一部をなすレンズを保持するための光学要素を光軸に沿って直進移動可能に案内する直進筒と、
前記直進筒と一体的に光軸に沿って直進移動し、前記直進筒に光軸を中心に回動可能に保持され、前記光学要素を保持するカム筒を備え、
前記カム筒には、前記光学要素と係合する第1のカム溝と前記第1のカム溝と略同一軌跡で光軸方向に異なる位置に配置された第2のカム溝が形成され、
前記第1のカム溝の撮影状態において前記光学要素と係合するカム溝部前方が開放され、
前記第2のカム溝の沈胴状態において前記光学要素と係合するカム溝部後方が開放され、
前記第1のカム溝、前記第2のカム溝ともに、撮影状態においてはカム溝部後方が開放されていないことを特徴とする。
本発明に係るレンズ鏡筒によれば、鏡筒の小型化を阻害することなく、外力に対し安定した強度を確保しながらスムーズなズーム動作が可能である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は本発明のレンズ鏡筒を備える撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側から見た外観斜視図である。図2は図1のデジタルカメラの電源をONした状態での外観斜視図、図3は図1の背面図である。図4は図1の底面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のデジタルカメラ18は、撮影位置と収納位置との間を光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム機構を備える。
デジタルカメラ18の正面には、被写体の構図を決めるファインダ16、測光測距を行う場合の補助光源15、ストロボ17、及びレンズ鏡筒19が配置されている。デジタルカメラ18の上面には、レリーズボタン12、電源切換えボタン14、及びズーム切換えスイッチ13が配置されている。
また、デジタルカメラ18の背面には、図3に示すように、操作ボタン22〜27、LCD等のディスプレイ21、及びファインダ接眼部20が配置されている。
更に、デジタルカメラ18の底面には、図4に示すように、三脚取付部28、メモリカードドライブ42(図5参照)及びバッテリー挿入部(不図示)のカバー29が配置されている。
更に、デジタルカメラ18の底面には、図4に示すように、三脚取付部28、メモリカードドライブ42(図5参照)及びバッテリー挿入部(不図示)のカバー29が配置されている。
図5は本実施形態のデジタルカメラ18の制御ブロック図である。
バス44には、CPU46、ROM45、RAM47、レリーズボタン12、操作ボタン100〜27、ディスプレイ21、電源切換えボタン14、ズームスイッチ13、メモリ40、圧縮伸張部41、メモリカードドライブ42及び駆動回路43が接続される。
駆動回路43には、レンズ鏡筒19をズーム駆動するズーム機構30、フォーカスレンズ7を駆動するフォーカス駆動機構31、シャッタ35を駆動するシャッタ駆動機構32、絞り36を駆動する絞り駆動機構34が接続される。
また、駆動回路43には、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子8及びストロボ17が接続される。駆動回路43に接続された各ユニットは、CPU46からの信号に基づいて該駆動回路43を介して駆動が制御される。
ROM45には、各種制御プログラム等が記憶され、RAM47には、各種制御プログラムに必要なデータが記憶されている。
アナログ信号処理部37は、撮像素子8から出力された画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部38に出力する。
アナログ信号処理部37は、撮像素子8から出力された画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部38に出力する。
A/D変換部38は、撮像素子8から取り込んだアナログデータをデジタルデータに変換して、デジタル信号処理部39に出力する。
デジタル信号処理部39は、A/D変換部38で変換されたデジタルデータに対して所定の処理を行い、画像データとしてメモリ40に出力する。
メモリ40に記憶された画像データは、操作ボタン23の操作によって圧縮伸張部41によりJPEGやTIFF等の圧縮処理等が施された後、メモリカードドライブ42に装着されたメモリカードに出力されて記憶される。
デジタル信号処理部39は、A/D変換部38で変換されたデジタルデータに対して所定の処理を行い、画像データとしてメモリ40に出力する。
メモリ40に記憶された画像データは、操作ボタン23の操作によって圧縮伸張部41によりJPEGやTIFF等の圧縮処理等が施された後、メモリカードドライブ42に装着されたメモリカードに出力されて記憶される。
また、メモリ40に記憶された画像データやメモリカードに記憶された画像データを圧縮伸張部41によって伸張処理を行い、その後、バス44を介してディスプレイ21に表示させることができる。ディスプレイ21に表示された画像をユーザが見て不要と判断した場合は、操作ボタン24の操作によって消去することができる。
次に、図6〜図12を参照して、レンズ鏡筒19について説明する。
図6はレンズ鏡筒19の収納位置での状態を示す断面図、図7は撮影位置での状態を示す断面図である。
レンズ鏡筒19は、繰り出し動作によって沈胴位置から撮影位置へ移動することで、レンズ鏡筒19を構成する各種レンズが光軸(撮影光軸)上に配置され、これによりデジタルカメラでの撮影が可能になる。レンズ鏡筒19は、撮影位置にあるときには、各種レンズの光軸上での位置が制御されることによって撮影倍率を変更することができるようになっている。デジタルカメラの電源をオフにされると、レンズ鏡筒19の繰り込み動作が行われ、レンズ鏡筒19は撮影位置から沈胴位置へと移行する。
図8はレンズ鏡筒19の分解斜視図である。
レンズ鏡筒19は、1群レンズ51と、1群レンズ51を保持する1群ホルダ52と、1群ホルダ52を保持する1群筒53と、2群レンズ61と、2群レンズ61を保持する2群ホルダ62を備える。
また、レンズ鏡筒19は、3群レンズ71a,71bと、3群レンズ71a,71bを保持する3群ホルダ72と、4群レンズ81と、4群レンズ81を保持する4群ホルダ82と、5群レンズ91と、5群レンズ91を保持するセンサホルダ92とを備える。
また、レンズ鏡筒19は、3群レンズ71a,71bと、3群レンズ71a,71bを保持する3群ホルダ72と、4群レンズ81と、4群レンズ81を保持する4群ホルダ82と、5群レンズ91と、5群レンズ91を保持するセンサホルダ92とを備える。
1群レンズ51、1群ホルダ52及び1群筒53は、1群ユニット50を構成する。2群レンズ61と2群ホルダ62は、2群ユニットを構成する。3群レンズ71a,71bと3群ホルダ72、3群筒73は、3群ユニットを構成する。4群レンズ81と4群ホルダ82は、4群ユニットを構成する。5群レンズ91とセンサホルダ92は、5群ユニットを構成する。
1群レンズ51、2群レンズ61、3群レンズ71a,71b、4群レンズ81及び、5群レンズ91により、レンズ鏡筒19の撮影光学系が構成されている。
2群ユニットと3群ユニットの間には、シャッタユニット66が配置される。シャッタユニット66は、一対のシャッタ羽根(不図示)が光軸に直交する面内で光路を遮光する位置と光路から退避する位置との間で移動することで、撮像素子8に結像する被写体光束を調整する。
センサホルダ92はフォーカス駆動部(不図示)及びズーム駆動部95を支持する。フォーカス駆動部により、4群レンズ81を保持する4群ホルダ82を光軸方向に進退させることでフォーカス動作を行い、ズーム駆動部95により、1群ユニットから3群ユニットを光軸方向に進退させることでズーム動作を行う。
ズーム機構について、以下に説明する。
レンズ鏡筒19の最外周には固定筒100が配置されており、固定筒100の内周部には、カム溝100aと直進キー溝100bが周方向に略等間隔で3箇所に形成されている。
固定筒100の内側には回転筒101が配置されている。固定筒100のカム溝100aにはそれぞれ、回転筒101の外周部に周方向に略等間隔で3箇所に設けられたフォロワ101aが係合する(図18参照)。ズーム駆動部95は、回転筒101を回転駆動する。回転筒101は、ズーム駆動部95により回転駆動されると、固定筒100に対して回転しながら、カム溝100aのリフトに沿って光軸方向に移動する。 回転筒101の内側には、外直進筒102が配置されている。
外直進筒102の内周にはカム溝102jと直進キー溝102aが形成され、外直進筒102の外周部には円周溝102bと102cとバヨネット爪102dが形成されている(図19参照)。
また外直進筒102にはカム溝102jと同一のリフトを持った貫通カム溝102kが形成されている。バヨネット爪102dは周方向に略等間隔で3箇所に形成されている。回転筒101の内周部には、外直進筒102の外周部に形成された円周溝102b、102cと係合する静圧突起部101b、101c、101d、101eが周方向に略等間隔で3箇所ずつ形成され、バヨネット爪102dと係合するバヨネット溝101hが形成されている。
また、外直進筒102の外周部には、固定筒100の直進キー溝100bと係合する直進キー102eが形成されている。よって、外直進筒102は、回転筒101の回転に伴って、固定筒100の直進キー溝100bに沿って光軸方向に直進移動する。
外直進筒102の内側には、内カムカバー103が配置されている。また、内カムカバー103の内側には、内カム筒104が配置されている。内カム筒104の内周部には、2群カム溝104a、シャッタカム溝104b及び3群カム溝104cが周方向に略等間隔で3箇所に形成されている。内カム筒104の外周部には、周方向に略等間隔で3箇所ずつ設けられた1群精度カム溝104dと、1群精度カム溝104dとは周方向と光軸方向に異なる位置に略等間隔で3箇所ずつ1群静圧カム溝104jが設けられている(図10参照)。
1群静圧カム溝104jは1群精度カム溝104dよりも光軸方向前方に配置されている。また、内カム筒104の外周部には、周方向に略等間隔で3箇所ずつ設けられたフォロワ104f、内カムカバー係合部104k及び駆動キー104hが形成されている。
内カムカバー103には、内カム筒104の内カムカバー係合部104kと係合する3本の係合爪(不図示)と、内カム筒104の駆動キー104hと嵌合する3箇所の回り止め部(不図示)が形成されている。内カム筒104のフォロワ104fは外直進筒102のカム溝102jと係合している。
また、内カム筒104の駆動キー104hは、貫通カム溝102kと所定の隙間を維持して係合し、回転筒101の内周部に設けられた3本のキー溝101jと係合している。
これにより、内カム筒104は回転筒101と同位相で光軸周りに回転し、内カム筒104の回転に伴って内カムカバー103は内カム筒104と一体的に光軸を中心に回転しながらカム溝102jのリフトに沿って光軸方向に移動する。内カム筒104はその内周部に直進筒105を相対回転可能に保持する。直進筒105には、直進プレート106が一体的に取り付けられている。
直進プレート106には、外直進筒102の内周に設けられた直進キー溝102aと係合する直進キー106a(不図示)が形成されている。また、直進筒105には、1群ガイドキー105b、2群ガイド溝105c及び3群ガイド溝105dが形成されている。直進筒105は、フランジ105g及び直進プレート106によって内カム筒104に対して回転可能に保持され、光軸方向に内カム筒104と一体的に移動する。
1群筒53の内周部には、1群精度フォロワ55が周方向に略等間隔で3箇所に設けられ、1群精度フォロワ55とは周方向と光軸方向に異なる位置に略等間隔で3箇所ずつ1群静圧フォロワ56が設けられている。
1群筒53の内周部には1群キー溝53aが形成されている。1群精度フォロワ55が内カム筒104の外周部に設けられた1群精度カム溝104dと、1群静圧フォロワ56が内カム筒104の外周部に設けられた1群静圧カム溝104dと係合している。
1群キー溝53aが直進筒105の1群ガイドキー105bにガイドされることで、1群ホルダ52と1群筒53とが一体的に光軸方向に進退する。2群ホルダ62の外周部には、2群フォロワ62aが周方向に略等間隔で3箇所に設けられている。これら3箇所の2群フォロワ62aはそれぞれ、内カム筒104の内周部に設けられた3箇所の2群カム溝104cと係合し、直進筒105の2群ガイド溝105cにガイドされることにより、2群ホルダ62は光軸方向に進退可能に支持される。
シャッタユニット66の外周部には、シャッタフォロワ66aが周方向に略等間隔で3箇所に設けられている。これら3箇所のシャッタフォロワ66aはそれぞれ、内カム筒104の内周部に設けられた3箇所のシャッタカム溝104bと係合し、直進筒105の3群ガイド溝105dにガイドされることにより、シャッタユニット66は光軸方向に進退可能に支持される。
3群筒73の外周部には、3群フォロワ73aが周方向に略等間隔で3箇所に設けられている。これら3箇所の3群フォロワ73aはそれぞれ、内カム筒104の内周部に設けられた3箇所の3群カム溝104cと係合し、直進筒105の3群ガイド溝105dにガイドされることにより、3群ユニットは光軸方向に進退可能に支持される。
次に1群ユニットと内カム筒の関係について詳しく説明する。
図11に示すように内カム筒104の1群精度カム104dと1群静圧カム104kは略同一のカム軌跡で形成されている。1群ユニット50は1群精度フォロワ55と1群精度カム溝104dが、1群静圧フォロワ56と1群静圧カム溝104kがそれぞれ係合することにより、カム軌跡に沿って進退する。
また図示されているように撮影位置と非撮影位置が設定されおり、1群ユニットが撮影位置において最も前方に位置する箇所がTELE撮影位置、非撮影位置において最も後方に位置する箇所が非撮影時待機位置(沈胴状態)となる。撮影位置において1群精度フォロワ55の精度円錐面55aと1群精度カム溝104dの精度フランク面104mは隙間なく係合し、1群静圧フォロワ56の静圧円錐面56aと1群静圧カム溝104kの静圧フランク面104nは隙間Zを維持しながら係合している(図16(a)参照、図17(a))。
これにより1群ユニット50は撮影位置においては1群精度カム104dのみによって光軸方向の位置規制がされている。よって1群精度カム104dと1群静圧カム104kのカム軌跡が隙間Zまでずれてもそれぞれのカムのズレの影響を受けずにスムーズなズーム動作が可能となる。
図13は非撮影時待機位置の1群ユニット50と内カム筒104の断面図であり、図15はTELE撮影位置の断面図である。
図14(a)は図13における1群精度フォロワ55部の拡大図である。図14(b)は図13における1群静圧フォロワ56部の拡大図である。図14(a)に示すように沈胴状態では、1群精度フォロワ55の1群精度円錐面55aの前方は内カム筒104の精度フランク面104mと隙間を持って係合している。また図14(b)に示すように、1群静圧円錐面56aと静圧フランク面104nは撮影位置とは逆に隙間なく係合している。
これにより1群ユニット50は沈胴位置においては1群静圧カム104nのみによって光軸方向の位置規制がされている。1群精度円錐面55aと精度フランク面104mが、隙間のない係合から隙間のある係合への遷移は非撮影位置で行われる。1群静圧円錐面56aと静圧フランク面104nが、隙間のない係合から隙間のある係合への遷移も非撮影位置で行われる。よって撮影位置ではカム係合関係の遷移が行われないため、1群ユニット50の揺れなども発生しづらく、スムーズなズーム動作が可能となる。
図11は内カム筒104の外周展開図である。図12(a)は図11におけるTELE撮影位置の拡大図であり、図12(b)は図11における撮影時待機位置の拡大図である。図12(a)に示すようにTELE撮影位置においては1群静圧カム溝104jに前方開放部104rが設けられている。
図15はTELE撮影位置の1群ユニット50と内カム筒104の断面図であり、図15はTELE撮影位置の断面図である。図16(a)は図15における1群精度フォロワ55部の拡大図である。図16(b)は図15における1群静圧フォロワ56部の拡大図である。
図16(a)、(b)に示すように前方開放部104rが設けられていても、1群ユニット50前方より外力が加えられても、1群精度フォロワ55と1群静圧フォロワ56両方の後方には精度フランク面104mと静圧フランク面104nが配置されているため、強度を損なうことはない。
図12(b)に示すように非撮影時待機位置においては1群精度カム溝104dに後方開放部104sが設けられている。
1群精度フォロワ55は内カム筒104後方端部よりも突出しており、直進プレート106には1群精度フォロワ55に対応した凹部106cが形成されている。非撮影時待機位置である沈胴状態では、1群ユニット50は1群静圧カム104jによって位置規制されており、図14(a)に示すように1群精度フォロワ55の後方が後方開放部104sによって開放されていても、沈胴状態の位置精度に影響はない。
よって図12(a)のYと図12(b)のXだけ内カム筒104の光軸方向の厚さを小形化することが可能になる。
以上のように、鏡筒の小型化を阻害することなく、外力に対し安定した強度を確保しながらスムーズなズーム動作が可能なレンズ鏡筒を提供すること。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
19 レンズ鏡筒、50 1群ユニット、51 1群レンズ、52 1群ホルダ、
53 1群筒、53a キー溝、55 1群精度フォロワ、55a 1群精度円錐面、
56 1群静圧フォロワ、56a 1群静圧円錐面、100 固定筒、101 回転筒、
101a フォロワ、101b 静圧突起部、101c 静圧突起部、
101d 静圧突起部、101e 静圧突起部、101f 位置規制面、
101g フランク面、101h バヨネット溝、101j キー溝、
101k 静圧突起部、101m 円周溝、102 直進筒、102a 直進キー溝、
102b 円周溝、102c 円周溝、102d バヨネット爪、102e 直進キー、
102f 位置規制面、102g フランク面、102j カム溝、
102k 貫通カム溝、102m 交差部、102p 導入溝、102q 導入溝、
102r 導入溝、104 内カム筒、104d 1群精度カム溝、
104f フォロワ、104h 駆動キー、104j 1群静圧カム溝、
104k 内カムカバー係合部、104m 精度フランク面、
104n 静圧フランク面、104r 前方開放部、104s 後方開放部、
105 直進筒、106 直進プレート、106c 凹部
53 1群筒、53a キー溝、55 1群精度フォロワ、55a 1群精度円錐面、
56 1群静圧フォロワ、56a 1群静圧円錐面、100 固定筒、101 回転筒、
101a フォロワ、101b 静圧突起部、101c 静圧突起部、
101d 静圧突起部、101e 静圧突起部、101f 位置規制面、
101g フランク面、101h バヨネット溝、101j キー溝、
101k 静圧突起部、101m 円周溝、102 直進筒、102a 直進キー溝、
102b 円周溝、102c 円周溝、102d バヨネット爪、102e 直進キー、
102f 位置規制面、102g フランク面、102j カム溝、
102k 貫通カム溝、102m 交差部、102p 導入溝、102q 導入溝、
102r 導入溝、104 内カム筒、104d 1群精度カム溝、
104f フォロワ、104h 駆動キー、104j 1群静圧カム溝、
104k 内カムカバー係合部、104m 精度フランク面、
104n 静圧フランク面、104r 前方開放部、104s 後方開放部、
105 直進筒、106 直進プレート、106c 凹部
Claims (3)
- 沈胴状態と撮影状態を移動可能なレンズ鏡筒19であって、
撮影光学系の一部をなすレンズを保持するための光学要素を光軸に沿って直進移動可能に案内する直進筒105と、
前記直進筒105と一体的に光軸に沿って直進移動し、前記直進筒105に光軸を中心に回動可能に保持され、前記光学要素を保持するカム筒104を備え、
前記カム筒104には、前記光学要素と係合する第1のカム溝104jと前記第1のカム溝104jと同一軌跡で光軸方向に異なる位置に配置された第2のカム溝104dが形成され、
前記第1のカム溝104jの撮影状態において前記光学要素と係合するカム溝部前方が開放され、(104r)
前記第2のカム溝104dの沈胴状態において前記光学要素と係合するカム溝部後方が開放され、(104s)
前記第1のカム溝104j、前記第2のカム溝104dともに、撮影状態においてはカム溝部後方が開放されていないことを特徴とするレンズ鏡筒19。 - 前記第1のカム溝104jは撮影状態において、前記光学要素と隙間を維持して係合し、
前記第2のカム溝104dは沈胴状態において、前記光学要素と隙間を維持して係合していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒19。 - 請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒19を備えることを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016025422A JP2017146331A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | レンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016025422A JP2017146331A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | レンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017146331A true JP2017146331A (ja) | 2017-08-24 |
Family
ID=59682972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016025422A Pending JP2017146331A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | レンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017146331A (ja) |
-
2016
- 2016-02-15 JP JP2016025422A patent/JP2017146331A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6214379B2 (ja) | 光学機器 | |
| JP5765957B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
| JP6271904B2 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
| EP2101206B1 (en) | Lens barrel | |
| JP6195347B2 (ja) | 撮影レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
| JP6270370B2 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
| JP5566163B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
| JP5566164B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
| JP2013047731A (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
| JP2010156870A (ja) | レンズ鏡筒及び撮影装置 | |
| JP6157337B2 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
| JP6362477B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
| JP5414471B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
| JP2017146331A (ja) | レンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置 | |
| JP2009181102A (ja) | レンズ鏡胴及び撮像装置 | |
| JP6750844B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
| JP5950710B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
| JP5825969B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
| JP5430071B2 (ja) | 光学素子の保持機構および撮像装置 | |
| JP2009169243A (ja) | レンズ鏡胴及び撮像装置 | |
| JP6271996B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮影装置 | |
| JP2014048460A (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
| JP2014164006A (ja) | 光学機器及び撮像装置 | |
| JP2006047392A (ja) | 光学機器 | |
| JP2014048465A (ja) | 光学アクセサリ、レンズ鏡筒、および、光学装置 |