JP2014048460A - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性を向上させたレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒は、固定カム環と、固定カム環の内周に設けられたカム溝に追従して光軸方向に移動可能な移動カム環と、移動カム環の回転により光軸方向に移動するレンズ群保持手段およびバリア保持手段と、レンズ群保持手段を直進規制するように移動カム環の内周に配置された直進規制手段と、直進ガイド手段を備えたフォーカス群保持手段とを有し、移動カム環、レンズ群保持手段、および、バリア保持手段により光学ユニットが組み立てられ、組み立てられた光学ユニットは、固定カム環に結像面側から挿入され、固定カム環への挿入後、光軸方向に直交する面内において所定の角度だけ回転させることで固定カム環に固定され、光学ユニットが固定カム環に固定された後、直進ガイド手段は、直進規制手段に嵌合するように固定カム環に結像面側から挿入される。
【選択図】図1a

Description

本発明は、デジタルカメラなどの撮像装置に用いられるレンズ鏡筒に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置では、複数のレンズ群の間隔を変化させることで、撮影画角の変化、いわゆるズーム動作が行われる。近年、ズームの高倍率化とともに薄型の撮像装置を提供するため、レンズ群の移動ストロークを大きくしつつ、撮像装置の小型化を図ることが要求されている。
また、複数のレンズ群を効率的に組み立てる方法についても考案されている。このような方法として、例えば、レンズ群の前方に設けられて撮像装置(レンズ鏡筒)の非使用時にレンズ群を覆うバリアをユニット化して効率的に組み立てる方法がある。特許文献1には、バリアユニットを回転してフックに固定するバヨネット方式を用いることにより、バリアユニットを鏡筒に簡便に取り付け可能なレンズ鏡筒が開示されている。
特開2010−191062号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているレンズ鏡筒では、バリアユニットの組立位相において、バリアユニットに具備される全ての形状をベース部品が逃げるように構成されており、多くの退避穴が必要である。多くの退避穴が設けられていると、砂やゴミなどの異物が侵入する場合があり、レンズ鏡筒の信頼性確保が困難である。
そこで本発明は、信頼性を向上させたレンズ鏡筒および撮像装置を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、固定カム環と、前記固定カム環の内周に設けられたカム溝に追従して光軸方向に移動可能な移動カム環と、前記移動カム環の回転により前記光軸方向に移動するレンズ群保持手段およびバリア保持手段と、前記第一レンズ群保持手段を直進規制するように前記移動カム環の内周に配置された直進規制手段と、直進ガイド手段を備えたフォーカス群保持手段とを有し、前記移動カム環、前記第一レンズ群保持手段、および、前記バリア保持手段により光学ユニットが組み立てられ、組み立てられた前記光学ユニットは、前記固定カム環に結像面側から挿入され、該固定カム環への挿入後、前記光軸方向に直交する面内において所定の角度だけ回転させることで該固定カム環に固定され、前記光学ユニットが前記固定カム環に固定された後、前記直進ガイド手段は、前記直進規制手段に嵌合するように該固定カム環に前記結像面側から挿入される、ことを特徴とするレンズ鏡筒。
本発明の他の側面としての撮像装置は、前記レンズ鏡筒を有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、信頼性を向上させたレンズ鏡筒および撮像装置を提供することができる。
本実施例におけるレンズ鏡筒の繰り出し状態(使用時)の断面図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒の収納状態(不使用時)の断面図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒の光学ユニットの組立状況を示す正面図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒の光学ユニットの組立状況を示す斜視図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒のバリアユニットの構成を示す斜視図である。 本実施例の比較例としてのレンズ鏡筒のバリアユニットの構成を示す背面図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒の駆動環およびフォーカスレンズ群の構成を示す斜視図である。 本実施例における直進ガイド手段の保持構造を示す斜視図である。 本実施例における撮像装置の正面斜視図である。 本実施例における撮像装置の背面図である。 本実施例における撮像装置の要部を示すブロック図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図6a、図6b、および、図7を参照して、本発明の実施例における撮像装置(デジタルカメラ)の構成について説明する。図6aは、本実施例におけるデジタルカメラ20の正面斜視図である。図6bは、デジタルカメラ20の背面図である。図7は、デジタルカメラ20の要部を示すブロック図である。本実施例のデジタルカメラ20は、撮影倍率を変更可能なズーム機構を有するカメラである。
本実施例では、撮像素子を含む撮像装置本体とレンズ鏡筒とが一体的に構成された撮像装置について説明するが、これに限定されるものではない。本実施例は、レンズ鏡筒が撮像装置本体に着脱可能に構成された交換レンズ、および、撮像装置本体に交換レンズが装着された撮像システムにも適用可能である。
デジタルカメラ20の正面には、被写体の構図を決定するファインダ対物レンズ21、測光動作や測距動作を行う際の光源の補助を行う補助光手段19、ストロボ22、および、レンズ鏡筒23(レンズ装置)が設けられている。また、デジタルカメラ20の上面には、レリーズボタン16、ズーム切換えスイッチ17、および、電源切換えボタン18が設けられている。デジタルカメラ20の背面には、種々の機能切換えを行う操作ボタン26、27、28、29、30、31が設けられている。また、LCDからなるディスプレイ25、および、ファインダ接眼部24が設けられている。ディスプレイ25は画像表示手段であり、メモリ37に保存された画像データやメモリーカードから読み込まれた画像データを画面上に表示する。
CPU43、ROM42、および、RAM44により、制御部(制御系)が構成される。制御部は、バス41を介して、レリーズボタン16、操作ボタン26〜31、ディスプレイ25、メモリ37、および、メモリーカードドライブ39などの各種の構成要素に接続されている。また制御部は、バス41を介して、駆動回路40に接続されている。駆動回路40は、ズーム機構32、フォーカス駆動機構33、シャッタ駆動機構5b、絞り駆動機構5c、CCDやCMOSなどの撮像素子12、および、ストロボ22に接続されている。これらの駆動手段は、駆動回路40を介して、制御部からの指令信号により各々の駆動を行う。ズーム機構32は、モータ32aを用いてレンズ鏡筒23を駆動する。フォーカス駆動機構33は、モータ33aを用いてフォーカスレンズ7を駆動する。シャッタ駆動機構5bはシャッタ5を駆動する。絞り駆動機構5cは絞り5aを駆動する。
ROM42には、上述のような各種の構成要素を制御するプログラム(制御プログラム)が記憶されている。またRAM44には、各種の制御プログラムに必要なデータが記憶されている。
アナログ信号処理部34は、撮像素子12から得られた画像データに対して所定のアナログ処理を行い、その結果をA/D変換部35に出力する。A/D変換部35は、アナログ処理部34から得られたアナログデータをデジタルデータに変換する。A/D変換部35は、このデジタルデータをデジタル信号処理部36に出力する。デジタル信号処理部36は、デジタルデータに対する所定の信号処理を行う。デジタル信号処理部36で信号処理が行われた後、デジタルデータはメモリ37に記憶される。
圧縮伸張部38は、メモリ37に記憶された画像データやメモリーカードドライブ39に記憶されている画像データの伸張処理を行う。圧縮伸張部38により伸張処理が行われた画像データは、バス41を介して、ディスプレイ25に表示される。使用者は、ディスプレイ25に表示された画像データを見て、その画像データが不要であると判断すると、操作ボタン31を操作してその画像データを消去することができる。
次に、図1aおよび図1bを参照して、デジタルカメラ20に設けられたレンズ鏡筒23(レンズ装置)の構成について説明する。図1aは、レンズ鏡筒23の繰り出し状態(使用時)の断面図である。図1bは、レンズ鏡筒23の収納状態(不使用時)の断面図である。
第一レンズ群1は、第一レンズ群保持手段1a(レンズ群保持手段)により保持される。第一レンズ群1の背後(結像面側、撮像素子12側)には第三レンズ群2が配置されており、第三レンズ群2は第三レンズ群保持手段2aにより保持されている。第三レンズ群2の背後には絞りシャッタ手段5が配置されている。絞りシャッタ手段5の背後には第四レンズ群6が配置されており、第四レンズ群6は第四レンズ群保持手段6aにより保持されている。
第三レンズ群保持手段2aおよび第四レンズ群保持手段6aの外周には、移動カム環3が配置されている。移動カム環3の内周にはカム溝が形成されており、第三レンズ群保持手段2a、絞りシャッタ手段5、および、第四レンズ群保持手段6aが追従可能に構成されている。
また、移動カム環3の内周には、直進規制手段4が配置されている。直進規制手段4と移動カム環3は、いわゆるバヨネット結合により結合されている。また、これらは光軸OAの方向(光軸方向)に一体的(略一体的)に移動し、互いに相対的に回転可能に構成されている。直進規制手段4には、光軸方向に長溝が設けられている。第三レンズ群保持手段2a、絞りシャッタ手段5、および、第四レンズ群保持手段6aは、直進規制手段4の長溝によって回転規制されることで、直進移動が可能である。また、移動カム環3の外周にもカム溝が設けられており、移動カム環3の外周に配置された第一レンズ群保持手段1aが追従される。第一レンズ群保持手段1aは、直進規制手段4により直進保持(直進規制)されている。
第一レンズ群保持手段1aの外周には、バリア保持手段1bが配置されている。バリア保持手段1bにはバリア駆動手段1cが取り付けられている。また、複数のバリア羽根手段1fはバリア駆動手段1cに連動するように設けられている。バリア保持手段1b、バリア駆動手段1c、および、バリア羽根手段1fは、初期状態(バリア保持手段1b、バリア駆動手段1c、および、バリア羽根手段1fのみの状態)で組み立てられ、いわゆるバリアユニットを構成している。図3aは、バリアユニットの構成を示す斜視図である。
第一レンズ群保持手段1aは、直進規制手段4により直進規制されている。またバリア保持手段1bは、第一レンズ群保持手段1aにより直進規制されている。ただし本実施例はこれに限定されるものではなく、第一レンズ群保持手段1aおよびバリア保持手段1bが一体的に構成されたものであってもよい。
本実施例において、移動カム環3は、光軸回りに回転することにより、固定カム環9の内周に設けられたカム溝に追従して光軸方向に移動可能である。移動カム環3の移動(回転)により、移動カム環3に追従する第一レンズ群保持手段1a、バリア保持手段1b、第三レンズ群保持手段2a、絞りシャッタ手段5、および、第四レンズ群保持手段6aは直進規制されながら光軸方向に移動する。第一レンズ群保持手段1aの外周には化粧環15が設けられており、化粧環15は移動カム環3と一体的に移動するように構成されている。
移動カム環3の外周には固定カム環9が配置されている。また、固定カム環9の外周には駆動環10が配置されている。さらに、駆動環10の外周にはカバー手段11が配置されている。固定カム環9の内周にはカム溝が形成されており、移動カム環3が追従可能に構成されている。また、移動カム環3には移動カム環被追従手段3aが設けられている。駆動環10の内周には、直線状のザグリ溝である移動カム環駆動手段10cが設けられている。移動カム環駆動手段10cは、移動カム環被追従手段3aに嵌合している。このため、駆動環10がズーム機構32により回転することで、駆動カム環3は固定カム環9の内周のカム溝に追従しながら直進移動する。また、固定カム環9の背後(結像面側、撮像素子12側)には、撮像素子12を保持する撮像素子保持手段13が配置されている。レンズ鏡筒23の上部には、ファインダ手段が設けられている。ファインダ手段は、ファインダ対物レンズ21、ファインダ接眼部24、および、ファインダレンズ群(不図示)により構成されている。
続いて図4を参照して、駆動環10およびフォーカスレンズ群(第二レンズ群7)の周辺の構成について説明する。図4は、駆動環10およびフォーカスレンズ群の構成を示す斜視図である。
第四レンズ群保持手段6aの背面(結像面側、撮像素子12側)には、第二レンズ群7が配置されている。第二レンズ群7は、第二レンズ群保持手段7aに保持されている。第二レンズ群保持手段7aにはナット手段7bが設けられている。第二レンズ群7の周囲には、フォーカス群保持手段7cが配置されている。フォーカス群保持手段7cには、直進ガイド手段7eが一体的に設けられている。また、フォーカス群保持手段7cには、フォーカスレンズ駆動手段8が設けられている。第二レンズ群7は、フォーカスレンズ駆動手段8にナット手段7bが追従することにより、光軸方向に移動する。
フォーカス群保持手段7cには、フォロワ手段7dが設けられている。駆動環10の内周には、フォーカスカム溝手段10aが設けられている。フォーカス群保持手段7cの全体は、フォーカスカム溝手段10aにフォロワ手段7dが追従されることにより、光軸方向に移動する。フォーカス保持手段7cは、固定カム環9の内周に設けられている直進溝で直進規制されることにより、回転せずに移動する。また、駆動環10の外周には、ファインダ駆動用カム溝10bが設けられており、駆動環10の回転に連動してファインダレンズ群(第二レンズ群7)が光軸方向に移動する。
本実施例では、前述のように、バリア保持手段1b、バリア駆動手段1c、および、バリア羽根手段1fによりバリアユニットを構成することで、バリアユニットの組立工程を他の部品の組立工程から独立させ、作業性を向上させることができる。このとき、バリアユニットを構成するバリア保持手段1bを初期段階で組み立てる必要がある。
続いて、図2aおよび図2bを参照して、バリアユニットの組立後のレンズ鏡筒23の組立工程について説明する。図2aは、レンズ鏡筒23の光学ユニットの組立状況を示す正面図である。図2bは、光学ユニットの組立状況を示す斜視図である。
本実施例では、まず移動カム環3に直進規制手段4をバヨネット結合してから、移動カム環3の内周に第三レンズ群保持手段2a、絞りシャッタ手段5、および、第四レンズ群保持手段6aを組み込む。また、移動カム環3の外周に第一レンズ群1aおよびバリア保持手段1bなどを組み込む。そして、これらを組み立てることにより、光学ユニット14が構成される。このように本実施例では、移動カム環3、第一レンズ群保持手段1a、および、バリア保持手段1bなどにより光学ユニット14が組み立てられる。
図2bに示されるように、光学ユニット14は、固定カム環9(駆動環10)の背後(図中の矢印方向、結像面側)から組み込まれる。このとき、光学ユニット14を実際の使用領域より回転させた状態で組み込む。本実施例では、図2aに示されるように、光学ユニット14は、反時計方向(図中の矢印方向)に数度(所定の角度)だけ光学ユニット14を回転した状態で固定カム環9(駆動環10)に組込可能に構成されている。光学ユニット14を固定カム環9に組み込んだ後、光学ユニット14を時計方向(矢印方向と逆方向)に回転させて正規の位置に保持する。このように、組み立てられた光学ユニット14は、光軸方向に直交する面内における第1の角度(第1の位置)で固定カム環9の結像面側から挿入される。そして、光学ユニット14は、固定カム環9への挿入後に第2の角度(第2の位置)で固定カム環9に固定される。
本実施例では、更に、背後(結像面側)から第二レンズ群保持手段7a(フォーカス群保持手段7c)が固定カム環9へ挿入される。このとき、図5に示されるように、フォーカス群保持手段7cに一体的に設けられた直進ガイド手段7eは、直進規制手段4に設けられた溝部4aに嵌合する(直進規制手段4によって嵌合支持される)。図5は、直進ガイド手段7eの保持構造を示す斜視図である。第二レンズ群保持手段7aは固定カム環9により直進保持されているため、直進規制手段4も直進可能に保持される。このように、光学ユニット14が固定カム環9に固定された後、直進ガイド手段7eが直進規制手段4(溝部4a)に嵌合するように固定カム環9の結像面側から挿入される。本実施例では、このような構成により、固定カム環9と直進規制手段4は、フォーカス群保持手段7cを介して固定される。以上により、本実施例におけるレンズ鏡筒23の組立が完了する。
一方、従来のように最初にバリア群の直進保持を行うと、光学ユニット14を組み立てるときにバリア保持手段1bに対してバリア駆動手段1cを相対回転させる必要がある。バリア駆動手段1cには、角形状のバリア連動手段1dが凸状に(像側に突出するように)設けられている。バリア連動手段1dは、バリア保持手段1bに形成された貫通穴1eに挿入されている。バリア連動手段1dが移動カム環3で回転されることにより、バリア駆動手段1cは回転し、バリア羽根手段1fは開閉動作を行う。バリア駆動手段1cとバリア保持手段1bとを相対移動させる場合、バリア保持手段1bに形成されたバリア連動手段1dの貫通穴1eを大きくする必要がある。図3bは、比較例としてのレンズ鏡筒のバリアユニットの構成を示す背面図である。図3bのバリア保持手段1bの背面図からわかるように、このとき、貫通穴1e(開口)を開口領域1e1の分だけ大きくする必要がある。バリア保持手段1bに形成された貫通穴1eが大きくなると、レンズ鏡筒23の外部からゴミや砂などの異物が侵入してレンズ鏡筒23の動作に影響を与える場合がある。このため、貫通穴1e(開口)はできるだけ小さくすることが好ましい。
本実施例の構成では、光学ユニット14を組み立てた後に、組み立てられた光学ユニット14を固定カム環9に挿入する。このとき、バリア保持手段1bとバリア駆動手段1cとを相対移動させることなく、光学ユニット14(バリアユニット)が組み立てられる。すなわち、バリア保持手段1bにより保持されたバリア群は、複数のバリア羽根手段1fおよびバリア駆動手段1cを備えて構成され、光学ユニット14は、バリア駆動手段1cをバリア保持手段1bに対して相対回転させることなく、固定カム環9に挿入される。また、直進ガイド手段7は、固定カム環9への挿入の際、光軸方向に直交する面内において回転させることなく直進規制手段4に嵌合して固定される。このため、本実施例では、フォーカス群保持手段7eを設け、固定カム環9と直進規制手段4とをフォーカス群保持手段7eを介して固定している。
以上のとおり、本実施例の構成によれば、外部からのゴミや砂などの異物が侵入してレンズ鏡筒の動作に影響を与える可能性を低下させることができる。このため本発明によれば、信頼性を向上させたレンズ鏡筒および撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1a 第一レンズ保持手段
1b バリア保持手段
3 移動カム環
4 直進規制手段
7c フォーカス群保持手段
7e 直進ガイド手段
9 固定カム環
14 光学ユニット
23 レンズ鏡筒

Claims (8)

  1. 固定カム環と、
    前記固定カム環の内周に設けられたカム溝に追従して光軸方向に移動可能な移動カム環と、
    前記移動カム環の回転により前記光軸方向に移動するレンズ群保持手段およびバリア保持手段と、
    前記レンズ群保持手段を直進規制するように前記移動カム環の内周に配置された直進規制手段と、
    直進ガイド手段を備えたフォーカス群保持手段と、を有し、
    前記移動カム環、前記レンズ群保持手段、および、前記バリア保持手段により光学ユニットが組み立てられ、
    組み立てられた前記光学ユニットは、前記固定カム環に結像面側から挿入され、該固定カム環への挿入後、前記光軸方向に直交する面内において所定の角度だけ回転させることで該固定カム環に固定され、
    前記光学ユニットが前記固定カム環に固定された後、前記直進ガイド手段は、前記直進規制手段に嵌合するように該固定カム環に前記結像面側から挿入される、ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記固定カム環と前記直進規制手段は、前記フォーカス群保持手段を介して固定されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記バリア保持手段は、前記レンズ群保持手段により直進規制されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記レンズ群保持手段と前記バリア保持手段は、一体的に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記バリア保持手段により保持されたバリア群は、複数のバリア羽根手段およびバリア駆動手段を備えて構成され、
    前記光学ユニットは、前記バリア駆動手段をバリア保持手段に対して相対回転させることなく、前記固定カム環に挿入されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記直進ガイド手段は、前記フォーカス群保持手段に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記直進ガイド手段は、前記固定カム環への挿入の際、前記光軸方向に直交する面内において回転させることなく前記直進規制手段に嵌合して固定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016057425A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 キヤノン株式会社 光学機器

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