JP2014200883A - 研磨ディスクを支持するためのパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの研磨ディスクによる研磨量をより増やすこと。
【解決手段】一実施形態に係るパッドは、研磨ディスクと共に研磨機のシャフトに固定されることで該研磨ディスクを支持するパッドであって、研磨ディスクと対向する支持面を備える。径方向において支持面の外縁は研磨ディスクの外縁よりも内側に位置する。支持面は、該支持面の外縁に近づくにつれて研磨ディスクから離れるように傾斜したテーパ部を含む。研磨ディスクはテーパ部に固定されない。
【選択図】図2

Description

本発明の一側面は、研磨ディスクを支持するためのパッドに関する。
従来から様々な種類の研磨機が知られており、その一つに携帯用グラインダ(portable grinder)がある。下記特許文献1に記載されているグラインダは、支持プレート(support plate)とファイバ・グラインディング・ディスク(fiber grinding disc)とを備え、そのディスクが支持プレートに接着されている。
米国特許出願公開第2011/0045750号明細書
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような従来のグラインダを用いた場合には、一つの研磨ディスクによる研磨量が制限されてしまい、ユーザは研磨ディスクを直ぐに取り替える必要がある。そこで、一つの研磨ディスクによる研磨量をより増やすことが望まれている。
本発明の一側面に係るパッドは、研磨ディスクと共に研磨機のシャフトに固定されることで該研磨ディスクを支持するパッドであって、研磨ディスクと対向する支持面を備え、径方向において支持面の外縁が研磨ディスクの外縁よりも内側に位置し、支持面が、該支持面の外縁に近づくにつれて研磨ディスクから離れるように傾斜したテーパ部を含み、研磨ディスクがテーパ部に固定されない、ことを特徴とする。
このような側面においては、支持面の外縁からはみ出た研磨ディスクの縁部はパッドで支持されないので、そのはみ出た縁部を被研磨物に柔軟に当てることができる。加えて、パッドの支持面はその外縁に向かって上記のように傾斜したテーパ部を有しており、このテーパ部において研磨ディスクがパッドから離れている。そのため、研磨ディスクのうち当該テーパ部で支持される領域を被研磨物に対して柔軟に当てることができる。このように、研磨ディスクのうち、テーパ部で支持される領域と縁部とを有効に研磨に用いることができ、その結果、一つの研磨ディスクによる研磨量をより増やすことができる。
本発明の一側面によれば、一つの研磨ディスクによる研磨量をより増やすことができる。
実施形態に係るパッドを備える携帯用グラインダの外観を示す図である。 実施形態に係るパッドの取付を説明するための分解斜視図である。 実施形態に係るパッドがシャフトに固定された状態を示す断面図である。 実施形態に係るパッドの正面を示す斜視図である。 実施形態に係るパッドの裏面を示す斜視図である。 実施形態に係るパッドを用いた場合の研磨ディスクの使用可能領域を説明するための図である。 比較例に係るパッドの構成を示す断面図である。 実施例における研磨の様子を模式的に示す図である。 実施例および比較例それぞれにおける毎分の研磨量を示すグラフである。 実施例および比較例それぞれにおける累積研磨量を示すグラフである。 変形例に係るパッドの正面を示す斜視図である。 変形例に係るパッドの裏面を示す斜視図である。 図11に示す正面で研磨ディスクを支持する態様を示す断面図である。 図12に示す裏面で研磨ディスクを支持する態様を示す断面図である。 別の変形例に係るパッドの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1〜6を用いて、実施形態に係るパッド(バックアップ・パッド)10の構造を説明する。
パッド10は、図1に示す携帯用グラインダ(研磨機)1に取り付けられる研磨ディスク20を支えるための部品である。耐熱性を考慮してパッド10の材料にはナイロンなどの硬質樹脂が選ばれるが、パッド10の材料はこれに限定されない。
研磨ディスク20は、携帯用グラインダ1に取り付けて回転させて使用する円板状の研磨工具である。研磨ディスク20は、研磨材の粒子または微粉を、にかわ、ゼラチン、合成樹脂などの接着剤で綿布や紙などの可撓性基材の面上に均一に固着することで得られる。したがって、研磨ディスク20はある程度の柔軟性を有する。研磨ディスク20の基材は、強化繊維から成り且つ耐熱性を有するものであることが好ましい。
パッド10および研磨ディスク20は、パッド10の本体に着脱可能に取り付けられる。図2に示すように、ユーザは、携帯用グラインダ1の本体から延びるシャフト2にまずパッド10を差し込み、その次に研磨ディスク20を差し込む。そして、ユーザは、シャフト2の端部に形成されている雄ねじにナット3を締め付けることで、パッド10および研磨ディスク20をシャフト2に固定する。研磨ディスク20に対向するパッド10の面は、研磨時にその研磨ディスク20を支持する支持面11として機能する。
ユーザが携帯用グラインダ1を作動させると、パッド10および研磨ディスク20がシャフト2を軸として高速で回転する。ユーザはその研磨ディスク20を被研磨物の表面に当てることでその表面を研磨することができる。なお、本明細書における用語「研磨」は研削も含む概念である。
研磨ディスク20の研磨力が低下した場合には、ユーザはナット3をシャフト2から外して研磨ディスク20を新しいものに交換し、再度ナット3をシャフト2に締め付ければよい。一方、パッド10は再利用可能であり、ユーザは研磨ディスク20に合わせてパッド10を毎回交換する必要はない。なお、パッド10はシャフト2に固定された態様で提供されてもよい。
図3は、パッド10および研磨ディスク20をシャフト2に固定した状態を示している。この断面図に示すように、シャフトの軸方向と直交する径方向において、パッド10(あるいは支持面11)の外縁12は研磨ディスク20の外縁21よりも内側に位置している。言い換えると、研磨ディスク20の縁部はパッド10の外側にはみ出ている。
図3に示すように、研磨ディスク20と対向するパッド10の支持面11は平坦ではなく、その半径方向に沿った断面はV字状(例えば、扁平なV字の形状)を呈している。具体的には、支持面11は、シャフト2が通る貫通孔13を形成する内壁から外縁12にかけて一旦研磨ディスク20に向かう方向に傾斜し、その後、研磨ディスク20から離れるように傾斜している。本明細書では、支持面11の外縁12に近づくにつれて研磨ディスク20から離れるように傾斜した部分をテーパ部14という。また、V字状の断面形状の頂点に相当し、研磨ディスク20が常に接する部分を頂部15という。このようにパッド10の半径方向に沿った断面をV字状にすることで、パッド10の剛性を高くして研磨ディスク20を確実に支持することができる。
テーパ部14には、頂部15から外縁12にかけて、研磨ディスク20側に突き出た丸み(R)が形成されていてもよい。丸みの曲率半径は任意に設定してよい。一例として、研磨ディスク20の直径が80〜120mmの場合には、その曲率半径の下限および上限はそれぞれ80mm,120mmでもよい。丸みを設けることで、テーパ部14に支持される研磨ディスク20の領域(後述する領域Ay)を被研磨面と点接触させることが可能になるので、その領域を用いてきめ細かく研磨することが可能になる。
研磨ディスク20は支持面11に固定されない。したがって、携帯用グラインダ1が作動していない状態においては、研磨ディスク20は頂部15付近においてのみ当該支持面11に接し、他の部分はその支持面11から離れる。
パッド10の断面がこのように形成されているので、図4に示すようにパッド10を正面(支持面11の側)から見ると、貫通孔13から頂部15にかけての領域には全周において窪み16が形成される。頂部15から外縁12にかけてのテーパ部14も全周において形成される。一方、図5に示すパッド10の裏面(支持面11の反対側の面)には、頂部15の裏側を底とする緩やかなV字状の凹部17が全周において形成されている。
図6に示すように、研磨ディスク20の研磨面のうち実際に研磨に利用可能な部分は、支持面11で支持されない領域Ax、およびテーパ部14に接する領域Ayである。研磨ディスク20はある程度の柔軟性を有するので、ユーザは、被研磨面に対してシャフト2を傾けて研磨ディスク20を外縁12の所で折り曲げることで、ナット3に邪魔されることなく領域Axで研磨を行うことができる。また、テーパ部14が研磨ディスク20に対して角度αだけ傾いているので、ユーザは被研磨面に対してそのテーパ部14が平行になる様にシャフト2を傾けることで、ナット3に邪魔されることなく領域Ayで研磨を行うことができる。
半径方向に沿った領域Ax,Ay,Azの長さは任意に設定してよい。一例として、研磨ディスク20の直径が80〜120mmの場合には各領域の長さを次のように設定することができる。すなわち、領域Axの長さの下限および上限はそれぞれ2mm,10mmでもよい。領域Ayの長さの下限および上限はそれぞれ12mm,20mmでもよい。領域Azの長さの下限および上限はそれぞれ25mm,35mmでもよい。角度αも任意に設定してよい。例えば、角度αの下限および上限はそれぞれ10°,30°でもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、支持面11の外縁12からはみ出た研磨ディスク20の縁部はパッド10で支持されないので、そのはみ出た縁部を被研磨物に柔軟に当てることができる。例えば、ユーザはその縁部を湾曲させつつ研磨することができる。加えて、支持面11はその外縁12に向かって上記のように傾斜したテーパ部14を有しており、このテーパ部14において研磨ディスク20がパッド10から離れている。そのため、研磨ディスク20のうちテーパ部14で支持される領域を被研磨物に対して柔軟に当てることができる。このように、研磨ディスク20のうち、縁部Axとテーパ部14で支持される領域Ayとを有効に研磨に用いることができる。その結果、一つの研磨ディスク20による研磨量をより増やして、研磨ディスク20の寿命を延ばすことができる。
パッド10と研磨ディスク20とは互いに独立しているので、研磨ディスク20が使えなくなった場合にはその研磨ディスク20のみを交換すれば足りる。したがって、パッドと研磨ディスクとが一体化している製品と比較して資源を節約することができる。また、テーパ部14と研磨ディスク20との間に間隔があるので、ユーザは研磨ディスク20を被研磨面に当てる際の力を微妙に調節することができる。
以上説明したように、本発明の一側面に係るパッドは、研磨ディスクと共に研磨機のシャフトに固定されることで該研磨ディスクを支持するパッドであって、研磨ディスクと対向する支持面を備え、径方向において支持面の外縁が研磨ディスクの外縁よりも内側に位置し、支持面が、該支持面の外縁に近づくにつれて研磨ディスクから離れるように傾斜したテーパ部を含み、研磨ディスクがテーパ部に固定されない、ことを特徴とする。
このような側面においては、支持面の外縁からはみ出た研磨ディスクの縁部はパッドで支持されないので、そのはみ出た縁部を被研磨物に柔軟に当てることができる。加えて、パッドの支持面はその外縁に向かって上記のように傾斜したテーパ部を有しており、このテーパ部において研磨ディスクがパッドから離れている。そのため、研磨ディスクのうち当該テーパ部で支持される領域を被研磨物に対して柔軟に当てることができる。このように、研磨ディスクのうち、テーパ部で支持される領域と縁部とを有効に研磨に用いることができ、その結果、一つの研磨ディスクによる研磨量をより増やすことができる。
他の側面に係るパッドでは、テーパ部に、研磨ディスク側に突き出た丸みが形成されてもよい。丸みを設けることで、パッドに支持される研磨ディスクを被研磨面と点接触させることが可能になる。その結果、研磨箇所の特定と研磨荷重の調整とを良好に行うことが可能になる。
他の側面に係るパッドでは、半径方向に沿った支持面の断面がV字状であってもよい。このようにパッドを形成することでパッドの強度を上げることができる。
以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はそれらに何ら限定されるものではない。
実施例として、上記のパッド10に相当するパッドを用意した。実施例では、パッドのテーパ部に曲率半径が約100mmの丸みを形成した。半径方向に沿った領域Ax,Ayの長さは合わせて約21mmであった。テーパ部の角度αは18〜20°であった。
一方、比較例として、図7に示すようにテーパ部が無いパッド90を用意した。したがって、このパッド90を用いる場合には、ユーザは研磨ディスク20のうちパッド90からはみ出た部分(図6における領域Axに相当する部分)しか研磨に用いることができない。比較例では、その領域Axに相当する部分は、2〜3mmの幅を有する外周部であった。
パッド以外の構成、および被研磨物は実施例と比較例とで共通とした。具体的には、携帯用グラインダの本体として日立社製のPAD10S(回転速度は12000rpm)を用いた。研磨ディスクにはスリーエム社製のファイバ・ディスク 982C 60+(外径は4インチ)を採用した。被研磨物として、オーステナイト系ステンレスの一種であるSUS304の平板を用いた。作業者がグラインダに加えた研磨荷重は1kg〜5kgであった。
そして、実施例および比較例の双方において、携帯用グラインダで平板を研磨した。この際には、一枚の研磨ディスクを使い切るように、平板に当てる研磨ディスクの位置や、平板に対するパッドおよび研磨ディスクの角度などを変えたりしながら研磨を行った。実施例におけるこのような研磨の様子を図8に示す。この実施例ではテーパ部14が丸みを帯びている。そのため、荷重がかかる箇所Cは、被研磨面Sに対するパッド10の角度を変えることで、上述した領域Ax,Ayの範囲内で変化する。
このような研磨における毎分の研磨量の推移を図9に示し、研磨開始からの累積研磨量を図10に示す。図9のグラフの横軸および縦軸はそれぞれ、研磨開始からの経過時間(分)、および1分当たりの研磨量(g/min)である。図10のグラフの横軸および縦軸はそれぞれ、研磨開始からの経過時間(分)および累積研磨量(g)である。どちらの図においても、実線は実施例の結果を示し、破線は比較例の結果を示す。×印は、一枚の研磨ディスクによる研磨ができなくなった時点を示す。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
図11,12に示すように、パッドの正面および裏面にリブを設けてもよい。図11に示すパッド10Aの正面には、複数のリブ31が窪み16の周方向に沿ってほぼ等間隔に放射状に配されている。リブ31は窪み16に沿った二辺と、貫通孔13の縁から頂部15にかけて延び且つ研磨ディスク20に接する接触辺31aとを有する薄板である。なお、テーパ部14以外の領域に設けられるリブ31の個数および間隔は図11の例に限定されず、任意に設定してよい。
図12に示すパッド10Aの裏面には、複数のリブ32およびリブ33が凹部17の周方向に沿って放射状に且つ交互に配されている。リブ32は凹部17に沿った二辺と、貫通孔13の縁から外縁12にかけて延びる辺とを有する薄板である。リブ33は、リブ32のうち貫通孔13に近い部分を切り取ったような形状を呈している。なお、リブ32およびリブ33の個数および設置間隔は図12の例に限定されず、任意に設定してよい。あるいはリブ33を省略してもよい。
パッド10Aについては、裏面も研磨ディスク20を支持することができる。図13,14に示すように、ユーザはシャフト2に差し込む際のパッド10Aの向きを変えることで、研磨ディスク20の支持面を変更することができる。図13は、パッド10Aの正面が研磨ディスク20と向かい合った状態を示している。この場合には、上記実施形態と同様に、一つの研磨ディスクによる研磨量をより増やすことができる。一方、図14は、パッド10Aの裏面が研磨ディスク20と向かい合った状態を示している。この場合には、研磨ディスク20はリブ32,33で支持されるので、従来と同様に、研磨ディスクの外周部のみを研磨に用いることができる。
パッド10Aの更なる変形例を図15に示す。この図に示すパッド10Bでは、正面のテーパ部14にリブ32,33が設けられ、裏面にリブ31が設けられている。パッド10Aと同様に、このパッド10Bもその正面および裏面の双方で研磨ディスクを支持することができる。
なお、パッドは正面および裏面のどちらか一方にのみリブを備えてもよい。また、正面と裏面のどちらかにかかわらず、リブの設置態様は放射状に限定されず、格子状や柱状等の他の態様でリブを設けてもよい。いずれにしても、リブを設けることで、パッドの強度を維持しつつ、パッドを軽量化したりパッドの材料を節約したりすることができる。
このように、本発明の他の側面に係るパッドでは、支持面のテーパ部以外の領域に複数のリブが放射状、格子状、柱状等の態様で設けられてもよい。このようにリブを設けることでパッドの剛性を高めることができる。
他の側面に係るパッドでは、支持面の反対側の面に複数のリブが放射状、格子状、柱状等の態様で設けられてもよい。図14に示すようにそのリブで平面を構成すれば、パッドの裏面でも研磨ディスクを支持することができる。
上記実施形態では、パッド10は研磨ディスク20の形状に合わせて円形であったが、パッドは他の形状を呈していてもよい。例えば、パッドの形状は十二角形などの任意の多角形であってもよい。あるいは、外縁部が波状を呈したほぼ円形のパッドを用いてもよい。また、研磨ディスクの形状も円形に限定されず、例えば十二角形などの任意の多角形であってもよい。あるいは、外縁部が波状を呈したほぼ円形の研磨ディスクを用いてもよい。
上記実施形態では研磨機の例として携帯用グラインダを示したが、研磨機の種類は限定されない。本発明に係るパッドは、研磨ディスクを用いる任意の研磨機に適用可能である。
1…携帯用グラインダ、2…シャフト、3…ナット、10…パッド、10A…パッド、11…支持面、12…パッドの外縁、13…貫通孔、14…テーパ部、15…頂部、16…窪み、17…凹部、20…研磨ディスク、21…研磨ディスクの外縁、31…リブ、31a…接触辺、32…リブ、33…リブ。

Claims (5)

  1. 研磨ディスクと共に研磨機のシャフトに固定されることで該研磨ディスクを支持するパッドであって、
    前記研磨ディスクと対向する支持面を備え、
    径方向において前記支持面の外縁が前記研磨ディスクの外縁よりも内側に位置し、
    前記支持面が、該支持面の外縁に近づくにつれて前記研磨ディスクから離れるように傾斜したテーパ部を含み、
    前記研磨ディスクが前記テーパ部に固定されない、
    パッド。
  2. 前記テーパ部に、前記研磨ディスク側に突き出た丸みが形成された、
    請求項1に記載のパッド。
  3. 半径方向に沿った前記支持面の断面がV字状である、
    請求項1または2に記載のパッド。
  4. 前記支持面の前記テーパ部以外の領域に複数のリブが設けられた、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のパッド。
  5. 前記支持面の反対側の面に複数のリブが設けられた、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のパッド。
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