JP2006341337A - 車体塗膜研磨方法およびバフ - Google Patents

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Abstract

【課題】 車体塗膜のバフ研磨作業の能率を従来に比較して高める。
【解決手段】 ウレタン樹脂から成るフォームラバー製のバフ本体12は外周面22がテーパ面を成し、直径が160mmの前面14と、直径が150mmの背面18とにそれぞれ布16と面ファスナ要素20とが固定されている。布16はカットパイル織物製であり、前面14と同じ直径を有する円形を成し、布16により直径160mmの研磨面26が形成される。バフ保持体40は直径が背面18と同じ円板状のゴムシート46を備え、ゴムシート46の保持面42に固定の面ファスナ要素44とバフ10の面ファスナ要素20とを係合させてバフ保持体40にバフ10を保持させ、バフ保持体40を介してバフ10を回転させ、車体の凹面および凸面の塗膜を研磨させる。直径が160mmの研磨面26を有するバフ10により、従来に比較して著しく能率良く研磨が行われる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車体の塗膜のバフ研摩方法およびその方法の実施に使用されるバフに関するものである。
バフ研摩は、バフと称される円板状の保持体に研摩剤を保持させて回転させ、研摩対象物の表面を研摩する加工法である。研摩剤は粉体の研摩材と油脂その他の適当な成分から成る媒体とが均一に混合されたものである。このバフ研摩用のバフの一種に、例えば、下記特許文献1に記載されているように、フォームラバー等の気泡材から成る円板体の少なくとも研摩対象物側の面である前面が布で覆われ、その布によって研磨面が形成される布被覆バフがある。この布被覆バフは車体の塗膜(塗装された塗料の層)の表面を研摩するために広く使用されており、その場合被覆布としてパイル織物が多く使用されている。この種の布被覆バフは多くの場合、研摩面とは反対側の背面に面ファスナの一方(通常はループを備えた雌側)が接着等により固着され、円板状のバフ保持体の保持面に固着された面ファスナの他方(通常はフックを備えた雄側)に固定して使用される。バフ保持体がバフ研摩機の回転軸に取り付けられ、回転させられることによりバフが回転させられるのである。
特開2001−150357公報
従来、車体塗膜の表面をバフ研磨する際には研磨面の直径が180mm以上のものが使用されており、それが最適であると考えられていた。ただし、曲率半径の小さい凹部の内面を研磨する必要がある等、特別な場合には、直径75mm等の小径バフに取り換えて研磨が行われることもあった。
しかし、本発明の発明者が試みたところ、従来のバフの大きさは最適ではなく、これを最適の大きさに選定することによって、作業能率を著しく高め得ることが明らかになった。本発明は、この知見に基づいて、車体塗膜のバフ研磨作業の能率を従来に比較して高めることを課題として為されたものである。
上記課題は、車体塗膜研磨用のバフの直径を150〜170mmの範囲から選定することによって解決される。
研磨面の直径が、150mm〜170mmの範囲から選定された大きさである布被覆バフを使用すれば、車体の凹面の塗膜を研磨する作業の能率が、直径が180mm以上であるバフを使用する従来の方法に比較して、大きく向上する。例えば、2倍程度まで向上するのである。しかも、上記範囲の直径を有するバフは、凸面の研磨にも適しており、従来のバフを使用する場合に比較して遜色がないか、あるいはかえって能率が向上する。そのため、殆どの場合、同じバフで車体全体の研磨を行うことができ、それによっても能率向上効果が得られ、例えば、車体全体としては1.5倍程度に作業能率が向上する。
なお、研磨面の直径を150mm〜170mmの範囲から選定することがよいのであって、直径をこの範囲から外れて大きくしても、小さくしても作業能率が低下する。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(1)項が請求項1に相当し、(3)項が請求項2に、(6)項が請求項3に、(7)項が請求項4に、(8)〜(10)および(12)項を合わせたものが請求項5にそれぞれ相当する。
(1)気泡材製のバフ本体の前面に研磨用の布が固定され、その布により研磨面が形成された円板状のバフを、背面側においてバフ保持体に保持させ、前記研磨面により車体の塗膜を研磨する方法であって、前記バフとして、前記研磨面の直径が150mm〜170mmの範囲にあるものを使用する車体塗膜の研磨方法。
研磨面の直径の選択範囲の下限が155mm,158mmと大きくされ、上限が165mm,162mmと小さくされることが望ましい。
(2)前記バフとして、前記研磨面側から前記背面側に向かうに従って直径が減少し、外周面がテーパ面を成すものを使用する(1)項に記載の車体塗膜の研磨方法。
外周面をテーパ面にするのは、研磨面の外周縁を研磨対象物に接触させることを容易にするためであるが、テーパ面の円筒面に対する傾斜角(単に傾斜角と称する)が大き過ぎると、外周縁における面圧が低下して研磨作業の能率が低下する。テーパの大きさであるテーパ値は(大径−小径)/長さで表されるが、このテーパ値が0.35〜1.2(外周テーパ面の傾斜角が約10度〜約30度)の範囲から選定されることが望ましい。
(3)前記バフ保持体の保持部として、直径が前記バフ本体の背面の直径と等しい気泡材製の円板を主体とするものを使用する(1)項または(2)項に記載の車体塗膜の研磨方法。
従来は、一般にバフ保持体より直径の大きいバフが使用されており、そのために研磨作業時にバフの外周部がバフ保持体側へ湾曲する傾向があった。そのために、外周部の面圧が低くなり、研磨作業の能率が低下する不利があったのであるが、本項におけるように、バフ保持体の直径と、バフ本体の背面の直径とを等しくすれば、バフ外周部の湾曲を良好に抑制することができ、能率が向上する。
バフ保持体を構成する気泡材は、バフを構成する気泡材より硬くすることが望ましく、気泡材は発泡率が小さいほど硬くなる。したがって、バフ保持体を構成する気泡材の発泡率はバフを構成する気泡材の発泡率より小さくされることが望ましい。
(4)前記研磨用の布として、極細目のカットパイル織物を使用する(1)項ないし(3)項のいずれかに記載の車体塗膜の研磨方法。
(5)研摩材が超微粒子コンパウンドを含む研摩剤を使用する(1)項ないし(4)項のいずれかに記載の車体塗膜の研磨方法。
(6)気泡材製のバフ本体の前面に研磨用の布が固定される一方、背面に面ファスナの一方が固定され、面ファスナの他方が固定されたバフ保持体に、両面ファスナの結合により取り付けられて車体の塗膜の研磨に使用されるバフであって、前記研磨用の布により形成される研磨面の直径が150mm〜170mmの範囲にある車体塗膜研磨バフ。
(7)前記研磨面側から前記背面側に向かうに従って直径が減少し、外周面がテーパ面を成す(6)項に記載の車体塗膜研磨バフ。
(8)前記バフ本体の厚さが10mm〜25mmの範囲から選定された(6)項または(7)項に記載の車体塗膜研磨バフ。
バフ本体は、軟らかすぎれば研磨能率が低下し、硬すぎれば研磨作業が困難になる。そして、バフ本体は、材料が同じであれば、厚さが厚いほど軟らかくなる。バフ本体の厚さは、14mm〜21mmの範囲から選定されることがさらに望ましい。
(9)前記気泡材がフォームラバーである(6)項ないし(8)項のいずれかに記載の車体塗膜研磨バフ。
(10)前記フォームラバーが、発泡率30以上のものである(6)項ないし(9)項のいずれかに記載の車体塗膜研磨バフ。
発泡率は40以上とされることがさらに望ましく、50以上とされることが特に望ましい。
(11)前記フォームラバーがウレタン樹脂から成るものである(9)項または(10)項に記載の車体塗膜研磨バフ。
(12)前記研磨用の布がカットパイル織物である(6)項ないし(11)項のいずれかに記載の車体塗膜研磨バフ。
(13)前記カットパイル織物が前記バフ本体の前面と同じ直径を有する円形を成し、背面において前記バフ本体の前面に接着された(12)項に記載の車体塗膜研磨バフ。
以下、請求可能発明の実施例を、図面を参照しつつ説明する。なお、請求可能発明は、下記実施例の他、上記〔発明の態様〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
本発明の一実施例である車体塗膜研磨バフ10(以後、バフ10と略称する)を図1ないし図4に示す。これらの図に示すように、バフ10は、バフ本体12の前面14に研磨用の布16が固定される一方、背面18に面ファスナ要素20が固定されたものである。バフ本体12は円板状を成し、その外周面22は、前面14側から背面18側に向かうに従って直径が直線的に減少し、テーパ面を成し、前面14は背面18より大径となっている。バフ本体12は、気泡材の一種であるフォームラバー製であって、ウレタン樹脂から成るフォームラバーにより形成され、このウレタン樹脂の発泡率は40以上である。この発泡率は、30以上であればよく、50以上とすることが特に望ましい。また、バフ本体12は、前面14の直径160mm,背面18の直径150mm,厚さ17mmの円板であり、外周面22のテーパ値は約0.59であり、外周面22の円筒面に対する傾斜角は約16度である。
上記布16は、本実施例では、極細目のカットパイル織物であり、バフ本体12の前面14と同じ直径を有する円形を成し、その背面24において前面14に接着剤により接着されて固定され、バフ10の円形の研磨面26を形成している。したがって、布16の直径は160mmであり、研磨面26の直径は160mmである。カットパイル織物は、本実施例では、テトロン65%,レーヨン35%の地経糸と、ポリエステル100%の緯糸とにより織られた基布に、ウール100%でかつメートル番手が2/36Nmの梳毛糸を織り立てた毛ぶさをカットしたカットパイルを有するカットパイル織物である。経密度は21本/in,緯密度は49本/inである。基布の厚みを含んだカットパイルの長さは約5.0mmであり、カットパイルのパイル実目付は780g/m2、最終仕上げ後における糊,地経糸,緯糸を含む総目付は1011g/m2である。カットパイルの長さが長いほど軟らかなパイル織物が得られるが、長過ぎればパイルの腰の強さが不足する。したがって、パイルの長さの選択範囲の下限が3.0mm,3.5mm,4.0mmと大きくされ、上限が9mm,7mm,6mmと小さくされることが望ましい。また、パイルの番手は、2/28〜2/60Nmが望ましく、2/32〜2/44Nmがさらに望ましい。また、カットパイル織物110のパイル実目付は、400g/m2以上が望ましく、500g/m2以上がさらに望ましく、650g/m2以上であることが特に望ましい。
前記面ファスナ要素20は、面ファスナの一方であって、本実施例ではループを備えた雌側の要素であり、バフ本体12の背面18と同じ直径を有する円形を成し、背面18に接着剤により接着され、固定されている。本実施例では、面ファスナ要素20の表面(ループが設けられた側の面)28がバフ10の背面を形成している。バフ10の中心には、布16,バフ本体12および面ファスナ要素20を貫通する中心穴30が形成されている。このように構成されたバフ10は、バフ本体12の外周面22がテーパ面を成し、それにより研磨面26側から背面18側に向かうに従って直径が直線的に減少し、円板状を成すとともに外周面がテーパ面を成す。
バフ10は、図5に示すように、バフ研磨機に取り付けられているバフ保持体40に保持させて使用される。バフ保持体40の保持面42には、面ファスナの他方であって、本実施例ではフックを備えた雄側の面ファスナ要素44が接着剤により固着されており、面ファスナ要素20のループと面ファスナ要素44のフックとの係合によりバフ10がバフ保持体40に着脱可能に固定される。
バフ保持体40は、保持面42を有する円板状のゴムシート46と、保持面42とは反対側の面においてゴムシート46を支持する支持部材48とを備え、両者は一体的に固定されている。ゴムシート46は、直径がバフ本体12の背面18の直径と等しい円板であり、本実施例では面ファスナ要素44の直径も背面18の直径と等しくされ、本実施例ではこれらゴムシート44および面ファスナ要素44がバフ保持体40の保持部49を構成している。本実施例においては、ゴムシート46は気泡材の一種であるフォームラバー製であって、ウレタン樹脂から成るフォームラバーにより形成され、このウレタン樹脂の発泡率は、前記バフ本体12を形成するウレタン樹脂の発泡率より小さくされ、ゴムシート46はバフ本体12より硬いものとされている。支持部材48のゴムシート46を支持する支持部50は、直径がゴムシート46の直径よりやや小さい円板状を成す。支持部の直径は、ゴムシート46の直径と同じにしてもよい。支持部材48は合成樹脂製であり、ゴムシート46と支持部材48とは互いに別体に形成されているが、これらゴムシート46および支持部材48をフォームラバーあるいは合成樹脂により一体に形成することも可能である。
バフ保持体40にも、バフ10の中心穴30に対応する位置に中心穴54が形成されている。支持部材48のゴムシート46側とは反対側の面の中央部から軸方向に突出するボス部56が形成され、その内周面には金属製のブッシュ58が配設されている。ブッシュ58には雌ねじ穴60が形成されている。雌ねじ穴60には、上記バフ研磨機の回転軸62が螺合される。回転軸62の先端部に形成された雄ねじ部64が雌ねじ穴60に螺合され、ロックナット66によりロックされることによりバフ保持体40が回転軸62と一体的に回転可能にバフ研磨機に保持される。
車体の塗膜をバフ研磨する際には、バフ10とバフ保持体40との中心穴30,54を基準として同心に位置決めした状態で、バフ10側の面ファスナ要素20をバフ保持体40側の面ファスナ要素44に押しつけ、それら面ファスナ要素20,44の結合によりバフ保持体40にバフ10を取り付け、その背面側においてバフ保持体40に保持させる。バフ保持体40は、バフ10の取付け前にバフ研磨機の回転軸62に取り付けてもよく、バフ10の取付け後に取り付けてもよい。バフ10に研磨剤を保持させ、回転軸62を回転させることによりバフ保持体40を介してバフ10を回転させ、研磨面26により車体の塗膜を研磨する。研磨剤は、例えば、研磨材が超微粒子コンパウンドを含む研磨剤が使用される。
バフ10により、車体の凹面の塗膜も、凸面の塗膜も研磨され、車体全体が研磨される。バフ10の研磨面26は直径が160mmとされており、このバフ10によって車体の塗膜を研磨することにより、直径が180mm以上であるバフを使用する従来の研磨作業に比較して著しく能率良く作業を行うことができる。同じバフ10により車体の凹面および凸面両方の塗膜を研磨することができ、研磨個所に応じてバフを交換しなくてよく、それによっても作業能率が向上する。また、バフ10の外周面が、研磨面26側から背面18側に向かうに従って直径が減少するテーパ面を成し、そのテーパ面を構成するバフ本体12のテーパ面22のテーパ値が約0.59(傾斜角が約16度)とされているため、面圧を低下させることなく、研磨面26の外周縁を塗膜に容易に接触させることができ、能率良く研磨作業を行うことができる。ゴムシート46,面ファスナ要素20,44の直径はいずれもバフ本体12の背面18の直径と同じにされるとともに、支持部50の直径はゴムシート46の直径よりやや小さくされているため、それらは研磨面26の外周縁より内側へ引っ込み、研磨作業時に車体に触ることはなく、布16により良好に塗膜が研磨される。さらに、バフ10を支持するゴムシート46の直径はバフ本体12の背面18の直径と等しいため、研磨作業時にバフ10の外周部がバフ保持体40側へ湾曲することが良好に抑制される。しかも、ゴムシート46はバフ本体12より硬いものとされているため、バフ10を適度の強さで支持し、バフ10がゴムシート46と共に車体塗膜から離れる向きに湾曲することが適度に防止され、良好に研磨作業が行われる。また、ゴムシート46およびバフ本体12は気泡材製(本実施例ではウレタン樹脂から成るフォームラバー製)であり、クッション性が得られる。バフ本体12は、本実施例では厚さが17mmとされているため、軟らか過ぎることも硬過ぎることもなく、布16と共に車体の凹凸に沿いつつ布16を支えることができ、研磨面26に良好にかつ能率良く塗膜を研磨させることができる。さらに、布16を形成するカットパイル織物のカットパイルはウール製であるため、軟らかく、比較的軟らかい車体塗膜を研磨する際に大きな研磨疵を付けることがなく、面粗さの小さい良好な車体塗膜表面を得ることができる。
なお、バフ本体の形成材料である気泡材およびバフ保持体として使用される円板の形成材料である気泡材としては種々のものを採用可能であり、例えば、ウレタン樹脂以外のポリ塩化ビニル等の軟質合成樹脂、合成ゴム,天然ゴム等のフォームラバーとしてもよい。
また、布は、パイル織物以外の織物としてもよく、さらに、パイル織物とする場合には、織り立てた毛ぶさがカットされていないアンカットパイルを有するアンカットパイル織物としてもよい。また、材料はウール繊維以外の繊維で形成することも可能である。
さらに、布,面ファスナ要素の一方および他方は、接着以外の手段によりバフ本体,バフ保持体の保持部を構成する円板に固定されてもよい。
本発明の一実施例であるバフの正面図である。 上記バフの側面断面図である。 上記バフの背面図である。 上記バフの前面図である。 図1ないし図4に示すバフをバフ保持体に保持させた状態を示す正面断面図である。
符号の説明
10:バフ 12:バフ本体 14:前面 16:布 18:背面 20:面ファスナ要素 26:研磨面 40:バフ保持体 49:保持部

Claims (5)

  1. 気泡材製のバフ本体の前面に研磨用の布が固定され、その布により研磨面が形成された円板状のバフを、背面側においてバフ保持体に保持させ、前記研磨面により車体の塗膜を研磨する方法であって、前記バフとして、前記研磨面の直径が150mm〜170mmの範囲にあるものを使用することを特徴とする車体塗膜の研磨方法。
  2. 前記バフ保持体の保持部として、直径が前記バフ本体の背面の直径と等しい気泡材製の円板を主体とするものを使用する請求項1に記載の車体塗膜の研磨方法。
  3. 気泡材製のバフ本体の前面に研磨用の布が固定される一方、背面に面ファスナの一方が固定され、面ファスナの他方が固定されたバフ保持体に、両面ファスナの結合により取り付けられて車体の塗膜の研磨に使用されるバフであって、前記研磨用の布により形成される研磨面の直径が150mm〜170mmの範囲にあることを特徴とする車体塗膜研磨バフ。
  4. 前記研磨面側から前記背面側に向かうに従って直径が減少し、外周面がテーパ面を成す請求項3に記載の車体塗膜研磨バフ。
  5. 前記気泡材が、発泡率が40以上のフォームラバーであり、前記バフ本体の厚さが10mm〜25mmの範囲から選定されており、かつ、前記研磨用の布がカットパイル織物である請求項3または4項に記載の車体塗膜研磨バフ。
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