JP2014194638A - 電子チラシ閲覧装置、電子チラシ閲覧方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザが閲覧する電子チラシを出力する電子チラシ出力部と、電子チラシ出力部によって出力された電子チラシの配信元の店舗を行き先として指定する操作に応じて、指定された店舗を行き先店舗リストに登録する店舗登録部と、地図情報を利用して地図画像上に店舗の位置を示す店舗標示を配置した店舗案内画像を表示する店舗案内画像表示部と、行き先店舗リストと地図情報とを利用して行き先店舗リストに登録された店を順次移動する経路を探索し、探索した経路を店舗案内画像において提示するナビゲーション部とを備えて電子チラシ閲覧装置を構成する。
【選択図】図6
Description
特許文献1に記載の販売促進システムにおいては、ユーザ端末からの店舗情報の取得要求に応じて、店舗情報提供サーバが、ユーザ情報の示す住所の周辺の地図情報のWebページを送信する。ユーザ端末は、受信したWebページを利用して、地図画像上に店舗のアイコンが配置された画像を表示させる。また、ユーザ端末装置は、店舗のアイコンに対するクリック操作に応じて店舗情報のWebページの取得要求を店舗情報提供サーバに送信し、店舗情報提供サーバは、店舗の基本情報(店名、住所、電話番号など)と広告情報を合成したWebページをユーザ端末に送信し、ユーザ端末は、受信したWebページを表示させるというものである。
しかし、例えば、或る一定範囲の地域において複数の店舗で買い物をするためにその地域に赴いた場合、各店舗をどのような経路で回っていくべきかということが比較的重要になる場合もあると考えられる。ただし、このような経路については、常にユーザが適切に判断できるとは限らない。
そこで、例えばユーザがナビゲーション装置を別途携帯したり、端末上でナビゲーションのアプリケーションを動作させたりして、経路を探索させるということも考えられる。しかし、この場合にはユーザがナビゲーション装置あるいはナビゲーションのアプリケーションを電子チラシの閲覧とは別に操作する必要があり煩わしい。また、特許文献1に記載のユーザ端末装置では、単に地図上に店舗のアイコンと店舗の基本情報が表示されるだけであるために、ユーザが購入を予定している店舗間を移動するにあたっての適切な経路を提示することはできない。
図1は、本実施形態の電子チラシ配信システムの全体的な構成例を示している。本実施形態の電子チラシ配信システムは、電子チラシ配信サーバ100、地図サーバ200及び端末装置(電子チラシ閲覧装置)300を備える。
電子チラシ配信サーバ100、地図サーバ200及び端末装置300は、それぞれネットワーク400と接続されている。これにより、電子チラシ配信サーバ100と地図サーバ200と端末装置300は、ネットワーク400を経由して相互に通信が可能である。
電子チラシ配信サーバ100には、例えば広告元である各種の店舗やサービス業者などの電子チラシが入稿される。電子チラシの入稿にあたっては、例えば、広告元が所有する端末装置(図示は省略)から電子チラシ配信サーバ100に対して電子チラシのデータが送信される。電子チラシ配信サーバ100は、入稿された電子チラシのデータを記憶し、記憶した電子チラシのデータを端末装置300に対して配信する。
店舗案内画像は、地図画像上に店舗標示を配置した画像である。店舗標示は店舗の位置を示す標示(マーク、アイコンなど)である。
本実施形態の端末装置300は、電子チラシ閲覧アプリケーション310がインストールされている。電子チラシ閲覧アプリケーション310は、電子チラシ配信サーバ100から配信される電子チラシを閲覧するためのアプリケーションソフトウェアである。また、電子チラシ閲覧アプリケーション310は、地図サーバ200から取得した地図情報と、電子チラシ配信サーバ100から取得した配信状況情報とを利用して店舗案内画像を表示させることができる。
次に、図2〜図5を参照して、電子チラシの閲覧及びお買い物メモへの登録などのために端末装置300に対してユーザが行う操作例と、端末装置300に対して行われた操作に応じて表示される画像の態様例について説明する。
なお、以降の説明にあたり、端末装置300の表示部304の画面はタッチパネルと組み合わされており、表示部304の画面に対して指やペンタブレットなどの操作体を触れることによる操作が可能である場合を例に挙げる。
なお、店舗案内画像の初期表示にあたって、地図画像の基準位置については、例えば自宅や勤務地などの予めユーザが登録した登録位置であればよい。あるいは、端末装置300の測位機能などを利用して、端末装置300の現在位置を基準位置としてもよい。また、初期表示の基準位置について、登録位置と端末装置300の現在位置のうちのいずれかをユーザが操作によって選択できるようにしてもよい。
この場合には、電子チラシを配信中の店舗を示す店舗標示MK1と、電子チラシを配信中でない店舗を示す店舗標示MK1とで、例えば、色、大きさ、絵柄などの態様を異なるようにすることが好ましい。これにより、ユーザが、電子チラシを配信中の店舗と配信中でない店舗とを視覚的に容易に区別できるようになる。
また、ユーザが行う所定操作に応じて、例えば、電子チラシを配信中でない店舗標示MK1の表示を消去して、電子チラシを配信中の店舗標示MK1のみを店舗案内画像上で表示されるようにしてもよい。また、カテゴリを指定する所定操作に応じて、指定されたカテゴリの電子チラシを配信中の店舗の店舗標示MK1のみが店舗案内画像上で表示されるようにしてもよい。
サムネイル画像THNは、タッチ操作が行われた店舗標示MK1に対応する店舗が配信中の電子チラシの縮小画像である。図2(b)においては、サムネイル画像THNとして、2つのサムネイル画像THN1、THN2が表示されている例が示されている。このように2つのサムネイル画像THN1、THN2が表示されている場合、対応の店舗は、現在において、サムネイル画像THN1、THN2が示す2つの電子チラシを配信中であることを示す。つまり、店舗標示に対するタッチ操作に応じて表示される電子チラシのサムネイル画像THNは、店舗が配信中の電子チラシの一覧を示している。
ユーザは、サムネイル画像THNを見ることで、タッチ操作を行った店舗標示MK1に対応する店舗が配信中の電子チラシの内容の概要を知ることができる。
なお、サムネイル画像THNは、例えば、タッチ操作行われた店舗標示MK1を起点とする吹き出しなどの態様により表示されるようにしてもよい。
このようにサムネイル画像THNの表示が継続されている状態においては、例えば、図3(a)の画面の右側に示すようにチェックエリアAR2が表示される。チェックエリアAR2は、ユーザが閲覧対象として登録した電子チラシのサムネイル画像THNが格納される領域である。
ユーザは、例えばサムネイル画像THNの内容を見て、後から対応の電子チラシを閲覧したいと思ったのであれば、対応の電子チラシを閲覧対象に登録する操作を行う。閲覧対象への登録操作は、閲覧対象とすべき電子チラシのサムネイル画像THNをチェックエリアAR2に移動させる操作である。この操作は、具体的に、表示部304の画面上で、電子チラシのサムネイル画像THN上にタッチさせた指をチェックエリアAR2の方向に素早く移動させるフリック操作であればよい。
そして、ユーザは、他の店舗についても同様に、店舗標示MK1をタッチしてサムネイル画像THNを表示させ、サムネイル画像THNが示す内容に興味を持ったのであれば、上記と同様にサムネイル画像THNをチェックエリアAR2に移動させる操作を行えばよい。これにより、ユーザは、サムネイル画像THNをチェックエリアAR2に格納させていくようにして、順次、閲覧対象の電子チラシを登録していくことができる。
具体例として図3(b)には、チェックエリアAR2において上から順に、3つのサムネイル画像THN2、THN11、THN12が配列された状態が示されている。この状態は、サムネイル画像THN2、THN11、THN12に対応する電子チラシの順で閲覧対象に登録されたことを示している。
チェックエリアAR2内のサムネイル画像THNに対するタッチ操作に応じては、例えば図3(b)に示すように、タッチ操作が行われたサムネイル画像THNに対応する電子チラシ配信元の店舗の店舗標示MK1を起点とする吹き出しFDが表示される。吹き出しFDにおいては、対応の店舗の店名などをはじめとする店舗に関する所定の情報が示される。
このように吹き出しFDが表示されることにより、ユーザは、チェックエリアAR2に格納したサムネイル画像THNに対応する電子チラシの配信元の店舗をその位置とともに確認することができる。
つまり、本実施形態では、電子チラシの内容を確認したうえで、閲覧対象の電子チラシと閲覧対象外の電子チラシとの選り分けを行うことができる。これにより、例えば、ユーザは、普段は興味の無いようなカテゴリの電子チラシなどについても選り分け前の段階で内容を確認する機会が得られ、内容に興味が有れば閲覧対照に登録できる。このように、本実施形態では、地図情報と連携して配信される電子チラシの選り分けにあたり、ユーザが選り分け対象の電子チラシの内容を確認することになるため、チラシとしての効用が十分に発揮される。
図4(a)には、図3(b)と同じ内容によるチェックエリアAR2が表示された店舗案内画像が示されている。図4(a)のチェックエリアAR2に配置されているサムネイル画像THNに対応する電子チラシを閲覧しようとする場合、ユーザは、図4(a)の店舗案内画像に配置されている閲覧指示ボタンBT1に対するタッチ操作を行う。
このように表示されたチラシ画像Pは、例えば、画面に対するピンチアウト、ピンチインなどの操作に応じて拡大及び縮小が可能である。また、拡大されたことによって電子チラシの画像が画面に収まりきらない状態となった場合には、スライド操作によって電子チラシの画像を移動させることが可能である。ユーザは、チラシ画像Pの拡大、縮小を行いながら、チラシ画像Pにおいて示されている広告内容の細部までを確認することができる。
具体的に、図4(a)における閲覧指示ボタンBT1に対するタッチ操作を行うことによっては、サムネイル画像THN2に対応する電子チラシの画像が最初に表示される。そして、サムネイル画像THN2に対応するチラシ画像Pが表示されている状態のもとで次のチラシを表示させる操作が行われるのに応じて、表示部304の画面はサムネイル画像THN11に対応するチラシ画像Pの表示に切り換わる。また、サムネイル画像THN11に対応するチラシ画像Pが表示されている状態において、さらに次のチラシの表示に切り換える操作が行われると、サムネイル画像THN12に対応するチラシ画像Pの表示に切り換わる。
また、サムネイル画像THN12に対応するチラシ画像Pが表示されている状態において、前のチラシの表示に戻す操作が行われると、サムネイル画像THN11に対応するチラシ画像Pの表示に切り換わる。
ユーザは、例えばチラシ画像Pの内容を閲覧した結果、チラシ画像Pとしての電子チラシの配信元の店舗に行くことを予定した場合に、行き先店舗登録ボタンBT2aに対してタッチ操作を行う。行き先店舗登録ボタンBT2aに対してタッチ操作が行われるのに応じて、端末装置300は、チラシ画像Pとしての電子チラシの配信元の店舗を、ユーザが行くことを予定している店舗(行き先店舗)として登録する。
ユーザがメモ登録ボタンBT2bに対するタッチ操作を行うと、表示部304の画面は、例えば図4(c)に示すように、メモ登録画面に遷移する。
図4(c)のメモ登録画面においては、メモ内容入力ボックスBXと、「保存」ボタンBT3と「戻る」ボタンBT4が配置されている。
メモ内容入力ボックスBXは、ユーザが文字入力操作を行うことによって、メモ内容としての任意の文字列が入力される領域である。ユーザは、例えば、メモ内容入力ボックスBXに対して、図4(b)のチラシ画像Pを閲覧した結果、チラシ画像Pとしての電子チラシの配信元の店舗での購入を予定した商品の名称などをメモ内容として入力することができる。
「保存」ボタンBT3に対するタッチ操作に応じて、端末装置300は、メモ内容入力ボックスBXに入力された文字列を、図4(b)のチラシ画像Pとしての電子チラシの配信元の店舗と対応付けたメモ情報を生成する。そして、端末装置300は、生成したメモ情報を、メモ管理情報に登録する。メモ管理情報は、1以上のメモ管理情報を含む情報である。
また、「保存」ボタンBT3が操作された場合、表示部304は、例えば図4(b)の表示状態に戻ればよい。
一方、図4(c)のメモ登録画面における「戻る」ボタンBT4に対する操作が行われた場合、端末装置300は、例えばメモ管理情報へのメモ情報の登録を行うことなく、図4(b)の表示状態に戻る。
そこで、本実施形態の端末装置300は、「保存」ボタンBT3が操作されてメモ情報が登録されるのに応じて、登録されたメモ情報に対応付けられた店舗を行き先店舗として登録する。これにより、ユーザは、メモ情報を登録した後に改めて行き先店舗登録ボタンBT2aを操作することなく、自分が行くことを予定した店舗を行き先店舗として登録することができる。
また、例えば所定の設定操作などにより、メモ情報の登録を行き先店舗の登録と連動させることについてのオンオフ設定ができるようにしてもよい。
この場合の電子チラシ閲覧アプリケーション310については、チラシ画像P上に対して操作体を触れて移動させる操作を行うことにより、操作の軌跡に応じてチラシ画像P上に描画することのできる描画機能を設ける。
そのうえで、ユーザは、あたかも紙媒体のチラシでチェックしておきたい商品の部分に対して、例えば枠線で囲ったりするようなイメージで、チラシ画像P上でチェック対象の商品の部分に描画を行うようにする。端末装置300は、描画された位置にて表示されている商品についての情報を、チラシ画像Pとしての電子チラシの配信元の店舗と対応付けてメモ情報として登録するようにしてもよい。
上記のようにチラシ画像Pに対する操作に応じてメモ情報が登録できるようにするための電子チラシのデータとしては、例えば、チラシ画像Pの画像データと、画像データに付加されるメタデータとを含むような構造とすることができる。具体的に、この場合のメタデータには、電子チラシの画像データにおいて商品が掲載されている領域の座標と商品情報(商品名など)とを対応付けた情報を含めればよい。
図5(a)の店舗案内画像では、例えば図2(a)において地図画像上に配置されている店舗標示MK1のうちの1つについて。メモ登録店舗標示MK11の態様に変更されている。メモ登録店舗標示MK11は、メモ情報が登録されている店舗であることを示す
さらに、図5(a)の店舗案内画像では、図2(a)において地図画像上に配置されている店舗標示MK1のうちの2つについて、行き先店舗標示MK12(MK12a、MK12b)の態様に変更されている。行き先店舗標示MK12は、行き先店舗登録ボタンBT2aに対する操作によって行き先店舗として登録された店舗であることを示す。
店舗標示MK1は、メモ登録店舗標示MK11及び行き先店舗標示MK12との対応では、標準の店舗標示として、メモ情報が登録されておらず、かつ、行き先店舗として登録されていない店舗であることを示す。
なお、図示による説明は省略するが、例えばユーザは、メモ登録店舗標示MK11に対してタッチ操作を行うことにより、例えばタッチ操作が行われたメモ登録店舗標示MK11を起点とするポップアップ表示によって、メモ内容のリストを表示させることができる。ユーザは、このように表示されたメモ内容のリストを見ることで、メモ登録店舗標示MK11が示している店舗で自分がどの商品を購入する予定であったのかなどを容易に確認できる。
なお、例えば、メモ情報が登録されたのに連携して行き先店舗としても登録された店舗については、例えば、メモ情報が登録されており、かつ、行き先店舗として登録されていることを示す態様の店舗標示を表示してもよい。このような店舗標示は、メモ登録店舗標示MK11、行き先店舗標示MK12とは異なる態様である。
経路探索にあたり、経路の出発位置は、例えば現在位置であってもよいし、例えばユーザが操作によって予め登録した登録出発位置であってもよい。また、ユーザの設定操作によって、経路の出発位置を現在位置と登録出発位置とで切り換えられるようにしてもよい。
この際、端末装置300は、例えば、行き先店舗として登録されている全ての店舗を対象として経路探索を実行すればよい。あるいは、端末装置300は、行き先店舗として登録されている店舗のうち、店舗案内画像上にて表示されている行き先店舗のみを対象として経路探索を実行してもよい。
具体的に、図5(b)においては、現在位置または登録出発位置による出発位置から、行き先店舗標示MK12bが示す店舗、行き先店舗標示MK12aが示す店舗の順で進み、メモ登録店舗標示MK11が示す店舗で終点となる経路RTが示されている。
このように、ユーザは、電子チラシ閲覧機能を備える端末装置300により、買い物をしようとしている店舗間を移動する際の経路を手軽に提示させることができる。
図6は、本実施形態に係る端末装置300の構成例を示している。図6の端末装置300は、通信部301、制御部302、記憶部303、表示部304及び操作部305を備える。
制御部302は、地図情報取得部321、配信状況情報取得部322、店舗案内画像表示部323、チラシサムネイル表示部324、閲覧対象チラシ管理部325、電子チラシ出力部326、メモ管理部327、店舗登録部328及びナビゲーション部329を備える。
地図情報取得部321は、地図情報の取得にあたり基準位置の情報を含む地図情報要求を通信部301からネットワーク400経由で地図サーバ200に送信する。地図サーバ200は、地図情報要求の受信に応じて、地図情報要求に含まれていた基準位置の情報が示す位置を基準とする一定範囲内の地図情報を端末装置300に送信する。このように送信された地図情報が端末装置300にて受信されることで、地図情報取得部321は地図情報を取得することができる。
店舗IDは、対応の店舗を一意に識別するように付与される識別子である。
店舗位置情報は、対応の店舗の位置を示す情報である。店舗位置情報は、例えば、地図情報が緯度及び経度により位置を示すのに対応して、店舗の位置を緯度及び経度により示す。なお、例えば地図情報が住所によって位置を示している場合には、店舗位置情報が住所を示すようにしてもよい。
電子チラシIDは、対応の電子チラシを一意に識別するように付加される識別子である。
配信期間は、対応の電子チラシの配信期間(例えば、配信開始日時と配信終了日時)を示す。
サムネイルURI(Uniform Resource Identifier)は、対応の電子チラシのサムネイル画像のデータのネットワーク上での場所を示す。サムネイルURIにアクセスして取得されたサムネイル画像のデータは、例えば図2(b)などに示したように表示されるサムネイル画像THNとして利用される。
電子チラシデータURIは、対応の電子チラシのデータのネットワーク上での場所を示す。電子チラシデータURIにアクセスして取得された電子チラシのデータは、例えば図4(b)に示したように表示されるチラシ画像Pとして利用される。
チラシメタデータは、対応の電子チラシに関連する各種のメタデータを格納する。チラシメタデータとして格納されるメタデータは、例えば、電子チラシのカテゴリを示すカテゴリ情報、電子チラシのタイトルなどを示すタイトル情報などである。タイトル情報は、例えば、チラシタイトル領域AR1の表示などに利用される。
店舗案内画像表示部323は、地図情報取得部321が取得した地図情報を利用して、図2(a)、図5(a)などに例示した店舗案内画像を表示させる。
また、店舗案内画像表示部323は、店舗案内画像の表示にあたり、メモ管理情報にメモ情報が登録されている店舗(行き先店舗としても登録されている)については、メモ情報が登録されていることを示すメモ登録店舗標示MK11(図5(a)参照)を表示させる。
また、店舗案内画像表示部323は、店舗案内画像の表示にあたり、行き先店舗リストに登録されており、かつ、メモ管理情報にメモ情報が登録されていない店舗については、行き先店舗として登録されていることを示す行き先店舗標示MK12(図5(a)参照)を表示させる。
具体的に、チラシサムネイル表示部324は、タッチ操作が行われた店舗標示MK1に対応する店舗の店舗IDに対応付けられている電子チラシごとのサムネイルURIを取得する。チラシサムネイル表示部324は、取得したサムネイルURIごとのサムネイル画像のデータを取得し、取得したサムネイル画像のデータをサムネイル画像THNとして店舗案内画像上に表示させる。
閲覧対象チラシリストは、図3(b)などに示したチェックエリアAR2に格納されたサムネイル画像THNに対応する電子チラシのリストである。つまり、閲覧対象チラシリストは、閲覧対象として登録された電子チラシのリストである。
具体的に、閲覧対象チラシリストは、閲覧対象として登録された電子チラシの電子チラシIDを格納する。閲覧対象チラシリストにおける電子チラシIDは、例えば登録順が示されるように登録される。閲覧対象チラシリストは、記憶部303の閲覧対象チラシリスト記憶部331に記憶される。
具体的に、閲覧対象チラシ管理部325は、図3(a)にして説明したように、地図画像上のサムネイル画像THNをチェックエリアAR2に移動させる操作に応じて、移動されたサムネイル画像THNに対応する電子チラシIDを配信状況情報の電子チラシ情報から取得する。閲覧対象チラシ管理部325は、取得した電子チラシIDを、例えば閲覧対象チラシリストにおける最後の登録順に対応させて登録する。これにより、閲覧対象の電子チラシが新規に登録される。
図8は、メモ管理情報記憶部332が記憶するメモ管理情報の構造例を示している。図8に示すメモ管理情報における1レコード(1行)が1つのメモ情報に対応する。1つのメモ情報は、店舗ID、電子チラシID及びメモ内容を含む。
店舗IDは、対応の店舗に付与された識別子である。
電子チラシIDは、メモ内容を入力する操作に関連付けられた電子チラシに付与された識別子である。
例えば図4(c)に示すようにメモ内容入力ボックスBXに対して文字を入力する操作によりメモ情報が登録された場合、メモ内容には、メモ内容入力ボックスBXに入力された文字のデータが格納される。
また、前述のように、チラシ画像Pに対するタッチ操作や描画の操作によってメモ情報が登録される場合、メモ内容には、チラシ画像Pに対するタッチ操作や描画の操作に応じてメタデータから取得された商品情報が格納される。
ここで、店舗を行き先として指定する操作(行き先店舗指定操作)の一例は、図4(b)に示したようにチラシ画像Pとともに表示されている行き先店舗登録ボタンBT2aに対する操作である。また、行き先店舗指定操作の他の例は、図4(b)、図4(c)にて説明したように、チラシ画像Pとしての電子チラシの配信元の店舗に対応付けたメモ情報を、メモ管理情報に登録する操作である。つまり、店舗登録部328は、メモ管理部327によってメモ管理情報に登録されたメモ情報に対応付けられている店舗を、さらに行き先店舗リストに登録する。
そして、店舗登録部328は、行き先店舗指定操作によって指定された店舗の店舗IDを取得し、取得した店舗IDを行き先店舗リスト記憶部333が記憶する行き先店舗リストに登録する。
店舗登録部328は、店舗IDの取得にあたり、配信状況情報においてチラシ画像Pとして表示されている電子チラシの電子チラシIDを含む電子チラシ情報が対応付けられた店舗IDを検索する。店舗登録部328は、このように検索した店舗IDを取得すればよい。
つまり、ナビゲーション部329は、行き先店舗リストが示す行き先店舗として登録された店舗の店舗IDを取得する。ナビゲーション部329は、取得した店舗IDが示す店舗ごとの店舗案内画像上での位置を配信状況情報から取得する。ナビゲーション部329は、取得した店舗ごとの位置に基づいて、出発位置から各店舗を順次移動していく経路を探索する。
閲覧対象チラシリスト記憶部331は閲覧対象チラシリストを記憶する。
メモ管理情報記憶部332はメモ管理情報を記憶する。
行き先店舗リスト記憶部333は、行き先店舗リストを記憶する。
図9のフローチャートは、端末装置300がユーザの操作に応じて行き先店舗を登録するための処理手順例を示している。
端末装置300において、電子チラシ出力部326は、電子チラシの閲覧を指示する操作が操作部305に対して行われるのに応じて、チラシ画像Pを表示させる(ステップS101)。電子チラシの閲覧を指示する操作は、例えば図4(a)にて説明したように閲覧指示ボタンBT1に対する操作、もしくは、図4(b)にて説明したように1つのチラシ画像Pが表示されている状態において、他の電子チラシのチラシ画像Pの表示に移行させる操作である。
ここでの行き先店舗指定操作としての具体例は、前述したように、チラシ画像Pとともに表示されている行き先店舗登録ボタンBT2aに対する操作(図4(b)参照)、あるいは、メモ情報をメモ管理情報に登録する操作(図4(b)、図4(c)参照)である。
このように、チラシ画像Pが表示されている状態において、店舗登録部328は、行き先店舗指定操作が行われるのを待機し、電子チラシ出力部326は、チラシ画像Pの消去を指示する操作が行われるのを待機している。
そして、チラシ画像Pの消去を指示する操作が行われるのに応じて(ステップS104−YES)、電子チラシ出力部326は、これまで表示させていたチラシ画像Pを消去し、店舗案内画像の表示に変更する(ステップS105)。
店舗案内画像表示部323は、店舗案内画像の表示開始または店舗案内画像における地図画像をスクロールさせる操作が行われるのを待機している(ステップS201−NO)。そして、店舗案内画像の表示開始または地図画像のスクロールの操作が行われるのに応じて(ステップS201−YES)、地図情報取得部321は、地図サーバ200から地図情報を取得する(ステップS202)。
地図サーバ200から地図情報を取得するにあたり、地図情報取得部321は、前述のように基準位置の情報を含む地図情報要求を地図サーバ200に送信する。基準位置は、例えば、表示開始時であれば、予め登録された位置もしくは現在位置である。また、地図画面のスクロール操作が行われた場合は、スクロールに応じて更新された地図上での表示の中心位置であればよい。
地図サーバ200は、地図情報要求の受信に応答して、基準位置の情報が示す基準位置に対して一定範囲の地図情報を送信する。地図情報取得部321は、このように送信された地図情報を取得する。
配信状況情報の取得にあたり、配信状況情報取得部322は、配信状況情報要求を電子チラシ配信サーバ100に送信する。電子チラシ配信サーバ100は、配信状況情報要求の受信に応答して、現在における各店舗の電子チラシの配信状況を示す配信状況情報を送信する。送信された配信状況情報は、通信部301にて受信される。配信状況情報取得部322は、受信された配信状況情報を通信部301から取得する。
次に、店舗案内画像表示部323は、店舗案内画像の新規表示、もしくは、店舗案内画像の更新表示を実行する(ステップS205)。つまり、店舗案内画像表示部323は、ステップS202にて取得した地図情報により地図画像を表示させ、ステップS203にて取得した配信状況情報を利用して、地図画像上に店舗標示を表示させる。
つまり、店舗案内画像表示部323は、メモ情報が登録されている店舗についてはメモ登録店舗標示MK11を表示させる。また、店舗案内画像表示部323は、行き先店舗として登録されており、かつ、メモ情報が登録されていない店舗については行き先店舗標示MK12を表示させる。また、店舗案内画像表示部323は、行き先店舗として登録されていない店舗については標準の店舗標示MK1を表示させる。
次に、店舗案内画像表示部323は、処理対象の店舗が行き先店舗として登録されているか否かについて判定する(ステップS302)。このために、店舗案内画像表示部323は、行き先店舗リスト記憶部333が記憶する行き先店舗リストにおいて、処理対象の店舗の店舗IDが登録されているか否かについて判定すればよい。
一方、処理対象の店舗についてメモ情報がメモ管理情報に登録されていない場合(ステップS303−NO)、店舗案内画像表示部323は、行き先店舗標示MK12を地図画像上における処理対象の店舗の位置に対応させて表示する(ステップS305)。
未だ処理対象の店舗が残っている場合(ステップS307−NO)、店舗案内画像表示部323は、ステップS301に戻る。これにより、次の処理対象の店舗が処理対象として選択され、行き先店舗としての登録の有無とメモ情報の登録の有無とに応じた店舗標示の表示が行われる。
そして、全ての処理対象の店舗についての店舗標示の表示が完了すると(ステップS307−YES)、店舗案内画像における店舗標示の表示のための制御が終了する。
このように、図11に示す処理が実行されることで、図5(a)に例示したように、店舗標示MK1、メモ登録店舗標示MK11、行き先店舗標示MK12のいずれかによる表示区分が地図画像上で行われる。
経路探索を指示するための操作が行われるのに応じて(ステップS401−YES)、ナビゲーション部329は、行き先店舗リスト記憶部333が記憶する行き先店舗リストに登録されている店舗IDが示す店舗ごとの位置を、配信状況情報の店舗位置情報から取得する(ステップS402)。
次に、行き先店舗リスト記憶部333は、ステップS402により取得した店舗ごとの位置を利用して、各店舗を順次移動していくための経路探索を実行する(ステップS403)。そして、行き先店舗リスト記憶部333は、ステップS403にて探索した経路を、店舗案内画像としての地図画像上で表示する(ステップS404)。
この場合、端末装置300は、メモ情報の登録操作が行われるのに応じて、メモ情報を生成して電子チラシ配信サーバ100に送信する。電子チラシ配信サーバ100は、受信したメモ情報を対応のユーザのメモ管理情報に登録する。
また、端末装置300は、電子チラシ配信サーバ100から対応のユーザのメモ管理情報を取得し、取得したメモ管理情報を利用して店舗標示の態様の変更を行ったり、経路探索などを実行すればよい。
この場合、端末装置300は、行き先店舗を指定する操作に応じて、行き先店舗として指定された店舗の店舗IDを電子チラシ配信サーバ100に送信する。電子チラシ配信サーバ100は、受信した店舗IDを対応のユーザの行き先店舗リストに登録する。
端末装置300は、電子チラシ配信サーバ100から対応のユーザの行き先店舗リストを取得し、取得した行き先店舗リストを利用して店舗標示の態様の変や、経路探索などを実行すればよい。
200 地図サーバ
300 端末装置
301 通信部
302 制御部
303 記憶部
304 表示部
305 操作部
310 電子チラシ閲覧アプリケーション
321 地図情報取得部
322 配信状況情報取得部
323 店舗案内画像表示部
324 チラシサムネイル表示部
325 閲覧対象チラシ管理部
326 電子チラシ出力部
327 メモ管理部
328 店舗登録部
329 ナビゲーション部
331 閲覧対象チラシリスト記憶部
332 メモ管理情報記憶部
333 行き先店舗リスト記憶部
400 ネットワーク
Claims (4)
- ユーザが閲覧する電子チラシを出力する電子チラシ出力部と、
前記電子チラシ出力部によって出力された電子チラシの配信元の店舗を行き先として指定する操作に応じて、指定された店舗を行き先店舗リストに登録する店舗登録部と、
地図情報を利用して地図画像上に店舗の位置を示す店舗標示を配置した店舗案内画像を表示する店舗案内画像表示部と、
前記行き先店舗リストと前記地図情報とを利用して行き先店舗リストに登録された店を順次移動する経路を探索し、探索した経路を前記店舗案内画像において提示するナビゲーション部と
を備える電子チラシ閲覧装置。 - 前記電子チラシ出力部によって出力された閲覧対象の電子チラシに関連付けられた操作に応じて入力されるメモ内容と前記閲覧対象の電子チラシの配信元の店舗とを対応付けたメモ情報をメモ管理情報に登録するメモ管理部をさらに備え、
前記店舗登録部は、
前記メモ管理部によってメモ管理情報に登録されたメモ情報に対応付けられている店舗を、さらに行き先店舗リストに登録する
請求項1に記載の電子チラシ閲覧装置。 - ユーザが閲覧する電子チラシを出力する電子チラシ出力ステップと、
前記電子チラシ出力ステップによって出力された電子チラシの配信元の店舗を行き先として指定する操作に応じて、指定された店舗を行き先店舗リストに登録する店舗登録ステップと、
地図情報を利用して地図画像上に店舗の位置を示す店舗標示を配置した店舗案内画像を表示する店舗案内画像表示ステップと、
前記行き先店舗リストと前記地図情報とを利用して行き先店舗リストに登録された店を順次移動する経路を探索し、探索した経路を前記店舗案内画像において提示するナビゲーションステップと
を備える電子チラシ閲覧方法。 - コンピュータに、
ユーザが閲覧する電子チラシを出力する電子チラシ出力ステップと、
前記電子チラシ出力ステップによって出力された電子チラシの配信元の店舗を行き先として指定する操作に応じて、指定された店舗を行き先店舗リストに登録する店舗登録ステップと、
地図情報を利用して地図画像上に店舗の位置を示す店舗標示を配置した店舗案内画像を表示する店舗案内画像表示ステップと、
前記行き先店舗リストと前記地図情報とを利用して行き先店舗リストに登録された店を順次移動する経路を探索し、探索した経路を前記店舗案内画像において提示するナビゲーションステップと
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013070473A JP2014194638A (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 電子チラシ閲覧装置、電子チラシ閲覧方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013070473A JP2014194638A (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 電子チラシ閲覧装置、電子チラシ閲覧方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014194638A true JP2014194638A (ja) | 2014-10-09 |
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ID=51839857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013070473A Pending JP2014194638A (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 電子チラシ閲覧装置、電子チラシ閲覧方法及びプログラム |
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