JP2014192321A - 電子部品内蔵配線板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内蔵電子部品の低ESL化の要求に対して十分に対応できるようにした電子部品内蔵配線板を,その製造方法とともに提供すること。
【解決手段】キャビティ12が形成されているコア基板11と,キャビティ12に収容されている電子部品(MLCC)1とを有し,コア基板11および電子部品1の主表面上に,層間絶縁層と導体配線層とを有する上層部が形成されている電子部品内蔵配線板。ここで電子部品1は,主表面上にその互いに対辺である2辺にそれぞれ沿って設けられた,互いに絶縁された第1,第2の通電電極2,3を有している。また,第1,第2の通電電極2,3が沿っている辺と平行な方向におけるサイズLが,それらの辺に隣接する2辺と平行な方向のサイズWより長い形状のものである。さらに,層間絶縁層には,第1の通電電極と導体配線層とを接続する第1導体ビアと,第2の通電電極と導体配線層とを接続する第2導体ビアとが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は,コア基板のキャビティに電子部品が内蔵されており,それらの上に上層が積層されている電子部品内蔵配線板に関する。さらに詳細には,内蔵している電子部品が,例えば多層セラミックコンデンサ(MLCC)等の,互いに絶縁された一対の導体部分を持つものである電子部品内蔵配線板およびその製造方法に関するものである。
従来の電子部品内蔵配線板としては,特許文献1に記載されたものが挙げられる。同文献の例えば図5に記載された配線板は,「基板30」(コア基板)の「凹部30a」(キャビティ)に「チップコンデンサ20」(電子部品)を内蔵した電子部品内蔵配線板である。この種の電子部品内蔵配線板に内蔵される電子部品の例としては,例えば,特許文献2に記載された積層セラミックコンデンサが挙げられる。
特開2001−284824号公報 特開2009−173473号公報
しかしながら近年では,機器サイズのコンパクト化が非常に進展しており,それとともに動作速度の高速化も高レベルで求められるようになってきている。ここで動作の高速化に対して障害要因となるのが内蔵する電子部品に寄生するESL(有効直列インダクタンス)である。このため,内蔵電子部品のESLを低減する必要がある。そのためには,コンデンサの両電極端子間の距離を今まで以上に近接させる必要がある。しかし,従来の電子部品では,角形矩形形状の長辺方向の両端に両電極端子が配置されていたため,このような低ESL化の要求に対しては不十分であった。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,内蔵電子部品の低ESL化の要求に対して十分に対応できるようにした電子部品内蔵配線板を,その製造方法とともに提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の電子部品内蔵配線板は,キャビティが形成されているコア基板と,キャビティに収容されている電子部品とを有し,コア基板および電子部品の主表面上に,層間絶縁層と導体配線層とを有する上層部が形成されているものであって,電子部品は,主表面上にその互いに対辺である2辺にそれぞれ沿って設けられた,互いに絶縁された第1および第2の通電電極を有するとともに,第1および第2の通電電極が沿っている辺と平行な方向におけるサイズLが,それらの辺に隣接する2辺と平行な方向のサイズWより長い形状のものであり,層間絶縁層に,第1の通電電極と前記導体配線層とを接続する第1導体ビアと,第2の通電電極と前記導体配線層とを接続する第2導体ビアとが形成されているものである。
この電子部品内蔵配線板では,内蔵する電子部品として,サイズLがサイズWより長い縦長形のものを用いている。そしてその縦長形の電子部品を,コア基板の板面上に搭載するのではなくキャビティ内に収容している。さらに上層部に,層間絶縁層を貫通して導体配線層から電子部品の通電電極に接続する導体ビアを設けている。これにより,電子部品への導電経路の寄生インダクタンスを低下させ,縦長形の電子部品自体の低ESL性を有効に活かした電子部品内蔵配線板となっている。
本発明の電子部品内蔵配線板では,第1および第2導体ビアがそれぞれ複数箇所に形成されており,サイズLの辺と平行な方向におけるそれらの導体ビア間の距離が50μm以上400μm以下の範囲内にあることが望ましい。複数の第1および第2導体ビアをこのように配置することで,電子部品への導電経路の寄生インダクタンスをより低下させることができる。
この場合にさらに,複数箇所の第1および第2導体ビアのうち,それぞれの中でサイズLの辺と平行な方向に外側に位置するものほど,ビア深さが深いことが望ましい。これにより,通電電極が長い縦長形の電子部品に対して複数理導体ビアを設けていても,上層の平坦性が確保される。このため,上層部の多層化がしやすい。
あるいはこの場合に,複数箇所の第1および第2導体ビアのうちそれぞれの最遠のもの同士の間の前記サイズLの辺と平行な方向における距離が,サイズLの0.1倍以上0.8倍以下の範囲内にあることが望ましい。電子部品への導電経路の寄生インダクタンスをより低下させつつ,導体ビアのサイズLの方向への座切れを防止できる。
本発明は,第1および第2の通電電極における互いに向き合う側の辺が,中央部ほど互いに近接する向きに張り出す湾曲形状になっているものにおいて特に有意義である。通電電極が長い縦長形の電子部品では概してこうなりがちである。しかしそれでも,本発明を適用することにより,ESLの低い電子部品内蔵配線板とすることができる。
本発明ではまた,第1導体ビアと第2導体ビアとの間の,サイズWの辺と平行な方向における間隔が,サイズWの0.5倍以上0.8倍以下の範囲内にあることが望ましい。このようにすることにより,導体ビアのサイズWの方向への座切れを防止しつつ,極限までESLを低下させた電子部品内蔵配線板とすることができる。
本発明ではまた,電子部品の主表面のうち第1および第2の通電電極によって占められている面積が,主表面の全面積に対して0.5倍以上0.95倍以下の範囲内にあることが望ましい。このような電子部品は,両通電電極間の短絡が防止されつつ,電子部品自体としてのESLも低いため,本発明の電子部品内蔵配線板に用いるのに適している。
本発明ではまた,層間絶縁層の樹脂が,電子部品の主表面における第1および第2の通電電極の間の隙間を充填しているとともに,直径5μm以下の無機フィラーを含んでいることが望ましい。充填樹脂に含まれる無機フィラーがこのように小径であることにより,通電電極間の隙間にも確実にフィラーが入り込み,通電電極間の絶縁が確実である,という利点がある。また,通電電極間の隙間に確実にフィラーが入り込むことによって,電子部品の通電電極間のセラミック本体とフィラー入り充填樹脂との熱膨張率のミスマッチが小さくなる。これにより,セラミック本体とフィラー入り充填樹脂間の熱膨張率のミスマッチによる剥離を抑制できる。
本発明ではまた,第1導体ビアのサイズLの辺のうち近い方からの垂線上の距離の,第1の通電電極の当該垂線上での幅に対する比が,0.2以上0.8以下の範囲内にあることが望ましい。むろん,第2導体ビアについても同様である。導体ビアがこのような位置に形成されていることにより,導体ビアの形成位置が通電電極からサイズWの辺と平行な方向にはみ出るおそれがない。
本発明はまた,第1導体ビアおよび前記第2導体ビアが,スタックビアである場合に特に有意義である。スタックビアを有する導電経路のESLは大きくなりがちであるため,本発明の適用により,その弊害を抑制できるからである。
本発明ではまた,第1導体ビアおよび第2導体ビアをそれぞれ表裏両面に設けるとともに,これらの第1導体ビアおよび第2導体ビアをフィルドビアであることとすることもできる。
本発明ではあるいは,第1導体ビアおよび第2導体ビアがそれぞれ表裏両面に設けられており,表裏の第1導体ビア間の位置ずれおよび表裏の前記第2導体ビア間の位置ずれがいずれも,30μmを超えないこととすることもできる。
本発明はまた,電子部品として,主表面上にその互いに対辺である2辺にそれぞれ沿って設けられた,互いに絶縁された第1および第2の通電電極を有するとともに,第1および第2の通電電極が沿っている辺と平行な方向におけるサイズLが,それらの辺に隣接する2辺と平行な方向のサイズWより長い形状であるものを用い,層間絶縁層に,第1の通電電極と導体配線層とを接続する第1導体ビアと,第2の通電電極と導体配線層とを接続する第2導体ビアとを,それぞれ複数箇所に,サイズLの辺と平行な方向におけるそれらの導体ビア間の距離を50μm以上400μm以下の範囲内として形成することによる,キャビティが形成されているコア基板のキャビティに電子部品を収容しており,コア基板および電子部品の主表面上に,層間絶縁層と導体配線層とを有する上層部が形成された,電子部品内蔵配線板を製造する方法をも対象とする。
本発明によれば,内蔵電子部品の低ESL化の要求に対して十分に対応できるようにした電子部品内蔵配線板が,その製造方法とともに提供されている。
本形態で使用する電子部品の平面図である。 本形態に係る電子部品内蔵配線板の構造を示す断面図である。 本形態に係る電子部品内蔵配線板の構造を示す平面断面図である。 本形態で使用する電子部品の通電電極の幅を説明する平面図である。 本形態に係る電子部品内蔵配線板の効果を説明するためのグラフである。 本形態に係る電子部品内蔵配線板の製造過程を示す断面図である。 本形態の変形例に係る電子部品内蔵配線板の構造を示す断面図である。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態に係る電子部品内蔵配線板は,モバイル機器への搭載を主たる用途とする薄型のものである。まず,本形態の電子部品内蔵配線板に内蔵される電子部品について説明する。本形態で多層配線板の内蔵部品として使用する電子部品1は,図1の平面図に示すように,長方形の平板形のものである。図1に見えているのは電子部品1の6面のうち最大面積の2面の一方であり,この面およびその裏面を電子部品1の主面という。
電子部品1の主面には,第1通電電極2と,第2通電電極3とが設けられている。第1通電電極2と第2通電電極3とは,導通していない。第1通電電極2および第2通電電極3は,銅めっき層により形成されている。第1通電電極2と,第2通電電極3との間の部分は,絶縁部19である。電子部品1は,例えばMLCC(積層セラミックコンデンサ,multy-layer ceramic capacitor)である。以下ではこれを,MLCC1という。
MLCC1の主面中に第1通電電極2および第2通電電極3が占める面積比率は,0.5〜0.95の範囲内である。通電電極の面積比率が小さすぎると,電極同士が遠く,電子部品1のESLが大きめとなる。通電電極の面積比率が大さすぎると,電極同士の短絡のおそれがある。図1のMLCC1では,通電電極の面積比率が適切であるので,ESLは低く,かつ,電極同士の短絡のおそれはない。
本形態で使用するMLCC1では,第1通電電極2が,主面の長辺4に沿って設けられている。そして第2通電電極3も,主面の長辺5に沿って設けられている。第1通電電極2および第2通電電極3は,図1に見えている面の裏面にもわたって設けられている。すなわち,図1中で第1通電電極2,第2通電電極3が占めている範囲の裏面における同じ位置にも同じ形状の第1通電電極2,第2通電電極3が存在する。表裏面の第1通電電極2同士は,長辺4の端面,および短辺6,7の端面のうち長辺4寄りの部分を介して繋がっている。同様に表裏面の第2通電電極3同士も,長辺5の端面,および短辺6,7の端面のうち長辺5寄りの部分を介して繋がっている。
長辺4と長辺5とは,MLCC1の主面における対辺である。MLCC1の長辺4,5のサイズLは当然,短辺6,7のサイズWより長い(L>W,縦長)。MLCC1は,上記のように長辺側に通電電極を配した縦横比を取ることにより,寄生するESLの低減を図った低ESL型の電子部品である。長辺サイズLは,0.8〜1.2mmの範囲内である。短辺サイズWは,0.5〜0.7mmの範囲内である。MLCC1の厚さは,140〜200μmの範囲内である。また,第1通電電極2,第2通電電極3の互いに対向する辺8,9は,中央ほど互いに近接する湾曲形状をなしている。なお,図1中の辺8,9は湾曲形状,理解の容易のため,実際よりもかなり誇張して描かれている。
上記のMLCC1を内蔵する電子部品内蔵配線板10の断面図を図2に示す。図2に示されるように,電子部品内蔵配線板10の板厚方向中央には,コア基板11が存在している。コア基板11には,貫通孔であるキャビティ12が形成されている。MLCC1は,キャビティ12の中に内蔵されている。図2に現れているMLCC1は,図1中のA−A箇所の断面である。コア基板11のキャビティ12にMLCC1が内蔵されている状態では,コア基板11の最大面積の面とMLCC1の最大面積の面とが平行である。つまり主面同士が平行である。
電子部品内蔵配線板10ではさらに,コア基板11およびMLCC1の主面を覆って,上層部13が設けられている。上層部13は,コア基板11およびMLCC1の表裏両面に対して設けられている。上層部13は,絶縁層14と配線層15とを積層してなるものである。絶縁層14は,樹脂で構成されており,配線層15同士,または配線層15とMLCC1とを絶縁する層間絶縁層である。配線層15は,導体で形成された配線パターンを構成する層である。図2の例では,コア基板11の両面上にそれぞれ,絶縁層14と配線層15とが2層ずつ積層されている。これらの絶縁層14のうち,コア基板11の両面の直上のものは,樹脂中に直径5μm以下の無機フィラーを含んでいる。さらに最外層に保護絶縁層16が設けられている。
図2では,MLCC1の内部構造を省略して描いている。一方,MLCC1の表面に存在する第1通電電極2(第2通電電極3でも同じ)は省略せずに図2中に示している。ただし図2中の第1通電電極2は,理解のしやすさのため,厚さ,形状ともに,実際よりも誇張して描かれている。MLCC1の主面上の第1通電電極2は,厚さが完全に均一な訳ではない。端の方ほど薄く中央ほど厚い。むろんこのことは,第2通電電極3でも同様である。これは,めっきにより第1通電電極2,第2通電電極3を形成する上で必然的に生じる結果である。
図2の電子部品内蔵配線板10中の上層部13には,ビア17が形成されている。ビア17は,絶縁層14を貫通して設けられている。ビア17は,MLCC1の第1通電電極2(第2通電電極3)と上層部13中の配線層15とを導体により接続する構造部分である。もしくは,上層部13中の配線層15同士を接続するものである。図2の例では,MLCC1の表裏の第1通電電極2とその直上の配線層15との間に3つのビア17が設けられている。これら3つのビア17は互いに並列の関係にある。そして,これら3つのビア17の直上の位置にそれぞれ,上層のビア17が設けられている。これら3つのビア17は互いに並列の関係にある。そして電子部品内蔵配線板10の表面には,保護絶縁層16を貫通して対外パッド18が設けられている。つまり,対外パッド18と第1通電電極2との間が,片面当たり3列のスタックビアにより接続されている。
ここで,第1通電電極2の直上の3つのビア17に着目すると,これら3つのビア17は,その深さが同一な訳ではない。図2中央のビア17の深さH2が最も浅く,その両側のビア17の深さH1,H3は,深さH2より深い。これは,前述の第1通電電極2の厚さの不均一に対応するものである。これにより,上層部13の各配線層15が平坦に形成されている。
続いて,電子部品内蔵配線板10におけるビア17の板面内の配置について,平面図によりさらに説明する。図3に,電子部品内蔵配線板10の平面断面図を示す。この図は,図2中に矢印Bで示すレベルにおける平面での断面図である。図3では,絶縁層14の樹脂は透明なものとみなしている。また,コア基板11は,実際には図3中に現れているよりも四方に広がっている。さらに,図2ではビア17の片面当たりの並列数を3としたが,図3では4としている。これは,ビア17の個数は本質的なことではないからである。また,図3から明らかなように,第1通電電極2ばかりでなく第2通電電極3に対しても同様にビア17が設けられている。
なお図3にも現れているように,第1通電電極2と第2通電電極3との間には隙間がある。コア基板11の直上の絶縁層14の樹脂は,この両通電電極間の隙間にも入り込んで隙間を充填している。そして樹脂中に含まれる無機フィラーも,この隙間の領域に確実に入り込んでいる。前述のように無機フィラーが小径だからである。このため,両通電電極間の絶縁が確実である。また,通電電極間の隙間へのフィラーの入り込みによって,電子部品の通電電極間のセラミック本体とフィラー入り充填樹脂との熱膨張率のミスマッチが小さくなっている。これにより,セラミック本体とフィラー入り充填樹脂間が,熱膨張率のミスマッチにより剥離することがほとんどない。
本形態の電子部品内蔵配線板10では,第1通電電極2に対して設けられている4つのビア17のうち最遠の2つの間の,MLCC1の長辺方向における距離Cは,MLCC1の長辺サイズLに対して,0.1〜0.8倍の範囲内にある。距離Cが長辺サイズLに対して小さすぎると,対外パッド18からビア17を介してMLCC1の内部導体に至る導電経路の寄生インダクタンスが大きい。このためMLCC1の低ESLという特性を活かすことができない。逆に距離Cが長辺サイズLに対して大きすぎると,端のビア17の座切れを生じさせないための位置合わせの要求精度が高いものとなる。
図3では,MLCC1の長辺と平行な方向におけるビア17間の間隔を「P」で表している。以下これをビア間距離Pという。ビア間距離Pは,50〜400μmの範囲内にある。ビア間距離Pが大きすぎると,それも導電経路の寄生インダクタンスが大きいことを意味する。ビア間距離Pが小さすぎると,ビア17の個数が多くて加工上の負担が大きい。
電子部品内蔵配線板10ではまた,ビア17の,MLCC1の短辺方向における位置についても条件が設定されている。その条件は2つある。
第1の条件は,第1通電電極2に対するビア17と第2通電電極3に対するビア17との間の,MLCC1の短辺方向における距離Dに関する条件である。すなわち,距離Dが,MLCC1の短辺サイズWに対して,0.5〜0.8倍の範囲内にある,というのが第1の条件である。距離Dが短辺サイズWに対して大きすぎると,対外パッド18からビア17を介してMLCC1の内部導体に至る導電経路の寄生インダクタンスが大きい。このためMLCC1の低ESLという特性を活かすことができない。逆に距離Dが短辺サイズWに対して小さすぎると,ビア17の端が第1通電電極2または第2通電電極3からはみ出る座切れを生じるおそれがある。特に,MLCC1の長辺方向に対して端の方にあるビア17ではその可能性が高い。第1通電電極2,第2通電電極3の辺8,9の湾曲形状による。
第2の条件は,ビア17の,近い方の長辺からの垂線上の距離に関する条件である。すなわち第2の条件では,第1通電電極2に対するビア17の長辺4からの垂線上の距離E,第2通電電極3に対するビア17の長辺5からの垂線上の距離Eを問題とする。すなわち,距離Eが,第1通電電極2,第2通電電極3の,MLCC1の短辺方向における幅Fに対して,0.2〜0.8倍の範囲内にある,というのが第2の条件である。ビア17の短辺方向位置が,第1通電電極2,第2通電電極3のその場所における幅に対して中心からあまり外れていると,ビア17の座切れを生じさせないための位置合わせの要求精度が高いものとなるからである。
ここで第1通電電極2(第2通電電極3も同じ)は,図4に示すように,その長辺方向位置により様々な幅f1〜f11を持つ。辺8,9の前述の湾曲形状のためである。第2の条件でいう幅Fというのは,最大幅(長辺方向中央,図4ではf6)とは限らない。また,最小幅(長辺方向両端,図4ではf1,f11)でもない。幅Fは,着目しているビア17が存在している長辺方向位置における幅である。つまり,長辺4に対する,着目しているビア17を通る当該垂線上での幅である。なお図4では,第1通電電極2にのみ幅の記号を示しているが,第2通電電極3でも同じであることはいうまでもない。また,距離Eは,すべてのビア17について同じでもよいし,同じでなくてもよい。
次に,本形態の電子部品内蔵配線板10におけるインピーダンスを評価したのでその結果を説明する。この評価では,次の3通りの試験体を評価対象とした。ここで従来型のMLCCとは,図1のMLCC1とはサイズL,Wの長短が逆(L<W,横長)となっているMLCCのことである。
(本形態)前述の電子部品内蔵配線板10
(比較例1)図1のMLCC1の替わりに従来型のMLCCを内蔵した電子部品内蔵配線板
(比較例2)従来型のMLCCを,内蔵するのではなく,板面上に搭載した電子部品搭載配線板
本形態におけるこの評価では,図2中の対外パッド18からMLCC1の内部に至る導電経路の,動作周波数ごとのインピーダンスをコンピュータシミュレーションにより算出した。比較例1でも同様のシミュレーションを行った。比較例2でも,対応する箇所における同様のシミュレーションを行った。結果を図5のグラフに示す。図5のグラフでは,縦軸がインピーダンスで横軸が動作周波数である。
図5のグラフ中,重要なのは,多層配線板を機器に搭載した状態での動作周波数およびその近辺である0.01〜1GHzの周波数帯である。この周波数帯の範囲内での3者のインピーダンスを比較すると,次のことが分かる。
1.比較例1のものは比較例2のものよりも,約50%程度低いインピーダンスを示している。これは,MLCCの搭載位置を板面上から板内に変更したことによる効果であると考えられる。
2.本形態のものは,比較例1のものよりもさらに30%程度低いインピーダンスを示している。これには,MLCCを横長形のものから縦長形のものに変更したことによる,MLCC自体のインダクタンス低減効果が大きく効いていると考えられる。このような高周波帯でのインピーダンスには主として,対象とする導電経路のインダクタンスが寄与するからである。
図5のシミュレーション結果で特に動作周波数1GHzに着目すると,3者のインピーダンスの数値は次の通りである。
(本形態) 1.7Ω
(比較例1)2.4Ω
(比較例2)4.9Ω
これより,本形態の電子部品内蔵配線板10では,比較例1との比較で約30%ダウン,比較例2との比較では実に約3分の1という,顕著なインピーダンス低減が達成されていることが分かる。これにより,本形態の電子部品内蔵配線板10は,高周波帯での動作時における電力ロスの低下が図られた製品であると言える。
次に,本形態の電子部品内蔵配線板10の製造過程を簡単に説明する。本形態の電子部品内蔵配線板10の製造過程では,まず,キャビティ12が形成されたコア基板11を用意する。また,図1に示した縦長形のMLCC1を用意する。そして,図6に示すようにコア基板11のキャビティ12にMLCC1を収納する。その後に図2に示した上層部13やビア17等を形成する。具体的には,例えば,コア基板11の片面に粘着テープを貼っておいて,その反対側からキャビティ12にMLCC1を挿入すればよい。そして粘着テープの反対側の主面上に上層部13の第1層を形成するのである。それから粘着テープを除去してそこにも上層部13の第1層を形成するのである。その後に仕様に応じてビア17の形成や上層部13の積み重ねを行えばよい。
なお,本発明は,図7に示す電子部品内蔵配線板20にも適用可能である。図7の断面図中には,MLCC1の,図1中水平方向の断面が現れている。図7の電子部品内蔵配線板20では,MLCC1の第1通電電極2,第2通電電極3のそれぞれに対して表裏両面に,フィルドビアであるビア27が設けられている。なお図7では,第1通電電極2,第2通電電極3について,図2に示した厚さの不均一を無視して,あたかも均一な厚さであるように描いている。また,図7では,表裏のビア27間の板面方向内での位置ずれGは,いずれのビア27についても,高々30μmである。このため,表裏のビア27の存在により電子部品内蔵配線板20に発生する応力が小さい。表裏のビア27で応力が逆向きなので打ち消し合うからである。また,表裏のビア27が直線的に配置されていることにより,配線抵抗が小さい等,電気的特性にも優れる。
以上詳細に説明したように本実施の形態によれば,コア基板11に内蔵する電子部品として,図1に示した縦長形のMLCC1を用いている。そして,縦長形のMLCC1の第1通電電極2,第2通電電極3に対しそれぞれ複数箇所にビア17を設けるとともに,ビア17の配置により,導電経路の寄生インダクタンスを小さく抑えている。これにより,縦長形のMLCC1の低ESL特性を活かして,高周波動作時の電力ロスを抑えた電子部品内蔵配線板10が,その製造方法とともに実現されている。特に,ビア17がスタックビアである場合には導電経路の寄生インダクタンスが大きくなりがちであるが,本形態のようにすることでその弊害を除去できる。
また,ビアの縦方向および横方向における位置が,適切な範囲内に定められているので,座切れ等の不具合が生じていることもない。また,ビア17の深さを,その長手方向位置によって異なることとすることで,上層部13のフラット性を確保している。縦長形のMLCC1では第1通電電極2,第2通電電極3自体の長さが長く,その厚みの不均一も必ずしも無視できないため,このことの意義は大きい。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,本実施の形態では,コア基板11のキャビティ12を貫通孔としたが,有底穴状のキャビティを有するコア基板を用いることもできる。また,ビア17を両面に設けるのではなく片面にのみ設ける構成とすることもできる。また,本実施の形態では,ビア17の個数は限定されない旨を述べたが,対外パッド18の個数や上層部13の層数についても特段の限定はない。
1 MLCC(電子部品)
2,3 MLCCの通電電極
4,5 MLCCの長辺
6,7 MLCCの短辺
11 コア基板
12 キャビティ
13 上層部
14 絶縁層
15 配線層
17 ビア

Claims (13)

  1. キャビティが形成されているコア基板と,
    前記キャビティに収容されている電子部品とを有し,
    前記コア基板および前記電子部品の主表面上に,層間絶縁層と導体配線層とを有する上層部が形成されている電子部品内蔵配線板において,
    前記電子部品は,
    主表面上にその互いに対辺である2辺にそれぞれ沿って設けられた,互いに絶縁された第1および第2の通電電極を有するとともに,
    前記第1および第2の通電電極が沿っている辺と平行な方向におけるサイズLが,それらの辺に隣接する2辺と平行な方向のサイズWより長い形状のものであり,
    前記層間絶縁層に,
    前記第1の通電電極と前記導体配線層とを接続する第1導体ビアと,
    前記第2の通電電極と前記導体配線層とを接続する第2導体ビアとが形成されていることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  2. 請求項1に記載の電子部品内蔵配線板において,
    前記第1および第2導体ビアがそれぞれ複数箇所に形成されており,
    前記サイズLの辺と平行な方向におけるそれらの導体ビア間の距離が50μm以上400μm以下の範囲内にあることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  3. 請求項2に記載の電子部品内蔵配線板において,
    複数箇所の前記第1および第2導体ビアのうち,それぞれの中で前記サイズLの辺と平行な方向に外側に位置するものほど,ビア深さが深いことを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電子部品内蔵配線板において,
    複数箇所の前記第1および第2導体ビアのうちそれぞれの最遠のもの同士の間の前記サイズLの辺と平行な方向における距離が,前記サイズLの0.1倍以上0.8倍以下の範囲内にあることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の電子部品内蔵配線板において,
    前記第1および第2の通電電極における互いに向き合う側の辺が,中央部ほど互いに近接する向きに張り出す湾曲形状になっていることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の電子部品内蔵配線板において,
    前記第1導体ビアと前記第2導体ビアとの間の,前記サイズWの辺と平行な方向における間隔が,前記サイズWの0.5倍以上0.8倍以下の範囲内にあることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1つに記載の電子部品内蔵配線板において,
    前記電子部品の主表面のうち前記第1および第2の通電電極によって占められている面積が,主表面の全面積に対して0.5倍以上0.95倍以下の範囲内にあることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1つに記載の電子部品内蔵配線板において,前記層間絶縁層の樹脂が,
    前記電子部品の主表面における前記第1および第2の通電電極の間の隙間を充填しているとともに,
    直径5μm以下の無機フィラーを含んでいることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1つに記載の電子部品内蔵配線板において,
    前記第1導体ビアの前記サイズLの辺のうち近い方からの垂線上の距離の,前記第1の通電電極の当該垂線上での幅に対する比と,
    前記第2導体ビアの前記サイズLの辺のうち近い方からの垂線上の距離の,前記第2の通電電極の当該垂線上での幅に対する比とがいずれも,
    0.2以上0.8以下の範囲内にあることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1つに記載の電子部品内蔵配線板において,
    前記第1導体ビアおよび前記第2導体ビアが,スタックビアであることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1つに記載の電子部品内蔵配線板において,
    前記第1導体ビアおよび第2導体ビアがそれぞれ表裏両面に設けられており,
    これらの前記第1導体ビアおよび前記第2導体ビアがフィルドビアであることを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか1つに記載の電子部品内蔵配線板において,
    前記第1導体ビアおよび第2導体ビアがそれぞれ表裏両面に設けられており,
    表裏の前記第1導体ビア間の位置ずれおよび表裏の前記第2導体ビア間の位置ずれがいずれも,30μmを超えないことを特徴とする電子部品内蔵配線板。
  13. キャビティが形成されているコア基板の前記キャビティに電子部品を収容し,
    前記コア基板および前記電子部品の主表面上に,層間絶縁層と導体配線層とを有する上層部を形成する,電子部品内蔵配線板の製造方法において,
    前記電子部品として,
    主表面上にその互いに対辺である2辺にそれぞれ沿って設けられた,互いに絶縁された第1および第2の通電電極を有するとともに,
    前記第1および第2の通電電極が沿っている辺と平行な方向におけるサイズLが,それらの辺に隣接する2辺と平行な方向のサイズWより長い形状であるものを用い,
    前記層間絶縁層に,
    前記第1の通電電極と前記導体配線層とを接続する第1導体ビアと,
    前記第2の通電電極と前記導体配線層とを接続する第2導体ビアとを,
    それぞれ複数箇所に,
    前記サイズLの辺と平行な方向におけるそれらの導体ビア間の距離を50μm以上400μm以下の範囲内として形成することを特徴とする電子部品内蔵配線板の製造方法。
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