JP2014191883A - Lanケーブル - Google Patents

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Isao Matsuoka
松岡  功
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Abstract

【課題】繰り返し曲げを受けても長期に亘って規格特性を満足することが可能な耐屈曲性に優れたLANケーブルを提供する。
【解決手段】複数のツイストペアケーブル11を撚り合わせた多芯ケーブル12と、多芯ケーブル12の周囲に形成されたテープ層13と、を備え、ツイストペアケーブル11は、最外に被覆層16を有するLANケーブル10である。テープ層13の周囲に形成されたシールド層14と、シールド層14の周囲に形成されたシース層15と、を更に備えると良い。被覆層16は、フッ素樹脂で形成されると良い。テープ層13は、フッ素樹脂テープを巻き付けて形成されると良い。テープ層13は、多層構造であると良い。被覆層16とテープ層13の表面の摩擦係数が0.1以下であると良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動部用配線として用いられるLANケーブルに関する。
LAN(Local Area Network)ケーブルは、オフィス内のサーバ、スイッチ、又はパーソナルコンピュータ等の機器間接続に広く用いられているが、近年、イーサネットの高速化・高性能化に伴いLANケーブルの要求特性が高くなってきている。
図2に示すように、カテゴリ6Aの規格特性を満足するLANケーブル20としては、異形介在21に沿って複数のツイストペアケーブル22を縦添えすることで、複数のツイストペアケーブル22を離間させてケーブル間クロストークを防止する技術を応用したものが考えられる(例えば、特許文献1から4参照)。
特開平11−283449号公報 特開2006−294590号公報 特開2009−277592号公報 特開2011−198634号公報
ところで、近年、イーサネットが工場内配線等の産業系配線にまで普及してきており、可動部用配線として繰り返し曲げに対応したLANケーブルの提供が望まれている。
しかしながら、前述したLANケーブル20では、繰り返し曲げに起因する応力で異形介在21が劣化(変形)し易いため、可動部用配線として長期に亘って使用されると異形介在21の劣化により複数のツイストペアケーブル22を十分に離間させることができなくなり、ケーブル間クロストークが増加する虞がある。
そこで、本発明の目的は、繰り返し曲げを受けても長期に亘って規格特性を満足することが可能な耐屈曲性に優れたLANケーブルを提供することにある。
この目的を達成するために創案された本発明は、複数のツイストペアケーブルを撚り合わせた多芯ケーブルと、前記多芯ケーブルの周囲に形成されたテープ層と、を備え、前記ツイストペアケーブルは、最外に被覆層を有するLANケーブルである。
前記テープ層の周囲に形成されたシールド層と、前記シールド層の周囲に形成されたシース層と、を更に備えると良い。
前記被覆層は、フッ素樹脂で形成されると良い。
前記テープ層は、フッ素樹脂テープを巻き付けて形成されると良い。
前記テープ層は、多層構造であると良い。
前記被覆層と前記テープ層の摩擦係数が0.1以下であると良い。
本発明によれば、繰り返し曲げを受けても長期に亘って規格特性を満足することが可能な耐屈曲性に優れたLANケーブルを提供することができる。
本発明に係るLANケーブルを示す断面図である。 従来技術を応用したLANケーブルを示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るLANケーブル10は、複数のツイストペアケーブル11を撚り合わせた多芯ケーブル12と、多芯ケーブル12の周囲に形成されたテープ層13と、テープ層13の周囲に形成されたシールド層14と、シールド層14の周囲に形成されたシース層15と、を備え、ツイストペアケーブル11は、最外に被覆層16を有することを特徴とする。
このLANケーブル10は、イーサネットの高速化・高性能化に対応するためにカテゴリ6Aの規格特性を満足するものである。
ツイストペアケーブル11は、2本の絶縁電線17と、対撚りされた2本の絶縁電線17の周囲に形成された被覆層16と、を備える。
絶縁電線17は、導体18と、導体18の周囲に形成された絶縁層19と、を備える。
導体18は、電気信号の伝送特性に優れた銅やアルミニウム等の高導電性材料で形成される。
絶縁層19は、2本の絶縁電線17の絶縁を十分に確保することができ、絶縁電線17の耐屈曲性や可撓性を低下させないような絶縁性樹脂材料で形成される。
被覆層16は、複数のツイストペアケーブル11を離間させるスペーサの役割を有するものである。この被覆層16は、ツイストペアケーブル11の表面の滑りを向上させる観点から、低摩擦係数(例えば、0.04)のフッ素樹脂を用いて押出被覆で形成されるか、又はこのフッ素樹脂からなるテープを巻き付けて形成されることが好ましい。
多芯ケーブル12は、複数のツイストペアケーブル11を撚り合わせたものであるため、複数のツイストペアケーブル11を縦添えしたものに比べて、LANケーブル10の屈曲時に加えられる応力を効率良く分散させることができる。
テープ層13は、多芯ケーブル12とシールド層14との間の滑りを向上させる観点から、フッ素樹脂テープ(例えば、厚さ0.2mm)を巻き付けて形成されることが好ましい。
また、テープ層13は、多芯ケーブル12の表面の凹凸を軽減する観点から、多層構造であることが好ましい。
多芯ケーブル12の表面の凹凸を軽減することで、多芯ケーブル12とシールド層14との間で摩擦抵抗を低減することができ、両者間の滑りを更に向上させることが可能である。
但し、テープ層13を厚くし過ぎると、ケーブル外径が大きくなってしまうため、要求される性能に応じて耐屈曲性とケーブル外径とのバランスを調整すると良い。
なお、滑りを十分に向上させる観点から、被覆層16とテープ層13の摩擦係数が0.1以下であることが好ましい。
シールド層14は、複数の素線を編み込んだ編組シールドで形成される。編組シールドは、金属箔シールドに比べて耐屈曲性や可撓性に優れる。
シース層15は、RoHS指令に対応するために鉛フリーポリ塩化ビニルで形成される。
これまで説明してきたように、本実施の形態に係るLANケーブル10では、被覆層16を低摩擦係数のフッ素樹脂で形成しているため、複数のツイストペアケーブル11が互いに滑り易く、LANケーブル10の屈曲時にツイストペアケーブル11に加えられる応力を効率良く分散させることができる。
更に、多芯ケーブル12とシールド層14との間に低摩擦係数のフッ素樹脂テープで形成されたテープ層13が存在するため、多芯ケーブル12とシールド層14とが互いに滑り易く、LANケーブル10の屈曲時に多芯ケーブル12に加えられる応力を効率良く分散させることができる。
これらの理由から、LANケーブル10では、繰り返し曲げに起因する応力が被覆層16に与える影響は極めて少なく、繰り返し曲げで被覆層16が劣化することは殆ど無いため、複数のツイストペアケーブル11の間隔を長期に亘って維持することが可能である。
このように、LANケーブル10では、異形介在に代えて被覆層16によって複数のツイストペアケーブル11を離間させているため、繰り返し曲げに起因する応力で複数のツイストペアケーブル11の間隔が狭まり難く、繰り返し曲げを受けてもカテゴリ6Aの規格特性を満足することができる。
以上の通り、本発明によれば、繰り返し曲げを受けても長期に亘って規格特性を満足することが可能な耐屈曲性に優れたLANケーブル10を提供することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものでは無く、本発明の範囲を逸脱しない程度に種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施の形態に係るLANケーブル10では、テープ層13をフッ素樹脂テープで形成したが、摩擦係数が0.1以下の紙テープやポリエチレンテープ等で形成しても構わない。
10 LANケーブル
11 ツイストペアケーブル
12 多芯ケーブル
13 テープ層
14 シールド層
15 シース層
16 被覆層
17 絶縁電線
18 導体
19 絶縁層

Claims (6)

  1. 複数のツイストペアケーブルを撚り合わせた多芯ケーブルと、
    前記多芯ケーブルの周囲に形成されたテープ層と、
    を備え、
    前記ツイストペアケーブルは、最外に被覆層を有することを特徴とするLANケーブル。
  2. 前記テープ層の周囲に形成されたシールド層と、
    前記シールド層の周囲に形成されたシース層と、
    を更に備える請求項1に記載のLANケーブル。
  3. 前記被覆層は、フッ素樹脂で形成される請求項1又は2に記載のLANケーブル。
  4. 前記テープ層は、フッ素樹脂テープを巻き付けて形成される請求項1から3の何れか一項に記載のLANケーブル。
  5. 前記テープ層は、多層構造である請求項1から4の何れか一項に記載のLANケーブル。
  6. 前記被覆層と前記テープ層の表面の摩擦係数が0.1以下である請求項1から5の何れか一項に記載のLANケーブル。
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