JP2014191125A - 帯電装置、組立体および画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、組立体および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】帯電部材の清掃部材の清掃性能が向上し、帯電部材の寿命が延びた帯電装置、組立体および画像形成装置を提供する。
【解決手段】帯電部材20の半径Rを、清掃部材64の半径rより小さくしたことにより、帯電部材20の半径Rを清掃部材64の半径r以上とした場合と比較して、像担持体18の回転により従動回転する帯電部材20の周速が速まる。発泡体72と帯電部材20の外周面とが接する位置で帯電部材20の周速が速まるので、帯電部材20の回転によって従動回転する清掃部材64が帯電部材20に対してすべり易くなる。清掃部材64が帯電部材20に対してすべり易くなると、清掃部材64が帯電部材20の外周面をこすり、清掃能力が向上する。
【選択図】図3

Description

本発明は、帯電装置、組立体および画像形成装置に関する。
複写機、プリンターなどの画像形成装置では、静電潜像が形成される像担持体を帯電させる帯電装置が用いられている。
帯電装置として、帯電部材と帯電部材を清掃する清掃部材とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−145411号公報
本発明は、帯電部材を清掃する清掃部材の清掃性能が向上した帯電装置、組立体および画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、回転する像担持体の外周面に接して従動回転し、前記像担持体を帯電する帯電部材と、前記帯電部材の外周面に接して従動回転し、前記帯電部材の外周面を清掃する清掃部材とを備え、前記帯電部材は、前記清掃部材の半径より小さい半径を有していることを特徴とする帯電装置である。
請求項2に記載の発明は、前記清掃部材は、芯体と、前記芯体の外周に配置され、前記帯電部材の外周面に接する螺旋状に巻かれた弾性体とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の帯電装置である。
請求項3に記載の発明は、前記清掃部材と前記帯電部材との摩擦力は、前記帯電部材と前記像担持体との摩擦力よりも小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の帯電装置である。
請求項4に記載の発明は、前記弾性体は、発泡体で形成され、前記発泡体は、発泡密度が、20〜120kg/mであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の帯電装置である。
請求項5に記載の発明は、像保持体と、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の帯電装置とを備え、本体に対して交換可能に組み付けられることを特徴とする組立体である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の組立体と、前記組立体に設けられる帯電した像保持体の外周面を露光して静電潜像を形成する露光装置と、前記像保持体の外周面に形成された静電潜像を画像として可視化する現像装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1〜請求項4に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比して、帯電部材の清掃部材の清掃性能が向上した帯電装置を提供できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜請求項4に記載の帯電装置を有しない場合に比して、交換時期の延びた組立体を提供できる。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比して、出力画像の向上した画像形成装置を提供できる。
実施形態における画像形成装置の概略構成図。 交換カートリッジの概略正面図。 交換カートリッジの概略断面図。 帯電装置の概略部分拡大図。 摩擦力f1の測定方法を示す図。 摩擦力f2の測定方法を示す図。 (a)は、比較例1の交換カートリッジの概略断面図、(b)は、比較例2の交換カートリッジの概略断面図。 変形例における板材47Aの平面図。
以下、実施形態の帯電装置、組立体および画像形成装置の一例を、図に基づいて説明する。
図1は、実施形態における画像形成装置10の概略構成図である。図中に示す矢印UPは鉛直方向上方を示している。図2は、組立体の一例である交換カートリッジ66の概略正面図、図3は、交換カートリッジ66の概略断面図、図4は、帯電装置68の概略部分拡大図である。
図1において、画像形成装置10の本体10Aの内部には、入力される画像データに対して画像処理を行なう画像処理部12が設けられている。
画像処理部12は、入力された画像データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の階調データに処理するようになっており、この処理された階調データを受け取って、レーザ光LBによる画像露光を行う露光装置14が本体10A内の中央に設けられている。
また、露光装置14の上方には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kが、水平方向に間隔をおいて配置されている。なお、Y,M,C,Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y,M,C,Kを省略して記載することがある。
これらの4つの画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kは、すべて同様に構成されており、予め決められた速度で回転駆動される円柱状の像担持体18と、この像担持体18の外周面を帯電する一次帯電用の帯電部材20と、前述した露光装置14の画像露光によって帯電した像担持体18の外周面に形成された静電潜像を、予め決められた色のトナーで現像してトナー画像として可視化する現像装置22と、像担持体18の外周面を清掃する清掃ブレード24とを含んで構成されている。また、帯電部材20の下側には、円柱状の帯電部材20の外周面と接して従動回転し、帯電部材20の外周面を清掃する清掃部材64が設けられている。
図2において、図1に示した画像形成ユニット16を構成する帯電部材20および清掃部材64により、帯電装置68が構成されており、像担持体18、帯電部材20および清掃部材64により、組立体の一例としての交換カートリッジ66が構成されている。交換カートリッジ66は、本体10Aに対して交換可能とされている。
ここで、像担持体18の外周面と帯電部材20とは接触しており、像担持体18の回転によって帯電部材20は従動回転する。
帯電装置68については、詳しく後述する。
露光装置14には、4つの画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kに共通に構成された、図示しない4つの半導体レーザが設けられており、これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kが階調データに応じて出射される。
なお、半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズを介して回転多面鏡であるポリゴンミラー26に照射され、ポリゴンミラー26によって偏向走査されるようになっている。ポリゴンミラー26によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結像レンズ及び複数枚のミラーを介して、像担持体18上の露光ポイントに、斜め下方から走査露光される。
また、露光装置14は、下方から像担持体18上に画像を走査露光するものであるため、露光装置14には、上方に位置する4つの画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの現像装置22等からトナー等が落下する虞が有る。そのため、露光装置14は、その周囲が直方体状のフレーム28によって密閉されている。そして、フレーム28の上部には、4本のレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの像担持体18上に向けて透過させる透明なガラス製のウインドウ30Y、30M、30C、30Kが設けられている。
一方、各画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの上方には、一次転写ユニット21が設けられている。一次転写ユニット21は、無端状の中間転写ベルト32と、中間転写ベルト32が巻き掛けられ、回転駆動して中間転写ベルト32を矢印方向に周回させる駆動ロール40と、中間転写ベルト32が巻き掛けられ、中間転写ベルト32に張力を付与する張力付与ロール36と、中間転写ベルト32の外周面を清掃する清掃ブレード38と、中間転写ベルト32を挟んで像担持体18Y、18M、18C、18Kの反対側に配置される一次転写ロール34Y、34M、34C、34Kとを備えている。
4つの一次転写ロール34Y、34M、34C、34Kによって、画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの像担持体18上に順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像が、中間転写ベルト32上に、多重に転写される。
中間転写ベルト32を挟んで駆動ロール40の反対側には、二次転写ロール42が設けられている。中間転写ベルト32上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像は、中間転写ベルト32により搬送され、駆動ロール40と二次転写ロール42に挟まれ、用紙搬送経路56に沿って搬送される記録媒体の一例であるシート部材Pに二次転写される。
二次転写ロール42に対してシート部材Pの搬送方向の下流側(以下単に下流側と言う)には、シート部材Pに転写されたトナー画像を熱及び圧力によりシート部材Pに定着する定着装置44が設けられている。
定着装置44の下流側には、トナー画像が定着したシート部材Pを画像形成装置10の本体10Aの上部に設けられた排出部48に排出する排出ロール46が設けられている。
一方、画像形成装置10の本体10A内の下側には、シート部材Pが積載される給紙部材50が設けられている。給紙部材50に積載されたシート部材Pを用紙搬送経路56へ送り出す給紙ロール52が設けられ、給紙ロール52の下流側には、シート部材Pを1枚ずつ分離して搬送る分離ロール54が設けられている。また、分離ロール54の下流側には、搬送タイミングを合わせる位置合せロール58が設けられている。これにより、給紙部材50から供給されたシート部材Pは、予め決められたタイミングで回転する位置合せロール58によって中間転写ベルト32と二次転写ロール42とが接する位置(二次転写位置)へ送り出される構成となっている。
さらに、排出ロール46の隣には、定着装置44によって片面に画像が定着されたシート部材Pを、排出ロール46によって排出部48上にそのまま排出せずに、両面用搬送経路62に搬送する搬送ロール60が設けられている。これにより、両面用搬送経路62に沿って搬送されるシート部材Pは、表裏が反転された状態で、位置合せロール58へと再度搬送され、今度は、シート部材Pの裏面にトナー画像が転写、定着されて排出部48上に排出されるようになっている。
画像形成装置10では、以下のようにシート部材Pに画像が形成される。
先ず、画像処理部12から露光装置14に各色の階調データが順次出力され、この露光装置14から階調データに応じて出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、帯電部材20によって帯電した像担持体18の外周面に走査露光され、像担持体18の外周面に静電潜像が形成される。像担持体18上に形成された静電潜像は、現像装置22Y、22M、22C、22Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像として可視化される。
各画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの上方に渡って配置された一次転写ユニット21の一次転写ロール34によって、像担持体18上に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像が、周回する中間転写ベルト32上に多重に転写される。
また、周回する中間転写ベルト32上に多重に転写された各色のトナー画像は、二次転写ロール42により、給紙部材50から給紙ロール52、分離ロール54、位置合せロール58によって用紙搬送経路56に予め決められたタイミングで搬送されたシート部材Pに二次転写される。
さらに、トナー画像が転写されたシート部材Pは、定着装置44へと搬送される。シート部材Pに転写されたトナー画像は、定着装置44によってシート部材Pに定着され、定着された後、画像形成装置10の本体10Aの上部に設けられた排出部48に排出ロール46によって排出される。
さらに、シート部材Pの両面に画像を形成させる場合は、定着装置44によって片面に画像が定着されたシート部材Pを、排出ロール46によって排出部48上にそのまま排出せずに、搬送方向を切り替え、搬送ロール60を介して両面用搬送経路62へと搬送する。そして、両面用搬送経路62に沿ってシート部材Pを搬送することで、シート部材Pの表裏が反転され、シート部材Pが再度位置合せロール58へと搬送される。今度は、シート部材Pの裏面にトナー画像が転写、定着され、転写、定着された後、排出部48上に排出ロール46によって排出される。
以下、帯電装置68について詳しく説明する。
図2、図3および図4において、帯電部材20に対向して、帯電部材20の軸方向に延びる清掃部材64が設けられている。そして、清掃部材64は、帯電部材20の軸方向に延びる円柱状の芯体70と、芯体70の外周に配置され、帯電部材20の外周面に接する螺旋状に巻かれた弾性体の一例である発泡体72とを備えている。実施形態では、発泡体72は、一例として弾性変形可能なウレタン樹脂の発泡材により形成されており、例えば図示しない両面テープを用いることで、芯体70の外周面に固定されている。
さらに、図4に示されるように、発泡体72の両方の端部には、芯体70との間で発泡体72の端部を挟んで、発泡体72の端部が芯体70から剥離するのを防ぐ筒状の保持材78が設けられている。
また、清掃部材64の両方の端部は、清掃部材64の両方の端部に設けられた保持材78の外側から軸受部材74により回転自在に支持されており、軸受部材74は、発泡体72が帯電部材20の外周面に予め決められた量圧縮された状態で清掃部材64を支持している。この構成により、発泡体72と帯電部材20との間に生じる摩擦力によって、帯電部材20の回転に伴い清掃部材64が従動回転する。
帯電装置68において、帯電部材20は、清掃部材64の半径より小さい半径を有している。
具体的には、図3および図4において、帯電部材20の半径を半径Rとし、清掃部材64の半径を半径r(発泡体72が帯電部材20に圧縮された状態の半径)とすると、帯電部材20の半径Rと、清掃部材64の半径rの組み合わせの一例として、半径Rは3.5mm、半径rは4.0mmが挙げられる。また、半径Rは3.0mm程度であってもよい。
これらの数字は特に限定されるものではなく、清掃部材64では、芯体70の作り易さ、加工精度、加工コスト等を考慮して決める。
また、帯電部材20では、一例として、芯体22の周りに帯電ゴム23を形成したものを用いるが、芯体22の作り易さ、加工精度、加工コスト等の他、高価である帯電ゴム23を薄くしてコストを低減する等の目的によっても、芯体22の径は決められる。
帯電部材20の半径Rを、清掃部材64の半径rより小さくしたことにより、帯電部材20の半径Rを清掃部材64の半径r以上とした場合と比較して、像担持体18の回転により従動回転する帯電部材20の周速が速まる。発泡体72と帯電部材20の外周面とが接する位置で帯電部材20の周速が速まるので、帯電部材20の回転によって従動回転する清掃部材64が帯電部材20に対してすべり易くなる。また、清掃部材64の質量が大きくなるほど、慣性により帯電部材20に対してすべり易くなる。
また、図3において、清掃部材64と帯電部材20との摩擦力f2は、帯電部材20と像担持体18との摩擦力f1よりも小さいと清掃部材64が帯電部材20に対してすべり易くなる。
図5および図6に摩擦力の測定法の一例を示した。図5は、摩擦力f1の測定方法を示す図であり、図6は、摩擦力f2の測定方法を示す図である。それぞれの図において、測定時の正面図と側面図を示している。
図5(a)において、基台100に像担持体18を単体で置く。そして、一端が固定された、例えば、帯電部材20の帯電ゴム23の幅Lを持つPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム110を像担持体18にかぶせるように巻き、他端に荷重Pを加える。この状態で、像担持体18を軸方向(矢印で示した方向)から押す力を測定する。
静摩擦力の場合は、像担持体18が動き出すときの力を、動摩擦力の場合は、像担持体18が動きだした後の力を測定する。静摩擦力および動摩擦力いずれの場合も像担持体18単体で測定した力をN0とする。
図5(b)において、像担持体18の上に帯電部材20を基台100に対して像担持体18の軸と帯電部材20の軸とが垂直方向に並ぶように乗せ、図5(a)に示した方法と同様に、帯電部材20の帯電ゴム23の幅Lを持つPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム110を像担持体18および帯電部材20にかぶせるように巻き、他端に荷重Pを加える。この状態で、像担持体18を軸方向(矢印で示した方向)から押す力を測定する。この場合の力をN1とする。
帯電部材20と像担持体18との摩擦力f1は、測定されたN1およびN0を用い、f1=N1−N0から求める。
図6(a)において、図5(a)に示した方法と同様の方法で、帯電部材20単体での帯電部材20を軸方向(矢印で示した方向)から押す力N2を測定する。
図6(b)において、図5(b)に示した方法と同様の方法で、帯電部材20と清掃部材64とを組み合わせ、帯電部材20を軸方向(矢印で示した方向)から押す力N3を測定する。
帯電部材20と清掃部材64との摩擦力f2は、測定されたN2およびN3を用い、f2=N3−N2から求める。
帯電部材20と清掃部材64との摩擦力f2を低減するには、発泡体72の発泡密度を、20〜120kg/mとするとよい。発泡密度が15、20、40、50、60、70、80、90、100、120、150、180、200kg/mのスポンジを使って円筒状ロールもしくは螺旋巻き形状のロールにして、摩擦力f1、f2を測定したところ、発泡密度が20kg/m以下では急激にf2が低下して、清掃部材が回転しなくなった。また発泡密度が120kg/m以上ではf2>f1の関係となり、帯電部材の回転が不安定となってしまうことで画像上不具合が発生した。発泡密度は50〜90kg/m程度がさらに好ましいという結果であった。
以下に、実施例および比較例を例示して、印刷速度を上げた場合の帯電部材20と清掃部材64との回転数比の変化について比較する。なお、以下に示す数値は一例であり、これらの数値に限定されるものではない。
実施例として、半径rが4.0mmの清掃部材64を用いて、半径Rが3.5mmの帯電部材20を用いた。
清掃部材64は、半径が2.0mmの芯体70に発泡体72の一例である発泡ウレタンを軸方向に対し25°の角度で螺旋状に巻きつけたものを用いた。清掃部材64の半径rは、発泡体72が帯電部材20に圧縮された状態の半径rとして4.0mmとなるように発泡体72の厚みを選択した。発泡体72の厚みとして2.5mm、幅として6mmを選択した。
図7(a)は、比較例1の交換カートリッジ66の概略断面図である。比較例1では、芯体70の外周の全面に発泡体72が形成されている直径rが4.0mmの清掃部材640を用い、直径Rが4.5mmの帯電部材201を用いた。
図7(b)は、比較例2の交換カートリッジの概略断面図である。比較例2では、実施例で用いた直径rが4.0mmの清掃部材64を用い、直径Rが4.5mmの帯電部材201を用いた。
測定は像担持体18の周速を変化させて、帯電部材20および清掃部材64の回転数を、レーザ干渉計を用いて測定した。具体的には、像坦持体・帯電部材・清掃部材の表面位置を10回転程度モニターして算出した回転数(rpm)と各部材の外径(mm)から周速(mm/s)を算出した。回転数の測定はこれに限らず、その他の測定方法の一例として、それぞれの部材に線を入れて回転数を測定してもよい。
図8に、測定結果を示した。横軸は、印刷スピードに対応する像担持体18の周速である。縦軸は、清掃部材64の回転数と帯電部材20の回転数との比(清掃部材64の回転数/帯電部材20の回転数)を示している。この数値が小さいほど、帯電部材20に対して清掃部材64が滑っていることを示している。
比較例1の場合、像担持体18の周速を上げても、帯電部材20と清掃部材64との回転数にほとんど差はでない。比較例2の場合、像担持体18の周速を上げると、回転数に差が生じはじめ、帯電部材20に対して、清掃部材64が滑りはじめる。
このことから、芯体70に発泡体72を螺旋状に巻きつけて、清掃部材64と帯電部材20との接触面積を少なくして接触抵抗を低くすると帯電部材20に対して、清掃部材64が滑りはじめることがわかる。
一方、実施例では、像担持体18の周速が低速の状態から帯電部材20に対して、清掃部材64が滑りはじめ、像担持体18の周速を上げれば上げるほどを上げると、帯電部材20に対して、清掃部材64が顕著に滑るのがわかる。
このことから、帯電部材20の半径Rを、清掃部材64の半径rより小さくすると、帯電部材20に対して、清掃部材64を滑らせる効果が大きいことがわかる。
図1に示されるように、回転する像担持体18の外周面に形成されたトナー画像は、周回する中間転写ベルト32に転写される。さらに、中間転写ベルト32に転写されずに像担持体18の外周面に残留したトナー等の異物は、清掃ブレード24によって像担持体18の外周面から除去される。
ここで、現像剤に含まれる粒子径が小さい外添剤等の異物は、清掃ブレード24をすり抜ける。そして、清掃ブレード24をすり抜けた外添剤等の異物は、帯電部材20の外周面に付着する。
図4において、回転する帯電部材20の外周面に付着した外添剤等の異物は、帯電部材20に対して、清掃部材64がより滑ることにより、発泡体72が帯電部材20の外周を拭き取り、より清掃性能が向上し、帯電部材の寿命がより延びる。
また、帯電部材20に対して、清掃部材64がより滑ることにより、清掃部材64の螺旋状に巻かれた発泡体72における端部72Aが帯電部材20の外周面の異物を掻き取り、より清掃性能が向上し、帯電部材の寿命がより延びる。
さらに、発泡体72の端部72Aを中央部よりも突出した形状とすると、従動回転する清掃部材64の発泡体72における端部72Aが帯電部材20の外周面に押されて発泡体72の高さ方向と、幅方向とに弾性変形(弾性圧縮)することで発泡体72に押圧されて凝集する。そして、従動回転する清掃部材64の発泡体72における端部72Aが、帯電部材20との接触から解放されることで弾性変形が復元し、この復元力より、凝集した外添剤等の異物は密な状態からほぐされたり、帯電部材20の外周面からはじかれたりする。
これにより、清掃部材64の清掃性能がより向上する。ここで、発泡体72は芯体70に螺旋状に配置されているため、幅方向への変形が復元されることで、帯電部材20に付着した異物には軸方向への分力も作用する。
除去された異物の一部は発泡体72の内部に溜められ、また一部は落下して清掃部材64の重力方向下方に設けられた図示しない異物溜りに捕捉される。さらに、密な状態からほぐされたままの状態で帯電部材20の表面に存在する異物は、像担持体18に移動して図示しない像担持体クリーニング装置に回収される場合もある。
また、清掃部材64が帯電部材20の外周面に付着した外添剤等の異物を満遍なく除去することで、像担持体18の帯電不良が抑制される。このため、像担持体18に形成されるトナー画像の品質が向上する。
また、像担持体18に形成されるトナー画像の品質が向上することで、シート部材Pに形成される出力画像の品質が向上する。
なお、本発明を特定の実施形態および実施例について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態および実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態および実施例が可能であることは当業者にとって明らかである。
実施例では、発泡体72の材料として、弾性体の一例として弾性変形可能なウレタン樹脂の発泡体を採用したが、特にこれに限定されることなく、ゴム材料の発泡体等の他の材料を採用してもよい。
また、実施形態では、像担持体18、帯電部材20及び清掃部材64により、交換カートリッジ66が構成されたが、現像装置等の他の部材が、交換カートリッジ66の構成部品として追加されてもよい。
10…画像形成装置、14…露光装置(露光部材)、18…像担持体、20…帯電部材、22…現像装置、32…中間転写ベルト(転写部材)、64…清掃部材、66…交換カートリッジ(組立体)、68…帯電装置、70…芯体、72…発泡体(弾性体)、72A…端部。

Claims (6)

  1. 回転する像担持体の外周面に接して従動回転し、前記像担持体を帯電する帯電部材と、
    前記帯電部材の外周面に接して従動回転し、前記帯電部材の外周面を清掃する清掃部材とを備え、
    前記帯電部材は、前記清掃部材の半径より小さい半径を有している
    ことを特徴とする帯電装置。
  2. 前記清掃部材は、
    芯体と、
    前記芯体の外周に配置され、前記帯電部材の外周面に接する螺旋状に巻かれた弾性体とを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記清掃部材と前記帯電部材との摩擦力は、前記帯電部材と前記像担持体との摩擦力よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の帯電装置。
  4. 前記弾性体は、発泡体で形成され、
    前記発泡体は、発泡密度が、20〜120kg/mである
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の帯電装置。
  5. 像保持体と、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の帯電装置とを備え、
    本体に対して交換可能に組み付けられる
    ことを特徴とする組立体。
  6. 請求項5に記載の組立体と、
    前記組立体に設けられる帯電した像保持体の外周面を露光して静電潜像を形成する露光装置と、
    前記像保持体の外周面に形成された静電潜像を画像として可視化する現像装置とを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
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