JP2007171381A - クリーニング装置 - Google Patents

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康友 石井
Yoshitaka Nagamori
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Abstract

【課題】クリーニングロールによる帯電ロールの良好なクリーニング性能を得ることができるクリーニング装置を得る。
【解決手段】帯電ロール14の支持部14a及びクリーニングロール100の支持部100aに引張ばね140を配設し、該引張ばね140を介して、クリーニングロール100を帯電ロール14側へ付勢する。そして、引張ばね140の付勢力によってクリーニングロール100のスポンジ層100Bを線圧5.5〜65[N/m]で帯電ロール14の表面へ当接させる。これにより、クリーニングロール100による帯電ロール14の良好なクリーニング性能を得ることができ、また、設計上の自由度が大きく広がり、ロバスト性も高くなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ等の画像形成装置に備えられたクリーニング装置に関するものである。
従来、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ等の画像形成装置の帯電器として、スコロトロン帯電器のようなコロナ放電現象を利用したものが多用されてきたが、コロナ放電現象を利用した帯電器の場合には、人体や地球環境に悪影響のあるオゾンや窒素酸化物の発生が問題となっている。これに対して、導電性の帯電ロールを像担持体に直接接触させて像担持体の帯電を行う接触帯電方式は、オゾンや窒素酸化物の発生が大幅に少なく、電源効率も良いことから、最近では主流となっている。
このような接触帯電方式の帯電器では、帯電ロールにクリーニング部材を当接させて帯電ロール表面の異物を除去できるようにしているが、クリーニング部材の表面に外添剤やトナーなどの異物が残留している場合、帯電ロールの表面に付着してしまうという問題が生じる。このように帯電ロールの表面に異物が付着すると、帯電ロール表面の抵抗が変化し、帯電不良によるディフェクトが発生してしまう。
このため、特許文献1では、クリーニング部材を繊維で構成するブラシとし、帯電ロールに対して侵入量1〜3mmで当接させ、繊維の撓み変形により帯電ロールの表面の異物を払い除けるようにしている。また、特許文献2では、クリーニング部材をスポンジ材で構成し、圧縮量Cで該スポンジ材を帯電ロールの表面に押し付けた状態で当接させ、帯電ロールの表面の異物を払い除けるようにしている。
しかしながら、これらは、帯電ロールとのラップ量を規定しているだけであり、繊維の線径やスポンジ材の硬度によって、帯電ロールに当接する当接力は異なってしまい、クリーニング性にバラツキが生じてしまう恐れがある。
特開平7−140763号公報 特開平5−297690号公報
本発明は上記事実を考慮し、クリーニングロールによる帯電ロールの良好なクリーニング性能を得ることができるクリーニング装置を提供することを課題とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、クリーニング装置において、 画像を担持する像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電ロールと、前記帯電ロールに当接し、該帯電ロールをクリーニングするクリーニングロールと、を有し、前記クリーニングロールが弾性層を含み、前記弾性層を線圧5.5〜65[N/m]で前記帯電ロールの表面へ当接させる当接手段を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、像担持体を帯電させる帯電ロールに当接して帯電ロールの表面をクリーニングするクリーニングロールの弾性層を、当接手段によって、線圧5.5〜65[N/m]で帯電ロールの表面へ当接させるようにしている。
クリーニングロールを正常に機能させるためには、帯電ロールとクリーニングロールの離間距離を適切な範囲(以下、「Window」という)に設定する必要がある。一般的に、クリーニングロールの弾性層の帯電ロールへの食い込み量が少な過ぎると、クリーニング力の不足によるクリーニング不良、或いはニップ状態の不安定さからくる局所的クリーニング不良が生じる。また、クリーニングロールの従動不良等の原因により、帯電ロールを均一にクリーニングすることができなくなるということもある。
また、クリーニングロールの弾性層の帯電ロールへの食い込み量が多すぎると、ニップ力が強すぎ、帯電ロールの表面に汚れが固着してしまったり、或いはまた、クリーニングロールが抵抗となり帯電ロールの従動不良等が発生し、帯電ロールの汚れが発生したりする。
一方、クリーニングロール及び帯電ロール等の一般的な部品公差や累計公差等を考慮すると、±0.2〜0.3mm程度のバラツキが発生してしまう。このため、windowを食い込み量で規定しようとすると、クリーニングロールの材料の硬度によっては、公差範囲が該windowとほとんど重なる状態となり、設計の自由度がほとんど無くロバスト性も得られない。
また、材料によっては、公差がwindowをはみ出してしまう事があり、この場合、クリーニング性、帯電ロールの従動性等がスペックの範囲外となってしまう。
しかし、これを帯電ロールとクリーニングロールの間の線圧で考えると、当接手段として弾性部材、具体的には、バネ部材を用いた場合、その一般公差は±10%程度であり、該公差範囲は常にWindow内に収まることとなり、クリーニング性、帯電ロールの従動性等は常にスペックの範囲内となるため、クリーニングロールによる帯電ロールの良好なクリーニング性能を得ることができ、また、設計上の自由度が大きく広がり、ロバスト性も高くなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、前記当接手段が、前記帯電ロールのシャフト及び前記クリーニングロールのシャフトに掛け渡され前記弾性層を帯電ロール側へ付勢する第1付勢部材であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、帯電ロールのシャフト及びクリーニングロールのシャフトに第1付勢部材を掛け渡して、クリーニングロールのシャフトを介して、クリーニングロールの弾性層を帯電ロール側へ付勢させることで、該弾性層を所定の当接力で帯電ロールに当接させるようにする。。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、前記クリーニングロールのシャフトを回転可能に支持し、前記像担持体に対してスライド可能とされた軸受け部材と、前記軸受け部材を前記帯電ロール側へ付勢する第2付勢部材と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、クリーニングロールのシャフトを回転可能に支持する軸受け部材を、像担持体に対してスライド可能とし、第2付勢部材によって、帯電ロール側へ付勢することで、クリーニングロールの弾性層を所定の当接力で帯電ロールに当接させるようにする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、前記当接手段が、前記クリーニングロールのシャフトを回転可能に支持する支持部と、前記帯電ロールのシャフトを回転可能かつスライド可能に保持する保持部と、を含んで構成され、前記像担持体に対してスライド可能な支持部材と、前記支持部材を前記帯電ロール側へ付勢する第3付勢部材と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、支持部材に、クリーニングロールのシャフトを回転可能に支持する支持部と、帯電ロールのシャフトを回転可能かつスライド可能に保持する保持部と、を設け、該支持部材を像担持体に対してスライド可能としている。そして、この支持部材を第3付勢部材によって帯電ロール側へ付勢することで、クリーニングロールを介して帯電ロールを押圧し、帯電ロールが像担持体から受ける反力によってクリーニングロールの弾性層を所定の当接力で帯電ロールに当接させるようにする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のクリーニング装置において、前記弾性層が発泡体で構成されたことを特徴とする。
本発明は上記構成としたので、クリーニングロールによる帯電ロールの良好なクリーニング性能を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図1に示す本実施形態の画像形成装置10は、4サイクル方式のフルカラーレーザプリンタであり、図示のように、装置内には、中央よりもやや右上部に、感光体ドラム12(像担持体)が回転可能に配設されている。この感光体ドラム12としては、例えば、表面にOPC等よりなる感光体層が被覆された直径が約47mmの導電性円筒体からなるものが用いられ、図示しないモータにより、矢印方向に沿って約150mm/secのプロセススピードで回転駆動される。
感光体ドラム12の表面は、感光体ドラム12の略真下に配置された帯電ロール14によって所定の電位に帯電された後、帯電ロール14の下方に配置された露光装置16によって、レーザービームLBによる画像露光が施され、画像情報に応じた静電潜像が形成される。
この感光体ドラム12上に形成された静電潜像は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像器18Y、18M、18C、18Kが周方向に沿って配置された回転式現像器18によって現像され、所定の色のトナー像となる。
このとき、感光体ドラム12の表面には、形成する画像の色に応じて、帯電・露光・現像の各工程が、所定回数だけ繰り返される。現像工程では回転式現像器18が回転し、対応する色の現像器18Y、18M、18C、18Kが、感光体ドラム12と対向する現像位置に移動する。
例えば、フルカラーの画像を形成する場合、感光体ドラム12の表面には、帯電・露光・現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して4回繰り返され、感光体ドラム12の表面には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したトナー像が順次形成される。トナー像が形成されるにあたって、感光体ドラム12が回転する回数は、画像のサイズに応じて異なるが、例えば、A4サイズであれば、感光体ドラム12が3回転することによって、1つの画像が形成される。つまり、感光体ドラム12の表面には、感光体ドラム12が3回転するごとに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したトナー像が形成される。
感光体ドラム12上に順次形成されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、感光体ドラム12の外周に中間転写ベルト20が巻き付けられた一次転写位置において、中間転写ベルト20上に互いに重ね合わせた状態で一次転写ロール22によって転写される。
この中間転写ベルト20上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像は、所定のタイミングで給紙される記録用紙24上に、二次転写ロール26によって一括して転写される。
一方、記録用紙24は、画像形成装置10の下部に配置された給紙カセット28から、ピックアップロール30によって送り出されるとともに、フィードロール32及びリタードロール34によって1枚ずつ捌かれた状態で給紙され、レジストロール36によって中間転写ベルト20上に転写されたトナー像と同期した状態で、中間転写ベルト20の二次転写位置へと搬送される。
中間転写ベルト20は、感光体ドラム12における回動方向の上流側にて中間転写ベルト20のラップ位置を特定するラップインロール38と、感光体ドラム12上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20上に転写する一次転写ロール22と、ラップ位置の下流側にて中間転写ベルト20のラップ位置を特定するラップアウトロール40と、二次転写ロール26に中間転写ベルト20を介して当接するバックアップロール42と、中間転写ベルト20のクリーニング装置44に対向する第1のクリーニングバックアップロール46と、第2のクリーニングバックアップロール48と、によって所定の張力で張架されており、所定のプロセススピード(約150mm/sec)で循環移動するように、例えば、感光体ドラム12の回転に伴って従動される。
ここで、中間転写ベルト20は、画像形成装置10の小型化を図るため、中間転写ベルト20が張架される断面形状が、偏平な細長い略台形状となるように構成されている。
中間転写ベルト20は、感光体ドラム12と、帯電ロール14と、中間転写ベルト20と、中間転写ベルト20を張架する複数のロール22、38、40、42、46、48と、中間転写ベルト20用のクリーニング装置44と、後述する感光体ドラム12用のクリーニング装置78と、で一体的に像形成ユニット52を構成している。このため、画像形成装置10の上部カバー54を開き、像形成ユニット52の上部に設けられた把手(図示省略)を手で持ち上げることにより、像形成ユニット52全体を画像形成装置10から取り外し可能となっている。
一方、中間転写ベルト20のクリーニング装置44は、第1のクリーニングバックアップロール46によって張架された中間転写ベルト20の表面に当接するように配置されたスクレーパ58と、第2のクリーニングバックアップロール48によって張架された中間転写ベルト20の表面に圧接するように配置されたクリーニングブラシ60とを備え、これらのスクレーパ58やクリーニングブラシ60によって除去された残留トナーや紙粉などは、クリーニング装置44の内部に回収されるようになっている。
なお、クリーニング装置44は、揺動軸62を中心にして、図中反時計回り方向に揺動可能に配置されており、最終色のトナー像の二次転写が終了するまでは、中間転写ベルト20の表面から離間した位置に退避するとともに、最終色のトナー像の二次転写が終了すると、中間転写ベルト20の表面に当接するように構成されている。
さらに、中間転写ベルト20からトナー像が転写された記録用紙24は、定着装置64へと搬送され、この定着装置64によって加熱及び加圧されてトナー像が記録用紙24上に定着される。その後、片面プリントの場合には、トナー像が定着された記録用紙24は、排出ロール66によって画像形成装置10の上部に設けられた排出トレイ68上にそのまま排出される。
一方、両面プリントの場合には、定着装置64により第一面(表面)にトナー像が定着された記録用紙24を、排出ロール66によって排出トレイ68上にそのまま排出せずに、排出ロール66によって記録用紙24の後端部を狭持した状態で、排出ロール66を逆転させるとともに、記録用紙24の搬送径路を両面用の用紙搬送路70に切り替え、この両面用の用紙搬送路70に配設された搬送ロール72によって、記録用紙24の表裏を反転した状態で、再度、中間転写ベルト20の二次転写位置へ搬送して、記録用紙24の第二面(裏面)にトナー像を転写する。そして、記録用紙24の第二面(裏面)のトナー像を定着装置64によって定着させ、記録用紙24を排出トレイ68上に排出する。
さらに、画像形成装置10には、オプションによって、画像形成装置10の側面に手差しトレイ74が開閉自在に装着可能となっている。この手差しトレイ74上に載置された任意のサイズ及び種類の記録用紙24は、給紙ロール76によって給紙され、搬送ロール73及びレジストロール36を介して、中間転写ベルト20の二次転写位置へ搬送されることにより、任意のサイズ及び種類の記録用紙24にも画像を形成することが可能となっている。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム12の表面は、感光体ドラム12が1回転する毎に、感光体ドラム12の斜め下方に配置されたクリーニング装置78のクリーニングブレード80によって、残留トナーや紙粉などが除去され、次の画像形成工程に備えるようになっている。
図2に示すように、感光体ドラム12の下方部には、感光体ドラム12と接触するように帯電ロール14が配置されている。この帯電ロール14は、導電性のシャフト14Aの周囲に帯電層14Bが形成されたものであり、シャフト14Aが回転可能に支持されている。帯電ロール14の感光体ドラム12と反対側の下方部には、帯電ロール14の表面に接触するロール状のクリーニングロール100が設けられている。このクリーニングロール100は、シャフト100Aの周囲にスポンジ層100B(多孔質弾性層)が形成されたものであり、シャフト100Aが回転可能に支持されている。
クリーニングロール100は帯電ロール14に所定の荷重で押圧され、スポンジ層100Bが帯電ロール14の周面に沿って弾性変形してニップ部101を形成している。感光体ドラム12は、図示しないモータによって図2中の時計回り(矢印2の方向)に回転駆動され、感光体ドラム12の回転により帯電ロール14が矢印4の方向に従動回転する。また、帯電ロール14の回転によりロール状のクリーニングロール100が矢印6の方向に従動回転する。
また、帯電ロール14には帯電用の電源が接続されており、直流に交流を重畳したバイアス、または直流バイアスのみが印可されている。一方、クリーニングロール100へのバイアス印可については特に規定しないが、本発明においては帯電ロール14のシャフト14A及びクリーニングロール100のシャフト100Aは同一の軸受けにて回転可能に軸支されており(後述する)、クリーニングロール100は帯電ロール14と同電位となっている。
そして、クリーニングロール100が従動回転することにより、帯電ロール14の表面に付着したトナーや外添剤などの汚れ(異物)がクリーニングロール100によってクリーニングされる。そしてこの異物がクリーニングロール100の発泡体のセル内に取り込まれ、セル内に回収された異物が凝集して適度な大きさになると、クリーニングロール100から帯電ロール14を介して感光体ドラム12に戻され、感光体ドラム12をクリーニングするクリーニング装置78に回収されることで、クリーニング性能の維持継続がなされていると考えられている。
このようなクリーニングロール100について、シャフト100Aの材質としては、快削鋼、ステンレス鋼等が使用されており、摺動性などの用途に応じ材質および表面処理方法が適時選択される。また導電性を有さない材質についてはメッキ処理など一般的な処理により加工され導電化処理が行われてもよく、もちろんそのまま使用してもよい。また、クリーニングロール100は、スポンジ層100Bを介して帯電ロール14と適度なニップ圧力で接触するため、ニップ時の撓みが少ない強度を持った材質またはシャフト長に対して十分剛性をもったシャフト径が選択される。
スポンジ層100Bは、多孔質の3次元構造を有する発泡体からなる。このスポンジ層100Bは、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミド又はポリプロピレン等の発泡性の樹脂又はゴムを材質としたものより選択される。スポンジ層100Bは、帯電ロール14との従動摺擦により外添剤などの異物を効率的にクリーニングすると同時に、帯電ロール14の表面にスポンジ層100Bの擦れによるキズをつけないために、また、長期にわたり千切れや破損が生じないようにするために、引き裂き、引っ張り強さなどに強いポリウレタンが特に好ましく用いられる。
また、帯電ロール14は、導電性のシャフト14A上に帯電層14Bとして導電性弾性層、表面層が順次形成されたものである。
シャフト14Aの材質としては、快削鋼、ステンレス鋼等が使用され、摺動性などの用途に応じ材質および表面処理方法は適時選択され、導電性を有さない材質についてはメッキ処理など一般的な処理により加工され導電化処理が行われていてもよい。
帯電ロール14の帯電層14Bを構成する上記導電性弾性層は、例えば、弾性を有するゴム等の弾性材、導電性弾性層の抵抗を調整するカーボンブラックやイオン導電材等の導電材、必要に応じて軟化剤、可塑剤、硬化剤、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、シリカおよび炭酸カルシウム等の充填剤等、通常ゴムに添加され得る材料を加えてもよい。通常ゴムに添加される材料を添加した混合物を、導電性のシャフト14Aの周面に被覆することにより形成される。抵抗値の調整を目的とした導電剤として、マトリックス材に配合されるカーボンブラックやイオン導電剤のような、電子及び/又はイオンを電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したもの等を用いることができる。また、上記弾性材は発泡体であってもかまわない。
帯電層14Bを構成する上記表面層は、トナー等の異物による汚染の防止のためなどに形成しているものであり、表面層の材料としては、樹脂、ゴム等の何れを用いてもよく特に限定するものではない。ポリエステル、ポリイミド、共重合ナイロン、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、メラミン樹脂、フッ素ゴム、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、セルロース、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。
また上記表面層には導電性材料を含有させ、抵抗値を調整することができる。該導電性材料としては、粒径が3μm以下であるものが望ましい。
また、抵抗値の調整を目的とした導電剤として、マトリックス材に配合されるカーボンブラックや導電性金属酸化物粒子、あるいはイオン導電剤のような、電子及び/又はイオンを電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したもの等を用いることができる。
上記抵抗値を調整するための導電性粒子である導電性金属酸化物粒子は、酸化錫、アンチモンがドープされた酸化錫、酸化亜鉛、アナターゼ型酸化チタン、ITO等の導電性を有した粒子で、電子を電荷キャリアとする導電剤あれば何れも用いることができ、特に限定されるものではない。これらは、単独で用いても2種類以上を併用することができる。また、本発明を阻害しない限り、何れの粒径であってもよいが、抵抗値調整および強度の点より、好ましくは酸化錫、アンチモンドープがされた酸化錫、アナターゼ型酸化チタンであり、更に、酸化錫、アンチモンドープがされた酸化錫が好ましい。
このような導電性材料によって抵抗制御を行うことにより、表面層の抵抗値は環境条件によって変化せず、安定な特性が得られる。
さらに、上記表面層には、フッ素系あるいはシリコーン系の樹脂が用いられている。特に、フッ素変性アクリレートポリマーで構成されることが好ましい。また、表面層の中に微粒子を添加してもよい。これにより、表面層が疎水性となって帯電ロール14への異物の付着が防止されるように作用する。また、アルミナやシリカのような絶縁性の粒子を添加して、帯電ロール14の表面に凹凸を付与し、感光体ドラム12との摺擦時の負担を小さくして帯電ロール14と感光体ドラム12相互の耐磨耗性を向上させることも可能である。
次に、帯電ロール14及びクリーニングロール100の取付構造について詳細に説明する。
図3に示すように、本実施形態では、帯電ロール14が一対の軸受け部材110を介してフレーム120に組み付けられ、フレーム120内に収容されており、また、感光体ドラム12もこのフレーム120に組み付けられ、それらがユニット化されている。
図4(A)、(B)に示すように、一つの軸受け部材110は、扁平な直方体状(ブロック状)に形成され単一構成とされている。この軸受け部材110は、高剛性、高摺動性で耐摩耗性に優れたポリアセタールやポリカーボネート等の合成樹脂材料で形成されている。また、耐摩耗性を更に高めるために、上記の合成樹脂材料にガラス繊維やカーボン繊維等を含有させるようにしてもよい。
軸受け部材110には、長手方向(図4の上下方向)に沿って所定の間隔で配置された2つの軸受け孔112が形成されている。軸受け孔112には、帯電ロール14のシャフト14Aの両端部に設けられた支持部14aが回転自在に挿通されている。
帯電ロール14の下方には、クリーニングロール100が配置されている。クリーニングロール100のシャフト100Aの両端部に設けられた支持部100aは、帯電ロール14の支持部14aよりも短くしており、クリーニングロール100は軸受け部材110の内側に収容される。
そして、帯電ロール14の支持部14aとクリーニングロール100の支持部100aの間に引張ばね(第1付勢部材)140を配設し、引張ばね140の一端部に形成されたフック140Aを帯電ロール14の支持部14aに引っ掛け、引張ばね140の他端部に形成されたフック140Bをクリーニングロール100の支持部100aに引っ掛けている。この状態で、クリーニングロール100及び帯電ロール14は回転可能となっている。
これにより、引張ばね140を介して、クリーニングロール100を帯電ロール14側へ付勢するようにしている。このため、クリーニングロール100と帯電ロール14との相対位置がほぼ一定に保たれ、前述したように、スポンジ層100Bが帯電ロール14の周面に沿って弾性変形しニップ部101が形成される(図2参照)。
一方、図3に示すように、フレーム120は、本体部122における帯電ロール14及びクリーニングロール100の軸方向に沿った両端部(図3の左右の側端部)に、上記の一対の軸受け部材110が取り付けられる一対の取付部124が一体的に設けられている。
取付部124には、取付部124の延出方向に沿ったガイド溝126が形成されている。軸受け部材110は、このガイド溝126にはめ入れられてその先端側に配置されており、ガイド溝126にガイドされて取付部124の延出方向(感光体ドラム12に対し接離する方向)に沿って摺動可能とされている。
一対の取付部124の外側面側は厚肉とされて先端側が延出されており、その先端部に、感光体ドラム12を軸支する一対の軸受け部132が設けられている。この一対の軸受け部132には、軸受け孔134が同軸的に形成されており、感光体ドラム12は、シャフト12Aの端部に設けられた支持部12aが各軸受け孔134に回転自在に挿通されて、帯電ロール14及びクリーニングロール100と共にフレーム120に組み付けられている。
また、ガイド溝126内の基端側(本体部122の底部)には、軸受け部材110を感光体ドラム12側へ付勢する圧縮コイルばね128が設けられている。この圧縮コイルばね128のばね力で、軸受け部材110が感光体ドラム12側へ付勢され(矢印8の方向)、帯電ロール14は感光体ドラム12に圧接している。これにより、感光体ドラム12が回転すると、感光体ドラム12の回転に伴って帯電ロール14が従動回転し感光体ドラム12を帯電させ、さらに帯電ロール14の回転に伴ってクリーニングロール100が従動回転し帯電ロール14をクリーニングする。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本発明では、図4(A)、(B)に示すように、帯電ロール14の支持部14a及びクリーニングロール100の支持部100aに引張ばね140を配設し、該引張ばね140を介して、クリーニングロール100を帯電ロール14側へ付勢するようにしているが、引張ばね140の付勢力によってクリーニングロール100のスポンジ層100Bを線圧5.5〜65[N/m]で帯電ロール14の表面へ当接させる。
クリーニングロール100を正常に機能させるためには、帯電ロール14とクリーニングロール100の距離を適切な範囲(以後window)に設定する必要がある。一般的に、クリーニングロール100のスポンジ層100Bの帯電ロール14への食い込み量が少な過ぎると、クリーニング力の不足によるクリーニング不良、或いはニップ状態の不安定さからくる局所的クリーニング不良が生じる。また、クリーニングロール100の従動不良等の原因により、帯電ロール14を均一にクリーニングすることができないという問題も生じる。
また、スポンジ層100Bの帯電ロール14への食い込み量が多すぎると、ニップ力が強すぎ、帯電ロール14の表面に汚れが固着してしまったり、或いはまた、ニップ力が抵抗となり帯電ロール14の従動不良等が発生し、帯電ロール14の汚れが発生したりする。
図5は、クリーニングロール100のスポンジ層100Bとして、高硬度ウレタン(410〜490N)を用いた場合のスポンジ層100Bの帯電ロール14への食い込み量と、10段階のグレードに分けて規定された帯電ロール14のクリーニング性能との関係を多項式で表し、グラフ化したものである。
これによると、高硬度ウレタンでは、食い込み量が約0.50〜0.81mmの範囲において、目標とするクリーニング性能(グレード5以下)が得られることが分かる。この約0.50〜0.81mmの範囲が、食い込み量で規定した場合のwindowとなる。また、低硬度ウレタン(140〜170N)の場合も高硬度ウレタンの場合と同様、食い込み量で規定した場合のwindowを求めると、約0.57〜1.00mmとなる。
一方、図6には、クリーニングロール100のスポンジ層100Bの食い込み量と線圧との関係が示されており、ここではスポンジの材料として、低硬度ウレタン(140〜170N)、中硬度ウレタン(270〜330N)、高硬度ウレタン(410〜490N)、メラミン(270〜330N)を挙げている。
ここで、ウレタンの硬度は、スポンジ(390×390×50t)に、φ200の円盤で4.9Nの荷重を掛け(いわゆる部分圧縮)、厚みを測定する。この厚みを元厚みとする。該元厚みの75%を圧縮し、除荷した後、再度、元厚みの25%を圧縮して、20秒後の荷重を測定し、硬さ(N)としている。
図6において、前述したように、スポンジ層100Bの帯電ロール14への食い込み量でwindowを規定すると、高硬度ウレタンでは、食い込み量が約0.50〜0.81mm、低硬度ウレタンでは、食い込み量が約0.57〜1.00mmである。
しかし、クリーニングロール100及び帯電ロール14等の一般的な部品公差や累計公差等(以下、「製造公差」という)は、±0.2〜0.3mm程度であるので、この製造公差を考慮すると、該製造公差がwindowをはみ出してしまうこととなる。
したがって、帯電ロール14とクリーニングロール100の相対位置をスポンジ層100Bの食い込み量で規定しようとすると、スポンジの材料によっては、製造公差の範囲がwindowとほとんど重なる状態となり、設計の自由度がほとんど無くロバスト性も得られなくなってしまう。
一方、帯電ロール14に対するスポンジ層100Bの線圧でwindowを規定してみると、例えば、高硬度ウレタンでは、該線圧が35〜65N/m、低硬度ウレタンでは、線圧11〜29N/mの範囲となる。バネ材の製造公差は±10%程度であるため、該製造公差を考慮しても常に要求する線圧の範囲内となり、設計上の自由度が大きく広がり、ロバスト性も高くなることが分かる。
ここで、帯電ロール14に対するスポンジ層100Bの線圧とクリーニング性能について検討する。図7には、クリーニングロール100のスポンジ層100Bとして適用可能な範囲において、セル径40〜200[個/25mm]や硬度(21〜500N)を変えたスポンジによる線圧と帯電ロール14のクリーニング性(CLN性)の相関関係が示されている。
これによると、スポンジの線圧が約3〜15[N/m]の間は、該CLN性が徐々に上がり、約15[N/m]以上ではCLN性は低下する。ここで、CLN性の目標レベルは5以下である。このため、スポンジの線圧が3〜65[N/m]の範囲であればCLN性を確保することができる。
一方、クリーニングロール100は帯電ロール14に対して従動回転するため、スポンジ層100Bの線圧が小さ過ぎると、クリーニングロール(CLN)100や帯電ロール(BCR)14の従動不良が生じてしまう。これは、CLN不足にもつながってしまうこととなる。
このため、クリーニングロール100を従動回転させるために最低限必要なスポンジ層100Bの線圧を考慮すると、適切な線圧は約5.5〜65[N/m]の範囲となる。そして、この線圧であれば、必要なクリーニング性を確保することができると共に、帯電ロール14やクリーニングロール100の従動不良も発生しない。
つまり、クリーニングロール100のスポンジ層100Bを線圧約5.5〜65[N/m]で帯電ロール14の表面へ当接させることで、スポンジ層100Bによる帯電ロール14の良好なクリーニング性能を得ることができ、また、設計上の自由度が大きく広がり、ロバスト性も高くなる。
なお、ここでは、帯電ロール14の支持部14a及びクリーニングロール100の支持部100aに引張ばね140を配設し、該引張ばね140を介して、クリーニングロール100を帯電ロール14側へ付勢するようにしたが、スポンジ層100Bを線圧5.5〜65[N/m]で帯電ロール14の表面へ当接させることができれば良いため、これにかぎるものではない。
例えば、図8に示すように、引張ばね140に替えて、帯電ロール14の支持部14a及びクリーニングロール100の支持部100aに帯状ゴム(第1付勢部材)142を巻掛け、この帯状ゴム142によってクリーニングロール100のスポンジ層100Bを線圧5.5〜65[N/m]で帯電ロール14の表面へ当接させるようにしても良い。
また、図9に示すように、軸受け部材110と略平行且つ、軸受け部材110の内側に、軸受け部材144を配設し、感光体ドラム12に対してスライド(近接又は離間する)可能とする。この軸受け部材144でクリーニングロール100の支持部100aを軸支する。
そして、軸受け部材144の下端面と本体部122の底部との間に圧縮コイルばね(第2付勢部材)146を配設し、軸受け部材144を帯電ロール14側へ付勢する。このように、圧縮コイルばね146によって軸受け部材144を介して、クリーニングロール100のスポンジ層100Bを線圧5.5〜65[N/m]で帯電ロール14の表面へ当接させるようにしても良い。
また、図10(A)、(B)に示すように、帯電ロール14と共にクリーニングロール100が軸支可能な軸受け部材(支持部材)148を設けても良い。この軸受け部材148は正面視にて略L字状を成し、側面視にて中央部には下方へ向かって切欠き部150が欠かれている。
切欠き部150の奥方は小径となっており、クリーニングロール100のシャフト100Aの支持部100aを回転可能に支持する支持部150Aとなっている。また、切欠き部150の入口側には、帯電ロール14のシャフト14Aの支持部14aを回転可能に保持する保持部150Bが設けられている。この保持部150Bでは帯電ロール14のシャフト14Aがスライド可能となっており、帯電ロール14を感光体ドラム12に対してスライドさせる。
そして、軸受け部材148の下端面と本体部122の底部との間に圧縮コイルばね(第3付勢部材)152を配設し、軸受け部材148を帯電ロール14側へ付勢することで、軸受け部材148を介して、クリーニングロール100を帯電ロール14側へ付勢し、帯電ロール14が感光体ドラム12から受ける反力によってクリーニングロール100のスポンジ層100Bを線圧5.5〜65[N/m]で帯電ロール14の表面へ当接させるようにしても良い。
以上、本発明の実施形態により詳細に説明したが、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の形態が実施可能である。
例えば、本形態では、スポンジ層100Bは、多孔質の3次元構造を有する発泡体としたが、弾性体であればよく、必ずしも発泡体である必要はない。
また、感光体ドラム12の下方部に帯電ロール14を接触させ、その帯電ロール14の下方部にクリーニングロール100を接触させる構成としているが、感光体ドラム12、帯電ロール14、及びクリーニングロール100の位置関係はこれに限定されるものではない。例えば、感光体ドラムの上方部に帯電ロールを接触させ、その帯電ロールの上方部にクリーニングロールを接触させる構成等にも本発明を適用することができる。更に、帯電ロール14は感光体ドラム12に対して、微少な隙間を有する非接触な状態でも、本発明を適用することができる。
また、本発明を適用する画像形成装置については、上述の実施形態のように、回転式現像器18を用いて感光体ドラム12へのトナー像の形成を4回繰り返して行う4サイクル方式の構成に限定されるものではない。例えば、中間転写ベルトの移動方向に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成ユニットを並設する構成であっても、各画像形成ユニットの感光体ドラム、帯電ロール、及びクリーニングロールに本発明を適用することができる。
本発明の実施形態に係るクリーニング装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す構成図である。 図1の画像形成装置に搭載された感光体ドラム、帯電ロール、及びクリーニングロールの構成を示す拡大図である。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置及び感光体の取付構造の構成を示す部分断面側面図である。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置を構成する帯電ロール及びクリーニングロールの軸支状態を示す(A)が斜視図、(B)が側面図である。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置を構成するクリーニングロールのスポンジ層の食い込み量とクリーニング性能との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置を構成するクリーニングロールのスポンジ層の食い込み量と線圧との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置を構成するクリーニングロールのスポンジの線圧とクリーニング性との関係を示すグラフである。 図4(A)の第1変形例である。 図4(A)の第2変形例である。 (A)、(B)は、図4(A)、(B)の第3変形例である。
符号の説明
10 画像形成装置
12A シャフト
12 感光体ドラム(像担持体)
14A シャフト(帯電ロール用シャフト)
14 帯電ロール
100 クリーニングロール
100A シャフト(クリーニングロール用シャフト)
100B スポンジ層(多孔質弾性層)
140 引張ばね(第1付勢部材、当接手段)
142 ゴム(第1付勢部材、当接手段)
144 軸受け部材
146 圧縮コイルばね(第2付勢部材、当接手段)
148 軸受け部材(支持部材)
152 圧縮コイルばね(第3付勢部材、当接手段)
150A 支持部
150B 保持部

Claims (5)

  1. 画像を担持する像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電ロールと、前記帯電ロールに当接し、該帯電ロールをクリーニングするクリーニングロールと、を有し、前記クリーニングロールが弾性層を含み、
    前記弾性層を線圧5.5〜65[N/m]で前記帯電ロールの表面へ当接させる当接手段を設けたことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記当接手段が、前記帯電ロールのシャフト及び前記クリーニングロールのシャフトに掛け渡され前記弾性層を帯電ロール側へ付勢する第1付勢部材であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記当接手段が、前記クリーニングロールのシャフトを回転可能に支持し、前記像担持体に対してスライド可能とされた軸受け部材と、前記軸受け部材を前記帯電ロール側へ付勢する第2付勢部材と、を含んで構成されたことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  4. 前記当接手段が、前記クリーニングロールのシャフトを回転可能に支持する支持部と、前記帯電ロールのシャフトを回転可能かつスライド可能に保持する保持部と、を含んで構成され、前記像担持体に対してスライド可能な支持部材と、前記支持部材を前記帯電ロール側へ付勢する第3付勢部材と、を含んで構成されたことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  5. 前記弾性層が発泡体で構成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のクリーニング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010019980A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Ricoh Co Ltd クリーニングローラ、帯電装置、プロセスユニット及び画像形成装置
US8218997B2 (en) 2008-05-30 2012-07-10 Ricoh Company, Ltd. Cleaning member, charging device, process cartridge, and image forming apparatus
JP2015079060A (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 シャープ株式会社 帯電装置およびそれを備えた画像形成装置
US9411254B2 (en) 2013-03-27 2016-08-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Charging device with charging and cleaning members

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