JP5509861B2 - 清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置 - Google Patents

清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、クリーニング手段を、帯電ローラの軸線方向に延在して該ローラ表面に当接する螺旋状の弾性部材で構成してなる帯電ローラのクリーニング装置が開示されている。
特開平8−137208号公報(図1)
本発明は、清掃材が巻き付けられた軸部へ良好に電圧を印加できるようにすることを課題とする。
請求項1の発明は、回転する被清掃体の回転軸方向に沿って配置された軸部と、前記軸部の軸方向一端部をその軸方向へ移動可能にかつ回転可能に支持する第1支持部材と、前記軸部の軸方向他端部をその軸方向へ移動可能にかつ回転可能に支持する第2支持部材と、前記第1支持部材に形成され、前記軸部と導通すると共に、前記軸部の端部に接触して前記軸部の軸方向への移動を規制する規制部と、少なくとも前記規制部を通じて前記第1支持部材から前記軸部へ電圧を印加する印加手段と、前記被清掃体の外周面に接触して前記軸部と一体に従動回転しながら、前記軸部をその軸方向に沿って前記規制部へ推進させる推進力を前記被清掃体から受けるように前記軸部に螺旋状に巻き付けられ、前記被清掃体が回転する状態においてのみ前記軸部の端部を前記推進力によって前記規制部に押し付け、前記被清掃体の外周面を清掃する清掃材と、を備える清掃装置である。
請求項2の発明は、前記規制部に形成され、前記導通部材又は前記軸部の端面に接触する凸部を備える請求項1に記載の清掃装置である。
請求項3の発明は、前記清掃材の外径は、前記被清掃体の外径よりも小さい請求項1又は請求項2に記載の清掃装置である。
請求項4の発明は、前記第1支持部材は、さらに、前記被清掃体を回転可能に支持し、前記印加手段は、前記第1支持部材から前記被清掃体へ電圧を印加する請求項1〜3のいずれ1項に記載の清掃装置である。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃装置と、前記被清掃体としての帯電体と、を備える帯電装置である。
請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃装置と、被帯電体と、前記被帯電体を帯電させ、回転する前記被清掃体としての帯電体と、が装置本体に一体に着脱可能に組み立てられた組立体である。
請求項7の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃装置と、像を保持可能な像保持体と、前記像保持体を帯電させ、回転する前記被清掃体としての帯電体と、前記帯電体によって帯電した前記像保持体を露光し、静電潜像を形成する露光装置と、前記露光装置によって前記像保持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を備える画像形成装置である。
本発明の請求項1の構成によれば、第2支持部材側へ軸部を推進させる推進力を被清掃体から受ける場合に比べ、清掃材が巻き付けられた軸部へ良好に電圧を印加できる。
本発明の請求項2の構成によれば、軸部の端面に接触する凸部を備えない場合に比べ、清掃材が巻き付けられた軸部へ良好に電圧を印加できる。
本発明の請求項3の構成によれば、清掃材の外径が被清掃体の外径よりも大きい場合に比べ、清掃材が巻き付けられた軸部へ良好に電圧を印加できる状態に短時間でなる。
本発明の請求項4の構成によれば、軸部と被清掃体とが異なる支持部材で支持される共に軸部と被清掃体とが異なる印加手段で電圧が印加される場合に比べ、部品点数を低減できる。
本発明の請求項5の構成によれば、第2支持部材側へ軸部を推進させる推進力を被清掃体から受ける場合に比べ、清掃材が巻き付けられた軸部へ良好に電圧を印加できる。
本発明の請求項6の構成によれば、第2支持部材側へ軸部を推進させる推進力を被清掃体から受ける場合に比べ、清掃材が巻き付けられた軸部へ良好に電圧を印加できる。
本発明の請求項7の構成によれば、第2支持部材側へ軸部を推進させる推進力を被清掃体から受ける場合に比べ、清掃材が巻き付けられた軸部へ良好に電圧を印加できる。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 図2は、本実施形態に係る清掃装置の構成を示す概略図である。 図3は、本実施形態に係る帯電ロールと発泡材との外径差を説明するための概略図である。 図4は、本実施形態に係る発泡材における軸部の軸方向に沿った断面を示す図である。 図5は、本実施形態に係る押え部材の変形例を示す概略図である。 図6は、図2に示す構成において、第1支持部材と第2支持部材との配置位置を入れ替えた構成を示す概略図である。 図7は、本実施形態に係る清掃体の清掃動作を説明するための説明図である。 図8は、本実施形態に係る軸部と帯電ロールとを個別に支持する構成を示す概略図である。 図9は、本実施形態に係る軸部と帯電ロールとに対して個別に電圧を印加する構成を示す概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る画像形成装置の構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。なお、図中に示す矢印UPは鉛直方向上方を示す。
画像形成装置10の装置本体10Aの内部には、図1に示すように、入力される画像データに対して画像処理を行なう画像処理部12が設けられている。
この画像処理部12は、入力された画像データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の階調データに処理するようになっており、この処理された階調データを受け取って、レーザ光LBによる画像露光を行う露光装置14が装置本体10A内の中央に設けられている。
また、露光装置14の上方には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kが、水平方向に間隔をおいて配置されている。なお、Y,M,C,Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y,M,C,Kを省略して記載することがある。
これらの4つの画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kは、すべて同様に構成されており、回転駆動される円柱状の被帯電体の一例としての像保持体18と、この像保持体18の外周面を帯電する帯電装置20と、帯電装置20により帯電した像保持体18の外周面に露光装置14の画像露光によって形成された静電潜像を、各色のトナーで現像してトナー画像として可視化する現像装置22と、像保持体18の外周面を清掃する清掃部材24と、を含んで構成されている。
像保持体18は、形成される像を保持可能に構成されており、具体的には、感光体で構成されている。帯電装置20は、像保持体18の外周面を帯電する帯電体の一例としての帯電ロール23と、帯電ロール23を清掃する清掃装置100と、を備えて構成されている。
帯電ロール23は、像保持体18の外周面に接触して回転し、像保持体18の外周面を帯電するようになっている。なお、帯電ロール23は、清掃装置100よって清掃される被清掃体の一例である。なお、清掃装置100の具体的構成は、後述する。
各画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kは、装置本体10Aに着脱可能に構成されており、装置本体10Aに一体に着脱可能に組み立てられた組立体として機能する。なお、組立体としては、少なくとも、像保持体18、帯電ロール23及び清掃装置100を備えていればよい。
また、画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kは、ユニット化されずに、例えば、共通の支持フレームに支持され、装置本体10Aに着脱されない構成であってもよい。されない構成であってもよい。
また、露光装置14には、4つの画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kに共通に構成された、図示しない4つの半導体レーザが設けられており、これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kが階調データに応じて出射されるようになっている。
なお、半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズを介して回転多面鏡であるポリゴンミラー26に照射され、このポリゴンミラー26によって偏向走査されるようになっている。そして、このポリゴンミラー26によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結像レンズ及び複数枚のミラーを介して、像保持体18上の露光ポイントに、斜め下方から走査露光されるようになっている。
また、この露光装置14は、その周囲が直方体状の筐体28によって密閉されている。そして、筐体28の上部には、4本のレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの像保持体18上に向けて透過させる透光部材30Y、30M、30C、30Kが設けられている。
一方、各画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの上方には、一次転写ユニット21が設けられている。この一次転写ユニット21は、無端状の中間転写ベルト32と、中間転写ベルト32が巻き掛けられ、回転駆動して中間転写ベルト32を矢印方向に周回させる駆動ロール40と、中間転写ベルト32が巻き掛けられ、中間転写ベルト32に張力を付与する張力付与ロール36と、中間転写ベルト32の外周面を清掃する清掃部材38と、中間転写ベルト32を挟んで像保持体18Y、18M、18C、18Kの反対側に配置される一次転写ロール34Y、34M、34C、34Kと、を含んで構成されている。
そして、この4つの一次転写ロール34Y、34M、34C、34Kによって、画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの像保持体18上に順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像が、中間転写ベルト32上に、多重に転写される構成となっている。
また、中間転写ベルト32を挟んで駆動ロール40の反対側には、二次転写ロール42が設けられている。中間転写ベルト32上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像は、中間転写ベルト32により搬送され、駆動ロール40と二次転写ロール42に挟まれ、搬送経路56に沿って搬送される記録媒体Pに二次転写されるようになっている。
さらに、二次転写ロール42に対して記録媒体Pの搬送方向下流側(以下単に下流側と言う)には、記録媒体Pに転写されたトナー画像を熱及び圧力により記録媒体Pに定着する定着装置44が設けられている。
また、定着装置44の下流側には、トナー画像が定着した記録媒体Pを画像形成装置10の装置本体10Aの上部に設けられた排出部48に排出する排出ロール46が設けられている。
一方、画像形成装置10の装置本体10A内の下側には、記録媒体Pが収容される収容部50が設けられている。さらに、この収容部50に収容された記録媒体Pを搬送経路56へ送り出す送出ロール52が設けられ、送出ロール52の下流側には、記録媒体Pを1枚ずつ分離して搬送する分離ロール54が設けられている。また、分離ロール54の下流側には、搬送タイミングを合わせる位置合せロール58が設けられている。これにより、収容部50から送り出された記録媒体Pは、予め定められたタイミングで位置合せロール58によって中間転写ベルト32と二次転写ロール42とが接する位置(二次転写位置)へ搬送される構成となっている。
さらに、排出ロール46の隣りには、定着装置44によって片面に画像が定着された記録媒体Pを、排出ロール46によって排出部48に排出せずに、両面用搬送経路62に搬送する搬送ロール60が設けられている。これにより、両面用搬送経路62に沿って搬送される記録媒体Pは、 表裏が反転された状態で、位置合せロール58へと再度搬送され、今度は、記録媒体Pの裏面にトナー画像が転写・定着されて排出部48上に排出されるようになっている。
この構成により、以下のように記録媒体Pに画像が形成される。
先ず、画像処理部12から露光装置14に各色の階調データが順次出力され、この露光装置14から階調データに応じて出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、帯電装置20(帯電ロール23)によって帯電した像保持体18の外周面に走査露光され、像保持体18の外周面に静電潜像が形成される。像保持体18上に形成された静電潜像は、現像装置22Y、22M、22C、22Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像として可視化される。
さらに、画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kの上方に渡って配置された一次転写ユニット21の一次転写ロール34によって、像保持体18上に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像が、周回する中間転写ベルト32上に多重に転写される。
また、周回する中間転写ベルト32上に多重に転写された各色のトナー画像は、二次転写ロール42により、収容部50から送出ロール52、分離ロール54、位置合せロール58によって搬送経路56で搬送された記録媒体Pに二次転写される。
さらに、トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置44へと搬送される。記録媒体Pに転写されたトナー画像は、定着装置44によって記録媒体Pに定着され、定着された後、画像形成装置10の装置本体10Aの上部に設けられた排出部48に排出ロール46によって排出される。
さらに、記録媒体Pの両面に画像を形成させる場合は、定着装置44によって片面に画像が定着された記録媒体Pを、排出ロール46によって排出部48に排出せずに、搬送方向を切り替え、搬送ロール60を介して両面用搬送経路62へと搬送する。そして、両面用搬送経路62に沿って記録媒体Pを搬送することで、記録媒体Pの表裏が反転され、記録媒体Pが再度位置合せロール58へと搬送される。今度は、記録媒体Pの裏面にトナー画像が転写・定着され、転写・定着された後、排出部48上に排出ロール46によって排出される。
(本実施形態に係る清掃装置の構成)
次に、本実施形態に係る清掃装置の構成を説明する。図2は、本実施形態に係る清掃装置の構成を示す概略図である。
本実施形態に係る清掃装置100は、図2に示すように、被清掃体の一例としての帯電ロール23を清掃する清掃体102を備えている。清掃体102は、帯電ロール23の軸方向に沿って配置された軸部104と、軸部104の外周に螺旋状に巻き付けられた清掃材の一例としての発泡材106と、を備えている。
軸部104は、円柱状に、かつ、金属材で形成されており、帯電ロール23の軸方向に沿って長さを有している。
発泡材106は、例えば、ウレタン樹脂等で形成されたスポンジとして構成され、帯状に形成されると共に弾性変形可能とされている。発泡材106は、接着剤、両面テープなどの接着材により、軸部104の外周にその軸方向一端部から他端部にわたって固定されている。また、図3に示すように、発泡材106の外径(図3におけるD1参照)は、帯電ロール23の外径(図3におけるD2参照)よりも小さくされている。
発泡材106は、図4に示すように、軸部104の軸方向Sに沿った断面において、4辺(曲線を含む)で囲まれた四辺形状とされており、軸部104の軸方向Sにおける両端部で径方向R外側へ突出する突出部106Aを有している。この突出部106Aは、例えば、発泡材106に対して張力を付与することにより、発泡材106の外周面(図4における上面)の中央部106Bと、両端部106Aとで外径差を生じさせることで形成される。なお、発泡材106は、その巻き方向と直交する方向(図2におけるZ方向)に沿った断面においても、同様に、4辺(曲線を含む)で囲まれた四辺形状とされており、その幅方向における両端部で径方向R外側へ突出する突出部106Aを有している。
清掃体102では、発泡材106の突出部106A含む外周面(図4における上面)が帯電ロール23に接触して、軸部104が従動回転するようになっている。これにより、その発泡材106の外周面が、帯電ロール23の外周面を払拭すると共に、発泡材106の突出部106Aが異物を掻き取ることにより、異物が除去されるように構成されている。
図2に示すように、軸部104の軸方向両端部には、軸部104と導通する導通部材の一例として、発泡材106の長手方向端部を軸部104との間で押さえる円筒状の押え部材108がそれぞれ設けられている。押え部材108は、例えば、導電性を有する導電性樹脂で形成されており、軸部104と導通している。
各押え部材108は、軸部104に固定されており、軸部104と一体に回転するようになっている。各押え部材108は、軸方向両端が開放されており、軸部104の端面104Aが各押え部材108の端部から露出するようになっている。
なお、各押え部材108は、図5に示すように、後述の第1支持部材110・第2支持部材112側の一端が閉鎖され、軸部104の端面104Aが被覆される構成であってもよい。
清掃装置100は、軸部104の一端部(図2における右端部)に配置された押え部材108を軸部104の軸方向へ移動可能にかつ回転可能に支持する第1支持部材110と、軸部104の他端部(図2における左端部)に配置された押え部材108を軸部104の軸方向へ移動可能にかつ回転可能に支持する第2支持部材112を備えている。
具体的には、第1支持部材110・第2支持部材112は、それぞれ、軸部104の軸方向中央部側に向けて開放され、その反対側が側壁110A、112Aにて閉鎖された円筒状の胴体部110B、112Bを備えて構成されている。各押え部材108は、胴体部110B、112Bの内壁を滑りながら、その内壁の周方向へ軸部104と一体に回転可能とされている。
また、側壁110Aと側壁112Aとの間の距離は、軸部104の端面104A(図5に示す例では押え部材108の端面108A)の間の距離よりも長く、少なくとも一方の軸部104の端面104Aと側壁110A、112Aの一方との間に隙間が形成されるようになっている。
これにより、軸部104は、側壁110Aと側壁112Aの間において、各押え部材108と一体に、胴体部110B、112Bに内壁に沿って軸部104の軸方向へ移動可能とされる。また、軸部104の軸方向への移動は、側壁110A(規制部の一例)及び側壁112Aが軸部104の端面(図5に示す例では押え部材108の端面108A)に接触することで規制される。尚、軸部104の端面に限らず、軸部104の端部の周面に接触させて規制させても良い。
なお、軸部104の端面104Aと側壁110A、112Aとの間に隙間を形成するのは、例えば、図2中の矢印C又は矢印Dで示すように、第1支持部材110・第2支持部材112の少なくとも一方を軸部104に対して傾かせる外力が作用した場合でも、軸部104の回転抵抗の増大を抑制するためである。また、図2においては、胴体部110B、112Bを概略化してその一部を示している。
また、第1支持部材110・第2支持部材112は、それぞれ、帯電ロール23の軸方向端部を回転可能に支持している。なお、帯電ロール23は、図中におけるE方向へ回転するようになっており、像保持体18は、図中におけるF方向へ回転するようになっている。
図2における右側に配置された第1支持部材110の側壁110Aには、軸部104の端面104Aに接触可能な凸部110Cが形成されている。凸部110Cは、具体的には、半球状に形成されている。なお、軸部104はその軸方向へ移動可能とされているので、軸部104の端面104Aが第1支持部材110の凸部110Cから離れる側への軸部104の移動が許容されている。
さらに、凸部110Cが形成された第1支持部材110には、電圧を印加する印加手段の一例としての電源114が接続されている。この電源114が、第1支持部材110へ給電することにより、帯電ロール23及び軸部104へ電圧が印加される。これにより、帯電ロール23は、像保持体18を帯電させるために必要な電力を得るようになっている。なお、軸部104への電圧印加は、帯電ロール23から軸部104への漏電を防止するために、軸部104を帯電ロール23と同電位にするために行われる。
なお、第1支持部材110は、例えば、導電性を有する導電性樹脂で形成されており、第1支持部材110に印加された電圧は、側壁110Aにある凸部110Cから軸部104の端面104A(図5に示す例では押え部材108の端面108A)を通じ、胴体部110Bの内壁から押え部材108の外壁を通じて軸部104へ印加されるようになっている。また、第1支持部材110は、複数部品で構成させても良く、例えば、非導電性樹脂に板バネ等の導電部材を組み合わせても良い。尚、導電性樹脂で形成させる場合も非導電性樹脂に導電部材を組み合わせて形成させる場合も、軸部104と第1支持部材110との導通位置と移動が規制される位置とは、第1支持部材110の共通の位置で行なわれても第1支持部材110の異なる位置で行なわれても良い。第1支持部材110を導電性樹脂で形成させて導通位置と移動規制位置とを共通の位置で行なう形態は、部品点数が少なく組立ても容易であり、また、第1支持部材110を非導電性樹脂に導電部材を組み合わせて形成させて導通位置と移動規制位置とを共通の位置で行なう形態では、軸部104が金属の場合に、樹脂の削れが抑制され、経時によって樹脂の削れに起因する軸部104の軸方向の位置ズレが抑制される。
ここで、本実施形態では、発泡材106は、帯電ロール23に接触して従動回転しながら、軸部104をその軸方向に沿って側壁110Aへ推進させる推進力(スラスト力)を帯電ロール23から受けるような巻き方向で軸部104に巻き付けられている。
具体的には、図2に示すように、帯状の発泡材106を、電圧が印加される第1支持部材110側(図2における右側)の端部から見た場合に、発泡材106は軸部104の回転方向(図2におけるA方向)とは反対方向(図2におけるB方向)へ巻き付けられている。
なお、図6に示すように、電圧が印加されると共に凸部110Cが形成された第1支持部材110と、第2支持部材112との配置位置を入れ替えた構成においても、帯状の発泡材106を、電圧が印加される第1支持部材110側(図6における左側)の端部から見た場合に、発泡材106は軸部104の回転方向(図6におけるA方向)とは反対方向(図6におけるB方向)へ巻き付けられることで、軸部104をその軸方向に沿って側壁110Aへ推進させる推進力(スラスト力)を得るように構成される。
(本実施形態の作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、中間転写ベルト32に転写されずに像保持体18に残留した現像剤等の異物は、清掃部材24によって像保持体18から除去される。
現像剤の成分中で粒子径が比較的小さい外添剤等の異物は、清掃部材24をすり抜ける。清掃部材24をすり抜けた外添剤等の異物は、帯電ロール23の表面に付着する。
帯電ロール23の表面に付着した異物は、発泡材106の突出部106A及び外周面(図4における上面)が帯電ロール23に接触し、その発泡材106の外周面が、帯電ロール23の外周面を払拭すると共に、発泡材106の突出部106Aが異物を掻き取ることにより除去される。
具体的には、図7(A)(B)に示されるように、矢印方向に回転する帯電ロール23の外周面に付着した外添剤等の異物は、従動回転する清掃体102の発泡材106における突出部106Aが帯電ロール23の外周面に押されて発泡材106の高さ方向(図7(A)に示すG方向)と、幅方向(図7(A)に示すH方向)とに弾性変形(弾性圧縮)することで、発泡材106に押されて凝集する。そして、図7(C)に示されるように、凝集した外添剤等の異物は、従動回転する清掃体102の発泡材106における帯電ロール23が復元することで、この復元力より、密な状態からほぐされたり、帯電ロール23の外周面からはじかれたりする。
ここで、本実施形態では、軸部104の端面104Aが第1支持部材110の凸部110Cから離れる側への軸部104の移動が許容されているが、発泡材106が帯電ロール23に接触して従動回転することで、軸部104をその軸方向に沿って側壁110Aへ推進させる推進力(スラスト力)を帯電ロール23から受けるので、軸部104の端面104Aと凸部110Cとの接触状態が維持される。
これにより、電圧が印加されない第2支持部材112側へ軸部104を推進させる推進力を帯電ロール23から受ける場合に比べ、軸部104へ良好に電圧が印加される。これにより、帯電ロール23から軸部104への漏電が抑制され、帯電ムラ等のよる画質不良が抑制される。
また、本実施形態では、軸部104の端面104Aと接触する部位が、凸部110Cとされているので、軸部104の端面104Aに対して、第1支持部材110が傾いた場合であっても、軸部104の端面104Aと凸部110Cとの接触状態が維持される。なお、凸部110Cは、軸部104の端面104A(図5に示す例では押え部材108の端面108A)側に形成されていてもよい。
また、本実施形態では、発泡材106の外径は、図3に示すように、帯電ロール23の外径よりも小さくされているので、発泡材106の外径が帯電ロール23の外径よりも大きい場合に比べ、軸部104が高速で回転される。このため、清掃体102が従動回転すると、軸部104が短時間で第1支持部材110側へ移動する。
また、本実施形態では、軸部104と帯電ロール23とを支持する部材が共通化され、軸部104と帯電ロール23とに電圧を印加する手段が共通化されているので、これらが共通化されていない構成に比べ、部品点数が低減される。これにより、装置の小型化及び製造コストの低減が図れる。
なお、図8に示すように、清掃装置100としては、軸部104と帯電ロール23とを個別に支持する構成であってもよい。具体的には、第1支持部材110とは別体で構成された一対の支持部材111によって帯電ロール23の軸方向両端部を回転可能に支持するとともに、支持部材111を通じて帯電ロール23に対して電源114から電圧が印加されるようになっている。
さらに、図9に示すように、清掃装置100としては、軸部104と帯電ロール23とに対して個別に電圧を印加する構成であってもよい。具体的には、電源114とは別体で構成された電源115によって、一対の支持部材111の一方を通じて帯電ロール23に対して電圧が印加されるようになっている。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
10 画像形成装置
10A 装置本体
14 露光装置
16Y 画像形成ユニット(組立体の一例)
18 像保持体(被帯電体の一例)
20 帯電装置
23 帯電ロール(被清掃体の一例、帯電体の一例)
22 現像装置
100 清掃装置
102 清掃体
104 軸部
106 発泡材(清掃材の一例)
108 押え部材(導通部材の一例)
110 第1支持部材
110A 側壁(規制部の一例)
110C 凸部
112 第2支持部材
114 電源

Claims (7)

  1. 回転する被清掃体の回転軸方向に沿って配置された軸部と、
    前記軸部の軸方向一端部をその軸方向へ移動可能にかつ回転可能に支持する第1支持部材と、
    前記軸部の軸方向他端部をその軸方向へ移動可能にかつ回転可能に支持する第2支持部材と、
    前記第1支持部材に形成され、前記軸部と導通すると共に、前記軸部の端部に接触して前記軸部の軸方向への移動を規制する規制部と、
    少なくとも前記規制部を通じて前記第1支持部材から前記軸部へ電圧を印加する印加手段と、
    前記被清掃体の外周面に接触して前記軸部と一体に従動回転しながら、前記軸部をその軸方向に沿って前記規制部へ推進させる推進力を前記被清掃体から受けるように前記軸部に螺旋状に巻き付けられ、前記被清掃体が回転する状態においてのみ前記軸部の端部を前記推進力によって前記規制部に押し付け、前記被清掃体の外周面を清掃する清掃材と、
    を備える清掃装置。
  2. 前記規制部に形成され、前記導通部材又は前記軸部の端面に接触する凸部を備える請求項1に記載の清掃装置。
  3. 前記清掃材の外径は、前記被清掃体の外径よりも小さい請求項1又は請求項2に記載の清掃装置。
  4. 前記第1支持部材は、さらに、前記被清掃体を回転可能に支持し、
    前記印加手段は、前記第1支持部材から前記被清掃体へ電圧を印加する請求項1〜3のいずれ1項に記載の清掃装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃装置と、
    前記被清掃体としての帯電体と、
    を備える帯電装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃装置と、
    被帯電体と、
    前記被帯電体を帯電させ、回転する前記被清掃体としての帯電体と、
    が装置本体に一体に着脱可能に組み立てられた組立体。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃装置と、
    像を保持可能な像保持体と、
    前記像保持体を帯電させ、回転する前記被清掃体としての帯電体と、
    前記帯電体によって帯電した前記像保持体を露光し、静電潜像を形成する露光装置と、
    前記露光装置によって前記像保持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、
    を備える画像形成装置。
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