JP2018132559A - 転写装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写部材が、円筒状の弾性部材と、この弾性部材の内周面に外周面が全周に亘って接触している軸部材とで構成されている場合と比して、記録媒体に転写される転写画像の品質の低下を抑制することができる転写装置、及び画像形成装置を得る。【解決手段】上流端N1及び下流端N2では、転写ベルト22の周回速度で搬送されているシート部材Pと、弾性部材56の外周面56Bとの間に生じる速度差が、小さくなる。このため、シート部材Pに転写されるトナー画像に、画像伸び、又は画像ぶれ等の画像欠陥が生じるのが抑制される。【選択図】図1

Description

本発明は、転写装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の転写装置では、保持ローラの外周に、保持ローラの外径よりもやや大きい内径の環状スリーブが外嵌されている。
特開2010−175693号公報
記録媒体に画像を転写する転写装置は、外周面に画像を保持する像保持体と、像保持体側に押し付けられることで、像保持体との間で搬送する記録媒体に画像を転写する転写部材とを備えている。この転写部材が、円筒状の弾性部材と、円筒状の弾性部材の内周面に、外周面が全周に亘って接触している軸部材とで構成されている場合には、記録媒体に転写された転写画像の品質が低下してしまうことがある。
本発明の課題は、転写部材が、円筒状の弾性部材と、この弾性部材の内周面に外周面が全周に亘って接触している軸部材とで構成されている場合と比して、記録媒体に転写される転写画像の品質の低下を抑制することである。
本発明の請求項1に係る転写装置は、外周面に画像を保持する像保持体と、前記像保持体に押し付けられると共に弾性材料によって形成されている円筒状の弾性部材と、前記弾性部材の内部に配置されると共に前記弾性部材の内径に比して小さい外径の軸部材とを備え、前記像保持体との間で電位差が生じて記録媒体に前記画像を転写する転写部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る転写装置は、請求項1に記載の転写装置において、前記弾性部材が前記軸部材の軸方向に移動するのを規制する規制部材を備えることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る転写装置は、請求項1に記載の転写装置において、前記軸部材には、前記弾性部材の両方の端面と、前記軸部材の軸方向で接触する一対の接触部材が取り付けられていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、前記像保持体が保持する画像を記録媒体に転写する前記転写部材を備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の転写装置と、前記転写部材によって記録媒体に転写された画像を記録媒体に定着する定着装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1の転写装置によれば、転写部材が、円筒状の弾性部材と、この弾性部材の内周面に外周面が全周に亘って接触している軸部材とで構成されている場合と比して、記録媒体に転写される転写画像の品質の低下を抑制することができる。
本発明の請求項2の転写装置によれば、弾性部材の軸方向への移動が規制されていない場合と比して、像保持体と弾性部材とが軸方向でずれるのを規制することができる。
本発明の請求項3の転写装置によれば、弾性部材が軸部材の軸方向に移動するのを規制することができる。
本発明の請求項4の画像形成装置によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載の転写装置を備えていない場合と比して、出力画像の品質の低下を抑制することができる。
(A)(B)本発明の第1実施形態に係る転写装置を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る転写装置を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の画像形成部を示した構成図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に対する比較形態に係る転写装置を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に対する比較形態に係る転写装置を示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係る転写装置を示した斜視図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る転写装置、及び画像形成装置の一例を図1〜図6に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
(全体構成)
図3に示されるように、本第1実施形態に係る画像形成装置10には、記録媒体としてのシート部材Pが収容される収容部14と、収容部14に収容されたシート部材Pを搬送する搬送部16とが備えられている。さらに、画像形成装置10には、収容部14から搬送部16によって搬送されるシート部材Pに画像形成を行う画像形成部20と、原稿を読み取る原稿読取部42と、各部を制御する制御部12とが備えられている。
〔収容部〕
収容部14には、画像形成装置10の装置本体10Aから装置奥行方向の手前側に引き出し可能な3個の収容部材26が備えられており、夫々の収容部材26にシート部材Pが積載されている。さらに、夫々の収容部材26には、収容部材26に積載されたシート部材Pを、搬送部16を構成する搬送経路28に送り出す送出ロール30が備えられている。
〔搬送部〕
搬送部16には、シート部材Pが搬送される搬送経路28に沿って、シート部材Pを搬送する複数の搬送ロール(符号省略)が備えられている。
〔原稿読取部〕
原稿読取部42には、読取原稿を1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置44と、原稿搬送装置44の下側に配置され1枚の読取原稿が載せられるプラテンガラス46とが備えられている。さらに、原稿読取部42には、原稿搬送装置44によって搬送された読取原稿又はプラテンガラス46に載せられた読取原稿を読み取る原稿読取装置48が備えられている。
〔画像形成部〕
画像形成部20には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット18Y、18M、18C、18Kが備えられている。なお、以後の説明では、Y、M、C、Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略して記載することがある。
各色の画像形成ユニット18は、装置本体10Aに対して夫々着脱可能とされている。そして、各色の画像形成ユニット18には、図4に示されるように、図中矢印B方向に回転する感光体ドラムと、感光体ドラム36の表面を帯電する帯電部材38とが備えられている。さらに、画像形成ユニット18には、帯電した感光体ドラム36に露光光を照射する露光装置39と、露光光を照射することで形成された静電潜像を現像してトナー画像として可視化する現像装置40とが備えられている。また、画像形成ユニット18には、感光体ドラム36に付着した異物を感光体ドラム36から掻き取る清掃ロール34が備えられている。
さらに、画像形成部20には、図中矢印A方向に周回する無端状の転写ベルト22と、各色の画像形成ユニット18によって形成されたトナー画像を転写ベルト22に転写する一次転写ロール37とが備えられている。転写ベルト22は、装置奥行方向から見て、頂点が下方側に位置する逆三角形状とされている。転写ベルト22は、像保持体の一例である。
また、画像形成部20には、転写ベルト22に転写されたトナー画像をシート部材Pに転写する二次転写ロール54と、トナー画像が転写されたシート部材Pを加熱・加圧して、トナー画像をシート部材Pに定着する定着装置49とが備えられている。二次転写ロール54は、転写部材の一例である。
二次転写ロール54に対して転写ベルト22の反対側には、転写ベルト22が巻き掛けられ、周回する転写ベルト22に従動して回転する補助ロール52が配置されている。
本第1実施形態では、転写ベルト22と、二次転写ロール54と、補助ロール52とで、シート部材Pにトナー画像を転写する転写装置50を構成している。なお、この転写装置50については、詳細を後述する。
(画像形成装置の作用)
画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
先ず、電圧が印加された各色の帯電部材38は、各色の感光体ドラム36の表面を予定の電位で一様にマイナス帯電する。続いて、原稿読取部42(図3参照)によって読み取られた画像データに基づいて露光装置39は、帯電した各色の感光体ドラム36の表面に露光光を照射して静電潜像を形成する。
これにより、データに対応した静電潜像が各色の感光体ドラム36の表面に形成される。さらに、各色の現像装置40は、この静電潜像を現像し、トナー画像として可視化する。また、各色の感光体ドラム36の表面に形成されたトナー画像は、一次転写ロール37によって転写ベルト22に順番に転写される。このようにして、転写ベルト22は、外周面にトナー画像を保持する。
そこで、収容部材26から送出ロール30によって搬送経路28へ送り出されたシート部材Pは、転写ベルト22と二次転写ロール54とが接触する転写位置Tへ送り出される。転写位置Tでは、シート部材Pが転写ベルト22と二次転写ロール54との間で搬送されることで、転写ベルト22の外周面のトナー画像は、シート部材Pの表面に転写される。
また、シート部材Pの表面に転写されたトナー画像が、定着装置49によってシート部材Pに定着される。そして、トナー画像が定着されたシート部材Pは、装置本体10Aの外部へ排出される。
(要部構成)
次に、転写装置50の構成について説明する。
転写装置50は、前述したように、二次転写ロール54と、転写ベルト22と、補助ロール52とを備えている。
〔転写ベルト〕
転写ベルト22は、図4に示されるように、無端状のベルトであって、外周面にトナー画像を保持するようになっている。本第1実施形態では、転写ベルト22は、導電剤が含まれる基材によって構成されている基材層と、基材層に積層されている離型層とを備えている。
〔補助ロール〕
補助ロール52は、転写ベルト22の最下端部の内周面側に配置され、転写ベルト22の内周面と接触して転写ベルト22を支持している。そして、補助ロール52は、図2に示されるように、円筒状の円筒材52Aと、円筒材52Aを貫通している円柱状の軸部材52Bとを備えている。この軸部材52Bの両端部が、ベアリングを介して支持部材(図示省略)に支持されている。
本実施形態では、円筒材52Aは、ゴム材によって形成されおり、外径28〔mm〕、厚さ10〔mm〕であって、アスカー硬度は、70度である。軸部材52Bは、外径8〔mm〕であって、ステンレス製のシャフトである。ここで、アスカー硬度とは、高分子計器株式会社のアスカー硬度計C型を用いて測定した硬度である。
この構成において、補助ロール52は、図示せぬ電圧印加部材によって、転写電圧が印加されるようになっている。さらに、補助ロール52は、周回する転写ベルト22と従動して回転するようになっている。
〔二次転写ロール〕
二次転写ロール54は、図2に示されるように、転写ベルト22を挟んで補助ロール52の反対側に配置され、図示せぬ押付部材によって転写ベルト22に押し付けられている(付勢されている)。そして、二次転写ロール54は、転写ベルト22に押し付けられて弾性変形している円筒状の弾性部材56と、弾性部材56を貫通し、弾性部材56の内径に比して小さい外径の軸部材58とを備えている。なお、弾性部材56に外力が作用していない状態で、弾性部材56が円筒状とされる。
本実施形態では、弾性部材56は、弾性材であるゴム材によって形成されており、外径28〔mm〕、厚さ7〔mm〕であって、アスカー硬度は、40度である。ここで、弾性材料とは、アスカー硬度で50度以下の材料である。
また、軸部材58は、外径10〔mm〕であって、ステンレス製のシャフトである。このように、軸部材58の外径は、弾性部材56の内径(14〔mm〕)に比して小さくされている。このため、弾性部材56の内周面56Aと、軸部材58の外周面58Aとの間には、隙間が生じる部分ある。また、軸部材58は、接地されている。
さらに、軸部材58の両端部は、ベアリングを介して支持部材(図示省略)よって支持されている。そして、二次転写ロール54は、この支持部材を介して押付部材(図示省略)によって転写ベルト22に押し付けられている。本第1実施形態では、二次転写ロール54は、20〔N〕以上60〔N〕以下の力で、転写ベルト22に押し付けられている。これにより、弾性部材56が転写ベルト22に押し付けられている。
この構成において、二次転写ロール54が転写ベルト22に押し付けられていることで、二次転写ロール54と転写ベルト22との間には、搬送されるシート部材Pを挟み込む挟持部N(ニップ部)が形成されるようになっている。そして、弾性部材56は、周回する転写ベルト22と従動して周回(回転)するようになっており、軸部材58は、周回する弾性部材56と従動して回転するようになっている。
(作用)
次に、転写装置50の作用について説明する。
補助ロール52に、図示せぬ電圧印加部材によって転写電圧が印加されると、補助ロール52と二次転写ロール54との間に電位差が生じる。これにより、転写ベルト22と二次転写ロール54との間に電位差が生じる。そして、トナー画像を保持する転写ベルト22と、弾性部材56(二次転写ロール54)との間の挟持部Nで、シート部材Pが搬送されることで、転写ベルト22のトナー画像は、シート部材Pに転写される。ここで、シート部材Pは、二次転写ロール54によって転写ベルト22に押し付けられている。このため、シート部材Pの搬送速度は、転写ベルト22の周回速度に倣っている(同様になっている)。
−比較形態に係る転写装置−
ここで、比較形態に係る転写装置100について説明する。先ず、転写装置100の構成について、転写装置50と異なる部分を主に説明する。
転写装置100の二次転写ロール104は、図6に示されるように、弾性部材56と、弾性部材56を貫通し、弾性部材56の内径と同様の値の外径の軸部材108とを備えている。この軸部材108は、外径14〔mm〕であって、ステンレス製のシャフトである。軸部材108の外径が、弾性部材56の内径と同様の値とされているため、弾性部材56の内周面56Aと、軸部材108の外周面108Aとの間には、隙間が生じていない。これにより、弾性部材56が、軸部材108に拘束されている。
そこで、図5(A)に示されるように、二次転写ロール104が転写ベルト22に押し付けられていることで形成される挟持部Nにおいて、転写ベルト22の周回方向の上流端N1及び下流端N2では、弾性部材56が局部的に変形してしまう。
このため、図5(B)に示されるように、挟持部Nでシート部材Pを搬送する場合に、転写ベルト22の上流端N1及び下流端N2では、転写ベルト22の周回速度で搬送されているシート部材Pと、弾性部材56の外周面56Bの間に、速度差が生じてしまう。
そこで、転写装置100では、この速度差に起因して、シート部材Pに転写されるトナー画像に、画像伸び、又は画像ぶれ等の画像欠陥が生じてしまう。
−本実施形態に係る転写装置−
本実施形態の転写装置50の二次転写ロール54では、図2に示されるように、弾性部材56の内周面56Aと、軸部材58の外周面58Aとの間には、隙間が生じる部分ある。具体的には、弾性部材56を挟んで上流端N1の反対側の部分、及び弾性部材56を挟んで下流端N2の反対側の部分には、隙間が生じている。これにより、弾性部材56は、軸部材58に拘束されていない。
そこで、図1(A)に示されるように、転写装置50の挟持部Nにおいて、転写ベルト22の周回方向の上流端N1及び下流端N2では、転写装置100を用いる場合と比して、弾性部材56の局部的な変形の度合が抑制されている。
このため、図1(B)に示されるように、挟持部Nでシート部材Pを搬送する場合に、上流端N1及び下流端N2では、転写ベルト22の周回速度で搬送されているシート部材Pと、弾性部材56の外周面56Bとの間に生じる速度差が、転写装置100を用いる場合と比して、小さくなる。
(まとめ)
以上説明したように、本実施形態に係る転写装置50では、上流端N1及び下流端N2では、転写ベルト22の周回速度で搬送されているシート部材Pと、弾性部材56の外周面56Bとの間に生じる速度差が、転写装置100を用いる場合と比して、小さくなる。このため、転写装置50では、転写装置100を用いる場合と比して、シート部材Pに転写されるトナー画像に、画像伸び、又は画像ぶれ等の画像欠陥が生じるのが抑制される。換言すれば、転写装置50では、転写装置100を用いる場合と比して、シート部材Pに転写される転写画像の品質の低下が抑制される。
また、転写部材である二次転写ロール54は、円筒状の弾性部材56と、1個の軸部材58とで構成されている。このため、例えば、複数のロール部材と、これらのロール部材に巻き掛けられている無端状のベルト部材とで、転写部材が構成されている場合と比して、小型化(省スペース化)される。
また、画像形成装置10においては、シート部材Pに転写される転写画像の品質低下が抑制されることで、転写装置100を用いる場合と比して、出力画像の品質の低下が抑制される。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る転写装置、及び画像形成装置の一例を図7に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第2実施形態に係る転写装置80の二次転写ロール84は、弾性部材56と、軸部材58と、一対の制限部材90とを備えている。制限部材90は、規制部材、及び接触部材の一例である。
軸部材58の両端部は、支持部材(図示省略)よって支持されており、軸部材58は、回転しないようになっている。
また、軸部材58において、転写ベルト22の反対側の部分には、弾性部材56を装置奥行方向から挟む一対の制限部材90が取り付けられている。具体的には、夫々の制限部材90は、軸部材58の径方向に延びている四角柱とされており、制限部材90の一端部が、軸部材58の外周面58Aに取り付けられている。そして、制限部材90は、弾性部材56の両方の端面と、軸部材58の軸方向で夫々接触している。
この構成において、弾性部材56は、軸部材58と摺動して、周回する転写ベルト22と従動して周回するようになっている。また、一対の制限部材90は、周回する弾性部材56の端面と接触して、弾性部材56が、装置奥行方向(軸部材58の軸方向)に移動するのを規制するようになっている。
また、弾性部材56の装置奥行方向への移動が規制されることで、弾性部材56の軸方向への移動が規制されていない場合と比して、転写ベルト22と弾性部材56とが装置奥行方向でずれるのが規制される。
他の作用については、第1実施形態において、軸部材が回転することで生じる作用以外の作用と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、トナー画像を保持する像保持体は、トナー画像が転写された転写ベルト22であったが、像保持体が、外周面にトナー画像が形成され、記録媒体にトナー画像が直接転写される感光体ドラムや、感光体ベルト等であってもよい。
また、上記第2実施形態では、制限部材90が、弾性部材56の端面と接触することで、弾性部材56の軸方向の移動を規制したが、弾性部材の軸方向の位置を検知する検知部材を設け、この検知部材の検知結果に基づいて、軸部材を傾斜させることで、弾性部材の移動を規制してもよい。
また、上記第2実施形態では、制限部材90が、軸部材58に取り付けられたが、他の部材に取り付けられてもよい。
10 画像形成装置
22 転写ベルト(像保持体の一例)
49 定着装置
50 転写装置
54 二次転写ロール(転写部材の一例)
56 弾性部材
58 軸部材
80 転写装置
84 二次転写ロール(転写部材の一例)
90 制限部材(規制部材、接触部材の一例)

Claims (4)

  1. 外周面に画像を保持する像保持体と、
    前記像保持体に押し付けられると共に弾性材料によって形成されている円筒状の弾性部材と、前記弾性部材の内部に配置されると共に前記弾性部材の内径に比して小さい外径の軸部材とを備え、前記像保持体との間で電位差が生じて記録媒体に前記画像を転写する転写部材と、
    を備える転写装置。
  2. 前記弾性部材が前記軸部材の軸方向に移動するのを規制する規制部材を備える請求項1に記載の転写装置。
  3. 前記軸部材には、前記弾性部材の両方の端面と、前記軸部材の軸方向で接触する一対の接触部材が取り付けられている請求項1に記載の転写装置。
  4. 前記像保持体が保持する画像を記録媒体に転写する前記転写部材を備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の転写装置と、
    前記転写部材によって記録媒体に転写された画像を記録媒体に定着する定着装置と、
    を備える画像形成装置。
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