JP2016114649A - 間隔調整機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の動作に連動した間隔調整動作が可能で、かつ、装置の小型化に有利な間隔調整機構を提供する。
【解決手段】対向部材20A、20Bを回転軸7bに向かって付勢する付勢部21A、21Bと、間隔を規制する規制部材23A、23Bであって、回転軸7bの外周面上を移動可能に回転軸7bに取り付けられ、回転する回転軸7bから外周面上を移動する力を受ける力受け部23aを有し、回転軸7bの回転によって、間隔が所定の間隔となるように付勢部21A、21Bの付勢力に作用する第1位置から、第1位置に対して回転軸7bの軸線方向に異なる位置であって、付勢力に対する作用の仕方が第1位置のときとは異なる第2位置へ移動可能に構成された規制部材23A、23Bと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、間隔調整機構及びそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を利用した画像形成装置として、像担持体上に作像されたトナー像を記録紙(記録材)に直接転写するものや、中間転写ベルトを介して記録紙にフルカラーのトナー像を転写する方式のものがある。直接転写する転写方式では、像担持体に対向する形で転写部材を配置し、その間に記録紙を通すことで転写している。また中間転写ベルトを用いる方式では、まず各色の像担持体と一次転写部材間に挟持された中間転写ベルトにトナー像を転写する。その後、トナー像を保持した中間転写ベルトを所定の張架ローラと張架ローラに対向している二次転写部材間まで搬送し、二次転写ニップ間を通る記録紙にトナー像を二次転写することで画像を作成している。これらの一次転写部材、二次転写部材としては回転可能なローラやパッド部材等が用いられ、転写ニップを広くとるために材質は弾性体が用いられることが多い。
転写ニップは、像担持体やベルトと転写部材とが互いに圧接されることで形成されるものであるが、出荷時などの輸送において転写部材を像担持体等に長時間当接させたままにしておくと、熱の影響等で弾性体が塑性変形してしまうことがある。塑性変形すると転写ニップに十分な圧がかからず、転写不良が発生する可能性がある。このような問題を回避するために、特許文献1には、スペーサ部材を挟むことで弾性部材と対向ローラを離間させた状態で出荷し、使用前にユーザがそのスペーサ部材を引き抜くことでニップを形成する方法が開示されている。また、特許文献2には、使用者がスペーサ部材を引き抜く作業をなくすため、装置の駆動に連動して離間状態を解除する機構が開示されている。
特開2001−201914号公報 特開2007−322873号公報
特許文献1のようにユーザがスペーサ部材を引き抜く構成は、ユーザにとっては手間が増えるものとなる。装置設置時にできるだけユーザにストレスをかけないようにするためには、初期の立ち上げは、スペーサによる離間状態の解除を含め、自動で完了することが望ましい。また、特許文献2の機構は、連動のためのギアをローラ端部に配置する構成となっており、この構成では、2つのローラを離間させるためにはローラ外径よりも大きなギアをロータ端部に配置する必要がある。今後さらなる小型化の需要を考えた際、端部に大きなギアを配置することはスペース的にデメリットになる懸念がある。
本発明の目的は、装置の動作に連動した間隔調整動作が可能で、かつ、装置の小型化に有利な間隔調整機構を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の間隔調整機構は、
画像形成装置において、回転軸と、該回転軸に対向配置される対向部材と、の間隔を調整する間隔調整機構であって、
前記対向部材を前記回転軸に向かって付勢する付勢部と、
前記間隔を規制する規制部材であって、前記回転軸の外周面上を移動可能に前記回転軸に取り付けられ、回転する前記回転軸から前記外周面上を移動する力を受ける力受け部を有し、前記回転軸の回転によって、前記間隔が所定の間隔となるように前記付勢部の付勢力に作用する第1位置から、前記第1位置に対して前記回転軸の軸線方向に異なる位置であって、前記付勢力に対する作用の仕方が前記第1位置のときとは異なる第2位置へ移動可能に構成された規制部材と、
を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
回転軸と、
前記回転軸に対向配置される対向部材と、
上記間隔調整機構と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、装置の動作に連動した間隔調整動作が可能で、かつ、装置の小型化に有利な間隔調整機構を提供することができる。
本実施例に係る画像形成装置の概略断面図 実施例1における一次転写部の概略斜視図 実施例1における一次転写部の離間状態の図 実施例1における一次転写部の当接状態の図 実施例2における二次転写部の概略斜視図 実施例2における二次転写部の離間状態の図 実施例2における二次転写部の当接状態の図 実施例3における現像部の離間状態の図 実施例3における現像部の当接状態の図 実施例4における帯電部の離間状態の図 実施例4における帯電部の当接状態の図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
図1〜図4を参照して、本発明の実施例1に係る間隔調整機構及び画像形成装置について説明する。ここでは、本発明を適用した画像形成装置として、カラーレーザービームプリンタを例示して説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1は、本実施例に係る画像形成装置の全体構成の概要を示す模式的断面図である。
給送トレイ1内に積載収納された記録材2は、図中時計回り方向に回転する給送ローラ3により給送され、搬送ローラ4に送られ、ベルト内駆動ローラ5と二次転写ローラ6のニップ部へ送られる。
画像形成部を構成する像担持体としての感光ドラム7Y、7M、7C、7Kは、図中反時計回り方向に回転する。各画像形成部では、各感光ドラムの外周面に露光装置(レーザ
ースキャナ)8からのレーザ光により静電潜像が順次形成され、続いてその静電潜像が現像ローラ9Y、9M、9C、9Kにより現像され、トナー像が形成される。感光ドラム7Y、7M、7C、7Kに形成されたトナー像は、一次転写ユニット10Y、10M、10C、10Kにより押圧、電圧印加され、中間転写ベルト11に転写される。中間転写ベルト11は、ベルト内駆動ローラ5、二次転写ローラ6及びテンションローラ12の3個のローラに張架された、円筒且つ無端ベルト状のフィルムである。中間転写ベルト11は、ベルト内駆動ローラ5が図中時計回りに回転駆動されることによって、感光ドラム1の表面の移動速度と略同じ速度で移動する。
カラー画像を形成する場合は、感光ドラム7Y、7M、7C、7Kにイエロー、マゼンダ、シアン、ブラック各色のトナー像が現像される。そして、それぞれに形成されたトナー像が、一次転写ユニット10Y、10M、10C、10Kにより中間転写ベルト11に順次転写される。次に、中間転写ベルト11に形成されたトナー像は、ベルト内駆動ローラ5と二次転写ローラ6のニップ部に送られた記録材2に一括転写される。更に、トナー像が転写された記録材2は、定着フィルム13と加圧ローラ14のニップ部へ送られ、ここで加熱及び加圧されてトナー像が記録材2に定着される。トナー像が定着された記録材2は、排出ローラ15と排出コロ16により排出される。
(一次転写部の構成)
図2は、一次転写部の概略構成を説明する模式的斜視図である。上記4つの一次転写部の構成はトナーの色の違いを除いてそれぞれ同一構成であり、ここでは、各符号における添え字Y、M、C、Kを省略し、1つの一次転写部の構成についてのみ説明する。
感光ドラム7は、駆動手段(不図示)によって図中反時計回りに回転駆動される。感光ドラム7の表面は、帯電ローラ17により一様に帯電される。次いで、露光装置8より画像情報に従ったレーザ光Lが感光ドラム7に照射され、静電潜像が形成される。更に感光ドラム7の表面が図中反時計回り方向に進むと、現像ローラ9により画像情報に従って感光ドラム7上に形成された潜像がトナー像として可視化される。現像ローラ9は、反転現像方式にて、感光ドラム7上の潜像を現像する。すなわち、現像ローラ9は一様帯電された感光ドラム7上の画像部(露光部)に、感光ドラム7の帯電極性(負極性)と同極性に帯電したトナー(負極性)を付着させて現像を行う。
感光ドラム7の図中反時計回り方向において、現像位置より下流側には、中間転写体としての中間転写ベルト11が配置されている。中間転写ベルト11は図中の矢印方向に回転駆動されている。中間転写ベルト11を挟んで感光ドラム7と対向する位置には、一次転写ローラ19が配置されている。一次転写ローラ19は、一次転写軸受け部材20A、20B(対向部材、支持部材)によって、軸(回転軸)の両端が回転可能に支持(軸支)されている。一次転写軸受け部材20A、20Bは、例えば装置本体のフレームに、感光ドラム7の軸端部に対して接離方向に移動可能に支持されている。一次転写軸受け部材20A、20Bは、一次転写ばね部材21A、21B(付勢部材)に付勢されることで、一次転写ローラ19を感光ドラム7及び中間転写ベルト11に押圧している。この押圧により、記録材を挟持搬送する一次転写ニップ22が形成されている。感光ドラム7及び中間転写ベルト11が回転すると、感光ドラム7上に形成されたトナー像は中間転写ベルト11の外周面に一次転写される。このとき、一次転写ローラ19には、トナーの帯電極性(負極性)とは逆極性(正極性)の一次転写電圧が、一次転写電源(不図示)により印加される。
以上のような帯電、露光、現像、一次転写工程を、中間転写ベルト11表面の移動方向上流側から順番に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の各一次転写部で行う。これにより、中間転写ベルト11上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の
トナー像が重なったフルカラー画像が形成される。
(一次転写部の離間構成)
図3、図4を参照して、一次転写部の離間構成(間隔調整機構)について説明する。
図3は、一次転写ローラ19を中間転写ベルト11及び感光ドラム7から離間させた状態(第1位置)を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)は(a)の一部を拡大した詳細図、(c)は(b)のAA断面図である。図4は、一次転写ローラ19を中間転写ベルト11を介して感光ドラム7に当接させた状態(第2位置)を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)は(a)の一部を拡大した詳細図、(c)は(b)のBB断面図である。画像形成装置の出荷時には、図3に示すような、一次転写ローラ19を感光体7、中間転写ベルト11から離間させた構成をとる。一方、画像印刷時(画像形成動作時)には、図4に示すような、一次転写ローラ19、感光体7、中間転写ベルト11を互いに当接させた構成をとる。
感光体7の軸7bの両端部には、感光体7(第1の回転体)と一次転写ローラ19(転写部材、第2の回転体)の離間(間隔の規制)を行う一次転写離間部材23A、23B(規制部材)が配置されている。一次転写離間部材23A、23Bは、筒状(環状)の部材であり、感光体7の軸の両端部における外周面に回転可能に取り付けられている。一次転写離間部材23A、23Bは、感光体7と接触する内周面に斜面部23a(力受け部)を有する。また、一次転写離間部材23A、23Bは、一次転写軸受け部材20A、20Bと接触する外周面23b上に、一次転写軸受け部材20A、20Bと係合可能に構成された係合溝23c(案内部を構成する溝)を有する。感光体7の軸の両端部には、それぞれ、一次転写離間部材23A、23Bと接触する離間部材押出部7a(力付与部)が設けられている。一次転写軸受け部材20A、20Bには、それぞれ、軸受け部20aと、係合溝23cに嵌合可能な離間部材係合部20b(案内部を構成する凸部)と、を有する。
離間時には、一次転写離間部材23A、23Bの外周面23bと一次転写軸受け部材20A、20Bの離間部材係合部20bが接触することで、感光体7と一次転写ローラ19及び中間転写ベルト11を所定の間隔で離間させることができる。本構成であれば、離間部材係合部20bの長さ(高さ)を変えることで離間量の調整もでき、かつギアのように全周に広いスペースも必要としない。
次に自動当接動作について、説明する。自動当接動作とは、図3のように感光体7が一次転写ローラ19と離間している状態から、図4のような一次転写が可能となる状態までの動作のことである。モータなどの駆動体(駆動源)から力を受けて感光体7が回転すると、軸(回転軸)の端部に取り付けている一次転写離間部材23A、23Bも連れまわって回転する。一次転写離間部材23A、23Bが回転すると、係合溝23cに一次転写軸受け部材20A、20Bの離間部材係合部20bが嵌る。係合部20bが係合溝23cに嵌ることで一次転写離間部材23A、23Bの回転は制止される。感光体7は駆動体から力を受け回転し続けているので、回転方向に係止された一次転写離間部材23A、23Bは、離間部材押出部7aから斜面部23aに力を受けて、軸方向に移動を開始する。この移動により、一次転写離間部材23A、23Bと一次転写軸受け部材20A、20Bの係合が軸方向で外れ、感光体7と一次転写ローラ19が当接する。
なお、一次転写離間部材23A、23Bは、軸方向で一次転写軸受け部材20A、20Bから外れたのち、感光体7と連れまわって回転し続け、一次転写や感光体7の回転に対する邪魔にはならない。また、逆に当接状態から離間状態にする際は、一次転写離間部材23A、23Bを手動で軸方向に移動させ、一次転写軸受け部材20A、20Bと当接するポジションに移動させることで、一次転写ニップ22の離間状態を作り出すことができる。
<本実施例の優れた点>
本実施例に係る間隔調整機構は、感光ドラム7の軸7b両端部と、これに対向配置される一次転写軸受け部材20A、20Bとの間隔を調整(第1間隔→第2間隔)することで、感光ドラム7と一次転写ローラ19の間隔を調整(離間→当接)するものである。間隔調整機構は、概略、一次転写軸受け部材20A、20Bを感光体ドラム7の軸端部に向かって付勢する一次転写ばね部材21A、21Bからなる付勢部と、一次転写離間部材23A、23Bと、で構成される。一次転写離間部材23A、23Bは、感光ドラム7の軸の外周面上を移動可能に構成されており、回転する感光ドラム7の軸からその外周面上を移動する力を受けるように構成されている。
一次転写離間部材23A、23Bは、まず、回転する感光ドラム7の軸と連れまわって周方向に回転する。この回転により、一次転写離間部材23A、23Bは、一次転写軸受け部材20A、20Bに対して相対移動(相対回転)することになる。この相対移動により、一次転写離間部材23A、23Bの外周面23bと摺動接触していた一次転写軸受け部材20A、20Bの離間部材係合部20bは、外周面23bに形成された係合溝23cに嵌る状態になる。これにより、一次転写離間部材23A、23Bは、回転が規制された状態となり、感光ドラム7に対して相対移動する状態に変化する。このとき、係合溝23c側壁が一次転写離間部材23A、23Bにおける感光ドラム7軸の軸線回りの移動を規制する回り止め部として機能し、一次転写離間部材23A、23Bは、軸線方向の移動は許容されつつ軸線回りの移動が規制された状態となる。
一次転写離間部材23A、23Bは、感光ドラム7に対する相対移動によって、今度は、感光ドラム7の離間部材押出部7aから斜面部23aに力を受ける状態となる。傾斜部23aは、一次転写離間部材23A、23Bの内周面上を周方向及び軸線方向に対して斜めに延びる面であり、軸7bの外周面上に形成された突起である離間部材押出部7aから軸線方向に作用する分力を含む力を受けるように構成されている。これにより、一次転写離間部材23A、23Bは、感光ドラム7の軸及び一次転写軸受け部材20A、20Bに対して軸7bの中央側から離れる方向、すなわち軸7bのより端部側へ軸方向に移動する。
一次転写離間部材23A、23Bは、まず、付勢部の付勢力に作用する位置、具体的には、感光ドラム7の軸と一次転写軸受け部材20A、20Bに挟まれて付勢部の付勢力に抗する力を発揮する位置(第1位置)にある。そして、上記軸方向の相対移動により、付勢部の付勢力に対する作用の仕方が変化する位置、具体的には、感光ドラム7の軸と一次転写軸受け部材20A、20Bに挟まれず、付勢部の付勢力に抗する力を発揮しない位置(第2位置)に移動する。
以上のような構成により、シンプルで小型な構成でありながら、自動で離間状態を解除することができる間隔調整機構を実現することができる。なお、離間部材係合部20b、係合溝23c、離間部材押出部7a、斜面部23a等の各種寸法(高さや深さ、幅、角度等)は、感光ドラム7の回転による一次転写離間部材23A、23Bのスムーズな軸方向移動を可能にすべく適宜設定されるものである。
<実施例2>
図5〜図7を参照して、本発明の実施例2に係る間隔調整機構及び画像形成装置について説明する。ここでは、実施例1と同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。ここで特に説明しない事項については実施例1と同様である。
(二次転写部の構成)
図5は、二次転写部の概略構成を説明する模式的斜視図である。ベルト内駆動ローラ5は、モータ等の駆動手段(不図示)によって図中時計回りに回転駆動される。ベルト内駆動ローラ5は、テンションローラ12とで保持した中間転写ベルト11を回転させ、一次転写部で転写されたフルカラートナー像を二次転写部まで搬送する。二次転写部では、中間転写ベルト11を挟んでベルト内駆動ローラ5と対向する位置に二次転写ローラ6が配置されている。二次転写ローラ6は、二次転写軸受け部材24A、24Bによって保持されている。二次転写軸受け部材24A、24Bは、二次転写ばね部材25A、25B(付勢部材)から力を受け、二次転写ローラ6をベルト内駆動ローラ5及び中間転写ベルト11に押圧している。この押圧により、二次転写ニップ26が形成されている。二次転写ニップ26まで搬送されたトナー像は、搬送ローラ4によって運ばれた記録材2に二次転写される。この時、二次転写ローラ6には、トナーの帯電極性(負極性)とは逆極性(正極性)の二次転写電圧が、二次転写電源(不図示)により印加される。以上のような二次転写工程を経て、記録材2にフルカラー画像が形成される。
(二次転写部の離間構成)
図6、図7を参照して、二次転写部の離間構成(間隔調整機構)について説明する。
図6は、二次転写ローラ6を中間転写ベルト11及びベルト内駆動ロータ5から離間させた状態(第1位置)を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)は(a)の一部を拡大した詳細図、(c)は(b)のCC断面図である。図7は、二次転写ローラ6を中間転写ベルト11を介してベルト内駆動ロータ5に当接させた状態(第2位置)を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)は(a)の一部を拡大した詳細図、(c)は(b)のDD断面図である。画像形成装置の出荷時には、図6に示すような、二次転写ローラ6とベルト内駆動ローラ5及び中間転写ベルト11を離間させる構成をとる。一方、画像印刷時には、図7に示すような、二次転写ローラ6とベルト内駆動ローラ5及び中間転写ベルト11を当接させる構成をとる。
ベルト内駆動ローラ5の軸5b(回転軸)の両端部には、ベルト内駆動ローラ5(第1の回転体)と二次転写ローラ6(第2の回転体)の離間を行う二次転写離間部材27A、27B(規制部材)が配置されている。二次転写離間部材27A、27Bは、環状部材であり、ベルト内駆動ローラ5の軸5bと対向する内周面に斜面部27a(力受け部)を有する。また、二次転写離間部材27A、27Bは、二次転写軸受け部材24A、24Bと接触する外周面27bと、外周面上に二次転写軸受け部材24A、24Bと係合する係合溝27c(案内部を構成する溝)を有する。
ベルト内駆動ローラ5の軸5bの端部には、ベルト内駆動ローラ5と係合し、外周面が二次転写離間部材27A、27Bの内周面と接触する環状の離間補助部材28A,28Bがある。すなわち、ベルト内駆動ローラ5の軸5bの端部の外側に離間補助部材28A,28Bが取り付けられ、その外側に二次転写離間部材27A、27Bが離間補助部材28A,28Bと同心的に取り付けられている。離間補助部材28A,28Bの外周面には二次転写離間部材27A、27Bと接触する離間部材押出部28a(力付与部)が設けられている。二次転写軸受け部材24A、24Bには、それぞれ、二次転写ローラ6の軸を回転可能に軸支する軸受け部24aと、離間部材係合部24b(案内部を構成する凸部)が設けられている。
離間時には、二次転写離間部材27A、27Bの外周面27bと一次転写軸受け部材24A、24Bの離間部材係合部24bが接触することで、ベルト内駆動ローラ5と二次転写ローラ6及び中間転写ベルト11を離間させることができる。本構成であれば、離間部材係合部24bの長さ(高さ)を変えることで離間量の調整もでき、かつギアのように全周に広いスペースも必要としない。
次に自動当接動作について、説明する。自動当接動作とは、図6のようにベルト内駆動ローラ5が二次転写ローラ6と離間している状態から、図7のような二次転写が可能となる状態までの動作のことである。モータなどの駆動体から力を受けてベルト内駆動ローラ5が回転すると、軸5bの端部に取り付けている離間補助部材28A,28B及び二次転写離間部材27A、27Bも連れまわって回転する。二次転写離間部材27A、27Bが回転すると、係合溝27cに二次転写軸受け部材24A、24Bの離間部材係合部24bが嵌る。係合部24bが係合溝27cに嵌ることで二次転写離間部材27A、27Bの回転は制止される。ベルト内駆動ローラ5及び離間補助部材28A,28Bは駆動体から力を受け回転し続けているので、回転方向に係止された二次転写離間部材27A、27Bは離間部材押出部28aから斜面部27aに力を受けて、軸方向に移動を開始する。この移動により、二次転写離間部材27A、27Bと二次転写軸受け部材24A、24Bの係合が軸方向で外れ、ベルト内駆動ローラ5と二次転写ローラ19が当接する。
なお、二次転写離間部材27A、27Bは、軸方向で二次転写軸受け部材24A、24Bから外れたのちは、ベルト内駆動ローラ5と連れまわって回転し続け、二次転写やベルト内駆動ローラ5の回転に対する邪魔にはならない。また、逆に当接状態から離間状態にする際は、二次転写離間部材27A,27Bを手動で軸方向に移動させ、二次転写軸受け部材24A、24Bと当接するポジションに移動させることで、二次転写ニップの離間状態を作り出すことができる。
<実施例3>
図8、図9を参照して、本発明の実施例3に係る間隔調整機構及び画像形成装置について説明する。ここでは、実施例1、2と同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。ここで特に説明しない事項については実施例1、2と同様である。
(現像部の離間構成)
図8、図9を参照して、現像部の離間構成(間隔調整機構)について説明する。
図8は、現像ローラ9を感光ドラム7から離間させた状態(第1位置)を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)は(a)の一部を拡大した詳細図、(c)は(b)のEE断面図である。図9は、現像ローラ9を感光ドラム7に当接させた状態(第2位置)を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)は(a)の一部を拡大した詳細図、(c)は(b)のFF断面図である。画像形成装置の出荷時には、図8に示すような、現像ローラ9と感光ドラム7を離間させる構成をとり、画像印刷時には、図9に示すような、現像ローラ9と感光ドラム7を当接させる構成をとる。
まず、現像ローラ9は感光体7に現像ばね部材29A、29B(付勢部材)によって押圧されている。感光体7の軸7b(回転軸)の両端部には、感光体7(第1の回転体)と現像ローラ9(第2の回転体)の離間を行う現像離間部材30A、30B(規制部材)が配置されている。現像離間部材30A、30Bは、環状部材であり、感光体7の軸7bと接触する内周面に斜面部30a(力受け部)を有する。また、現像離間部材30A、30Bは、現像ローラ軸受け部材31A、31Bと接触する外周面30bと、外周面上に現像ローラ軸受け部材31A、31Bと係合する係合溝30c(案内部を構成する溝)を有する。
感光体7の軸7bの端部には、現像離間部材30A、30Bと接触する離間部材押出部7a(力付与部)が設けられている。現像ローラ軸受け部材31A、31Bには、それぞれ、現像ローラ9の軸を回転可能に軸支する軸受け部31aと、離間部材係合部31b(案内部を構成する凸部)がある。
離間時には、現像離間部材30A、30Bの外周面30bと現像ローラ軸受け部材31
A、31Bの離間部材係合部31bが接触することで、感光体7と現像ローラ9を離間させることができる。本構成であれば、離間部材係合部31bの長さ(高さ)を変えることで離間量の調整もでき、かつギアのように全周に広いスペースも必要としない。
次に自動当接動作について、説明する。自動当接動作とは、図8のように感光体7が現像ローラ9と離間している状態から、図9のような現像が可能となる状態までの動作のことである。モータなどの駆動体から力を受けて感光体7が回転すると、軸7bの端部に取り付けている現像離間部材30A、30Bも連れまわって回転する。現像離間部材30A、30Bが回転すると、係合溝30cに現像ローラ軸受け部材31A、31Bの離間部材係合部31bが嵌る。係合部31bが係合溝30cに嵌ることで現像離間部材30A、30Bの回転は制止される。感光体7は駆動体から力を受け回転し続けているので、回転方向に係止された現像離間部材30A、30Bは離間部材押出部7aから斜面部30aに力を受けて、軸方向に移動を開始する。この移動により、現像離間部材30A、30Bと現像ローラ軸受け部材31A、31Bの係合が軸方向で外れ、感光体7と現像ローラ9が当接する。
なお、現像離間部材30A、30Bは、軸方向で現像ローラ軸受け部材31A、31Bから外れたのち、感光体7と連れまわって回転し続け、現像や感光体の回転に対する邪魔にはならない。また、逆に当接状態から離間状態にする際は、現像離間部材30A、30Bを手動で軸方向に移動させ、現像ローラ軸受け部材31A、31Bと当接するポジションに移動させることで、現像ニップの離間状態を作り出すことができる。
<実施例4>
図10、図11を参照して、本発明の実施例4に係る間隔調整機構及び画像形成装置について説明する。ここでは、実施例1〜3と同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。ここで特に説明しない事項については実施例1〜3と同様である。
(帯電部の離間構成)
図10、図11を参照して、帯電部の離間構成(間隔調整機構)について説明する。
図10は、帯電ローラ17を感光ドラム7から離間させた状態(第1位置)を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)は(a)の一部を拡大した詳細図、(c)は(b)のGG断面図である。図11は、帯電ローラ17を感光ドラム7に当接させた状態(第2位置)を説明する模式図であり、(a)は全体図、(b)は(a)の一部を拡大した詳細図、(c)は(b)のHH断面図である。画像形成装置の出荷時には、図10に示すような、帯電ローラ17と感光ドラム7を離間させる構成をとり、画像印刷時には、図11に示すような、帯電ローラ17と感光ドラム7を当接させる構成をとる。
まず、帯電ローラ17は感光体7に帯電ばね部材32A、32B(付勢部材)によって押圧されている。感光体7の軸7b(回転軸)の両端部には、感光体7(第1の回転体)と帯電ローラ17(第2の回転体)の離間を行う帯電離間部材33A、33B(規制部材)が配置されている。帯電離間部材33A、33Bは、環状部材であり、感光体7の軸7bと接触する内周面に斜面部33a(力受け部)を有する。また、帯電離間部材33A、33Bは、帯電ローラ軸受け部材34A、34Bと接触する外周面33bと、外周面上に帯電ローラ軸受け部材34A、34Bと係合する係合溝33c(案内部を構成する溝)を持つ。
感光体7の軸7bの端部には、帯電離間部材33A、33Bと接触する離間部材押出部7a(力付与部)が設けられている。帯電ローラ軸受け部材34A、34Bには、それぞれ、帯電ローラ17の軸を回転可能に軸支する軸受け部34aと、離間部材係合部34b(案内部を構成する凸部)がある。
離間時には、帯電離間部材33A、33Bの外周面33bと帯電ローラ軸受け部材34A、34Bの離間部材係合部34bが接触することで、感光体7と帯電ローラ17を離間させることができる。本構成であれば、離間部材係合部34bの長さ(高さ)を変えることで離間量の調整もでき、かつギアのように全周に広いスペースも必要としない。
次に自動当接動作について、説明する。自動当接動作とは、図10のように感光体7が帯電ローラ17と離間している状態から、図11のような帯電が可能となる状態までの動作のことである。モータなどの駆動体から力を受けて感光体7が回転すると、軸7bの端部に取り付けている帯電離間部材33A、33Bも連れまわって回転する。帯電離間部材33A、33Bが回転すると、係合溝33cに帯電ローラ軸受け部材34A、34Bの離間部材係合部34bが嵌る。係合部34bが係合溝33cに嵌ることで帯電離間部材33A、33Bの回転は制止される。感光体7は駆動体から力を受け回転し続けているので、回転方向に係止された帯電離間部材33A、33Bは離間部材押出部7aから斜面部33aに力を受けて、軸方向に移動を開始する。この移動により、帯電離間部材33A、33Bと帯電ローラ軸受け部材34A、34Bの係合が軸方向で外れ、感光体7と帯電ローラ17が当接する。
なお、帯電離間部材33A、33Bは、軸方向で帯電ローラ軸受け部材34A、34Bから外れたのち、感光体7と連れまわって回転し続け、現像や感光体の回転に対する邪魔にはならない。また、逆に当接状態から離間状態にする際は、帯電離間部材33A、33Bを手動で軸方向に移動させ、帯電ローラ軸受け部材34A、34Bと当接するポジションに移動させることで、帯電ニップの離間状態を作り出すことができる。
なお、上記各実施例は可能な限り互いに組み合わせた構成を採用することができる。また、記録材を搬送ベルトにより搬送する構成を備えた画像形成装置においても、搬送ベルトを介して互いに圧接される2つの回転体の当接離間機構に本発明は適用可能である。
7…感光ドラム(第1の回転体)、7a…離間部材押出部(力付与部)、7b…軸(回転軸)、19…一次転写ローラ(第2の回転体)、20A、20B…一次転写軸受け部材(対向部材、支持部材)、20b…離間部材係合部(案内部を構成する凸部)、21A、21B…一次転写ばね部材(付勢部材)、23A、23B…一次転写離間部材(規制部材)、23a…斜面部(力受け部)、23c…係合溝(案内部を構成する溝)

Claims (17)

  1. 画像形成装置において、回転軸と、該回転軸に対向配置される対向部材と、の間隔を調整する間隔調整機構であって、
    前記対向部材を前記回転軸に向かって付勢する付勢部と、
    前記間隔を規制する規制部材であって、前記回転軸の外周面上を移動可能に前記回転軸に取り付けられ、回転する前記回転軸から前記外周面上を移動する力を受ける力受け部を有し、前記回転軸の回転によって、前記間隔が所定の間隔となるように前記付勢部の付勢力に作用する第1位置から、前記第1位置に対して前記回転軸の軸線方向に異なる位置であって、前記付勢力に対する作用の仕方が前記第1位置のときとは変化する第2位置へ移動可能に構成された規制部材と、
    を備えることを特徴とする間隔調整機構。
  2. 前記第1位置は、前記規制部材が、前記間隔が所定の間隔となるように前記付勢力に抗する力を発揮する位置であり、
    前記第2位置は、前記規制部材が、前記付勢力に抗する力を発揮しない位置であることを特徴とする請求項1に記載の間隔調整機構。
  3. 前記第1位置は、前記規制部材が、前記回転軸と前記対向部材との間に挟まれる位置であり、
    前記第2位置は、前記規制部材が、前記回転軸と前記対向部材との間に挟まれない位置であることを特徴とする請求項1または2に記載の間隔調整機構。
  4. 前記力受け部は、前記規制部材と前記回転軸との間の相対移動によって、前記回転軸に設けられた力付与部から軸線方向に作用する分力を含む力を受けるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の間隔調整機構。
  5. 前記力受け部は、前記外周面に対向する内周面上を周方向及び軸線方向に対して斜めに延びる面であり、
    前記力付与部は、前記面と当接するように前記外周面上に設けられた突起であることを特徴とする請求項4に記載の間隔調整機構。
  6. 前記規制部材と前記回転軸との間の相対移動が生じるように前記規制部材の移動を規制して、前記規制部材を前記第1位置から前記第2位置へ案内する案内部をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の間隔調整機構。
  7. 前記案内部は、前記規制部材における前記回転軸の軸線回りの移動を規制する回り止め部を有し、
    前記規制部材は、前記回り止め部によって前記軸線回りの移動が規制された状態で前記回転軸が回転することで前記相対移動が生じ、前記力受け部が前記力付与部から前記分力を含む力を受けることにより、前記外周面上を移動することを特徴とする請求項6に記載の間隔調整機構。
  8. 前記案内部は、前記規制部材に設けられた、前記軸線方向に延びる溝と、前記対向部材に設けられ、前記溝に嵌合可能な凸部と、で構成され、
    前記規制部材は、前記凸部が前記溝に嵌合することにより、前記軸線方向の移動は許容されつつ前記軸線回りの移動が規制されることを特徴とする請求項6に記載の間隔調整機構。
  9. 前記溝の側壁は、前記規制部材における前記回転軸の軸線回りの移動を規制する回り止
    め部として機能し、
    前記規制部材は、前記回り止め部によって前記軸線回りの移動が規制された状態で前記回転軸が回転することで前記相対移動が生じ、前記力受け部が前記力付与部から前記分力を含む力を受けることにより、前記外周面上を移動することを特徴とする請求項8に記載の間隔調整機構。
  10. 前記規制部材が前記第1位置にあるときに、前記間隔は、第1間隔に規制され、
    前記規制部材が前記第2位置にあるときに、前記間隔は、前記第1間隔よりも狭い第2間隔となることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の間隔調整機構。
  11. 前記規制部材は、環状の部材であり、前記回転軸の外周面に回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の間隔調整機構。
  12. 前記規制部材は、前記回転軸の端部に取り付けられており、
    前記第1位置は、前記第2位置よりも前記回転軸の中央側であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の間隔調整機構。
  13. 前記規制部材は、前記回転軸の両端部にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の間隔調整機構。
  14. 前記対向部材は、第2の回転体を回転可能に軸支する軸受け部材であり、第1の回転体としての前記回転軸に対して接離方向に移動可能に設けられており、
    前記付勢部は、前記接離方向において前記第2の回転体を前記第1の回転体に近づける方向に付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の間隔調整機構。
  15. 前記回転軸は、トナー像を担持する像担持体の回転軸であり、
    前記対向部材は、
    前記像担持体との間で記録材を挟持搬送して前記トナー像を前記記録材に転写するためのニップ部を形成するように、前記像担持体と接触する転写部材を支持する支持部材、
    中間転写ベルトと前記像担持体との間に前記トナー像を前記像担持体から前記中間転写ベルトへ転写するためのニップ部を形成するように、前記中間転写ベルトを介して前記像担持体に当接する転写部材を支持する支持部材、
    記録材を搬送する搬送ベルトと前記像担持体との間に前記トナー像を前記像担持体から前記記録材へ転写するためのニップ部を形成するように、前記搬送ベルトを介して前記像担持体に当接する転写部材を支持する支持部材、
    のいずれかであることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の間隔調整機構。
  16. 前記回転軸は、トナー像を担持するベルトを張架するローラの回転軸であり、
    前記対向部材は、前記ベルトとの間で記録材を挟持搬送して前記トナー像を前記記録材に転写するためのニップ部を形成するように、前記ベルトを介して前記ローラに当接する転写部材を支持する支持部材であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の間隔調整機構。
  17. 回転軸と、
    前記回転軸に対向配置される対向部材と、
    請求項1〜16のいずれか1項に記載の間隔調整機構と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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