JP2014190934A - 津波検知システム - Google Patents

津波検知システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014190934A
JP2014190934A JP2013068709A JP2013068709A JP2014190934A JP 2014190934 A JP2014190934 A JP 2014190934A JP 2013068709 A JP2013068709 A JP 2013068709A JP 2013068709 A JP2013068709 A JP 2013068709A JP 2014190934 A JP2014190934 A JP 2014190934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water level
unit
tsunami
data
tide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013068709A
Other languages
English (en)
Inventor
Tei Hamaguchi
禎 濱口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013068709A priority Critical patent/JP2014190934A/ja
Publication of JP2014190934A publication Critical patent/JP2014190934A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/30Assessment of water resources

Abstract

【課題】津波検知システムを提供し、より早く周辺住民への情報提供(避難告知)を実施することができるようにすることを目的とする。
【解決手段】システムの開始・終了をするタイマー処理部1と、タイマー処理部1によって起動され、水位の状態を撮像する監視カメラ4を制御するとともに、監視カメラ4で撮像された画像に基づき水位測定を行う画像処理部2と、画像処理部2で測定された水位データを保存するデータ蓄積部5と、画像処理部2で測定された水位データとデータ蓄積部5に保存された過去の水位データとから水位上昇変化量を算出する水位変化演算部7と、水位変化演算部7で算出された水位上昇変化量と津波発生状態か否かを判定するための水位上昇判定閾値との大小比較から津波発生か否かを判定する津波判定部8と、津波発生時処理として警報を発生する警報発生部9とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、津波検知システムに関するものであり、詳細には、津波発生を予知できるようにするものである。
従来、ITVカメラ、あるいはビデオカメラを用いて水位変化を撮影し、画像処理にて水位(潮位)を計測する方法及び装置が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2001−356015号(第5頁−第9頁、図1−図17) 特許第3446888号(第2頁−第3頁、図1、図2)
上記特許文献1及び特許文献2のような従来の水位計測方法及び装置はあるが、従来、津波の検知はもっぱら気象庁が広い領域の観測で得られた潮位の変化をもとになされるものがあるが、個々の海域からのより早く精度のよい検知ができる津波検知システムが求められている。
この発明は上記のような状況に鑑みなされたものであり、個々の海域からのより早く精度のよい検知ができる津波検知システムを提供し、より早く周辺住民への情報提供(避難告知)を実施することができるようにすることを目的とする。
この発明に係る津波検知システムは、対象とする海面の水位の状態を撮像する撮像部を制御するとともに、上記撮像部で撮像された画像に基づき水位測定を行う水位測定部と、上記水位測定部で測定された水位データを保存するデータ蓄積部と、上記水位測定部で測定された水位データと上記データ蓄積部に保存された過去の水位データとから水位上昇変化量を算出する水位変化演算部と、上記水位変化演算部で算出された水位上昇変化量と津波発生か否かを判定するための水位上昇判定閾値との大小比較から津波発生状態か否かを判定する津波判定部と、津波発生時処理として警報を発生する警報発生部とを備えたものである。
また、対象とする海面の水位の状態を撮像する撮像部を制御するとともに、上記撮像部で撮像された画像に基づき水位測定を行う水位測定部と、上記水位測定部で測定された水位データを保存するデータ蓄積部と、上記水位測定部で測定された水位データと上記データ蓄積部に保存された過去の水位データとから水位低下変化量を算出する水位変化演算部と、上記水位変化演算部で算出された水位低下変化量と引き潮発生か否かを判定するための水位低下判定閾値との大小比較から引き潮発生状態か否かを判定する引き潮判定部と、引き潮発生時処理として警報を発生する警報発生部とを備えたものである。
この発明の津波検知システムは、上記のように構成されているため、より早く周辺住民への情報提供(避難告知)を実施することができるようになる。
この発明に係る津波検知システムの実施の形態1を示すブロック図である。 津波判定部の津波発生時処理までのフローチャートである。 図2における津波発生判定処理のフローチャートである。 この発明に係る津波検知システムの実施の形態2を示すブロック図である。 引き潮判定部の引き潮発生時処理までの処理を示すフローチャートである。 図5における引き潮判定処理を示すフローチャートである。 この発明に係る津波検知システムの実施の形態3を示すブロック図である。 この発明に係る津波検知システムの実施の形態4を示すブロック図である。 この発明に係る津波検知システムの実施の形態5における津波判定部の処理を示すフローチャートである。 図9の津波発生判定処理を示すフローチャートである。 この発明に係る津波検知システムの実施の形態5における引き潮判定部の処理を示すフローチャートである。 図11の引き潮発生判定処理を示すフローチャートである。 この発明に係る津波検知システムの実施の形態6を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る津波検知システムの実施の形態1を示すブロック図である。
図1に示したように、津波検知システムの動作開始及び動作終了を指令する開始・終了制御部としてのタイマー処理部1と、タイマー処理部1によって起動され、水位の状態を撮像する撮像部としての監視カメラ(可視カメラ)4をプリセット制御部3を介して制御するとともに、監視カメラ4で撮像された画像に基づき水位測定を行う水位測定部としての画像処理部2と、画像処理部2で測定された水位データとデータ蓄積部5に保存された過去の水位データから水位上昇変化量を算出する水位変化演算部7と、水位変化演算部7で算出された水位上昇変化量と津波発生か否かを判定するための水位上昇判定閾値との大小比較から津波発生かどうかを判定する津波判定部8と、津波発生時処理として警報を発生する警報発生部9、屋外スピーカ10及び屋外表示板11を備えている。
図1において、タイマー処理部1により起動された画像処理部2は、対象とする海面が画像処理用の撮影画角(所定の上下角、水平角、ズーム状態)に納まるようにプリセット制御部3に対して予め画像処理用の撮影画角を設定したプリセット番号を発行し、画像処理を開始し、水位を計測する。
プリセット制御部3は、監視カメラ4の撮影画角をプリセット番号との組合せで記憶(登録)し、プリセット番号を指定した際、記憶した撮影画角となるよう監視カメラ4を制御する。
画像処理における水位計測は、高さが判明している防波堤、防潮ゲートなどの鉛直構造物と観測ポイントの水面を撮影画角に納め、二値画像化した上でHough変換により水面の水平エッジを抽出、画面上の水平エッジの座標と画面内の防波堤、防潮ゲートなどの鉛直構造物の座標との相対位置関係から実空間での高さに変換するといった手法を用いる。
このようにして画像処理部2にて計測された水位データは、観測時刻データを付加した上でデータ蓄積部5と水位変化演算部7に渡される。
データ蓄積部5は、受け取った水位データを保存・蓄積し、表示対象データをデータ表示部6に表示し、水位変化演算部7は、最新水位データを受け取ったタイミングで水位変化の算出処理を開始し、受け取った最新水位データと1周期前の時刻の水位データ(基準データ)をデータ蓄積部5から読み出し、1周期あたりの水位上昇変化量(水位上昇の増減を表すため増加の場合は+、減少の場合は−を付す)を算出する。
また、水位変化演算部7は最新水位データを受け取った際、最高水位、最低水位も算出し、水位上昇変化量、最高水位観測時刻、最低水位観測時刻をデータ蓄積部5に渡し、最新水位データと算出した水位上昇変化量を津波判定部8に渡す。
データ蓄積部5は、最高水位観測時刻と最低水位観測時刻を、指定領域に上書き保存し、水位上昇変化量を算出した水位データ観測時刻と関連付けをした上で指定領域に保存・蓄積する。
津波判定部8は、津波発生と判定した場合の津波発生時処理として、警報発生部9に津波発生を通知し、屋外表示板11に津波発生が表示され、屋外スピーカ10で津波発生が放送される。
図2は、津波判定部8の津波発生時処理までのフローチャートであり、図3は、図2における津波発生判定処理のフローチャートである。
図2に示したように、津波判定部8は、水位変化演算部7からデータを受け取ったタイミングで津波発生判定処理(S1)を開始する。
次に、図3に示したように、津波判定部8は、起動後の初期化処理として、津波発生判定に用いる水位上昇判定閾値(干潮から満潮となる場合及び満潮から干潮となる場合の水位変化量を考慮した上で値を設定)と判定回数を設定ファイルより取得し(S10)、津波発生flagを0に設定し、カウンタNを0に設定して初期化する(S11)。
そして、水位変化演算部7からのデータ受信を待って(S12)、最新水位上昇変化量と最新水位データを取得し(S13,S14)、取得した最新水位上昇変化量と水位上昇判定閾値との大小比較を行う(S15)。
最新水位上昇変化量>水位上昇判定閾値と判断されたとき(Yes)、津波発生flag=1を設定し(S16)、最新水位データを次の水位判定の基準水位とする(S18)。カウンタNをカウントアップ(+1)し(S20)、津波発生状態カウンタNと判定回数とを比較し(S21)、カウンタN<判定回数(Yes)の場合には、水位変化演算部7からの次のデータ受信を待ち、S21においてNoの場合には、図2に戻り、津波発生時処理(S3)を行う。
S15においてNoの場合、通常の水位上昇(干潮から満潮または満潮から干潮への移行)と判断し、津波発生flag=0を設定し(S17)、最新水位データを次の水位判定の基準水位とし(S19)、図2に戻り、再度動作開始の指令が発生するまで津波判定部処理を停止する。
警報発生部9は、津波判定部8から津波発生通知を受け取ったタイミングで津波発生時処理を開始し、屋外表示板11に対し、予め登録されたメッセージ(津波検知!や高台避難!等)を表示するとともに、予め登録された音声データ(例:津波を検知しました。至急、高台に避難して下さい。)を屋外スピーカ10を経由して放送し、周辺住民に情報提供(避難告知)する。
この実施の形態1によれば、津波検知システムの開始・終了制御部としてのタイマー処理部1と、タイマー処理部1によって起動され、水位の状態を撮像する撮像部としての監視カメラ(可視カメラ)4をプリセット制御部3を介して制御するとともに、監視カメラ4で撮像された画像に基づき水位測定を行う水位測定部としての画像処理部2と、画像処理部2で測定された水位データとデータ蓄積部5に保存された過去の水位データから水位上昇変化量を算出する水位変化演算部7と、水位変化演算部7で算出された水位上昇変化量と津波発生か否かを判定するための水位上昇判定閾値との大小比較から津波発生かどうかを判定する津波判定部8と、津波発生時処理として警報を発生する警報発生部9、屋外スピーカ10及び屋外表示板11を備えた津波検知システムを提供し、より早く周辺住民への情報提供(避難告知)を実施することができる。
また、津波発生判定処理では、誤判定防止のため、指定された判定回数だけ判定処理を繰り返し行ない、連続して津波発生状態が継続している場合のみ、津波発生と判定し、誤判定をなくすようにしている。
例えば、判定回数が3回、S13〜S21での処理周期が1分である場合、3分間、津波発生状態が継続した場合に津波発生と判定する。
実施の形態2.
この実施の形態2は、津波が発生する前に異常な引き潮が発生することを検知することにより、津波発生を予知し、より早く周辺住民への情報提供(避難告知)を実施するものである。
図4は、この発明に係る津波検知システムの実施の形態2を示すブロック図である。
図4に示したように、この実施の形態2では、上記実施の形態1における図1の津波判定部8に替えて、引き潮判定部12を設け、1周期あたりの水位低下変化量(水位低下の増減を表すため、増加の場合は+、減少の場合は−を付す)が指定した水位低下判定閾値(満潮から干潮となる場合及び干潮から満潮になる場合の水位変化量を考慮した上で設定)より大きい場合に引き潮が発生したと判断する。
図5は、引き潮判定部12の引き潮発生時処理までの処理を示すフローチャートであり、図6は、図5における引き潮判定処理を示すフローチャートである。
引き潮判定部12は、水位変化演算部7からデータを受け取ったタイミングで処理を開始し、受け取った最新水位データと最新水位低下変化量に基づき、図5に示したように、現状の水位が引き潮状態か否かという引き潮判定処理を行う(S1)。
次に、図6に示したように、引き潮判定部12が、起動後の初期化処理として、引き潮発生の判定に用いる水位低下判定閾値(満潮から干潮となる場合の水位変化量を考慮した上で値を設定)と判定回数を自己が持つ設定ファイルより取得し(S10)、引き潮flagを0に設定し、カウンタNを0に設定して初期化する(S11)。
そして、水位変化演算部7からのデータ受信を待って(S12)、最新水位低下変化量と最新水位データを取得し(S13,S14)、取得した最新水位変化量と水位低下判定閾値との大小比較を行う(S15)。
最新水位低下変化量>水位低下判定閾値と判断されたとき(Yes)に、引き潮flag=1を設定し(S16)、最新水位データを次の水位判定の基準水位とする(S18)。カウンタNをカウントアップ(+1)し(S20)、カウンタNと判定回数とを比較し(S21)、カウンタN<判定回数の場合(Yes)には、水位変化演算部7からの次のデータ受信を待ち、S21でNoの場合には、図5に戻り、引き潮発生時処理(S3)とする。S15においてNoの場合には、通常の水位変化(干潮から満潮または満潮から干潮への移行)と判断し、津波発生flagに0を設定し(S17)、最新水位データを次の水位判定の基準水位とし(S19)、図5に戻り、再度、動作開始の指令が発生するまで引き潮判定部処理を停止する。
警報発生部9は、引き潮判定部12から引き潮波発生通知を受け取ったタイミングで引き潮発生時処理を開始し、屋外表示板11に対し、予め登録されたメッセージ(引き潮波検知!や高台避難!等)を表示するとともに、予め登録された音声データ(例:引き潮を検知しました。至急、高台に避難して下さい。)を屋外スピーカ10を経由して放送し、周辺住民に情報提供(避難告知)する。
この実施の形態2によれば、上記実施の形態1の津波判定部8を引き潮判定部12に替えることによって、津波発生前の引き潮状態を検知することで、津波到達前に津波発生を検知し、上記実施の形態1に比べてより早い周辺住民への情報提供(避難告知)を実現することができる。
また、引き潮判定処理では、誤判定防止のため、指定された判定回数だけ判定処理を繰り返し行ない、連続して引き潮発生状態が継続している場合のみ、引き潮発生と判定し、誤判定をなくすようにしている。
例えば、判定回数が3回、S13〜S21の処理周期が1分である場合、3分間、水位が低下している状態が継続した場合に引き潮発生と判定する。
実施の形態3.
図7は、この発明に係る津波検知システムの実施の形態3を示すブロック図である。
図7に示したように、この実施の形態3では、上記実施の形態1及び2のように、撮像ができない夜間の停止をタイマー処理部1によって行うのではなく、タイマー処理部1(図1及び図4参照)に替えて、輝度判定部13を設け、輝度判定部13が、画像処理部2から入力画像を取得し、入力画像に対する平均輝度値を算出し、算出した平均輝度値が予め設定された画像処理による水位計測を行う際の限界となる平均輝度値(限界輝度値)以下となった場合、水位計測処理を停止し、限界輝度値を上回った場合は水位計測処理を再開する。
次に動作について説明する。
図7において、画像処理部2は、水位計測を行う際の画像処理の前処理で二値化画像(白黒画像)を生成した際に、輝度判定部13に生成した二値化画像データを渡す。
輝度判定部13は、起動時に初期化処理として自己が持つ設定ファイルより予め設定ファイル内に設定された限界輝度値(画像処理による水位計測を行う限界の平均輝度値)を読込んだ後、画像処理部2からのデータ受信を待つ。
画像処理部2からの二値化画像データを受信した輝度判定部13は、受信した二値化画像データの平均輝度値を算出し、算出した平均輝度値と初期化時に読み込んだ限界輝度値との比較を行う。
算出した平均輝度値が、限界輝度値より大きい(明るい)場合は、水位計測処理を実行し、限界輝度値より小さい(暗い)場合は、水位計測処理をバイパスする。
上記実施の形態1では、日の出、日の入り等により時間設定をする必要があり、また、季節や天候によって誤検知する可能性もあるが、この実施の形態3によれば、季節や天候等による日照変動の影響も加味しながら柔軟に水位計測処理の実施可否を制御し、画像処理による津波発生検知処理の稼動時間を誤検知を防止しながら最適化することができる。
なお、上記説明では、上記実施の形態1(図1)の構成に対応する場合を説明したが、上記実施の形態2(図4)の構成にも同様に対応することができる。
実施の形態4.
図8は、この発明に係る津波検知システムの実施の形態4を示すブロック図である。
図8に示したように、この実施の形態4では、上記実施の形態1及び2の監視カメラ4に替えて3Dレーザースキャナ14を設け、画像処理部2に替えて3次元データ計測部15を設ける(図1及び図4参照)。
3次元データ計測部15は、3Dレーザースキャナ14から出力される3次元地形データから水位計測を行い、水位変化演算部7に水位データを出力する。また、プリセット制御部3は、3次元地形計測を行うセンサーポジション(上下左右方向、解像度)が登録され、指定したプリセット番号の内容に基づき、センサーポジションを制御する機能が追加されている。
次に、動作について説明する。
図8において、3Dレーザースキャナ14は、設定された監視エリア内に逐次レーザービームを照射し、その反射時間により監視エリア内の距離を測定、測定した距離データ群を3次元地形データとして3次元データ計測部15に渡す。
3次元データ計測部15は、起動時に自己が持つ設定ファイル内に設定されている処理周期(分で指定)、3次元計測用の3Dレーザースキャナ14の撮影画角となるプリセット番号を読み込み、プリセット制御部3に対して読み込んだプリセット番号を発行し、3次元計測を開始し、水位を計測する。
プリセット制御部3は、3Dレーザースキャナ14の撮影画角(所定の上下角、水平角、ズーム状態)をプリセット番号との組合せで記憶(登録)し、プリセット番号を指定した際、記憶した撮影画角となるよう3Dレーザースキャナ14を制御する。
3次元データ計測部15における水位計測は、高さが判明している防波堤、防潮ゲートなどの鉛直構造物と観測ポイントの水面を画角に納め、水面はレーザー光を吸収または透過するため、距離データが存在しなくなる性質を利用し、監視エリア内のデータ不在領域とデータ存在領域の水平境界線を水面とし、監視エリアの上限とその鉛直方向の距離を水位として看做し、鉛直構造物の座標との相対位置関係から実空間での高さに変換する。
このようにして3次元データ計測部15にて計測された水位データは、観測時刻データを付加した上でデータ蓄積部5と水位変化演算部7に渡される。
データ蓄積部5は、受け取った水位データを保存・蓄積し、水位変化演算部7は、最新水位データを受け取ったタイミングで処理を開始し、受け取った最新水位データと1周期前の水位データ(基準データ)をデータ蓄積部5から読み出し、1周期あたりの最新水位上昇変化量を算出する。
また、水位変化演算部7は、最新水位データを受け取った際、最高水位、最低水位も算出し、水位上昇変化量、最高水位観測時刻、最低水位観測時刻をデータ蓄積部5に渡し、最新水位データと算出した水位上昇変化量を津波判定部8に渡す。
データ蓄積部5は、最高水位観測時刻と最低水位観測時刻を、指定領域に上書き保存し、水位上昇変化量は、算出した水位データ観測時刻と関連付けをした上で指定領域に保存・蓄積する。
画像処理では、薄暮時や夜間に津波検知ができないが、この実施の形態4によれば、昼夜を問わず24時間連続での津波検知を実現することができる。
なお、上記説明では、上記実施の形態1(図1)の構成に対応する場合を説明したが、上記実施の形態2(図4)の構成にも同様に対応することができる。
実施の形態5.
この実施の形態5は、上記実施の形態4と同様の構成であるが、上記実施の形態が1つの水位計測ポイントを繰り返し水位計測したのに対して、この実施の形態5では、3Dレーザースキャナ14による水位計測ポイントを複数個所として水位計測を行う機能を追加し、水位変化演算部7に水位計測ポイント毎に水位上昇変化量を算出する機能を追加し、津波判定部8には観測ポイントのそれぞれにおける水位上昇変化量と対応した水位上昇判定閾値で津波判定を行なう機能を追加することで、各水位計測ポイントでの水位計測を1処理周期で実現するものである。
次に、上記実施の形態4の図8を使用して動作について説明する。
図8において、3Dレーザースキャナ14は、設定された監視エリア内に逐次レーザービームを照射し、その反射時間により監視エリア内の距離を測定し、測定した距離データ群を3次元地形データとして3次元データ計測部15に渡す。
3次元データ計測部15は、起動時に自己が持つ設定ファイル内に定義されている処理周期(秒で指定)、3次元計測用の3Dレーザースキャナ14の撮影画角となる複数のプリセット番号を読み込み、プリセット制御部3に対して読み込んだプリセット番号を発行し、複数ポイントに対する3次元計測を開始し、水位を計測する。
このようにして3次元データ計測部15にて計測された水位データは、観測ポイント毎に観測時刻データを付加した上でデータ蓄積部5と水位変化演算部7に渡す。
データ蓄積部5は、受け取った水位データを観測ポイント毎に保存・蓄積し、水位変化演算部7は、最新水位データを受け取ったタイミングで処理を開始し、観測ポイント毎に受け取った水位データ(最新データ)と1周期前の時刻の水位データをデータ蓄積部5から読み出し、1周期あたりの水位上昇変化量を算出する。
また、水位変化演算部7は最新の水位データを受け取った際、観測ポイント毎に最高水位、最低水位も算出し、水位上昇変化量、最高水位観測時刻、最低水位観測時刻をデータ蓄積部5に渡し、最新水位データと算出した最新水位上昇変化量を観測ポイント毎に津波判定部8に渡す。
データ蓄積部5は、最高水位観測時刻、最低水位観測時刻は、指定領域に上書き保存し、水位上昇変化量は、算出した水位データ観測時刻と関連付けした上で保存・蓄積する。
図9は、この発明に係る津波検知システムの実施の形態5における津波判定部の処理を示すフローチャートであり、図10は、図9の津波発生判定処理を示すフローチャートである。津波判定部8は、図9及び図10に示したフローチャートで動作し、受け取った計測ポイントごとの水位上昇変化量と初期化時に設定ファイルから読み込んだ各計測ポイントに対応する水位上昇判定閾値に基づき、現状の水位上昇変化量が津波によるものかどうかを計測ポイント毎に判定し、計測ポイント全てで津波と判定した場合に、津波発生時処理として警報発生部9に津波発生通知を渡し、1か所でも津波によるものでないと判定した場合には、警報発生部9に津波発生通知を渡さない。
図9において、津波判定部8は、複数ポイント津波判定処理(S1)において、起動後、初期化処理として、津波発生時処理の実行可否を判断するための津波処理flagを0に設定し(S10)、それぞれの計測ポイント毎の水位上昇変化量及び津波発生判定に用いる水位上昇判定閾値(干潮から満潮となる場合及び満潮から干潮となる場合の水位変化量を考慮した上で値を設定)を取得するためのループカウンタnumを0に設定する(S11)。さらに、設定ファイルより計測ポイント数を取得し(S12)、水位変化演算部7からのデータ受信を待って(S13)、受け取った計測ポイント毎の水位上昇変化量と設定ファイルから読み込んだ各計測ポイントに対応する水位上昇判定閾値に基づき、現状の水位が津波によるものか否かを計測ポイント毎に判定する(S14)。
図10に示したように、津波発生判定処理S14では、初期化処理として設定ファイルより各計測ポイントの水位上昇判定閾値を取得する(S22)。
対応する計測ポイントの最新水位上昇変化量を取得し(S23)、水位上昇変化量>水位上昇判定閾値か否かを判定する(S24)。
図9に戻り、S24でYesの場合、津波処理flag=1を設定し(S15)、ループカウンタnumをカウントアップ(+1)し(S16)、num<計測ポイント数か否かを判断し(S17)、Yesの場合には水位変化演算部7からデータが渡されるのを待つ。
そして、全ての計測ポイントで引き潮状態を検知した場合、すなわち、S17でNo、S19でYesの場合は、津波発生時処理(S20)を実行し、1箇所でも津波発生状態を検知しなかった場合、すなわち、S14でNoで津波処理flag=0を設定した場合(S18の場合)は、S19のNoにより、S10へ戻る。
この実施の形態5では、計測ポイントが複数ある場合の津波判定部処理で、誤判定防止のため、全ての計測ポイントで津波発生と判断した場合のみ、津波発生と判定している。
警報発生部9は、津波判定部8から津波発生通知を受け取ったタイミングで処理を開始し、屋外表示板11に対し、予め登録されたメッセージ(津波検知!や高台避難!等)を表示するとともに、予め登録された音声データ(例:津波を検知しました。至急、高台に避難して下さい。)を屋外スピーカ10を経由して放送し、周辺住民に情報提供(避難告知)する。
図8の津波判定部8に替えて、図4のように引き潮判定部12を設けてもよい。図11は、この発明に係る津波検知システムの実施の形態5における引き潮判定部の処理を示すフローチャートであり、図12は、図11の引き潮発生判定処理を示すフローチャートである。
引き潮判定部12は、図11に示したように、受け取った計測ポイント毎の水位低下変化量と初期化時に設定ファイルから読み込んだ対応する水位低下判定閾値に基づき、現状の水位が引き潮状態か否かを計測ポイント毎に判定し、計測ポイント全てで引き潮状態と判定した場合は、引き潮発生時処理として、警報発生部に引き潮発生通知を渡し、1箇所でも引き潮状態ではないと判定した場合は、引き潮発生通知をしない。
次に、図11に示す計測ポイントが複数の場合の引き潮判定部処理の動作を説明する。
計測ポイントが複数ある場合の引き潮判定部処理(S1)では、起動後、初期化処理として、引き潮発生時処理の実行可否を判断する引き潮処理flagに0を設定し(S10)、それぞれの計測ポイント毎に水位低下変化量及び引き潮発生判定に用いる水位低下判定閾値(満潮から干潮となる場合及び干潮から満潮になる場合の水位上昇変化量を考慮した上で値を設定)を取得するためのループカウンタnumに0を設定する(S11)。
その後、水位上昇変化量の計測ポイント数を設定ファイルより取得(S12)した後、水位変化演算部7からデータが渡されるのを待つ(S13)。
水位変化演算部7からのデータを受信すると、計測ポイント毎に図12に示す引き潮判定処理を実行する(S14)。
図12に示したように、設定ファイルより、各計測ポイントに対応する水位低下判定閾値を取得する(S22)。
対応する計測ポイントの最新水位低下変化量を取得し(S23)、最新水位低下変化量>水位低下判定閾値か否かを判定する(S24)。
図11に戻り、Yesの場合、引き潮処理flag=1を設定し(S15)、ループカウンタnumをカウントアップ(+1)し(S16)、num<計測ポイント数か否かを判断し(S17)、Yesの場合には水位変化演算部7からデータが渡されるのを待つ。
そして、全ての計測ポイントで引き潮状態を検知した場合、すなわち、S17でNo、S19でYesの場合は、引き潮発生時処理(S20)を実行し、1箇所でも引き潮状態を検知しなかった場合、すなわち、S14でNoで引き潮処理flag=0を設定した場合(S18の場合)は、S19のNoにより、S10へ戻る。
このように、計測ポイントが複数ある場合の引き潮判定部処理では、誤判定防止のため、全ての計測ポイントで引き潮状態と判断した場合のみ、引き潮発生と判定している。
警報発生部9は、引き潮判定部12から引き潮発生通知を受け取ったタイミングで処理を開始し、屋外表示板11に対し、予め登録されたメッセージ(引き潮検知!や高台避難!等)を表示するとともに、予め登録された音声データ(例:引き潮を検知しました。至急、高台に避難して下さい。)を屋外スピーカ10を経由して放送し、周辺住民に情報提供(避難告知)する。
この実施の形態5によれば、複数ポイントの各ポイントでの水位計測を1処理周期とし、津波検知または引き潮検知をより早く、かつ、誤判定なく実施することができる。
実施の形態6.
図13は、この発明に係る津波検知システムの実施の形態6を示すブロック図である。
この実施の形態6は、津波検知システムに用いるとともに、水門の水位測定あるいは浮遊物の検知等他の用途に用いることができるようにして、高価な3Dレーザースキャナ14を有効に利用しようとするものである。
この実施の形態6は、図13に示したように、図8の構成に、監視員が遠隔地より3Dレーザースキャナ14を遠隔操作するための遠隔制御部18と3Dレーザースキャナ14が計測した3次元地形データを遠隔地に送信するデータ送信部16が追加され、3次元データ計測部15が水位計測対象としている3Dレーザースキャナ14の計測範囲と監視員が3次元計測したい範囲が異なり、3Dレーザースキャナ14の計測範囲が津波検知の水位計測用に登録されたプリセット番号と異なった場合の誤動作防止のため、プリセット制御部3が予め水位計測用に登録されたプリセット番号以外では津波判定を実施しないプリセット判定部19を備えたものである。
次に動作について説明する。
図13において、遠隔制御部18は、遠隔地の遠隔端末17からの操作員の操作要求があると、3Dレーザースキャナ14で計測したい測定ポイントとなるプリセット番号をプリセット判定部19に渡す。
プリセット判定部19は、設定ファイルに予め設定されている水位計測用途のプリセット番号(複数でも可)を起動時に設定ファイルから読み込み、遠隔制御部18からのデータ受信を待つ。
そして、遠隔制御部18からプリセット番号が渡されると、プリセット判定部19は、読み込んだ水位計測用プリセット番号と渡されたプリセット番号が一致するか比較を行い、一致した場合は、渡されたプリセット番号をプリセット制御部3に渡すとともに、3次元データ計測部15に対し、水位計測有効要求を渡す。
また一致しなかった場合、プリセット判定部19は、プリセット制御部3に当該プリセット番号は渡さず、3次元データ計測部に対し、水位計測処理無効要求を渡す。
プリセット制御部3は、プリセット判定部19から渡されたプリセット番号に基づき、3Dレーザースキャナ14の画角を制御する。
3次元データ計測部15は、起動時、水位計測処理を実行するモードで動作し、プリセット判定部19から水位計測無効要求を渡された場合、水位計測処理を実行しないモードに遷移し、当該モードで動作する。
また、プリセット判定部19から水位計測有効化要求が渡された場合、水位計測処理を実行するモードに遷移し、当該モードで動作する。
このように、この実施の形態6によれば、3Dレーザースキャナ14を、津波検知システムに用いるとともに、他の用途にも利用して、他の用途による津波検知システムの誤動作を防止して、高価な3Dレーザースキャナ14を有効に利用することができる。
なお、この実施の形態6の上記説明では、上記実施の形態1(図1)の構成に対応する場合を説明したが、上記実施の形態2(図4)の構成にも同様に対応することができる。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明に係る津波検知システムは、地震発生時の津波の検知あるいは高波の検知に有効に利用することができる。
1 タイマー処理部、2 画像処理部、3 プリセット制御部、4 監視カメラ、
5 データ蓄積部、6 データ表示部、7 水位変化演算部、8 津波判定部、
9 警報発生部、10 屋外スピーカ、11 屋外表示板、12 引き潮判定部、
13 輝度判定部、14 3Dレーザースキャナ、15 3次元データ計測部、
16 データ送信部、17 遠隔端末、18 遠隔制御部、19 プリセット判定部。

Claims (9)

  1. 対象とする海面の水位の状態を撮像する撮像部を制御するとともに、上記撮像部で撮像された画像に基づき水位測定を行う水位測定部と、上記水位測定部で測定された水位データを保存するデータ蓄積部と、上記水位測定部で測定された水位データと上記データ蓄積部に保存された過去の水位データとから水位上昇変化量を算出する水位変化演算部と、上記水位変化演算部で算出された水位上昇変化量と津波発生か否かを判定するための水位上昇判定閾値との大小比較から津波発生状態か否かを判定する津波判定部と、津波発生時処理として警報を発生する警報発生部とを備えたことを特徴とする津波検知システム。
  2. 上記津波判定部は、指定された判定回数だけ上記津波発生状態か否かの判定を実行し、上記指定された判定回数連続して津波発生状態と判断した場合に、上記警報発生部に津波発生を通知することを特徴とする請求項1に記載の津波検知システム。
  3. 対象とする海面の水位の状態を撮像する撮像部を制御するとともに、上記撮像部で撮像された画像に基づき水位測定を行う水位測定部と、上記水位測定部で測定された水位データを保存するデータ蓄積部と、上記水位測定部で測定された水位データと上記データ蓄積部に保存された過去の水位データとから水位低下変化量を算出する水位変化演算部と、上記水位変化演算部で算出された水位低下変化量と津波発生の前兆である引き潮発生か否かを判定するための水位低下判定閾値との大小比較から引き潮発生状態か否かを判定する引き潮判定部と、引き潮発生時処理として警報を発生する警報発生部とを備えたことを特徴とする津波検知システム。
  4. 上記引き潮判定部は、指定された判定回数だけ上記引き潮発生状態か否かの判定を実行し、上記指定された判定回数連続して引き潮発生状態と判断した場合に、上記警報発生部に引き潮発生を通知することを特徴とする請求項3に記載の津波検知システム。
  5. 上記水位測定部の動作開始及び動作終了を指令する開始・終了制御部を備え、上記開始・終了制御部は、開始及び終了の時間設定を行うタイマー処理部であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の津波検知システム。
  6. 上記水位測定部の動作開始及び動作終了を指令する開始・終了制御部を備え、上記開始・終了制御部は、上記水位測定部から上記撮像部で撮像された画像を取得し、上記取得した画像に対する平均輝度値を算出し、算出した平均輝度値が、予め設定された水位計測を行う際の限界となる限界輝度値以下となった場合には上記水位測定部の処理を実行せず、上記限界輝度値を上回った場合は上記水位測定部の処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の津波検知システム。
  7. 上記撮像部は、3Dレーザースキャナであり、上記水位測定部は、上記3Dレーザースキャナで撮像された画像を取得する3次元データ計測部であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の津波検知システム。
  8. 上記3Dレーザースキャナによる撮像の箇所を、複数箇所としたことを特徴とする請求項7に記載の津波検知システム。
  9. 上記3Dレーザースキャナを制御するプリセット制御部と、上記3Dレーザースキャナのデータを遠隔操作端末に送信するデータ送信部と、上記遠隔操作端末から遠隔操作する遠隔制御部とを備え、
    上記3次元データ計測部は、上記3Dレーザースキャナの計測範囲を示すプリセット番号を、上記プリセット制御部を介して上記3Dレーザースキャナに入力して制御し、かつ、上記遠隔操作端末がプリセット番号を上記遠隔制御部から上記プリセット制御部を介して上記3Dレーザースキャナに入力して操作できるようにしたものであり、
    上記プリセット制御部と上記遠隔制御部との間に、上記遠隔操作端末から送られるプリセット番号が上記3Dレーザースキャナの計測範囲を示すプリセット番号と異なるか否かを判定するプリセット判定部を設け、上記判定結果がYesの場合には、上記プリセット判定部は、上記3次元データ計測部が上記水位測定を実施しないようにし、上記判定結果がNoの場合には、上記プリセット判定部は、上記3次元データ計測部が上記水位測定を実施するようにしたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の津波検知システム。
JP2013068709A 2013-03-28 2013-03-28 津波検知システム Pending JP2014190934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068709A JP2014190934A (ja) 2013-03-28 2013-03-28 津波検知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068709A JP2014190934A (ja) 2013-03-28 2013-03-28 津波検知システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014190934A true JP2014190934A (ja) 2014-10-06

Family

ID=51837303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013068709A Pending JP2014190934A (ja) 2013-03-28 2013-03-28 津波検知システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014190934A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018092546A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 株式会社日立製作所 津波監視システム
KR102473709B1 (ko) * 2021-11-19 2022-12-02 (주)해양정보기술 수위 관측 데이터 기반 지진해일 검출 방법 및 시스템

Citations (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5582068A (en) * 1978-12-15 1980-06-20 Nec Corp Measuring unit for water depth using laser
JPS629284A (ja) * 1985-07-06 1987-01-17 Nec Corp レ−ザ測深装置
JPH02236420A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Hitachi Ltd 水位測定方法及び装置
JPH0474991A (ja) * 1990-07-17 1992-03-10 Tokyo Electric Power Co Inc:The 鳥類の生態自動記録方法
JPH08292262A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Opt:Kk 光波距離計
JPH10509245A (ja) * 1995-09-14 1998-09-08 ジオトロニクス アーベー 目標探索方法および装置
JP2000198369A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Niles Parts Co Ltd 眼の状態検出装置、居眠り運転警報装置
JP2000205930A (ja) * 1999-01-11 2000-07-28 Hitachi Ltd 水位の周期的変動を計測する方法、および、同計測装置
JP2001086486A (ja) * 1999-09-14 2001-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 監視カメラシステム及び監視カメラの表示方法
JP2003278122A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Hitachi Ltd 津波及び/または高潮警報時の閉門方法及びそのシステム
JP2004260496A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Mitsubishi Electric Corp 監視装置
JP2006170920A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Nec Mobiling Ltd 潮位監視システム,潮位監視システム用の海上ブイ及び地上局装置、潮位監視方法、潮位監視プログラム
JP2006262101A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Secom Co Ltd 画像センシング装置
JP2006338643A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Eiji Kiyono 潮位観測警報装置
JP2006338243A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Joho Kiki Service Kk 徘徊者監視装置
JP2007018291A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Port & Airport Research Institute 津波情報提供方法および津波情報提供システム
JP3173939U (ja) * 2011-12-06 2012-03-01 昭五郎 佐々木 津波警報装置
JP2012167950A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 津波高さ算出方法、及び津波高さ算出装置
JP2012205610A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波診断装置
JP2012225853A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Tokyo Sokushin:Kk 津波警報システム
JP2013020601A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Ferd Inc 津波監視システム

Patent Citations (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5582068A (en) * 1978-12-15 1980-06-20 Nec Corp Measuring unit for water depth using laser
JPS629284A (ja) * 1985-07-06 1987-01-17 Nec Corp レ−ザ測深装置
JPH02236420A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Hitachi Ltd 水位測定方法及び装置
JPH0474991A (ja) * 1990-07-17 1992-03-10 Tokyo Electric Power Co Inc:The 鳥類の生態自動記録方法
JPH08292262A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Opt:Kk 光波距離計
JPH10509245A (ja) * 1995-09-14 1998-09-08 ジオトロニクス アーベー 目標探索方法および装置
JP2000198369A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Niles Parts Co Ltd 眼の状態検出装置、居眠り運転警報装置
JP2000205930A (ja) * 1999-01-11 2000-07-28 Hitachi Ltd 水位の周期的変動を計測する方法、および、同計測装置
JP2001086486A (ja) * 1999-09-14 2001-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 監視カメラシステム及び監視カメラの表示方法
JP2003278122A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Hitachi Ltd 津波及び/または高潮警報時の閉門方法及びそのシステム
JP2004260496A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Mitsubishi Electric Corp 監視装置
JP2006170920A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Nec Mobiling Ltd 潮位監視システム,潮位監視システム用の海上ブイ及び地上局装置、潮位監視方法、潮位監視プログラム
JP2006262101A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Secom Co Ltd 画像センシング装置
JP2006338643A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Eiji Kiyono 潮位観測警報装置
JP2006338243A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Joho Kiki Service Kk 徘徊者監視装置
JP2007018291A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Port & Airport Research Institute 津波情報提供方法および津波情報提供システム
JP2012167950A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 津波高さ算出方法、及び津波高さ算出装置
JP2012205610A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波診断装置
JP2012225853A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Tokyo Sokushin:Kk 津波警報システム
JP2013020601A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Ferd Inc 津波監視システム
JP3173939U (ja) * 2011-12-06 2012-03-01 昭五郎 佐々木 津波警報装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018092546A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 株式会社日立製作所 津波監視システム
KR102473709B1 (ko) * 2021-11-19 2022-12-02 (주)해양정보기술 수위 관측 데이터 기반 지진해일 검출 방법 및 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230005176A1 (en) Throwing position acquisition method and apparatus, computer device and storage medium
US9818277B1 (en) Systems and methods for smoke detection
KR101666466B1 (ko) 단안 카메라를 이용한 해상 객체 거리측정 시스템을 이용한 해상 위험관리 시스템 및 해상 위험 관리방법
JP6177116B2 (ja) 津波監視システム
KR20110090000A (ko) 카메라 영상신호를 이용한 누설판별 방법 및 시스템
JP2006301756A (ja) 洪水予測を利用した防災システムおよび防災方法
CN103065412A (zh) 一种应用于林火监测系统的干扰源智能屏蔽方法及装置
CN106131502B (zh) 用于管廊隧道的视频监控方法及装置
JP2014190934A (ja) 津波検知システム
JP2009217725A (ja) 監視装置及び監視方法
US10573014B2 (en) Image processing system and lens state determination method
US20210181122A1 (en) Close object detection for monitoring cameras
KR101600820B1 (ko) 카메라의 픽셀 당 수직각을 이용한 해상객체의 거리 측정방법 및 해상객체의 거리 측정시스템.
US20230401941A1 (en) Monitoring system, monitoring apparatus, monitoring method, and computer readable medium
JP5015838B2 (ja) 煙検出装置
TW201721583A (zh) 用以增加監測系統內之可靠度之方法
JP2005149035A (ja) 浸水監視装置
JP2011061651A (ja) 不審物検知システム
JP6603647B2 (ja) 津波監視システム
JP4873229B2 (ja) 監視映像処理装置及び方法
CN109327652A (zh) 一种超高分辨率监控显示装置
GB2569555A (en) Method and apparatus for detecting deviation from a motion pattern in a video
KR100982342B1 (ko) 지능형 방범 시스템 및 그 구동방법
JP2016134804A (ja) 撮影範囲異常判定装置、撮影範囲異常判定方法、及び撮影範囲異常判定用コンピュータプログラム
CN104374430A (zh) 高压输电杆塔塔基滑坡监测系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170124