JP2014189954A - クラック補修材注入器用注入座金 - Google Patents

クラック補修材注入器用注入座金 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、壁面のクラック上に注入座金を接着させておき、前記クラックに補修材を注入するクラック補修材注入器用注入座金に関するものである。
【解決手段】本発明のクラック補修材注入器用注入座金は、クラックに補修材を注入する際に注入シリンダーと接続するものである。前記注入座金は、壁面接着部、前記壁面接着部の反対側に設けられている前記壁面接着部に対して垂直に延びる管状垂直部、前記管状垂直部から折り曲げられたクラック補修材を注入するクラック補修材注入器を取り付ける取付部とが一体に構成されている。前記管状垂直部と注入シリンダーは、壁面に対してほぼ100度に折り曲げられているとともに、同じ角度で整然と並べることができるため、狭い箇所で作業を行う際に、作業者のヘルメット等にぶつかったり、あるいは作業の邪魔にならない。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば、コンクリート、石材、あるいは外壁材等からなる構築物における壁面(本発明において、「壁面」なる用語は、壁面以外に、天井面、床面、傾斜面、曲面等を含む構築物の全ての面、および角部あるいは溝部分等を含むものとする。前記角部あるいは溝部分は、その部分におけるクラック形状に合った注入座金を使用する。また、前記構築物の材質は、特に特定されるものではない。)のクラック表面近傍に注入座金を接着剤により接着させておき、注入座金を介して補修材をクラック内に注入するクラック補修材注入器用注入座金に関するものである。前記補修材は、前記注入座金および注入シリンダーを介して、前記クラック内に徐々に注入されて硬化することにより前記クラックが補修される。
前記「補修材」は、合成樹脂、たとえば、エポキシ系樹脂、またはアクリル系樹脂の接着材(補修材の材質は、特定されるものではなく、クラックの形状および壁材によって任意に選択することができる。)から主に構成されている。また、前記「補修材」は、注入材であり、前記壁面内部のクラックに注入された後に硬化する。さらに、前記「補修材」は、接着材の一種であり、前記注入座金とクラックの中心部を接着するとともに、壁面上のクラック内部を塞ぐものである。前記「補修材」は、接着材、注入材、補修樹脂、補修薬剤等を含むものである。
本出願人が提案した特開2007−120068号公報に記載されているクラック補修材注入器を従来例として説明する。図5は従来例としてのクラック補修材注入器を説明するための分解斜視図である。図6は従来例としてのクラック補修材注入器を説明するための分解断面図である。図5および図6において、クラック補修材注入器11は、補修材を注入する注入シリンダー12と、前記補修材を注入あるいは注出するピストン13と、壁面のクラックに補修材を注入する注入シリンダー12を取り付ける注入座金14と、前記注入シリンダー12の後端部を塞ぐ係止キャップ15とから構成されている。前記補修材は、たとえば、エポキシ系樹脂、またはアクリル系樹脂からなる接着剤および/または注入材等である。
前記注入シリンダー12は、先端に注入部121が設けられている。前記注入部121には、たとえば、外周に取付ネジ1211が設けられており、前記注入座金14に取り付けられる。また、前記注入シリンダー12は、先端部近傍に加圧ゴム取付フック122、122′が設けられている。前記加圧ゴム取付フック122、122′は、先端部が狭く、後述する加圧ゴム24の厚さが辛うじて入る程度の開口部を有する。
また、前記加圧ゴム取付フック122、122′の開口部は、内部に向かった凸部が設けられている。また、前記加圧ゴム取付フック122、122′は、内部が前記加圧ゴム24の幅方向に近いほぼ長方形とし、開口部の幅が前記加圧ゴム24の厚さ程度にすることが望ましい。すなわち、前記加圧ゴム取付フック122、122′は、内部に挿入されたゴム輪124、124′が自由に回動できないような形状になっている。
前記形状の開口部から挿入された加圧ゴム124、124′は、前記加圧ゴム取付フック122、122′から離脱することが困難であり、作業に当たって、加圧ゴム124、124′を探すような無駄な作業がなくなる。さらに、前記注入シリンダー12の後端部の周囲には、前記係止キャップ15を取り付けるための凹部123が設けられている。
前記ピストン13は、先端部にストッパー134が前記注入シリンダー12の内径と同じになるように設けられている。前記ピストン13は、後端部にピストン端部135が設けられているとともに、前記加圧ゴム124、124′を係止することができる突出部を備えた加圧ゴム係止部136、136′が設けられている。前記ピストン13のストッパー134とピストン端部135の間には、たとえば、断面が十字形の補強フィン131と、ガイドフィン132が連続して設けられている。前記ガイドフィン132は、前記注入シリンダー12内を移動する際にガイドとなるとともに、複数の係止部を有する係止ラック133が形成されている。
前記注入座金14は、クラックが生じた壁面に接着する接着部141と、前記接着部141の反対側で、前記注入シリンダー12の注入部121が取り付けられる取付部142と、前記取付部142内に設けられた逆止弁143とから構成されている。前記接着部141は、前記壁面に対する接着性を向上させるために、接着材が入る開口部1411および/または凹部1412が設けられて、接着面積を大きくしている。また、前記取付部142には、前記注入部121の外周に設けられた取付ネジ1211と螺合するネジ(図示されていない)が設けられている。
前記注入座金14に逆止弁143が設けられていない場合、内部に補修材が無くなった注入シリンダーを注入座金から外し、内部に補修材が入った新しい注入シリンダーと交換する。前記注入シリンダーの交換に際し、クラック内に入っていた補修材は、前記注入座金から徐々に逆流して外部に溢れ出る。前記注入座金に逆止弁が付いていない注入シリンダーは、前記注入座金14にウエスを詰めることにより補修材の逆流を一時的に防止している。
係止キャップ15は、中央にピストン13の補強フィン131が通過できるほぼ円形の孔151と、前記孔151より大きい、たとえば、対向して設けられた切込溝152、152′と、内部に設けられ、注入シリンダー12の凹部123に係合する係合凸部153と、係止キャップ15の頂部を形成する蓋部154とから構成されている。前記蓋部154における切込溝152の両側には、前記ピストン13の回動を阻止する大きめの突起(後述する)と、前記ピストン13を回動した場合、乗り越えることができる小さめの突起(後述する)とを設けることができる。前記ピストン13は、一方にのみ回動して固定されるとともに、反対方向の回動が阻止される。前記注入シリンダー12の凹部123と、前記蓋部154の係合凸部153は、凹凸を逆に設けることができる。
前記ガイドフィン132と、加圧ゴム取付フック122、122′の角度は、ほぼ90度異なるようになっている。すなわち、前記係止キャップ15に設けられた切込溝152、152′は、前記同様に、加圧ゴム取付フック122、122′の角度とほぼ90度異なるようになっている。
図7(イ)および(ロ)は従来例であるクラック補修材注入器の注入シリンダーとピストンを組み立てた斜視図である。図7(イ)において、ピストン13のガイドフィン132と係止キャップ15に設けられた切込溝152が一致している状態で、前記ピストン13は、注入シリンダー12から抜かれる方向に引くことにより、前記注入シリンダー12内に補修材が注入される。図7(ロ)において、前記注入シリンダー12内に補修材が注入された後、前記ピストン13の角度を変えるようにひねることにより、前記ピストン13は、係止ラック133が所定の位置で係止キャップ15の蓋部154に係止するため、移動が停止される。
図8(イ)は従来例であるクラック補修材注入器の注入シリンダーとピストンを組み立たて状態の半断面図であり、(ロ)は加圧手段を付けた状態を説明する正面図である。図8(イ)において、補修材注入器11は、注入シリンダー12内にピストン13を挿入した状態である。前記補修材注入器11の注入部121は、図示されていない補修材溜め内に挿入されるとともに、ピストン13が引かれる。この時、加圧手段である加圧ゴム124、124′は、加圧ゴム取付フック122、122′に掛けられていない。
前記補修材注入器11は、注入シリンダー12内に必要な量だけ補修材が注入された場合、前記ピストン13を回転させて係止ラック133と蓋部154とを係止させる。その後、前記加圧手段である加圧ゴム124、124′は、前記フック122、122′と加圧ゴム係止部136、136′との間に掛けられるが、前記係止手段によって内部の補修材が漏れない状態により準備ができる。この状態で、前記注入シリンダー12は、壁面のクラックに取り付けられた注入座金14に取り付けられた後、前記ピストン13を回転させることにより、注入シリンダー12内の補修材が前記クラックに注出される。
図9は従来例で、注入シリンダーから補修材をクラックに注入する際の使用状態を説明する断面図である。図9において、前記注入座金14は、壁面61にシール材(図示されていない接着剤)によって予め接着されるとともに、クラック62の上面も前記シール材によって塞がれる。たとえば、前記シール材は、24時間後に乾燥して、前記注入座金14を壁面61に接着するとともに、クラック62の表面を塞ぐ。その後、注入シリンダー12内に注入された補修材63は、注入部121および前記注入座金14を通り、前記クラック62内に入る。前記注入シリンダー12内の補修材63は、加圧ゴム124、124′の加圧力によって平均的に注入部121から球144を押して、前記クラック62内に入り込む。
前記クラック62内に補修材が注入済み、または補修材が足りない場合、注入シリンダー12を注入座金14から離す。この際に、球144は、補修材の圧力で注入口145に当接することにより、前記補修材が逆流しない。補修材63が足りない場合、前記注入座金14には、他の補修材63が注入された補修材注入器11と交換される。一般的に、シール材は、前記補修材63より接着性が高く、また、粘度も高い。そこで、クラック62に補修材63が注入された後、前記シール材は、削り落とす等により除去される。
図10は従来例のクラック補修材注入器により補修材を注入シリンダーに注入する状態を説明するための図である。図10において、クラック補修材注入器11の先端である注入部121を補修材溜めに挿入した後、ピストン13は、上方に引き上げられる。前記ピストン13の引き上げにより、補修材溜め内の補修材63は、注入シリンダー12内に注入される。加圧ゴム124、124′は、補修材63を注入している際、図示のように下方に垂れずに、横方向を向いたままになり、前記作業中に補修材63が付着して汚れることがない。
前記加圧ゴム124、124′と加圧ゴム取付フック122の形状は、下方を向かないように工夫されている。すなわち、前記加圧ゴム取付フック122の形状は、入口において、前記加圧ゴム124、124′の厚さ方向がやっと入る程度の大きさであり、内部において、前記加圧ゴム124、124′の幅がほぼ同じ長さの楕円形が望ましい。前記加圧ゴム取付フック122の入口および内部の形状を工夫することにより、図10に示したように、補修材63の注入中に下方に垂れ下がることがなくなる。
図11は従来例における複数のクラック補修材注入器を用いて、補修材を同時に複数箇所のクラックに入れて、補修する場合を説明するための図である。図11において、補修材の入った複数のクラック補修材注入器12は、注入座金14を介してクラック62に沿って並べられている。前記クラック補修材注入器12は、壁面に対して垂直に設けられているため、狭い場所において、作業空間が狭くなるだけでなく、作業員の作業に対して邪魔になる場合がある。
特開2007−120068号公報
近年、高度経済成長時代にできた構築物は、ひび割れ、あるいは一部の落下事故等が発生している。特に、山梨県の中央道のトンネル事故は、トンネルの内壁等の落下事故で注目を浴びることになった。本発明は、ビル等の構築物の外壁の落下事故、あるいは壁面等にできるクラックの補修における問題点を解決するものである。
従来のクラック補修材注入器は、注入座金を介して補修材がクラックの中に入るようになっている。前記クラック補修材注入器は、クラックの深さおよび大きさ等により直径および長さが変わる。そして、前記補修の場所は、トンネル内、橋梁、道路、ビルの壁、床および/または天井、ビルとビルの間等比較的狭い場所にある場合が多い。前記クラック補修材注入器は、狭い場所において、使用される場合、垂直方向に長くなっているため、作業者の移動または工事の作業中に邪魔になるという問題があった。
また、前記クラック補修材注入器は、クラックに沿って連続して設ける場合、折り曲げて長さ方向に短くしたとしても、単に曲げただけでは互いにぶつかり合うため、間隔を狭めて設けることができないという問題があった。さらに、前記クラック補修材注入器は、不規則に曲げられていると、見た目が悪いだけでなく、狭い場所での作業がし難いという問題があった。
以上のような課題を解決するために、本発明は、狭い工事現場において、クラックに沿って、多数のクラック補修材注入器用注入座金を比較的密接して設置した際に、作業者の邪魔にならないだけでなく、整然と配列されるため、作業がし易く、見た目も綺麗で、落下し難いクラック補修材注入器用注入座金を提供することを目的とする。
本発明は、クラック補修材注入器をクラックに沿って互いに接近して設置することが可能なクラック補修材注入器用注入座金を提供することを目的とする。本発明は、クラックに補修材を注入した後、前記補修材がクラックから逆流しないクラック補修材注入器用注入座金を提供することを目的とする。
本発明は、クラック補修材注入器用注入座金を壁面と平行な面に対して10度程度に傾けるることにより、クラック補修材を補給する際の注入シリンダー交換に際し、粘性の高い補修材が逆流することがないクラック補修材注入器用注入座金を提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明のクラック補修材注入器用注入座金は、補修材をクラックに注入するために先端部に設けられた注入部、補修材を蓄えることができるシリンダーからなる中間部に設けられた注入シリンダー、前記注入シリンダーの先端部から補修材を注出するストッパーおよび補強フィンを備えたピストン、前記ピストンの後端部において着脱自在に取り付けられる加圧手段から構成されており、補修クラック上に接着された注入座金を介して前記注入シリンダーを接続し、前記補修クラックに補修材を注入するクラック補修材注入器において、前記注入座金は、壁面接着部、前記壁面接着部から垂直に延びる管状垂直部、前記管状垂直部から折り曲げられたクラック補修材を注入するクラック補修材注入器を取り付ける取付部とが一体に成形されていることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明のクラック補修材注入器用注入座金は、前記注入座金の壁面と反対側に、中心孔を点対照にした複数個の凹部または突部からなる線状部が設けられていることを特徴とする。
(第3発明)
第3発明のクラック補修材注入器用注入座金は、前記注入座金における前記管状垂直部と取付部との間をほぼ直角三角形からなる補強部によって一体に成形されていることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明のクラック補修材注入器用注入座金は、前記注入座金において、先が細くなるテーパーを有する第1の孔、前記第1の孔に段差有するように連設され、前記第1の孔より細い第2の孔、前記第2の孔に連設され、曲げられているとともに、境目に段差を持って太くなっている第3の孔から少なくとも構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、注入座金における管状垂直部が折り曲げられているため、交互に向きを変えて設置することができ、狭い場所においても、作業の邪魔にならず、整然と配置することができる。
本発明によれば、注入座金における管状垂直部が折り曲げられているため、注入シリンダーによって補修材を補給する際に、逆止弁を設けたり、あるいはウエス等によって逆流防止用の手当てをする必要がなくなる。また、本発明によれば、逆止弁を設ける必要がないため、注入座金の形状が単純であり、安価な金型により、量産が可能である。
本発明によれば、注入座金の壁面と反対側に、複数の凹部または突部からなる線状部が設けられており、注入シリンダーを整列する際の表示部となっているため、壁面の溝に沿って交互に向きを変えることが容易にでき、作業の邪魔にならないだけでなく、見た目にも良く見える。
本発明によれば、注入座金を壁面から、たとえば、壁面に対して平行な面と10度だけ傾けた部分にほぼ三角形からなる補強材が一体に成形されているため、補修材を入れるシリンダーが重いものであっても、長期間の補修に十分耐えることができる。
本発明によれば、簡単な構造のクラック補修材注入器用注入座金とすることで、補修材の注入から壁面のクラックに注出することが容易にできる。本発明のクラック補修材注入器は、壁面に生じたクラックの補修が高所作業であっても、ピストンの注入シリンダーに対する係合と解除が容易にできるため、使い勝手が大幅に向上した。
本発明によれば、折り曲げられた取付部の内部における管状部分に段差を設けたため、前記段差によって補修材が入りやすく、かつ、逆流し難い構造となっている。
本発明のクラック補修材注入器および注入座金を説明するための断面図である。 (イ)から(ハ)は本発明のクラック補修材注入器用注入座金を説明するための上面図、側断面図、下面図である。 は本発明の一実施例であるクラック補修材注入器を設置した際の実施例である。 本発明のクラック補修材注入器を設置した際の他の実施例を説明するための図である。 従来例としてのクラック補修材注入器を説明するための分解斜視図である。 従来例としてのクラック補修材注入器を説明するための分解断面図である。 (イ)および(ロ)は従来例であるクラック補修材注入器の注入シリンダーとピストンを組み立てた斜視図である。 (イ)は従来例であるクラック補修材注入器の注入シリンダーとピストンを組み立たて状態の半断面図であり、(ロ)は加圧手段を付けた状態を説明する正面図である。 従来例で、注入シリンダーから補修材をクラックに注入する際の使用状態を説明する断面図である。 従来例のクラック補修材注入器により補修材を注入シリンダーに注入する状態を説明するための図である。 従来例における複数のクラック補修材注入器を用いて、補修材を同時にクラックに入れている状態を説明するための図である。
(第1発明)
第1発明のクラック補修材注入器用注入座金は、たとえば、壁面のクラック上に注入座金を接着剤等によって接着し、前記注入座金に注入シリンダーの先端部を接続した後、予め、前記注入シリンダー内に蓄えられていた補修材をクラックの内部に圧力をかけて徐々に注入するものである。前記注入シリンダーは、先端部に補修材を注入および注出する注入部と、後端部に係止キャップを備えている。ピストンは、前記注入シリンダー内に補修材を注入した後、前記係止キャップに係止するガイドフィンを備えている。前記注入シリンダー内の補修材は、前記ガイドフィンと係止キャップとの係合を解除した後、前記注入シリンダー内部の補修材を加圧手段の圧力により前記注入部から注出する。前記ガイドフィンは、複数の係止部からなる係止ラックを備えることにより、補修材の量を任意に決めることができる。
前記加圧手段は、前記注入シリンダーのほぼ先端部と前記ピストンの後端部との間に備えられ、前記ガイドフィンと係止キャップとの係合が解除された場合、前記加圧手段が有する加圧力により徐々に補修材を壁面のクラック内に注入する。前記注入座金は、クラックがある壁面に接着する接着面と、前記接着面の反対側に設けられた前記注入シリンダーの注入部を取り付ける取付部とを備えている。前記加圧手段は、前記注入シリンダーの先端部に取り付けられており、補修材を前記注入シリンダーから注出する際に、前方から後方に引いて、前記注入シリンダーの後端部に取り付ける。前記前方から後方への力は、反対方向に引く力と比較して、作業上の動作が自然となり、力が容易に加えられる。
前記注入シリンダーと接続する注入座金は、壁面接着部、前記壁面接着部の反対側に設けられている前記壁面接着部に対して垂直に延びる管状垂直部、前記管状垂直部から折り曲げられたクラック補修材を注入するクラック補修材注入器を取り付ける取付部とが一体に構成されている。前記管状垂直部と注入シリンダーは、壁面と平行な面に対してほぼ10度に折り曲げられているとともに、同じ角度で整然と並べることができるため、狭い箇所で作業を行う際に、作業者のヘルメット等にぶつかったり、あるいは作業の邪魔にならない。
また、前記注入座金は、取付部の先端部において、クラック補修材注入器の先端部が、たとえば、二条ネジによって螺合できるような構造になっている。さらに、前記注入座金は、壁面と平行な面に対して10度から20度傾斜するように折り曲げられているため、粘性の高い補修材が加圧力によって入るが、逆流し難い構造のため、逆止弁を設けておく必要が無くなった。前記注入座金は、構造が簡単となったため、金型を安価にすることができる。前記注入座金の折り曲げ角度は、前記壁面と平行な面に対して10度より少なくなると、補修材を注入する際に、前記曲がり角が注入の妨げとなる。したがって、前記折り曲げ角度は、壁面と平行な面に対して10度から20度程度が適しているが、多少の角度を工事状況に従って任意に変えることができる。
(第2発明)
第2発明のクラック補修材注入器用注入座金は、前記注入座金の壁面と反対側表面に、クラック補修材注入器を設置する際の折り曲げ角度の向きを隣どうしで整列させるための基準となる線状部分から構成されている。前記注入座金の線状部分からなる表示部は、中心点を点対照に配置した複数個の凹部または凸部からなる線状溝または線状凸部が一体成形または別体として取り付けられている。前記凹部または凸部からなる表示部は、前記線状溝または線状凸部を基準として、注入シリンダーを、たとえば、交互に異なる方向に向けることにより、注入シリンダーの長さより狭い間隔において、整然と設置することができるため、作業者の邪魔にならないだけでなく、見た目の良い配列とすることができる。
(第3発明)
第3発明のクラック補修材注入器用注入座金は、注入座金における前記垂直部と取付部との間にほぼ直角三角形からなる補強部が一体に成形または別体として取り付けられている。前記直角三角形からなる補強部は、クラック補修材注入器の径が太く、内部に補修材が満杯であっても、片持ち梁として、その重さに十分耐える強度を有するものである。前記直角三角形からなる補強部の形状は、前記片持ち梁としての重量を支えるものであれば、幾何学的三角形ではなく、多少弧を描くような曲線部分を含めることができる。
(第4発明)
第4発明のクラック補修材注入器用注入座金は、内部において、第1の孔、第2の孔、および第3の孔が補修材の注入方向に向かって連設されている。前記第1の孔は、徐々に太さが狭くなる形状から構成されている。第1の孔と第2の孔の連設された部分は、段差を有するとともに、第2の孔の方が細径となっている。第2の孔と第3の孔の連設されている部分は、たとえば、クラック面を基準として、10度程度(クラック面に対して直角な面から100度)に折り曲げられている。
また、第2の孔と第3の孔との境目は、段差を持っているとともに、第3の孔の方が太くなるようになっている。前記構成からなる注入座金は、補修材の注入に当たって、管路抵抗が少なく、補修材を容易にクラックに注入できる。また、前記注入座金は、前記第2の孔と第3の孔による段差で、前記と反対方向の管路抵抗を高くすることができるため、補修材の逆流を防止することが容易にできる。したがって、本発明の注入座金の構造は、逆止弁を設けることなく、注入シリンダーの交換を容易にすることができる。
図1は本発明のクラック補修材注入器および注入座金を説明するための断面図である。図2(イ)から(ハ)は本発明のクラック補修材注入器用注入座金を説明するための上面図、側断面図、下面図である。図1および図2において、クラック補修材注入器11は、注入シリンダー12と注入座金16とから構成されている。前記注入シリンダー12と接続する注入座金16は、クラック62が生じた壁面61に接着する壁面接着部161と、前記壁面接着部161の反対側で、前記注入シリンダー12の注入部121が取り付けられる取付部163と、前記壁面接着部161の反対側に設けられている前記壁面接着部161に対して垂直に延びる管状垂直部162、前記管状垂直部162から折り曲げられたクラック補修材を注入するクラック補修材注入器11を取り付ける取付部163とが一体に構成されている。
前記管状垂直部162と注入シリンダー12は、クラック面を基準として、10度から20度傾斜するように折り曲げられているとともに、同じ角度で整然と並べることができるようになっている。前記注入シリンダー12は、多数狭い場所に連続して設けられても、折り曲げられて、長さが短くなっているため、狭い箇所で作業を行った場合に、作業者のヘルメット等にぶつかったり、あるいは作業の邪魔になることがない。
前記注入座金16は、注入シリンダー12からクラック62に向かって折り曲げられて伸びる孔径が4段階になっている。前記注入シリンダー12に一番近い孔には、注入シリンダー12の注入部121と接続するために、二条ネジ1631が設けられている。前記二条ネジ1631は、重い補修材の入った注入シリンダー12を片持ち梁として支えることができるようになっている。前記注入座金16は、前記二条ネジ1631と連設して、内部に進むに従って細径となる第1の孔1632が設けられている。
前記第1の孔1632は、段差を有する細径の第2の孔1633に連設されている。前記第2の孔1633は、前記角度で曲げられているとともに、第3の孔1634との境目に段差を持っている。前記第1の孔1632から第3の孔1634は、管路の太さおよび段差、折り曲げにより、補修材の注入を容易にするとともに、逆流を防止できるような構造になっている。すなわち、本発明の前記注入座金の構造は、逆止弁を設けることなく、注入シリンダー12の交換を容易にすることができる。
前記壁面接着部161は、前記壁面に対する接着性を向上させるために、接着材が入る開口部1611および/または凹凸部1612が環状に設けられて、前記接着剤が固化した後、前記壁面との接着面積を大きくしている。前記注入座金16の取付部163の内部には、前記注入シリンダー12の注入部121の外周に設けられた取付ネジ1211と螺合するネジ部1631が設けられている。前記取付ネジ1211およびネジ部1631のネジは、互いに抜け難い構造の溝(二条ネジ)が付けられている。
前記注入座金16は、壁面と反対側に、中心孔を点対照にした複数個の凹部または凸部からなる線状溝または線状凸部が一体成形または加工されている線状部分からなる表示部164が設けられている。前記表示部164は、クラック補修材注入器11を設置する際の折り曲げ角度の向きを隣どうしで整列させるための基準となる線状部分から構成されている。
前記凹部または凸部は、前記線状溝または線状凸部を基準として、注入シリンダー12を交互に異なる方向に向けることにより、注入シリンダー12の長さより狭い間隔において、整然と設置することができるため、作業者の邪魔にならないだけでなく、見た目の良い配列とすることができる。前記凹部または凸部からなる表示部164は、必要に応じて、複数本とすることができ、向きをそれぞれ異なるように変えることができる。
前記クラック補修材注入器用注入座金は、注入座金16における前記管状垂直部162と取付部163との間にほぼ直角三角形からなる補強部165が一体に成形または別体として取り付けることができる。前記直角三角形からなる補強部165は、クラック補修材注入器11の内部重量が重い場合に耐える強度を有するものである。前記直角三角形からなる補強部165の形状は、必要な強度を持つものであれば、特に限定されない。たとえば、前記補強部165は、前記直角三角形の部分が膨らみまたは凹む形状にすることができる。
図3は本発明の一実施例であるクラック補修材注入器を設置した際の実施例である。図3において、クラック補修材注入器12、12′、12″およびクラック補修材注入器用注入座金16、16′、16″は、クラック62に沿って連続してほぼ等間隔で、一列に配置されている。前記クラック補修材注入器12、12′、12″は、壁面と平行な面に対して約10度傾斜するように折り曲げられているため、上または下から見て一直線となっており、長さ(高さ)が短く見た目も綺麗になっている。前記整然と並べられたクラック補修材注入器12、12′、12″は、作業空間を広くすることができ、見た目だけでなく、作業員にとっても作業がし易くなっている。
図3において、前記クラック補修材注入器12、12′、12″は、壁面と平行な面に対して約10度傾斜するように折り曲げられているが、前記折り曲げ角度を多くすることができる。前記クラック補修材注入器12、12′、12″は、折り曲げ角度を壁面と垂直な面に対して100度以下にした場合、補修材を注入する際に妨げとなる恐れがある。しかし、前記角度は、絶対的なものでなく、工事現場の状況に応じて任意に変えることができる。また、前記角度を変える場合は、前記表示部164の線の向きまたは間隔を予め変えたものを使用すると、なお都合が良い。
図4は本発明のクラック補修材注入器を設置した際の他の実施例を説明するための図である。図4において、クラック補修材注入器11の配列間隔は、図3と比較して狭くなっている。そのため、前記クラック補修材注入器11は、注入シリンダー12の向きを左右、交互に変えている。前記配列は、前記注入座金16に設けられた表示部164の線状凸部に合わせるようにして、図示のように交互に並べる。前記選択された向きの線状凹凸に沿って配置された前記クラック補修材注入器11は、狭い間隔で設けることができるだけでなく、作業空間も広く整然と並べることができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明の注入シリンダー、注入座金の形状、前記注入座金の曲げ角度等を多少変えることは、特許請求の範囲を逸脱しないがぎり可能である。注入シリンダー、注入材(補修材)およびシール材は、周知または公知のものを使用することができる。
11・・・クラック補修材注入器
12・・・注入シリンダー
121・・・注入部
1211・・・取付ネジ
122、122′・・・加圧ゴム取付フック
123・・・凹部
124、124′・・・加圧ゴム
13・・・ピストン
131・・・補強フィン
132・・・ガイドフィン
133・・・係止ラック
134・・・ストッパー
135・・・ピストン端部
136、136′・・・加圧ゴム係止部
14・・・注入座金
141・・・接着部
1411・・・開口部
1412・・・凹部
142・・・取付部
143・・・逆止弁
144・・・球
145・・・注入口(球抑え)
146・・・凹凸
15・・・係止キャップ
151・・・孔
152・・・切込溝
153・・・係合凸部
154・・・蓋部
155、155′、156、156′・・・突起
16・・・注入座金
161・・・壁面接着部
1611・・・開口部
1612・・・凹凸部
162・・・管状垂直部
163・・・取付部
1631・・・ネジ部(二条ネジ)
164・・・表示部
165・・・補強部
61・・・壁面
62・・・クラック
63・・・補修材

Claims (4)

  1. 補修材をクラックに注入するために先端部に設けられた注入部、補修材を蓄えることができるシリンダーからなる中間部に設けられた注入シリンダー、前記注入シリンダーの先端部から補修材を注出するストッパーおよび補強フィンを備えたピストン、前記ピストンの後端部において着脱自在に取り付けられる加圧手段から構成されており、補修クラック上に接着された注入座金を介して前記注入シリンダーを接続し、前記補修クラックに補修材を注入するクラック補修材注入器において、
    前記注入座金は、壁面接着部、前記壁面接着部から垂直に延びる管状垂直部、前記管状垂直部から折り曲げられたクラック補修材を注入するクラック補修材注入器を取り付ける取付部とが一体に成形されていることを特徴とするクラック補修材注入器用注入座金。
  2. 前記注入座金の壁面と反対側に、中心孔を点対照にした複数個の凹部または突部からなる線状部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載されたクラック補修材注入器用注入座金。
  3. 前記注入座金における前記管状垂直部と取付部との間をほぼ直角三角形からなる補強部によって一体に成形されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたクラック補修材注入器用注入座金。
  4. 前記注入座金は、先が細くなるテーパーを有する第1の孔、前記第1の孔に段差有するように連設され、前記第1の孔より細い第2の孔、前記第2の孔に連設され、曲げられているとともに、境目に段差を持って太くなっている第3の孔から少なくとも構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載されたクラック補修材注入器用注入座金。
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