JP4817292B2 - クラック補修用補修材注入器 - Google Patents

クラック補修用補修材注入器 Download PDF

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Description

本発明は、たとえば、コンクリートあるいは石等からなる構築物における壁面(本発明において、「壁面」なる用語は、壁面以外に、天井面、床面、傾斜面、曲面等を含む構築物の全ての面を含むものとする)のクラック上に注入座金を接着させておき、その後、前記注入座金に注入シリンダーを取り付け、前記注入シリンダー内の補修材を前記クラック内に注入するクラック補修用補修材注入器に関するものである。前記「補修材」は、合成樹脂、たとえば、エポキシ系樹脂、またはアクリル系樹脂の接着材から主に構成されている。また、前記「補修材」は、注入材であり、前記壁面内部のクラックに注入される。さらに、シール材は、前記注入座金とクラックの中心部を接着するとともに、壁面上のクラックを塞ぐものである。前記「補修材」は、接着材、注入材、補修樹脂、補修薬剤等を含むものである。
特公昭61−56378号公報におけるクラック修理方法は、壁面のクラック上に注入用パイプが成形された板体を接着し、前記注入用パイプに注入器が接続されている。前記注入器は、内部に注入された接着材がプランジャーによりクラック内に注出される。前記プランジャーの力は、前記注入用パイプまたは前記板体と、前記プランジャーとの間に掛けられたゴム条帯によって得られる。
また、特開2004−68300号公報の接着材注入器は、注入シリンダーに取り付けられた支持部材にピンを支持させるとともに、ピンの外側に押圧部を設け、シリンダ1の側壁にピン挿入用の切欠き部を設け、その切欠き部の外側開口縁に狭小部を形成して外力を加えない限り、前記ピンが通過できないというものである。
特公昭61−56378号公報 特開2004−68300号公報
前記特公昭61−56378号公報に記載されたクラック補修方法は、ゴム条帯を掛けることにより、注入器内の接着材をクラックに注入している。しかし、前記ゴム条帯は、注入器とプランジャーとの間に掛けられた瞬間から、加圧が加わる。したがって、前記公報の発明は、たとえば、地上で接着材を注入器内に注入した後、高所に持って行く間に先端部から接着材が漏れる恐れがある。
また、特開2004−68300号公報に記載された接着材注入器は、前記特公昭61−56378号公報に記載されたクラック補修方法における欠点を除去するものであり、シリンダに支持部材、ピン、切欠き部、狭小部を設け、接着材を注入後、ゴム条帯を掛けても、接着材が外部に出る恐れがない。前記接着材注入器は、前記ピンを切欠き部から外すことにより、接着材をクラックに注入することができる。前記接着材注入器は、地上で接着材を注入した後、高所に移動し、接着材の注入作業が安心してできるが、構造が複雑であるという欠点を有していた。
前記クラック補修方法および接着材注入器は、注入座金が壁面に接着材を用いても着き難いだけでなく、クラックから注入材が逆流する恐れがあるにも関わらず、何等対策が取られていなかった。
以上のような課題を解決するために、本発明は、注入シリンダーに補修材を注入した状態のまま、作業現場まで安定して持ち運びができるクラック補修用補修材注入器を提供することを目的とする。本発明は、注入シリンダーに対する補修材の注入を簡単な機構により達成することができたクラック補修用補修材注入器を提供することを目的とする。本発明は、クラックに補修材を注入した後、前記補修材がクラックから逆流しないクラック補修用補修材注入器を提供することを目的とする。また、本発明は、注入シリンダーに補修材を注入する際に、加圧用ゴム輪が下部に垂れて、補修材で汚れることのないクラック補修用補修材注入器を提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明のクラック補修用補修材注入器は、クラック上に接着された注入座金に注入シリンダーを接続して、前記クラックに補修材を注入するものであり、先端部に補修材を前記クラックに入れる注入部および中間部に補修材を入れるシリンダーを備えた注入シリンダーと、前記注入シリンダーの先端部で補修材を注出するストッパーおよび補強フィンと係止ラックからなるガイドフィンを備えたピストンと、前記ピストンの回動を許しまたは禁止するとともに、前記ピストンを反対方向に回動する際に、乗り越えるための傾斜面を有する突起、前記ピストンを移動させる孔、前記補強フィンが通過し前記ガイドフィンが通過できない大きさの切込溝、から構成されている前記注入しシリンダーの後端部に備えた係止キャップと、前記注入シリンダーのほぼ先端部に一端が取り付けられたゴム輪からなり、他端を前記ピストンの後端部において着脱自在に取り付けられる加圧手段と、前記クラック上に接着する接着面と、前記接着面の反対側に設けられた前記注入シリンダーの注入部を取り付ける取付部とを備えた注入座金と、から少なくとも構成されていることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明のクラック補修用補修材注入器において、第1発明の注入部には、注入座金を取り付ける取付ネジが設けられていることを特徴とする。
(第発明)
第3発明のクラック補修用補修材注入器において、係止キャップに設けられた孔は、ほぼ楕円形であり、前記補強フィンの回動を所定角度で停止する大きさからなることを特徴とする。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、注入シリンダーの先端部に備えられ、前記ゴム輪の一端を取り付けるフックは、幅が前記ゴム輪の幅とほぼ同じであり、入口がフックの内部方向に向かって閉じる方向に凸部が形成された形状であることを特徴とする。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、ピストンの後端部に備えられ、前記ゴム輪の他端を取り付けるフックは、前記ゴム輪が入り易く、かつ、抜け難い形状であることを特徴とする。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、注入座金には、補修材の逆流を防止する逆止弁が設けられていることを特徴とする。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、注入座金に設けられた逆止弁は、球と多数の突起部を有する球抑えとから構成されていることを特徴とする。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、注入座金は、壁面と接する面に複数の開口部および/または凹部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造のクラック補修用補修材注入器とすることで、補修材の注入から壁面のクラックに注出することが容易にできる。本発明のクラック補修用補修材注入器は、壁面に生じたクラックの補修が高所作業であっても、ピストンの注入シリンダーに対する係合と解除が容易にできるため、使い勝手が大幅に向上した。
本発明によれば、ピストンを回転するだけで、注入シリンダーと前記ピストンが係合する。また、前記前記ピストンを前記と反対方向に回転することで、前記係合を解除することができ、ピストンを加圧状態にすることができる。また、前記注入シリンダーの係止キャップには、前記ピストンを反対方向に回転させる際に、容易に乗り越える傾斜面を設けることで、作業性を向上させることができる。
本発明によれば、係止キャップに設けられた切込溝の両側に前記ピストンの回動を許す突起と、回動を禁止する突起とが設けられているため、注入シリンダーに補修材を注入した後、決められ方向に回動するだけで固定され、作業現場まで移動が容易にできる。
本発明によれば、加圧用のゴム輪が注入シリンダーと一体で、外れ難くなっているため、作業を始めるに当たり、前記ゴム輪を探すようなことがない。フックに掛けられた前記ゴム輪は、補修材を注入シリンダーに注入中する際に、下方に垂れ下がることがないため、前記補修材により汚れることがない。
本発明によれば、注入座金に逆止弁を設けているため、壁面のクラックに補修材を注入した後、前記補修材がクラックの外に逆流することがない。
本発明によれば、注入座金の壁面側に開口部および/または凹部を設けたため、注入座金と壁面との接着性が向上し補修材の注入を容易にした。
本発明によれば、ピストンが通過する孔をほぼ楕円形とすることで、補強フィンの回動を制限させ、前記ピストンの回動を必要以上行なわないようにして、作業性を向上させることができた。
(第1発明)
第1発明のクラック補修用補修材注入器は、たとえば、壁面のクラック上に注入座金を接着し、前記注入座金に注入シリンダーを接続した後、前記注入シリンダー内の補修材をクラックに注入するものである。前記注入シリンダーは、先端部に補修材を注入および注出する注入部と、後端部に係止キャップを備えている。ピストンは、前記注入シリンダー内に補修材を注入した後、前記係止キャップに係止するガイドフィンを備えている。前記注入シリンダー内の補修材は、前記ガイドフィンと係止キャップとの係合を解除した後、前記注入シリンダー内部の補修材を加圧手段により前記注入部から注出する。前記ガイドフィンは、複数の係止部からなる係止ラックを備えることにより、補修材の量を任意に決めることができる。
前記加圧手段は、前記注入シリンダーのほぼ先端部と前記ピストンの後端部との間に備えられ、前記ガイドフィンと係止キャップとの係合が解除された場合、前記加圧手段が有する加圧力により徐々に補修材を壁面のクラック内に注入する。前記注入座金は、クラックがある壁面に接着する接着面と、前記接着面の反対側に設けられた前記注入シリンダーの注入部を取り付ける取付部とを備えている。前記加圧手段は、前記注入シリンダーの先端部に取り付けられており、補修材を前記注入シリンダーから注出する際に、前方から後方に引いて、前記注入シリンダーの後端部に取り付ける。前記前方から後方への力は、反対方向に引く力と比較して、作業上の動作が自然となり、力が容易に加えられる。
(第2発明)
第2発明のクラック補修用補修材注入器は、注入部の周面に取付ネジが設けられており、注入座金の内部にネジ込まれる。前記注入部と注入座金とは、ネジにより堅固に結合されているため、補修材の注入中に注入座金と注入シリンダーとが離れることなく、また、前記補修材も作業中に垂れることがない。
前記クラック補修用補修材注入器において、ピストンの先端部には、ストッパーが設けられており、注入シリンダー内に補修材を注入したり、前記注入シリンダーから補修材を注出することができる。また、前記ピストンは、側部に補強フィンと係止ラックが設けられたガイドフィンとを備えている。前記ガイドフィンは、注入シリンダー内の動きをガイドするとともに、前記係止ラックを係止キャップによって任意の位置に係止する。
前記クラック補修用補修材注入器において、係止キャップの蓋部には、中心に設けられた孔と、前記孔に連設された少なくとも一つの切込溝が設けられている。前記孔は、前記ピストンを自在に移動させることができ、前記切込溝は、ガイドフィンを通過させるが、前記ピストンを回転させると、前記係止ラックが蓋部によって係止できるようになっている。
前記クラック補修用補修材注入器において、係止キャップに設けられた孔は、ほぼ円形であり、前記補強フィンが通過し、前記ガイドフィンが通過できない大きさに形成されている。前記ガイドフィンは、係止キャップに設けられた切込溝の部分のみ通過できるようになっている。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、第発明の係止キャップに設けられた孔の形状は、ほぼ楕円形にしてある。補強フィンは、前記楕円形をした係止キャップに設けられた孔の中で、所定角度回動した後、停止する大きさにしている。前記孔の形状は、前記補強フィンを必要以上回動させずに、所定角度の回動後、停止するために、無駄な動きがなく、作業性を向上させる。
前記クラック補修用補修材注入器において、係止キャップに設けられた切込溝には、両側にピストンの回動を妨害する突起が設けられている。前記突起の一つは、小突起であり、前記ピストンを回動させることにより乗り越えることができる。また、他の突起は、前記ピストンを前記と反対方向に回動させても、乗り越えることができない大きさのものである。
前記クラック補修用補修材注入器において、前記ピストンの回動を許す突起は、一旦、乗り越えた後、前記ピストンを反対方向に回動する際に、乗り越えるための傾斜面を有するため、容易に回動ができる。前記傾斜面は、加圧手段による加圧が前記ピストンに加わった状態であっても、容易に作業ができる構造になっている。
前記クラック補修用補修材注入器において、加圧手段は、予め注入シリンダーの左右に取り付けられているゴム輪からなり、前記ゴムの厚さ、幅、材質により、所望の力を得ることができる。また、前記加圧手段は、ゴム輪以外の金属性バネ部材を用いることもできる。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、加圧手段となるゴム輪の一端は、注入シリンダーのほぼ先端部に設けられたフックに備えられている。前記ゴム輪を取り付けるフックは、幅が前記ゴム輪の幅とほぼ同じであり、入口がフックの内部方向に向かった凸部となるような形状である。前記ゴム輪は、前記フックに一端強制的に押し込んだ場合、通常の作業では離れることがないため、常に、注入シリンダーと一体になっており、紛失することがない。また、前記ゴム輪は、前記フックに入れた状態で、注入シリンダに補修材を注入する場合、前記フックから下部に向かって垂れ下がることがなく、横方向を向いたままであるため、補修材が付着して汚れることがない。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、ピストンの後端部には、ゴム輪の他端を取り付けるフックが設けられている。前記フックは、前記ゴム輪が下方に垂れ下がっても、作業に差し支えないため、前記ゴム輪が入り易く、かつ、抜け難い形状にすることが望ましい。すなわち、前記フックの形状は、前記ゴム輪を出し入れする部分が狭く、内部の大きさに制限されない。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、注入座金には、補修材の逆流を防止する逆止弁が設けられている。前記逆止弁は、補修材の逆流を防止するため、前記注入座金と注入シリンダーとを離し、補修材が入っている別の注入シリンダーと取り換えることが容易できるとともに、作業を迅速にできるようになった。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、注入座金に設けられた逆止弁は、球と多数の突起部を有する球抑えとから構成されている。すなわち、注入シリンダー内の補修材は、加圧手段の圧力によって注入座金から前記球を押すことにより、前記球抑えが押される。前記球抑えに設けられている多数の突起は、弾性により僅かに曲げられて、その間から補修材がクラックに注入される。一旦、注入された補修材は、前記球抑えを越えて球を押すが、球が注入座金の通路に抑えられることにより、注入シリンダー内に逆戻りを起こすことがない。
(第発明)
発明のクラック補修用補修材注入器において、注入座金は、壁面と接する面に複数の開口部、または複数の凹部、または複数の開口部と複数の凹部が設けられている。前記複数の開口部および/または複数の凹部は、壁面に注入座金を接着させる際に、接着面積を大きくできるため、注入座金が堅固に取り付けられる。
図1は本発明の一実施例であるクラック補修用補修材注入器を説明するための分解斜視図である。図2は本発明の一実施例であるクラック補修用補修材注入器を説明するための分解断面図である。図1および図2において、クラック補修用補修材注入器11は、補修材を注入する注入シリンダー12と、前記補修材を注入あるいは注出するピストン13と、壁面のクラックに補修材を注入する注入シリンダー12を取り付ける注入座金14と、前記注入シリンダー12の後端部を塞ぐ係止キャップ15とから構成されている。前記補修材は、たとえば、エポキシ系樹脂、またはアクリル系樹脂からなる注入材である。
前記注入シリンダー12は、先端に注入部121が設けられている。前記注入部121には、たとえば、外周に取付ネジ1211が設けられており、前記注入座金14に取り付けられる。また、前記注入シリンダー12は、先端部近傍に加圧ゴム取付フック122が設けられている。前記加圧ゴム取付フック122は、先端部が狭く、後述する加圧ゴム24の厚さが辛うじて入る程度の開口部を有する。また、前記加圧ゴム取付フック122の開口部は、内部に向かった凸部が設けられている。また、前記加圧ゴム取付フック122は、内部が前記加圧ゴムの幅方向に近いほぼ長方形とし、開口部の幅が前記加圧ゴムの厚さ程度にすることが望ましい。すなわち、前記加圧ゴム取付フック122は、内部に挿入されたゴム輪124が自由に回動できないような形状になっている。
前記形状の開口部から挿入された加圧ゴム124、124′は、前記加圧ゴム取付フック122から離脱することが困難であり、作業に当たって、加圧ゴム124、124′を探すような無駄な作業がなくなる。さらに、前記注入シリンダー12の後端部の周囲には、前記係止キャップ15を取り付けるための凹部123が設けられている。
前記ピストン13は、先端部にストッパー134が前記注入シリンダー12の内径と同じになるように設けられている。前記ピストン13は、後端部にピストン端部135が設けられているとともに、前記加圧ゴム124、124′を係止することができる突出部を備えた加圧ゴム係止部136、136′が設けられている。前記ピストン13のストッパー134とピストン端部135の間には、たとえば、断面が十字形の補強フィン131と、ガイドフィン132が連続して設けられている。前記ガイドフィン132は、前記注入シリンダー12内を移動する際にガイドとなるとともに、複数の係止部を有する係止ラック133が形成されている。
前記注入座金14は、クラックが生じた壁面に接着する接着部141と、前記接着部141の反対側で、前記注入シリンダー12の注入部121が取り付けられる取付部142と、前記取付部142内に設けられた逆止弁143とから構成されている。前記接着部141は、前記壁面に対する接着性を向上させるために、接着材が入る開口部1411および/または凹部1412が設けられて、接着面積を大きくしている。また、前記取付部142には、前記注入部121の外周に設けられた取付ネジ1211と螺合するネジ(図示されていない)が設けられている。
係止キャップ15は、中央にピストン13の補強フィン131が通過できるほぼ円形の孔151と、前記孔151より大きい、たとえば、対向して設けられた切込溝152、152′と、内部に設けられ、注入シリンダー12の凹部123に係合する係合凸部153と、係止キャップ15の頂部を形成する蓋部154とから構成されている。前記蓋部154における切込溝152の両側には、前記ピストン13の回動を阻止する大きめの突起(後述する)と、前記ピストン13を回動した場合、乗り越えることができる小さめの突起(後述する)とを設けることができる。前記ピストン13は、一方にのみ回動して固定されるとともに、反対方向の回動が阻止される。前記注入シリンダー12の凹部123と、前記蓋部154の係合凸部153は、凹凸を逆に設けることができる。
前記ガイドフィン132と、加圧ゴム取付フック122、122′の角度は、ほぼ90度異なるようになっている。すなわち、前記係止キャップ15に設けられた切込溝152、152′は、前記同様に、加圧ゴム取付フック122、122′の角度とほぼ90度異なるようになっている。
図3(イ)および(ロ)は本発明の一実施例であるクラック補修用補修材注入器の注入シリンダーとピストンを組み立てた斜視図である。図3(イ)において、ピストン13のガイドフィン132と係止キャップ15に設けられた切込溝152が一致している状態で、前記ピストン13は、注入シリンダー12から抜かれる方向に引くことにより、前記注入シリンダー12内に補修材が注入される。図3(ロ)において、前記注入シリンダー12内に補修材が注入された後、前記ピストン13の角度を変えるようにひねることにより、前記ピストン13は、係止ラック133が所定の位置で係止キャップ15の蓋部154に係止するため、移動が停止される。
図4(イ)は本発明の一実施例であるクラック補修用補修材注入器の注入シリンダーとピストンを組み立たて状態の半断面図であり、(ロ)は加圧手段を付けた状態を説明する正面図である。図4(イ)において、補修材注入器11は、注入シリンダー12内にピストン13を挿入した状態である。前記補修材注入器11の注入部121は、図示されていない補修材溜め内に挿入されるとともに、ピストン13が引かれる。この時、加圧手段である加圧ゴム124、124′は、加圧ゴム取付フック122、122′に掛けられていない。
前記補修材注入器11は、注入シリンダー12内に必要な量だけ補修材が注入された場合、前記ピストン13を回転させて係止ラック133と蓋部154とを係止させる。その後、前記加圧手段である加圧ゴム124、124′は、前記フック122、122′と加圧ゴム係止部136、136′との間に掛けられるが、前記係止手段によって内部の補修材が漏れない状態により準備ができる。この状態で、前記注入シリンダー12は、壁面のクラックに取り付けられた注入座金14に取り付けられた後、前記ピストン13を回転させることにより、注入シリンダー12内の補修材が前記クラックに注出される。
図5(イ)および(ロ)は図4(イ)の右側側面図で、(ハ)は図4(イ)の左側側面図である。図5(イ)に示されたピストン13は、ガイドフィン132と係止キャップ15の切込溝152が一致しているため、注入シリンダー12から引き抜かれる方向に移動すると、補修材が注入シリンダー12内に注入される。図5(ロ)に示されたピストン13は、たとえば、90度回転した状態であり、ガイドフィン132が蓋部154に係合した状態が示されており、作業の準備が完了している。
図5(ハ)に示された注入座金14は、中央部に形成された注入口に対して、球抑え145が設けられている。前記球抑え145は、多数の凹凸146が設けられており、前記凹凸146の間から補修材が流通する。また、前記注入座金14は、壁面側に複数の開口部1411および凹部1412とが成形されている。前記開口部1411および凹部1412は、クラックを有する壁面と接着する際に、シール材が入り込み、接着面積を増加させることができる。前記壁面と注入座金14との接着は、前記開口部1411および/または凹部1412により、安定して接着される。
図6は本発明の一実施例で、注入シリンダーから補修材をクラックに注入する際の使用状態を説明する断面図である。図6において、前記注入座金14は、壁面61にシール材(図示されていない)によって予め接着されるとともに、クラック62の上面も前記シール材によって塞がれる。たとえば、前記シール材は、24時間後に乾燥して、前記注入座金14を壁面61に接着するとともに、クラック62の表面を塞ぐ。その後、注入シリンダー12内に注入された補修材63は、注入部121および前記注入座金14を通り、前記クラック62内に入る。前記注入シリンダー12内の補修材63は、加圧ゴム124、124′の力によって平均的に注入部121から球144を押して、前記クラック62内に入り込む。
前記クラック62内に補修材が注入済みまたは補修材が足りない場合、注入シリンダー12を注入座金14から離す。この際に、球144は、注入口145に当接することにより、前記補修材が逆流しない。補修材63が足りない場合、前記注入座金14には、他の補修材63が注入された補修材注入器11と交換される。一般的に、シール材は、前記補修材63より接着性が高く、また、粘度も高い。そこで、クラック62に補修材63が注入された後、前記シール材は、削り落とす等により除去される。
図7は本発明のクラック補修用補修材注入器により補修材を注入シリンダーに注入する状態を説明するための図である。図7において、クラック補修用補修材注入器11の先端である注入部121を補修材溜めに挿入した後、ピストン13は、上方に引き上げられる。前記ピストン13の引き上げにより、補修材溜め内の補修材63は、注入シリンダー12内に注入される。加圧ゴム124、124′は、補修材63を注入している際、図示のように横方向を向いたままになり、前記作業中に補修材63が付着して汚れることがない。
前記加圧ゴム124、124′と加圧ゴム取付フック122の形状は、下方を向かないように工夫されている。すなわち、前記加圧ゴム取付フック122の形状は、入口において、前記加圧ゴム124、124′の厚さ方向がやっと入る程度の大きさであり、内部において、前記加圧ゴム124、124′の幅がほぼ同じ長さの楕円形が望ましい。前記加圧ゴム取付フック122の入口および内部の形状を工夫することにより、図7に示したように、補修材63の注入中に下方に垂れ下がることがなくなる。
図8(イ)は本発明の第2実施例で、係止キャップが判る斜視図で、(ロ)は前記係止キャップの正面図である。前記係止キャップ15は、中央に補強フィン131が通過するほぼ楕円形の孔81を有し、対向する位置にガイドフィン132が通過する切込溝152、152′を有している。前記切込溝152の両側には、大きい突起155と小さい突起156が対向して設けられている。前記切込溝152′の両側には、大きい突起155′と小さい突起156′が対向して設けられている。前記大きい突起155、155′は、前記ピストン13の回動を阻止する高さになっている。また、前記小さい突起156、156′は、前記ピストン13を回動する際に乗り越える高さであるとともに、反対側に回動する際に乗り越え易い傾斜面が設けられている。すなわち、補修材を注入シリンダー12に注入した後、前記ピストン13は、前記小さい突起156、156′を乗り越えた状態で停止し、反対に回動する際に、前記傾斜面を乗り越えることにより、容易に回動ができる。
図9は本発明の第3実施例で、加圧ゴム輪をピストンと上部に設けた例を説明するための図である。図9において、ピストン端部135の両端には、フック91が設けられている。前記フック91には、加圧用ゴム輪92が取り付けられている。前記フック91は、前記加圧用ゴム輪92が下方に垂れ下がっても作業に差し支えないため、前記加圧用ゴム輪が開口部から落下しない形状であれば、特に限定する必要がない。
図10は本発明の第3実施例を使用した例で、補修材を注入する状態を説明するための図である。第3実施例は、加圧用ゴム輪92の付ける位置が異なり、前記加圧用ゴム輪92が下方に垂れ下がっても、補修材の注入作業に対する妨害をすることがない。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明の注入シリンダー、ピストン、注入座金、係止キャップは、形状を多少変えることは、特許請求の範囲を逸脱しないがぎり可能である。注入材(補修材)およびシール材は、周知または公知のものを使用することができる。
本発明の一実施例であるクラック補修用補修材注入器を説明するための分解斜視図である。(実施例1) 本発明の一実施例であるクラック補修用補修材注入器を説明するための分解断面図である。 (イ)および(ロ)は本発明の一実施例であるクラック補修用補修材注入器の注入シリンダーとピストンを組み立たて斜視図である。 (イ)は本発明の一実施例であるクラック補修用補修材注入器の注入シリンダーとピストンを組み立たて状態の半断面図であり、(ロ)は加圧手段を付けた状態を説明する正面図である。 (イ)および(ロ)は図4(イ)の右側側面図で、(ハ)は図4(イ)の左側側面図である。 本発明の一実施例で、注入シリンダーから補修材をクラックに注入する際の使用状態を説明する断面図である。 本発明のクラック補修用補修材注入器により補修材を注入シリンダーに注入する状態を説明するための図である。 (イ)は本発明の第2実施例で、係止キャップが判る斜視図で、(ロ)は前記係止キャップの正面図である。(実施例2) 本発明の第3実施例で、加圧ゴム輪をピストンと上部に設けた例を説明するための図である。(実施例3) 本発明の第3実施例を使用した例で、補修材を注入する状態を説明するための図である。
符号の説明
11・・・補修材注入器
12・・・注入シリンダー
121・・・注入部
1211・・・取付ネジ
122、122′・・・加圧ゴム取付フック
123・・・凹部
124、124′・・・加圧ゴム
13・・・ピストン
131・・・補強フィン
132・・・ガイドフィン
133・・・係止ラック
134・・・ストッパー
135・・・ピストン端部
136、136′・・・加圧ゴム係止部
14・・・注入座金
141・・・接着部
1411・・・開口部
1412・・・凹部
142・・・取付部
143・・・逆止弁
144・・・球
145・・・注入口(球抑え)
146・・・凹凸
15・・・係止キャップ
151・・・孔
152・・・切込溝
153・・・係合凸部
154・・・蓋部
155、155′、156、156′・・・突起
61・・・壁面
62・・・クラック
63・・・補修材
81・・・ほぼ楕円形の孔
91、91′・・・加圧ゴム取付フック

Claims (8)

  1. クラック上に接着された注入座金に注入シリンダーを接続して、前記クラックに補修材を注入するクラック補修用補修材注入器において、
    先端部に補修材を前記クラックに入れる注入部および中間部に補修材を入れるシリンダーを備えた注入シリンダーと、
    前記注入シリンダーの先端部で補修材を注出するストッパーおよび補強フィンと係止ラックからなるガイドフィンを備えたピストンと、
    前記ピストンの回動を許しまたは禁止するとともに、前記ピストンを反対方向に回動する際に、乗り越えるための傾斜面を有する突起、前記ピストンを移動させる孔、前記補強フィンが通過し前記ガイドフィンが通過できない大きさの切込溝、から構成されている前記注入しシリンダーの後端部に備えた係止キャップと、
    前記注入シリンダーのほぼ先端部に一端が取り付けられたゴム輪からなり、他端を前記ピストンの後端部において着脱自在に取り付けられる加圧手段と、
    前記クラック上に接着する接着面と、前記接着面の反対側に設けられた前記注入シリンダーの注入部を取り付ける取付部とを備えた注入座金と、
    から少なくとも構成されていることを特徴とするクラック補修用補修材注入器。
  2. 前記注入部には、注入座金を取り付ける取付ネジが設けられていることを特徴とする請求項1に記載されたクラック補修用補修材注入器。
  3. 前記係止キャップに設けられた孔は、ほぼ楕円形であり、前記補強フィンの回動を所定角度で停止する大きさからなることを特徴とする請求項1に記載されたクラック補修用補修材注入器。
  4. 前記注入シリンダーの先端部に備えられ、前記ゴム輪の一端を取り付けるフックは、幅が前記ゴム輪の幅とほぼ同じであり、入口がフックの内部方向に向かって閉じる方向に凸部が形成された形状であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載されたクラック補修用補修材注入器。
  5. 前記ピストンの後端部に備えられ、前記ゴム輪の他端を取り付けるフックは、前記ゴム輪が入り易く、かつ、抜け難い形状であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載されたクラック補修用補修材注入器。
  6. 前記注入座金には、補修材の逆流を防止する逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載されたクラック補修用補修材注入器。
  7. 前記注入座金に設けられた逆止弁は、球と多数の突起部を有する球抑えとから構成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載されたクラック補修用補修材注入器。
  8. 前記注入座金は、壁面と接する面に複数の開口部および/または凹部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載されたクラック補修用補修材注入器。
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