JP2014189186A - 船舶推進機用トリム・チルト装置 - Google Patents

船舶推進機用トリム・チルト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 船舶推進機用トリム・チルト装置において、最大チルトアップまでのチルトアップ操作時間を短縮し、かつチルトアップ操作終了時にピストン押し上げ手段を用いずにピストンを最大チルトアップ位置に停留すること。
【解決手段】 船舶推進機用トリム・チルト装置20において、作動油給排装置22が作動油を同時に吐出する複数の吐出手段42A、42Bを備え、作動油給排装置22の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段42A、42Bのうちの一部の吐出手段42Bが吐出する作動油を、シリンダ31のシリンダ室32に供給する場合と、供給しない場合とに切り替える切り替え手段80を有してなるもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は船舶推進機用トリム・チルト装置に関する。
船舶推進機をトリム操作及びチルト操作させる船舶推進機用トリム・チルト装置として、特許文献1に記載のものがある。即ち、特許文献1に記載の船舶推進機用トリム・チルト装置は、大径シリンダと小径シリンダとを直列に連通形成したものである。トリムアップ操作時には、ポンプが吐出する作動油を大径シリンダに供給し、大径トリムピストンを大径シリンダ内で小径シリンダの側へ押し上げる。チルトアップ操作時には、トリムピストンが最大トリムアップ位置に到達後、ポンプが吐出する作動油を大径シリンダに更に供給すると、この作動油はトリムピストンに設けてある貫通路からチルトピストンの下部の小径シリンダ内に充填され、チルトピストンのみを最大チルトアップ位置まで移動させる。
特許2963511
特許文献1に記載の船舶推進機用トリム・チルト装置には以下の問題点がある。
(1)チルトアップ操作時に、唯1個のポンプが吐出する作動油を小径シリンダに供給するものであり、小径シリンダに作動油を満たすのに必要な時間が長時間となり、最大チルトアップまでのチルト操作時間が長くなる。
(2)チルトアップ操作終了時に、トリムピストンを小径シリンダの側へ押し上げる作動油の圧力が付与されない。従って、チルトアップ操作終了後のトリムピストンをトリムアップ方向のストロークエンドに停留させるために、トリムピストンを常時小径シリンダの側へ押し上げるばね力、重力等のトリムピストン押し上げ手段が必要になる。
本発明の課題は、船舶推進機用トリム・チルト装置において、最大チルトアップまでのチルトアップ操作時間を短縮し、かつチルトアップ操作終了時にピストン押し上げ手段を用いずにピストンを最大チルトアップ位置に停留することにある。
請求項1に係る発明は、1個のシリンダ室を備えるシリンダと、シリンダのシリンダ室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、シリンダのシリンダ室に作動油を給排する作動油給排装置とを有し、船舶推進機をトリム操作及びチルト操作させる船舶推進機用トリム・チルト装置において、作動油給排装置が作動油を同時に吐出する複数の吐出手段を備え、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油を、シリンダのシリンダ室に供給する場合と、供給しない場合とに切り替える切り替え手段を有してなるようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記切り替え手段が、ピストンロッドに船舶推進機の重量より大きい負荷が加わったとき、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油をシリンダのシリンダ室に供給せず、残余の吐出手段が吐出する作動油をシリンダのシリンダ室に供給し、ピストンロッドに船舶推進機の重量だけが加わったとき、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段の全部の吐出手段が吐出する作動油をシリンダのシリンダ室に供給するようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において更に、前記切り替え手段が、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する一定圧以上の吐出油をリリーフするリリーフ弁からなるようにしたものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに係る発明において更に、前記作動油給排装置がギヤポンプからなるようにしたものである。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において更に、前記ギヤポンプが1個のドライブギヤに噛合う2個のドリブンギヤを有してなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)切り替え手段は、トリムアップ操作時に、作動油給排装置の複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油をシリンダ室に供給せず、残余の吐出手段が吐出する作動油をシリンダのシリンダ室に供給する。他方、チルトアップ操作時には、作動油給排装置の複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油もシリンダ室に供給し、結果として作動油給排装置の複数の吐出手段の全部の吐出手段が吐出する作動油をシリンダのシリンダ室に供給する。
これにより、チルトアップ操作時には、作動油給排装置の全部の吐出手段が吐出する作動油がシリンダ室に供給され、シリンダ室への作動油の供給流量が増加する結果、最大チルトアップまでのチルトアップ操作時間を短縮できる。
(b)トリム操作もチルト操作も、ピストンロッドの唯1個のピストンがシリンダ室を移動することによりなされる。そして、ポンプが吐出する作動油の圧力を受けて最大チルトアップ位置に達したピストンは、該作動油の圧力によりチルトアップ方向のストロークエンドに停留せしめられる。これにより、チルトアップ終了時にばね力、重力等のピストン押し上げ手段を用いずに、ピストンをチルトアップ状態に停留することができる。
(c)1個のシリンダ室と1個のピストンだけを備える簡素な船舶推進機用トリム・チルト装置により、上述(a)、(b)を実現できる。
(請求項2)
(d)ピストンロッドに船舶推進機の重量と前進推力が加わるトリムアップ操作時には、ピストンロッドに船舶推進機の重量より大きい負荷が加わり、作動油給排装置の複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油をシリンダ室に供給せず、残余の吐出手段が吐出する作動油だけをシリンダのシリンダ室に供給するものになる。他方、ピストンロッドに船舶推進機の重量だけが加わるチルトアップ操作時には、作動油給排装置の複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油もシリンダ室に供給され、結果として作動油給排装置の複数の吐出手段の全部の吐出手段が吐出する作動油がシリンダ室に供給されるものになる。
(請求項3)
(e)前記切り替え手段が、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する一定圧以上の吐出油をリリーフするリリーフ弁からなるものとすることにより、切り替え手段を簡易化できる。
(請求項4)
(f)前記作動油給排装置がギヤポンプからなるものとすることにより、作動油給排装置を小型化できる。
(請求項5)
(g)前記ギヤポンプが1個のドライブギヤに噛合う2個のドリブンギヤを有してなるものとすることにより、単一のギヤポンプにより複数の吐出手段を備えるものとすることができる。
図1は船舶推進機を示す模式図である。 図2は船舶推進機用トリム・チルト装置を示す回路図である。 図3はギヤポンプの正転状態を示す模式図である。 図4はギヤポンプの逆転状態を示す模式図である。 図5は船舶推進機用トリム・チルト装置のトリムアップ動作を示す回路図である。 図6は船舶推進機用トリム・チルト装置のチルトアップ動作を示す回路図である。 図7は船舶推進機用トリム・チルト装置のチルトダウン動作を示す回路図である。 図8は船舶推進機用トリム・チルト装置のトリムダウン動作を示す回路図である。
船舶推進機10(船外機、但し船内外機であっても良い)は、図1に示す如く、船体11の船尾板11Aにクランプブラケット12を固定され、クランプブラケット12にはチルト軸13を介してスイベルブラケット14が略水平軸まわりに傾動可能に枢着されている。スイベルブラケット14には、図示されない略鉛直配置される転舵軸を介して、推進ユニット15が転舵軸まわりに回動可能に枢着されている。推進ユニット15の上部にはエンジンユニット16が搭載され、推進ユニット15の下部にはプロペラ17が備えられている。
即ち、船舶推進機10は、船体11に固定のクランプブラケット12に、チルト軸13、スイベルブラケット14を介して推進ユニット15を傾動自在に支持され、クランプブラケット12とスイベルブラケット14との間にトリム・チルト装置20のシリンダ装置21を介装し、作動油給排装置22からシリンダ装置21に作動油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装置21を伸縮させて推進ユニット15をトリム域ないしはチルト域で傾動可能としている。尚、船舶推進機10は、推進ユニット15をトリム域内の比較的緩傾斜状態に保持することにより、水面ロードの変化に対して最適な航走姿勢を得ることを可能としている。
(シリンダ装置21)
トリム・チルト装置20のシリンダ装置21は、図2に示す如く、クランプブラケット12に連結されたシリンダ31を有し、このシリンダ31にシリンダ室32を形成している。
また、シリンダ装置21は、スイベルブラケット14に連結されたピストンロッド33を有し、ピストンロッド33のピストン34を軸方向に同一断面積をなして延びる真直円筒状のシリンダ室32に摺動可能に挿入している。ピストン34は、シリンダ室32を、ピストンロッド33を収容する第1シリンダ室32Aと、ピストンロッド33を収容しない第2シリンダ室32Bとに区画する。尚、35、36はピストン34に設けたアブソーバ弁と逆止弁であり、37は逆止弁38を備えたフリーピストンである。
(作動油給排装置22)
作動油給排装置22は、可逆式モータ41と可逆式ギヤポンプ42とタンク43と切り替え弁付き流路44とからなり、第1流路51、第2流路52を介して、シリンダ装置21の第1シリンダ室32A、第2シリンダ室32Bに作動油を給排可能にする。
ギヤポンプ42は、図3、図4に示す如く、1個のドライブギヤ61と、該ドライブギヤ61に噛合う2個のドリブンギヤ62、63を有し、ドライブギヤ61とドリブンギヤ62の噛合い部からなる第1吐出手段42Aと、ドライブギヤ61とドリブンギヤ63の噛合い部からなる第2吐出手段42Bを備える。ギヤポンプ42は、ドライブギヤ61とドリブンギヤ62の噛合い部からなる第1吐出手段42Aの両側のポート62A、62Bと、ドライブギヤ61とドリブンギヤ63の噛合い部からなる第2吐出手段42Bの両側のポート63A、63Bを備える。モータ41によるギヤポンプ42の正転時(図3)に、ポート62Aとポート63Aが吐出ポートになり、ポート62Bとポート63Bが吸入ポートになる。モータ41によるギヤポンプ42の逆転時(図4)に、ポート62Bとポート63Bが吐出ポートになり、ポート62Aとポート63Aが吸入ポートになる。従って、ギヤポンプ42は、正転時に2個の吐出手段42A、42Bの各ポート62A、63Aから作動油を同時に吐出し、逆転時に2個の吐出手段42A、42Bの各ポート62B、63Bから作動油を同時に吐出するものになる。
尚、図3、図4において、白抜き矢印は吐出油の流れを示し、黒矢印は吸入油の流れを示す。
ギヤポンプ42のポート62Aはシャトル式切り替え弁70を介して第1流路51に連絡され、ギヤポンプ42のポート62Bはシャトル式切り替え弁70を介して第2流路52に連絡されている。シャトル式切り替え弁70は、シャトルピストン71、シャトルピストン71の両側の第1チェック弁72A及び第2チェック弁72Bを有し、シャトルピストン71の第1チェック弁72A側に第1シャトル室73Aを画成し、シャトルピストン71の第2チェック弁72B側に第2シャトル室73Bを画成している。
トリムアップ、チルトアップ操作時には、ギヤポンプ42の正転によりポート62Aから吐出される作動油は、第1シャトル室73Aに及んで第1チェック弁72Aを開作動し、第1流路51経由でシリンダ装置21の第2シリンダ室32Bに供給され、シリンダ装置21を伸長させる。チルトダウン、トリムダウン操作時には、ギヤポンプ42の逆転によりポート62Bから吐出される作動油は、第2シャトル室73Bに及んで第2チェック弁72Bを開作動し、第2流路52経由でシリンダ装置21の第1シリンダ室32Aに供給され、シリンダ装置21を収縮させる。尚、シャトルピストン71は、ギヤポンプ42の正転による上述の送油圧力によって移動して第2チェック弁72Bを開作動し、シリンダ装置21の第1シリンダ室32Aから排出される作動油を第2流路52経由でポート62Bに吸入可能にする。また、シャトルピストン71は、ギヤポンプ42の逆転による上述の送油圧力によって移動して第2チェック弁72Aを開作動し、シリンダ装置21の第2シリンダ室32Bから排出される作動油を第1流路51経由でポート62Aに吸入可能にする。
シャトル式切り替え弁70のシャトルピストン71には伸側リリーフ弁74が内蔵されている。伸側リリーフ弁74は、チルトアップ操作時に、ピストン34が最大チルトアップ位置に達したとき、ギヤポンプ42がポート62Aから圧送する作動油を設定圧でタンク43にリリーフする。
シャトル式切り替え弁70の第2シャトル室73Bには縮み側リリーフ弁75が接続されている。縮み側リリーフ弁75は、チルトダウン、トリムダウン操作時に余るピストンロッド33の容積分の油量をタンク43に戻し、又はトリムダウンが完了したとき、ギヤポンプ42がポート62Bから圧送する作動油を設定圧でタンク43にリリーフする。
しかるに、船舶推進機10は、ギヤポンプ42の2個の吐出手段42A、42Bのうちの一方の第1吐出手段42Aが吐出する作動油は常時シリンダ装置21のシリンダ室32に供給するものの、他方の第2吐出手段42Bが吐出する作動油を、シリンダ装置21のシリンダ室32に供給する場合(チルトアップ、チルトダウン)と、供給しない場合(トリムアップ、トリムダウン)とに切り替える切り替え手段80を有する。
切り替え手段80は、ギヤポンプ42のポート63Aに接続されるトリムアップリリーフ弁81と、ギヤポンプ42のポート63Bに接続されるトリムダウンリリーフ弁82により構成され、以下の如くに動作する(図5、図6)。尚、図5、図6において、白抜き矢印は吐出油の流れを示し、黒矢印は吸入油の流れを示す。
(A)トリムアップ〜チルトアップ
船舶推進機10がトリムアップ操作により、ピストンロッド33に推進ユニット15の重量と前進推力が作用し、結果としてピストンロッド33に推進ユニット15の重量より大きい負荷が加わったとき、図5に示す如く、トリムアップリリーフ弁81はギヤポンプ42の一部である上述の第2吐出手段42Bが該ギヤポンプ42の正転によってポート63Aから吐出する作動油を一定の設定圧以上でタンク43にリリーフするように開弁し、シリンダ装置21の第2シリンダ室32Bに供給しない。このとき、第1流路51の圧力は推進ユニット15の前進推力分だけ高く、ポート63Aからの吐出油は逆止弁81Aを経由できずにトリムアップリリーフ弁81を押し開き、ポート62Aの吐出油圧P1はポート63Aの吐出油圧P2より大きい(P1>P2)。従って、船舶推進機10にあっては、ギヤポンプ42の残余である第1吐出手段42Aがポート62Aから吐出する作動油(油量Qtrim)だけが、前述のシャトル式切り替え弁70を介して第1流路51からシリンダ装置21の第2シリンダ室32Bに供給され、推進ユニット15を低速でトリムアップ操作するものになる。
船舶推進機10が最大トリムアップ位置に達すると、推進ユニット15が水中から水上に出る。船舶推進機10がこのようにして最大トリムアップ位置に達した後のチルトアップ操作時には、推進ユニット15が水上に出ていて、ピストンロッド33に推進ユニット15の重量だけが加わるものになるから、第1流路51の圧力は低くなり、上述の第2吐出手段42Bのポート63Aからの吐出油は逆止弁81Aを経由できてトリムアップリリーフ弁81を押し開くことがない。ポート62Aの吐出油圧P1はポート63Aの吐出油圧P2より小さい(P1<P2)。従って、船舶推進機10にあっては、図6に示す如く、ギヤポンプ42の全部の吐出手段42A、42Bがそれらのポート62A、63Aから吐出する作動油(油量Qtilt)を、第1流路51からシリンダ装置21の第2シリンダ室32Bに供給し、推進ユニット15を高速でチルトアップ操作するものになる。
即ち、船舶推進機10のトリムアップ操作時にシリンダ装置21の第2シリンダ室32Bに供給される作動油量Qtrimに比して、チルトアップ操作時にシリンダ装置21の第2シリンダ室32Bに供給される作動油量Qtiltは、Qtrim<Qtiltになる。このとき、シリンダ装置21の第2シリンダ室32Bの断面積は、トリムアップ作動域(面積Strim)〜チルトアップ作動域(面積Stilt)で一定であり、結果として船舶推進機10に付与されるトリムアップ速度Vtrimに比して、チルトアップ速度Vtiltは、Vtrim<Vtiltになる。
(B)チルトダウン〜トリムダウン
船舶推進機10の最大チルトアップ位置からのチルトダウン操作時に、推進ユニット15は水上に出ていて、この推進ユニット15の重量がピストンロッド33をチルトダウン方向に押し込み、第2流路52の圧力を負圧化する。従って、図7に示す如く、ギヤポンプ42の一部である前述の第2吐出手段42Bが該ギヤポンプ42の逆転によってポート63Bから吐出する作動油は逆止弁81Bを経由して第2流路52に流出し、トリムダウンリリーフ弁82を押し開くことがなく、ポート62Bの吐出油圧P1はポート63Bの吐出油圧P2より小さい(P1<P2)。従って、船舶推進機10にあっては、ギヤポンプ42の全部の吐出手段42A、42Bがそれらのポート62B、63Bから吐出する作動油(油量Qtilt)を、第2流路52からシリンダ装置21の第1シリンダ室32Aに供給し、推進ユニット15を高速でチルトダウンするものになる。
船舶推進機10が最大トリムアップ位置に達した後のトリムダウン操作時には、推進ユニット15が水中に入り、ピストンロッド33に後進推力によって生じた反トリムダウン方向の抵抗力が作用し、第2流路52の圧力が高くなる。これにより、図8に示す如く、上述の第2吐出手段42Bのポート63Bからの吐出油は逆止弁81Bを経由できずにトリムダウンリリーフ弁82を押し開き、ポート62Bの吐出油圧P1はポート63Bの吐出油圧P2より大きい(P1>P2)。即ち、トリムダウンリリーフ弁82はギヤポンプ42の一部である上述の第2吐出手段42Bが該ギヤポンプ42の逆転によってポート63Bから吐出する作動油を一定の設定圧以上でタンク43にリリーフするように開弁し、シリンダ装置21の第1シリンダ室32Aに供給しない。従って、船舶推進機10にあっては、ギヤポンプ42の残余である第1吐出手段42Aがポート62Bから吐出する作動油(油量Qtrim)だけが、前述のシャトル式切り替え弁70を介して第2流路52からシリンダ装置21の第1シリンダ室32Aに供給され、推進ユニット15を低速でトリムダウン操作するものになる。
即ち、船舶推進機10のトリムダウン操作時にシリンダ装置21の第1シリンダ室32Aに供給される作動油量Qtrimに比して、チルトダウン操作時にシリンダ装置21の第1シリンダ室32Aに供給される作動油量Qtiltは、Qtrim<Qtiltになる。このとき、シリンダ装置21の第1シリンダ室32Aの断面積は、チルトダウン作動域(面積Stilt)〜トリムダウン作動域(面積Strim)で一定であり、結果として船舶推進機10に付与されるトリムダウン速度Vtrimに比して、チルトダウン速度Vtiltは、Vtrim<Vtiltになる。
尚、ギヤポンプ42の各ポート62A、62B、63A、63Bは、各逆止弁91〜94を介してタンク43に連通している。即ち、船舶推進機10のトリムアップ〜チルトアップ操作時に、シリンダ装置21のシリンダ室32の内容積がピストンロッド33の退出容積だけ増加して作動油の循環油量が不足することから、逆止弁92、94が開作動し、タンク43の作動油がギヤポンプ42に吸入されて循環油量の不足分を補償可能としている。また、船舶推進機10のトリムダウン操作が完了し、第2シリンダ室32Bからギヤポンプ42への戻り油がなくなったとき、尚ギヤポンプ42が作動すると、逆止弁91、93が開作動し、タンク43からギヤポンプ42に作動油を供給可能としている。
また、シリンダ装置21の第1シリンダ室32Aには、設定圧で開いてタンク43の作動油を該第1シリンダ室32Aに供給可能にするリリーフ弁95が接続されている。シリンダ装置21の第2シリンダ室32Bには、設定圧で開いてタンク43の作動油を該第2シリンダ室32Bに供給可能にするリリーフ弁96が接続されている。シリンダ装置21の第2シリンダ室32Bには、設定圧で開いて該第2シリンダ室32Bの作動油をタンク43にリリーフすることを可能にするリリーフ弁97が接続されている。98は手動切り替え弁であり、第1流路51と第2流路52を導通することにより、シリンダ装置21を手動で伸縮せしめ、推進ユニット15をトリム域とチルト域とで傾動自在とするものである。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)切り替え手段80は、トリムアップ操作時に、作動油給排装置22の複数の吐出手段42A、42Bのうちの一部の吐出手段42Bが吐出する作動油をシリンダ室32に供給せず、残余の吐出手段42Aが吐出する作動油をシリンダ装置21のシリンダ室32に供給する。他方、チルトアップ操作時には、作動油給排装置22の複数の吐出手段42A、42Bのうちの一部の吐出手段42Bが吐出する作動油もシリンダ室32に供給し、結果として作動油給排装置22の複数の吐出手段42A、42Bの全部の吐出手段42A、42Bが吐出する作動油をシリンダ装置21のシリンダ室32に供給する。
これにより、チルトアップ操作時には、作動油給排装置22の全部の吐出手段42A、42Bが吐出する作動油がシリンダ室32に供給され、シリンダ室32への作動油の供給流量が増加する結果、最大チルトアップまでのチルトアップ操作時間を短縮できる。
(b)トリム操作もチルト操作も、ピストンロッド33の唯1個のピストン34がシリンダ室32を移動することによりなされる。そして、ポンプ42が吐出する作動油の圧力を受けて最大チルトアップ位置に達したピストン34は、該作動油の圧力によりチルトアップ方向のストロークエンドに停留せしめられる。これにより、チルトアップ終了時にばね力、重力等のピストン押し上げ手段を用いずに、ピストン34をチルトアップ状態に停留することができる。
(c)1個のシリンダ室32と1個のピストン34だけを備える簡素な船舶推進機用トリム・チルト装置20により、上述(a)、(b)を実現できる。
(d)ピストンロッド33に船舶推進機10の重量と前進推力が加わるトリムアップ操作時には、ピストンロッド33に船舶推進機10の重量より大きい負荷が加わり、作動油給排装置22の複数の吐出手段42A、42Bのうちの一部の吐出手段42Bが吐出する作動油をシリンダ室32に供給せず、残余の吐出手段42Aが吐出する作動油だけをシリンダ装置21のシリンダ室32に供給するものになる。他方、ピストンロッド33に船舶推進機10の重量だけが加わるチルトアップ操作時には、作動油給排装置22の複数の吐出手段42A、42Bのうちの一部の吐出手段42Bが吐出する作動油もシリンダ室32に供給され、結果として作動油給排装置22の複数の吐出手段42A、42Bの全部の吐出手段42A、42Bが吐出する作動油がシリンダ室32に供給されるものになる。
(e)前記切り替え手段80が、作動油給排装置22の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段42A、42Bのうちの一部の吐出手段42Bが吐出する一定圧以上の吐出油をリリーフするリリーフ弁81からなるものとすることにより、切り替え手段80を簡易化できる。
(f)前記作動油給排装置22がギヤポンプ42からなるものとすることにより、作動油給排装置22を小型化できる。
(g)前記ギヤポンプ42が1個のドライブギヤ61に噛合う2個のドリブンギヤ62、63を有してなるものとすることにより、単一のギヤポンプ42により複数の吐出手段42A、42Bを備えるものとすることができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の作動油給排装置を構成する複数の吐出手段は、単一のギヤポンプ42内に設けた複数の吐出手段42A、42Bからなるものに限らず、複数の互いに独立したポンプのそれぞれからなるものでも良い。また、ポンプはギヤポンプ42に限らず、ベーンポンプ等でも良い。
また、本発明の切り替え手段は、リリーフ弁に限らず、ソレノイドバルブ、オリフィス等でも良い。
本発明は、1個のシリンダ室を備えるシリンダと、シリンダのシリンダ室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、シリンダのシリンダ室に作動油を給排する作動油給排装置とを有し、船舶推進機をトリム操作及びチルト操作させる船舶推進機用トリム・チルト装置において、作動油給排装置が作動油を同時に吐出する複数の吐出手段を備え、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油を、シリンダのシリンダ室に供給する場合と、供給しない場合とに切り替える切り替え手段を有してなるものにした。これにより、船舶推進機用トリム・チルト装置において、最大チルトアップまでのチルトアップ操作時間を短縮し、かつチルトアップ操作終了時にピストン押し上げ手段を用いずにピストンを最大チルトアップ位置に停留することができる。
10 船舶推進機
20 トリム・チルト装置
21 シリンダ装置
22 作動油給排装置
31 シリンダ
32、32A、32B シリンダ室
33 ピストンロッド
42 ギヤポンプ
42A 第1吐出手段
42B 第2吐出手段
61 ドライブギヤ
62、63 ドリブンギヤ
80 切り替え手段
81、82 リリーフ弁

Claims (5)

  1. 1個のシリンダ室を備えるシリンダと、シリンダのシリンダ室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、シリンダのシリンダ室に作動油を給排する作動油給排装置とを有し、船舶推進機をトリム操作及びチルト操作させる船舶推進機用トリム・チルト装置において、
    作動油給排装置が作動油を同時に吐出する複数の吐出手段を備え、
    作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油を、シリンダのシリンダ室に供給する場合と、供給しない場合とに切り替える切り替え手段を有してなることを特徴とする船舶推進機用トリム・チルト装置。
  2. 前記切り替え手段が、
    ピストンロッドに船舶推進機の重量より大きい負荷が加わったとき、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する作動油をシリンダのシリンダ室に供給せず、残余の吐出手段が吐出する作動油をシリンダのシリンダ室に供給し、
    ピストンロッドに船舶推進機の重量だけが加わったとき、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段の全部の吐出手段が吐出する作動油をシリンダのシリンダ室に供給する請求項1に記載の船舶推進機用トリム・チルト装置。
  3. 前記切り替え手段が、作動油給排装置の作動油を同時に吐出する複数の吐出手段のうちの一部の吐出手段が吐出する一定圧以上の吐出油をリリーフするリリーフ弁からなる請求項1又は2に記載の船舶推進機用トリム・チルト装置。
  4. 前記作動油給排装置がギヤポンプからなる請求項1〜3のいずれかに記載の船舶推進機用トリム・チルト装置。
  5. 前記ギヤポンプが1個のドライブギヤに噛合う2個のドリブンギヤを有してなる請求項4に記載の船舶推進機用トリム・チルト装置。
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