JP2014187401A - フレキシブル基板および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波特性のばらつきを抑制可能なフレキシブル基板を提供することである。
【解決手段】フレキシブル基板1において、第二シート部107aは、第一シート部105aに対しその法線方向に異なる位置に設けられる。また、複数の折曲シート部109a,111a,111bは、それぞれがシート部105a,107aの端部同士を接続すると共に両シート部105a,107aと非平行であって、かつ、上記法線方向の直交方向への位置が相異なるように設けられる。複数の信号線113a〜113cは、それぞれが両シート部105a,107aを通るが、複数の折曲シート部109a,111a,111bにおいて相異なるものを通る。また、グランド導体117a〜117gは、第一シート部105a、各複数の折曲シート部109a,111a,111bおよび第二シート部107aに、複数の信号線113a〜113cと並行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定位置で折り曲げられているフレキシブル基板、および、これを備えた電子機器に関する。
従来、この種のフレキシブル基板としては、例えば、下記特許文献1に記載のものがある。図11に示すように、特許文献1に記載のフレキシブル基板50は、可撓性を有する基体501と、複数の外部端子503と、を備えている。
基体501は、複数の誘電体シートからなる。各誘電体シートは、ポリイミドや液晶ポリマーのように可撓性を有する熱可塑性樹脂からなる。また、各誘電体シートは、自身の主面に対する法線に平行な方向(以下、法線方向という)zから平面視したときに、その直交方向xに延在する長方形状を有する。このような複数の誘電体シートを法線方向zに積層することで、基体501は構成される。また、この積層の過程で、基体501の内部には、信号線路やグランド導体が設けられる。
複数の外部端子503は、基体501において直交方向xの一方端および他方端に設けられた長方形上の導体であり、例えば、信号端子やグランド端子として用いられる。この導体としては、銀や銅を主成分とする比抵抗の小さな金属材料、好ましくは金属箔により作製されている。
上記フレキシブル基板50は、複数の外部端子503を用いて、電子機器の筐体内において二個の高周波回路を電気的に接続するために用いられる。近年の電子機器の筐体内には、各種部品や各種モジュールが高密度に集積されている。このような筐体内に配置するために、フレキシブル基板50は、自身が配置されるべき空間形状に合わせて折り曲げられる。図11の例では、フレキシブル基板50は、四か所A〜Dで折り曲げられ、これによって、第一シート部505aと、第二シート部507a,507bと、折曲シート部509a,509bと、が形成される。
第一シート部505aは、フレキシブル基板50の中央部分であって、第二シート部507a,507bと比較して、法線方向zに異なる位置に形成される。第一シート部505aの直交方向xの一方端(換言すると、折曲箇所B)には、折曲シート部509aの一方端が接続される。また、他方端(換言すると、折曲箇所C)には、折曲シート部509bの一方端が接続される。
また、第二シート部507aは、フレキシブル基板50の直交方向xの負方向側に形成され、典型的には筐体内に固定される。第二シート部507aの直交方向xの一方端には上記外部端子503の少なくとも一個が設けられ、その他方端(換言すると、折曲箇所A)には、折曲シート部509aの他方端が接続される。
また、第三シート部507bは、フレキシブル基板50の直交方向xの正方向側に形成され、典型的には筐体内に固定される。第三シート部507bの直交方向xの一方端には、上記外部端子503の少なくとも一個が設けられ、その他方端(換言すると、折曲箇所D)には、折曲シート部509bの他方端が接続される。
折曲シート部509aは、第一シート部505aおよび第二シート部507aのそれぞれに対して直交するように、これらの間に接続される。折曲シート部509bは、第一シート部505aおよび第三シート部507bのそれぞれに対して直交するように、これらの間に接続される。
国際公開第2012/073591号パンフレット
しかし、フレキシブル基板50の折り曲げ方によっては、複数の電子機器に収容される個々のフレキシブル基板50の間で高周波特性(特に、アイソレーション)にばらつきが生じる可能性があるという問題点があった。例えば、折曲シート部509a,509bは可撓性を有し、法線方向zに延在しており、さらにそれぞれの上には第一シート部505aが接続されている。よって、第一シート部505aのサイズが大きくなったりすると、折曲シート部509a,509bの形状は不安定になる。その結果、例えば、折曲シート部509a内の信号線路が、他のシート部の信号線路や外部の高周波回路と近接し、これらの間でクロストークが発生する場合がある。他にも、第一シート部505aの自重等による撓みによっても、クロストークが発生する可能性がある。
それゆえに、本発明の目的は、高周波特性のばらつきを抑制可能なフレキシブル基板、およびこれを備えた電子機器を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一局面は、可撓性を有するフレキシブル基板であって、第一主面を有する第一シート部と、前記第一主面を基準として該第一主面の法線方向に異なる位置に形成された第二シート部であって、第二主面を有する第二シート部と、それぞれが前記第一および前記第二シート部の端部同士を接続すると共に前記第一および前記第二主面と非平行な主面を有する複数の折曲シート部であって、前記法線方向の直交方向への位置が互いに異なる複数の折曲シート部と、それぞれが前記第一シート部および前記第二シート部を通るように設けられた複数の信号線であって、前記複数の折曲シート部において異なるものを通るように設けられた複数の信号線と、前記第一シート部、各前記折曲シート部および前記第二シート部に設けられたグランド導体であって、前記複数の信号線と並行するグランド導体と、を備える。
また、本発明の他の局面は、上記フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板を介して接続された少なくとも二個の高周波回路と、を備えた電子機器である。
上記局面によれば、高周波特性のばらつきを抑制可能なフレキシブル基板、およびこれを備えた電子機器を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態のフレキシブル基板を示す斜視図である。 図1に示すフレキシブル基板(折曲前および折曲後)の上面図である。 図2の点線楕円内の分解拡大図である。 図1に示すフレキシブル基板を応用した電子機器の内部構成を示す側面図である。 図4Aに示す電子機器の内部構成を示す上面図である。 第一変形例に係るフレキシブル基板を示す斜視図である。 図5のフレキシブル基板(折曲前および折曲後)の上面図である。 第二変形例に係るフレキシブル基板を示す斜視図である。 図7のフレキシブル基板(折曲前および折曲後)の上面図である。 第三変形例に係るフレキシブル基板を示す斜視図である。 図9のフレキシブル基板(折曲前および折曲後)の上面図である。 従来のフレキシブル基板を示す斜視図である。
(実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るフレキシブル基板1の構成を示す斜視図である。また、図2は、図1に示すフレキシブル基板1の上面図であり、特に、上段には折り曲げ前のフレキシブル基板1が、下段には折り曲げ後のフレキシブル基板1が示されている。また、図3は、図2のフレキシブル基板1の円α内の構成を拡大した分解図である。
まず、図1〜図3において、x軸は、フレキシブル基板1の左右方向(長尺方向)を示す。また、y軸は、フレキシブル基板1の前後方向を示す。z軸は、フレキシブル基板1の上下方向を示す。また、z軸はさらに、折り曲げ前のフレキシブル基板1における可撓性シートの積層方向を示す。
(フレキシブル基板の構成)
フレキシブル基板1は、例えば携帯電話やスマートフォンのような電子機器内において、少なくとも二個の高周波回路または高周波部品を接続するために用いられる。ここで、近年の電子機器には、各種部品や各種モジュールが高密度に配置されている。このような電子機器に配置すべく、フレキシブル基板1は、自身が配置される空間形状に合わせて折り曲げられるように構成されており、大略的には、図1に示すように、シート状の基体101と、コネクタ103a,103bと、を備えている。
基体101は、図2上段に示すように折り曲げ前の状態では、z軸方向から平面視した時、x軸方向に延在する長方形形状を有しており、誘電体材料からなる。また、基体101は、折り曲げ可能にすべく、例えばポリイミドや液晶ポリマーのように、可撓性を有する熱可塑性樹脂により構成される。
ここで、基体101には、折り曲げ位置に関連して、二個一対のスリットSL1,SL2と、別の二個一対のスリットSL3,SL4と、が形成されている。スリットSL1は、x軸方向に平行な線状に形成され、x軸方向に所定長lを、y軸方向に所定幅w(w≪l)を有しており、z軸方向に基体101を貫通する。所定長lは、本フレキシブル基板1が配置される空間形状に基づき適切に定められる。
ここで、基体101のx軸方向中心を通過しyz平面に平行な面を、縦中心面A−A'という。また、基体101のy軸方向中心を通過しzx平面に平行な面を、横中心面B−B'という。スリットSL2は、横中心面B−B'を基準として、スリットSL1と面対称な形状を有する。また、スリットSL3,SL4は、縦中心面A−A'を基準として、スリットSL1,SL2と面対称な形状を有する。
上記スリットSL1,SL2の周囲には、折り曲げ線C,D1,D2,E,F1,F2が規定される。折り曲げ線Cは、スリットSL1,SL2のx軸の負方向側の端部同士を結ぶ仮想線である。折り曲げ線F1は、スリットSL1のx軸の正方向側の端部と、基体101においてx軸に平行な二辺のうちy軸の負方向側の辺とを最短距離で結ぶ仮想線である。折り曲げ線F2は、横中心面B−B'を基準として折り曲げ線F1と面対称な位置にある仮想線である。折り曲げ線Eは、折り曲げ線Cをx軸の正方向に所定距離Δaだけ平行移動した仮想線である。また、折り曲げ線D1,D2は、折り曲げ線F1,F2をx軸の負方向に所定距離Δaだけ平行移動させた仮想線である。
また、上記スリットSL3,SL4の周囲には、折り曲げ線G,H1,H2,I,J1,J2が規定される。折り曲げ線Gは、縦中心面A−A'を基準として折り曲げ線Cと面対称な位置にある仮想線である。折り曲げ線J1,J2は、縦中心面A−A'を基準として折り曲げ線F1,F2と面対称な位置にある仮想線である。折り曲げ線Iは、縦中心面A−A'を基準として折り曲げ線Eと面対称な位置にある仮想線である。折り曲げ線H1,H2は、縦中心面A−A'を基準として折り曲げ線D1,D2と面対称な位置にある仮想線である。
基体101は、折り曲げ線C,D1,D2,E,F1,F2に沿って折り曲げられる。具体的には、基体101は、折り曲げ線F1,F2に沿って略90°、山折りになるように折り曲げられる。同様に、折り曲げ線Eに沿って略90°山折りにされる。ここで、山折りとは、z軸の正方向から負方向に見下ろした時に、角部がz軸の正方向に突出するように見える折り方である。また、基体101は、折り曲げ線D1,D2に沿って略90°、谷折りになるように折り曲げられる。同様に、折り曲げ線Cに沿って略90°谷折りにされる。ここで、谷折りとは、山折りとは逆に、角部がz軸の負方向に突出するような折り方である。
また、基体101は、縦中心面A−A'を基準として互いに対称になるように、折り曲げ線G,H1,H2,I,J1,J2に沿って折り曲げられる。
図1および図2下段には、上記のように折り曲げられた基体101が示されている。このような折り曲げにより、基体101には、第一シート部105aと、第二シート部107a,107bと、第一折曲シート部109a,109bと、第二折曲シート部111a〜111dと、が形成される。
第一シート部105aは、基体101においてx軸に平行な二辺と、折り曲げ線E,F1,F2,I,J1およびJ2と、スリットSL1〜SL4とで囲まれた領域であり、xy平面に平行な第一主面を有している。
第二シート部107aは、基体101においてx軸に平行な二辺と、基体101においてy軸に平行な二辺のうちx軸の負方向側の一辺と、折り曲げ線C,D1およびD2と、スリットSL1,SL2で囲まれた領域である。この第二シート部107aは、上記第一主面を基準として、z軸方向(つまり、第一主面の法線方向)に上記Δaだけ異なる位置に、xy平面に平行な第二主面を有している。
また、第二シート部107bは、縦中心面A−A'を基準として、第二シート部107aと実質的に面対称な形状を有するため、その詳説を省略する。
第一折曲シート部109aは、スリットSL1,SL2と、折り曲げ線C,Eで囲まれた領域であり、上記第一主面および上記第二主面と非平行な第三主面を有する。本実施形態では、この第三主面は、第一主面および第二主面と直交し、かつyz平面に平行な面である。
また、第一折曲シート部109bは、縦中心面A−A'を基準として、第一折曲シート部109aと実質的に面対称な形状を有するため、その詳説を省略する。
第二折曲シート部111aは、基体101においてx軸に平行な二辺のうちy軸の負方向側の辺と、折り曲げ線D1およびF1と、スリットSL1で囲まれた領域である。この第二折曲シート部111aは、上記第三主面を基準として、x軸方向(つまり、第三主面の法線方向)に(l−Δa)だけ離れた位置に、第三主面と平行な第四主面を有している。
また、第二折曲シート部111bは、横中心面B−B'を基準として、第二折曲シート部111aと実質的に面対称な形状を有するため、その詳説を省略する。また、第二折曲シート部111c,111dは、縦中心面A−A'を基準として、第二折曲シート部111a,111bと実質的に面対称な形状を有するため、その詳説を省略する。
また、上記構成により、第一折曲シート部109aは、x軸方向(つまり、第三主面または第四主面の法線方向)からの平面視で、第二折曲シート部111a,111bに挟み込まれるように設けられる。同様に、第一折曲シート部109bは、x軸方向からの平面視で、第二折曲シート部111c,111dに挟み込まれるように設けられる。これにより、第三主面は、第四主面よりもx軸の負方向側に突出するように設けられている。
また、基体101には、少なくとも一本の伝送線路113が設けられる。この伝送線路113は、コネクタ103a,103bの間で高周波信号を伝送可能に構成されており、x軸方向に延在する。本実施形態では、図3に例示するように、伝送線路113として、三本のトリプレート構造のストリップライン113a〜113cが設けられている。この場合、基体101は、少なくとも四枚の可撓性シート115a〜115dをz軸の正方向に向けて積層した多層基板である。
各可撓性シート115a〜115dは、上記のような熱可塑性樹脂からなる層状の部材であり、それぞれには、上述のスリットSL1〜SL4が形成されている。また、各可撓性シート115a〜115dは、上述の通り、折り曲げ線C〜J2で折り曲げられる。なお、都合上、図3では、可撓性シート115dのスリットや折り曲げ線にのみ、参照符号が付されている。
可撓性シート115aにおいてz軸の正方向側の主面(以下、上面という)には、三本のグランド導体117a〜117cがy軸方向に並ぶように形成されている。
ここで、例えば一本のグランド導体117aは、フレキシブル基板1の場合、折り曲げ線D1,F1には形成されていない。それゆえ、一本のグランド導体117aは、第二折曲シート部111aの周辺では、三個の導体に分かれている。本実施形態では、このような複数の導体からなるグランド導体117aを一本と数えることとする。他のグランド導体117b,117c,117e〜117gも同様である。
各グランド導体117a〜117cは、例えば銅や銀を主成分とする比抵抗の小さな金属材料からなる。より好ましくは、各グランド導体117a〜117cは、銅や銀を主成分とする金属箔からなる。ここで、各グランド導体117a〜117cは、基体101を折り曲げやすくするために、折り曲げ線C,D1,D2,E,F1,F2を避けるように形成されることが好ましい。
可撓性シート115bの上面には、三本の信号線119a〜119cがy軸方向に並ぶように形成されている。各信号線119a〜119cの線幅は、グランド導体117a〜117cの導体幅よりも細い。また、各信号線119a〜119cは、z軸方向からの平面視で、対応するグランド導体117a〜117cのx軸に平行な二辺の間に位置するように形成される。各信号線119a〜119cは、グランド導体117a〜117cと同様の材料からなる。各信号線119a〜119cは、例えばアンテナとRF回路とを接続するための線路であり、信号線119aは例えば第1の無線LAN(5GHz)に用いる周波数の信号を伝搬する信号線であり、信号線119bは例えば第2の無線LAN(2.4GHz)に用いる周波数の信号を伝搬する信号線であり、信号線119cは例えばセルラー(700MH〜2.7GHz)に用いる周波数の信号を伝搬する信号線である。
可撓性シート115cは、可撓性シート115aと実質的に同様の構成を有しており、その上面に、三本のグランド導体117e〜117gが形成されている。グランド導体117eは、第一シート部105a、第二シート部107a,107b、および第二折曲シート部111a,111cのそれぞれにおいて、対応する層間接続導体(図示せず)によってグランド導体117aと接続されている。グランド導体117fは、第一シート部105a、第二シート部107a,107bおよび第一折曲シート部109a,109bのそれぞれにおいて、対応する層間接続導体(図示せず)によってグランド導体117bと接続されている。グランド導体117gは、第一シート部105a、第二シート部107a,107b、および第二折曲シート部111b,111dのそれぞれにおいて、対応する層間接続導体(図示せず)によってグランド導体117cと接続されている。
この構成により、信号線119a〜119cのそれぞれは、可撓性シート115b,115cの間に挟み込まれる。また、グランド導体117aは、可撓性シート115b、信号線119aおよび可撓性シート115cを挟んで、グランド導体117eとz軸方向に正対する。同様に、グランド導体117b,117cは、信号線119b,119c等を挟んで、グランド導体117f,117gとz軸方向に正対する。
以上、縦中心面A−A'を基準として、x軸の負方向側の円α内の伝送線路113について説明した。伝送線路113は、縦中心面A−A'を基準として互いに対称な構成を有するため、x軸の正方向側の構成については説明を省略する。
コネクタ103a,103bは、基体101の一方端および他方端、具体的には、x軸の負方向側および正方向側の端部に設けられる。このコネクタ103a,103bには、伝送線路113の一方端および他方端が電気的に接続されている。
(フレキシブル基板の製造方法)
以下に、フレキシブル基板1の製造方法について説明する。以下では、一個のフレキシブル基板1が作製される場合を例にとって説明するが、実際には、大判の可撓性シートが積層及びカットされることにより、同時に大量のフレキシブル基板1が作製される。
まず、表面の全面に銅箔が形成された大判の可撓性シートが複数準備される。次に、大判の可撓性シートのうち所定のものにおいてビア導体を形成すべき位置に、裏面側(つまり、銅箔の非形成面)からレーザービームが照射され、これによって、貫通孔が形成される。
次に、フォトリソグラフィ工程により、ある大判の可撓性シートにグランド導体117a〜117cが形成され、これはフレキシブル基板1の個体において可撓性シート115aとなる。同様に、別の大判の可撓性シートに信号線119a〜119cが形成され、これは個体の可撓性シート115bとなる。また、さらに別の大判の可撓性シートにグランド導体117e〜117gが形成され、これは個体において可撓性シート115cとなる。また、さらに別の大判の可撓性シートには、コネクタ103a,103bを実装するためのランド電極および配線パターンが形成される。これは、個体において可撓性シート115dとなる。
次に、所定の大判の可撓性シートに形成された貫通孔に対して、銅を主成分とする導電性ペーストが充填され、ビア導体が形成される。
次に、z軸方向の負方向側から正方向側に向けて可撓性シート115a〜115dと積層されるように、大判の可撓性シートが積み重ねられる。その後、積層された大判の可撓性シートの上下から力を加えることにより、これらは圧着される。その後、圧着された大判の可撓性シートには、スリットSL1〜SL4が形成され、その後、コネクタ103a,103bが実装される。その後、フレキシブル基板1は上述のように折り曲げられ、完成する。
(フレキシブル基板の応用例)
上記構成のフレキシブル基板1は、上記のように、電子機器の筐体内にて、二個の高周波回路を電気的に接続する。ここで、図4Aは、上記フレキシブル基板1を応用した電子機器200の一例をy軸方向から平面視した図である。また、図4Bは、図4Aの電子機器200をz軸の負方向側から平面視した図である。
図4A及び図4Bにおいて、電子機器200は、フレキシブル基板1、回路基板202a,202b、レセプタクル204a,204b、バッテリーパック(金属体)206および筐体210を備えている。
筐体210は、フレキブル基板1、回路基板202a,202b、レセプタクル204a,204b、バッテリーパック206を収容している。
回路基板202aは、第一高周波回路201の少なくとも一部を構成する回路(各種受動部品や能動部品等)を含んでいる。この第一高周波回路201には例えば、アンテナが設けられている。
回路基板202bは、第二高周波回路203の少なくとも一部を構成する回路(各種受動部品や能動部品等)を含んでいる。この第二高周波回路203の例として、送信回路または受信回路が設けられている。
バッテリーパック206は、例えば、リチウムイオン二次電池であり、その表面が金属カバーにより覆われた構造を有している。
上記回路基板202a、バッテリーパック206及び回路基板202bは、x軸方向の負方向側から正方向側へとこの順に並んでいる。
レセプタクル204a,204bは、回路基板202a,202bのz軸の負方向側の主面上に設けられている。レセプタクル204a,204bには、フレキシブル基板1のコネクタ103a,103bが接続される。これにより、コネクタ103a,103bには、回路基板202a,202b間を伝送される信号がレセプタクル204a,204bを介して印加される。これにより、フレキシブル基板1は、回路基板202a,202bを接続している。
また、フレキシブル基板1は、バッテリーパック206の表面形状に沿うように、各折り曲げ線(図2を参照)で折り曲げられると共に、第一シート部105aの表面でバッテリーパック206に対して接触するように配置される。また、図4Aおよび図4Bの例では、第一シート部105aにおけるz軸の負方向側の主面と、バッテリーパック206のz軸の正方向側の表面とは、接着剤等により固定される。
(フレキシブル基板の作用・効果)
図11から明らかなように、従来のフレキシブル基板50では、第一シート部505aの一方端および他方端に、薄い平面状の折曲シート部509a,509bが接続されている。換言すると、第一シート部505aの一方端および他方端のそれぞれは、実質的に単一の面により支持されていた。それゆえ、第一シート部505aの自重・サイズや電子機器の揺れ等により、折曲シート部509a,509bの形状が不安定になり、その結果、折曲シート部509a内の信号線路が、他のシート部の信号線路や外部の高周波回路と近接し、これらの間でクロストークが発生するという問題点があった。
しかし、本実施形態では、第一シート部105aの一方端は、第一折曲シート部109a、第二折曲シート部111a,111bにより支持される。ここで、第一折曲シート部109aは、第二折曲シート部111a,111bのそれぞれに対して、第三主面の法線方向(つまり、x軸方向)に異なる位置に設けられている。また、第三主面の法線方向からの平面視で、第一折曲シート部109aは、第二折曲シート部111a,111bによって挟まれている。換言すると、第一シート部105aの一方端は、従来とは異なり、異なる三面によって支持される。第一シート部105aの他方端は、一方端と同様に、第一折曲シート部109b、第二折曲シート部111c,111dからなる三面によって支持される。この構成により、第一シート部105aの自重・サイズや電子機器の揺れ等により、各折曲シート部109a,109bおよび111a〜111dの形状変化を抑制することが可能となる。その結果、各シート部に設けられた信号線が、他のシート部の信号線や外部の高周波回路と近接することを抑制し、これらの間でのクロストークの発生を低減することが可能となる。換言すると、個々のフレキシブル基板1における高周波特性のばらつきを抑制することが可能となる。
ここで、従来の第一シート部505aのx軸方向の長さをlxとする。第一シート部105aのx軸方向の最大長をlxとする。ここで、図1の例では、lxは、第一折曲シート部109a,109bの間のx軸方向距離となる。この場合、第二折曲シート部111a,111cの間のx軸方向距離はlxよりも小さくなる。第二折曲シート部111b,111dの間のx軸方向距離もlxよりも小さくなる。この構成によれば、従来よりも第一シート部105aの撓み量を小さくすることが可能となる。よって、信号線119a〜119cにおいて第一シート部105aに形成された部分が、第一折曲シート部109a,109bおよび第二折曲シート部111a〜111dに形成された部分に近接しにくくなる。これによっても、クロストークの発生を低減することが可能となる。換言すると、個々のフレキシブル基板1における高周波特性のばらつきを抑制することが可能となる。
また、上記実施形態では、基体101において、x軸方向の一方端および他方端の間で、各信号線119a〜119cは途切れなく形成されている。それに対し、各グランド導体117a〜117gに関しては、いずれの折り曲げ線上も形成されていない。ここで、一般的なストリップラインを複数並行させる場合において、グランド導体を途切れさせると、その部分でアイソレーションを確保することが困難となる。しかし、本実施形態のフレキシブル基板1(折り曲げ後)によれば、信号線119bにおいて第一折曲シート部109a,109bに形成される部分は、信号線119aにおいて第二折曲シート部111a,111cに形成される部分、および、信号線119cにおいて第二折曲シート部111b,111dに形成される部分のそれぞれとx軸方向に離隔されている。この構成により、たとえグランド導体117a〜117gが折り曲げ線上に形成されていなくとも、信号線119a〜119cの間でクロストークが発生することを低減することが可能となる。
(付記)
なお、上記実施形態では、各伝送線路113としてトリプレート構造のストリップラインを例示した。しかし、これに限らず、3つの伝送線路113は、第一シート部105aおよび第二シート部107a,107bではマイクロストリップ線路もしくはトリプレート型のストリップ線路であり、第一折曲シート部109a,109bおよび第二折曲シート部111a〜111dではコプレナー構造でも構わない。すなわち、第一折曲シート部109a,109bおよび第二折曲シート部111a〜111dは折り曲げられるので、曲げ性の観点で導体が厚み方向に重ならないコプレナー構造が好適である。
また、上記実施形態では、全ての折り曲げ線上にグランド導体が形成されない例を説明した。しかし、これに限らず、少なくとも一つの折り曲げ線上にグランド導体が形成されなければよい。また、各線路は必ずしもグランド導体を有したものでなくてもよい。そのような線路は、例えば電源線やアンテナ線などが挙げられる。
(第一変形例)
上記実施形態では、フレキシブル基板1(折り曲げ後)において、基体101は、縦中心面A−A'を基準として互いに対称な形状を有していた。しかし、これに限らず、図5および図6に示すフレキシブル基板1aのように、基体101は、一方端側のみで、上記実施形態で説明した特徴的な構造を有していても構わない。すなわち、図5および図6に示すように、第一シート部105aの一方端は、第一折曲シート部109a、第二折曲シート部111a,111bにより支持される。また、第一折曲シート部109aは、第二折曲シート部111a,111bのそれぞれに対して、第三主面の法線方向(つまり、x軸方向)に異なる位置に設けられている。また、第三主面の法線方向からの平面視で、第一折曲シート部109aは、第二折曲シート部111a,111bによって挟まれている。それに対し、第一シート部105aの他方端は、第二シート部107bの一方端と、単一の折曲シート部301で接続されている。
(第二変形例)
また、第一変形例では、フレキシブル基板1a(折り曲げ後)において、第二折曲シート部111a,111bは、第一折曲シート部109aを基準として、第三主面の法線方向に同じ位置に設けられていた。しかし、これに限らず、図7および図8に示すフレキシブル基板1b(折り曲げ後)のように、第二折曲シート部111a,111bは、第一折曲シート部109aを基準として、第三主面の法線方向に異なる位置に設けられても構わない。
このように、第一折曲シート部109aおよび第二折曲シート部111a,111bの全てが第三主面の法線方向に異なる位置に設けられ、それぞれの位置が該法線方向に揃わないようにしている。その結果、各折曲シート部109a,111a,111bおよび301の形状変化をより抑制することが可能となる。その結果、クロストークの発生をより低減することが可能となる。
(第三変形例)
また、上記実施形態では、所謂フラットケーブル状のフレキシブル基板1を説明した。しかし、フラットケーブルに限らず、図9に示すフレキシブル基板1cのように、基体101に設けられた第一シート部105aや第二シート部107aに、ICチップや受動部品等の表面実装部品401a,401bを実装するようなモジュール(あるいはサブモジュール)状のものでも良い。なお、図10上段には、z軸方向から平面視した時の、折り曲げ前のフレキシブル基板1cが示され、図10下段には、同様の平面視をした時の、折り曲げ後のフレキシブル基板1cが示されている。
上記の通り、この構成によれば、第一折曲シート部109aや第二折曲シート部111a,111bが変形し難い構成のため、部品401a,401bを第一シート部105aや第二シート部107aに実装しても、クロストークの発生を抑えることが可能となり、部品401aなどの重みによる基体101の変形も抑制される。
なお、実施形態および各変形例においては、z軸の正方向側から平面視したときに、第一折曲シート部109a,109bが第一シート部105aに対して凸形状を形成するよう突出していた。しかし、これに限らず、第一折曲シート部109a,109bが第一シート部105aに対して凹形状を形成するように窪んでいても構わない。
本発明に係るフレキシブル基板は、高周波特性のばらつきを抑制可能であり、フラットケーブルやモジュール等に好適である。また、本発明に係る電子機器は、携帯電話等に好適である。
1,1a,1b,1c フレキシブル基板
101 基体
105a 第一シート部
107a,107b 第二シート部
109a,109b 第一折曲シート部
111a〜111d 第二折曲シート部
103a,103b コネクタ
201 第一高周波回路
203 第二高周波回路

Claims (5)

  1. 可撓性を有するフレキシブル基板であって、
    第一主面を有する第一シート部と、
    前記第一主面を基準として該第一主面の法線方向に異なる位置に形成された第二シート部であって、第二主面を有する第二シート部と、
    それぞれが前記第一および前記第二シート部の端部同士を接続すると共に前記第一および前記第二主面と非平行な主面を有する複数の折曲シート部であって、前記法線方向の直交方向への位置が互いに異なる複数の折曲シート部と、
    それぞれが前記第一シート部および前記第二シート部を通るように設けられた複数の信号線であって、前記複数の折曲シート部において異なるものを通るように設けられた複数の信号線と、
    前記第一シート部、各前記折曲シート部および前記第二シート部に設けられたグランド導体であって、前記複数の信号線と並行するグランド導体と、を備える、フレキシブル基板。
  2. 前記第一主面と前記第二主面とは互いに平行である、請求項1に記載のフレキシブル基板。
  3. 前記グランド導体は、前記第一シート部と各前記折曲シート部との接続部分、および、各前記折曲シート部と前記第二シート部との接続部分を避けて形成される、請求項1または2に記載のフレキシブル基板。
  4. 可撓性を有する1つの基体を折り曲げることにより、前記第一シート部と、各前記折曲シート部と、前記第二シート部と、が形成される、請求項1〜3のいずれかに記載のフレキシブル基板。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板を介して接続された少なくとも二個の高周波回路と、を備えた電子機器。
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